ガンダムデスサイズ




「死ぬぜェ… 俺の姿を見たやつは

    みんな死んじまうぜェ!!」

  • 形式番号:XXXG-01D
  • 頭頂高:16.3m
  • 本体重量:7.2t
  • 装甲材質:ガンダニュウム合金

アニメ『新機動戦記ガンダムW』に登場するMS(モビルスーツ)で、反抗作戦「オペレーション・メテオ」において作られた5機のガンダムの内の1機。
大鎌を装備しているという5機のガンダムの中では特異なスタイルで、黒いその姿はまるで死神のようである。
武装は機体の代名詞でもある大鎌「ビームサイズ」、
中央からビームの刃を伸ばし、射撃武器としても使用可能な盾「バスターシールド」が主な武器である。
余談だがこのバスターシールド、特に誘導装置の類は付いておらず、一度撃ったら回収するまで再利用できない
また頭部にバルカン、両肩にマシンキャノンを装備している。

+ 土井先生のニコニコ社会科見学
農具としての大鎌の正しい使い方。
ファンタジー世界で凶器としか使われない大鎌ばかり見てきた方には新鮮ではないでしょうか。

死神が鎌を持っている由来も「神に仕える農夫」としてこんな感じに命を刈り取る(収穫する)使命のためで、
戦闘用の武器ではないのだそうだ。
ただし戦闘用の鎌というのも無いわけではない。その場合は戦い易い様に
(普通の形の鎌だと「刃を敵の背後に送る→引く」の二動作が必要。剣等なら最初の動作で斬れている。
 なお農具の鎌は多少手間が増えても「足首根元から刈る」方が重要なので問題は無い)、
刃が柄から真っ直ぐ伸びており(要は逆刃の薙刀。逆刃と言っても「不殺の誓い」とかではなく的なイメージ)、
ガンダムデスサイズも作中でその形態を用いた事がある。

開発者プロフェッサーGの意向により、「高い瞬発力による回避・離脱速度の向上」、
「電子的手段を用いた機体の存在の隠匿」の二つを課題として開発された。
機体仕様は反応速度と突進力を最重視したセッティングとし、5機のガンダムの中では随一の機動性・運動性を持つ。
2つ目の課題については、プロフェッサーGの専門分野でもあるステルス技術を応用した電波妨害装置「ハイパージャマー」を搭載。
機体の塗装も電波、赤外線を吸収する特性を持つ黒い特殊塗料を使用し、隠密行動に特化している。
この能力により、姿を消して音もなく敵に忍び寄る事が可能
(普通に考えれば相当な重量と大きさがあり、歩いても走っても推進機構を用いても武器を使っても音と振動と熱とが発生するので大気中では無理である。
 しかも物語終盤にコロニー内部で実際にこれをやってみせた。まあリアル系ではなくスーパー系なのでしょうがない)。
強力な妨害電波を発生させ、カメラやレーダー等の電子機器をも無効化する。
音もなく忍び寄り相手を斬り倒す戦法を得意とし、その姿は正に死神と言える。

だが宇宙に上がる際、普通にMSごとシャトルで上がったためにすぐにOZに感知され、あっさり捕まってしまう。
ヒイロの助けでデュオは脱走するが、デスサイズは見せしめとして公開破壊され人目も憚らず絶叫する。
その後、月面基地でガンダムを製造した5人の科学者(この時はOZに捕まりOZのMSを開発中だった)を殺そうとはするが、
デスサイズとシェンロンが改修中と知り、乗れるようになるまで待つために敢えて捕まる(科学者達のパフォーマンスに付き合わされる)。
独房の空気を抜かれ絶体絶命の状況に陥るが、やっとガンダムが動かせる位の状態になり、
水を得た魚のように久々の背後斬りでズパズパぶった斬っていった。

この改修されたデスサイズは「ガンダムデスサイズヘル」と呼ばれている。
マント状の特殊装甲「アクティブクローク」が追加されており、強固な対ビームフィールドを展開可能になった上、
ただでさえ高度なステルス性能がさらに強化されている。
展開すると蝙蝠の羽根のような形状に広がるため威圧感も抜群。その姿は死神と言うよりもはや悪魔である。ちなみに展開せずとも攻撃は可能。
また、バスターシールドは棺桶の形になり、ゼロのバスターライフルを相殺した事もあった。
ちなみに「ヘル」は、「一度破壊されたデスサイズが地獄の淵から蘇った」事から付けられたそうな。

OVA版ではこのクロークがさらに大型化された上、より生物的にリファインされており、
白い翼の天使を思わせるゼロカスタムとより対照的に映えるデザインとなっている。
その代わりバスターシールドはオミットされ、攻撃時にはクロークを開く必要がある。
同リファインの前期デスサイズはバスターシールドを装備している。

パイロットはデュオ・マックスウェルCV 関俊彦 )。格ゲーではユンのモデル元としても知られている。
非常に明るく人当たりのよい陽気な少年で、主人公格5人の中のムードメーカー的存在。
信条が「逃げも隠れもするが、嘘はつかない」という辺りに、根の部分の人の良さが表れている。
そのせいで(主にヒイロに)酷い目に遭わされる事が多いのだが…。
割と皮肉屋でもあるのだが、語り口が軽妙なので暗さが薄い。
また、この項目にもあるように死神を自称し、しょっちゅう「死ぬ」を口にして見得を切るわけだが、
その劇中の演出や彼の悲劇的な背景などでちゃんと説明がされているせいか、中二病扱いされる事がまず無いキャラクター。
一説には、放映当時は主人公ヒイロをも上回る人気を誇っていたという。
どのくらい人気が高かったかというと、 デュオの彼女役を担当していた声優さん 剃刀が送り付けられるという事件が起きた程。
…人気者も大変である。
ちなみにコミックボンボンで連載されていた『がんばれドモンくん』の人気投票では放映当時も終了後も関係なく、3回連続で1位を飾っている。

デスサイズに強い愛着を持っており、普段は親しみを込めて「相棒」と呼んでいる。
作中でもトップクラスの常識人だが、それ故に他の奇人変人見本市な登場人物に振り回されて碌な目に遭わないため、かなりの貧乏くじ引き。
例えば、第2話ではリリーナを殺そうとするヒイロを止めたら逆にリリーナに怒られ
直後にヒイロが「これで何もかも終わりだ…!任務、完了…」と、
せっかくサルベージしたウイングガンダム(+傍にあったデスサイズ)目掛けて魚雷で特攻される
その後も同じガンダムパイロットのよしみでヒイロを助けたのに、ウイングガンダムの修理のために勝手にデスサイズのパーツを剥ぎ取って使われたり…。

そして、本作ではヒイロが自爆狂の様に語られることが非常に多いのだが、実は自爆を優先的に選択するのはデュオである
漫画版では特にその傾向が強く、宇宙で敵機に囲まれどうしようもなくなった時に自爆しようとしたり、ヒイロの自爆に関心を示したりしていた。
『EW』においても、武装が切れて劣勢に陥った際に真っ先に自爆を提案したのはデュオであった。
ゼロシステムで極限まで精神を削られた時にも狂乱しながら自爆装置を探したりと、一番良い選択として自爆を選ぶ思想を持っている。
一方のヒイロはトロワに自爆は「死ぬほど痛い」とあまりお勧めしていなかったり、「誰よりも戦い抜いて見せる」と非常に諦めが悪く、
自爆はあくまでも任務内での行動に過ぎないのだが、作中における数々のインパクト溢れる奇行行動(例:乗機の初の大破が自爆)の結果、
視聴者からは自爆キャラとして位置付けられてしまったようだ。

また、『ガンダムエース』連載の、本編の十数年後が舞台である小説『Frozen Teardrop』にもいち早く登場。
人当たりの良い神父服のおじさんとなっており、「ファザー・マクスウェル」を名乗っている(火星の風土病のために実年齢より老けて見えるらしい)。
本職は神父ではなく、賞金稼ぎ兼殺し屋である。
一方、前述の彼女は本物のシスターとなり、孤児を育ている。
+ なんでこんな事になったのかというと…
彼女とは別れたりくっついたりまた別れたりを繰り返していたある時、酒を飲んでバイクを運転して事故を起こす。
ヒイロと違い骨折を自力で治せない彼は入院をする羽目になり、別れた元彼女が治療費を払う事になる。
しかし新しいバイクが欲しかった彼は、治療費を踏み倒すために彼女にプロポーズし、結婚する。
そして色々な方法で金を貯め、バイクを買ったらさっさと逃げた。
この時に悪徳神父に金を貸していたのだが、返せないからと神父は教会を明け渡した。
既に彼は逃げていたので、彼女(妻)が教会を管理する事になったが、
教会は多額の借金を抱えていた上に孤児までおり、彼女が孤児の世話をする事になった。
そんな事を知らない彼がある時その教会を通りかかった際に、シスター姿の彼女に関節技で腕を折られ
財産分与するために離婚し、彼が借金を返済する事になった。
そして彼女がシスターとして孤児を育て、彼が教会への寄付という形でその養育費を稼ぐ事になったのである。
ねぇどんな気持ち?剃刀送り付けたファン今どんな気持ち?…いや、マジで誰得なんだよこの展開

なんともはやいい加減な生活だが、それでもなお、彼が形の上だけとは言え神父になり、孤児達を引き取るのは奇妙な縁があると言える。
と言うのも、デュオもかつては孤児であり仲間の孤児と一緒に窃盗で生計を立てていたのだが、調子に載って軍の備品にまで手を出してしまった。
しかしこの盗みに失敗した上、軍に手を出したとあってそれまでは目溢しをしてくれていた街の住民達もデュオ達を放って置けなくなり、
彼らの住居を壊してマクスウェル教会に引き取られる事になる。
孤児達の中でも特にはねっかえりのデュオには引き取り手がいなかったものの、性根は真っ直ぐで明るい性格の彼を、
神父とシスター・ヘレンはいたく気に入っており、彼を神学校に通わせるなど実の息子のように可愛がっていた。
しかし、コロニーとOZとの戦乱は彼らの住んでいた教会にまで及ぶようになり……。

TVシリーズの前日談を描いた『EPISODE ZERO』の中でも、デュオのエピソードは彼の人となりがどのように造られたのか印象深い話に仕上がっている。
今では少し入手しづらいが、『Frozen Teardrop』と共に手に取って欲しい。

孤児の一人として彼の息子も登場している。名前は父親と同じくデュオ。
シスター曰く「あんたに似てたからそう名付けた。どっかの女に産ませた子かと思ったよ」との事だが、
これに対する父親の感想は「年からして、俺達が付き合っていた頃じゃないか」という事である。
どのくらい似ているかというと、初対面の時に息子の方から「あんたは俺の父親か?」と聞いてきたほど。

+ 各ゲームでの活躍
+ 『スーパーロボット大戦』シリーズ
『スーパーロボット大戦』シリーズではヘル、ヘルカスタムより出番は少ない(『スパロボ』への出演は『EW』版の方が多いため)。
『α外伝』以降では、『EW』版の「ヘルカスタム」としての参戦が多いが、
それを含めたすべての作品で言える事が「『W』チームの中でも抜群に使用率と汎用率が高い」という事である。
回避能力が高い上に、ハイパージャマー(分身)や対ビームバリア能力等、防御面が強いので、生存率がずば抜けて高い。
さらに、初期は射程1だった主要武器の「ビームサイズ(シザース)」が『α外伝』以降射程が伸びているので、
敵陣に突っ込ませて無双する事が可能になった。

『第2次・第3次α』では、後継機のデスサイズヘルカスタムがP兵器で全体攻撃のビームシザースを持ち、やはり性能は総じて高い。
本作の全体攻撃は、移動後使用不可だったり、使用に高い気力が必要だったりとクセのある武器が多い中、
移動後攻撃可、気力要らず(『第3次α』)という破格の使い勝手の良さを誇り、自身の生存能力の高さと併せて前線で屍の山を築き上げられる。
ウイングガンダムが演出面で愛されているとしたら、デスサイズは性能面で愛されていると言えるだろう。
……が、『L』ではまさかのシザースの射程がたったの2
これはボロット正義の鉄拳よりも射程が短く、他に補える武器もないので結果として全味方ユニット中最低射程のユニットと言えば、。
どれだけ酷い状況かお分かりになると思われる(マップ兵器はあるが…)。なんか『GジェネWARS』の不遇が流れ込んできてるような……。
強化パーツとフル改造ボーナスで8まで延長できる同じDSの『W』とは大違いである(実際、この『L』では強化パーツ廃止というのもあるが)。
クリティカル率だけは物凄いので、補強すればいけなくはないのだが…シザースは空Bなので、空適応も欲しいのが悩み所。

『スクランブルコマンダー2』でも割と序盤から登場するが、このゲームはシステム上遠距離武器の少ないユニットは活躍しづらく、
ならばとほぼ唯一の遠距離武器「ビームシザース投擲」を強化すると、今度はその攻撃範囲の広さで味方を巻き込んでしまう。
死ぬぜぇ…俺の前に出たら、敵も味方もみんな死んじまうぞぉ!あと、当然飛べないので空中戦MAPでは戦力外になる。
スーパーロボットの強力さと、その力が味方に向く事の恐ろしさを説くシステムとシナリオ構成とはいえ、中々の不遇ぶりである。

『第2次Z破界篇』においては久々にテレビ版で出演。
必殺武器の「ハイパージャマー・スラッシュ」(ジャマーで敵機の視界を狂わせ、死角から一刀両断にする)が追加された代わりに燃費がやや悪くなった。
また『F』などの時にはあったマシンキャノンがオミットされており、
インファイトに特化した機体になっている(一応バスターシールドもあるが弾数は少ない)。
『第2次Z再世篇』でもほぼ同じ。「ハイパージャマー・スラッシュ」が「ハイパージャマー攻撃」に名称が変更された。
中盤でデスサイズヘルに強化。能力が上昇し、アクティブクローク(軽減バリア扱い)が追加される。
『第3次Z時獄篇・天獄篇』では『EW』版のデスサイズヘルで登場。性能は『第2次Z』のTV版デスサイズヘルとほぼ同じ。

+ 戦闘デモまとめ
『F』版
『64』版
『α』版
『α for DC』版
『第2次Z破界篇版』
『第2次Z再世篇』版

パイロットのデュオも人柄が良く、『W』勢一の常識人なので同作のカトルと共に早い時期で仲間になる事が多い。
『F完結編』では、Wチームが離脱した後に一番早く合流するのが彼だったり(他の連中は五飛以外、条件やルートによっては帰ってこない)、
『α』ではウイングチームで一番最初に仲間になる(第4話、しかもサブタイトルは『死神と呼ばれたG』)。
NPCとしてひたすらバスクと不毛な殴り合いを続けるけど
『W』ではカトルと共に第一話から登場し、
『W』勢の中でも仲間になる期間が一番長く、またオリジナル主人公のカズマ・アーディガンとも他の登場人物に比べてかなり親しくなっている。
ちなみにカズマの家族以外で部屋に勝手に入ってくるのはデュオくらいだったりする。
また、初登場の際原作でヒイロに名前を勝手に使われた仕返しとして「ヒイロ・ユイ」と名乗り、
正体が判明した後にヒイロの事を「変な奴」と称している。
社交的な性格なのでオリジナルや版権作品のキャラとの絡みは特に多い。シナリオライターにとって扱いやすいキャラなのだろう。
性能面は、格闘と回避に重点を置いた性能であり、デスサイズの性能にあった成長をする。
また、他のRPGにおける魔法のようなコマンド「精神コマンド」で覚える精神が「加速」「集中」「ひらめき」「不屈」「熱血」など、
リアル系として王道のラインナップを大体覚えるので使い勝手がかなりよろしい。
作品によってはこれに加え、資金を稼げる「幸運」、同時に多数の精神コマンドが使える「奇襲」、
敵全体の命中率を半分にする「かく乱」など、強力な精神コマンドを覚える事もある。
『第2次α』では五飛がデスサイズの分身発動条件の気力130を一発で満たせる「気迫」を覚えるために、
彼と乗せ換えるという選択肢もあるにはあったのだが、
続編の『第3次α』では、そうはさせるかとばかりに五飛よりも低いレベルで「気迫」を習得するようになり、乗せ換えの芽すら潰した。
性能・ストーリー共に、『W』チームで一番活躍してるのは間違いない。
『第2次Z』『第3次Z』でも序盤から自軍に参加している。

+ 『Gジェネレーション』シリーズ
『Gジェネレーション』シリーズでは、
W系のガンダムのお約束でデスサイズが地上特化、デスサイズヘルが宇宙戦対応、
デスサイズヘルカスタムが更に地形適応を強化した代わりに武器がシザース一本に特化である。
特にデスサイズヘルまではバスターシールドが射程3まで補う射撃武器だったので、
それが消滅するヘルカスタムではシザースが射程3という扱いでフォローしていたのだが、
『WARS』では何故か射程2にされてしまった。おまけにバスターシールドの方は特殊格闘武器扱いで強化。火力では勝っているが……。
これじゃいかんとおもったのか、『WORLD』で再度射程3に戻っている。サンドロックはともかく、元々デスサイズより恵まれていた
ナタクまで同様のパワーアップをしたが。
そして『OVER WORLD』ではまさかのエピオンがデスサイズヘル(EW)の完全上位互換。…デュオは泣いてもいいんじゃないかな
(シザーズと同射程かつバ火力のハイパービームソード、バルカンよりもよっぽど使い勝手のいいヒートロッド。
 防御面でもハイパージャマーの完全上位互換のゼロシステム。
 適応面では空Cのデスサイズヘルに対し空Aのエピオン…冗談抜きでデスサイズヘルが勝ってる所はビームコーティング持ちという事しか…)。

+ 『ガンダムVS.ガンダム』シリーズ
『ガンダムVS.ガンダム』シリーズには、『NEXT』からガンダムデスサイズヘルとして登場。
ハイパージャマーやアクティブクロークといった対射撃用の兵装を揃え、
他の機体よりも着地硬直が短いという利点もあり、トップクラスの生存能力を持つ。
また、発生が早い上にジャストステップですら躱し切れないほど攻撃範囲の広い格闘を持つなど、攻撃面でも優秀。
闇討ち性能の高さは正に死神とも呼べる。
この性能から初期はウイングガンダムゼロ∀ガンダムガンダムに並ぶ4強とされたが、
格闘機にしては格闘の選択肢が少なく、射撃が貧弱(バスターシールドは強誘導で強力だが連射できない)で、
コンボ時間の割にダメージ効率が悪い為、最終的には強めの機体ではあるが10強に入るかは怪しい評価を受けている。

『EXTREME VS.』からは、ガンダムデスサイズヘル(EW版)として登場。コストは準高コストの2500。
格闘機であり、格闘の判定・発生は高性能。ただ、突進速度や伸びに関しては2500格闘機としてはイマイチ。
ハイパージャマーやアクティブクロークなども利用し、闇討ちで相手を相手を狩るのは基本なのは本作でも共通。

『EXTREME VS. FULL BOOST』で追加されたバーストアタック(超必殺技)は「斬りまくるぜぇ!」。
シザースを投擲しながら宙返り→鎌が当たると敵を捕縛、デスサイズはジャマー状態で突撃→背後に回って敵に刺さった鎌を振りぬく。
バーストアタックの中では使いやすい方。

『EXTREME VS. マキシブースト』ではモバイル会員限定機体としてTV版デスサイズヘルが復活。コストは『NEXT』と同じ2000。
EW版のコストダウンコンパチ機体で、ハイパージャマーやアシスト(外見がTV版仕様になっているが、性能は同じ)は健在だが、
トーラス投擲・アクティブクローク・格闘カウンターが撤廃され、射撃と生存能力が弱体化している。
しかし格闘の性能はほぼそのままなので、コスト2000のものとしては超高性能。クロークとカウンターの穴に入った特格と後格も優秀。
基本的な戦法はEW版と同じだが、射撃が弱体化された分、相方との連携がより重要になってくる。

+ 『ガンダムトライエイジ』
トレーディングカードアーケードゲーム『ガンダムトライエイジ』では「ビルドMS 3弾」より参戦。
パーフェクトレアで登場。
主人公機であるウイングガンダムはマスターレア止まりだったというのに
Pレア版はアタックが4200という高い数値なのが特徴。新アビリティ「超電刃」を持つ。
ラウンド開始前に攻撃しダメージを与えると同時にスピードを減少させる効果になっており、
超が付くだけあって通常の「電刃」よりもダメージとスピード減少値が増加している。
「ビルドG 1弾」以降は一回しか使えなくなった代わりに更にダメージが増加している。
アタックが高い分、HPとスピードはそこそこの数値。アタックを伸ばすか他の数字を伸ばすかはユーザー次第。
原作では地上用だが、トライエイジでは適性が宇宙○(普通くらい)となっている。
必殺技は「ザ・グリムリーパー」。
ビームサイズで一撃喰らわせた後ハイパージャマーを起動、敵の背後に回り込み振り返った所を再びビームサイズで斬り捨てる。

「ビルドG 4弾」ではクロスIFカードの一枚として登場。
イラスト並びに裏面インタビューはブルーディスティニー1号機との死神対決になっている。
Pレア程ではないもののアタックが高いのは魅力的。
アビリティは後攻時クリティカルが確定し、直前に受けたダメージに応じてダメージアップする「烈破」。

パイロットのデュオ・マックスウェルもパーフェクトレアで登場。
Pレア版はアタック補正に特化したスピードバースト持ちというある意味極端なステータス。
スキルは攻撃するたびに敵のアタック・必殺技を20%減少させる強力な効果。
さらにアシストや追加攻撃アビリティにも効果は適用される。

また、「ガンダムビルドファイターズ オリジナルモビルスーツ選手権」との連動企画でガンダムデスサイズ(B)が参戦。
機体カラーが赤を基調とした特別仕様になっている。
期間限定配信のスペシャルミッションのボスとして登場。撃破する事でビルドモビルスーツとして使用可能になる。
アニメ『ガンダムビルドファイターズ』にも第23話で登場。他の出場・優勝機体共々見せ場が用意されているので興味がある方は見てみよう。
この活躍は「ビルドMS 8弾」の裏面インタビューでも触れられている。

「VS IGNITION02」ではガンダムデスサイズヘルがパーフェクトレアで登場。
アタックが高いいステータスと、通常攻撃時に2回連続攻撃を行い更に2回目がクリティカル確定攻撃となるアビリティ「双撃」を持つ。
必殺技は「ワイルド・ウイング・ヘル」。
バスターシールドを射出して攻撃した後、ツインビームサイズで切り裂く。珍しくバスターシールドが戻ってくる演出がある。

同弾でデュオ・マックスウェルも2度目のパーフェクトレアで登場。
アタック重視のステータスと高レベルアタックバーストを持つ攻撃型。攻撃時に永続で相手のスピードを50%減少させるスキルを持つ。
ヒイロ・ユイ(TV版のみ)と同時出撃させれば撃墜を回避して反撃する「絆カウンター」も発動可能。
ちなみに同弾ではデュオ以外のガンダムパイロット(ヒイロ、トロワ、カトル、五飛、ゼクス(ミリアルド))は覚醒「ゼロシステム」を所持しているのだが、
原作でゼロシステムを克服していないデュオだけはゼロシステムを所持していないという原作再現がある。


格闘ゲームでの性能

格闘ゲームではSFCソフト『新機動戦記ガンダムW ENDLESS DUEL』で登場。
性能では、通常技のビームサイズからへの必殺技の繋ぎが主力となる。
また機体性能としてダッシュの際にハイパージャマーで姿を一瞬消す事ができ、姿が消えている際には無敵となるので、
相手の飛び道具などを無効化して接近する事が可能である。
後述するバスターシールドの性能により、
一発の攻撃から大ダメージを狙う事のできる一発逆転キャラである。

+ 必殺技解説
  • サイクロンデスサイズ
回転しながら斜め前方に飛び上がる技。
対空技のように見えるが、実は無敵時間が無いので対空としては機能しない。
しゃがみ強武器攻撃の2段目で相手を浮かせ、キャンセルをかけて繋げるのがベスト。
空中でも使える。

  • バスターシールド
このゲーム最強の武器。
バスターシールドを飛ばして攻撃。3ヒットする。
強版は相手にヒットすると相手の目の前に瞬間移動するため、そこからコンボを繋げる事が可能。
飛び道具からコンボに移行できるという点だけでも強力だが、これを有効活用すると……。

サイクロンデスサイズの強化版。
発生が早いのでガードキャンセルとして非常に役立つ。
無敵時間があるので対空としても使える。
空中で使用可能。

特に強バスターシールドからのコンボがとんでもなく強く、ENが100以上残っていれば簡単に永久が可能となってしまうため、
デスサイズ禁止とする人も多かった。一言で言うと弱攻撃が当たったら試合終了
おまけにこの永久、当時の攻略本に掲載されていた
+ 主な永久
「減るぜ~!俺の弱パンチを喰らった奴はみんな減っちまうぞぉ!」

(しゃがみ弱攻撃×2~3⇒しゃがみ弱武器⇒強バスターシールド~)×n
弱バルカン⇒強バルカン⇒(強バスターシールド⇒しゃがみ弱攻撃×2~3⇒しゃがみ弱武器~)×n
永久は最後の方に…
ナギッ→連打→ゲージ回収→ナギッ…(音量注意)

PSソフト『新機動戦記ガンダムW THE バトル』ではガンダムデスサイズヘルカスタムとして登場。
バスターシールドを装備していないので、「ハイパージャマー」という単独の移動技になっている。
特徴としては、強パンチが全てビームシザースによる攻撃。
どういう事かというと、強パンチが全てガード不可で飛び道具をかき消す(ただし発生が遅い)。
このほかに射程は短いが、ビームシザースの刃を飛ばして飛び道具として使う。


MUGENにおけるガンダムデスサイズ

現在正規入手が可能なのは暗黒内藤氏製作のもののみ。

+ hyuga氏製作
  • hyuga氏製作
現在は公開先の海外サイト「Gundam_mugen」が消滅し、正規入手不能。
アレンジがかなり加えられて技が追加されている他、デュオのカットインボイスが追加されている。
バルカンは未実装。ゲーム性能の完全再現はされていない。

+ Mouser氏製作
  • Mouser氏製作
現在は正規入手不可。
リードミーが付いていないので詳細は不明だが、
動きなどを見る限りは、『ENDLESSDUEL』の原作に結構近い出来映えである。

AIは未搭載だが、斑鳩氏によってAIが製作されている。
このAIを導入すると、他の『W』勢を参考に調整された改変をされており、
通常投げが追加され、原作とは全く違っていた必殺技コマンドが原作仕様へと変更される。
動きとしては、基本コンボが永久コンボであるとばかりに、積極的に永久コンボを仕掛けてくるAIとなっている。
まあ、小パンが入ったら永久コンボになるんだから仕方ないね!
ちなみに、斑鳩氏の説明によるとこの性能でも原作ゲーム内では中堅下位の実力だとか。何それ怖い。

+ 烏賊氏製作
  • 烏賊氏製作
現在は公開停止。原作再現仕様。
こちらは外部AIも製作されており、バスターシールドからのコンボで一瞬でライフを奪っていく超火力。
AIレベルを最大にすれば無限コンボも容赦なく放ってくる。

+ 暗黒内藤氏製作
  • 暗黒内藤氏製作
烏賊氏製作のデスサイズを改変した物。
改変元では未実装だった空中投げと投げ抜けを補完しつつ、
先行入力追加、パイロットのデュオのボイス追加、イントロや勝利画面追加、各種特殊ステート対応、中ポトレ追加、
等といった様々な肉付けがされているが、元々の性能には一切手を加えていないとの事。
なお、全ファイルに手を加えられているため烏賊氏版用の外部AIは未対応。
こちらにも斑鳩氏による外部AIが公開されており、2013年11月8日の本体更新によりデフォルトで搭載された。

出場大会

+ 一覧
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
非表示


最終更新:2023年09月01日 23:07