リュウ



「真の格闘家への道は、まだ遠い・・・

 修業あるのみ!!」
  • 出身地: 日本
  • 生年月日: 1964年7月21日
  • 身長: 180cm(I) - 175cm(II以降)
  • 体重: 76kg(I) - 68kg(II~IV) - 85kg(V以降)
  • スリーサイズ: B112 W81 H85(II・IV) - B110 W81 H85(ZERO)
  • 血液型: O型
  • 好きなもの: 武道一般、水ようかん
  • 嫌いなもの: 蜘蛛*1
  • 特技: どこでも寝られる、ヒッチハイク
  • 職業/所属: 格闘家
  • ファイティングスタイル: 空手をベースとした格闘術(CVS)
                                              暗殺拳をルーツとした格闘術(IV・V)

+ キャッチコピー
  • キャッチコピー:
    • 永遠の挑戦者(ファイター)(スパII・RBOF・CVS)
    • 俺より強い奴に会いに行く!(XVS)
    • 孤高の求道者(III・MVC2)
    • 果てなき道に宿敵が待つ(ZERO3)
    • 不断の探求者(IV・スマブラfor)
    • 不尽の闘志(タツカプ)
    • 波動を纏う拳(ストクロ)
    • 真の格闘家を目指す、求道の男(PXZ)
    • 歩むは、真の格闘家への道(PXZ2)
    • 不抜の拳(V)

+ 担当声優(Wikipediaより引用・改変)
石塚堅
『ZERO』『ZERO2』XVS』、『EX』シリーズ
保志総一朗
『スパズル』『ポケファイ』
高木渉
『III』『III 2nd』
森川智之
『MVS』『MVC』『MVC2』『ZERO3』、『CVS』シリーズ、『SVC』『CFJ』『ナムカプ
大川透
『III 3rd』
高橋広樹
『IV』以降(日本語音声)
Kyle Hebert
『IV』以降(英語音声)
島田敏
ドラマCD『II』シリーズ
大塚明夫
劇場作品『II よみがえる藤原京 時を駆けたファイターたち』
清水宏次朗
アニメ映画『II MOVIE』
辻谷耕史
TVアニメ『II V』、ドラマCD『ZERO 外伝 ~春麗旅立ちの章~』『ZERO2外伝 さくら・もっとも危ない女子高生』
氷上恭子
TVアニメ『II V』(子供時代)
堀内賢雄
実写映画『ストリートファイター』(日本語吹替・ソフト版)
平田広明
実写映画『ストリートファイター』(日本語吹替・テレビ朝日版)
ケイン・コスギ
OVA『ZERO - THE ANIMATION -』
加瀬康之
OVA『ZERO: ジェネレーションズ』
武虎
『シュガー・ラッシュ』『シュガー・ラッシュ:オンライン』(日本語吹替)

シリーズ全体に言える事だが、『II' TURBO』まではカプコン社員が技ごとに声を当てており、
中でもリュウは不統一の度合いが顕著だったらしい(当然ボイスを共有していたケンも同様)。
また、『スパII』では投げボイスを除いて『II' TURBO』までのもののピッチを上げたものが使用され、
『スパズル』『MVS』『MVC2』では『ZERO』『ZERO2』の石塚氏のものと併用されていた(石塚氏はノンクレジット)。

ちなみに『IV』以降では、『III 3rd』の大川透氏が師匠の剛拳役、
『よみがえる藤原京』の大塚明夫氏がセス役になっている。
また、『III 1st・2nd』での高木渉氏も兼役していたヒューゴー役で再登板した。
『シュガーラッシュ』シリーズの武虎氏も『IV』以降の豪鬼役でお馴染みのお方。
更に余談だが、森川氏と高橋氏は二人とも『遊☆戯☆王』の凡骨城之内克也役という共通点もあったりする(東映版が前者、『DM』からは後者)。
英語音声のKyle氏は『ドラゴンボール』の孫悟飯(青年期以降)や『天元突破グレンラガン』のカミナの吹き替えが日本でも馴染み深いか。

なお、『V』ではチュートリアルモードに登場する『ZERO』時代のリュウも高橋氏が担当しているため、
若々しい外見にしてはかなり渋い声になっている。




 「行くぞ!」


ZERO3
真の格闘家を目指す男‥‥リュウ

内なる力「殺意の波動」は
彼の胸中になにをもたらすのか

答えを求め、宿敵を求め、
リュウの旅は続く‥‥
III3rd
幾万もの闘いを走りぬけ、無数の拳を交わし合ったリュウ。
「真の格闘家」たる道はいまだ漠然とし影を成さない。
だが彼は迷わない。彼を高みに導く確かなもの、新たな強者との出会いを
信じて歩みつづける限り。


格ゲー好きにとっては説明不要の男
言わずと知れた『ストリートファイター』シリーズのキャラクターであり主人公。
「道着にハチマキ」という彼の姿は、ゲームにおける格闘家のテンプレートになった。
格闘ゲームというジャンルの基礎を作ったキャラでもあり、多くの格ゲーの主人公は彼に近い性能の技を持つ。
逆説的だが、格ゲーファンの間では彼に近い技性能を持っている事が「主人公の証」とされる場合も。
2D格ゲー全体の主人公とも言える、偉大な男である。
「格ゲー未経験者でもリュウは知っている」という人が多いほど知名度も高く、持ちネタにしている芸人もいる。

初代『ストリートファイター』の時は漢字で「隆」が使用されていた。
以降は基本的にカタカナ名義であるが、『ストリートファイター6』のとある一枚絵にて「隆」が確認できる。
ちなみに「リュウ」はカプコンゲームの伝統的な主人公ネームで、他にも『必殺無頼拳』『闘いの挽歌』『ブレスオブファイア』等で使われている。
「リュウならあそこにいるわよ 5人ほど」「多いわ!」
ストライダー弁護士?そこまではわしにも分からん・・・・

リュウ自身のパロディキャラも数多く(ボーナスくん武内優香鬼瓦寅男ローウェ)、性能とは別の方面でもよく話題になる。
「道着+鉢巻(+拳サポーター)」というシンプルさもモチーフにしやすい理由かもしれない。

奥州筆頭も彼をモチーフにしているが、性格は全然違うとの事。
ジン・サオトメは見た目がリュウに若干被っていると言われる事がたまにある。
とある教師はリュウとよく似た技を使うが、関連性は不明。後述の『ナムカプ』では共演しており、ケンも交えての合体攻撃が用意されている。


キャラクター設定

苗字及び家族構成は公式では不明。
リュウ自身も自らの出生を知らず、物心が付いた時から轟鉄剛拳の下で修行の日々を送っていたらしい。*2
元々カプコンはSNK等の他社と比べて特別キャラを立てようとしていた訳ではなく、公式設定と呼べるものが少ない
むしろ『ストリートファイター』シリーズでは苗字無しの方が多く、
あったとしても他媒体からの逆輸入が殆ど(例外はM・バイソンエドモンド本田など)。

 初代『ストリートファイター』では髪は赤毛で靴を履いていて、
 ウッチャンナンチャンの南原清隆氏に似ている現在とは随分異なる印象。
 ゲーメストにて「恋人に別れを告げ、殺害された師匠(当時は名前は未公表)の仇を討つため格闘の道に走った」
 というサイドストーリーが掲載されていたが、これはカプコンの許諾無しに創作されたものであり、公式ではない。
 サガットと闘い、起死回生の昇龍拳により彼の胸に一生消える事の無い傷痕を刻んだ。*3


ストリートファイターII』では茶色寄りの黒髪&赤い鉢巻に変更。
修行のために世界を回っており、その中でシャドルーの開く大会に参加する。
エンディングの「なにいっ、リュウがいない!」よくネタにされる


 『ストリートファイターZERO』シリーズでは、
 若き日(時系列は『初代』と『II』の間)の未熟なリュウが描かれており、
 デザインも白鉢巻に赤みのある茶髪と、『初代』での外見設定が取り入れられている。
 殺意の波動に悩まされながらも、最終的には真・昇龍拳を編み出す事で克服した。
 また、同シリーズにおけるケンが使用する赤い髪留めをEDにてリュウが貰い、
 これが『II』以降の時系列における赤鉢巻に繋がっている。



 『ストリートファイターIII』でもいつも通りに戦っている。
 主人公の座こそ下ろされたが、それでも貫禄や存在感は顕在。
 名目上どうあれ、戦闘スタイルがどこまでも「主人公」なのでしょうがない
 主人公(主)と言われたりもする。
 そのせいで主人公主人公(笑)になっちゃったけど。
 また、時系列上は後の時代であるためか、
 殺意の波動をある程度制御できるようになっており、電刃波動拳に応用している。

『ストリートファイターIV』ではリストラされた彼から主人公の座を奪回した(格ゲーにおいては、操作キャラ=主人公と言っても間違いではないが)。
1P初期カーソルは同作初出のアベル(こいつじゃない)に奪われているが、何とか2P初期は死守。
本作のEDではセスを倒した後、殺意の波動を貯蔵する装置と対面。その際に電気のような効果音が響いた後、滅・波動拳でこれを破壊している。
時系列的に後付け設定だが、この殺意の波動を利用して電刃波動拳が完成したと推測される。
続く『スーパーストリートファイターIV』では初期カーソルは3DS版を除いて1Pがジュリ、2Pがハカンに奪われた。
ストーリーでもいつも通りだが、それほど大きく関わらなかったりする(ガイル春麗などが中心)。
勝ち台詞は旧来のネタを扱ったものが多く、
ザンギエフに「波動拳はまだ苦手なのか?」、ガイルに「納豆はどうだ?健康にいいぞ」などクスリとくるものがある。
豪鬼には「俺はお前のようにはならない。他にも道はあるはずだ!」、剛拳には「師匠、ありがとうございました!」とかなり達観している。
また、「さすが武神流だ また早くなってるな!」と武神流を知っている事が判明。
ガイから「リュウ殿」と呼ばれているが、『スパIV』における彼の直接の知人はコーディーローズだけのはずなので、
武神流の誰かからリュウの事を聞いたと考えるのが自然だろうか。または漫画版の設定の引き継ぎかスタッフのミスだが……深く考えたら負け。
尤も、『ZERO』シリーズの設定も組み込まれている事を考慮すれば、
既に対面しているので辻褄が合うとも考えられるし、単にプレイヤーの知らない所で顔を合わせている可能性も。

時系列的には『IV』と『III』の間とされる『ストリートファイターV』では、
殺意の波動をある程度は制御できるようになっており、電刃波動拳も使う事ができる(性能は真空波動拳の強化版という位置付け)。
また、ケンが炎属性の波動拳を放てるようになったのに伴い、波動拳をEX版で使っても灼熱波動拳に変化しなくなった。
その代わり電撃属性の「雷光波動拳」という、Vトリガー使用時限定で使える波動拳の強化版が実装されている。
余談だが、過去のシリーズではキャラの外見と比べ体重設定が全体的に低く設定されており(特にこいつらが顕著)、
その矛盾点を解決するためか『V』では大半のキャラの体重設定が大幅に上げられているのだが、
ケンが「72kg→83kg」と11kgの増加なのに対し、ケンより4kg軽かったリュウは「68kg→85kg」と17kg増加しており、体重設定が逆転している。

『III』のその後の話である『ストリートファイター6』では再び主人公の座から降りたが、
本作では「全てのキャラが主人公である」と公式からコメントがあり、そう言った意味では主人公の1人とも言える。
……というか公式サイトでは新主人公のルークを差し置いて最初(一番奥に配置)に紹介されている辺り貫禄十分だったり。
本作では「殺意の波動との相克を超えた」と語られているが、探求心は相変わらず。
デフォルト衣装は、前作『V』の「戦闘服1」を思わせる上半身裸と蓄えた髭、加えて袈裟と草鞋を着用と、それまでと大きく異なる風貌になっている。
これは新世代のキャラとの比較で、リュウなどの旧世代キャラにレジェンドとしての風格を持たせるためで、
リュウの場合は「師匠である剛拳のようになっていくだろう」というイメージでデザインされている。
ちなみに条件を満たせばいつも通りの道着姿(+『II'』大ポトレや『III 3rd』公式イラスト等のようなうっすらとした無精髭)も使用可能。
そしてなんとスマートフォンを所持している。どうやらケンから「今の時代持ってないと不便だから(意訳)」と言う事で貰った模様。
ただ全くと言っていいほど使ってなかったようで、連絡先を交換する際にプレイヤーに「すまーと……ふぉん……?」と聞き返していたり、
最初のメッセージでのやり取りでは全てひらがなでちょくちょく切って送信していたり、「なるほど」を「成歩堂」と誤変換をかましたりしている。
……おじいちゃんか何かですか?
使っているうちに慣れてくるが、それでも大事な話は直接会って話したいらしい。

作品によってはケンがのように炎を操って闘うキャラである事に対し、
リュウはのように電気を操って闘うキャラにされる事が多い。
これは電刃波動拳や、『ポケットファイター』のLv3昇龍拳・竜巻旋風脚、『MVS』『MVC』の真・昇龍拳が電気を纏っているため。

+ その他
今でこそ真面目で落ち着いた礼儀正しい人物としてのイメージが確立されているが、
シリーズ初期のメディアミックス作品では能天気で豪快な熱血バカとして描かれる事も多かった。
CAPCOM VS. SNK』では勝利台詞で格闘家としての信念を熱く語ったり、味方や相手に喝を入れたりしている。
格闘や修行に対して非常に真面目だが、あまりにも一貫しすぎるそのスタンスは、
「いい試合だった、また俺と闘ってくれ!」というセリフをキングに「あんた、そのセリフ誰にでも言ってないか?」と突っ込まれるなど、
むしろ相方の反応が個性豊かになっている。

SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS』では、無敵の龍を「最強の虎」と間違え、
訂正されると「貧しいほうが龍だったな」と言ってしまった。この作品では何故か妙に血の気の多いリョウは案の定キレた。
他には不知火舞の格好に珍しく動揺したりなど、全体的に言動に違和感があるが、
リュウはこれまで格闘や修行以外の事には多くを語っておらず、人物としての彼を描く材料は少ない。
そのためスタッフも扱いに苦労したのだろう。まぁ本作はSNKどっこいどっこいだが
そんな中で草薙京には「ほう、古武術か。それも草薙流・・・」と語っており、
草薙流古武術を以前から知っている様子を見せている。

SNKのキャラ関係では草薙京とライバル関係とされる事が多く、一部の技は彼女にパクられている。

嫌いなものは「蜘蛛」だが、『MVS』や『MVC』ではスパイダーマンベノムと普通に接していた。
が、『MVC3』のスパイダーマンとの専用イントロで「蜘蛛は…苦手なんだがな…。」と発言しており、無かった事にされたわけではない様だ。
また『MVC』では道着キャラがリュウ一人に削減された穴を埋めるため、
ケンモード及び豪鬼モードに変身(変色?)する「モードチェンジ」という技を身に付けている。
「いくぜ!昇龍裂破!」なんて叫ぶリュウを見られるのは『MVC』だけ!「滅殺!」は……一応『ナムカプ』で聞けるか
なお、ダンモードは無い

『ポケットファイター』では他キャラが色々コスプレする中、
リュウだけは青いグローブをはめたり、でかいや切り取った道路標識を使ったり、
雨雲を伴いながら真空竜巻を放ったりする(これに伴い技名も「暴風竜巻旋風脚」に)だけで、一切コスプレはしない
それどころかコミカルなものが多いオリジナルのマイティコンボ(超必殺技)も、
連続パンチから真・昇龍拳(ただし見た目は通常の昇龍拳)を放つ「烈風迅雷掌」という硬派な技を得ている
彼の真面目でストイックな印象に合わないからだそうだが、その割に豪鬼は結構ノリノリでコスプレ。
お陰で当時のパロディ漫画では「貧乏だからコスプレ用の服が買えないのでは」と散々ネタにされている。

リュウの貧乏ネタは公式や二次創作問わず昔からあり、公式にも裕福であるという記述は無い(ただし、お金に困っている描写も特に無い)。
その日のファイトマネーで飯代と交通費が賄えれば良く、財産が無くても困らない生活スタイルで、本人もそれで良しとしているのだろう。
漫画『STREET FIGHTER ZERO』時点ではバーディーに雇われ、麻薬取引の用心棒を勤めていた。
作中では道着を洗っていない事実が判明したが
「俺と戦った人々の、様々な想いが込められた技を無数に受けてきた道着だ。洗い落とすだなんて礼を欠く」
と信条を語っており、春麗からドン引きされている。
『さくらがんばる!』では、台湾の料理店主が「何度か手伝ってもらったことがある」と言っており、時折バイトはしている模様。
また、世界中のよく訪れる都市にねぐらを用意しているようで、香港にあるのは船を改造した簡素なもの。
近くの大樹には、打ち込みのために縄が巻かれていた。
海外制作のアニメ『ZERO: ジェネレーション』では皮ジャンの私服を披露し、

『IV 新たなる絆』ではレストランらしき場所で一服しているシーンがある(食事をする様子は確認されていないが)。
『ZERO3 ドラマアルバム』では持ち家があるとされ、バルログからさくら誘拐の電話を掛けられるシーンが描かれている。
カプコンデザイン部部長のSHOEI氏は「リュウが貧乏という設定を作った覚えはなく、ちゃんとお金を持っている」と語っている。
そして2018年10月25日発売の『ストリートファイター 30th アニバーサリーコレクション』に合わせて、
週刊ファミ通(2018年11月1日号)で行われたリュウとガイルの紙面上での対談では、
貧乏でなければ放浪者でもなく、きちんと定住所があり、オフの時は結構普通の生活をしているとリュウ本人から語られた。

+ リュウ「オフのときはけっこうふつうにしているんだが…」
ガイル「もっとも仕事をしないで世界を放浪しているような奴が世帯を持てるはずがない」
リュウ「ずいぶんだな…。言っておくが俺は定住所だってあるし、オフのときはそれなりの生活をしているんだぞ」
ガイル「えっ!?」
インタビュアー「またまた御冗談を…」
リュウ「よく考えてみろ、俺たちストリートファイターは世界中のさまざまな場所で闘っている。
    その時の飛行機代とかはどうしていると思っているんだ」
インタビュアー「た、確かに」
リュウ「つまり、俺は放浪者でもないし、ふつうの生活をしている人間なんだ。
    自由になる金もそれなりにあるから勘違いしないでくれ!」
ガイル「信じられんなぁ…」

お前のようなふつうの生活をしている人間がいるか!
なお、ガイルとは30年近い付き合いだが、ガイルはリュウの私生活をずっとホームレスと勘違いしていた模様。

上記の対談から5年後に発売された『6』では「ワールドツアー」にて、
格闘大会の優勝賞金等をケンが作ったクレジットカード(しかも富豪の推薦が無いと持てない最高級のブラックカード)に入れている事が、
リュウ本人の口から判明。
リュウはこれらの事実に対し「確かに黒いカードだからそうだな」と返している。
ケン曰く「今のリュウの金銭感覚なら一生かかっても無くならない」との事。
加えてカードでの支払いだけでなく、訪れた土地で現地のお金を稼いで支払いを行う事も多いと語られている。

まあ『IV』ではCIAに所属するクリムゾン・ヴァイパーから「保険や税金を払っているのか?」と聞かれる勝利台詞もあったし、
ケンの妻であるイライザからは「(ケンが)リュウに手紙の返事を出すより直接会った方が早い」と言われている。
個人情報を調べられる人間や、長い付き合いのある人間から見ても、放浪者と誤解されがちな人間である事は間違いないだろう。
リュウ本人もQに対する勝利台詞で「怪しい男だ、まあ人の事は言えないが…」と自身で言っちゃってるし。

そもそも現実的に考えると住所不定ではパスポートが下りず、渡航する度に密航を繰り返してる事になるので、
以上のフォローが為されるのも当然かもしれない。かなり後付けっぽい気はするけど
……ん?『ALL ABOUTストリートファイターZERO3』では「住所不定、無職」と明記されていた?
『IV』のキャラ別称号に「住所不定無職」というのがあった?伝説の狼は住所不定?そんな事俺が知るか!

NAMCOxCAPCOM』でもその性格は大きく変わる事は無いが、何でも修行に結び付けて考える一種の天然ボケも見せる。
ケンやかりんを始め、ツッコミ役の苦労も耐えない様子。
ちなみに作中でも殺意の波動を乗り越えると真・昇龍拳を会得する。

『PROJECT X ZONE』ではケンとタッグで参戦。
基本は『IV』だが、これまで以上に漫画・アニメの要素が多く、
スキルで「風の拳」を習得したり、足掴みからの竜巻旋風脚→昇龍拳のコンボがあったり、「チェイサー!」と叫んだりする。
まぁこの足掴みに拘束効果があるおかげでクロスヒットを狙いやすいのだが。
総合的には癖が無く、使いやすいユニットとなっている。
掛け合いでは常に自分たちを基準に考えるため、『EOE』のヴァシュロンに「元軍人か。銃器に頼ってはいけないな」とダメ出しをしている
(ケンが「ああ、やっぱり手から真空波じゃないとな」と続けるが、ヴァシュロンからは「そんな軍人いるわけないだろ」と返される)。
また、イムカに「くらい素手で破壊できる」と言って「そんなヤツいるわけない」とツッコミを入れられている。
後に恐ろしい現実を目の当たりにする事になるが。

続編『PXZ2』でも同じく『IV』からケンとタッグで参戦。
相変わらず掛け合いでは相方へのツッコミが絶えずやや苦労人気味、ただし修行関係の話になるとケンがリュウに呆れる事も。
とはいえケンの「ごつい女ばかり」という発言を諌めながらも否定しなかったりする。
あと本作最大のネタと言えば「竜巻旋風脚の人」
『ナムカプ』とは逆に「29話」の「真なる龍の拳」(話数、タイトルともに『ナムカプ』と全く一緒)で、
ベガに洗脳されたケンを真・昇龍拳で正気に戻すという一幕もある。
この時「恋しさと切なさと心強さと」が解禁され、『ナムカプ』を知るプレイヤーからは非常に評価が高いイベントとなっている。

アメコミとのクロスオーバーでは超人達との戦いも楽しみにしており、
『X-MEN vs. SF』のエンディングではジュビリーがどこかで見た事があると言っていたり、
『MVC3』ではデッドプールが昇龍拳を勝手に使っていたりと、ヒーロー側からの知名度も高い模様。
スーパーヒーローの拳法家アイアンフィストからは後継者になれるとまで評価されており、
実際に『UMVC3』のEDではアイアンフィストの覆面を被り、アイアン昇龍拳なる新必殺技を繰り出していた。
『ポケットファイター』でコスプレをしなかったリュウの覆面姿は実に新鮮。
『MVS』ではキャプテンアメリカからヒーローに加わらないかと誘われても修行中だからと断っていたが、
長年の修行を経て遂にヒーロー活動を始める事になったようだ。

また、『ケンガンアシュラ』と『ストリートファイター』シリーズのコラボ漫画『ケンガンアシュラ VS. ストリートファイター』にも勿論登場している。
しかし同作では『ケンガンアシュラ』の主人公のかませにされるという酷い扱いであった。
一応同作は『ケンガンアシュラ』の主人公の夢の中の話という設定なのだが…

+ 俺より強い奴に会い続けた結果がこれだよ!
リュウと言えば「俺より強い奴に、会いに行く」というキャッチフレーズが有名だが、
会いに行った相手とは必ず一戦交えているので、「俺より強い奴を、殴りに行く」が正しいかも知れない。
なお、基本的に強い奴と戦えれば良く、それまでの過程は気にしないようだ。
『II』以降は裏世界の賭けファイトをやっていたり、得体の知れない団体に所属していたりもする。

ただしこの傾向、クロスオーバー作品では恐るべき方向へ加速する。
はともかく、前々からブランカダルシムといった人と呼べるかどうか怪しい連中とも戦ってはいたのだが、
闇の住人とかミュータントとかスーパーヒーローとか、
挙句の果てには殺戮兵器魔物巨大怪物といった、人外魔境の領域にまで足を踏み入れている。

世界を滅ぼす力があるアポカリプスオンスロート相手でも「あんたとはいい勝負が出来そうだ」と言い放ち、
『タツカプ』のEDではリュウの何十倍という巨大な生物エイクリッドを相手に素手で立ち向かっており
(エイクリッドが生息するのは極寒の惑星で、薄着のリュウは凍死しかねない)、
『ナムカプ』に至っては、デビル恐竜・妖怪・ロボット ・エイリアン・グノーシス等といった連中とも平気で闘っている。
どうやら強ければ相手は別に格闘家どころか人でなくてもOKらしい。
そしていよいよ『MVC3』では、コズミックビーイング最強の呼び名が高いギャラクタスにまで戦いを挑む始末……
あの、銀河系をいくつも破壊する超生命体ですよ、リュウさん?

2015年7月には、自身の楽曲を引っ提げてカプコン初の音ゲー『crossbeats REV.』に電撃参戦。
強い奴を追い求めるあまり音ゲーの世界に踏み入ったようだ。

その1ヶ月後の2015年8月、スマートフォン用アプリ『モンスターストライク』にもゲスト出演。
ドラゴンに魔法少女にサイボーグに獣人に歴史上の偉人に童謡の登場人物、
果ては正真正銘の神々に理想郷の名を冠する者に概念体、と『ナムカプ』以上に何でもありな面々と対決した。
しかしその後はインフレの波に飲まれてしまい殆ど出番は無い

更に同年11月、『グランブルーファンタジー』にもゲスト出演。
初対面で星晶獣を呼び出せる少女・ルリアに対して「戦ってくれ」と言い放ち、
ルリアに対する誤解が解けた後でも「星晶獣と戦いたい」と口走るなど、清々しいまでにいつも通り
一口に星晶獣といっても色々な種類が存在するのだが、下はザコ敵レベルから、上は放っとくと世界が危ないレベルまでピンキリである。

2017年7月に『#コンパス』でもゲスト参戦。出典作品は『V』から。
リュウに次いでクロスオーバー出演数の多い春麗と一緒にやってきた。
ロール(役割)はアタッカーで格ゲーらしく「近」「遠」のカード発生速度が速く初心者でも上級者でも使いやすいため評価が高い。
発表時点では既に封炎剣の賞金稼ぎギアと人間のハーフが参戦しており、
ある意味アークシステムワークスVSカプコンの人気格闘ゲーム対決が実現した。
後には電子の歌姫青髪鬼族少女学園長黒のセイバー英雄王(アーチャー)etc………
数え切れないアニメやゲーム作品、それどころかVTuberや実名の歌舞伎役者すらもジャンルや種族の垣根を越えて勝負に挑んでいる。
誰が呼んだか大乱闘コンパスブラザーズ

2018年、スマホ用ゲーム『パワーレンジャー・レガシーウォーズ』が『ストリートファイター』とコラボした際に他のキャラ共々参戦。
また、リュウがクリムゾンホークのコインを用いて変身する戦士という設定の「リュウレンジャー」も登場した。
五星戦隊とは無関係
実写のPVも制作されており、それにおける「ベガは自分が倒した」という台詞から時系列的には『II』か『III』辺りで、
リタによって蘇生されたベガに苦戦したパワーレンジャー達が自分達の世界にリュウを召喚した設定らしい。
そして2021年、格ゲーの『POWER RANGERS BATTLE FOR THE GRID』にも「クリムゾンホークレンジャー」に名を改めて参戦を果たした。

…もうどうにでもな~れ。
∩(´・ω・`)つ―*’“*:.。. .。.:*・゜゚・*

『II』のコミカライズ『ストリートファイターII -RYU』では師匠の剛拳をベガが殺したと設定されており、
リュウがその敵討ちに向かうストーリーが展開されている。

本編とは異なる世界観で展開されたTVアニメ『ストリートファイターII V』では髪の毛が逆立っている他、ハチマキをしていない。
同作では17歳で、南西諸島できこりの手伝いをしていたという設定になっている。

実写映画『ストリートファイター』及びそれを基にしたアーケード作品『ストリートファイター ザ・ムービー』では、
リュウ・ホシ(星隆、通称ライユー)として出演している(詳細は当該記事を参照)。

前述のアニメ『ZERO: ジェネレーション』では、幼い頃に両親を亡くして寺で育っていたが寂しくなって放浪し、
剛拳に弟子入りしたという生い立ちの一部が本人により語られた。
またオロかと思ったら関係無さそうな謎の老僧により、生まれながらにして暗殺拳を会得し、
戦いの果てに殺意の波動に目覚め滅びた一族の血をリュウと豪鬼が引いている事が言及されている。
なお、この老僧こそが剛拳よりリュウを預けられた人物であり、轟鉄の娘・さやかと豪鬼がリュウの両親である事が示唆されている。

いずれの作品でも、どこまでも強さを追い求めるストイックな求道者として描かれている。
また自分を高めるために強い奴と戦うのみでなく、自らに挑んでくる格下の相手からも喜んで勝負を受ける。
自分が負かした後輩に対しては力量を認めたり褒めたり、助言を与えたりもしている。
「孤高の格闘家」という印象が強いが、意外と面倒見は良いのかもしれない。には迷惑しているが。

関わった人物に影響を与える事が多く、女子高生を格闘技に目覚めさせ、ライバルの帝王を格闘家として一皮剥けさせた。
また、その実力に目を付けて弟子にしようとする仙人までもいる。
一方で同門の友を嫉妬に狂わせるなど結構罪作りな面も。
総じて、ギルからの評価である(良くも悪くも)「純粋」と言うのが彼を表現する最も適切な言葉なのかもしれない。

割とお茶目な所もあるようで、何故かガイルに死ぬほど納豆を食わせて彼を納豆嫌いにした事があった。

クロスオーバー系の作品に多く顔を出している事もあり、
自社他社問わずかつて一時代を築いた格ゲーの主人公達とは知り合いという、脅威の人間関係を持っている。
そろそろリュウを中心にスーパー格ゲー大戦ができるんじゃね?


「お前が前にいるから 俺はまた強くなれる!」


キャラクター性能

もはや説明不要。
波動拳昇龍拳コマンドの名前とされる程に有名なだけあって、
後の格ゲーの殆どでリュウに似た技・戦闘スタイルを持つキャラが登場する(通称「リュウケンタイプ」)。
波動拳コマンドの飛び道具で相手を跳ばせ、昇龍拳コマンドの無敵対空技で落とすキャラは枚挙に暇が無い。
また、上記の技2つに突進技の竜巻旋風脚を加え「三種の神器」と呼ばれる事もある。
知らないキャラを初めて使う際に波動拳・昇龍拳コマンドを取り敢えず入力してみる人は多いだろう。

  • 主な長所
    • 波動昇龍に加え、リーチが長くキャンセルが利く下段技のしゃがみ中Kを中心に、牽制・対空・飛び込みに使いやすい通常技
    • 『スパIIX』以降は2ヒットし浮かせて追撃できるジャンプ中Pや、中段技や接近に使える特殊技が追加される。
    • キャンセルに対応した技が多く、多彩な連続技を持つ。
  • 主な短所
    • 基本的に立ち通常技のリーチが短い。現在はそれほどでもないが、『II』の時は男性陣で一番小柄だった。
    • 主力牽制技である波動拳、しゃがみ中Kを潰しやすい相手が苦手。
  • 作品によって上下しやすい能力
    • めくり性能は『II』、『IV』の様に高い時もあれば、『III』の様な低い時もある。
    • 機動力は平均的。ただし『MVC』シリーズのみ低め(特に『MVC3』シリーズで顕著)。

技バランスが整っており、使い所も分かり易いために初心者でも扱い易いが、中級者や上級者には奥深い戦い方が可能。
シリーズを重ねるにつれて波動昇龍がチキンと見なされ、空中ガードやブロッキングの導入によって弱体化されていくと、
こうしたスタンダードな面が注目されるようになった。

 『初代』では実質2Pカラーを除けば唯一のプレイアブルキャラ。
 1人プレイの場合、使用可能なキャラは必然的に隆となる(拳を1人プレイで使うには一度乱入する必要がある)。
 「波動拳」「昇拳」「竜巻旋風脚」が1ヒットするたびに4割減らす一方、
 CPUキャラの動きの速さと1ヒット2割半~4割+連続ヒットあり、最大で1ヒット6割強の超火力に対して、
 隆・拳の動きは緩慢すぎて通常技の火力も低かったため、必殺技をしっかり出せるようにならなくてはクリアが極めて難しかった。

 『II』においては技の動きや判定が他キャラより弱く、必殺技性能もそれほど高くなかった。
 更に気絶時の特定のモーション時に攻撃を食らうとダメージが2倍になる(通称「病気持ち」)というケンには無い致命的な弱点があり、
 最弱キャラのザンギエフと並ぶ悲惨な性能とされ、
 「ゲーム史上最弱の主人公」とも言われていた。*4 *5
 しかし「めくりアッパー昇龍拳」(相手の頭上をかすめるジャンプ強K→近距離強P→「昇龍拳」の三段攻撃)等の強力な連続技も備えていた。




 『II'』では「波動拳」を始めとした技性能の底上げが図られ、スタンダードキャラの地位を確立し、以降は大体中堅以上。
 『II' TURBO』では「空中竜巻旋風脚」が追加。
 『スパII』では空中竜巻の仕様が変更されると共に、相手を燃やす上にダウンさせる「ファイヤー波動拳」が追加。
 『スパIIX』ではケン共々「昇龍拳」が出始めのみ無敵になったものの、
 高性能なスーパーコンボ「真空波動拳」や地上中段攻撃の「鎖骨割り」(しゃがみガード不能攻撃)などが追加された。

 『ZERO』シリーズではスーパーコンボに「真空竜巻旋風脚」が追加。
 「ファイヤー波動拳」は独立した技ではなく、強「波動拳」を至近距離で当てた時に変化する仕様に変更されたが、
 『ZERO2 ALPHA』以降では豪鬼と同名の「灼熱波動拳」として再び独立した。
 『ZERO3』ではレベル3専用スーパーコンボとして「滅昇龍拳」が追加。終わり際を当てれば「真・昇龍拳」に派生する。
 だが、変化しなかった時の威力は雀の涙、変化してもそこまで減らないという完全な死に技だった。


 『III』シリーズでも使いやすさは従来と変わらないが、一撃の重さをより重視したキャラとされる。
 この作品からスーパーアーツに上述の「真・昇龍拳」と「電刃波動拳」のほか、必殺技に見た目が地味な「上段足刀蹴り」が追加された。
 『III 1st』ではどのスーパーアーツを選んでもゲージ1本分しかなかったが、『III 2nd』からは「真空波動拳」が2本分ストックできるように。
 更に『III 2nd』では「電刃波動拳」のストックがなんと2本もあったため、かなりエグい気絶連係を組む事が出来たりした。


 『CVS』ではしゃがみ強キックの根元部分ヒットキャンセル「真・昇龍拳」や、
 画面端で弱昇龍拳ヒット後の追撃「真・昇龍拳」で一発逆転を狙えるロマンキャラとなった。
 しかしこの「真・昇龍拳」は『1』限定であり、『PRO』で修正されてしまった。
 『2』でのキャラランクは中堅。2019年の全国大会ではGAO氏がリュウをチームに入れ準優勝を果たしている。

 『IV』では火力も高く強さが際立つ。
 「画面内に波動拳が出ている間に真空波動拳が出せる」という反則的な性能や、
 穴の少ない安定した性能に加えて使いやすいウルトラコンボセービングアタックといったシステムとの相性にも恵まれ、
 サガット、豪鬼、ルーファスに次ぐ上位キャラとして猛威を振るった。
 『スパIV』では一部の技を除き全体的にマイルド調整されたが、
 他キャラの弱体化や新キャラの微妙な性能もあり、上位キャラの地位は保っているとされる。
 研究が進んだ後も通常技飛び道具・無敵技が優秀と評価されたが、地上戦を台無しにされるフェイロンダルシムは苦手。
 その後も性能に手が加わる度にマイルドに調整され、『スパIV AE』では上位から一歩退くが、
 『スパIV AE Ver.2012』では再び上位とされる。
 『ウルIV』では殺意の方が最上位クラスになったが、こちらは中堅程度に落ち着いた。
 ただし、対応型キャラの宿命で相手に付き合う必要があり、立ち回りには相応の修練と知識が必要となる。
 極端に難しい固有テクニックこそないが、所謂「初心者から上級者まで」という看板キャラのお約束と言えるだろう。

『V』においては最初期こそ強キャラとして君臨したものの、アップデートで当て身技重視になったりと調整がイマイチ安定せず、
かなり長いシーズンを通して最下位層をウロウロしていた。
そのせいで(リュウ)ではなく(たかし)などとネタにされていたが、
大ゴスの強化等を重ねられた事で、最終的なキャラランクとしてはケン共々中堅程度にまで浮上している。

『6』においては「波掌撃(『V』のVリバーサルからの昇格)」や「真・波掌撃」の性能がイマイチ、
「電刃練気」で技を強化するシステムが前に出て戦うゲーム性と噛み合わない、
通常技の性能も似たタイプであるケンやルークと比べると物足りないといった点から、シーズン1においてはまたしても下位に沈む形になってしまった。
上位陣と要素が被っているため、立場が厳しいとは以前もどこかで見たような…。『III3rd』でも比較対象はケンだったし…。
おかげで「ワールドツアーモードでずっと座禅組んでないでケンみたいに建築現場で働け」「電刃練気時に集中!と叫ぶが試合中ぐらいずっと集中してろ」
「(自分の性能から)目を逸らすな!」と理不尽に厳しい声が飛ぶ事に

それでも歴戦の人気キャラクターだけに使用率は高いのだが。リュウの調整はつくづく難しいと思わせる話である。

+ 『MVC3』シリーズでは
『MVC3』シリーズではパワー型のキャラクター。
単発火力は高いが、歩行が遅めで2段ジャンプも空中ダッシュも使えないと機動力は最低クラス。
「真空波動拳」は『VS.』シリーズお約束の極太レーザーになっており、高威力なのでぶっぱアシ狩りに有用など、使いやすい性能になっている。
更に本作では角度を変えられるようになった

『UMVC3』では小さめの波動拳を最大5連続で撃ち出す「連波動拳」、
一瞬で画面端まで届く見えない波動拳を撃ち出す「爆波動拳」、
波動拳を真上に打ちつつ自身も昇龍拳で飛び上がる「波動昇龍拳」、
ドラゴンインストールのような強化系HC「波動覚醒」、
真空波動拳のビームが画面端で反射され、画面中を極太ビームが埋め尽くす「真・波動拳」、
『ポケットファイター』における暴風竜巻旋風脚を彷彿させる台風のごとき派手なエフェクトが混ざる「真・竜巻旋風脚」、
といった新技が久々に追加された。

+ 超えてみろ…このオレオー!
…が、肝心のキャラランクはとなってしまっている(2021年時点)。

基本的にぶっ飛んだ性能のキャしかいない『UMVC3』では、
「スタンダードな格ゲー」に納まってしまう波動昇龍スタイルそのもの、何よりも普通に格ゲーしている事が最大の弱点なのだ。
武器を持たないのでリーチは短く、空中制動や移動技の一切を持たず、
対空の昇龍は自分がカッ飛んでいき使いづらい上に、スカると真空波動かXファクターでしかキャンセルできないと、弱みがかなり目立つ。
一応、波動覚醒からのループコンボや基礎コンの火力は高いので、立ち回りで苦労はするものの戦えないわけではないのだが、
他の『ストリートファイター』勢MARVEL側の代表キャラとなぜここまで差が付いてしまったのか……。

そんなリュウさんの『UMVC3』での最大の特徴は勝利画面の満面の笑顔だろう。
恐らく『III(1st、2nd)』の勝利画面時の顔が元ネタ(当ページ最下部の画像を参照)。
非常に爽やかな表情で語りかけてくるその様ははっきり言って非常にウザい。そして大門先生そっくり。
^_^ <いい風だ・・・
サムネにするとこんな感じ
とにかくアルカプリュウの技を見てください

+ 『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズでは

「ここが大乱闘の舞台か…」


2015年においては、任天堂のキャラクターが集う『大乱闘スマッシュブラザーズ』にまで参戦を果たした。
シリーズ4作目『for 3DS/WiiU』において、同年6月15日より有料追加コンテンツとして配信されている。
カプコンからのゲスト参戦はロックマンに続いて2人目。*6
+ 参戦イラストについて
比較してみると分かるが、あきまん氏による公式参戦イラストは、『II』当時のイメージイラストのパロディである。

『スマブラ』では『初代』と『DX』におけるマリオの必殺技構成が、明らかにリュウを意識したと思われるものになっていた。
この時はまさかアクションゲームと格闘ゲーム、それぞれの伝説的存在が同じ画面に並び立つ日が来るなど誰も予想だにしていなかったであろう。
ゲームキャラの大先輩世界的に有名な電気ネズミとも共演するなど、本当にいい時代になったものです。

+ 各種必殺ワザ(以降「B」と表記)
各種必殺ワザ(以降「B」と表記)
  • 波動拳/灼熱波動拳(波動拳:NBまたは↓\→AorB/灼熱波動拳:←/↓\→AorB)
おなじみの飛び道具。強弱で速度や飛距離が変化する。
原作同様、画面に1つまでしか撃てず、その状態ではモーションを取るのみで不発となる。
また、ヨガコマンドで出る灼熱波動拳は5ヒットの連続技(ただし、飛び道具同士でぶつかると1ヒットが相手でも消える)。
こちらはスマブラの仕様の関係から出しづらく、「後ろを向いてからの竜巻旋風脚」に化けがち。
スマッシュボール取得時も原作コマンド版は使用が可能。
なお、カービィがコピーした場合も灼熱含めコマンドにちゃんと対応する。

  • 昇龍拳(上Bまたは→↓\AorB)
対空やガードキャンセルからの切り返しの他、上昇量が高い優秀な復帰技でもある。
ボタン版とコマンド版がある必殺技では最も性能に差があり、
後者はダメージや撃墜力の高さは勿論、無敵ありで着地隙も少ないと破格の性能である。

  • セービングアタック(下B)
『IV』におけるセービングと同様のモーション、演出で繰り出される。この技のみコマンド版が存在しない。
原作同様アーマーが付いていて、相手の技を一発だけ耐える事ができ、溜めてからの地上ヒット時には相手がスローモーションで倒れ込む。
「セビキャン」も再現されており、溜め中及びヒット時に→→または←←と入力する事で発動。
『スマブラ』では空中で出せたり、攻撃時に振り向く事ができるので、原作には無い使用法も可能。
ただし受けたダメージがヴァイタルソースとして自動回復するのは再現されてないので、蓄積ダメージが多い時や残り体力が少ない時の使用は危険。
当然だがEXセビキャンも非実装。

  • 竜巻旋風脚(横Bまたは↓/←AorB)
空中でも使用可能で尻もち落下にならないため、昇龍拳と組み合わせての復帰も可能。
弱と強では威力の差が大きいため、当てる場合は強版が望ましい。

なんと最後の切りふだを2つ持っており、相手との距離によって技が変化する。
近距離で出すと威力と吹っ飛びに優れた真・昇龍拳となる。
決めると相手が吹っ飛ぶ勢いと放った場所を計算に入れ、
何にも阻まれず(天井にぶつかったり、受身を取られる、踏み台ジャンプ等で勢いを殺される)バースト(星に)できる場合は、
『IV』と同様のフィニッシュ演出が発生する。
離れている場合は真空波動拳になり、マリオの「マリオファイナル」のように相手を巻き込む波動拳を放つ。
尚、フィギュアでは真・昇龍拳のみがデザインされている(表記は「真・昇龍拳/真空波動拳」)。

性能や演出はシリーズ歴代の要素を詰め込んだ非常に愛のある出来映えで、
技を振りかぶった時やヒット・ガード時にはSFC版『II』のSEが、
ジャストガード時には『III 3rd』のブロッキングと同様のSEが鳴り、後者はブロッキングのモーションも再現されている。
通常技はPCE版『ストI(ファイティングストリート)』(というよりはGB版『ストII』に近いか)のように、
ボタンを押す長さで強弱を出し分けるものとなっており、上手く使えば原作さながらのコンボも可能。
必殺技もお馴染みの波動拳、昇龍拳、竜巻旋風脚が揃っているが、
これらは通常の必殺技入力だけでなく原作同様のコマンドにも対応している
コマンド入力版は性能が向上しているが、咄嗟に出すのが難しい上に暴発というリスクもある。

『スマブラ』では掟破りの通常技キャンセルや離し入力に対応し、コンボ火力は抜群。
特にコマンド昇龍拳は1Fから無敵が付いており、着地硬直が極めて少なく威力吹っ飛ばし共に優秀
ダメージが貯まってる状態だとダメージ70%程で小足ヒット確認昇龍拳でバーストもザラなので、
試合後半はちょっとした事故から殺せるというプレッシャーをかけられる。

鎖骨割りは横強(強)で出る技で、原作の中段によるガード崩しがシールド削り値が高いという性能で再現されている。
セービングアタック、多段の灼熱波動拳などシールド削り値が高い技を多く持ち、相手のシールドを破壊しやすい事も強み。
もちろんシールドが破壊できれば圧倒的なコンボで一気に即死圏内のダメージを稼ぐ事ができる。

しかし、上述のボタンの強弱の使い分けの難易度や必殺技コマンドの暴発、
リーチ自体はそこそこだが範囲攻撃に乏しいなどの弱点を抱え、やはり乱戦よりタイマン向け。
ステージ「終点」で同キャラ戦やシークリトル・マックベヨネッタ辺りと戦うと気分は最早別ゲーである。

また、『スマブラ』と言えばアイテム有りでの対戦も可能だが、
これまでその類とは殆ど縁が無かったリュウのリアクションは笑いを誘う。
ウサ耳を付けたり、一心不乱にハンマーを振り回したり、カレーの辛さで火を吐いたりするリュウが見られるのは、後にも先にもこのゲームくらいのものだろう
(過去にもリュウが道路標識やトゲ付き鉄球で相手を殴るゲームもあるにはあったが……)。
ビームソードやレイガンをその手に持ちながら、アピールで「拳で語り合おう」と言う姿はツッコミ必至である。

テーマBGM「Ryu Stage」は作曲・編曲を手掛けた下村陽子氏によるセルフアレンジ。
『II』版をベースにしているが、アーケード版ではなくSFC版の方がイメージに近い。
また『II』版の原曲も存在し、タイム制またはコイン制では残り30秒で、ストック制では残り2人の状態でどちらかのストック数が1つだけで、
体力制ではどちらかの体力が少なくなると、体力が2割くらいしかない時のバージョンに変化する細かさも。
前者は桜井氏が忘れていた『DX』までと『SP』に存在する「いにしえの王国」系ステージ(『DX』では残り20秒から)にも存在していたが、
後ろ2つの条件はシリーズ初となる仕様である。

次作『SPECIAL』にも続投。デザインは『V』のような強面に変更。
『for』では実現しなかった伝説の傭兵との共演、そしてリュウ・ベルモンド最強のヴァンパイアハンターとの邂逅も果たしている。
ついでにライバルも参戦し、更にはDLCで伝説の狼冷血御曹司とも再戦を果たす事になる。

性能としては『for 3DS/WiiU』より攻撃面がマイルドになっているもののシステム面がより原作らしく調整されている。
主な特徴として格ゲーのように「1対1の状況に限り、常に相手の方を向く」仕様が追加された(後方へのダッシュがバックステップになる、等)。
他の格闘ゲー出身キャラも同様に追加されているため、設定次第では格ゲーのように楽しむ事も出来ない事もない。
向きによって操作ミスを行いにくくなったものの、強みが増した空中後Aを活用するには工夫が必要になる等一概にいい事尽くめではなかったりする。
また通常技の一部が原作通り距離によって出る技が変わるようになり、
中には『スマブラ』では異質の吹っ飛ばせず必殺技にキャンセルする事が前提のコンボ専用技が用意されている。

Ver.13.0.1時点では、高性能の灼熱波動拳で牽制しながら、隙を突いて連続コンボでバーストを狙うタイマン特化型の性能となっている。
発売前から期待されていた空中攻撃をコマンド技でキャンセルできる要素も俄然空中戦は厳しく、前作同様に地上戦を主に殴り合いに持ち込む事が肝となる。
コラボだと都合上パワータイプな性能になりやすいからかリーチや機動力が不足な点は相変わらずであり、
灼熱波動拳があるだけケンよりマシ程度であるもののやはり真価は接近戦の殴り合い。
出来る事が増えたためコマンド暴発に悩まされる機会も多くなってしまったものの、1コンボのダメージ量は前作をはるかに上回っている。
格ゲーでは扱いやすいスタンダードとは真逆に『スマブラSP』では個性的すぎて操作難易度はトップクラス。
使いこなすにはシールドやセービング等でどっしりと立ち回り、
いざ触れたら持ち前の連続攻撃で一気に畳み掛けられるプレイヤーのスキルと修練を求められる。
さながらリアルリュウを求められるから使用人口は少なめ

前作までの「シンプル」に該当する一人用モード「勝ち上がり乱闘」では、各キャラごとに出現する敵や対戦ルールも個別に設定されているのだが、
その中でもリュウは、
  • 全試合が体力制の1on1、アイテムなし、終点固定
  • ボーナスステージが4つ目にある(通常は最終ステージの1つ前)
  • ボスを含めた全ステージがBGMがCPS1版『ストII』の原曲
…と、極めて特殊な仕様で、桜井氏をして何のゲームやってるかわからなくなると言わしめるほど。
対戦相手もケン、青カラーのゼロスーツサムス緑カラーのドンキーコング…など原作を意識したキャラが選出されている。

ラスボスは難易度問わずマスターハンド&クレイジーハンドのタッグで、『ストII'』のアートワークのベガの巨大な両手に見立てている。
更に『ZERO』のドラマチックバトルも再現され、味方としてケンが登場する。

(以上、Wikipedia、格ゲー.comより一部修正)

また、「殺意の波動を制御できずに覚醒してしまったら」という設定の、
もう一人のリュウとも言える殺意の波動に目覚めたリュウも多くのゲームに出演している。


MUGENにおけるリュウ

格ゲーを代表するキャラであり、登場作品が豊富なのも相まって数多く製作されている。
原作準拠キャラだけでも10種類以上存在し、性能をアレンジされたものも多い。

『初代』仕様

+ MASA@DAS氏製作
  • MASA@DAS氏製作
原作再現しており、必殺技の威力は正に「必殺」で、性能上不利な相手でもワンチャンスで逆転できる。
カクカクした動きや必殺技の出しにくさも原作仕様。またスタートボタンを押す事で、
ボタン入力を以下の3つから変更可能(いずれも技が出にくいのは変わらず)。
6BUTTON(デフォルト ボタンを押すと攻撃ではなくボタンを離すと攻撃 昇龍拳が着地まで無敵)
2BUTTON(圧力センサー再現 ボタンを押す長さによって攻撃の弱中強が変化 昇龍拳に無敵無し)
ARRANGE(ボタンを押すと普通に攻撃 没技のファイアーキック使用可 昇龍拳の無敵は上昇中まで)
2013年10月の更新によりMUGEN1.1専用となった。2017年2月のJ:COMのWebSpace終了によるサイト消滅により現在はマムル氏が代理公開している。

rei氏、ペパーミント氏によって製作されたAIパッチも存在。どちらもWinMUGEN版用。
rei氏のAIは必殺技の出にくさなどを再現しており、時折必殺技失敗のしゃがみパンチを出す事があったが、本体更新を以て公開を終了している。
ペパーミント氏のAIは上記とは逆に、コマンドを無視できるAI特権を活かしてガンガン必殺技を使ってくる。
レベルも2段階に調整可能で、エルクゥにもたまに勝ててしまう。
また、ずっと無敵の昇龍拳のみをしてくるモードも搭載されている。

+ M氏製作
  • M氏製作
上記のMASA@DAS氏リュウの改変。
現在はMUGENについて語るスレ用小物ロダで公開中。
それとは別のスレのアップローダやMUGEN関係ファイルうpろだのバックアップでも公開されているが、旧版の模様。
こちらはドラマティックバトルを意識してか、リュウとケンの二人(勿論両方『初代』仕様)で戦う。
ボイスはリュウが日本語固定、ケンが英語固定。
バケモノじみた火力をしているが、忠実な原作再現であり、よくある狂改変の類ではないので勘違いしないように。
ついでに人操作での技の出しにくさまで忠実に再現しているが、オプションで技を出し易くする事も可能。
power=1000000と異様なゲージ数だが、ゲージ消費超必など元から無いのでシングル戦ではただの飾りである。
尤も(ゲジマユ設定の)タッグ戦だと、相方がゲージ使い放題となるのであながち無意味という訳でもない。
Life2000と耐久力は高いが二人で体力を共有しているため、まとめられると弱い。
リュウとケンのどちらを操作するかはランダムで決定され、操作しない方は自動的にAI操作になる。
オプションで必殺技を出やすくしたり波動拳ヒット時のスロー化をなくしたりできる他、
自パワーゲージを0固定にしたり仰け反り無敵を付与したりも可能。
また、BGMとして自動的に「恋しさと せつなさと 心強さと」のインスト版が流れる仕様になっている(オプションでON/OFF可能)。
そのためベガと戦えばドラマティックバトルや『ストリートファイターII MOVIE』の再現になり燃える事間違いなし。
『初代』なので仰け反り無敵ONなら神ベガさえ秒殺するが
7P以降でAI常時起動になる他、5Pと11Pが対ボーナスステージモード(自動で振り向かない)、
6Pと12Pが二人同時ではなく一人ずつ戦うモード(ライフは一人1000)となっている。

+ Falchion22氏製作
  • Falchion22氏製作
現在は入手不可。
基本は『初代』だが、スーパーコンボが追加されている他、中々動きの良いAIがデフォルトで搭載されている。

『II』仕様

+ MASA@DAS氏製作
  • MASA@DAS氏製作
『II'』仕様。待ちガイルなどのAIも手掛けたmimimimi氏がAIを製作しており、トリカゴ主体。
2013年10月の更新によりMUGEN1.1専用となった。Defファイルを弄ればケンとして使用可能。
残念ながら現在は入手不可。

また氏によってMUGEN1.1専用の『スパIIX』リュウも別途公開された。
こちらはマムル氏によって代理公開中。
上記『II'』仕様と同じく、Defファイルによってケン、そして豪鬼が使用できる。
更に別仕様として『X-MEN COTA』モードを搭載。
リュウ、ケン、豪鬼、CPU豪鬼をそれぞれ『スパII X』と『X-MEN COTA』の2つのモードから選べるようになっている。
リュウ、ケンの『X-MEN COTA』モードは当然アレンジだが、それ以外はかなり原作に近く、流石の完成度。
デフォルトAIも搭載されている。

+ かにくりーむ氏製作
  • かにくりーむ氏製作
2010年11月のiswebライト(楽天運営)終了によるサイト削除で、現在は入手不可。
『II'』の改造ロム『降龍』仕様。昇龍拳を出すと同時に波動拳が8発出るなど凶悪。原作と違う所もあるが、かなりの強さを誇る。
誤解されがちだが、『レインボー』と呼ばれるのはこれとは別の改造ロムである。
詳しくはこの動画を。

+ G.D.T氏製作
  • G.D.T氏製作
『スパII X』仕様。オリジナル要素として殺意の波動モードも実装。
ペパーミント氏による外部AIが公開されている。
かつてはkoikoi氏によるAIも存在していたが、公開先であったyahoo!ボックスのサービス終了に伴い入手不可。
koikoi氏AI

+ N-Mario氏製作
  • N-Mario氏製作
N-Mario氏(旧N64Mario氏)により製作された『降龍』仕様のリュウ。
昇龍拳すれば波動拳を壁のように放ち、強竜巻旋風脚と共に左右に波状に動く波動拳を出すフリーダムさを見せる。
というか通常技が波動拳と竜巻旋風脚に変わっている。
また音声やエフェクトなどは『II』準拠だが、何故かドットは『ZERO』のもの。
Win版用とMUGEN1.0以降用の二種類が公開されている。

+ 斑鳩氏製作
  • 斑鳩氏製作
ガイルに引き続き公開された『レインボー』仕様。
サイト移転の際に公開終了したため入手不可であったが、氏のレインボー仕様ガイルと共に2020年4月25日に再公開された。
なお、移転前の最終更新が2013年1月の物は動画使用禁止なので注意。
空中波動拳による無限ジャンプや強P強K同時押しによる謎ワープなど、一通りの仕様(?)が搭載されている。

氏による強力なAIがデフォルトで搭載されており、基本は連射可能かつ追尾式の弱波動拳をばら撒きつつ、
超高速で突き進み長い無敵を持つ強竜巻旋風脚で突撃するという戦法を取る。
また、ガイルと同じように「空を飛ぶ不思議な格闘家」スイッチも搭載。ONにすると空中弱波動拳による無限ジャンプで容赦なく削り殺してくるようになる。

+ Parse氏製作
MUGEN1.0以降専用となっている。
『スパII HD』仕様で、同作に合わせて1280×720でのプレイを前提に作られているが、
他の解像度でプレイする場合も、オプションで調整する事でパワーバー等を適切に配置する事が可能。
強クラス相当のAIが搭載されている。

『ZERO』仕様

+ あだむすきー氏製作
  • あだむすきー氏製作
『ZERO3』仕様。スタートボタンで殺意モードになる他、J・J氏の外部AIが存在。
現在は2016年のフリーティケットシアター終了及び、サイト閉鎖により入手不可。

『III』仕様

+ GM氏製作
  • GM氏製作
現在氏のサイトは閲覧できない状態にあるため、交差氏によって代理公開されている。
『3rd』仕様を忠実に再現している。真昇龍拳時の画面アップなど、演出面においてもほぼ完璧な完成度を誇る。
SNDファイルを弄れば『1st』『2nd』時代の高木渉氏の声に変えられる。
優秀なデフォルトAIが搭載されており、リュウトナメで優勝する等の実績もある。
ゲジマユルールとの相性も良く、水を得た魚のように真昇龍を連発するようになる。通称「レッツゴー真昇龍拳」。
KELN氏による外部AIも公開中。並~強キャラまで幅広くいい勝負ができる。
またキャノン娘氏による、真昇龍のヒット演出をアッパー昇龍っぽくするパッチもある(性能は変わらない)。KELN氏AIと併用可能。
beterhans氏がMugen1.0に対応させた本体を公開しているが、KELN氏AI及びキャノン娘氏パッチは使用できない。

+ 海平氏製作
  • 海平氏製作
こちらも『3rd』再現仕様。
リザルト画面と殺意リュウモードが搭載されているのが特徴的。
「技性能を中心をいじっているので基本的にAIは死んでいると思ってください」との事。
2017年4月のサイト閉鎖を以て公開終了したが、現在はhamer氏によって代理公開されている。

『IV』仕様

+ rei氏製作
  • rei氏製作
セービングアタック、リベンジゲージ、ウルトラコンボなどが搭載された再現型。『スパIV』モードも搭載された。

AIはデフォルトで搭載されている。
cafe氏の外部AIも存在したが、現在は公開停止。
また、DHQ氏により『スパIV AE Ver.2012』仕様に近付けたものが公開された。こちらはAI未搭載。

『V』仕様

+ vyn氏製作
  • vyn氏製作
MUGEN1.0以降専用。氏のtwitterやブログから公開場所のmediafireへ移動可能。
『CVS』のドットを使用し、『V』のシステムをベースにしたアレンジ仕様。
技構成は『MVC』風となっており、波動拳が空中でも使用可能で、超必殺技の真空波動拳がビーム状になっている。
EX必殺技も原作より派手で高性能になっている他、Vトリガーが多段ヒットし、気絶はさせないものの大幅な有利を取れる「電刃波動拳」に変更され、
Vリバーサルのモーションが、原作でのVトリガーIIの「確固不抜」風になっている。
AIは搭載されていない。

『MVC』仕様

+ Limited Moon氏製作
  • Limited Moon氏製作
『MVC』仕様。殺意モードあり。
代理公開先であった「Random Select」が2019年10月に閉鎖されたため、残念ながら現在は正規入手不可。

また、このリュウのガワ替えキャラとして、
かの有名なロックバンド「QUEEN」のボーカリスト、フレディ・マーキュリーがMae77氏によって作られている。
DLは下記の動画から

+ Kamekaze氏製作
  • Kamekaze氏製作
『MVC2』仕様。こちらも裏カラーで殺意モードに。AIも標準搭載されているが、やや自重気味。
おまけの人氏によるAIパッチも公開されているが、執拗に基本コンボ(永久)を狙ってくるため、使い所は難しいかもしれない。

+ DG氏製作
  • DG氏製作
『III』のドットで作られた『MVC』アレンジ仕様。
『ポケットファイター』での「烈風迅雷掌」がハイパーコンボで実装されている他、対人向けのAIが搭載されている。

+ KAZ氏製作
  • KAZ氏製作
「『III』+『MVC』仕様」で、超必殺技の演出や勝利デモなども再現されている。
その他にも神龍拳や疾風迅雷脚などケンの超必殺技や、「風の拳」が搭載されているのが特徴的。
デフォルトで10段階のAIも搭載されている他、ブロッキングの頻度も変更できる。
12Pカラーで狂上位性能となり、「風の拳」が常時解禁状態となる。
動画使用の際には最新更新版を使用して下さいとの事。
2022年5月30日の更新で、ボイスを高橋広樹氏(デフォルト)、高木渉氏、森川智之氏、大川透氏の中から選べるようになった。
ただし、高木氏や大川氏の場合は不足分を別のキャラの声で補っているため、キャラ崩壊に注意。

+ K.Y-Shanxi氏製作
  • K.Y-Shanxi氏製作
2019年のYahoo!ジオシティーズ終了によりサイトが消滅したため、
現在はコルクボード氏により「MUGEN初心者用簡易AI講座」にて代理公開されている。
『MVC』仕様で、原作同様ケンモード、豪鬼モードにチェンジ可能。
また、MUGEN1.0、WinMUGENそれぞれに対応したバージョンが存在する。
7P・10Pカラーではヴァリアブルアシストやディレイドハイパーコンボなどが搭載された特別なモードになる。
AIもデフォルトで搭載されている。

+ Mouser氏製作
  • Mouser氏製作
『MVC2』と『MVC3』の混合仕様。殺意リュウモードも搭載。

『CVS』仕様

+ 悪咲3号氏製作
  • 悪咲3号氏製作
『CVS2』のグルーヴシステムを、細部をアレンジしつつ見事に再現している。
完全再現を目指したわけではなく、性能面にもいくつかの相違はあるものの完成度は極めて高い。
特にEXグルーヴは原作よりも強力に設計され、氏オリジナルのゲージも用意されている。
また7P以降では殺意リュウに性能が変化する。
搭載されているAIも良質で程よい強さのため、出番は多い。
氏の引退により長らく入手不可であったが、現在は2022年4月の活動再開に伴い再公開されている。

+ PotS氏(Phantom.of.the.Server氏)製作
  • PotS氏(Phantom.of.the.Server氏)製作
ノーマル、殺意、マスターの3つのモードを搭載。
『CVS』準拠の技に加えて「電刃波動拳」(『III』)や「烈風迅雷掌」(『ポケットファイター』)、
「龍哭波動拳」(『頂上決戦 最強ファイターズ SNK VS. CAPCOM』)など
様々の作品から採用された幅広い技のレパートリーを持ち、描き下ろしのドットも多い。
加えてブロッキングにゼロカウンター、エクセルなど登場作のシステムが豊富に搭載されている。
また、片腕を突き上げる勝利ポーズに『MVC1』の「俺の勝ちだ!」のボイスが、
腕を組む勝利ポーズに『SVC』の「まだ立ち上がるのか?」のボイスが追加されている(元は『CVS』の未使用ボイス)。
なお、「灼熱」と「電刃」のボイスは『3rd』での大川透氏のものを加工したものとなっている。*7

「滅昇龍拳」はノーマルモード用の原作『ZERO3』に近いものと、殺意モード用の演出が派手になったものの2種類が実装されており、
前者は「二段昇龍突き」に改名され、ゲージが合計3本あれば、追加入力で「真・昇龍拳」に派生できる。

上記の悪咲氏のものと比べ、一部の技の発生が遅い、単発火力が低い、判定が弱い、波動拳の硬直が長い一方で、
全体的に相手のヒット・ガード硬直が長めに設定されている。
ブロやエクセルなどのシステムを交えたカウンター、柔軟なキャンセル性能や技の特性を活かしたコンボ・追撃性能に強みがある。
ゲージがある時の爆発力は凄まじく、電刃波動拳やEX上段足刀蹴りを絡めた10割コンボも存在する。
システム豊富でコンボ性能も高い、そうした扱いやすさのためかプレイヤー操作で魅せる動画が多数投稿されている。
WinMUGEN用、MUGEN1.0用それぞれのバージョンが公開されており、AIもデフォルトで搭載済み。

2022年1月15日におおよそ12年ぶりとなる更新版が「The Mugen Fighters Guild」で公開された。
このバージョンはMUGEN1.0以降専用。
殺意モードでEX必殺技が使用可能、マスターモードでチェーンコンボが使用可能、
2ゲージ消費の超必殺技「風の拳」の追加、その他細かい性能や演出の調整が行われている。
「風の拳」はノーマルとマスターで使用可能で、単発で出すと原作を意識した当身技になるが、超必殺技からキャンセルした場合そのまま繋げられる。
同年9月11日の更新で、『6』版の「電刃気」が先行実装された。
ただし、真空波動拳は電刃に変化せず、代わりに一つの技として独立している電刃波動拳が強化される。

2023年3月19日の更新でIkemen GO専用となり、ボイスも殺意リュウの一部と「暴風」を除いて高橋広樹氏のものに差し替えられた。
エクセル発動時に「お前と戦えてよかった!」と言うなど日本語が怪しいのはご愛敬。

+ マスターリュウについて
PotS氏オリジナルの改変モード。
『初代』を意識した配色に加え、構えも腕組みしたものに変わるため判別は容易。
剛拳から殺意の波動伝授されたリュウという設定で、
ノーマルモード、殺意モードの両方の技を使える(一部技の性能は殺意Ver、EX必殺技は使用不可)。
その他にも「真空竜巻旋風脚」の演出が変わって「暴風竜巻旋風脚」(『ポケットファイター』)が再現されたり、
フェイント技「波動の構え」では歴代の「波動拳」ボイスが再生されるなど、PotS氏の遊び心が感じられる。
攻勢に優れる反面、装甲は殺意ver以上の
防御力が低下するだけでなく、ブロッキングしても削りダメージが発生する(これは殺意リュウも同様)。
その分AIは反応が強めに設計されているので、他のモードと互角以上の強さを発揮する。
+ パッチ類まとめ
  • WinMUGEN用
    • misobon_ism氏製 AIパッチ
      堅実キャラのリュウとしては動きが多彩。
      EX必殺技や電刃を交えた強力なコンボ、エクセルやスパキャンでの派手なコンボを柔軟に決めてくる。
      カラーでAIの反応精度、行動・コンボ選択などが変化する造りとなっている。
    • shinsmoke氏製 AI付き本体
      『III』のように波動拳を出した時点でスパキャンできるなど、細かい性能改変を含んでいる。
      遠めでは波動を撃ちまくり、空中の相手は落としにいくという明快な動き。
      真空波動での飛び道具貫通を頻繁に狙うので、撃ち合いにも中々強い。
      若干大ざっぱな面もあるが、コンボも積極的に狙ってくる。
    • ドドド氏 AIパッチ(公開停止)
      電刃波動拳でのスタン狙いなど、強みを活かした戦いをする。
    • K2氏製 一撃必殺・風の拳パッチ
      その名の通り、当身による一撃必殺技「風の拳」が使用可能になるパッチ。
      3ゲージ必要なうえ自分と相手のLIFEが一定以下でないと使えないが(3P以降は自分のみ)、受付時間は長め。
      それ以外にも多数の強化が入っており、殺意・マスターの防御力がノーマルと同じになる、
      パワーゲージ自動回復、ブロッキングの発動条件が緩く投げにも無敵、
      通常技のチェーンコンボが可能で必殺技にも繋がるなど、全体的にかなりのアッパー調整。
      カラー差も用意されており、攻撃力および防御力にプラスの補正がかかる、必殺技の強化、
      ブロッキング後無敵時間の追加など、高カラーほどさらなる強化が施される。
      AIもマスターモード対応のものがデフォルトで搭載されており、
      鬼のようなブロッキングで攻撃を捌きつつ、ゲージが溜まれば超必殺技でガンガン攻めてくる。
      また、カラー毎に細かい設定も可能。
      デフォルトの設定では、カラーにより凶上位から狂上位上限まで対応できる。
  • MUGEN1.0用
    • Jmorphmans氏製 拡張パッチ
      イントロを増やしたり、同氏ケンとのタッグ必殺技に対応させるパッチ。
      以下のAI、調整版はこのパッチを適用済みである。
    • beterhans氏製 AI付き本体
      積極的に攻め、基本的なコンボをしっかり決めてくる。
      反応も鋭く中々手強いが、電刃のコンボ精度が低い。
      Jmorphman氏パッチ適用済み。
    • shinsmoke氏製 AI付き本体
      winmugen版と同様。
      Jmorphman氏パッチ適用済み。
    • mwryly氏製 調整版
      エフェクトやカットインを後期PotS氏キャラの規格に合わせている他、必殺技の性能やキャンセル性が原作風になっている。
      殺意リュウには龍爪脚、中足のモーション変更などがなされている。
      AIには、性能の変化に応じた若干の調整が入っている。
      Jmorphman氏パッチ適用済み。

『SVC』仕様

+ 悪咲3号氏製作
  • 悪咲3号氏製作
殺意リュウが付属。
AIは未搭載だが、プロテインパワー氏によるAIパッチが公開されている。
2019年のYahoo!ジオシティーズ終了に伴い代理公開先が消滅したため、現在はhamer氏によって代理公開中。

+ Don Drago氏製作
  • Don Drago氏製作
『SVC』ベース。
ノーマル、クラシック、ストEX、殺意、クローン殺意の5つのモードを搭載。クラシック、ストEXはSetting.cnsの調整で選択。
4段階調整可能なAIが搭載されている。
氏のサイトは閉鎖されているが、現在はMFGのフォーラムにて代理公開されている。

+ Zman氏製作
  • Zman氏製作
現在は代理公開していたサイトの消滅により正規入手不可だが、改変・転載自体は自由。
キャラ選択のボタンがパンチボタンだと『SVC』仕様、キックボタンだと『KOF2002』仕様となる。
またボタンの弱中強でノーマル、アレンジ、殺意と3つの技構成が選べる。
アレンジモードでは「滅昇龍拳」(『ZERO』版)とフェイント技「波動の構え」が解禁される。
『III』の電刃波動拳がMAX1(『SVC』モードではラウンド中1回のみ使用可、消費なし)として搭載されているが、ノーマルモードでも何故か使用可能。
殺意リュウはEXCEED(MAX2)として「」が搭載されているのが特徴的。
デフォルトでAIが搭載されている。

+ 十六夜風丸製作
  • 十六夜風丸製作
Zman氏製『SVC』リュウの改変キャラ。
システムは『KOF2002』仕様のみ、モードはアレンジモードと殺意モードの2つになった。
モードは試合中に変更できる(開始時は必ずアレンジモード)。
氏のサイトは2019年のYahoo!ジオシティーズ終了に伴い消滅してしまったが、OneDrive自体は健在なので現在も入手可能。

AIは未搭載だが、Shao氏によるAIパッチが公開されている。
ガードレベル、反応速度レベル、開幕時のモード、試合中モード変更の有無を設定可能。

『ポケットファイター』仕様

+ Kong氏製作
  • Kong氏製作
おおよそのシステムが再現されているが、ガードキャンセルは未搭載のようだ。
ガードクラッシュ返しは大きく強化されており、ガードクラッシュ以外の攻撃も返せるように(自動反撃付きのシールドと言えばいいだろうか)。
原作から変更されたコマンドも多く、操作性には若干の難がある。
ジェムの取得状況を表示するゲージが未搭載なのも残念だが、ポケットファイター独自のコミカルながら奥深い動きを楽しめる。
3段階に調節できるAIも搭載。
強化されたガードクラッシュ返し、AI殺しなカウンタークラッシュ(通称「飛鳥文化アタック」)で頻繁に切り返し、
フラッシュコンボやガードクラッシュ攻撃、ダッシュ攻撃と多彩な攻め込みを見せる。
多くない記述に反して、よく動く手強いAIである。

『ザ・ムービー』仕様

+ NRF氏製作 ライユー
  • NRF氏製作 ライユー
『ストリートファイター・ザ・ムービー』仕様。詳細はライユーの項を参照。

その他・アレンジ

+ Cybaster氏製作
  • Cybaster氏製作
NAMCOxCAPCOM』の画像をベースに、新規画像を追加したもの。
操作系はパンチとキックの4ボタンに、特殊システム用2ボタンの計6ボタン。
技は『III 3rd』のラインナップを基本に、斬空波動拳や瀕死3ゲージ技の瞬獄殺などが追加されている。
エクセルやブロッキングなどが搭載され、システム周りも充実。
スパコン時のカットイン以外の演出は簡素だが、充分遊べる完成度に仕上がっている。
ただ、複数の声優のボイスが混在しており、むず痒い感じを覚えるかもしれない。
3段階に調節可能なAIも搭載。斬空波動拳による立ち回りの強さと手数の多さがマッチし、デフォルトAIながら中々手強い。
WinMUGEN版とMUGEN1.0版とが同梱されているので、登録時はお間違いのないよう。
SRPG作品のドットを用いた意欲作だが、所々に作りこみの粗さも見受けられる。
作者への連絡さえすればオープンソースとの事なので、気になる人は自ら手を加えてみてもいいだろう。

+ 斑鳩氏製作 KOF'98仕様
  • 斑鳩氏製作 KOF'98仕様
ドットは『SVC』のものだが『KOF'98』仕様となっており、ADV・EXモードやゲージを再現。
ニュートラルは『SVC』風に、波動拳は『SFIII』風のモーションに変更されている(オプションでSVCのものに変更可能)。
また、SVCにはない上段足刀蹴りも吹っ飛ばし攻撃として搭載されている。
その他には『頂上決戦最強ファイターズ』(ネオジオポケットでのコラボ作品)の要素が入っており、
同氏の草薙京との特殊イントロや、正中二段突きからの真・昇龍拳が再現されている。
AIもデフォルトで搭載されている。

+ しょうゆ氏製作 KOFアレンジ仕様
  • しょうゆ氏製作 KOFアレンジ仕様
EX必殺技などが使用な、氏オリジナルのアレンジ規格で作られたリュウ。
CVは森川智之氏と高橋広樹氏の二名から選択可能(後者は『スマブラ』からもボイスが取られている)。
「上段足刀蹴り」や「葉流し(セービングアタック)」、「電刃波動拳」など、『SVC CHAOS』には無い技が多数搭載されている他、
一部既存動作のドットも差し替えられている。
また、斑鳩氏のものと同じく『頂上決戦最強ファイターズ』リスペクトも入っており、同氏の京との特殊イントロに対応している。
更新により同氏のケンとのタッグ時限定の合体技が追加され、
リュウ始動の場合は劇場版アニメ『ストリートファイターII MOVIE』のベガ戦を再現した「双龍(ダブル)波動拳」が、
ケン始動の場合は『NAMCOxCAPCOM』の「双龍拳」が使用可能。
AIはデフォルトで搭載されている他、ホルン氏による物も公開されている。
プレイヤー操作

+ Z Sabre User氏製作
  • Z Sabre User氏製作
『KOFXI』仕様と称し、ふっとばしや緊急回避などが搭載されているが、スキルゲージ周りは未搭載。
裏カラーの「スタンドモード」は通称「スモープラチナ」。
必殺技が「百裂張り手」「スーパー頭突き」など、スタンドであるエドモンド本田が攻撃を行うものに変化する。
AIは搭載されていない。
ユニークなキャラクターだが、代理公開先であった「Random Select」が2019年10月に閉鎖されたため、残念ながら現在は正規入手不可。

うおおおぉぉぉぉぉ!トーナメントに「かませ(スタンド)」として出場したリュウ、と言えばお分かりいただけよう。

+ Rikard氏製作 Slightly Pissed Off Ryu
  • Rikard氏製作 Slightly Pissed Off Ryu
SACHIELを製作したRikard氏による、PotS氏のリュウをベースとした改変キャラ。通称「S.P.O. リュウ」。
氏のサイトは閉鎖されてしまったが、現在は後述のAIを製作したguykazama氏によって代理公開されている。

ピヨリモーションを流用した立ち姿から「酔っ払いリュウ」と呼ばれる事も
(悲惨なバックストーリーがあるのだが、それについてはリードミーを参照されたし)。
しばらく実戦から離れていた、という設定のため技のキレがかなり落ちている。
いくつか通常技の発生が遅くなった他、必殺技名の頭に「YOU FAIL AT」が付いており、
  • 飛ばない衝撃波になった波動拳
  • 助走が必要で、更に情けない音と共に転ぶ昇龍拳
  • 前に飛ばないどころか後ろに飛ぶ上、攻撃判定が前にしかつかない竜巻旋風脚
と、三種の神器は見る影も無い有様に。
その代わりといってはなんだが、袋に入ったハンバーガーとドリンクを投げ付ける技や移動投げが追加されている。
挙句の果てには超必殺技で自爆する事も(真昇龍に至ってはロック時必ず自爆、両者に9割のダメージ)。
ブロッキングとエクセルという強力な2システムが削除されているが、チェーンコンボが可能だったり一応は強化された面もある。
技の癖を把握して立ち回り、要所でEX技やスパコンを交えていけば、火力の高さもあって意外と戦える。

AIは未搭載だが、guykazama氏による外部AIが公開されている。
なお、導入後はMUGEN1.0以降専用となるので注意。
紹介動画

+ アフロン氏製作 アイアンフィストリュウ
  • アフロン氏製作 アイアンフィストリュウ
『UMVC3』のエンディングで新たなアイアンフィストになってしまったリュウ。
『CVS』のリュウを元にアイアンフィストの必殺技を搭載している。
波動拳は弾が飛んでいくのではなく、一定距離に攻撃判定を発生させるカイリのような技になっている。
超必殺技は「ドラゴンロアー」「ドラゴンフィスト」といったアイアンフィストの必殺技に加えて、3ゲージ技はもちろん「アイアン昇龍拳」

AIは未搭載だが、外部AIは2014年1月5日に語るスレ用小物ロダにて作者不明のものが、
同年4月29日にはカルフム氏によるものが公開されている。
プレイヤー操作

+ Grox氏製作 KOFU-Ryu
  • Grox氏製作 KOFU-Ryu
『SVC』のドットを用いたアレンジ。
コマンドが簡易になっており、初心者にも扱える仕様となっている。

+ ケージュ氏製作 孤高の格闘家(The Fighter)
  • ケージュ氏製作 孤高の格闘家(The Fighter)
『ZERO』シリーズのドットを使用し、「殺意の波動を受け入れ、本来の技との両方を使用する様に成長した」というIF設定で作られたリュウ。
『NAMCOxCAPCOM』の音声を使用し、森川智之氏の技や勝利ボイスが多数追加されている。
「中ゴスが存在しない」「通常・灼熱・電刃の三種類の波動拳を使い分け可能」
「真空竜巻旋風脚が通常必殺技となっておりノーゲージの突進技が存在しない」など、独自の要素が強め。
更に珍しい点として、『EX3』のモメンタリーコンボ(必殺技を特定の必殺技で追加でキャンセルできるシステム)が搭載されている。
AIは未搭載だが、ホルン氏によるパッチが公開されている。

+ Team Snowman製作 Snowman
  • Team Snowman製作 Snowman
   
Ermac Won氏(EMW氏)を始めとする「Team Snowman」によって製作された、『MVC』仕様のリュウっぽいナニか。
名前こそ「スノーマン(雪だるま)」だが、その外見はリュウの胴体に雪だるまの首が付いているという異様なもの。
とは言え単なる首をすげ替えただけのキャラではなく、
波動拳の動作から何故かバナナを発射し、腕をロックバスターに変形させて雪玉や波動拳をぶっ放し、
いきなりファルコンパンチ(キック)を繰り出したり、どこかで見た重火器を召喚して雪玉を乱射したり、
液状化してからの昇龍拳っぽいアッパーでの奇襲や、ヒット数が狂ってる瞬獄殺らしき技、神武滅殺めいた乱舞技等々、多彩かつフリーダムな技を持つ。
ボイスはキャプテン・ファルコンのものを使用している模様だが、何故か妙にファンキーなものも混じっていて耳に残る。バナナーナァ!
また、条件付きながら3ゲージの一撃必殺技も所持しており、その名も「100 Crack Fist」
…名前からお分かりいただけると思うが、どこぞの世紀末救世主のごとき連打を浴びせ、凍り付いた相手を粉砕する恐るべき技である。テーレッテー
ニコニコではほぼ見かけず、もっぱらYouTubeで活躍している模様。
格闘家と雪だるまの死闘

何ゆえこんな奇天烈なキャラが生まれたかと言えば、
元々この雪だるまはEMW氏がチャットルームで見付けて仲間内でコラ素材として使っていたもので、
リュウの首とすげ替えてみた所気に入ったので、MUGENキャラとして製作に至った…という事らしい。何故作った。
オープンソースなので改変・転載自体は自由。
ただし、改変したキャラもまたオープンソースとし、オリジナル版を製作したチームに関してもきちんと明記しておく様に、との事。
詳しくは同梱の「Read Meh!」を参照されたし。

現在は公開場所が消失しているようだが、Colosse氏がAIパッチを製作し、本体同梱で公開している。
それなりにコンボを繋いでくるが動きに妙なムラがあり、意味も無くスーパージャンプを繰り出したかと思えば、
間合いを考えずひたすらファルコンパンチをぶっぱしたりと、立ち回りがどうも安定しない。

+ アロイ氏製作 I wanna be the ryu
  • アロイ氏製作 I wanna be the ryu
別名アイワナリュウ。
I Wanna be the Guy』のクローンゲーム『I wanna be the boshy』に登場するリュウを再現したもの。
このゲームはIWBTGから初見殺しを減らし(無いわけではない)、その分を難易度向上に当てたゲームであり、
元々IWBTGの時点で初見殺し抜きでも高かった難易度が更に上がっているというあたりで要求プレイスキルはお察し下さい。
当然そんなゲームのボスキャラを再現したこのキャラの性能もお察し下さい。
大体こんな感じ

一応難易度設定も可能。共通して大半の技が割合ダメージで常時ヘルパーアーマー、被ダメージ固定、ライフ管理を持っており、
難易度が上がるほどダメージ量と必要な攻撃回数が変わる他、全攻撃即死+常時即死当身のアイワナモードを搭載。対応ランクは狂中位~準神。

+ DrKelexo氏製作 Bootleg Ryu
  • DrKelexo氏製作 Bootleg Ryu
PSYCHOPATH KYOTroubleman の作者である氏が『ストI』ドットで製作したアレンジキャラ。
キャラ名に「Bootleg(海賊版)」とあるようにボイスや必殺技が色々おかしく、
サマソをぶちかましたり、ブレイクダンスで攻撃したり、巨大化して相手を投げ飛ばしたりとやりたい放題である。
AIも搭載されている模様。

+ Brergrsart氏製作 Shotoclown
  • Brergrsart氏製作 Shotoclown
MUGEN1.0以降専用。
Stretchy LimbsMe and the Boysと言ったネタキャラで知られる氏が制作したアレンジキャラ。
何故か『グランブルーファンタジー』のゼタが所々でビッグボディ張りにしゃしゃり出たり、画面上から『スカルガールズ』のフィリアが降ってきたりする。
必殺技も波動拳を出した途端に後方に飛んで行ってしまったり、昇竜拳を出すと突然チーズが降ってきたり、スザクに変身して竜巻旋風脚をかましたりとやりたい放題。
超必殺技もどこからともなく分身が登場し、数の暴力で相手をリンチしたりする。
登場演出では「EVERYBODY DO THE FLOP!!」と叫びながら降ってきたり、勝利演出もポーズを取りながら謎のテロップが表示されるなど中々カオスなリュウである。
後、ポトレがやたらいい笑顔。

+ The_None氏製作 Uppercut
  • The_None氏製作 Uppercut
Dee Bee Kaw等多種多様なネタキャラに定評のある氏のアレンジキャラ。
お察しの通りこちらも非常にカオスなキャラであり、
ニュートラルの時点で様々な作品のリュウがスロットマシンの如く切り替わるというおかしな事になっている。
技構成もかなりぶっ飛んでおり、バイソンスコーピオンに変身してアッパーカットを繰り出したり、
波動拳も謎のアイコンを飛ばす技になり、ヒットするとケンに変身して昇竜拳をかましたりする。
超必殺技もDIOに変身して地面を殴ったのかと思いきや、巨大なサノスの腕が現れアッパーカットを繰り出したり、
カンフーマンに変身してカンフーアッパーを繰り出したり(この時、ヒットすると海外ドラマ『CSI:マイアミ』のイントロが流れる)と、
もはやキャラ名の通りアッパーカットのバーゲンセールなキャラとなっている。
なお、勝利演出の一つで某蒼ゲーのキャラが登場するため、動画使用の際は要注意。

+ Mulambo氏製作 Spam Ryu
  • Mulambo氏製作 Spam Ryu
MUGEN1.1専用。
ピングーなどの作者として知られるMulambo氏による、超カオスな改変キャラ。
単体公開はされておらず、同氏製作のコンプゲー『Street WTFighter』に収録されている。
通常技で尋常でない量の分身を飛ばす他、波動拳もこれまたやり過ぎなくらいの量を飛ばしたり、
竜巻旋風脚で炎を放ったりととにかくぶっ飛んでいる。

狂以上の改変キャラ

+ aZCal氏製作
  • aZCal氏製作
『III』のドットでネームは「RYU LVL2」。自身の攻撃中にも発動する反則的な性能のブロッキングが特徴。
その他にも神人豪鬼(4ゲージ消費)の搭載や、ゲージストックが7つまで可能、毎ラウンド開始時に自動的に1ゲージ溜まるなど、
極端に強力な性能を持つ一方、全ての必殺技でゲージ消費という制約もある。
ラウンド開始時に4ゲージ以上溜まっていると高確率で開幕で禊を繰り出す作者の殺意が感じられるリュウである。

+ SLAYER氏製作 メガウェポン
  • SLAYER氏製作 メガウェポン
DOS時代から存在する狂キャラ。絵面はメカ豪鬼風に改造されたリュウという感じで、背中に翼を装備している。
イントロにて豪鬼を瞬獄殺で葬るが、メガウェポン自身の声は豪鬼と同じとどういう関係なのかよく分からない。
AIの動きは簡易だがノーダメージの喰らい抜けを得意としており、
それにものを言わせて狂ったように昇龍拳と竜巻旋風脚で暴れ回りつつ、ゲージが溜まったら昇龍裂破や瞬獄殺を繰り出す。

+ ブチブティ氏製作 波動に目覚めたリュウ
  • ブチブティ氏製作 波動に目覚めたリュウ
上記のMASA@DAS氏製『II』仕様リュウの狂改変キャラ。
ディスプレイネームである「Wave Ryu」の方が有名かもしれない。
その名の通り波動拳を撃ちまくり、昇龍拳からも大量の波動拳が飛び出す。
しかもその一発一発が『II』の火力と非常に凶悪。
飛び道具を撃つのにはゲージを消費するが、ゲージが自動増加するためにあまり枷にはならない。
波動拳以外の飛び道具も撃ったりしているのは御愛嬌。
他にもワープしたりと、やりたい放題の性能である。
1~3Pの通常カラーは狂下位~中位、4~6Pの銀カラーはワープや一部必殺技が封印されるなど、
強クラスのキャラでも撃破できる可能性があるマイルドな強さ、
7~12Pの金カラーは一度負けると常時ゲージMAXとステート抜けが搭載された強化モード(ただしlifeは1)になる。

後に、更新により大幅に性能が変更された。
ゲジマシや飛び道具のゲージ消費、打撃系の攻撃が全て削除され完全な弾幕キャラと化した。
色は青っぽく変更され、新たな特殊システムとして「波動レベル」と「波動ゲージ」が追加された。
波動ゲージを溜めて波動レベルを上げる事で使える技が増えていき、新たに追加されたどこかで見たような技も使えるようになる。
分身しつつ画面を波動拳で埋め尽くす光景は圧巻の一言。明らかに波動拳以外の方が多いのは気にしない
ただし飛び道具の仰け反り時間が0に設定されているため、近付かれると弱い。
この他6Pを選択すると「邪道モード」が起動、旧版仕様となり打撃と波動拳で容赦なく永久するようになる。
コンフィグで初期波動レベルや飛び道具の仰け反り時間、喰らい抜けなどを設定できる。
かつては無限ロダで公開されていたが、現在は氏のOnedriveで公開されている。
紹介動画

+ ブチブティ氏製作 ストリートファイターズ
  • ブチブティ氏製作 ストリートファイターズ
こちらもMASA@DAS氏製『II』仕様リュウの狂改変キャラ。
名前通り初代『II』のプレイヤーキャラ8人が同時に戦うキャラ。
本体はリュウで、他の7人は自動で攻撃を仕掛ける。
7人それぞれの有無をState.stから設定可能。

各キャラの性能はMASA@DAS氏製『II』仕様キャラに準じており、火力の高さもそのまま。
7人全員出した際の光景はまさに数の暴力。
ただし、全員個別にライフが設定されており(ライフが存在しない設定にもできる)、ガードもしないため喰らい抜けや長い無敵には弱い。
リュウ自身にもAIが搭載されており、リュウ単体の場合は凶下位、7人全員の場合は狂中位に位置する。

+ 雑魚氏製作 昇リュウ
  • 雑魚氏製作 昇リュウ
GM氏のリュウを狂キャラに改変したもの。
この改変リュウの最大の特徴はその名の通り真・昇龍拳が即死攻撃になっている点であろう。
ステ抜け状態から一撃と化した真・昇龍拳を浴びせるその姿は、正に昇リュウの名に相応しい。更に一撃が決まると処刑用BGMまで流れる。イートシサトー
設定次第で狂下位~狂上位になるため、狂ランクでの活躍も増えてきている。

+ JQKJ氏製 本気を出したリュウ
  • JQKJ氏製 本気を出したリュウ
ナイトメアシャドウの製作者による神キャラ改変。珍しく『II』のドットがベース。
公開された当初から高い即死耐性を兼ね備えており、最上位の神の攻撃にも耐える事ができる。
だが、単発ヒットする攻撃で削り殺せるため神中位とされている。

+ Duracelleur氏製作 Ryu-ReHyped-
  • Duracelleur氏製作 Ryu-ReHyped-
『III』のドットを使用したコンボゲーに近いアレンジ。
Vyn氏のリュウを元にモリガンの技やアイアンマンの技など、多くの技が追加されている。
強力なAIもデフォルトで搭載されており、前転とブロッキングで敵の攻撃を捌き、高火力のコンボを超反応で繰り出してくる。
ATKが70でも凶クラスだが、ATKを100にしてやれば凶上位に食い込む強さを持っている。
AI起動が少し遅いので、大会に出す際は常時起動の記述を加えておいた方がいい。
史上最大級 MUGEN界 男性連合軍VS女性連合軍で4連勝を成し遂げたのがこのリュウである。

+ Etalking氏製作 マスターゴッドリュウ
  • Etalking氏製作 マスターゴッドリュウ
狂改変としてはかなり古株のリュウ。
「ゴッド」の名を冠するが神キャラではなく、殺意リュウの正当強化版といった感じの狂キャラ。
イントロや勝利時に通常のリュウからこの姿に変身する演出があるので、どうやら殺意の波動の制御に成功したようである。
殆どの行動に無敵が付き、並程度の耐久ならば消し飛ばせる真空波動拳が強力。
演出面も強化されており、稲妻を纏いながら戦う。
コンボをしっかりと決めるAIもデフォルトで搭載されており、10年以上前の狂キャラながらかなり見栄えがいい。
強さ的には狂下位くらいだろうか。
なおこのマスターゴッド、ほぼ全ての攻撃でステートを奪うという特徴があるのだが、
このステート奪取がP2statenoのため一部のアーマーキャラ相手だと小パンだろうが波動拳だろうが殆ど当たらなくなるという欠点がある。
一応、中昇龍拳や3ゲージ技の「マスター真空波動拳(readmeママ)」など当たる攻撃もごく一部あるが。

また、同梱されているパッチを適用すると「ハイパーゴッドリュウ」となる。
こちらは常時アーマーで超回復を持つため、即死当身を使わないと倒すのは難しい。
防御面の強化が目立つが攻撃面も強化されており、強力なゲージ技を次々と繰り出してくる。
アーマーに弱い点は変わっていないが、マスター真空波動拳も頻繁に撃つためあまり問題にはならない。
強さは狂最上位と思われる。

この他、aaa氏によりマスターゴッドリュウ用の強化パッチが製作されている。
適用するとP2statenoがTargetstateに置き換わってアーマー相手でも攻撃が当たるようになる他、カラー差が大幅に追加される。
オプションで喰らい抜けヒット数やストライカーの有無、高カラー用の大ダメージ無効の無効値やgametime抜けの有無を設定可能。
12Pかつ最高設定だとハイパーゴッドリュウと同等の狂最上位クラスになる。攻撃の強化パッチ、耐久のハイパーゴッドと言った所か。

+ ニコニコ動画での活躍
格ゲー界の偉大な存在たるリュウ。その活躍はストーリーや大会など出番は多く、流石の貫禄を見せ付けている。
PotS氏のアレンジ『CVS』リュウの出演が多いが、それ以前には悪咲3号氏のリュウがストーリー、大会共に出番が多い代表格だった。
中でも作品別大会や、主人公、ラスボス勢などの大会に出るのはお約束で、下記の動画はその一例。
受身を取る度に「本気を出せ!」と相手を煽り、
挙句の果てにオリコンからの相方とのタンデムで19割奪い去ったりと、やりたい放題激戦の中でもその勇姿は輝いていた。
「本気を出せ!」
+ 中にはこんな扱いも
GACHI! 漢の肉体派トーナメントでは飛び道具を持っていたために参加資格を満たせず、選手紹介のサンドバッグをやらされる羽目に。
続編では脱獄に成功したものの、エキシビジョンマッチT氏と共にサンドバッグになっていた。

ストーリー動画では原作を反映してか、ストイックな求道者あるいは後輩達の先駆者、といった立ち位置が多め。
意外な所では教師をしていたり、中には中平漫画の流れを汲んで豪鬼となんて事もある。
……まぁ、後者の方は親から良くない影響を受けたのか、変態の仲間入りをしつつあるのだが。






 「旅はまだ‥‥始まったばかりだ」

出場大会

+ 一覧
+ リュウ
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
  • オールスター作品別トーナメント【特上大規模】
  • ~拳闘総当たり戦~
  • 【並から】良キャラ集めて会社別大会【強まで】
  • ストリートファイターvsストリートファイター
  • 主人公(&ヒロイン)達でランダムタッグトーナメント
  • 7・7・7【特殊団体戦】
非表示
+ ポケットリュウ
【ポケットリュウ】
非表示
+ スモープラチナ
【スモープラチナ】
+ アイアンフィストリュウ
【アイアンフィストリュウ】
凍結
+ バイオレントリュウ
【バイオレントリュウ】
+ メガウェポン
【メガウェポン】
更新停止中
削除済み
+ 昇リュウ
【昇リュウ】
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
+ Master God Ryu
【Master God Ryu】
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
+ Hyper God Ryu
【Hyper God Ryu】
凍結
削除済み
+ Lord Ryu
【Lord Ryu】

出演ストーリー

+ 一覧
DIOの喫茶店
I can`t back to the yesterday
Infinite Drift ~荒野を渡る疾風
K&K
KING OF FIGHTERS X
Mr.Kの挑戦状
MUGEN LIFE
MUGEN STORIES INFINITY
MUGEN学園カラス部
MUGEN X Fighters
R&Yの①日(常識人だが、変態化しつつある)
Revelations
アッシュくんと九朔さんと(所帯持ち)
狼は安らかに眠れない!
火艶連聖アッシュナイン
科学特捜隊と奇妙な生徒達
仮面ライダー778
仮面ライダーMIOMEGA
カンフー美鈴の修行
鬼神無双!
クリザリッドの風紀委員日誌(朴念神)
クロス・ゼロ
謙虚でないと!
御近所M語
さつきとDIO
人造生物03RIA-紅
ストーリー動画対抗戦・無限交差(リュウが咲く!枠)
戦国無限
セルハラ訴訟勝訴争奪男女対抗団体戦
デッドマンズ
掌の歌
中の国
はい、○人組作って運動会
便利屋のリーゼさん
宝石少女とツギハギのカミサマ
まったりCafe「鬼神」
魔法少女リリカルあきは
無限旅行
幽香の農業王国物語
リュウが咲く!(主演)

プレイヤー操作

MUGENキャラをさっくり触ろお!!(「ゆきな」で他)
実況付きP操作 Tarie配信(180キャラ目操作キャラ(しょうゆ氏製)、339キャラ目操作キャラ(アイアンフィストリュウ))
ゆっくりとリュウ、拳極めたい(GM氏製)



 「静かな気持ちだ

  怒りも奢りも感じない」


お勧めコンボ

コマンド 備考
J強PorJ強K→近強P→強昇龍拳 数発で相手のHPをごっそり削るお手軽強力コンボ。ボタンをガチャガチャせず、ちゃんと命中しているか確認してから繋ぐ事。
+ 悪咲氏『CVS』リュウの場合
コマンド 備考
J中K→屈弱P→屈強P→強波動拳 相手の起き上がりに狙えるめくりコンボ。シメが波動拳なので、ガードされても反撃を受けづらいのが強み。
遠強K→強波動拳 原作ではしゃがまれると当たらない遠強KだがMUGENではその限りではない。飛び防止にもなる。
遠強P→真空波動拳 牽制が当たったらそのまま狙えるコンボ。ゲージがある時はコマンドを仕込む癖を付けよう。
<C-GROOVE> J強PorJ強K→屈中P→屈中K→Lv2真空波動拳→弱竜巻旋風脚→Lv1真空竜巻旋風脚 CグルのLv2キャンセルを利用した画面端限定コンボ。屈中P→屈中Kの目押しは若干遅らせて出すように。
<P-GROOVE>
J中K→近強P→強昇龍拳→真・昇龍拳
めくりアッパー昇龍からSC真・昇龍拳へ繋げるPグル限定コンボ。Pグルにロマンを求める人は是非。

+ rei氏『IV』リュウの場合
波動拳、昇龍拳、竜巻旋風脚はいずれも真空波動で置き換え可能。
コマンド 備考
6中P→屈弱Por屈中Por屈中K→昇龍拳or波動拳 中段技から狙えるコンボ。屈弱Pは密着かつ2段目のみを当てた時しか当たらない。屈中Pはしゃがみくらいなら2ヒットしてもなんとか当たる。屈中Kは距離、ヒット数問わず安定するが目押し猶予0F。
屈弱K→屈弱P→昇龍拳or(屈中K→竜巻旋風脚) 下段始動のコンボ。『IV』は連キャンから必殺技が出せないので、昇龍拳はノーキャンセルで。立ちくらいか、座高が高い相手なら中足竜巻が入る。
セービングアタック(Lv1カウンターorLv2以上)→前ダッシュ→6強P→屈弱Por屈中P→屈強P→EX竜巻旋風脚 →滅・波動拳 セービングアタックから始動するコンボ。屈強Pは攻撃判定が前方向に張り出しているため目押しでつながる。滅波動での追撃は端限定。
J強K→強P→強昇龍拳→EXセービングダッシュキャンセル→滅・波動拳 EXセービングキャンセルを利用したコンボ。昇龍拳をヒット・ガードさせてからEXセービングダッシュキャンセルへ繋げるテクニックは様々な場面で活用できるので要練習。
波動拳→EXセービングダッシュキャンセル→滅・昇龍拳 『スパIV』モード限定のEXセービングキャンセルを利用したコンボ。近距離で波動を当てた時か画面端限定。地上コンボなので滅昇龍もしっかりフルヒットする。

+ PotS氏リュウ(ノーマル)の場合
コマンド 備考
烈風刃雷掌→弱昇龍拳×2→波動拳 端限定コンボ。難易度は易しい上狙いやすく威力も5割と申し分ない。
強P→波動拳→二段昇龍突き→真空竜巻旋風脚 ヒット確認からできる易しめのコンボ。
J強K→強P→強上段足刀蹴り→EX昇龍拳→電刃波動拳→J強K→正中二段突き→強上段足刀蹴り→二段昇龍突き→真空竜巻旋風脚 端で狙える電刃波動拳を絡めた高威力のコンボ。ダメージは989とほぼ10割。電刃波動拳の後、上段足刀蹴りを波動拳に変えて二段昇龍突き→真空波動拳→強昇龍拳とすればダメージは10割を超える。
エクセル(強上段足刀蹴り×6)→弱(中)昇龍拳→EX昇龍拳→電刃波動拳→J強K→強P→強上段足刀蹴り→二段昇龍突き 電刃波動拳を絡めた10割コンボ。端限定だが、エクセルに慣れると難易度は特別高くはない。


*1
当初は「蜘蛛(昆虫)」であった(SFC版では漢字が使えないためか「クモ(こんちゅう)」と表記)。
当時から突っ込まれていたが蜘蛛は昆虫では無い
たぶん多足生物全般が苦手なのだろうと思われるが……。このせいで間違えて覚えてしまった人もいるのではないだろうか。

*2
初期は「家族に迷惑をかけないため非公開にしている」という設定があり、『MVCI』では「幼い頃に引き取られた孤児」と説明されている
(これらの設定が現在も公式なのかどうかは不明。ただ『6』にて本人の口から「親の名前すらも知らない」的な事が語られているため、
 少なくとも後者に近いようだ)。
世界観の異なる実写映画版では「(ほし)」という苗字を与えられている。
また、「『ストI』稼働当初は『武神(「ぶしん」ではなく「たけがみ」)』姓だった」という噂が流れていた事もあったが、
後に『ZERO3』開発スタッフよりその噂を否定されている。

*3
中平正彦氏のコミカライズ『STREET FIGHTER ZERO』では、
「格闘家として死ぬより暗殺者として生きる道を選んでしまったため、
 昇龍拳を放った瞬間に殺意の波動に目覚めてしまった
と設定されている。
その一方で密かに親友、そして世界の運命を変えて将来起こるはずだった事件を阻止した……のかもしれない。

*4
ただしこれは対人戦での話で、CPU戦においては上昇中完全無敵の昇龍拳が少々バッタ気味なCPU操作のキャラによく刺さるため、
CPU相手にゲームクリアまで勝ち抜くのはそれほど難しくない。
特に四天王戦では分かりやすく昇龍拳が強い。
例えばバルログのフライングバルセロナアタックは、ガイルのサマーソルトキックでは距離が近いと相打ち、近過ぎると一方的に負ける。
他の強キャラであるダルシムはギリギリ落とせるが、同じく強キャラである春麗はほぼほぼ落とせない。
しかし昇龍拳なら必ず打ち勝てる。真空投げ?アレはバグの産物だしなあ…
CPU戦と対人戦では全く勝手が違うという事がよく分かるキャラである。

*5
ではリュウが開発者から冷遇されていたかというとそうではなく、逆にケン共々強い思い入れが込められていたという。
だがその思い入れゆえ、アバウト気味に作られた他キャラに比べてしっかりとした判定が付けられる事となり、
結果として性能面では弱キャラとなってしまったのである。
今のリュウからは考えられないが、時代が時代なら主人公(笑)扱いを受けていたと思われる。
ポジティブに見れば誰と戦っても俺より強い奴と戦えたわけでもあったが

*6
正確には当時原作シリーズの版権を所有していた「カプコンU.S.A.」からのゲスト参戦であり、
権利表記もカプコンとは別個に記載されている(2021年4月1日よりカプコンに譲渡)。

*7
「電刃」ボイスは非常に少なく、格ゲーにおいて現存している公式ボイスは、
初出である『1st』『2nd』(1997年)での高木渉氏のものと、『3rd』(1999年)での大川透氏、
そして『V』での高橋広樹氏のもの(2016年)とわずか3人しか存在しない。
他には外部出演ではあるが、『NAMCOxCAPCOM』で森川智之氏のリュウが遠距離攻撃で電刃波動拳を使っている。








「いい闘志だった

    また俺と戦おう 約束だ!」


最終更新:2024年03月11日 18:28