サンダー・ホーク


「怒りでも悲しみでもない。

   聖なる血が私を戦いにみちびくのだ!」

初出作品: スーパーストリートファイターII
出身地: メキシコ
生年月日: 1959年7月21日
身長: 230cm
体重: 162kg
スリーサイズ: B144 W98 H112
血液型: O型
好きなもの: 動物、髪飾り
嫌いなもの:
特技: 木彫りの彫刻作り、猛禽と会話
ファイティングスタイル: 不明
キャッチコピー: 怒れる雷の勇者 (IIX)、誇り高き聖獣 (ZERO3)、誇り高き戦士 (IV)
CV: 飯塚昭三 (ZERO3)、奈良徹 (IV)

ストリートファイター』シリーズのキャラクター。三闘士とは関係ない。
『スーパーストリートファイターII』から登場し、後に『ストリートファイターZERO』シリーズ、『ストリートファイターIV』シリーズにプレイヤーキャラクターとして参戦した。
ゲーム内では「T.ホーク (T.HAWK)」 と表記されている。恐らくトマホークと掛けていると思われる。


キャラクター設定

メキシコ出身の先住民、所謂インディアン*1の部族「サンダーフット族」の出身。
『ストII』より30年前に、ベガ率いるシャドルーによって故郷である部族の聖地を壊滅させられてしまう。
この時のベガの目的は、当時優れた格闘家であったサンダー・ホークの父であるアロイオ・ホークを生かしたまま捕らえ、
彼からの復讐心をサイコパワーの糧にすることだった。
滝壺に転落する等して命辛々逃げ延びた2人は、そんなベガの思うがままになることを恐れ、報復を抑える道を選ぶ。
幼いホークと共に新たな聖地を作り、奪われた仲間を弔い、その無念と憤りを、
誇りある一族の末裔としてふさわしい方法で晴らすことが最良だという苦渋の判断であった。
しかしこれに業を煮やしたベガは自ら聖地を訪れてアロイオ・ホークを殺害し、息子であるサンダー・ホークから復讐心を得ようと方針転換をする。
虫の息の父から真実を聞いたサンダー・ホークは、聖地奪還の為にシャドルー討伐を固く決意する。
髪に付けている羽根飾りはそのときの父の形見の品である。

自然を愛し、動物を愛し、大地を敬う心を常に抱いている
勝利台詞にもそれがよく表れており、人の行いや自然の気高さについて悟ったような発言が多い。
何かと「精霊」と口にする様はちょっぴりのようである。
普段は林業を生業とする傍ら、観光客相手に彫刻の土産物を販売して生計を立てているようである。

当初はアメリカ出身になる予定だったが、「アメリカ人多過ぎ」という理由でメキシコ出身に変更されたらしい。
メキシコはスペイン語圏なのに名前や部族名が英語になっているのはその名残と言えるだろう。

 『ストII』のエンディングでは故郷へと辿り着き、聖地の再建を決意するというもの。
 『ZERO3』に登場した際は、ホークの故郷が滅びていない代わりに、
 「失踪した仲間を救う為」にベガと戦っていると変更されている。
 その際ホークの恋人であるジュリアがシャドルーに拉致されたうえに、
 洗脳を受けて親衛隊メンバーの一人となっていた、という設定が加わっている。
 ジュリア以外の仲間の行方はストーリー中では最後まで不明のままであるが…。
 『SNK VS. CAPCOM 激突カードファイターズ』のみ設定が少し変更(あるいは独自解釈)され、恋人ではなく「妹」とされていた。
 ただしそれ以外では基本的にジュリアは「恋人」という説が有力のようだ。

「彼女を探し、再びこの腕に抱く日まで 立ち止まるわけにはいかない…! 」


『ストIV』の家庭用では『スパII』出身のキャミィフェイロンが追加されたが、
同じく『スパII』から登場のホークはディージェイと共にハブられてしまった。
理由は「アメリカのユーザーに投票を行ったところ、 投票結果には影も形もなかったから 」らしい。
しかしユーザーの声があればいつでも復活させる準備は出来ている、とスタッフはフォローしていた。
そして御存知のように『スーパーストリートファイターIV』においてディージェイと共に正式参戦を果たした。

+ 『スパIV』における自身のストーリー内容 ネタバレ注意

また同じメキシコ出身のエル・フォルテとは幼馴染みであることが明らかになっている。
昔はホークに負けまくっていたらしいが、ライバル戦での会話では「俺は強くなったぞ!村のみんなや長老は元気か?」と聞いてきたりする。
つまり、フォルテは村がシャドルーの襲撃を受けたことを知らないわけだが、ホークは彼に真実を話してはいないようだ。

「勝って誇らず、負けて腐らず 簡単なようで、実践するのは難しい」

 「負けても嘆くことはない 大地の神が再び立ち上がらせてくれる」



キャラクター性能

『スパII』で追加された4人のキャラクターの内の一人で、
それまで全キャラクター中で最大の身長であったサガット (226cm) を上回る巨体を誇る。
レバー1回転のコマンド投げ「メキシカンタイフーン」と、昇龍拳に類似した上昇系対空技「トマホークバスター」を備え、
登場当時は端的に「昇龍拳を使えるザンギエフ」と表現された。
巨体ゆえの長いリーチと高い攻撃力、また上空から強襲する必殺技「コンドルダイブ」による機動力もあり、牽制は悪くない。

続編の『スパIIX』では、強さのひとつであった特殊技「ボディプレス」はめくりに使えなくなり、
「トマホークバスター」の無敵時間が短くなる等の調整がされた。
その一方で追加されたスーパーコンボ「ダブルタイフーン」は、同系統であるザンギエフのスーパーコンボ「ファイナルアトミックバスター」よりも性能が高く、
これを決めて一発逆転を狙うことも可能となっていた。

しかし『スパII』、『スパIIX』のどちらでもダイヤ上ではかなりの下位キャラ。特に『スパIIX』では最下位とされる。
しかし研究で「メキシカンタイフーン」のコマンド入力中に「トマホークバスター」のコマンドを同時に仕込んでおくことで、
起き攻めのコマ投げが相手のリバーサル無敵技でスカされても自動で無敵対空が出て、
更にそれを潰すという脱出困難な自動2択(通称「タイフーンバスター」)等、様々な投げハメのテクニックが開発された。
これらの高難度のテクニックをミスなく決められるなら、上位キャラ相手でも一度転ばせれば一切の反撃を許さず倒しきることも可能
このことからロマン溢れるキャラとして彼を愛用するプレイヤーは少なくない。
上級者のホークのプレッシャーは異常
『ZERO3』では家庭用移植版で登場して、その後『ZERO3↑』でアーケード版にも登場した。
だが全体に動きが鈍重で、「メキシカンタイフーン」の威力低下、
追加された必殺技「コンドルスパイア」、スーパーコンボ「キャニオンスプリッター」、
「レイジングタイフーン(『スパIIX』の「ダブルタイフーン」に相当するもの)」のいずれも、発動を確認してから容易に避けられる等、弱体化が目立つ。
隙が少なく比較的高性能な「トマホークバスター」、リーチが長く独特の性能を持つ通常技、
掴みにくくなったものの威力は一線級の「レイジングタイフーン」を駆使してうまく立ち回れるかどうかが鍵となる。

上記のように『ZERO3』では性能面において弱体化が目立つが、クラシック以外のISMであれば「空中受け身」が出来ることを利用し、
「コンドルダイブ」やジャンプ攻撃が相打ち、あるいは迎撃されてもその直後に「空中受け身」→「コンドルダイブ」とする事で
相手の技の終わり際を狙うことでダウンを奪い、攻撃の主導権を奪い返すことが出来るようになっている。
また画面端で空中ヒットされた場合は同じようにすると画面端から脱出できる。

(以上。Wikipediaより引用・改変)

ちなみにどうでもいい話だが、彼のしゃがみ中Kは見て判る通り、
後の『ストIII』シリーズでのリュウケンショーン豪鬼のしゃがみ中K(くるぶしキック)と全く同じモーションである。

戦いの中でリュウが参考にしたとかそういうのだろうか…?
ちなみにこの二人、誕生日が同じ7月21日だったりする。

『スパIV』では「コンドルスパイア」が横方向への「トマホークバスター」といった突進技になり、『ZERO3』に比べて使い勝手が向上。
先端を当てればガードされても反撃は受けづらく、EX版は飛び道具無敵が存在しヒット後追撃可能。
他は「トマホークバスター」がコンボに組み込めるようになり、EX版は暴れにも使える。
「レイジングタイフーン」はウルトラコンボの一つとなり、発生1フレームなので暗転後相手は逃げられない。
ウルコン2「レイジングスラッシュ」はザンギエフの「エリアルロシアンスラム」と同じ地対空投げ。
何か投げ方が暗黒地獄極楽落としに似てる気がするが、気のせいだろう。

余談であるが、この『スパII』での勝利演出や「レイジングタイフーン」のフィニッシュを見た際に、
在りもしない素敵なビームを幻視する人が出てきている模様。
(・ω・)∩<


MUGENにおけるサンダー・ホーク

  • N64mario氏製作
原作に近い仕様だが、ヒットスパークがデフォルトのまま。
鷹を呼び特攻させる必殺技、「Flying Hawk」
敵を掴みジャンプして叩き落す3ゲージ技「Super Typhoon」といったオリジナル技を搭載。
AIは搭載されていない。

  • あだむすきー氏製作
ZERO3仕様だが、完成度50%ほどのβ版。一部のSEや技が実装されていない。
現在は2016年のフリーティケットシアター終了及び、サイト閉鎖により入手不可。

  • BajanFlash氏製作
悪咲3号氏のグルーブをコピペしたCVSアレンジ。
スパIVで追加予定の新技が搭載されている上、そこそこの強さのデフォルトAIも搭載されている。
1ゲージ技「レイジングタイフーン」はカプエス仕様にしては比較的威力が高く、AIも多用してくる。
が、技中相手を地面に叩き付けるSEはMUGEN依存のものとなっており、ライフバー次第では地味に感じられる(「メキシカンタイフーン」も同様)。
気になる人はライフバーの変更や、SE指定を各自で調整したほうがいいかもしれない。

  • ですからー氏製作
ですからー氏お馴染みのストIVっぽいアレンジ仕様。例によってセービングアタックもどき、体力差補正なども搭載。
スーパーコンボはボタンの強弱でゲージ消費量が違い、Lv.3で出すとストIVのウルトラコンボに変化する。
11段階にレベル設定可能なAIも搭載されている。
ちなみにですからー氏はこれでブランカ公開の際に発表されたWIPキャラを全て完成させたことになる。お疲れ様です。

  • Fido氏製作
Fido氏お馴染みのMXアレンジ仕様。氏のMXシリーズ共通のシステムを持つ。
エフェクトが非常に綺麗。現在は入手不能。

  • omegapsycho氏製作 スパ2X仕様
スパ2X仕様を再現したサンダー・ホーク。MUGEN1.0専用。
デフォルトでAIも搭載されているが原作的な動きで反応はそこまで鋭くない。

  • O Ilusionista氏製作 マブカプ風アレンジ 「メキシカンタイフーン」
Brazil Mugen Teamの改造キャラ「Special Operations」のうちの一体。
アドバンシングガードやスーパージャンプなどがシステムとして組み込まれており、超必殺技のカットインやエフェクトもマブカプ風になっている他、
必殺技も、飛び道具、地上突進技などが追加され、さくらの春一番のような超必殺技なども追加されている。
2013年11月にリニューアルされ、MUGEN1.0以降専用となった。そのままではWinMUGENで動かす事はできないが、
「AILevel」というトリガーをvarに置き換え、AI起動用のvarsetを作ってやればWinMUGENでも動作してくれる。
(更新前のWinMUGENで動くバージョンもダウンロード可能である)

なぜかP通常投げで相手のゲージがモリモリ増えていくという謎の仕様があり、
与えるダメージは普通の通常投げなのにゲージ1.5本ぶんぐらい相手に与えてしまうという謎の地雷技になっている。
デフォルトのAIも搭載されているが、対人用という感じで、キャラのポテンシャルの全てを活かしきる強さは持っていない。
基本カラーが金色でマーヴル系の派手な改造といかにも凄そうだが、ですからー氏やBajanFlash氏の通常ホークに負けたりする。
金色と言ってもキャラ性能が強化された金カラーというわけではないのだ。

+ 大会ネタバレ



「その力はおまえ一人のものではあるまい 感謝の心を忘れるな」


出場大会

シングル
タッグ
チーム
その他
削除済み
更新停止中

出演ストーリー



*1
「インディアン」は「インド人」って意味で元々勘違いだから差別表現になるのでは…とも思いがちだが、
彼等自身は「アメリカ大陸の先住民」としてこの呼び名にむしろ誇りを感じるらしい。インド人涙目な気がしなくもないが。
よく言う「ネイティヴ・アメリカン」は多くの日本人が認識しているであろうところの「アメリカ大陸内陸部に住む多数の先住民族」以外にも、
アラスカやハワイなどの合衆国領内の先住民族全てを指すことになり、且つメキシコなどの他国領内のを含まなくなるので正確ではない、とも言われている。
またこれは昔合衆国が行っていたインディアン絶滅政策の時に使われた用語の為、
(簡単に言うと勝手に「インディアンと呼ばれる民族は絶滅した」ことにした
むしろ「ネイティヴ・アメリカンこそ差別表現」という主張すらあるようだ。尤も彼等の大多数は「どちらでも私は構わん」らしい。
ちなみに「アメリカ・インディアン」という場合のアメリカはアメリカ大陸のことだから、メキシコとかを含んでも問題ないそうである。
ややこしくて敵わんけど。

なお格ゲーに登場するインディアン系のキャラはホークも含め巨漢が多いが、
人種としては日本人と同じくモンゴロイド(いや、ウォーイ!じゃなくて)に分類されるので、
平均的な身長は白人や黒人より低いはずである。
おそらく『サイボーグ009』の005(ジェロニモ・ジュニア)からの影響だろう。
ホークも開発当初は「ジェロニモ」とモロな名前だったとか。