仮面ライダーブレイド





    『運命の切札を掴み取れ!!』

■スペック
 身長:201cm
 体重:101kg
 パンチ力:280AP(2.8t)
 キック力:280AP(4.8t)
 ジャンプ力:一跳び33m
 走力:100mを5.7秒
 必殺技:ライトニングソニック:3800AP(38t)
 (100AP=1t相当)
+他形態はこちら
「ジャックフォーム」
身長:201cm
体重:111g
パンチ力:350AP
キック力:550AP
ジャンプ力:一跳び133m
走力:100mを4.6秒
必殺技:ライトニングスラッシュ:6000AP (60t)

「キングフォーム」
身長:201cm
体重:131kg
パンチ力:450AP
キック力:700AP
ジャンプ力:一跳び25m
走力:100mを6.6秒
必殺技:ロイヤルストレートフラッシュ:11200AP (112t)

「誰に命じられたわけでも無い… 俺は全ての人を守りたい!そう願った!」

. 人
(0w0)

平成仮面ライダーシリーズ第5作『仮面ライダー剣(ブレイド)』に登場する仮面ライダー
作品名は「剣」、ライダーとしての名前は「ブレイド」なので注意。『仮面ライダーディケイド』にも登場(後述)。

かつて地球の覇権をかけて争っていた、各種生物の祖先たる不死生物“アンデッド”を封印するため、
人類基盤史研究所「BOARD」の製作した「ライダーシステム」で変身しブレイドアーマーを装着する。
戦闘では剣である「醒剣ブレイラウザー」と敵であるアンデッドを封印した「ラウズカード」を発動し、
その力を引き出す事で闘いの幅を広げる。

+装着者・剣崎一真について
「君の言う通りかもな…。待ってても、ヒーローなんて来ない。だから…、だから俺がみんなを守るって決めたんだ!」
装着者は剣崎一真ケンジャキ けんざき かずま)。
明朗快活で裏表のない性格だが、不器用で頭に血が上りやすくもあって友人は少ない。
序盤ではそのキレやすい性格や戦闘技術の未熟さ、先輩である橘さんやライバルである始に出番を取られ
メインストーリーにも殆ど絡まなかった事から、最初の頃はファンの間で「本当にこいつが主人公なのか?」という意見も多かったが、
途中からは性格も丸くなり、戦闘能力も『変身用カード以外の力を一切使わずに最強クラスであるカテゴリーKのアンデッドを
圧倒し、封印できる』
程に向上した。
(下記の台詞の直後、拳で相手のバランスを崩して剣を奪い堅牢な盾を粉砕、ブレイラウザーとの二刀流で攻撃し止めを刺した)
劇場版においても、冒頭において通常形態、それもカードどころかブレイラウザーすら使わずの白兵戦に持ち込み
ライダーキックの一撃でジョーカーを撃破、封印に成功している。

「例えカードが一枚も無くても、お前を封印できるはずだ!
  俺に…ライダーとしての資格があるのなら!」

その短気な性格で隠れがちだが、本当の彼は正義感に富んだ男で自分の前で焼け死んでいく両親を救えなかった悔しさから、
人を救う、ということについては人一倍強い思いを持っている。ファンの間でも平成ライダー史上1・2を争うほどの熱血主人公と評判。
最初はアンデッドへの怒りや「人を守るという使命感」故に戦っていたが、戦い続ける内に自分の「人間への愛情」に気付き、
愛の為に戦う男として心身共に成長していく。 「そうだ、それだよブレイド!」
彼のアンデッドへの怒りとその人間への愛情は、そのまま文字通り剣崎がブレイドとして戦う原動力となった。

「分かった… 俺の体を動かすのは義務とか使命なんかじゃ無い!
  そこに居る人を守りたいという思い…
  そうだ、人を愛しているから俺は戦っているんだ!」

ただ、ブレイドとして戦ってくる給料は少なく税金等で毎月貯金がスッカラカンになる。
但しこれは、第一話でBOARDが壊滅している事もおおいに関係している。

名前にはスペードの由来である「剣」とAに繋がる「1」が含まれている。
この作品の他の登場ライダーの名前も相川、橘也(1日)、上城 睦月 (1月)と全て「1」や「最初」を意味する言葉になっている。
ちなみに「剣崎」という苗字は、現実の日本では全国でも8世帯くらいしか存在しない珍しい苗字らしい。

「ブレイド」の名はスペードスート(♠)の元になった剣(blade)に由来している。
外観は、スペード(♠)とAのカードに封印されたビートルアンデッドをモチーフとしており、基本カラーはアイアンブルー。
専用武器・ブレイラウザーを用いた剣術を得意とし、♠6『THUNDER』から得られる「雷」のエネルギーを主軸にして戦う。
後にジャックフォーム、キングフォームへとパワーアップが可能になる。
倒した敵をカードに封印しそのカードを自己の能力として使用したり、複数のカードを同時に使用することで
さらに強い力を発揮できたりと、同シリーズの龍騎同様、当時人気のあったカードゲームを意識した仕様になっている。

ライダーシステムはカテゴリーAのカードに封印されたアンデッドと一時的に融合することで戦闘力を高める仕組みであり、
アンデッドとの融合係数が高まるほど強力な力を発揮できる。
この融合係数は装着者の資質の他に精神状態によっても変動し、怒りや闘志に反応して上昇し戦闘力も上がるが、
逆に恐怖心などがあると下がってしまい、心に破滅のイメージが植え付けられて体がボロボロになってしまう。
剣崎は先天的に異常なほど融合係数が高い体質であり、また常に前向きな心を持って戦っているため、
このシステムとは抜群の相性であるといえる。

+ブレイドの所持カード
♠A=CHANGE 「チェンジビートル」
カテゴリーAのカードは変身用のカード。
カブトムシの祖たるアンデッド、ビートルアンデッドが封印されている。
ブレイバックルに装着することで仮面ライダーブレイドへと変身する。
♠2=SLASH 「スラッシュリザード」
カテゴリー2のカードは主にライダーの武器の能力をアップさせる。
トカゲの祖たるアンデッド、リザードアンデッドが封印されている。
ブレイラウザーの切れ味を増幅させ、斬撃攻撃「リザードスラッシュ」を発動させる。
♠6とコンボすることで 電気を帯びたブレイラウザーによる斬撃、『ライトニングスラッシュ』を発動。
♠3=BEAT 「ビートライオン」
カテゴリー3のカードはライダーのパンチ力を強化。
ライオンの祖たるアンデッド、ライオンアンデッドが封印されている。
パンチ攻撃「ライオンビート」を発動させる。
♠4=TACKLE 「タックルボア」
カテゴリー4のカードは突進力・浮遊力などを付加して間接的に攻撃を強化するもの。
イノシシの祖たるアンデッド、ボアアンデッドが封印されている。
突進力が強化され、突進攻撃「ボアタックル」を発動させる。
余談だがこの攻撃、劇中で数回使用されたが一度たりとも命中しなかったことでファンの間では有名である。
……が、「てれびくん」誌の応募者全員サービス『仮面ライダー剣超バトルビデオ ブレイドVSブレイド』で
剣崎に擬態し、ブレイドの変身能力をコピーした偽物が使った時には当たっていた。本物より上手(ry
♠5=KICK 「キックローカスト」
カテゴリー5のカードは脚力強化のカード。
イナゴの祖たるアンデッド、ローカストアンデッドが封印されている。
空中キック「ローカストキック」を発動させる。
必殺技の主軸のため、ブレイドの主力ともいえるカード。
♠6=THUNDER 「サンダーディアー」
カテゴリー6の攻撃は炎や冷気といった属性攻撃のカード。
鹿の祖たるアンデッド、ディアーアンデッドが封印されている。
電撃を放出させる、「ディアーサンダー」を発動。
またブレイドのバイク、ブルースペイダーにもラウズすることで電撃を纏った体当たり「サンダースペイダー」が発動可能。
♠5とコンボすることで、ブレイドの必殺技のライダーキック「ライトニングブラスト」を発動。
♠5同様使用頻度は高い。
♠7=METAL 「メタルトリロバイト」
カテゴリー7のカードは金属、有機物などの『物質』の特性を技に付随する。
三葉虫の祖たるアンデッド、トリロバイトアンデッドが封印されている。
身体を鋼の様に硬質化させ、防御力を強化する「トリロバイトメタル」を発動させる。
『剣』本編では未使用だが、『ブレイドVSブレイド』で剣崎の偽物が使用した他、
『ディケイド』のファイズの世界では「アタックライド・メタル」として士が使用している。
♠8=MAGNET 「マグネットバッファロー」
カテゴリー8のカードは敵の動きを制限・抑制するもの。
バッファローの祖たるアンデッド、バッファローアンデッドが封印されている。
対象を磁力で引き付けたり、引き離したりする「バッファローマグネット」を発動させる。
劇中では未使用。
♠9=MACH 「マッハジャガー」
カテゴリー9のカードは高速移動、攻撃反射といった補助系。
ジャガーの祖たるアンデッド、ジャガーアンデッドが封印されている。
高速で動けるようになる「ジャガーマッハ」を発動させる。
サンダー同様にブルースペイダーにもラウズすることで速度がアップする。
♠5、♠6とコンボすることで、「ライトニングブラスト」の強化版、「ライトニングソニック」を発動。
また『ディケイド』のファイズの世界では、上述のメタルと同じく「アタックライド・マッハ」として士が使用した。
♠10=TIME 「タイムスカラベ」
カテゴリー10のカードは時間停止などの超特殊能力系のカード。
コガネムシの祖たるアンデッド、スカラベアンデッドが封印されている。
任意の範囲内の時間を停止させる「スカラベタイム」を発動することが可能となる。
ただし、時間停止されている範囲内の人や物を一切傷つける事はできず、
攻撃するとそのまま衝撃が反射されてしまう。
単体での使用は劇中未使用。
♠J=FUSION 「フュージョンイーグル」
カテゴリーJのカードはライダーシステムとの融合の効果を持つ「FUSION」のカード。
鷲の祖たる上級アンデッド、イーグルアンデッド(人間の姿のときの名前は高原)が封印されている。
物語中盤で烏丸所長から送られてきた、ラウズアブソーバーに♠Qと共に装着することで、
背中に羽が生えて飛行可能となった強化フォーム「ジャックフォーム」へと変身可能。
♠Q=ABSORB 「アブソーブカプリコーン」
カテゴリーQのカードは装着者とライダーシステムの力を橋渡しをし、
ライダーを新たな姿へとするために必要な「ABSORB」のカード。
ヤギの祖たる上級アンデッド、カプリコーンアンデッド(人間の姿のときの名前は矢沢、)が封印されている。
♠Jまたは♠Kと組み合わせることでブレイドを新たなフォームへと進化させる。
♠K=EVOLUTION 「エボリューションコーカサス」
カテゴリーKのカードはライダーシステムと融合、或いはその装着者に何らかの進化をもたらす「EVOLUTION」のカード。
コーカサスオオカブトムシの祖たる上級アンデッド、コーカサスアンデッド(人間の姿のときの名前はキング)が封印されている。
ラウズアブソーバーに♠Qと共に装着することで、最強のフォーム「キングフォーム」へと変身する。
ただし剣崎の場合はアンデッドとの融合係数が高すぎるため、全てのスペードのカードと融合してしまった。

+強化形態

ジャックフォーム

ラウズアブゾーバーを手に入れたことで、♠Qを媒介に♠Jと融合することで変身可能となった形態。
顔と胸の装甲が金色になり、背中に「オリハルコンウイング」と呼ばれる翼が追加される。
またブレイラウザーの刃先が伸び、腹部のスペードが鷲の意匠となる
普段はマントのように折りたたまれているこの翼を展開することで自在に飛行することが可能になる。
必殺技は♠6と♠2のコンボで空中から相手を切り裂く、強化版のJ・ライトニングスラッシュ。

キングフォーム

カテゴリーKを封印したことで、♠Qを媒介に♠Kと融合することで変身可能となった形態。
本来ならカテゴリーKのみと融合するはずだったが、剣崎のアンデッドとの融合係数が著しく高いため、♠のアンデッド全13体と融合した姿になった。
そのため、劇中に登場しているのはシステム開発者の想定していた本来のキングフォームでは無い、という少々ややこしい設定がある。
頭部がコーカサスオオカブトの三本ヅノをモチーフとした形状となり、全身に黄金の鎧が装着される。
ファンタジーで言えば重騎士といった趣。
全身の鎧にはアンデッドクレストと呼ばれる融合したアンデッドの黄金のレリーフが刻まれている。
全13体のアンデッドと融合しており、ある程度ならば対応するレリーフを輝かせることでカードをラウズすることなく
アンデッドの能力を発動することができる。
攻撃力・防御力が大幅に上昇しており、重力制御で鎧を軽くすることで、ある程度ならば飛行も可能。
スピードは飛行形態のジャックフォームより落ちてしまったが、マッハの発動と重力制御の併用で克服できるため
弱点にはなっていない。
変身時に新たな武器として大剣「重醒剣キングラウザー」が精製される。
ブレイラウザーとは別に存在するため、ブレイラウザーを任意に取り出して二刀流で戦うこともできる。
ラウズカードも金色のギルドラウズカードに変化し、使用時には鎧の各レリーフから手元に飛んでくる。
必殺技は♠10・J・Q・K・Aのカードのコンボ技で、前面に展開した5枚のカード状のエネルギーを通過し敵を一刀両断する「ロイヤルストレートフラッシュ」。
その場で斬撃を飛ばすバージョンもある。威力は11200AP(= 112トン )と数字上平成ライダーでも随一の破壊力を持つ必殺技で、
通常の攻撃では倒せない改造実験体(擬似アンデッド)や巨大な邪神さえも消滅させるほどの威力を誇る。
ちなみにこの11200APはキングラウザーの初期AP9600(他のラウザーと違い表示はされていない)を超えていたりする。
終盤では全身のレリーフからエネルギーが集まるような描写があるため、さらに威力が上昇している可能性がある。
また剣崎のアンデッド化が進んだ際には、ラウズすらもせずに発動できるようになってしまった。
♠2・3・4・5・6で放つ二刀流の技「ストレートフラッシュ」や、♠♦♥♣6と♠Kで発動する「フォーカード」などの技もある。
設定上は同数値の♠♦♥♣に加えJOKERを入れる事でロイヤルストレートフラッシュをも裏回る「ファイブカード」が使えるが、
作中では使用されず玩具やCD-BOXの収録音声でのみ聞ける。

余談だがこのキングフォーム、『剣』本編では苦戦らしい苦戦すらしていない。

+本編のネタバレ注意
『剣』のライダーに変身するためには、封印したアンデッドとの融合係数が高くなければならない。
剣崎は融合係数が高すぎるため、本来♠のKのみと融合するはずのキングフォームで、
♠の全アンデッドと自動的に融合してしまうという事態が発生。
肉体に著しい負担をかける上に、長時間の変身はジョーカーアンデッド化を招くというリスクを背負ってしまった。

しかし、親友であり最後のアンデッドでもある相川始(仮面ライダーカリス)=ジョーカーアンデッドを救うために
長時間キングフォームに変身し続け、自身をアンデッド化させた。
(最後に勝利し生き残ったアンデッドの子孫が地球の覇権を握るのだが、
 どの生物の祖でもないジョーカーが勝った場合はジョーカーの意思に関係なく世界が滅びてしまうため)
その結果、世界には剣崎と始の二体のジョーカーアンデッドが存在する事になったため世界は滅びず、
始も「最後のアンデッド」では無くなったので救われる事になった。
だがこの直後、アンデッドとしての闘争心に負けて戦ってしまうことを恐れた剣崎は始と仲間たちの下を去る。
結果的には人類も始も救われたが剣崎には孤独を、残された始たちには苦い思いをもたらした少々物悲しい結末を迎えたのだ。
そうして剣崎は今も尚何処かを彷徨い続けているのだろう……

「始… お前は人間達の中で生き続けろ」
「俺達はもう二度と会うことはない。触れ合うこともない… それでいいんだ」

+友を救った男の行く末
「月刊ホビージャパン」誌連載の『S.I.C HERO SAGA』では、後日談が語られている。
橘朔也=仮面ライダーギャレンが、剣崎と始を救う方法を研究しようとしてカメレオンアンデッドを蘇らせたが
コピー能力を持つカメレオンアンデッドはブレイドのデータをコピーして脱走してしまう。
キングフォームまでコピーしたカメレオンアンデッドは仮面ライダーたちを窮地に陥れるが、
そこに完全にジョーカーアンデッドと化した剣崎が出現。カメレオンアンデッドを撃破した後再び何処かへと去って行った。

また、後半のメインライターである會川昇氏書下ろしの小説『たそがれ』(「仮面ライダー剣超全集」に収録)では
数十年後には人間とも獣ともつかない姿(それがジョーカーを指し示すのかはわからないが)へと変貌しながらも
アフリカの内戦地に渡って身寄りのない子供達を戦火から遠ざけるなどの活動を行っているらしいことが記述されている。

他にも、監督陣の一人である長石多加男氏が「始との戦いを終えた剣崎は、太平洋を泳いでアメリカに渡った」と
語ったことが、放送終了直後の『東映ヒーローMAX』収録のキャスト座談会で紹介されている。

2013年3月7日に発売された『小説 仮面ライダーブレイド』では、実に300年後の後日談を展開。
地球温暖化による大陸水没で世紀末に突入した遥かな未来、不死の身体により心をすり減らして記憶も過去も失った剣崎と、
彼の言葉を信じて人の中で生き続けた始、そして橘と睦月の役目を割り当てられた青年達が
再びアンデッドによるバトルファイトを行おうと企む統制者に立ち向かう物語が描かれている。
本作では剣崎のジョーカー態にブレイド・ジョーカーという名称が与えられ、カブトムシの意匠を持った怪人として描写された。

2015年1月23日にはテレビ本編の後日談の新作ドラマCD『切り札の行方』が発売。
こちらでは先の『たそがれ』同様、世界各地を回りながら災害などから人々を救う日々を送っている様で、
十年間使い古したブルースペイダーの修理の為、とある街工場で 鈴村健一 主人の世話になっていた。

これらの後日談はいずれも別個の作品として製作された物であり、細かい部分を比べると繋がらない部分もあるが
時系列を繋げるとすれば以下の様な流れが妥当だろうか。
ジョーカーと化した剣崎は、太平洋を横断してアメリカへ渡る(長石氏インタビュー)

睦月の大学入試時期。一度日本に帰国し、カメレオンアンデッドを倒す(『S.I.C HERO SAGA』)

バトルファイト終了から十年後。剣崎、帰国してブルースペイダーを修理に出す(ドラマCD)

数十年後、アフリカの内戦地で子供達を助けている(『たそがれ』)

数百年後、再開した始やライダーの後継者達と共に、統制者・破壊者へ挑む(『小説 仮面ライダーブレイド』)


+戦うんだもう一度!俺達と… 始の力で!
「アンデッドは全て封印した… 残るはジョーカー、君一人だ!」
「戦うことでしか俺とおまえは分かり合えない…」

劇場版『MISSING ACE』では、ブレイドがジョーカーを封印したパラレルワールドの後日談が描かれている。
映画終盤でジョーカー=始は仮面ライダーレンゲルの手によって再び封印から解き放たれるのだが、
ラスボスである巨大邪神14(フォーティーン)を倒すためには、始が取り込まれた14の力の源となるカードを
破壊しなければならず、剣崎は躊躇うものの、始の「人間を守るのが、お前の仕事じゃなかったのか!」という言葉で
迷いを振り切り、始もろともカードを破壊した。

始の犠牲で14は倒され世界は平和になり、本編とは違い剣崎もジョーカーにならなかったが、
剣崎は世界を救うためとはいえ、親友を切り捨てた業を背負って生き続けていくことになった。
とはいっても、始自身が望んだ結果でもあり、何より話の雰囲気が本編終盤より大分明るかったせいもあってか、
本編よりはずっと救いのある終わり方になっている。
ただしスタッフによると、運命との戦いを自分だけで抱え込み他人を巻き込まず、
始を死なせることも無かったTV版のほうが剣崎的にはハッピーエンドだそうだ。
どう見てもダークローチにかなりの数の罪もない一般人が殺されてるとか言ってはいけない。
    尤も、解放されたアンデッドが暴れまわった劇場版も大差無いかもしれないが…

また結局の所、劇場版に繋がる歴史は「始一人の犠牲で世界が救われた」というものだが、
TV版との実質的な相違は世界を救うために犠牲になった人物の違いだけに過ぎないという見方もある。
とどのつまり、剣崎が始を犠牲に世界を救う未来を拒んだ結果がTV版の最終回だったのかもしれない。


その他、『仮面ライダー剣』に関する話題

+オンドゥル語
ダディヤーナザン!(    橘さん!   )ナズェミティルンディス!?(何故見てるんです!?)
  「ダディヤーナザン(    橘さん    )オンドゥルルラギッタンディスカー!!(本当に裏切ったんですかー!!)

ネット上では「オンドゥル語」の発端としてある意味有名であると思われる。
これはTV版第1話の終盤、アンデッドに殴打されるブレイド=剣崎をただ傍観していたギャレン=橘朔也に対して
剣崎が息を切らしながら叫んだ「本当に裏切ったんですか!」と言う台詞を、
発音・滑舌の悪さから何と言っているのか聞き取れなかった視聴者が、
特撮コミュニティで「聞いたまま書くなら『オンドゥルルラギッタンディスカー!!』」と書き込んだことにより、
「本当に裏切ったんですか!」だと正しく理解していた視聴者まで
「脳内補正でそう思いこんでいただけで、言われてみたらどう聞いてもオンドゥル」と話題になった事を発端とする。

以降一部ファンの間で、主人公や主要登場人物がこうした滑舌の悪い台詞を発するたびに
あえて文脈から意味を類推せず、聞いたままの音声を面白おかしく空耳化する遊びが行われるようになり、
いつしか第1話の台詞を取って「オンドゥル語」と呼ばれるようになったものである。
なお、表記する時は半角カナで書くのが基本である。

代表的なオンドゥル語

ヘシン!!(変身!)
ダリナンダ…、アンダイッタイ?(誰なんだ…、あんた一体?)
アンナアルンゲンナデカャール!!(あんな悪人を何故かばう!)
オルァクサムヲムッコロス!!(俺は貴様をぶっ殺す!)
ウゾダドンドコドーン!!(嘘だ、そんなこと!)
オデノカラダハボドボドダ!(俺の体はボロボロだ!)
オッペケテンムッキー!(追っかけて、睦月!)
アンギョンワダ!!(相手は俺だ!!)
パンツハワタサン!(そいつは渡さん!)
オレノジャマヲスルナラカタイップロポッポデロ!(俺の邪魔をするなら例えこのBOARDでも!)
クサー!(橘!)※「貴様!」説もあり
ゲゲゲ!(剣崎!)

当然、『仮面ライダークウガ』のグロンギ語や『仮面ライダー鎧武』のフェムシンム語のような公式設定ではない。
また、物語中盤でアンデッドとライダーが異なる言語で話したりするが、これもオンドゥル語ではない。
あくまでネット上のスラングである事に注意。しかし『現代用語の基礎知識』に掲載されたことや
一作品のネタにもかかわらずWikipediaに個別記事が作られていることから、
ネットスラングの中でも比較的高い知名度を持っている。

これを「役者に失礼だ」と嫌がっているファンもおり、また元は序盤があまりにも超展開の連続だったり
登場人物が無駄に刺々しい態度を取っていることなどから、純粋に作品を楽しめる人が少なかった反動から生まれたネタでもある。
また逆に「オンドゥルネタ、AAでキャラに愛着が持てた」というファンもおり、今でも意見が分かれる事が多い。
ともかく純粋なファンとして嫌う人も多いのでネタが許される場以外での使用は控えよう。

ただし、主人公が発する「ウェイ!」という掛け声に関しては俳優・スタッフ陣でもネタにされていたようであり、
公式サイトにも出演者の1人によって書かれた、ブレイドが「ウェーイ」と叫んで飛び蹴りを放つ落書きが掲載されていた。
「ウェーイ」は剣崎役の椿氏が無心で発したものであり、意図的にそう言ったわけではないので
オンドゥル語ではないと判断される場合があるので注意しよう。
.  人
(*0w0)<ウェーイ!

誤解されがちだが、オンドゥル語は決して棒読みではない。
滑舌が悪くて本来の発音の通りに聞き取れないのと、気合が入りすぎて声が濁りまくっていること、
この二つが合わさって全く新しい言語に聞こえてしまうのである。
ライダーでたとえると倉田てつを氏の「ゆ゛る゛ざん゛!」が滑舌が悪くなってもっと強烈になったようなものと言うべきか。
また椿隆之氏(剣崎一真役)は「実際の口論では発言が正しく伝わらないのが現実」「それより感情が伝わるようにしたかった」とも述べており
森本亮治氏( ムッコロ 相川始役)は「子供向け番組だから監督の指示で過激な発言はあえて聞き取りづらくした」と述べるなど
椿氏をはじめレギュラー俳優陣の演技に対する姿勢は真摯で、剣ファンの間ではそれなりに好評だったりする。

また、オンドゥル語の余波的なものとして主題歌やエンディング曲(平成ライダーシリーズにおいては挿入歌のこと)
も一部歌詞への空耳が見られ、その空耳を通称として呼ばれることがある。
「小錦LOVE」(「Gonna shake you up」) 「ロリコンデブ」(「飛び込んでく」)
…初代ED曲「覚醒」
「辛味噌!」(「Got to be strong」)
…2ndED曲「Rebirth」
「敵裸体!」or「定期たらい」(「Take it a try」)
…3ndED曲「Take it a try」
「ウェ―(0w0)―イ! ウェ―(0w0)―イ!!」(「Brade Brave」) 「明日おっさんがSAY!!」(「明日を探せ」)
…初代OP曲「Round ZERO ~ BLADE BRAVE」
「タカラミ剣」or「宝ミツルギ」(「心に剣」)
…2ndOP曲「ELEMENTS」
「わらび草 煮えたくない」(「wanna be strong 逃げたくない」)
…キャラクターソング「wanna be strong」
特に「辛味噌」に関しては、公式にも森本氏が「辛味噌と歌ってください」と発言しているほどである。


+公式でのオンドゥル語の扱い
……実は、『仮面ライダーディケイド』放映に際して、某テレビ番組で『剣』出演者による座談会が行われたのだが
そこで俳優陣も「オンドゥル語」を知っているらしいことが判明。けっこう嬉しそうに椿氏を弄くっていた。
さらにディケイド最終回前日に椿氏本人によるチャットイベントが行われたのだが
第一回目はオンドゥル語を公認していると発言。
椿氏は前述したような「オンドゥル語で作品に親しみを持てた」というファンが多いのが嬉しいとのことで、
以降もブログやラジオ番組などでオンドゥル語のネタを積極的に扱っている。
(なお共演者もオンドゥル語や放映当時にネタにされた内容を積極的に取り上げている。この俳優たちノリノリである)

そして2011年4月の映画『レッツゴー仮面ライダー』公開と共に配信されたネットムービーの一編のタイトルにおいて、
まさかのオンドゥル公式入りを果たした。どういうことなの…

+ゲームでのオンドゥル語
放映当時に発売された『剣』の格闘ゲームではギャレンとの掛け合い
オンドゥル語の元祖台詞「本当に裏切ったんですか?」が採用された。
しかし、本編と違い落ち着いた口調で発したセリフのため普通に聞き取れるようになっており
「オンドゥル版の方がしっくり馴染む」「日本語吹き替え版」などと言われてしまった。

ゲーム自体の出来が(純粋に格ゲーとしても、ネタ的にも)微妙なため、賛否両論。
はっきり発音しても批判されるってなんなんだ。

これを受けてか『クライマックスヒーローズオーズ』では声優が椿氏本人ではないにもかかわらず
ギャレンとの掛け合いでこの滑舌がしっかり再現されている。
(3:35~) 比較

『ガンバライド』や『クライマックスヒーローズ』では前述した「ウェイ!」の台詞があり、
何だかんだで剣崎ブレイドの特徴となっている。
ただそのせいで『クライマックスヒーローズ』から音声の流用である『ライダージェネレーション』では「ウェイ!」とばかり叫ぶキャラに…
(ちなみに、声が椿氏に変更された『ライダージェネレーション2』でもやっぱり「ウェイ!」が多い)
『バトライド・ウォー』シリーズでも椿氏がブレイドを演じているが、こちらは『2』だと「ウリャー!」などの比重が増え
長く伸ばす場合は「ウェアー!」や「エアー!」に近い。


+『仮面ライダー剣』という作品の裏事情
実は、『仮面ライダー剣』前半のメインライターを務めた今井詔二氏は元々大映テレビ作品出身で、
『ときめきトゥナイト』や『魔法のアイドルパステルユーミ』などアニメの経験もあるものの、
ホームグラウンドは大映テレビや国際放映制作のサスペンスドラマ。
しかも特撮の脚本は国際放映作品の『コメットさん』以来二十数年ぶり。
東映作品ではそれまでに『はみだし刑事情熱系』や2時間ドラマでの執筆経験があったが、
特撮、それもある意味『捜最前線』や『Gメン75』『暴れん坊将軍』『はぐれ刑事純情派』などに代表される
東映カラーが濃い平成仮面ライダーシリーズに相応しい展開自体まともに書けるかどうかも怪しかったのである。
登場人物のギスギスした人間関係も、今井氏のフィルモグラフィーを考えれば「大映テレビ的」と解釈できなくもない。
ただし序盤のライダー同士での争いについては今井氏はライダーが助け合う展開を考えていたのだが
サブプロデューサーである武部直美氏の意向で『龍騎』『555』同様のライダーバトル路線が組み込まれた、
という事情が雑誌『宇宙船』の武部氏のインタビューで明かされている。
(武部氏は後に『仮面ライダー鎧武』でもライダーバトル路線を持ち込んだ。15作目記念だからというのもあるだろうが)

シリーズ中盤には今井氏も油が乗ってき始めてきたのだが、氏自身のスケジュールの都合で
当初から2クールでの降板が決まっており、後半は『鋼の錬金術師』(旧アニメ版)を終えたばかりの
會川昇氏に委ねられることとなった。
プロデューサーや監督は今井氏の降板を強く残念がっていたが、皮肉にも結果は作品自体にとってプラスになり、
ファンからの評価も「前半のグダグダは擁護のしようがない」「前半で投げずに後半まで見れば絶対感動する」と
言うものが主流だったり……。『剣』(や続く『響鬼』『カブト』)の評価がファンの間で分かれているのも、
実は平成ライダーシリーズに新風を吹き込むことがどれだけ困難かを示す証かも知れない。

前述のようなネタだけではなく、番組が進むにつれ完成されていったメインキャスト陣の演技や、
メインライターが會川昇氏に交代した後の熱い展開と、平成ライダーでも随一のほろ苦い結末、
ウルトラセブン』のモロボシ・ダン=ウルトラセブン役で有名な森次晃嗣氏、
『大戦隊ゴーグルファイブ』の黒田官平=ゴーグルブラック役などで知られる春田純一氏ら、
脇を固めるベテラン俳優たちの重厚な演技など、全般にわたって見所の多い作品である。

なお『剣』は、『響鬼』の制作が1年先延ばしになったため急遽企画された経緯を持つ、
という話も余談として記しておく。

+よし!がんばれ!
児童雑誌「てれびくん」では坂井孝行氏が描いた漫画版『ブレイド』が連載されていた。
…のだが、児童雑誌連載の為ストーリーが子供に分かりやすいように簡略化&連載期間が限られている為、
ストーリーが端折られているという理由から、第1話で裏切った橘さんが第3話で戻ってきてあっさり剣崎と和解したり
ライバルであるカリスがたった二話しか出て来なかったり、ジャックフォーム初登場の際、ブレイドが
ジャックフォームの力を制御出来ずビルを破壊してしまうのだが、その後開き直って胸を張るシーンで終わるなど
ツッコミどころ満載なコミカライズ作品になっている事で有名。
ちなみにラスボスはジョーカーではなく、劇場版に登場したアルビノジョーカーと14となっている。

「よし!このパワーを正しいことに役立てるぞ!!」

+『仮面ライダーディケイド』以降のブレイド
『仮面ライダーディケイド』では役者・各キャラの設定が一新され、ディケイドでのブレイドは
「大企業BOARDで働くサラリーマンライダー」となっており、変身者の名前も「剣立カズマ」に変更されている。
それに伴いオンドゥル語は(当然ながら)再現されていない。「ウェーイ!」と叫びもしない。
だがカズマも「チーフ」を「チーズ」と言い間違え続けるなどスタッフ側もオンドゥル語を意識した(?)節がある。

ディケイドの能力による超絶変形・ファイナルフォームライド形態は、ブレイラウザー型の巨大剣『ブレイドブレード』。
作中では最も登場回数の多いFFR形態で、『侍戦隊シンケンジャー』のシンケンレッドが使ったこともある。
ファイナルアタックライドは斬撃「ディケイドエッジ」。

また、「剣崎一真」本人が終盤に登場。
ついに始まったライダー世界の融合によって世界が破壊されていく中、ある意味深な発言をアスムに伝える。
TV版『ディケイド』最終話では世界を破壊し消滅させるディケイドを排除する為に
なかなかバックルにカードがはまらずもたつきながらも直接キングフォームに変身し、
ディケイドを圧倒。その後、歴代の平成主役ライダーと共にディケイドを倒そうとする。
この剣崎、脚本を担当した米村正二氏は「原作の剣崎一真本人」とコメントしているのだが、
原作とのキャラクターの違い(始と境遇が似たところのある士を容赦なく糾弾するなど)からファンからは批判的な意見が多く
演じた椿氏まで「本編の剣崎とは別人だと思ってほしい」と述べている*1
(なお『ディケイド』前半メインライターは『剣』後半の會川氏だが、米村氏は『剣』には一切関わっていない)
劇場版『MOVIE大戦』では剣崎自身の出番は無かったもののブレイドは登場しており、椿氏はブレイドのアフレコを担当。

『オールライダー対大ショッカー』ではライダートーナメントで同じカブトムシで電撃使いの仮面ライダーストロンガーと対峙。
無手のストロンガー相手にブレイラウザーの斬撃で追い詰めるも、エレクトロファイヤーによる手痛い反撃を食らってしまった。
同作品の漫画版では、ライダートーナメントではジャックフォームでスカイライダーと対戦し(空中戦ライダーつながり)、
終盤にライダーが集合した際はストロンガーと共に連携電撃攻撃を放つシーンがある。

『MOVIE大戦』における『仮面ライダーディケイド完結編』では龍騎と共にディケイドに挑むが、
戦闘中にディケイドにFFRされて龍騎を倒す武器として利用されてしまい、自身も直後に投げ捨てられて
ディメンションキックの餌食になるという屈辱的な敗北を遂げた。
まあこの時のディケイドは色々と世紀末な激情態だったので、流石に相手が悪い。
なお、上記の通りこのときのブレイドの声は椿氏によるものである。
その後ドラスとの戦いにカズマが変身したブレイドが登場。コンプリートフォームの能力で自身もキングフォームとなり戦う。

余談だが本編未登場だったパラドキサアンデッド(鎌田)や、元は劇場版で登場したキャラが元ネタのニーサン海東純一など
『ディケイド』で登場した『剣』関連キャラはネタにされる傾向が多い。

映画『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』では処刑場の決戦に駆けつけ、
ショッカー傘下のアンデッド勢を迎え撃った。
映画『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』では、ディケイドが変身したブレイドが
ゴーカイレッドが変身したジャッカー電撃隊のスペードエースとスペードのエース対決が行われた。
その他、ディケイド、龍騎と共にカードを使うライダー繋がりで同じくカードを使うスーパー戦隊である天装戦隊ゴセイジャーの天装術を使う場面がある。
オリジナル技になった他二人と違い『剣』には元からリフレクトが存在するが。モスアンデッド涙目

『仮面ライダーウィザード』の特別編にライダーリングで召喚されたライダーのひとりとして登場。ジャックフォーム、キングフォームにも変身している。

『仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦』では異世界の武神ライダーにひとりとして登場。武神龍騎と戦うシーンがあった。

『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』には平成ライダーのひとりとして登場。ラストの昭和ライダーとの戦いでは龍騎と共に必殺技を放つシーンがあった。

『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』では変身後のみの登場。声は椿氏であり、橘さんからも「剣崎」と呼ばれていた。
レンゲルの配下だったがギャレンと共に妨害を図ったため囚われの身となっている。
しかしそれは正義のライダーをおびき出すための演技だったが仮面ライダー3号に論されたゼロノスに見逃された。
最終決戦には剣ライダー全員でショッカーを裏切り正義のライダーに加勢した。

『仮面戦隊ゴライダー』では謎の世界に迷い込んだ宝生永夢(エグゼイド)の前に現れた仮面ライダーの一人として剣崎一真が登場。
木野薫(アナザーアギト)駆紋戒斗(バロン)、湊燿子(マリカ)、九条貴利矢(レーザー)と各作品で死亡したライダー達に混じり、なぜか死ぬことができない彼が混じっているという奇妙な状況になっている。
永夢の脳裏によぎる謎の記憶ではエグゼイドをブレイラウザーで刺しているが…?
+『仮面戦隊ゴライダー』ネタバレ
実は彼は本物の剣崎ではなく、『仮面ライダーエグゼイド』本編で死亡した檀黎斗(ゲンム)が擬態した姿。
自身が死亡した時に備えて用意していたゲーム内世界に死亡したライダー達の魂を閉じ込め、彼らを絶望させることで自らが復活するための贄にしようとしていた。
しかしブレイドに擬態してラウズカードを使ったことで本物の剣崎がアンデッドの存在を察知してやってくるという事態を招いてしまう。
最後はブレイド達が変身した仮面戦隊ゴライダーとエグゼイドの連携に敗れさった。

近年のライダー関連のゲーム作品でも参戦しているが、2012年8月2日発売のDS・PSP用ゲームソフト
『オール仮面ライダー ライダージェネレーション2』では、ブレイド役の椿氏が
当時『フォーゼ』にギャレン役の天野氏がレギュラー出演していた縁もあってか天野氏と共にゲーム用音声を新録。
更に2012年11月29日発売のWii・PSP用『仮面ライダー 超クライマックスヒーローズ』では
カリス役の森本氏、レンゲル役の北条氏も収録を行い、『超クラヒ』の仮面ライダー剣は
TVシリーズの主役級ライダー4名が全員参戦の上に全員が本人ボイスとなった。
この8年前の作品とは思えない現行ライダーにも匹敵する破格の待遇に誰が呼んだか「超クライマックスヒーローズ剣」

+『ガンバライド』『ガンバライジング』におけるブレイド
アギト、ファイズなどと共に第3弾から参戦し、キングフォームも同時参戦。
ブレイドはスーパーレア、キングフォームはレジェンドレアで登場。
必殺技はブレイドがエレメントブレイドとライトニングソニック、キングフォームがロイヤルストレートフラッシュ。
ブレイドの演出あり必殺技「ライトニングソニック」は最初はブレイラウザーを右手で地面に刺したりラウズ無しだったりしたが、
05でラウズするよう演出強化され、シャバドゥビ1弾ではブレイラウザーを左手で突き刺すように演出変更されかなり原作に近くなった。
キングフォームの演出あり必殺技「ロイヤルストレートフラッシュ」は、本編で初使用された際の衝撃波を飛ばすバージョンとなっている。
05でブレイドにライダーアビリティ「ラウズカード」が追加。
シャバドゥビでシステムが変更されたためライダーアビリティは削除されたが、
シャバドゥビ2弾で必殺技に昇格し演出が追加され「サンダーディアー」として収録された。
(「ディアーサンダー」でないのが意図的なのかミスなのかは不明。ちなみに他の剣勢も技名ではなくカード名になっている)
シャバドゥビ5弾ではキングフォームが再びレジェンドレアで登場。
TV44話で使用した必殺技「フォーカード」が新技として収録されている。原作通りカリス、ギャレン、レンゲルも登場。
シャバドゥビでのライダータイプはブレイドが (カミナリ) 、キングフォームが 融合(ユウゴウ)

後継作の『ガンバライジング』では1弾からブレイド通常形態が参戦している。レアリティはスーパーレア。
5弾でジャックフォームとキングフォームが参戦。ジャックフォームはレア、キングフォームがレジェンドレア。
演出あり必殺技は、通常がライトニングソニック、ジャックフォームがライトニングスラッシュ、
キングフォームがロイヤルストレートフラッシュ。
また、5弾から声が椿隆之氏となり、本人ボイスになった。

+『仮面ライダー バトライド・ウォー』におけるブレイド
原作と違いAPは使い切りではなく敵を倒すことで増える方式になっているが、そのせいで燃費が非常に悪い
一番不憫なのはジャックフォームであり変身するために必要なAPが10000(最大値)であり、
制限時間ありのフォームのためジャックフォームで他のカードをラウズする事すら困難になってしまった。
尤も本体性能は悪くないため攻撃範囲が広がりAP消費も少ないリザードスラッシュを主軸に使えばかなり爽快になる。
最大の問題はこのゲームは特定の攻撃でしかトドメがさせないという問題点があり、
ブレイドの場合ラウズカードを使った技…ではなくただのなぎ払いがトドメ専用技になっている。

シナリオではついに敵から「始を助けるためだけにダークローチによって多くの犠牲がでた」事について突っ込まれたが、
剣崎からは下記の台詞で反論されている。

「始が、どれだけ多くの人の命を救ったと思っている……?
人間じゃないってだけで、あいつの幸せを奪えるかよ!」

2ではラウズカードの技でもトドメをさせるようになり、
APもレベルアップで回収率アップと消費軽減が追加された事でラウズカードをかなり使いやすくなった。
映画再現のシナリオだが14は登場せず、アルビノジョーカーがボスになっている。
14が登場しないため始は犠牲にならない…が代わりにアルビノジョーカーに倒されてしまった。

ちなみにバトライドではブレイド、ギャレン、ジョーカーが本人ボイスで登場している。レンゲル涙目

「変身!!」
『TURN UP』


ニコニコにおける仮面ライダー剣

ニコニコではFLASH作品が輸入されたり、少数ながらMADが作成されていた。
そんな中『仮面ライダーディケイド』が放送され、剣崎一真役を務めた椿隆之が同役で『ディケイド』に再出演した事もあり、
かつての「オンドゥルブーム」とも合わせて作品の再評価も盛んだった。
2009年夏のオンドゥルMADランクイン等を皮切りに、様々なオンドゥルMADがアップロード・ランクインし、ブームが再燃するに至った。
ただし東映特撮の宿命か、動画が権利者削除される傾向も強いので、そこら辺は頭に置いておくとよいだろう。

また本家剣関連の動画や剣ライダ-出演者の動画、剣ネタのある動画にもオンドゥルのタグが付く場合がある。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm15229485

2013年に放送されたプリキュアシリーズ第10作目『ドキドキ!プリキュア』にて、
登場人物の一人が スペードと剣をモチーフとしたプリキュア、キュアソードに変身し、しかも変身前の苗字が「剣崎」だった ため
早速剣崎一真やオンドゥルと絡めたネタが多数作られてしまった。
加えて烏丸所長を演じた山路和弘氏が敵幹部の声優を担当していたため、更にネタ度は加速した。
見下ろしアングルでメンバーが手を重ねるカットがあったり、映画「プリキュアオールスターズNewStage2」でキュアソードとキュアピース(先代の「スマイルプリキュア!」に登場した雷の力を持つプリキュア)の同時攻撃があるなど、公式でも意識しているのでは?という描写もある。
ついでに『剣』の剣崎役の椿氏まで「兄役とかでオファーこないかな」とつぶやいていた。結局来なかったけど。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm20004488 http://www.nicovideo.jp/watch/sm27277580

また2014年には映画『昭和ライダー対平成ライダー 仮面ライダー大戦』のPR企画として、ニコニコ生放送で全TVシリーズの冒頭5話を配信。
案の定、『剣』配信の際には公式動画でありながらオンドゥル弾幕が乱れ飛ぶのであった。


MUGENにおける仮面ライダーブレイド

手描きスプライトが3種類、及びそのアレンジが数体存在する。
+qzak氏製
  • qzak氏製
仮面ライダーファイズ仮面ライダー響鬼など平成ライダーの手描きのキャラクターを公開しているqzak氏のもの。
上のgifのとおり立ち方はガニ股である。直立するとやけにでかい。ウェイ!も健在。
作者曰く、モデルとするゲームは「Last blade」こと『月華の剣士』らしい。
また、氏製作の仮面ライダーディケイドに、ブレイドの姿になってサンダー攻撃をする技がある。
+搭載必殺技
ゲージ技のライトニングブラストは飛び蹴り技なので当りにくい(避けやすい)うえに無敵もないので
遠すぎず近すぎずの距離をとり慎重に狙う必要がある。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm598277
クモ氏によってAIパッチが作成されており、キックでの牽制やサンダーでのガン攻めを主体としたAIとなっている。しかし、公開停止となったため入手不可。
かぢゅみ氏によるボイスパッチも存在し、ボイスやボイスパターンが増え通常よりもウェイウェイ言う。
2010年1月16日の更新では時止め技を持っているキャラクターには特殊台詞が出るようになった。
剣崎一真ボイスの他に、ディケイド版ブレイドの剣立カズマボイスも同梱されている。
クモ氏のAIに対応されている。氏のAIはライトニングブラストをぶっぱするのであっさり潰されてウェーイと掛け声だけが響くという悲しい状況がよく見られる。
また、亞氏のAIも存在。
彼もマリオブラザーズに挑戦したらしい。 http://www.nicovideo.jp/watch/sm5770727
+竹の輪氏製
  • 竹の輪氏製
キングフォーム仕様の仮面ライダーブレイド。画像は実写キャプであり、AIは未搭載。
「PCのドライブがぶっ飛んだ」為、製作は無期限延長となってしまった。現在は公開停止中。
+天田志朗氏製
  • 天田志朗氏製
氏による手書きドットで、何と言ってもカードに関する仕様が特徴的。
まず、特殊ボタンを押している間はカードを構え続ける。
そして構えている間に必殺技コマンドを入力する事でカードを取得し、構えを解くと発動する。
技を後で任意に発動できる「ラウズ待機」、2種類のコマンドを入力して発動する「カードコンボ」などのテクニックも。
ストライカーとして仮面ライダーディエンドを呼び出すことも可能。
呼んでいる間にファイナルフォームライドも発動出来る。ストライカーに武器として使われるいうのも斬新である

デフォルトでAIも搭載されている。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9474208
+ninefreeman氏製
  • ninefreeman氏製
平成ライダー改変でおなじみの氏による、qzak氏のブレイドの改変版。
現在、nipa3008氏のサイトで代理公開されている。
改変元に無かった「トリロバイトメタル」や「ジャガーマッハ」、
ジャックフォームやキングフォームに変身して攻撃する技が搭載されている。
なぜかRe.Actのアルクェイドのストーリーが搭載されている。
後述のタッグに由来する訳ではないだろうが…
AIは搭載されていない。
+亜-人氏製
  • 亜-人氏製
qzak氏のブレイドを改変したもので、現在は氏のアップローダーで公開中。最新verは0.95。
自動回復や性能強化、新技の追加、イントロなど多岐に渡る細部の改良が施されており、特に飛び蹴り技のローカストキック、ライトニングソニックが無敵化している。
また、特定のパートナーと組ませるとゲージが増加する機能が搭載されているなど氏の独自要素も搭載されている。

デフォルトで4段階に調節可能なAIも搭載されており、
強力な技を出し惜しみなく使ってくるためかなり手強い。

最新verの0.95においてイクリプススタイル化スイッチが登載された。
元ネタと同様にボスキャラ仕様であり、ゲージ増加、体力回復、一部の通常攻撃がアーマー化が施されるなど完全に凶クラスの強さと化す。
また、暴走カラーとして5p、6pが追加されており、特に6pカラーに設定項目を全開させたものはゼットンスーパーメカ翡翠弾幕七夜を難なく沈め、ご乱心を倒し、竜子1stにタイムアップ勝ちするほどの狂キャラである。

+大会ネタバレ
仮面ライダー凶悪GPでは亜-人氏製のブレイドで参戦。
無敵技のローカストキックや永久コンボを自重しない戦法で多くの強豪選手を次々と撃破。
最終戦はストロンガーとの電気カブトムシライダー対決が実現。「電波投げ」に苦しめられ1R落とすものの「電波投げ」をローカストキックで避け、投げ技からのエリアルコンボやライトニングソニックなどを駆使し勝利。大会初の優勝を飾った。
また、おまけにおいても並~凶下位キャラ4人を相手に互角の熾烈な戦いを繰り広げ、
常時ハイパーカブト・常時ハイパークロックアップのカブトを撃破するなど本編が終わってもなお今大会の覇者としての意地を見せた。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm25390286 http://www.nicovideo.jp/watch/sm25404154

凶下位~凶最上位付近ランセレタッグ&チームバトル【門番杯】において遂に朱い月と組み、「真祖の月姫と永遠の切り札」というタッグチームで出場。
チーム戦では初戦からローカストキックや投げ技からのエリアルコンボなどを駆使したゴリ押しで2人まとめて倒すなど相変わらずの暴れっぷりを見せた。
タッグ戦においては、自身の広範囲攻撃の乏しさにより敗北することが多かったものの、朱い月が後ろからADやAADで援護射撃している最中に相手二人まとめて攻撃したり、ひたすらチーム戦で連勝することで何度か陥った脱落危機を克服、最終パートまで生き延びた。
最終Partで脱落したものの最終戦績は個人戦では8戦中13人撃破で勇次郎に次ぐ2位、タッグ・チームでの総合戦績は10勝6敗の5位という好戦績を残した。

+Jaki氏製
  • Jaki氏製
2015年10月に橘さん地獄兄弟を製作したJaki氏により公開されたブレイド。K-BLOODをベースにしたドット改変となっている。

ギャレン同様技毎にAPを消費する事で戦うバトライド・ウォーのような形式となっており、下がったAPはチャージを行う事で回復する。
またAPエンハンスを行う事で上限値がカプリコーン(7000)、イーグル(7400)、コーカサス(9600)の順に上がっていく。
なおチャージは全体34F中18Fで、エンハンスは全体83F中63FでAPが上昇する。
飛び道具「ディア―サンダー」、対空技「リザードスラッシュ」、画面端だと壁バウンドさせる突進技「ボアタックル」などバランスの取れた技構成で、
更に攻撃の硬直を移動技「ジャガーマッハ」でキャンセル可能。キャンセルの際には前ダッシュでも発動する。

ゲージ技は1ゲージ技の「ライトニングスラッシュ」を搭載。
威力は低いがAP消費が少なく、空中でも出せるため奇襲やリザードスラッシュからのキャンセルなどに使える。
全体的に火力は低いが技は豊富で機動力も高く、キャンセルからのコンボを繋げるキャラとなっている。
更新でキャンセル専用の時間停止技「スカラベタイム」や当身技の「トリロバイトメタル」、
1ゲージ技の「ライトニングブラスト」「ライトニングソニック」が搭載された。
ライトニングブラストは上昇後直角に突撃するキックで、相手の飛び道具を避けつつ攻撃出来る。
ライトニングソニックは初段ヒットで発動するロック技で、威力・演出共に優秀な技。ただしAP残量にはご注意。
空中ダッシュ(バッファローマグネット)も搭載されたが、回数制限が無い代わりに一回毎にAPが1400減る。

11月の更新では空中必殺技のローカストキックが地上でも使えるようになり、
APエンハンスを三回した状態で再度エンハンスのコマンドを入力すればキングフォームへと変身出来るようになった。
これは一時的なものではなく永続的なもので、MUGENでは2人目の操作可能な最強フォーム
キングフォームになるとリーチが大幅に伸び必殺技の性能が強化され、更に「ロイヤルストレートフラッシュ」が使用可能になる。
搭載されているゲージ技は遠距離版ロイヤルストレートフラッシュで、相手が遠ければ遠いほどヒット数が上がる。
AP消費が無い上1ゲージ技なので、自分と相手が両方画面端であればロイヤルストレートフラッシュ三連発で10割も可能となる。

ver0.90でデフォルトAIが搭載され、更にコンフィグが追加された。
コンフィグではAI設定の他初期エンハンス段階も設定でき、最初からキングフォームにする事も可能。
また、キングフォームの1ゲージ技としてロック技の近距離版ロイヤルストレートフラッシュも追加されている。
その他にも通常技や必殺技のダメージ上昇など細部まで手を加えられている模様。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm27622589

ver0.98ではスカラベタイム中にAPエンハンスが行えるようになり、
空中ロイヤルストレートフラッシュ追加、カブト同様キングフォーム中に謎ジャム対応が変化などキングフォーム関連が大幅に更新された。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm27863941

出場大会

更新停止中
凍結
  • 「[凍結大会] [仮面ライダーブレイド]」をタグに含むページは1つもありません。
削除済み

出演ストーリー


*1
『レッツゴー仮面ライダー』関連の書籍記事によれば、この時の剣崎の状態については
彼にはもう行き場所はなく、彷徨うことしかできなかった」と記載されている。
更に後年発売された『小説 仮面ライダーブレイド』では、TVシリーズから小説本編の数百年後に至るまでに
剣崎が長い時の中で懸命に生きようとしながらも、徐々に精神を摩耗していった様子が描かれている為、
考えようによっては『ディケイド』登場時の剣崎は、この精神的に最も窮地に追い込まれていた頃だったからこそ
TV本編とは心象が異なるものになってしまったのではないかと解釈する事も可能となっており、
奇しくも公式の方で結果的にフォローする形になっていると言えなくもない。

「俺は運命と戦う…そして勝ってみせる!!」