地球連合軍


禁断 災厄 襲撃 する

アニメ『機動戦士ガンダムSEED』及び続編の『~DESTINY』に登場した地球連合軍の三人の強化兵士たちとその専用機体。

通称「三馬鹿」、「三馬鹿トリオ」。『DESTINY』にて新しく三人組が登場した以降は「旧三馬鹿」「新三馬鹿」と区別されて呼ばれる。
00』にトリニティーズが登場して以降はそれぞれ「初代三馬鹿」「二代目~」「三代目~」と呼ばれる事もある。

どのパイロットも若者、少年少女ともいえる外見をしているが、「生体CPU」「ブーステッドマン」「エクステンデット」と呼ばれる強化人間である。
敵対するザフトが受精卵の段階から遺伝子改良で優秀な人種「コーディネイター」で構成されているのに対抗し、
そのまま自然に生まれた人種「ナチュラル」が後天的な処置でコーディネイターに追いつこうとした結果の産物である。
特殊な訓練や薬物などによって人工的な強化改造を受けており、非常に高いパイロット能力を持っている。
ただし薬物の副作用や心理操作の影響によって精神が不安定で、一定時間おきに薬の投与や
「調整作業」という名の精神操作などの『メンテナンス』が必要。
人格面にも問題があり、「ウザイ」という理由で味方を攻撃する、作戦内容を忘れて敵を追い回す、
「調整」の影響で恐怖心を感じず(死に対する恐怖心は多少感じる)、人格が完全に変わることすらある。後よく叫ぶ。うるさい。

また後発の改良型「エクステンデット」は、初期の三人組と違い、性格はそれほど壊れてはなく安定している。
だが個体によって、それぞれ「ブロックワード」と呼ばれる禁句があり、
これを言われる、若しくは自分で会話の中で出してしまうと錯乱するという欠点がある。
ただし、このブロックワードは暴走や反乱に対する対抗策でもあり、暗示などの精神操作によって意図的に設定されたものであるらしい。
小説版では暗示によって抑制されていた恐怖心がブロックワードによって暗示が解除されることで呼び起されてしまい、
激しい恐慌状態に陥る、という設定になっている。
あと、新旧どちらのトリオにも共通していることだが、地球連合軍は彼らを兵士としてではなく「MSの部品」として扱っている。

ちなみに、彼等強化人間は地球連合軍といえどそう簡単に生み出せるわけではなく、
『DESTINY』において、訓練や改造の際に多数の「失敗作」が生じていることと*1
それら多数の犠牲の上に彼らの存在が成り立っている事が明らかとなった。
ザフト(プラント)の指導者であるデュランダルは地球軍を操っていた軍需産業複合体ロゴスについて
「彼らは儲けたいからこういうことをやっている」という趣旨の発言をしていたが、
実際は前述のように夥しい犠牲の上にやっとごく一部がモノになるような代物の上、
仮にモノになった所でこれまで述べて来たように、メンテナンスやら反乱防止措置やらで物凄くコストパフォーマンスが悪く
あまつさえ劇中の展開のようにこの事業が露見してしまった場合、それが社会に与える影響が半端無く大きいものであったりと、
かえって儲け話には向かないものなのではないかとも考えられる。というよりも、ブルーコスモスの盟主であるロード・ジブリールは劇中において良くも悪くも真剣にコーディネーターの存在を危険視しており、どちらかというと、 儲け話どころか採算度外視でこの計画を推し進めていた …というのが実情といえる。
(これまでの展開からすると、前述のデュランダルは その辺の事情についてそこまで知悉した上で 上記のような「嘘」を言った可能性が高いといえる)

劇中においては主に敵として主人公たちの前に立ち塞がり、
『SEED』のときは主人公キラ・ヤマトの能力と機体性能もあって3対2という数的有利を生かせずに圧倒されることもあったが、
逆に追い詰めることもあったので機体の性能を考えて勝負は五分五分であった。
『DESTINY』のときは(隙をつかれたとはいえ)複数の量産機に取り囲まれて撃墜されたりと、劇中ではあまりいいことはなかった。
唯一、『DESTINY』のステラ・ルーシェだけは例外的に、主人公シン・アスカとの敵味方を超えた恋愛劇があるのだが………

『SEED』の三馬鹿はやけに人気が高く、テーマ曲の「悪の三兵器」は名曲として名高い。
SEEDは好きになれないけど三馬鹿は許せるという人も多い。
+ とある作品ではなんと…


MUGENにおける地球連合軍

ブラックサレナガンダムシュピーゲルなどと同じくSSSS氏のものが公開されている。
ディスプレイネームは『O.M.N.I.Enforcer』でGBA版『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場した機体を3機1組にしたもの。
キャラ選択の際にa、b、cボタンで選択すれば旧三人組、x、y、zボタンで選べば新三人組が使用できる。
ヒスコハの様にセットになっている機体と(1ボタンで)交代できるのだが、
セットの機体それぞれに体力が設定されているため倒しきるのは難しい(設定を変えることで、体力を持ち越させることは可能)。
基本的に弾幕キャラであり、バルカン、ビーム、ミサイルと多彩な飛び道具で圧倒する。
投げ技らしい投げ技は持たないが、ガード不能の近接技もあるのでガードを固めていても簡単に崩すことができる。

このキャラを使う上でもっとも重要なのが「214Z or C」で出せる援護攻撃である。
どれほど重要かは、以下の文を読んで頂ければ分かると思う。
『パワー500以上であれば、どんな状況下であろうと入力することで発動可能です(例:攻撃中、やられ中)』
この援護射撃の性能のお陰で、コンボを食らおうとも簡単に切り返しが可能。
相手の攻撃が途切れたら、そのまま弾幕で封殺できる。
デフォルトで搭載されているAIもガンガン使ってくるので、非常に鬱陶しい。

全ての機体にはPS(フェイズシフト)装甲ゲージが存在し、相手から攻撃を受けるかバーサク状態(下記で説明)になることで減少する。
元ゲームと違いビーム兵器の使用では減少しない。
PS装甲ゲージがなくなると防御力が減少し、ビームライフルやビームサーベルなどのビーム兵器の攻撃力の低下及び使用不可となる。
新三人組は近接、遠距離ともにビーム兵器なので大幅に弱体化してしまう。ビームライフル系の弾切れ有無は設定が可能。
「スラスターゲージ75%消費 + パワー2000消費」で発動する充電交代を行うことでPS装甲ゲージは回復する。

コマンドを入力するとバーサク(種割れ)が発動し、以後ラウンド終了時までバーサクモードが続く。
バーサク状態になると攻撃力が上がり、強力な超必殺技が使用できるなどパワーアップするが、PS装甲が徐々に無くなっていく。

どの機体も攻めと切り返しの両方にゲージを使うので、
セシリアや空気を読む衣玖さんと組ませると、『狂気と正気の狭間の弾幕地獄』と化す。1度お試しあれ。
逆にゲージを常に0すれば、元ゲームの仕様に近づく。


以下、各機体の簡単な性能とキャラの紹介。

『SEED』の3人組

GAT-X370 レイダーガンダム

「そりゃぁぁぁ! 滅・殺!」

伸縮自在のハンマー「ミョルニル」を装備したガンダム。鳥のような姿のMA形態に変形可能
レイダー(襲撃者、奇襲)の名の通り、MA形態ではカラミティを乗せて高速移動が可能。
武装もバルカンにハンマーと一撃離脱を重視したものになっている。
恐らくガンダムタイプのMSでは唯一、頭部の口にあたる部分にビーム砲を搭載しており、
放映当時は「爽やか吐息」「臭い息」「ゲロ」といったネタになった。
制式仕様ではミョルニルやツォーンのような運用に難のある武器は外され、すべて実弾武器に変更されている。
また、対MS戦ではなく大気圏外からの急降下爆撃など拠点攻撃が主な役割となっている。

パイロットはクロト・ブエル。担当声優は結城比呂(現・優希比呂)。
戦闘時に「滅殺!」やら「撃滅!」やら、うるさい人。口数が多く喧嘩っ早い性格。趣味は携帯ゲーム。
旧三馬鹿の中で最後まで生き残ったが、薬切れで発狂して突撃をかけたところ、ビーム砲の撃ち合いに負けて死亡。
尤も、その時既に味方はほぼ壊滅状態であり、帰還できる戦艦はなかったのだが……。
ちなみに、スペシャルエディション(編集版)では死に様が凄い簡略化されている。ひでえ。
でも続編『SEED DESTINY』の研究施設跡のデータ映像に他の二人を差し置いて、一瞬顔写真が登場したりしている。
優遇されているのかいないのかどっちなんだか。

GBAではMA変形突撃による空中戦が得意。一方、攻撃力は高いが発生が遅い技が多いので、近距離戦は苦手。
超必殺技はMA形態に変形しビームを4連射してから突撃し、最後に口からビームを放つ「短距離プラズマ砲アフラマズダ」。
アフラマズダとはMA形態のクローの付け根に装備したゼロ距離武器のことだが、どう見てもアフラマズダを使っていない。
MUGENでもMA変形突撃を絡めたガン攻めは強烈。
もしかするとSEEDの3人組で1番強いかも…。

GAT-X131 カラミティガンダム

「ウザイんだよ、お前ら!」

全身を重火器で武装した射撃兵器山盛りのガンダム
近接武器の類は一切装備しておらず、GBA版でも必殺技は全て射撃技。
格ゲーなのでキックやシールドによる打撃技もある(原作ではしない)が、
数が非常に少なくコンボも少ないので、遠距離攻撃がベスト。
超必殺技は背部と胸部のビーム砲を連続で放つ「全弾開放」。
後期GAT-Xの中では唯一量産型が存在せず、近中距離型のソードカラミティが三機生産されたのみとなっている。

パイロットはオルガ・サブナック。担当声優は仮面ライダーゾルダ役で知られる涼平氏(現・小田井涼平)。
三人の中では人格的に比較的まともな人。趣味はジュブナイル小説の読書。
ウザイと言いつつ味方を攻撃したりするが、薬切れの時間が迫っても敵を追いまわすシャニに
「薬が切れて苦しい思いをしてもいいのか!?」と声をかけた事も。一応はリーダー役らしい。

MUGENでも遠距離からの強力な砲撃で戦うのがベスト。
ビーム兵器の塊なので、PS装甲ダウンするとほぼ全ての必殺技が弱体化 or 使用不可となる。
デザインモチーフは「仮面ライダーゾルダ」か同作品の「マグナギガ」だと考えられる。まぁバンダイだしね。
ちなみに涼平氏はかなりのガンダムオタクとして知られており、中でもΖプラスが大好きだとか。
また、とある企画でゾルダとマグナギガをモチーフにしたガンダムのデザイン画が公開された。なんなんだこの会社。

なお偶然なのか、後にガンダムシリーズに出演した声優の多くが
仮面ライダーシリーズ(主に『仮面ライダー電王』)のレギュラーキャラとなった。

GAT-X252 フォビドゥンガンダム

「お前、お前、お前ぇぇぇぇ!」

大鎌「ニーズへグ」を装備したガンダム。
背部に装備した「ゲシュマイディッヒ・パンツァー」にてビーム攻撃を曲げて無力化することが可能。自分のビームも曲げることが出来る。
PS装甲(マシンガンやバズーカといった物理攻撃に強い耐性を持つ装甲)に加え、ビーム兵器も無力化が可能と、防御性能では随一。
加えて曲がるビームに鎌と、ガンダムシリーズ全体を見てもトリッキーなMSである。
量産型としてゲシュマイディッヒ・パンツァーを水圧・水の抵抗の減免に使用した水中用MSのフォビドゥンブルー、ディープフォビドゥン、フォビドゥンヴォーテクスが制作されている。
ビーム兵器の使えない水中でTP装甲という一点だけでも容赦のない性能をしており、少数でザフトの水中用MS部隊を壊滅させている。

パイロットはシャニ・アンドラス。担当声優は宮本駿一(現・Shunn)。というわけで、旧三馬鹿は中の人が全員改名済みとなっている。
不気味で残忍な性格。一番薬の影響を受けており、三人の中では一番の危険人物。趣味はデスメタルを聞くこと。
防御に特化した機体に乗っているせいか、自身の機体をビームサーベルによって傷付けられた時は、薬切れの時間を忘れて敵を追い回した。
ちなみに宮本氏は本業が歌手なこともあってか、『第3次スーパーロボット大戦α』ではシャニを倒すとCDを拾える。

GBA版でもビームを上下に曲げて撃つができるが、発射まで1秒ほどかかるのが弱点。
残念ながら敵のビームを曲げることはできない。
鎌による攻撃は範囲は広いが、接近しすぎると当たらない技もあるので、中~遠距離攻撃が得意。
というわけで、旧三馬鹿は全て接近戦は不得手。
超必殺技は鎌を一振りしたあとビームライフル(?)、そして曲がるビームを放つ「ヘブンズゲイト」。
「(?)」としたのは、PS装甲ゲージを削ることができないのでビーム扱いのようだが、
原作ではビームライフルは装備しておらず、レールガン(実弾)とされている装備から放たれている為。

MUGENでは曲がるビームだけでなく、飛び道具防御も搭載。
特に飛び道具防御は反射も行うため、弾幕キャラを圧倒出来る。
近接攻撃はSEED組で1番まとも。遠・近どちらでも戦える。

このほか、村雨麗華が連れている紗仁(しゃに)は名前と得物と髪をあわせてシャニを彷彿とさせる。

+ 「ガンダムVSシリーズ」における旧三馬鹿の扱い

『SEED DESTINY』の3人組

ZGMF-X24S カオスガンダム

「見せてみろよ、力を!」

背中に機動兵装ポッドを二機装備したガンダム。オールレンジ攻撃を得意とする。
足が大型クローに変化したMAへと変形可能。
GBA版ではジャンプ時にMA形態を取り、空中戦が得意だが、地上での移動スピードは遅い。
超必殺技はビームサーベルで相手を浮かした上で、ポッドからビームの連続攻撃、そして本体からビーム砲を真上に放つ「デスゲイズ」。
ポッドは超必殺技でしか使われない。
この機体の機動兵装ポッドは今までのガンバレルやドラグーンと違い空間認識能力が高い人物でなくても使用できる。
空間認識能力が高い方が上手く扱えるためテストパイロットはドラグーン搭載機のドレッドノートをのテストパイロットを務めた人物が担当していた。
前身としてMS形態への変形機構のないプロトカオスが存在している。

パイロットはスティング・オークレー。担当声優は諏訪部順一。MUGEN的にはあのエミヤ
三人組の中では最後まで生き残る(一時はカオスごと撃墜されたかと思われていた)が、
再びデストロイガンダム量産型に乗って出撃しあっけなく死亡した。
まぁ、元々戦いの舞台となった大気圏内では機体の性能が生かしきれないし、ガンダムシリーズではよくあることだから仕方ない。
「性能を活かせるはずの宇宙で戦ったときの方が戦績悪くね?」という突っ込みは禁句。
なお、最終的にカオスを再起不能に追い込んだのは量産機に乗った一般兵3人の連携による。
この数話前にスティングが「MSの性能で強さが決まるわけじゃねえ!!」と叫んでいたため
視聴者からは「なんという皮肉」「身をもって証明した」などとネタ扱いされることになった。
ブロックワードは本編では描写される事なく終わったが、
設定資料によると「弱い」、監督のtwitterの発言によると「夢」らしい。
ちなみに、設定上前作の3人より制御は利き易い変わりに弱くなっている。
ファンの間ではその名字から「オクレ兄さん」と呼ばれ親しまれている。
『スーパーロボット大戦Z』では自らの境遇と比較的強化人間としては人格がまともだった為か、
同じく強化人間のフォウを気遣うセリフがある。
『スーパーロボット大戦L』では最期の瞬間、生きていたステラと再会して正気に戻るという救いが与えられた。
二次創作では兄さんを飛び越えて他の2人のおかんと化すこともある。

ビットあり、空からの投げ技有り。こいつヘリオンだろ。
MUGENでは元ゲームには無かったポッド設置からの攻撃が強力。

ZGMF-X31S アビスガンダム

「ごめんねぇ! 強くってさぁ!!」

水中戦用のガンダム。MA形態も水中潜行形態。全身にビーム兵器を装備しており火力は高い。
GBA版ではビームによる遠距離攻撃が得意な機体。
ランスのリーチは長いが発生が遅いので接近戦は不得手。
MA変形はレイダーやカオスのように前方に突進するのではなく、真上に上昇する対空技。
超必殺技はランスで相手を浮かした上で、自身もジャンプしてビームを連射する「ディープコア」。
接近技なので、攻め込まれたときに使う。
他のゲームでは、MA形態時のみ「真後ろに撃つ魚雷」なんてのも使用できるが、
戦闘機みたいに「ドッグファイトでケツ背中を取られた」と言う状況ならともかく、
一瞬で方向転換出来るうえ真後ろに飛ぶ事も可能なMS同士の戦いだと背中の取り合い自体が発生しないので、あまり意味が無い。
ちなみにこの記事で紹介されている機体及びセカンドステージMSの中で派生機が存在しない唯一の機体である。

パイロットはアウル・ニーダ。担当声優は『SD三国伝』の呂蒙ディジェの声を担当した森田成一……だと……?
劇中ではビームジャべリンに刺されて、真っ先に死亡。ブロックワードは「母さん」。
過去に施設で母親代わりの人関係で、なんらかのトラウマがあったのが理由である。
趣味はバスケットボールで、空母甲板で良くスティングを付き合わせている。

余談だが、 スティング、ステラと比べてスパロボでの扱いが異常に悪い
初登場のSC2ではラスボスの私用で深海の遺跡に単独でパシらされた結果 追ってきたゲッターポセイドンと交戦して死んだり
Kでは 既に死亡済みで名前しか出てこなかったり
Lでは 顔グラとアビスガンダムのアイコンは作られたが一度も戦闘する事無くいつの間にか死んだ事になっていたり ……
Zでは高い装甲値にビーム以外のダメージを軽減するVPS装甲、更に長射程高火力のALL武器とこちらをかなり苦しめる敵なのだが。
SC2でもフォウ救出フラグを立てていた時に追加されるエクストラステージにおいてプレイヤーの手で新三馬鹿を操作する機会が
あるのだが、MA形態にすると足並みが揃わずさりとて変形しないと火力が不足する(トドメにステラが閃きを覚えない)ガイアや、
飛行はできるが火力も装甲もごく普通のカオスと比べると、火力も装甲もそこそこあるアビスは安定して強い印象を受ける。
そのド安定戦力を私用で潰されたネオェ…。

MUGENでは真上に上昇する技を所持、近接はまぁまぁ。遠距離ビームは威力が高い。
きら様、ニプトラ貸してあげてください。

ZGMF-X88S ガイアガンダム

「私がこんなぁぁぁぁ!」

地上戦に特化したガンダム。MA形態は犬に変形。どう見てもゾイドです。本当にありがとうございました。
(監督がゾイド好きであり、前作から四足歩行のMSが登場している)
連合には四足形態への変形機構を技術転用したワイルドダガーが存在しており、試作機でありながら70機生産されている。

パイロットはステラ・ルーシェ。担当声優は桑島法子。連合強化兵士の紅一点。
共通点はあるがこいつの思い人ではない。
性格はかなり子供っぽい。でも戦闘力は目視でも高め。素晴らしい。
事実上ストーリー前半のヒロインであり、シン・アスカといい関係になりそうだったが…。ブロックワードは「死」。
常日頃から「死」と隣り合わせなのにそれは致命的じゃないか、とはファンの間でもよく言われる話。

最後はデストロイガンダム試作機操作中に暴走して、キラに倒される。
シンの説得により動きが止まっていたのだが、「敵」であるフリーダムが視界に入った事によって再び錯乱。
シンごとスーパースキュラで薙ぎ払おうとして、結果としてそれを止めるためキラに止めを刺される事となった。
劇中の描写から察するに、どのみち助かっても薬漬けの体はもう限界だったらしく、
その証拠にコクピットから降ろされた際は目立った外傷も無かったにも関わらず、
シンの腕の中で静かに息絶え、シンによって水葬された
彼女自身『機動戦士Zガンダム』の強化人間フォウ・ムラサメのオマージュという感が強く、どちらも不可抗力の悲劇となっている。

さらにガンダムシリーズ的には強化人間や薬漬けのキャラにも同様に死亡フラグが立ち(言わばガンダムシリーズのお約束)、
機動新世紀ガンダムX』のカリス・ノーティラスと『機動戦士ガンダム00』のルイス・ハレヴィ、ソーマ・ピーリス、
アレルヤ・ハプティズムを除くと殆どが死亡している。*3

そして、そういったキャラが『スーパーロボット大戦』シリーズなどで救済されるのも、またお約束である。
初参戦時にはオマージュ元のフォウ救出フラグはあるのに彼女は普通に死ぬため「やはり不遇…」といわれたのも今は昔。
最近では ステラが必ず生存するスパロボ まで出てきていよいよフォウと同じポジションになってきている。

GBA版では唯一MS形態とMA形態を行き来できる機体。空中でも変形可能。
MA形態では姿勢が低くなり、移動速度やジャンプ力、戦闘能力が上昇する。
よってMA形態でいるのが基本だが、ダメージを受けるとMS形態に戻ってしまうので広範囲攻撃に弱い。
またMA形態での主戦力となる突進技、グリフォン2ビームブレイド三段のPSゲージの消耗が激しい。
超必殺技はMS形態ではスライディングをしてからビームサーベルで連続斬り、
最後にMA形態でビームブレイドと共に突進する「ミラージュスラッシュ」。
MA形態だと数秒間スピードがアップし、ビームブレイドなどのヒット数と攻撃力が上昇する「ヴィジョンモード」。

MUGENでは6機中通常攻撃力が一番強い。近接戦闘タイプ。MA形態時は援護受けられません、注意。

+ 「ガンダムVSシリーズ」における新三馬鹿の扱い


出場大会

【旧三人組】
削除済み
【新三人組】
削除済み

出演ストーリー



*1
ちなみに「ブーステッドマン」という呼称は小説版のみであり、劇中では「生体CPU」と呼ばれている。
また、シリーズ監督の福田氏によると「死刑囚が刑の軽減の契約の代わりに生体CPUとして新型MSで出撃する。
それがブーステッドマンである」と京都公演の際に説明している。
ただし死刑になった理由が不明であったり格好が元死刑囚に見えないなど、
設定の詰めの甘さが見られた為かサンライズでは公式な設定として認知してはいないようだ。また、この例のように『SEED(DESTINY)』においては プロデューサー・監督・その他製作スタッフ間の連携がきちんと取れていない傾向があり 、前述の設定の詰めの甘さや、後述の件等々、作中の随所にそれによる影響が散見される事となっている。

『DESTINY』においては、子供の頃から調整や訓練を受けて、ようやく「生産」されるといった設定になっている。
同作には廃墟となった研究施設が登場し、その惨状にシン以下ミネルバクルー一同がショックを受けたり、
あるいはその非道さに怒りを顕わにするといった、地球連合軍の残忍さと非道振りを視聴者に
これでもか、と見せ付けるような演出がTV本編で見られたが、外伝作品によると、
これは施設の子供達が反乱を起こし、施設スタッフと戦闘になった結果生じてしまった犠牲らしい。
(TV本編ではあくまで地球連合軍の非道な実験・待遇等で犠牲になったかのように表現・演出がなされていた)

あと、地球連合軍は反コーディネイターを名目に戦ってはいたものの自軍にコーディネイターがいなかったわけではなく、
外伝作品でコーディネイターやハーフコーディネイター(その名の通りナチュラルとコーディネイターのハーフ)が在籍していたり、
遺伝子操作で感情を操作した地球連合製コーディネイター「ソキウス」が登場していたりする。
なお、彼らの大半はナチュラルでも運用できるMSや強化兵士の完成によってお払い箱となり、
軍を追われたり処刑されたり新兵器の実験台にされたりしたらしい。

*2
原作での死亡キャラ救済に定評あるスパロボでは専ら続編のDESTINYが参戦しており、
今のところ彼らが救済されるシナリオがあるのは、今のところGジェネDSと
2013年12月19日に発売された「真・ガンダム無双」のみである。

*3
カリスは強化の代償として1ヵ月に1度にかなりの苦痛が発作的に起こる「シナップスシンドローム」という後遺症を持っている。
(とはいえ、最終回ではその後遺症も「それもまた自分の人生だから」と認めている)
ルイスは元々死亡させるつもりだったが、監督がそれだと美談になってしまうという理由から、
生存させ自分の犯した罪と向き合わせるという死よりも過酷な結末にしたという。
強化人間は生き残っても、それなりの苦難があるようである…

また、『機動戦士Vガンダム』のカテジナ・ルースも小説版では強化人間になっているが、
小説版では最終的に死亡している(原作では生存している)。それがあってか、スパロボでは強化人間にされていたり、
悪い時は原作イベントを消化した作品の続編で死んでしまったこともある(スパロボα外伝)。
まあ、TV版でのイカレっぷりを見ていると強化されているんじゃないかと疑いたくもなるが。
尤も、原作でも視力、あるいは記憶を喪失しているのでは?と取れる描写もあり、
帰るべき故郷が焼け野原になっていることもあって、未来の苦難を想起させる結末ではある。
……シャクティに爆殺?何のことやら。
ちなみにカテ公の生存の理由も「死より過酷な結末を」というもので、
前述のルイスと同じものである(というか、カテジナの方が先)。
尤も、本当に全てを失ったカテジナと、心身共に傷付きつつも恋人が寄り添っているルイスとでは決定的な差があるが。