ボーグ星人


「フッフッフッフッフッフッフ……」

『ウルトラセブン』の第27話「サイボーグ作戦」に登場した宇宙人。別名「甲冑星人」。
身長は2m~40mで体重は180kg~2万6千t。甲冑という肩書き通り、全身が銀色の鎧のようなもので覆われている。
主な武器として頭部からのビームが存在するが、本人は格闘戦の方が得意であり、セブンをもタコ殴りにしてしまった。
+ 本編ネタバレ
劇中では湖の底に円盤で潜み、地球防衛軍の隊員の一人を拉致してサイボーグに改造、防衛軍基地に送り込んで暗躍させた。
ボーグ星人はサイボーグ改造技術が非常に優れており、改造された人間はターミネーターさながらの強靭な強さを得るようになる。
ダン隊員=ウルトラセブンですら逆に返り討ちにされてしまった程。

ターミネーター化した隊員に基地内に時限爆弾を仕掛けさせ、防衛隊員の勤務交代時間である午前六時に爆破させようとしたが
その隊員が裏切ったために湖に潜伏している事がウルトラ警備隊にバレてしまい、逆に円盤を爆破される。
ボーグ星人は指揮官が一人と部下が二人存在しており、その指揮官が防衛軍基地に潜入、
裏切った隊員を抹殺しようとしたが、ダン隊員の手によって間一髪の所で隊員は救われる。

その後、基地の外で巨大化してウルトラセブンと戦闘。
事前にターミネーター化していた隊員がセブンに仕掛けていた時限爆弾で抹殺しようとするも、自分から喋ってしまったので失敗。
セブンは格闘戦で終始劣勢であったが、一瞬の隙を突いてアイ・スラッガーで反撃し、ボーグ星人の首を切り落とした。
残りのメンツはウルトラ警備隊が円盤を破壊した際に巻き添えを食らったようである。

ちなみに、この劇中に登場したボーグ星人は全員女性である。

なお、ボーグ星人の着ぐるみは本来、未使用シナリオ「300年間の復讐」に登場予定だった甲冑人間として製作された物。
等身大でダンとアンヌを襲う程度の役柄だったらしく、そのためウルトラセブンとのアクションは想定してなかったそうで
実際の撮影時には視界が確保できないわ破損するわで色々と現場の苦労もあった模様。

漫画『ウルトラマンSTORY 0』では星間連合の構成員として登場。ババルウ星人の副官を務めている。
+ その正体は…(ネタバレ注意)
その正体は、L77星の爆発で行方不明となったウルトラ戦士、ドリュー。
正体を偽って星間連合に潜入していたが、ヒッポリト星人の野望を挫くためにその正体を明かすこととなった。

+ 豆知識(若干R-18注意)
ロックミュージシャンの大槻ケンヂ氏は少年の頃、このボーグ星人と湖で揉み合って、
ヌラヌラと濡れたウルトラセブンの体を見て初めて欲情し、オナニーを覚えたのだとか。

あとボーグ星人の頭部がなんか(ry

また、『ウルトラマンメビウス』第39話にはボーグ星人のオマージュ的なキャラクターであるサーペント星人が登場した。
鎧を思わせる外見や、作戦の手口などに共通点が見られる。

ウルトラマンZ完全超全集』収録の小説『ジャの道は蛇』ではマフィアのグライア夫人という個体が登場。
宇宙武器商人ファラリスの背後に別の黒幕がいることを悟り、裏業界のコネで情報収集していたジャグラスジャグラーにセレブロの存在を教えた。


SFC『ウルトラセブン』での性能

光線技や避け、ジャンプキックを備えたオーソドックスな宇宙人タイプ。動きが素早いのが特徴でジャンプ力もある。
空中でキックの打ち合いになるとセブンが負けることもしばしば。
オーソドックスなぶん対応はしやすく、光線をバリアで反射する、飛び蹴りを避けで回避させてキック連打を当てる、など
他の敵にも通用しやすい戦術が一通り通用するのでそれほど苦戦することはないだろう。
なおこのキャラの特徴として避けのポーズが変というものが挙げられる。
体をひねって胸を張りアキレス腱を伸ばしているような「それは避けなのか?」と言いたくなるようななんとも奇妙なポーズである。


MUGENにおけるボーグ星人

SFC『ウルトラセブン』から、這い寄る混沌氏が製作したボーグ星人が存在する。
現在はムゲぎこ氏によって代理公開されている。

主な攻撃手段として飛び道具ヘッドビーム、時限爆弾を四つまで地面に設置したりできるが、
最大の特徴は格闘戦に優れている事と、防御力が非常に高い事。
当て身やガードによるカウンター攻撃が非常に優秀であり、
特に当て身は防御力を無視する割合ダメージ技なので、五回は食らえば確実にKOされる。
超必殺技では瞬獄殺のように相手にダッシュして近付き、ヒットすると時計のような音がするようになり、
しばらくすると「残りの一つはお前に付けてあったのだ」と言った後に相手に仕掛けた時限爆弾が大爆発を起こす、というもの。
挑発の不敵な笑いは非常に不気味である。

その後の更新にてAIが搭載され、遠距離ではビームによる牽制とハイジャンプからのキック、
近距離では強力な打撃攻撃によるコンボやカウンター攻撃など、オールマイティな攻め方をし、
這い寄る混沌氏のキャラにしては有情な性能を持っている。
ただし格闘戦に優れているキャラのため、殴り合うのは非常に不利である。

ちなみに、ボーグ星人は女性であるという設定の為か、イントロ時には様々な女性キャラクターの姿で化けており、
現在の所確認できるのは
さらに更新による追加で
の12名。
一例 4:58あたりから

+ 大会ネタバレ
作品別凶キャラチームトーナメント~エイプリルフール杯~において、ウルトラマンチームの先鋒として出場。
一回戦ではKOF(半裸&薄着)チームの岩石モード無界に惜しくも敗れるものの、二回戦ではBBBチームを4タテ。
長いコンボを200という高いdefenceで押さえた上に当身で中断、最小限のダメージに抑えるという
コンボゲー殺しの性能でウルトラ怪獣の実力を視聴者に見せ付けた。

あと何故かおっぱぁい!トーナメントにも(恐らく弱体化されて)出場している。
確かに女性キャラであり、サイズで言えば大きいとは思うのだが、根本的に何かが違う気がする。

出場大会

出演ストーリー

プレイヤー操作



最終更新:2024年01月13日 15:48