岡崎夢美

「私は、あなたの力を調べたいの。魔法のことをよく調べて、学会に復讐してやるんだから!」

同人弾幕STG作品「東方Project」の第三弾『東方夢時空』のラスボス、及び自機。
二つ名は「伝説」。専用BGMは「StrawberryCrisis!!」。
名前は「おかざき ゆめみ」と読む。愛称は「岡崎教授」、「岡崎最高」又は「教授」。
時々、間違えて「夢子」と呼ぶ人が居るが、それは同じ旧作キャラメイドである。
立ち絵ではいまいち判りにくいが、後ろで一本に編んでいるロングヘア。
現在のどこかの巫女よりも巫女っぽい髪型である。

回避し難いエキストラアタックの特殊弾幕「苺クロス」や、二戦目からでないと負けない驚異的な回避能力からか、
「東方Project」唯一の純人間ラスボスにして、「東方Project」史上最強ボスの一角との呼び声も高い。
(もっとも、これは『夢時空』のシステムの関係もあるが)
と油断していたら『東方深秘録』で人間のラスボスが参戦してきてしまった。
若干、キャラも被っているし……

+夢時空簡易解説
『東方夢時空』はADKの開発した『ティンクルスタースプライツ』を元ネタとする、
縦スクロール対戦シューティングゲーム。
画面中央から左右に分かれ左側が1P、右側が2Pという落ち物パズルゲームではお馴染みの画面構成で、
ゲームルールを簡単に説明すると、
  • 敵をたくさん倒せば倒すほど相手側の敵と弾が増える。
  • フィールドの上部にはライフがハートマークで表示されており、ミスをすると減っていく。
  • ライフが無くなった方の負け。
』が同じようなルールである。

逆に言えば「どんなに頑張っても、相手が弾を食らわない限り勝ちにはならない」という意味でもある。
勝つためには相手のミスに依存する必要がある……つまり、最終的には運ゲーである。
これが、彼女が最強ボスと呼ばれる理由の一端となっているのは間違いないだろう。

余談になるが、『東方萃夢想』及び『東方緋想天』における霊夢のBGMの(そして例のテーレッテーの)原曲は、
元々『夢時空』における靈夢のBGM「東方妖恋談」である。


+詳細な原作設定
靈夢達の世界の住人ではなく、大統一理論が完成した科学が発達した平行世界の人間で、
「比較物理学」の教授。オカルトマニアでもある。
「この世の統一原理に当てはまらない力、すなわち魔力が存在する」という理論
「非統一魔法世界論」を発表するものの、学会から思いっ切り笑われ、
ならば自分で証明してみせると「可能性空間移動船」なる巨大建造物に乗って、
助手の「北白河ちゆり」と共に靈夢達の世界へと訪れた。
突如現れた巨大建造物に驚く靈夢達をエサで釣って戦わせ、データの収集を目論むが……。

性格は学者らしく「知識の追求が第一」で、興奮のあまり少々倫理を踏み外しがちなところが見られる。
でも、平行世界間のエネルギーバランスに不均衡を生むと、
平行警察に捕まって失職するため、エネルギー不均衡には口うるさい。
あまり気の長い方でもないようで、プレイヤーに敗れたちゆりに対しても結構容赦が無い。
研究サンプルとしてプレイヤーキャラを拉致して元の世界に連れて帰ろうとした。
しかも逆境にも弱いらしく、プレイヤーに敗れた後ヤケクソになり、
四次元ポジトロン爆弾で世界を壊滅させようとした。大丈夫なのかこの人。
(さすがに本人は冗談のつもりだったのだが、助手がパイプ椅子で殴って止めているのが、
 彼女の普段の人となりを物語っている)

魔法が存在する世界で取れたデータを元に学会に論文発表するが、
宗教が世界を救うというアレな内容だったため、ついに学会を追放されてしまう。
夢美はさらなる魔法のデータを収集して学会に復讐してやろうと決心して、歴史はまた……。
無限ループって怖くね?

彼女が『東方夢時空』で取った行動をまとめると以下のようになる。
「一番強い魔力の持ち主」へ魔法弾幕の勝ち抜きバトル大会への招待状をばら撒き、探し出そうとする。
→研究のために優勝者をモルモットとして捕獲しようとする。
→実は弾幕合戦も一番強い魔力をもつ者を見つけるための罠だった。
→あわよくば自分もその力を取り込もうと企む
→優勝者に戦いを挑むも破れて計画は失敗
→自爆を試みる 

どこかで聞いた様な話である。

ちなみに、勝者の靈夢には動力源の怪しいメイドロボの「る~こと」、魔理沙にはICBMの「ミミちゃん」を進呈した。
(最初、靈夢にはま○ちを渡そうとしていたが、大人の都合で無難なる~ことになった)
洋館に取り憑いているポルターガイストの要望に応えて、オカルト知識によって神社に引っ越させてあげたりもしている。
他にも月を出しっぱなしにしたりと、非常に高いレベルの科学技術を持っているのは間違いない。
……のだが、同じ旧作ボスである魅魔神綺と比べると、どうもカリスマと言うよりコミカルな印象が強い。
むしろ東方Project全体で見ても珍しいタイプのラスボスと言った方が正確かもしれない。
そういった独特の設定とキャラクター性からか、旧作キャラの中でも知名度・人気共に高い方である。

ちなみに、可能性空間移動船には核融合エネルギーが使用されていた関係からか、
『東方地霊殿』ラスボスの霊烏路空のテーマ「霊知の太陽信仰」には、夢美のテーマ曲からの引用をしている部分がある。

学者であり魔法の類は一切使えないが、正の光子と光波から産み出した「科学魔法」を使用することができる。
しかし、所詮擬似魔法で、ちゆりの科学魔法が通用しなかった為、プレイヤーとは純粋な科学力で戦う。
科学力での攻撃も六芒星型や十字型にするほどのオカルトマニアぷり。
ただし、これは能力との直接の関係は無い。まあ、知識の一環とすれば必ずしも無関係でないかもしれないが。
プレイヤーとの戦闘時に戦闘服に着替えるが、ちゆり曰く「マントはおってきただけ」である。
口癖は「素敵」で、苺が大好き。
夢美の居た世界では14歳で大学院を卒業できる(元ネタは竹本泉氏の漫画の23世紀の設定)。
「脳髄テープ学習」という学習法により11歳で大学卒業・14歳で大学院卒業。
ただしお酒は二十歳になってからという東方的には大問題な世界観)ので、教授でも18歳。東方的には問題なし。
何気に、旧作・Win版を通して見ても、設定年齢が確定している数少ないキャラでもある。
元ネタは「ゆみみみっくす」の吉沢弓美、「さよりなパラレル」の岡島さより、「アップルパラダイス」の吉崎まりあん等、諸説ある模様。
ちなみに、某サッカーで高所恐怖症だったりするが、あれは公式設定ではないので注意。

なお、よく勘違いされるが、彼女やちゆりが居た元の世界とは現実世界の現代でも 近未来 でも無い。
日本語が通じる、限りなく現実世界の日本に近い異世界(パラレルワールド)なのである。
もっとも、二次創作では「そんなの関係ねぇ!」とばかりにその手の関係者とつるんでいる描写もしばしば見られる。

+その他、二次創作での扱い
旧作キャラの中ではそこそこ出番はある方。
経歴を踏まえてか「幻想入りしてしまった人物(?)の関係者が手がかりを求めてコンタクトを取る」
あるいは「外界に放り出されてしまった幻想郷の住人と接触する」といったパターンが多い。
科学的なアプローチから外界と幻想郷のパイプ役をこなせることから、創作上において独自の立ち位置を確保しているようである。
協力者あるいはアドバイザー的な役回りが多くなるためか、良くも悪くも極端なキャラ付けが付加されることはあまり無い。
むしろ自分が直接関わることでない場合は、学問の徒あるいは教育者として落ち着いた性格で描かれることも多かったりする。
元からはっちゃけていたせいか、二次創作では珍しいパターンではある。

他には、全く別の十字架を模した武器を振り回していたり、を持ち込んだりしていることも。
彼女の専攻はあくまで比較物理学であって機械工学ではないはずなのだが、気にしたら負けである。

ちゆり以外のキャラの絡みとしては、にとりをはじめとした河童の技術に興味を持ったり、早苗さんと熱く濃厚な趣味トークを交わしたり、
BGM繋がりでお空とつるんでいたり……といったところ。
また、前述の世界設定を脇に置いて、秘封倶楽部の蓮子とメリーの通う大学で教鞭を執っているケースもしばしば見られる。

+北白河ちゆりについて

「これは小さくても必殺の武器だ。逆らわない方が身のためだぜ」

『東方夢時空』8面ボス(ラスボスの一つ手前)。要は十六夜咲夜魂魄妖夢と似たようなポジション。
二つ名は「時をかける夢幻の住人」。テーマ曲は「Sailor of Time」。
15歳の修士で岡崎教授の助手、専攻はもちろん比較物理学。
「東方Project」では数少ない(?)銃使いでもある。

セーラー服に金髪のツインテール、「~だぜ」等の独特の喋り方をする。
後に口調をパクられたといったネタもある
夢美を「ご主人様」と呼ぶが、何故かタメ口。普段は集めたデータの整理をしたりしている。
先述の通り夢美からの扱いは良くないようだが、こちらもパイプ椅子でドツき返しているのでどっちもどっち。
他のシリーズの主従に比べるとかなりフランクな関係のようである。
その辺を反映してかこの二人、二次創作においてボケとツッコミの立場が固定されていない。
概してツッコミに回った側が苦労人属性まで背負い込まされる傾向があるようだ。
また、彼女をプレーヤーキャラとしてストーリーを進める場合は、
「幻想郷に元から住んでいた、魔法が使える平行存在の北白河ちゆり」という立場になる。
後の魔理沙の中の人である

なお、彼女の元ネタは竹本泉氏の漫画『アップルパラダイス』の登場人物、朝ヶ丘絵理子だそうである
(余談になるが、『夢時空』には他にも竹本泉氏の漫画キャラをモチーフにしたキャラがいるなど、先述の世界設定等にもかなり影響を受けている)。

+「旧作」について
『夢時空』を含む第五弾までの「東方Project」は、PC-98上で開発・動作するもので、
ファンコミュニティではまとめて「旧作」と呼ばれている。
体験版は現在でも入手が可能だが、製品版の入手は非常に困難。

まだ現在のような幻想郷の設定が固まる以前の作品であるため、
舞台が「とある東の国の山の中」と書かれていたり、スペルカードが使用されていなかったり、
腋を出していない巫女が亀に乗って飛んでいたり性格が異なったり思いっきり別人だったりする。
ただ、『東方紅魔郷』以降の作品では設定が一新されたが、基本的に最新作が一番細かく、正しいものであるとされている。
そんな中で、旧作の設定はどこまで残っているかは分からない状態である。
特に、双方にまたがって出演しているメンバーらの設定はかなりぼかされている。
2009年に発売された『東方星蓮船』では繋がりを匂わせるキャラが出てきてはいるのだが……。
細かな部分は原作者のみぞ知る、と言ったところか。

「魔法は実在した! やはりそれは、宗教と密接な関係があり、
   エネルギー問題や環境問題等を解決し、我々人類を救うのは宗教だ。
   と・・・」



MUGENにおける夢美

.DAT氏による手描き製作による夢美が2009年3月19日に公開された。
前述の通り魔法の類は使えないため、霊力ゲージならぬバッテリーゲージが存在するのが特徴。
射撃等を行うたびに消費され、ゲージが切れるとガードが不能になったり、オーバーロードを起こしたりと、大きな隙を晒す。
連続ガードでも情け無用に減る。十字架がシンボルのキャラ的な悲しみでも背負っているのだろうか。
バッテリー切れ中は相手を突き放すことも難しいため、適切なタイミングでチャージを行うことが必要となる。

ダッシュはホバーダッシュ
ダッシュ後の行動不能時間などは設定されていないのでダッシュ後に即JAといったような高速中段を出せる。
しかし着地硬直が非常に長い(約20Fほど。普通はせいぜい3Fあたり)のでこちらも大きな隙をさらしやすい。
夢時空で多くのプレイヤーを恐怖のどん底へ陥れた、夢美の代名詞ともいえる必殺「苺クロス」とともに、
登場キャラを蒐集しようとするラスボスという絡みからなのか、例の対空技も搭載。見えそうで見えない

AIは5段階調整可能なものが標準で搭載されている。
また、12pだと凶クラスの強さになる。

まだベータ版だが、「そろそろ本体は完成間近?ver(本体マニュアルより)」らしい。

+ニコニコMUGEN動画における扱い
ストーリー動画においては、こいつそいつあいつを作ったユメミ・オカザキ教授が有名だろうか。
製作者の動画であるロック魔理沙の探偵物語開始時には、既に肉体を捨てて電脳の海に生きているようである。
……が、河童に会うなり光学迷彩スーツの形状について熱く語ったり、
きら様と同好の士っぽかったり、そのキャラブレイクぶりは留まる所を知らない。教授自重して。

+大会ネタバレ
トーナメントにおける初登場はワールドジェノサイドカッタークラシック
決勝戦終了後に突如として乱入した。
ついでにこの動画においてボイスパッチも公開されていた(公開先だったピアキャスト支援サイト運営アップローダーが閉鎖したため、既に入手不可)。
このボイスパッチは川澄綾子女史の声が使用されていた。
主な素材はセイバーや『シスタープリンセス』の千影だろうか? 凛々しく、クールで、ミステリアスな感じである。
ただし、ダメージを受けると時々いったーい☆とか口走って気勢が削がれるのはご愛嬌。

会話付きミニトーナメントでは、学術目的と称して京子ジェラートを撃破しつつ捕獲していき見事優勝。
主催者も見事打ち破った。また、同大会中で唯一イケメンの容姿に津今田キャラである。
こちらでもボイスパッチが製作・公開されている。
こちらのボイスは『どきどき魔女神判』シリーズの安部マリアのもの。声優は上田真紗子女史。
オカルトかぶれ委員長(化学部所属)キャラということで、夢美の雰囲気には合っているかもしれない。
こちらもこちらでダメージを受けるとヘンターイ!とか言ってくれる。ありがとうございました。

何なの? 教授のダメージボイスにはネタを仕込まなきゃいけない条例でもあるの?


+ネタバレ注意!作品別裏切りグランプリ
もう一度警告します。本編未試聴の方は速やかにこのページを閉じてください。
これを見るとある試合(前半ではない)を視聴するとき必ず後悔します。ご了承ください。
          この先、一天文単位
              ↓







































本大会開始時からそこそこの登場回数と珍しさから、多くの注目と期待を集めていた教授。
・・・が、中盤から怒涛の裏切りに遭い驚異的なステータス減少が始まってしまう。
ついには、視聴者から豆腐と言われるほどのステータスに陥るも、
なぜかチームとしては勝ち越しを繰り返し「幸運の女神」の称号を授かる。

ちなみに、チーム最終戦時のステータスはLIFE784 ATK51 DEF57
火力は約半分、耐久力に至っては約1/3である。
しかし幸運の女神もあまりのその豆腐っぷりに遂に敗退。充分過ぎる戦績を残すも、個人戦に出るには至らなかった。
……と、視聴者の多くが認識したところにまさかの編集ミスが発覚
大会は【本家】と【IF】に分断され、絶望的ステータス、絶望的戦力差をひっくり返し見事三タテありえん(笑)
まさかの【本家】サイドからの個人戦出場を勝ち取った!
ひょっとすると、それは神から与えられたものだったのかもしれない。幸運の女神はまだ死んではいなかったのだ! 
この試合で みすちー肌になった視聴者も多いのではないだろうか。それほどの手に汗握る逆転劇であった。
…少し熱くなりすぎたかもしれない。続きに戻ろう。
そうして個人戦にあがった教授は初戦のジャギの猛攻をかいくぐり、には弾幕で優位に試合を進め、
最終的には見事優勝し、この大会の正史に幕を降ろしたのであった。

ちなみに、終盤の楓も猛烈な勢いで疲労が蓄積しており、ATK50未満が標準という極限状況であった。
そのため、視聴者からはしばしば「竹光」だの「なまくら」だの言われていた
(もっとも、これは蔑称ではなく、むしろそのような中でも
 立ち回りの強さで勝利を拾い続ける楓への声援とでも言うべきものである)。

もし彼の武器が真剣であったなら……、もし編集ミスがなかったなら……。
幸運の女神にふさわしい、まさに奇跡のような優勝だったのかもしれない……。


出場大会

シングル
タッグ
チーム
その他
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出演ストーリー