極楽太郎



「わしの足を止めたいんなら、

        富士山でも持ってこんかぁ!!」

年令:1024才(うち992年は牢の中)
出生地:越前/押水村
身長:208㎝
体重:202㎏
血液型:O

ハドソンの人気RPG『天外魔境』シリーズの登場人物。
1992年の二作目『天外魔境 卍MARU』から登場している、主人公パーティーの一人。
格闘ゲーム『天外魔境 真伝』にも出演している。
CVは郷田ほづみらと共にコントグループ「怪物ランド」を結成していた赤星昇一郎。
特撮好きなら平成ウルトラシリーズだと『ウルトラマンティガ』の妖怪オビコや『コスモス』のベリル星人、
『超星神グランセイザー』の堀口博士と言うとピンと来る人もいることだろう。

キャラクター設定

ジパングにおける「火の一族」。他の人たちと違い、「末裔」ではない。
およそ1000年前に人魚「千代」と恋に落ち、寿命を1000年延ばすとされた「人魚の涙」を飲んだ。
そのため、年齢はなんとびっくり1024歳。そんじょそこらの吸血鬼よりも年上である。
しかし、そのうち992年間は人魚達に「火の一族のくせに戦いに参加せずに、自分だけ生き延びた卑怯者」と誤解され、されていた。
見張りの人魚曰く、ここ300年ばかり声も聴いておらず、卍丸が来たときに牢屋の中から初めて音がしたそうなので、992年間一度も動かずに待っていたようだ。

見た目通りのパワー型で、奥義も「体術」である。
そのパワーは強烈で、素手で大岩を破壊できるほど(上記のセリフはそのときのもの)。
パチスロ版ではとうとう富士山を持ち上げてしまった。もう誰も極楽を止めることはできない…
ところで富士山には火の一族の聖地があったはずだがいいのだろうか。

単純な攻撃力以外にも燃える水を腹の中に溜め込んで火を噴いたり、胃液を吐いたり、相手の胴を締め付けて動きを抑えたり、
他のメンバーより多く道具を持てたり、体が大きいため唯一「かばう」コマンドで仲間全員をかばうことができる。
これらの特技をカブキ団十郎の補助系統の術と組み合わせることで様々な戦略が組み立てられる。
反面、その体格ゆえに装備品は専用のものが必要で、術の巻物も卍丸たちの半分しか持てない。
また、序盤は術を使うのに必要な「技」の値が0で段(レベル)が上がっても増えないので(術は使えない)と思いきや、
段が一定以上になると少しずつ「技」が伸びはじめ、術も使えるようになる。そのため初級回復術の「若草」を持たせるのもアリ。

この手のキャラクターのお約束どおり、豪快な性格で大食漢である。
だが、1000年以上生きているせいか精神はかなり達観しており、シニカルで思考も大人である。
他のメンツが「ガキ大将」「目立ちたがりの快楽主義者」「謎めいた内気な美少女」なため、まとめ役として振る舞うことも多い。
っていうか常に余裕たっぷり。

しかし実はスピード恐怖症らしく、猛スピードで爆走するトロッコに乗ったとき
「キャー 助けてくれー 卍丸!!」 と大きな体に似合わない悲鳴をあげたらしい。

仲間になる際に卍丸に2つの誓いを立てる。
1つは、「このあたりの根の一族を一撃でつぶしてみせる」というもの。
ウソである。
1000年前に使っていた武具がなく、仲間になった時点では装備なしであるためしょうがないのだが。
実際、装備品を揃えてやると越前国のフィールドの敵はだいたい一撃で倒してくれるし、体力も卍丸の2倍以上あるので頼りになるのは間違いない。
しかし、もう1つの「どんなことがあっても最後まで卍丸についていく」は言葉どおり守ってくれる。
強制イベントを除けば仲間キャラクターの中で極楽だけは自らパーティーを途中離脱することはない。
初めは卍丸を子ども扱いするが、次第に一人前の戦士として認めるようになる。

+関連語句&詳細解説
「女ってのは 悲しい生き物だよな…
卍丸 あんたも もう少し歳をとったら わかるんだろうけどな…
かなえられる わけもねぇ夢を 男に 勝手に押しつけて
てめえは 一人で 往っちまう… やっかいだぜ 残るほうは…」

千代

火の一族の血を引く人魚の娘。
小柄で顔立ちも相まって、体の大きな極楽に抱きかかえられるとまるで幼子のように見える。
そのため極楽にはロリコン疑惑が
器用で、彼女の作る料理はうまいらしい(極楽談)。
1000年前の戦いでは、普通の武具が身につけられない極楽のために、彼専用の武具を作って与えた。
中でも千代の太刀は火の一族以外の者が作った中では最高の剣と呼ばれている。

あるとき重い病に倒れ、その報せを聞いた極楽は根の一族との決戦を前にして彼女のもとへ馳せ戻ってしまう。
この時、もしも極楽が戦列を離れていなければ根の一族はとどめを刺されていたという。

そして千代は駆けつけた極楽に1000年生きるよう言い、自分の涙を飲ませると間もなく息を引き取る。

通常、人魚は一生に一度も涙を流すことはないため、自分が生き永らえたいために千代に拷問を与えて
無理矢理涙を流させ殺したと誤解を受け、激怒した人魚村の女王ヤダキにより極楽は幽閉されることになる。

出身地である越前国では極楽は故人と思われており、「戦友を見捨てて逃げ出した恥さらし」として語り継がれている。

千代がなぜ極楽に人魚の涙を飲ませたのかは作中で具体的に明らかにはされていないが、
火の一族の女性にはのように予知能力が備わることがあり、千代もその力を持っていたという。
おそらく、千年後に極楽が卍丸たちと共にヨミを討つ姿を予知して自分がすべきことを悟ったのかもしれない。

恋人を失い、992年もの年月を狭い檻の中で気が触れることなく耐え抜くという、並大抵ではない強靭な精神力を持つ一方で、
ジパングの平和と女1人の命を天秤にかけて女を選ぶ脆さ(=人間性)を併せ持つのが極楽太郎という人物である。
「あんたも 大馬鹿野郎のクチかよ!
   じゃ まあ 大馬鹿野郎 二人で 暗黒ランでも 切りにいくか!」

『天外魔境 真伝』での性能

『真伝』での性能は、綱手同様のパワーキャラ。
ただし、全体的に攻撃力の高い綱手と比べ、一部の技の攻撃力がかなり高い。
また、体が大きく金棒を使用するため、リーチも長い。
「極楽ホームラン」は、掴んで放り投げた相手を金棒で吹っ飛ばす投げ技だが、そのままコンボにつなげる。
場合によってはそのまま十割持って行くことも可能というとんでもない性能。
「極楽大旋風棍」は、頭上で金棒を振り回す技だが、打点が高くて普通に立っている相手には当たらない。
普通にヒットすると1ヒットでダウンさせて終わりだが、ガードさせた場合最大13回削り6割以上のダメージになる(必殺技の削りダメージが一律、ヒット時の1/4のため)。
ゲーム中に出現する剣アイテム(通常ダメージ1.5倍、削りダメージ2.25倍)を取り、
しゃがめない最終ボスを相手にすると、ガードさせて十割余裕でした、となる。
良くも悪くも、極端なキャラクターである。

参考動画(2:30から)

+勝利メッセージ
卍丸
マンジ丸も落ちたもんよのぉ
また、暗黒ランから出直すか?

対極楽
この化けダヌキ!ワシはもっと
ハンサムでスマートじゃぞ!!

綱手
このハナタレ娘め!
チョコマカとうるさいんじゃ!

大蛇丸
こんな、ひょーろく青二才
ワシが勝って当たり前じゃい!

八雲
悪いのぉ!お千代さん以外は
ワシにとってみんな男なんじゃ!

自来也
お前、本当に火の勇者か?
ウソもほどほどにしとけよ!

カブキ
ガハハハ!たいしたことねぇな!
それじゃ、天下一のホラフキ男だな


できることなら、同志として
絹を傷つけたくなかった……

マントー
おメエ、本当に馬鹿だな!
馬鹿だ、うん、本当に馬鹿だな!

対カラクリ
ガタイはワシよりおおきくても、
力では極楽様には叶わんのじゃ!

邪神斎
邪神斎だかザーサイだかしらんが、
ラーメンの具にでもなっとれ!!

対ルシフェラー
いつまでも調子に乗るんじゃねぇ!
ワシの豪腕の比にあらずじゃ!

+真伝ED
「お千代さん おかわりっ!」
「勝負に勝った後のメシは格別じゃ! 子供たちよ よく聞け ワシはジパングで一番の男なんじゃ」
「お前たちも いっぱいメシを食って ワシのようになるんじゃぞ!」

『真伝』の極楽エンディングはどこにでもある普通の日常エンドに見えるが、
原作RPGのエンディングを知っていると結構感慨深いものがある。
「生きてみるもんだな…
     信じてみるもんだな…
       たとえみっともなくてもよ…
         命って あったけぇな…
           命って いい匂いがする…
             命って でっけぇもんだ…
               みんな おめえのおかげだ!
                 おめえに 会えて良かったぁ…
                   おめえに ついてきて良かったよ…」

『サターンボンバーマン』ではIIの火の勇者4人の中で何故か一人だけハブられるという扱いを受けている。


MUGENでの極楽太郎


死門氏によって制作された極楽太郎が存在する。
『真伝』でのエンディングも同梱されている。
蓬莱氏とおまけの人氏がAIを公開しているのだが、カブキ団十郎同様あまり見かけない。原作の知名度のせいだろうか。
MUGENでは巨体キャラも珍しくはないので、活躍の機会も多いと思うのだが。

+大会ネタばれ
年齢別トーナメントでは年齢四桁以上チームの先鋒として出場。
……したのだが、その各技についたアーマーとガードしたほうがダメージを食らうと言う炎等のAI殺しにより、
先鋒で3タテ余裕などAI未搭載にも関わらずチームで一番活躍(予選で全出場キャラ中最多勝利)すると言うとんでもない結果を出し、
極悪太郎」という名誉なんだか不名誉なんだか分からないような愛称(?)も生まれてしまった。
(ちなみにトーナメント作者曰く技コマンドを抜くという処理をしていた。作者自身予想外とコメントしている)
この結果からこのキャラクターの(と言うか『真伝』の?)性能の高さが窺い知れる。


出場大会

削除済み

出演ストーリー