悠久山安慈







「祈りや願いなどでは何一つ救われはせぬ。
     優しさで救えるほど人間は甘くはない」



プロフィール

身長:193cm
体重:110kg
生年月:1845年11月(初登場時33歳)
出身:北海道
血液型:A


和月伸宏氏の漫画『るろうに剣心』に登場するキャラクター。
志々雄真実配下の剣客集団「十本刀」の一員で、実力としては三番目。二つ名は「明王の安慈」。
十本「刀」とは言っても身に着けている短刀を使うことはあまりなく、拳による格闘を主とする。
某半裸の人とは名前の由来は同じ(バンドの「アンジー」)だが字が異なる。
外見の由来も「アンジー」のボーカリスト・三戸華之介。CVは原康義氏。

もともとは東北の寺で戦災孤児を育てていた優しい僧侶であったが、
明治政府の「廃仏毀釈」政策のため、住処を追われることになる。
さらに、引っ越しの前日、私利私欲に走った村長達に放火され、彼以外の全員が死亡してしまう。
このことにより、祈りや慈悲だけでは人を救えないことを痛感し、破戒僧となる。
自身の肉体を鍛え上げた彼は村人を惨殺した後、弱者が救われる世の中を望み、明治政府打倒のために志々雄真実の仲間となる。
しかしあくまで目的が一致しているだけに過ぎず、志々雄真実が創る世の中が救いのないものだった場合、自分でもう一度破壊して創りなおすとも公言している。
絶えず携帯している子供達の位牌は、その信念の表れとも言える。
最終的には、自身が技を教えた(後述)相楽左之助に破れ、「子供達は救済よりもお前の幸せを願っていた筈だ」との言葉を受け、戦いの場から去っていった。
志々雄一派が壊滅した後は、罪を償うために北海道の刑務所で懲役25年の刑に服している。 *1

とまあ、いろいろ語ってみたが、ニコニコでは「フタエノキワミ、アッーー!!」を左之助に教えた人物、といった方がわかりやすいだろう。
なお、この技が安慈のメインウェポンであり、正しくは「二重の極み」。
同じ箇所に二回連続で攻撃を叩き込むことによって衝撃を伝導させ、防御を貫通して粉砕する技である。
斎藤一は、空手の『透し』に近いと表現していた)
彼は極意を身につけているため、左之助が右手でしか使用できないのに対し、両手両足、肘、膝、そしておそらくは頭突きでも使用可能。
また、自身に衝撃を与えて相手の衝撃のタイミングをずらすことで失敗させる「極み外し」や、
地面に対して剣を突き立てることで遠距離に攻撃する「陸震」などといった応用も利く。


余談だが、読み切り版には彼と同じデザインの人物がモブとして登場している。

「極めた…?」
「驕るな小僧」

「貴様に教えたのは基礎中の基礎

 極めるとはこういう事だ」


MUGENにおける悠久山安慈

海外のTiger-Genocide氏が制作した悠久山安慈が存在する。
サガットを改変したそうであるが、どっちも長身で筋肉が多いため(服装以外は)違和感は少ない。
設定どおりのパワーキャラであり、あまりコンボは得意ではない。
また、必殺技「二重の極み」はパンチでもキックでも使用することができ、どちらもガード不能である。

結構前から居るキャラで、AIも搭載しているはずなのだが、残念ながら出番はほとんどない。


出場大会


*1
作者の和月伸宏氏によると、人誅編の後に執筆する構想のあった「北海道編」で再登場する伏線だったらしいが、結局未執筆に終わった為、再登場は無かった。
尤も、「北海道編」が本当に執筆されていたら安慈は死亡する予定だったと作者が発言しているので、結果的には再登場しなくてよかったのかもしれない。


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