ザンギエフ


 「俺は赤きサイクロン。

        全てを巻き込み粉砕するのだ!!」

初出作品: ストリートファイターII
出身地: ソビエト連邦、ロシア(ZERO3)
生年月日: 1956年6月1日
身長: 211cm (II) - 214cm (ZERO)
体重: 115kg (II) - 121kg (ZERO)
スリーサイズ: B163 W128 H150 (II)
                         B172 W133 H154 (ZERO)
血液型: A型
好きなもの: レスリング、コサックダンス
嫌いなもの: 飛び道具、妙齢の美しい女性 (ZERO3)
特技: ウォッカの一気飲み、寒さに耐える
キャッチコピー:赤きサイクロン、大地戦慄く吸引力、赤く燃える肉体
CV: (ZERO/MVC/EX)(CVS/CFJ)三宅健太(IV/ストクロ)



ストIV絵は こちら

ストリートファイターシリーズのキャラクター。ファンからの主な愛称は「ザンギ」。
ソ連出身(CVSストⅣではロシア国籍に)のプロレスラー。モヒカンと傷だらけの肉体が特徴。
言わずと知れた投げキャラの開祖であり「遅い、硬い、強いの一発逆転キャラクター」として登場した。
元ネタは新日本プロレスに参戦し猛威を振るったレッドブル軍団の一員、ビクトル・ザンギエフ。ハラショーッ!
ソ連出身というのも彼が元ネタだが、実在のザンギエフは禿げ頭で筋肉ムキムキじゃ無い体型で吊りパン姿である。
体型的には新日本、全日本プロレスで大活躍した‘殺人医師’スティーブ・ウイリアムスが元ネタとも言われている。
更に顔や髪型のモデルは、アメリカの名作ドラマ「特攻野郎Aチーム」シリーズのコング役が有名な俳優兼プロレスラーの ミスター・T であろう。
+ 元ネタ集

ソ連の偉大なる指導者・ゴバチョフ大統領の命を受け、レスリングによる国際交流に努めるというのが彼の基本ストーリー。
脳筋に見える彼だが、実はモスクワ大学(東大入学以上の難関)を大統領と同期で卒業していたり、
対戦相手にロシア文学を勧めたりと知的な一面も持つ。

体の傷跡は基本的に正面にあるが、背中に一つだけ大統領を庇ってできた大きな傷跡が存在する。
ちなみに傷跡はストⅡターボまでは 赤色 であり、生々しかったのだが、
当時はパンツや舌とカラーパレットを共有していたため、
2Pカラーは 緑色の傷に緑色の舌 というとんでもないカラーリングのザンギだった。
スパⅡ以降は茶色に変更され、上記のような事態は起こらなくなった。

ZERO3以降、嫌いなものに「妙齢の美しい女性」があるが、別に男色家ではなく、華奢な女性を投げるのに躊躇してしまうかららしい。 それは嫌いなものというより苦手なものだと思うが…
また、ストⅡ'における第二のカラーリングは当初は 紫色 だったのだが、
アメリカ支社のスタッフから「 こんな色のパンツを履く男は 同性愛者 としか思えない 」と指摘を受け、
緑色に変更されたという逸話がある。
何故かソッチ関連の話題も多少見受けられるザンギさんである。

さらにII'公式アルバムによるとその後日本人女性と結婚し、日本で都知事に当選している。
(その際の公約は「都政にスクリューを!」だそうな)
またCFJやZERO2のEDでペットの熊の親子相手に修行をしている風景が見られる。
ストIVシリーズでは有名人になってはいるものの、まだ都知事に当選する前の時代のようだ。

マヴカプではマブスト以降は メカザンギエフ というコンパチキャラクターも登場する。
+ メカザンギエフ

+ シュガー・ラッシュでは

余談だが過去のゲーメストの記事によると、ストIIの頃のアメリカ人プレイヤー達には投げ技が嫌われており、
もし対戦でザンギエフで使おうものなら"Fuck!"とまで言われたそうな。ホントか如何かは保障しないが。


原作における性能

一撃がとても重く、特にスクリューパイルドライバーは三度決めればどんなキャラクターもKOできる超威力。
しかしコマンドが一回転+パンチという難度の高いものである。
レバーを360度回す前にキャラクターがジャンプしてしまうため、地上でいきなり出すのは
プレイヤー操作時には不可能と当初は思われていたが、後にそうではないことが判明した。
詳細は立ちスクリューを参照のこと。
また、初代IIではスクリュー→起き攻めをガードさせてスクリューという「スクリューハメ」が発見されてからは
一度転ばせさえすれば逆転が可能という玄人好みのキャラクターとなった。 (II'以降では不可能)

 「ザンギエフ、それは吸引率の変わらないただ一つのサイクロン!」


その代わり歩き速度もジャンプ速度も遅く、さらにジャンプの高度までが低いという性能。
これにより待ちガイルの格好の的となった。そうでもなくとも飛び道具には弱く、対戦カードには有名な「詰みダイヤ」も多い。
当時のプロフィールでもザンギエフが嫌いなものとして名指しで波動拳ソニックブームなどが挙げられている。

しかしそんな彼も作品を経るごとに投げの威力が低下(反比例して技は増えた・通常技の性能が強化された)し、
ZERO3ではレインボー・ミカという投げキャラが他にいたせいか投げるより殴ったほうが強いという性能にされてしまった。
(…ただ、実はそのミカもまた投げより打撃がメインの性能くさいのだが…まあこの際それは置いておこう)
ちなみに、ミカはザンギエフを憧れの人として慕っており 「ザンギエフ様」 と呼んでいる。
そのためか公式に明言はされていないものの、前述の「ザンギエフと結婚した金髪の日本人女性」とはもしかしてミカのことでは?という噂もある。

果てには、MARVEL VS. CAPCOM 2では「3ゲージの投げ技HC(ウルトラファイナルアトミックバスター)」に対して
「3ゲージあれば、ディレイドで繋げた方がダメージ効率が良い」 とか、
「そもそも2ゲージあれば即死させられますよ」 (主にこいつこいつのディレイド)とかある。
しかもこの前者・後者とも、ウルトラファイナルアトミックバスターよりも 当てやすい 。3ゲージ使ってこの有り様。
スクリューが地上空中問わず掴める(くらい判定の都合上地上スクリューで掴めるのは落下中のみ)等色々あったのだが……
そもそもゲームの仕様上投げキャラでは通用しなかった。
そしてその後、vsシリーズにおける更なる悲劇が彼を襲った。
これまではカプコン側の投げキャラ代表としてずっと登場し続けていたのだが、SVCではヒューゴーにその座を奪われ欠場。
そして続くタツノコvsカプコンでも、アレックスが投げキャラ枠として出場を果した。
IIからIIIのキャラへの世代交代とも取れなくはないが、時代の流れとは非情なものである。
更にMVC3でも投げキャラ枠を市長に持っていかれる始末。
投げキャラどころか嘆キャラである。
なお、MVS・MVCのTASではすごい勢いでゲージを溜める姿が目撃されている。
どうもハイジャンプと何かの特殊技をフレーム単位で入力する類のもののようだが…あまりにも速過ぎて何が起こっているのか目視ではさっぱりわからない。
グっとしゃがんだらゲージが溜まった ズドドドドド…

ところが、『ストIV』での彼は 投げキャラ=弱キャラ という等式を覆す性能に進化を遂げた。
近年威力の低下傾向にあったスクリューが他キャラの通常投げの約2倍(ZERO3以降は1.5倍程度)になり、
ダブルラリアットはしゃがんだ相手の食らい判定が少しでも拡大すると足払いですら潰せるほどの強判定に。
バニシングフラットもストII時代の性能に近くなり、通常版はヒットして不利(反確あり)ながら戻りが早く、
EX版はヒット時の有利増大、移動距離延長、打撃無敵かつ空中ヒットで追撃可能という驚異的な性能を誇る。
さらに起き上がりにバニを重ねてそのままバニシングによる打撃とスカしてスクリューによる投げの二択攻め
(ジャンプするとバニが刺さり、スカされた場合ガードしたままだと掴まれる。戻りが速いので判別が困難。)
等からサガットリュウなどと同格の強キャラに数えられる。
ゲージがあるときの接近能力の高さから天敵であったはずの待ちガイルに対して有利とさえ言われる。
ただしバニシングフラットは読まれると簡単に反撃されるので、起き攻め以外で多用すると手痛い反撃を受ける事になるため注意。
次作の『スパIV』では体力差の調整による体力低下(1200→1100)、空中でのくらい判定の拡大、
ダブルラリアットも反撃されやすくなるなど大きく弱体化したため、投げキャラとしての繊細な立ち回りが再び必要となった。
しかし注目すべきは新ウルトラコンボの「シベリアンブリザード」であろう。
エリアルロシアンスラムに続く空中投げであり、 空中の相手を高度に関係なく吸って掴む という脅威の吸引力を発揮、反面威力は控えめ。
ビジュアルが スクリューキン肉ドライバー なのは3D化による正統進化か、はたまた開発の趣味趣向か。
サンダー・ホークやハカンの登場で投げキャラの層も更に厚くなったため、投げキャラファンの支持をどこまで得られるかが注目される。
+ 演出強化?
3Dエディションでは必殺技のワンボタン入力を設定可能となり超必のお手軽感が格段にアップ。3DS版ストIVには祖国ボタンとバニボタンが(ry
ただし設定可能なボタンに限界があるので(3DSのタッチパネル含め10ボタンに通常技など基本操作を含め割り振る、必殺技は弱中強で別枠)
1回転やバニシングフラットあたりはこれに頼らずとも出せるよう練習して枠の圧迫を抑えられるようにしておくといいだろう。
ちなみにこのシステムにより元より好調期だった天敵ガイルがイカサマーを会得し絶頂期に突入、まだまだ投げキャラには厳しい時代である。

スクリューパイルドライバーだが、これは『ストII』以前に出たファイナルファイトマイク・ハガー市長が使う技が元になっている。
ハガーの場合は高くジャンプしてパイルドライバーをかけるという投げ技で、回転はしない。
ただし『ストII』以降に出たゲームではハガーも回転を加えたスクリューパイルドライバーを使用するようになった。

ちなみにこのザンギエフ、スクリューやFAB以外の必殺技に、 自身の弱点をフォローできる要素を含む技 が結構多い。
特に苦手な波動拳などの飛び道具に対しては、 上半身無敵 のダブルラリアットや 飛び道具をかき消せる バニシングフラットで対抗。
さらに、跳んだ相手までは投げる事が出来ないという 致命的欠点 に対しても、
自分も跳んで相手を投げる対空投げ 、エリアルロシアンスラムを習得することで解消。
対空技ならすでに上半身無敵のダブルラリアットがあるが、こちらはガード不能の 超必空中投げ (例外在り)。
空中の相手に対して出すとカス当たりする超必が多い中、カス当たりとは無縁な対空超必は結構貴重な存在である。
スクリューやFABのような威力や派手さが無いので、よほど強力でもない限り注目はされないこれらの技であるが、
ザンギエフの立ち回りや 魅力 の強化に少なからず貢献している名脇役でもある。
なお、地上投げ・対空(空中)投げ・対飛び道具という技の組み合わせは他の作品の投げキャラにも比較的多く見受けられる。
そう遠くない内に、 投げキャラ三種の神器 投げキャラ界の波動昇龍などと呼ばれる日が来るかもしれないし、やっぱり来ないかもしれない。

MUGENにおけるザンギエフ

投げキャラ界の第一人者だけあって、日本だけでなく海外産のものも大量に存在する。

ストリートファイターII

+ MASA@DAS氏製作 ストII´仕様
+ or2=3氏製作 スパIIターボHD仕様
+ el氏製作 降龍仕様
+ ミマァ氏製作 DragonEditionザンギエフ
+ しらたま氏製作 アンチガイルザンギエフ

ストリートファイターZERO

+ M.M.R.氏製作 ZERO3仕様

CAPCOM vs. SNK

+ 悪咲3号氏製作 CVS2仕様
+ rei氏製作 CVS2仕様+α

ストリートファイターIV

+ rei氏製作 ストIV仕様+α

MARVEL

+ うんこマン氏製作 X-MENvsSF仕様+アレンジ
+ Kamekaze氏製作 MVC2仕様

その他

+ 民名書房氏製作 KOF仕様
+ シオン好きの名無し氏製作 マッスルボマー仕様
+ Felicity氏製作 見た目ポケファイアレンジ

アレンジ

+ 3㌶氏製作 ザンギース
+ O Ilusionista氏製作 レッドサイクロン

他にも、ザンギエフをベースにした改造キャラに魔獣ジンメンが存在する。
ネタでこんなものもある。
+ ガチムチ兄貴注意


+ 動画ネタバレ


お勧めコンボ

キャラ特性上コンボに組み込める技は限られるため、通常技が中心となるが
それでも破壊力は決して低くは無く、狙う価値は十分にある。

+ or2=3氏スパIIターボHDザンギエフ


出場大会

+ 一覧

出演ストーリー

+ 一覧

"Большая, победа!"

訳:大勝利だ!


関連用語 :ザンギュラ 待ちガイル