獅堂光






プロフィール

【年齢】14歳
【誕生日】8月8日
【身長】145cm
【血液型】O型
【好物】アイスクリーム
【声優】 椎名へきる

「私たちは絶対に負けない!!」

CLAMP原作の漫画、及びアニメ『魔法騎士(マジックナイト)レイアース』の登場人物。「しどう ひかる」。
東京タワーでの社会見学中、龍咲海、鳳凰寺風の2人と邂逅し、その瞬間異世界の姫エメロードによって「セフィーロ」へ召喚される。

セフィーロは「信じる心」が力になる、意思を形にすることのできる世界であり、
エメロード姫はそのセフィーロの「柱」として平和と秩序を祈り続けることで世界の均衡を保っていた。
しかしある日神官ザガートがエメロードをさらい、セフィーロは秩序を失い、魔物が跋扈する危険な世界へなりつつあった。

伝説の戦士「魔法騎士(マジックナイト)」に選ばれた3人は、囚われたエメロード姫を救い出して東京に戻るために旅立ち、
3体の魔神(マシン)に力を認められ、その力を「まとい」、戦うこととなる。
光が選ばれた魔神は、タイトルの名を冠した炎の魔神「レイアース」。単行本巻末資料によると「炎」「情熱」「未来」を象徴する。
TVアニメ第1話

+ しかし…(ネタバレ注意)
魔法騎士の真の使命とは、祈りによって世界を維持する「柱」が世界を支える勤めを果たせなくなった時、
世界の崩壊を防ぐために、その「柱」を抹殺することであった。
神官ザガートに恋慕を抱き、セフィーロよりもザガート一人を想うようになったエメロード姫は、
自身の許されぬ思いがセフィーロを崩壊させてしまうことを恐れていた。
「柱」は自死することも許されず、かといってセフィーロの人間では「柱」を傷付けることもできない。
それ故、姫が自らを殺させるために召喚したのが光たち異世界の人間だったのである。*1
「姫をさらった悪い神官ザガートを倒し、エメロード姫を救い出す」ことが使命だと思っていた光達は、
この残酷な真実に打ちのめされながらも、セフィーロを守るため、そしてエメロード姫を残酷な柱の宿命から解き放つために、
ザガートを討った魔法騎士への憎しみから復讐鬼となってしまったエメロード姫をやむなくその手にかけるのだった…。

たった一人の人間に世界全てを背負わせ、それが無理となれば抹殺する(しかも殺させるのは無関係の人間)という、
無慈悲な「柱」制度にはセフィーロの主要人物も強い疑問を抱いた物の、国内の者では為す術がないままだったが、
第二部では次期「柱」選定の試練、さらに「柱」の力を欲する他国の介入によって勃発した新たな騒乱の末、
試練に打ち勝った光の強い願いにより「柱」制度は完全に消滅することになる。
それで問題がないならエメロード姫が最初からそう願えば良かっただけでは?セフィーロの人間には想像もつかない願いだったと言う事だろうか?

家族は両親と3人の兄がいるが、父は当時幼稚園児の光に剣道で負けたショックで修行の旅に出ており、
長い間家には帰っていないらしく、代わりに兄3人には大切にされている。
明るく元気いっぱいで誰とでも仲良くなれる性格だが、言い出したら聞かない頑固な面も持つ。
3人の兄の影響かやや男の子みたいなしゃべり方をするが、一人称は「私」であり、ボクっ娘というわけではない。ましてやオレでもない。
本人は変わっているという自覚はなく、海と風に指摘されると「へんか?」と不思議そうにしていた。
身長が低く、童顔であり、よく実年齢よりも幼く見られるのが若干コンプレックスである。
年齢を明かすまで、海や風からも小学生と勘違いされていたほど。
また、女子校に通っており、学年を問わず人気があり、魔法騎士三人組の中では一番運動神経がいい。
幼少の頃から愛犬の閃光(ひかり)と共に育ったためか、動物と意思疎通をはかることができる。
3頭身の描写になると時々猫の耳とシッポが出る。テーマカラーは赤。

使用する魔法も「炎の矢」「紅い稲妻」など、テーマカラーの赤にあわせた攻撃的なものである。
また、セガサターンのゲーム版独自の魔法として、魔法騎士の試練で対峙した愛犬・閃光(ひかり)の幻影を、
召喚獣のように喚び出して攻撃させる強力な魔法「閃光」も存在する。

装備している剣はエスクードという鉱物を使用した魔法騎士専用の成長する剣である。
未使用時は鞘ではなく篭手の宝玉の中にしまっておくことが出来るほか、対応した魔法騎士以外が持とうとすると、海のレイピアは水になってしまい、
風の大剣は持ち上げることも出来ぬほど重くなり、光の剣に至っては炎に変わって相手を焼き焦がしてしまうという便利な安全装置つき。
また、エスクードを手に入れる迄の短期間ではあるが、創師(平たく言うと素材持込み式の鍛冶屋)プレセアから借りた武器を使用していたこともある。
エスクードはポルトガル語で「盾」なのに…。まぁ車の名前(スズキ・エスクード)を深く考えずに流用しただけなので
防具はショタジジイ導師クレフがエスクード製の武器の仕様に合わせて用意してくれたもの。
思い込み信じる心が力になる世界だけに、彼女たちの心の成長に合わせて剣と甲冑が段々と強化されていき、
最終的にはマントつきの豪華な全身鎧にまでパワーアップした。
+ 甲冑最終形態

流石に四六時中ごてごてした格好は作画が面倒肩が凝るのか、
第二部では戦闘時以外は成長前のブレストプレートの状態に戻るようになっている。
こちらもクレフが用意したものである。
当時発売のドールでも甲冑の換装を再現している。

アニメ版では第二部に独自の設定として、第一部の最終決戦のトラウマが生み出した光の負の半身と言える、
「ノヴァ」というライバルキャラクターがいる(マーベルヒーローではない)。
その出自から光に強く固執しており、次期「柱」選定の戦いの中で光と何度も激闘を繰り広げている。
最後は彼女を受け入れた光と融合するような形で消滅した。
ちなみにこのノヴァは、アニメ版の全シリーズを監督した平野俊弘(現・平野俊貴)氏の代表作である、
OVA『戦え!!イクサー1』に出てくる「イクサー2」(声:戸田恵子)が元ネタと言われている。
以前からこのアニメの大ファンであったCLAMP自身がアニメ版の監督を平野氏が務めるということで、
キャラクター造形は元より、OVAでの登場シーンをこのアニメでも再現して欲しいと頼み込んだ経緯を持っているという話がネット上で広がっているが真相は不明。

余談だがアニメ版の3代目OP「光と影を抱きしめたまま」は、
わずか1分半のOPにセル画約6000枚を使用したことで有名(普通は30分アニメ1話分で約3000枚)。
途中、不自然に全然動かないカットもあるが、本来ここでもマントをなびかせたりするはずだったらしい。

1995年に発売されたセガサターン版『レイアース』では悲劇的な展開が多く、
なんとアスコット、カルディナ、ラファーガ、アルシオーネの4名がイベントで死亡する。
この仕様のせいで、光自身がカルディナに看取られて死んだアスコットの仇となっており、死んだラファーガを看取りながら号泣するという不幸っぷり。

その一方、ゲームギア版では1作目が魔導物語風の曖昧な表現の使われるオリジナルストーリーのRPG、
2作目が『プリンセスメーカー』のようなシステムで三人娘を育成し、
定期的に行われるコンテストで優秀な成績をおさめよう!みたいなお気楽育成シミュレーションゲームになっていた。
温度差で風邪を引きそうな話である。
他にスーパーファミコンで原作に近いストーリーのRPG、ゲームボーイでオリジナルストーリーのRPG2本が出ている。
SFC版
GB版

また、サターン版では風のエスクード武器が原作・アニメでの文化部系お嬢様然とした風には若干不釣り合いな大剣から、
仮武器と同じ弓矢に差し替わっており、ゲーム的にもキャラ性能が差別化出来ているので「こっちもありだな」と思わせてくれる。
というか、実は風は元々弓道部所属なので、こっちの方が彼女の資質には合っているのかも知れない。
何故漫画とアニメでは身の丈程の野太刀を持たされるのか、これが分からない

OVA版『レイアース』では設定が変更されており、漫画およびTVシリーズ版とは違い三人組は全員同じ中学校に通っている。
目前に迫った中学卒業後、三人がそれぞれの進路で散り散りになってしまう事に心を痛めており、
「仲良しの二人と別れたくない」という強い想いを持っていた。
異世界・セフィーロの地球侵略の際にはその想いの強さからいち早く炎の魔神・レクサスを覚醒させるが、
そのひたむきさ故に自ら死地に飛び込んでしまい第一話にして敗北、行方不明となってしまう。
ランティスによって救助された後、彼との対話の中で友との別離を受け入れられず、
戦いの中でも全てを一人で背負い込もうとする己の頑迷さと向き合い、本当の心の強さを身に付けていく
(これはある意味、漫画やTVシリーズ終盤での「光無双」に対するアンチテーゼとも言える展開である)。
なお、こちらでは終始母校であるミッション系中学の制服姿であり、剣は持たず鎧姿にもならない。
むしろ魔神と同化すると剥かれる。魔神の負傷と同調して全裸で悶える姿は無駄にエロい。
イクサーリスペクトも大概にしてください

+ 外部出演
2019年には『スーパーロボット大戦T』にてアニメ版名義で『スパロボ』シリーズ初参戦。ちょうどアニメ放送から25周年である。*2
アムロ・レイ兜甲児流竜馬といった面々と共演し、ファンタジーロボアニメの先輩である『聖戦士ダンバイン』TV版・OVA版の両方と大きく絡んでいく。
リスペクト元の『イクサー』やキャラデザ繋がりの『コードギアス』は残念ながら本作では不在
『スパロボ』という題材の問題か、人間大のサイズだった魔物が「セフィーロの異変の影響」によりロボサイズにまで引き上げられており、
セフィーロへ召喚されてから早々に魔神を覚醒、第二部からの登場であるイーグルらオートザムの面々が第一部の時系列の時点で侵攻するなど、
第一部パートが大幅にアレンジされている他、ザガート一派が地球へ侵略するなどOVA版を思わせる展開も見られる。

ユニットとしては射程や運動性、装甲がスーパー・リアルとどっちつかずの中途半端で、気力が上がらないと剣以外の武装が使えないなど癖が強い。
せめて前作の創界山の救世主よろしく特殊スキルの「勇者(≒ヒーロー)」やサブパイロットがいれば……
それでも気力上昇に伴い最終命中率・与ダメージ・被ダメージに補正が加わる専用スキル「魔法騎士」や、
火力の高い合体攻撃の恩恵もあり、決して弱くはない。光無双の再現って言うな
また、戦闘アニメ(というかキャラクターカットイン)は参戦作品の中でもトップクラスの出来栄えなので必見。原作再現の全裸カットインも見られるよ!

また、本作におけるレイアース第一部最終決戦シナリオは、まだ中盤なのにも拘らず、
  • 前座が普通に決戦ボスレベルの強さな上に雑魚も強力
  • 大ボスが出てくる展開自体が原作を知らないと予測不可能
  • 大ボスが滅茶苦茶強い(ステータスが高い・技能も強い・必殺技が使い放題・2回行動もまだ出てないのに3回行動(高難易度では4回行動)
  • 先述通りレイアース組の単体性能は低めなのにこの大ボスが光を狙い撃ちしてくる
  • にもかかわらず強制出撃のレイアース組が一人でも撃墜されるとゲームオーバー
などの事情から、本作トップクラスの難易度となっている。とはいえVXT三部作では相手ターンでも精神コマンドが使えるため、
前座で使い切ってなければ「先見(指定キャラにひらめき付与)」出来る分歴代トラウマボスよりマシだが(逆に言えば精神縛りだと大惨事に)。

『30』でも登場。同作では『コードギアス』とファンタジーロボ作品の『ナイツ&マジック』と共演する。
その中でもアニメ版のキャラデザ繋がりである『勇者警察ジェイデッカー』と大きく絡んでいく。


MUGENにおける獅堂光

+ にゃん☆鬼龍氏製作 SFXVI仕様
  • にゃん☆鬼龍氏製作 SFXVI仕様
氏のサイトがトクトクのサーバー障害復帰後に消滅したため、現在はhamer氏が許可を得た上で代理公開している。
お試し版の段階で開発は停止状態にあるが、一応の実戦には耐えれるまでの作りとなっている。
一通りの通常攻撃、打ち上げ攻撃からのエリアルレイヴ、追い打ち攻撃、龍咲海のストライカー攻撃と、
現段階でも充分に攻める手段は揃っている。
今の所、一部の必殺超必殺技の効果が無い、通常投げを持っていない状態である。

外部AIはつづら氏によるものが存在。長らく公開停止であったが現在は再公開されている。
導入するともう一人のストライカーである鳳凰寺風が使用可能となり、
現時点でストライカーゲージ等が無い事もあって、人間弾幕さながらの怒涛の攻めが可能となっている。
また、勝利時にストライカーを呼び出していると勝利演出にも加わってくれる。

+ Rikard氏製作 KOF仕様
  • Rikard氏製作 KOF仕様
現在は氏のサイトが消滅しており、残念ながら正規入手不可。
手描きドット絵によるもので、『KOF』のキャラ質感を意識して作られている。
操作感も『KOF』をベースにしており、基本的な攻撃から緊急回避、吹っ飛ばし攻撃等の代表的な攻撃方法が網羅されている。
必殺技が多少癖のあるものが多く揃い、
特にボタン押し溜めの必殺技が、タメ時間が短いため暴発しやすいという点があるが、
それ以外の必殺技はバランスよくコンボに組み込める仕様になってる。
超必殺技も飛び道具投げ系当て身系と揃っており、攻守共にかなり優れたキャラになっている。
その超必の一つにノヴァも登場するなど、ファン必見の出来である。
尚、勝利デモもあるが、海外産のため全て英語表記。

簡易AIも搭載されており、それなりの立ち回りも見せてくれる。
おまけの人氏とつづら氏によって外部AIも作成されている。
ただし、つづら氏のAIは現在公開停止。


「後悔するのは……

          ぜったいに いやだ!!!」

出場大会

+ 一覧
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
削除済み

出演ストーリー

プレイヤー操作

MUGENキャラをさっくり触ろお!!(いろいろ他、Rikard氏製)

その他



*1
セフィーロの人々の役職名が「導師(グル)」「創師(ファル)」「魔法剣士(カイル)」など、
おそらくは現地の言語でルビが振られているのに対し(「導師=グル」もサンスクリット語だが)
光達魔法騎士だけが「マジックナイト」というこちらの世界の言葉で呼ばれているのは、
セフィーロ(及び周辺国)とこちらの世界が同一存在によって造られたことを示唆している。
ただし、これらの要素は原作版のみ。アニメ版では現地語読みではないし、マジックナイトという名前を誰が命名したのかも不明。
「レイアース」の名前にも意味が隠されている。
まぁメタ的にはレイアース以外の二魔神は、トヨタ・カローラ・セレスとトヨタ・ウインダム(こっちじゃないよ)だが。
他にも日産セフィーロとか三菱エメロードとかマツダ・クレフだったりするし…

*2
ちなみに、CLAMPのメンバーであるもこな氏はTwitterにてスパロボ参戦を熱望していた他、
アムロ大尉と絡んで欲しい『光がチャーミングだからさ』とか言って欲しい」「『モコナがチャーミングだからさ』でもいい」と発言しており、
その結果両方の台詞が採用された課金必須の有料DLCシナリオ内でだが


最終更新:2023年07月21日 17:14