桔梗

「この世に迷いなき者
 一点の汚れもなき者などいるのでしょうか」

高橋留美子氏の漫画作品『犬夜叉』の登場人物で、同作のヒロインの一人。
また、バンダイから発売された格闘ゲーム『犬夜叉 -戦国お伽合戦-』にも出演している。
CVは前作のヒロインも務めた 日髙のり子 女史。
某音楽ゲームの未亡人ではない。

弓矢の名手であり、とある村で巫女をしていたが、犬夜叉と出会って恋に落ちた。
だが、横恋慕した盗賊「鬼蜘蛛」から生み出された半妖「奈落」によって致命傷を負わされる。
この時奈落は二人の仲を引き裂くために犬夜叉に化けており、
桔梗は犬夜叉が「四魂の玉」を奪おうとしたと誤解し、本物の犬夜叉を封印した後、彼を呪いながら死んだ。
死後50年後、500年先から彼女の魂が転生した存在、日暮かごめがやってくるが、
戦国時代でその魂がかごめから離れたとき、墓の中の彼女の骨と土を媒介にして現世へと復活してしまう。
自分を裏切った(と思いこんでいる)犬夜叉と共に地獄へ堕ちようと色々画策するが、
かごめの魂が戻り、正しい事情を知ったことによってわだかまりは無くなった。
その後は奈落を浄化するべく犬夜叉と協調路線を取っていたが、次第に体を蝕まれていく。
彼女は最後の力で珊瑚の弟の琥珀(この人じゃないよ?)を救い、梓山の弓をかごめに託して、犬夜叉に看取られて二度目の死を迎えた。享年18歳。

かなり思い込みが激しく、さらには思い詰めやすい所が若干ヤンデレを想起させ、二次創作ではかごめ同様中の人ネタとして弄られる
実際に彼女にとってはかごめは恋敵であり、自分が望んで止まなかった「半妖という出自を背負った犬夜叉の心を癒す立場」になったかごめには、
激しい嫉妬(とそれに伴う犬夜叉への強い独占欲)を事あるごとに見せていた。
だが、本質的には子供の面倒を見るのが好きな心優しい性格であり、心の強さを認めたかごめに対して、
犬夜叉のことを任せたりと、かなり真っ当な人物である。

類稀な霊力の持ち主であり、死霊となった姿でも弓矢で射るだけで大概の妖怪を浄化させたり、霊的な札も扱える。
また、死魂虫や双子の子供の式神を使い犬夜叉達を導いたり、自身の体を維持するための魂を集めたりしている。

妹の楓は美しさも霊力も劣ると作者に言われているが、弥勒よりは法力が高く、桔梗亡き後もほぼ一人で50年間村を守り抜くなど十分すごい人である。
片目を奪った張本人である犬夜叉に何の怨恨も持たずに接するなど、人格面では桔梗よりいい女だと評する人もいる

PS用ソフト『戦国お伽合戦』では、梓山の弓を使用した戦闘を得意とする。
当然遠距離攻撃に優れているが、式神による中距離戦闘もこなす。


MUGENにおける桔梗

RicePigeon氏による『戦国お伽合戦』のドットを用いた桔梗が存在していたが、現在は入手不可。
原作通りの技を持つが、ストライカーとして犬夜叉とかごめを呼べるようになっている。

他にもSnowwolf氏(飄雪蒼狼氏)によって改変された「桔梗EX」が存在する。
mugenn1.0以降専用だが、WinMUGEN対応パッチも公開されている。
簡易ながらよく動くAIもデフォルトで搭載されており、中々の強さを見せる。

出場大会

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最終更新:2023年12月13日 11:03