仮面ライダーファイズ

「戦うことが罪なら、俺が背負ってやる!」


   『疾走する本能』

 ■スペック
 身長:186cm
 体重:91kg
 パンチ力:2.5t
 キック力:5t
 ジャンプ力:一跳び35m
 走力:100mを5.8秒
 必殺技:クリムゾンスマッシュ(17t)
+他形態はこちら
「アクセルフォーム」
 パンチ力:3.75t
 キック力:7.5t
 ジャンプ力:一跳び52.5m
 走力:100mを0.0058秒
 必殺技:クリムゾンスマッシュ(25.5t)

「ブラスターフォーム」
 身長:186cm
 体重:94kg
 パンチ力:4t
 キック力:8t
 ジャンプ力:一跳び55m
 走力:100mを5秒
 必殺技:クリムゾンスマッシュ(30t)

-Open your eyes for the next Φ's.!-


  V
(( || ))

2003年に放映された、平成仮面ライダーシリーズ第4作『仮面ライダー555(ファイズ)』に登場する仮面ライダー。
仮面ライダーディケイド』にも登場している(後述)。
「555」と書いてファイブの複数形という意味なのか「ファイズ」と読ませる。
余談だが1999年の『救急戦隊ゴーゴーファイブ』もメカ等に「555」と書いていた。もっと古い『マッハGoGoGo』のマッハ号はただの「5」だったけど。

姿のモチーフはギリシャ文字の「Φ(ファイ)」と、子供にも描ける単純な図形である「○」を組み合わせてデザインされている。
前者については同作に出てくる他のライダーもそれぞれ「Χ」、「Δ」、「Ψ」、「Ω」と記号モチーフ揃いだったこと、
後者についてもTV本編のライダーのカイザ(Χ)、デルタ(Δ)もそれぞれ図形の「×」「△」に通じるなど、
作品を通じて共通したモチーフになっている。
余談だが、後者に関してはデザインが複雑化した前作「仮面ライダー龍騎」の反省が念頭にあるとも言われている。
確かにあの顔は大人でも描きにくい。

「俺には夢が無い。でもな、夢を守ることはできる」

全身で光るフォトンストリームなど闇夜に映えるデザイン*1のため、ホタルをモチーフにしているとの説があったが、
『ディケイド』の劇場版公開にあわせてネットで配信された『オールライダー超スピンオフ』では、
初期の企画ではサメがモチーフで、今のデザインでもアンテナ部分やマスクの口元に名残が見られるという説明がされていた。

OP主題歌「Justiφ's(ジャスティファイズ)」はダンスグループDA PUMPのメンバー・ISSAが担当。
(氏は仮面ライダーフリークとしても知られ、後に『仮面ライダー The FIRST』で顔出し出演までしている)
またED(という名の挿入歌)「The people with no name」にはDA PUMPのプロデューサーであるm.c.A・Tが参加した
(ちなみに彼の方も後にベルトの中の人になっている)。
これ以後、アニメ・特撮ソングを専門としない一般歌手が主題歌を勤めることがシリーズの定例となっている。

+設定等
主な装着者は「乾 巧いぬい たくみ)」。
無愛想で人付き合いが悪く、他人との交流を避けているが、根は思いやりがあり優しい性格。
自分が隠している秘密のために自分が人を裏切って、
誰かを傷つけてしまうのではないかという怯えや恐怖により、わざと人との交流を避けている。
ヒーロー物の主人公では珍しく特訓嫌い。

九州でオルフェノクに襲われている園田真理と出会い、その際に無理やりファイズに変身させられたのがきっかけで、
オルフェノクが経営している大企業「スマートブレイン」との戦いに身を投じることになる。
因みに、この巧、序盤はライダーとして戦うことをかなり嫌がっていた。
成り行きやその場の流れで否応なしに戦うことも多く、「俺の夢はない」とも言っていた。
これは当時の『夢の無い若者』を描写したものであると共に、巧の経歴に関する重大な伏線でもある。
第8話にて夢を持ち、夢に向かって全力で進む者を見て、夢とはなんなのかを聞いたことで、
彼らの「夢の守り人」として戦うことを決意する。
その後オルフェノクの中にも完全に人間の心を保った者がいることを知り、戦えなくなったこともあったが、
「自分が迷っているうちに人が死ぬくらいなら、罪を背負ってでも戦う」と更なる戦いへの覚悟を固めた。

ちなみに中盤色々あってファイズギアを友人である木場勇治に託して仲間から離れて放浪していた時に、
1回だけ仮面ライダーデルタに変身して、デルタの正式装着者である三原と里奈の命を救っている。
使い慣れたギアでないにも関わらず卓越した戦いぶりを見せ、三原が敗れたオルフェノクを圧倒し、
ぶっちゃけ三原よりも確実に強かった。これは三原が(雅人同様にオルフェノクの記号を埋められてはいるが)戦闘経験が浅かったためだが。

『555』に登場する仮面ライダーは、本来オルフェノクの王「アークオルフェノク」を守るためにスマートブレインが開発したものである。
しかし、前社長の花形によって流星塾(スマートブレインが経営していた孤児院)の生徒たちの手に渡り、
オルフェノクに対抗する手段として使われるようになる。
555ライダーの最大の特徴として、オルフェノク因子を持つ者なら誰でも変身できることが挙げられる
(上記に「主な装着者」とあるのもそのため)。
そのため、敵オルフェノクに変身ベルト「○○ドライバー(○○にはライダーの名前が入る。付属品を含めると○○ギアと呼ぶ)」を奪われて窮地に陥いる、
密かにドライバーを奪って皆が現所有者と思っている者になりすますなど、それまでのライダー作品では見られない展開が描かれた。
他にも、本作のメインテーマの1つとして、従来の作品では描かれることの少なかった怪人側にも本格的にスポットが当てられ、
オルフェノクへと変わってしまった人間たちの苦悩が描かれている。
+オルフェノクについて
人類の進化形態で、ある特定の条件を持つ人間が一旦死を迎えた後に再度覚醒したものである。
普段は普通の人間をしているが、動植物の特性と高い攻撃力を持った異形の姿も併せ持ち、
中には更に別の形態へ変化する者もいる。
殆どの個体は灰色を基調とした体色を持つ
(これは、デザイナーによれば死者のイメージから骨を表していたとのこと、また前作の龍騎のミラーモンスターが派手な色の怪人が多かった影響のため)。
変化する場合、瞳が灰色になり、顔にモチーフとなっている物の模様が浮かび上がり、変化する。
強力なオルフェノクは人間体でもある程度はその力を発揮することが可能。
彼らの目的は人知れず旧人類を襲い、自分たちだけの世界を作る事である。
そのため殆どが人間との共存は不可能だと割り切っているが、勇治たちのようにそれを望む者もいる。
その様な人間を襲わないオルフェノクはスマートブレインの刺客の標的にされてしまう。

オルフェノクは自然死や事故死の後に覚醒する「オリジナル」と
人間にオルフェノクのエネルギーを注入して適合した者(非適合者は死亡)がいる。
オルフェノクは最期の時、青白い炎に包まれ灰になって死を迎える(デルタに倒された場合は赤い炎になる)。
ライダーの必殺技を受け倒された場合は、青い爆発と共に瞬時に灰と化す。また寿命が近づくと体が序々に灰化していく。
進化が極めて急激になされるため、体が耐えきれず、「オルフェノクの王」に頼らなければいずれ絶滅する。

「オルフェノク」という名称は、ギリシャ神話に登場する「オルフェ(Orpheus)」と、
旧約聖書に登場する「エノク(Enoch)」をかけあわせたまったく新しい造語であるとされている。
詳しく言うと、「オルフェ」と「エノク」のどちらかにするかで揉めていたら、
脚本・井上敏樹氏の「そんなの『オルフェノク』でいーじゃねえか」という鶴の一声で決まったらしい。
+更に突っ込んだネタバレ
上述の通り、『555』のライダーにはオルフェノク因子を持つ者でないと変身できない
(因子を持たないものが変身しようとすると、『ファイズ』はエラーを起こして弾き飛ばされ、
 『カイザ』は変身解除後に灰になって死亡、『デルタ』は精神に異常をきたし凶暴化する)。
逆に言えば、オルフェノクの変身前提で作られたものとも言える。
現に、『555』のベルトを扱うことの出来る主人公・乾巧もオルフェノクである
彼は幼少時に火事で死亡しており、その際にウルフオルフェノクとして覚醒していたが、
その事を物語後半までずっと隠していた。猫舌なのも、火事の影響によるトラウマのせいらしい。
尤も序盤から「人間がオルフェノクに変化するのを見ても眉一つ動かさず驚かない」
「普通の人間は変身できないはずのファイズに変身できる上、常人のはずなのに戦闘能力が高い」「一匹狼な性格」
「オルフェノクが近くにいるとクシャミをする人物が巧に出会ったときもクシャミをした」「名前」「猫舌」等、
伏線や予測する要素は丁寧に散りばめられていたため、モチーフの動物も含め予想していた視聴者は結構いた
(それでも劇場版で始めて正体を明かした時には、明かしたシチュエーションのドラマチックさもあるが
 誇張抜きで劇場が静まり返るほどの衝撃があった)。
余談だがにその劇場版、一般視聴者からエキストラを募集し、何と参加者10,000人(応募総数99,000)。
一つの映画での出演者としては史上最高としてギネスブックに公認されている。

物語のキーワードである流星塾は、元々「オルフェノクの王」の素質をもった子供を探すために、
作られた施設であり、王を宿す条件である「九死に一生を経た子供」達を引き取っていた。
本編の数年前に、流星塾で行われた同窓会にオルフェノクが乱入。
参加メンバーは全滅、オルフェノクの記号を埋め込まれて蘇生、当日の記憶を改竄されている。
オルフェノク以外では主に流星塾生がライダーに変身することが多かったが、
記号の影響が低くて非適合者と同様の末路を辿ったり、逆に高すぎてオルフェノク化している人物もいた。

+ファイズの所持ツール
  • ファイズフォン
携帯電話型トランスジェネレーター。
「555」と入力し、ファイズドライバーと連動することで適合者をファイズへと変身させるほか、
通常の携帯電話のようにも使用できる。形は折り畳み型。
また、アクセルメモリーを差し込むことで35秒間アクセルフォームになれる。
  • フォンブラスター
ファイズフォンを横方向に折り曲げることで完成する光線銃。変身の有無を問わず使用でき、光弾を単発で発射する
「Single Mode(入力コードは103)」と、光弾を3連射する「Burst Mode(入力コードは106)」の使い分けが可能。

  • ファイズドライバー
ベルト型変身ツール。変身コードを入力したファイズフォンをセットすることで適合者の全身にフォトンストリームを放出する。
左右と後部にはツールを装着できるハードポイントが設置されており、右側にポインター、左側にショットをセットしていた。
変身は一日一回しかできないらしい。

  • ファイズポインター
デジタルトーチライト型ポインティングマーカーデバイス。
右足の脹脛に装着し、必殺技のキック、「クリムゾンスマッシュ」を放つ際に、
相手をポイント(拘束・ロックオン)するドリルのような円錐状の光線を発射する。
フォンブラスターにセットして射程を伸ばすことも出来るが、劇中では未使用。

  • ファイズショット
ファイズドライバー左側面に装備されたマルチデジタルカメラ。
表面はスマートブレイン社開発のソルグラスで保護されている。
X線、サーモグラフィ、暗視モードを備え、静止画像だけでなく動画も記録可能らしい。
レンズ部分にミッションメモリーを装填することでパンチングユニット(ナックルモード)に変形。
ファイズフォンのENTERキーを押してファイズドライバーよりエネルギーを注入(エクシードチャージ)することで、
対象にヒットした際に高エネルギーを放出する必殺のパンチ技「グランインパクト」を発動させる(約5.2tの威力)。
この技でオックスオルフェノクを倒したほか、デルタのルシファーズハンマーとの併用でコーラルオルフェノクを倒したが、
オウルオルフェノクやクロコダイルオルフェノクには破られている
(勇治が巧に代わってファイズに変身した際には、この技でバーナクルオルフェノクを倒している)。
グランインパクトの威力は、アクセルフォーム発動時には約7.8t(スコーピオンオルフェノクを撃破)に、
ブラスターフォーム発動時には約8tに強化される。

  • ファイズエッジ
バイクハンドル型エネルギーブレード。普段はオートバジンのハンドルとなっているが、
引き抜いてミッションメモリーを挿入することにより、フォトンブラッドの刀身が生成される。
ロウ・ミディアム・ハイ・アルティメットの4段階の出力調整が可能。交通整理の誘導灯ではない。

  • ファイズアクセル
物語中盤にて仮面ライダーカイザこと草加雅人から渡された、リストウォッチ型コントロールデバイス。
腕にはめ、本体に装着されている「アクセルメモリー」を引き抜き、
ファイズドライバーのスロットにセットすることで、アクセルフォームのプログラムが起動する。
アクセルフォームへ変身することで、あらゆる動作を通常の1000倍の速度で行うことができる、
加速形態「アクセルモード」を発動させることが可能となる。
制限時間10秒間のみ使用可能であり、通常時のアイドリング状態も限界時間の35秒以上は維持できない。
35秒以上使用すると限界を超えたフォトンストリームによりスーツが破壊され、装着者は消滅。
さらに周囲3km四方は劣化フォトンブラッドに汚染されるという大変物騒な設定も存在するが、
制限時間になるとちゃんと自動でセーフティが働くので劇中ではそんな事態は発生しなかった。*2
というか、そんなことになったら物語終わっちゃうよ!

もう一つの利点として、通常時はチャージが必要な必殺技をアクセルモード中は連発可能になる
加速能力も合わせるとまさにチート級の能力だが、先述の物騒な裏設定があるのなら納得できなくもない。
代表的な必殺技は加速中に単体の敵を複数回ロックオン、または複数の敵をロックオンして、
クリムゾンスマッシュを連続で叩き込む「アクセルクリムゾンスマッシュ」。
そのスピーディかつ派手な戦い方から非常に人気の高いフォームである。

なお「ガンバライド」でもこのアクセルフォームは登場するが、10秒のみ活動できる設定を配慮したためか、
カードをスキャンした際には通常のファイズとして登場(普通のファイズのカードと違いファイズアクセルを装着している)し、
必殺技の時のみアクセルフォームとしてチェンジするというなかなか凝った演出である。

  • ファイズブラスター
物語終盤において何の前触れなく突然送りつけられてきたトランクボックス型トランスジェネレーター。
スロット部分にファイズフォンをセットすることで、最強フォームの「ブラスターフォーム」へと変身することができる。
ブラスターフォーム変身時は、ほぼ全身からファイズエッジ・ミディアムモードに匹敵するエネルギーを放出しているため、
並のオルフェノクであれば触れるだけで灰化・消滅させる。
ファイズブラスターはコードを入力することで、キャノン砲形態の「フォトンバスターモード」、
大剣形態の「フォトンブレイカーモード」の2つの形態に変形が可能。

本編では登場回数の少なかった最強フォームだったが、実質の初出となった劇場版『パラダイス・ロスト』では、
その強さで劇的なクライマックスを最高潮に盛り上げており、時として本編より面白い劇場版とも呼ばれる一因となっている
(というか劇場版のファイズはTV版と比べると大分強大に描かれている)。
また、その強大さはTV版でも十分過ぎるほど描写されており、正面切って互角以上に戦えたのがラスボスであり、
本来は護衛対象に当たるアークオルフェノクのみだったことからも、
ブラスターフォームがどれほど強いかが容易に想像できてしまう。

  • オートバジン
ファイズの乗る可変型バリアブルビークル(ホンダXR250が元車)。ハンドル部分がファイズエッジとして使える他、
AIにより「バトルモード」と呼ばれる人型ロボット形態に勝手に変形し、
(ファイズ、あるいは変身する巧のピンチに反応しているのだろうか?)
武器のバスターホイールでファイズの狙撃サポートを行うことができる。
ちなみに胸のおっきなボタンを押せばバイクに戻る。明らかに弱点な気が…。
当初は真理が乗っていたが、ベルトを敵オルフェノクに奪われ一行がピンチに陥った際に、
突如バトルモードに変形して敵ファイズを殴り飛ばして変身解除させ、
その活躍を気に入ったのか、巧が譲り受ける。
本編・劇場版共に最終決戦で破壊されている。
どちらにおいてもバジンがその時届けた武器でファイズは戦闘に勝利しており、
最後まで気の効く女房役だったとファンからは親しまれている。

+小説版
『仮面ライダー555』の小説版は2冊刊行されており、一つは、後に『私の男』で直木賞を受賞した
桜庭一樹氏*3による劇場版「パラダイス・ロスト」のノベライズ『555』、
もう一つはTVシリーズ全話の脚本を執筆した井上敏樹氏によるTV版のノベライズ『仮面ライダーファイズ正伝 異形の花々』である
(後者は2013年2月1日に『小説 仮面ライダーファイズ』の題で、書下ろしの後日談を加えて再販された)。

前者は桜庭氏の作風らしく、『仮面ライダー555』の青春ドラマとしての側面が強くなっており、
仮面ライダーサイガやライオトルーパーが登場しないなどアクション描写は多少簡素化されている。
反面、出番が少なかった人物や感情移入し辛かった人物にも共感できるよう、内面描写がじっくり書き込まれた作品となっており、
例えば映画では身勝手過ぎる上に、あまりにあっけなく自滅同然に死亡した水原が、巧と信頼関係にあったり、
最終決戦時に蚊帳の外で必死に巧の勝利を祈るなど、意外と印象的で好感が持てる行動を見せている。
また草加雅人の性格も多少変わっている。詳しくはカイザの記事で。
また、スマートブレイン側のある人物の最期も映画版と比べると有情なものに変更されている。

後者においては、各人物の背景、スマートブレイン社が存在しないなど、TV版とは幾つかの違いが存在する。
ギアに関しても基本的な武装や変身条件などはTV版と共通であるが、作られた目的・経緯は大きく異なっている。
全話の脚本を書いた井上氏当人をして「ハイブロウ」と言わしめたTV版『仮面ライダー555』であるが、
この小説版『異形の花々』は氏の作風がよりヘビーな方向に作用しているため、
TV版に比べて非常に暗い作風でもあるので、読む際には少し注意。

(以上、Wikipediaなどから引用)

やったぜ!
全部のうp主の仕業なんだよ!(動画投稿時間的な意味で)

『555』で主人公・乾巧を演じていたのは現在バラエティ番組でも活躍している半田健人氏。
余談ではあるが『タモリ倶楽部』『さんまのスーパーからくりTV』等で彼がみせる昭和マニアっぷりに、
『555』から知っているファンは驚いているとかいないとか
(当の本人は『555』放送中から「趣味は高層ビル鑑賞で、そこから1970年代文化(歌謡曲含む)に興味を持った」と
 特撮専門誌などで公言していた)。
特に歌謡曲に対する知識は、阿久悠氏に「彼の知識と理解は本物だ」と太鼓判を押されたほどである。
そんな彼の『通』っぷりが見れる動画

これも全くの余談だが、『555』の新番組予告は何の予備知識もなしに見た人に対してミスリードを狙ったものになっている。
さらに余談だが『炎神戦隊ゴーオンジャー』の劇場版と本編に半田氏はゲスト出演しており、
劇場版のEDではファイズの変身ポーズを取っている。

『Standing by』
「変身!」
『Complete』

+余談
ネット上では草加雅人が彼を孤立させようとした時の台詞から、「乾巧ってやつの仕業」という言い回しが、
ゴルゴムの仕業」「さてはクライシス」「おのれディケイド」などと並んでよく使われるが、
掛け値なしに本当のことであるゴルゴムやクライシス、大体その通りだったと言えるディケイドとは異なり、巧の場合は完全に言いがかりである。
ちなみに草加は巧の知人に対して吹き込んでいるので「乾巧ってやつ」という言い方はしていない。

+『仮面ライダーディケイド』以降のファイズ
『仮面ライダーディケイド』では、スマートブレイン高校に通う学生*4尾上タクミ」が変身する。
正体がウルフオルフェノクであることはオリジナルと同一だが、性格は気弱になっている。
また、ディケイド自身もファイズにカメンライド(変身)している。
カブトの世界」ではZECTのライダー達が持つ超加速能力である「クロックアップ」に対抗するため、
アクセルフォームを起動、夢の加速能力対決が展開された。

なお、尾上タクミを演じた役者はTV本編の後、学業に専念するために芸能活動を自粛(一時引退)となってしまったため、
ディケイド完結編『MOVIE大戦』においてはTV本編の映像を使いまわし、声も代役(赤羽根健治氏)が立つことになった。
同作でブレイドが椿隆之氏(剣崎の人)を呼んでたんだから半田氏を呼んでもよかったような気もする…
+…が。
…が、実は半田氏は『ディケイド』の製作発表前に雑誌のインタビューで
ファイズの続編を作るならOKだが、別のライダーシリーズに巧として出るのは
『ちょっと考えさせて欲しい』となってしまう
」と語っている。
ディケイドでも巧の勇姿を見たかったファンとしては残念だが、半田氏のファイズと巧に対する、
思い入れの深さ故の出来事と言えよう。

なお、映画『スーパーヒーロー大戦』では『仮面ライダーOOO』のオーズ・火野映司役の渡部秀氏が、
ファイズの声も兼役している。かたや夢をなくし、かたや欲望をなくし…という繋がりだったのだろうか。

ディケイドの能力による超絶変形・ファイナルフォームライド形態は、ファイズブラスター型のビーム砲『ファイズブラスター』。
…って名前そのまんまかよ。 カラーリングは似ているが一応デザインは結構異なる。
クリムゾンスマッシュ同様ポインターからの光線で敵を拘束でき、そのままファイナルアタックライド『ディケイドフォトン』による、
強力なビームで敵を吹き飛ばす。撃破時にはファイズの必殺技同様、Φの紋章が浮かぶ。
なお、ガンバライド版では技名・形態は同じでΦの紋章が浮かぶ点も変わりないが、放つのがビームではなく4連発射されるホーミング弾になっている。

そして、『昭和ライダーVS平成ライダー 仮面ライダー大戦』で遂に半田氏による巧が復活。
オリジナルキャスト復活ということもあり、仮面ライダーX・神敬介(こちらもオリジナルキャスト)と絡む重要な役となっている。
ブラスターフォームだけでなくアクセルフォームも登場、さらにオートバジンもビークルモード・バトルモードどちらも出番がある。

『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』でも引き続き半田氏演じる巧が登場。
同作ではあくまで味方ライダーの一人であったが、後日談にあたる『仮面ライダー4号』では物語の根幹に関わる存在となっていた。
+乾巧の2つの結末
『仮面ライダー大戦』と『仮面ライダー4号』で描かれた巧の結末だが、両作品で対照的なものとなっている。
『仮面ライダー大戦』では原作と違い目の前で草加が殺された設定になっており、
彼ではなく自分が生き残ったことへの罪悪感から変身できなくなっていた。
神敬介との出会いで一度は振り切るも、物語終盤にバダンのメガリバース計画によって出現した草加の霊に遭遇すると再び迷ってしまう。
しかし敬介と操真晴人の説得によって今度こそ迷いを完全に振り切り、草加の霊を消滅させた。

一方の『仮面ライダー4号』では原作後に死亡しており、
『仮面ライダー3号』でショッカーが使用した歴史改変マシンの影響で生き返っているに過ぎなかった。
巧本人も当初は自覚していなかったが、後にその事実を思い出している。
歴史を正せば再び死んでしまうことから、巧に生きていてほしい海堂直也(スネークオルフェノク)の説得及び妨害を受けるも、
巧はそれを振り切って歴史改変マシンを破壊。
事件後、関係者の記憶及び詩島剛(仮面ライダーマッハ)の撮った写真からは巧の存在が消えていたが、
海堂は一人思わせぶりに空に向かって呼びかけていた。


2018年の平成ライダー20作目となる記念作『仮面ライダージオウ』にも半田氏本人が演じる巧と村上氏本人が演じる草加が登場した。
ただし、『ジオウ』の敵役であるタイムジャッカーたちの暗躍によって「『仮面ライダーファイズ』の物語(及びオルフェノクという存在)が無かったこと」になっているため、
厳密にいえば「『ファイズ』本編の巧」ではない。本編の続きだと巧は死亡している筈だし。
が、どうやら本編と似たような経緯があったようで巧と草加の関係性はほぼ本編そのままのようである。
そのため本作ではオルフェノクではなく普通の人間である。
「なら原典でオルフェノク化した火事で死んだはずじゃない?」という疑問が視聴者から寄せられたが、
白倉Pから「彼が死亡した火事はオルフェノクの仕業によるもの」という裏設定が明かされ、
歴史改変によってファイズ諸共オルフェノクという存在が消えたため無事で済んだことが示唆された。
ただし猫舌は相変わらずのため死にはしなかったものの火事にはあったと思われるが。
+『仮面ライダージオウ』5・6話「フォーゼ・ファイズ編」
何故か女子高生・山吹カリンを亡き者にしようとしていた草加を止めるために、ツクヨミらの前に現れる。
仮面ライダージオウ/常盤ソウゴに「何故か持っていた」として555の力が込められたライドウォッチ「ファイズライドウォッチ」を託し、
フォーゼの怪人態アナザーフォーゼから首を折られ殺されそうになっていた草加を救出。
「お前は嫌な奴だけど、俺にとっては大事な仲間」だと15年前には言えずにいた言葉を草加に投げかける。

ファイズライドウォッチはソウゴから仮面ライダーゲイツ/明光院ゲイツに渡され、仮面ライダーゲイツ・ファイズアーマーとして使用され、
2003年の時間軸でアナザーファイズ(ファイズの怪人態で、「ifのファイズ」*5)を、
クリムゾンスマッシュを模した必殺技「エクシードタイムバースト」にて撃破。
事件の解決を見守った巧は草加と共に何処かへと去っていった。
半田氏のコメントによると、
「(2018年は)555の15周年でもあったので、何か『ファイズとして』『巧として』作品を残せないだろうかと、ひたすら髪を伸ばして準備」
していたところ、オファーがあったために引き受けたそうである。
また、15周年だからかファイズの客演以外にも、
『ジオウ』のOPテーマはISSA氏とShuta Sueyoshi氏(「AAA DEN-O Form」名義で電王のOPを担当)が担当していたり、
ファイズフォンX(テン)なるデバイス(射撃機能(φのポインター付き)の他、時空を超えた通話機能などを搭載)が劇中に登場している。
ちなみにISSA氏は劇場版『Over Quartzer』で敵ライダーの一人・バールクスを演じている。

+ガンバライド/ガンバライジングにおけるファイズ
アギト、ブレイドらと共に3弾から参戦。レジェンドレアでの登場。
第4弾ではスーパーレアで登場。4-002SRディケイド(悪魔ディケイド)に4-032SRファイズをカメンライドし、
後衛にも4-032SRファイズをスキャンする通称「ダブルファイズ」デッキは当時としてはかなり防御が高く、大会での使用率が高かった。
8弾でアクセルフォームが参戦。レジェンドレアで登場。
必殺技時以外ノーマルファイズの姿(左腕にはファイズアクセルが装着されている)で、必殺技時のみアクセルフォームに変身する仕様。
そのためノーマルファイズと同一フォーム扱いとなっており、同時に使用は出来ない。
001弾でブラスターフォームも参戦。こちらもレジェンドレア。
全てのフォームが初登場と同時にレジェンドレア化された。ちなみに属性はそれぞれ違う。

ファイズの必殺技はフォトンカッター、グランインパクト、スパークルカット、クリムゾンスマッシュ、ファイズ&オーズタッグキック。
アクセルフォームの必殺技はフォトンブレーカーとアクセルクリムゾンスマッシュ。
ブラスターフォームの必殺技はエクシードブラスターキック、フォトンブラッドショット、フォトンバスター。

ファイズは演出あり必殺技がグランインパクト、スパークルカット、クリムゾンスマッシュの3種類ある珍しいライダーである。
(キャンペーンカードのファイズ&オーズタッグキックを含めれば4つ)

シャバドゥビ弾のライダータイプはファイズが機械(メカ)、アクセルフォームが時空(ジクウ)、ブラスターフォームが(ヒカリ)

後継作の『ガンバライジング』にも1弾から参戦。スーパーレアで登場。
6弾時点で演出あり必殺技はスパークルカットのみで、クリムゾンスマッシュは収録されていない。
6弾でアクセルフォームがレジェンドレア、ブラスターフォームがレジェンドレアエクストラで参戦。
アクセルフォームはバースト必殺技時のみ変身する。
必殺技はアクセルフォームが「アクセルクリムゾンスマッシュ」、ブラスターフォームが「フォトンブレイカー」。
ガンバライドと違う原作技が実装されるのは結構珍しい。
また、6弾から声が本人ボイス(半田健人氏)になった。
ガシャットヘンシン6弾で再びレジェンドレアで登場、
通常の「クリムソンスマッシュ」がライジングで初収録された。

+疾走する運命
カードゲーム「バトルスピリッツ」でのコラボブースター「疾走する運命」でファイズが作品として登場。
色は赤と紫の混色。コラボブースターでは怪人側が紫の色に当てはめられライダー達と分けられているが、ライダーと怪人の境界が曖昧なファイズを表現してかオルフェノクとの混合が推奨されるカードデザインになっている。
Xレアのブラスターフォームが、効果により一気に3点ダメージ(バトスピのライフ初期値は5)、クリムゾンスマッシュを併用すればワンキルできる一撃必殺の力を持つ。
対になるXレアはホースオルフェノク疾走態。こちらも発動しやすく強力なバーストであり、通常のホースオルフェノクから変身でき汎用性が高い。

2019年4月21日より『東映特撮ニコニコおふぃしゃる』にて公式配信が開始。
『フォーゼ』から引き継ぐ形になったが、上記のコラボ回を意識してのことだろうか。


MUGENにおける仮面ライダーファイズ

+qzak氏製
  • qzak氏製
仮面ライダー龍騎仮面ライダーブレイドの作者であるqzak氏が製作したファイズ。
作者コメントによるとまだ未完成であるとのこと。
ファイズエッジ・ファイズフォンブラスターといった武器や、
超必殺技として所謂ライダーキックである「クリムゾンスマッシュ」がきちんと再現されている。
「アクセルフォーム」は一応瞬間移動技として搭載されている。

基本技はファイズエッジどころかパンチやキックも攻撃判定の塊となっており結構強力。
フォンブラスターは身長の低い相手には当たらないという弱点があるものの、一瞬で画面端まで届くため、
使いどころを誤らなければ有用な飛び道具。
クリムゾンスマッシュは少し当て辛く、ジャンプ中専用の技なのでプレイヤー操作の場合は使うのが難しいかもしれない。
しかし蹴りの攻撃判定にガード不能が付いているので便利な技ではある。

また、エマノン氏によってAIパッチも作成されており、フォンブラスターによる牽制を行いつつ、
近接攻撃でガンガン攻め込み、ゲージが溜まればガード中の相手にクリムゾンスマッシュをぶっぱなすAIとなっている。
前述の通り、クリムゾンスマッシュがガード不能のためAI殺しとして有効だが、大会などではいまいち戦績を挙げていない模様。


ただし現状で動画で見かけるのは555ネタを使用した技を多数使うこの魔砲使いかもしれない。

かぢゅみ氏によってボイスパッチが製作されており、乾巧の音声だけでなく尾上タクミ版(『ディケイド』のファイズ)と
草加雅人版ファイズ、さらには『クライマックスヒーローズ』のファイズの声も収録されている。

+雑草氏製
  • 雑草氏製
2012年6月30日になって公開された、雑草氏による改変版。
こちらはqzak氏のドット絵を改良・追加してクリムゾンスマッシュを始めとする技のエフェクトも変更されており、
オートバジンを呼び出す技やブラスターフォームによる攻撃も追加されている。
最近の更新によって行動に応じて消費されるライダーパワーゲージが新たに追加された。
氏によるAIも標準搭載。今後の活躍に期待したい。

ペパーミント氏による外部AIも公開。氏曰く、おつかい氏製カイザの打倒を目指した強さとのこと。

仮面ライダーカブトの作者であるeve133氏によるアクセルフォームになる改変パッチがjaki氏のワンドラで公開中。
主な挙動
出番は、8:32から。
しかしAIは未対応。

+P-poke氏製 エリートライオトルーパー
量産型であるライオトルーパーも製作されている。
当初は中身がカンフーマンだったが、更新でエリートライオトルーパーとなり、
ゲージ消費でファイズに変身する技と、ファイズ状態でだけ使えるクリムゾンスマッシュが追加された。

あと変身者が女性になった。
変身はSFF v2の機能を利用しているため、新MUGEN専用。

この他に、qzak氏の仮面ライダーディケイドにはオートバジンを呼び出す技と、ファイズブラスターフォームを召喚して攻撃する技がある。
また、Tommy-gun氏が作成した花京院典明のアレンジキャラAmerican idiotは、
ボイスが『555』きってのヘタレキャラ琢磨逸郎さんだったり、
必殺技や登場イントロでオートバジンやジェットスライガーなど555に登場したバイクに乗ったりと、
ファイズそのものではないものの全体的に555色の強いキャラとなっている。

出場大会

削除済み

出演ストーリー



「…どけ。俺が歩く道だ」


*1
ちなみに、発光状態ではスーツアクターさんの視界は完全にゼロである(懐中電灯を目の前で灯せば、視界ゼロな理由もわかるだろう)。
それ以前にアップ用特撮マスクは大概視界が悪いのだが(視界が良いマスクではスーツアクターの顔が透けて見えてしまう。今ならCG加工と言う手もあるが)。
それであんなアクションしてるんだからパネエ…
(マスク無しでの練習、および周りからの掛け声が目安らしい(本編での音声は現場とは別に録られたアテレコである))。

*2
『仮面ライダー4号』では、ある存在が変身したファイズを倒す為に巧がフォンブラスターでファイズアクセルを狙撃したのだが、
その結果、設定どおりにアクセルフォームが制御不能に陥りフォトンブラッドが暴走、周囲にいた者すべてを巻き込む大爆発が発生している。
(ただし、爆発の影響で歴史改変マシンが破壊されて歴史が修正された為、ある一人を除き味方側の殆どは生還した)。

なお、アクセルフォームに限らず、ファイズギア自体も装着者が適合していなかった時は装着できない等のしっかりしたセーフティがかかっており、
装着者が不適合だった場合に凶暴化などの悪影響を与えるための装置がわざわざ組み込まれているデルタギアや、
セーフティがない上に適合してなかったら装着後に死亡確定のカイザギアなどに比べれば遥かに有情な仕様となっている。
機能を拡張する周辺機器が多いのも安全のためセーフティを段階的に設けているからだとも解釈でき、
さらにはバイクにまで万一ファイズギアを悪用された場合のカウンターとしての役割を持たせるなど、
ファイズギア周辺のセーフティは一種偏執的なものを感じるほどの充実ぶりである。
まあ、そうでなくては下手すると街一つ死滅させる重大事故を起こしかねないようなシステムや、
キックの余波だけで周囲の貧弱一般オルフェノクが次々消し飛ぶような最強フォームなど怖くて実装できないだろう。
一番危険であるが故にセーフティが厳重過ぎるとも解釈できる。


*3
桜庭氏は元々ゲームのノベライズで作家活動を始めた経緯があり、
デビュー作は『アークザラッド』のノベライズ(当時は「山田桜丸」名義)である。

*4
これはおそらく『555』開始時の半田氏自身が現役高校生で、「初の高校生ライダー」と報じられたことに由来すると思われる。
あくまで役者自身のことで、本編内での設定では高校生ではないのだが(なお設定上の高校生は次作のサブライダー・レンゲル/上条睦月が初)。
…しかし(ディケイドの2年後に)改めて高校を舞台に活躍するライダーが放送されるとは誰が予想しただろうか。
そして2018年には『仮面ライダージオウ』にて如月弦太朗役の福士蒼汰氏達がこれで忙しく出演出来なかったため555・フォーゼ編としてコラボ?した。
尚、「高校生」繋がり以外にも、「名前が数字(フォーゼは仮面ライダー40周年に因んで4(フォー)・0(ゼロ)が由来)」、
「○・×・△といった図形が使われている」「携帯電話(ガラケー)をモチーフにしたアイテムを所持」といった繋がりもある。
さらに「“流星”という名前(『555』の流星塾と『フォーゼ』の2号ライダー・メテオの本名とあとその友人を演じた後のトッキュウ4号の役者の名前)」というのもあり、これは作中におけるミスリード要素として使われた。

*5
+アナザーファイズとは(ネタバレ注意)
2003年の時間軸において、タイムジャッカー・オーラが佐久間龍一という男と契約することで誕生した「ifのファイズ」にして「ファイズの怪人態」。
ファイズを無理矢理怪人にしたような不気味な外観をしており、皮肉にもアークオルフェノクに似ている。
初登場時は倒された筈のアナザーフォーゼから蘇るように出現している。

佐久間は事故死した恋人の山吹カリンを蘇らせ、生き永らえさせるために、アナザーファイズの力を使って山吹カリンと同じく、
「18歳の天秤座の乙女」を青い炎のような生命エネルギーに変換して生贄として捧げていた。
が、次第にその力は衰え始め、2011年の段階でほとんど使えなくなっていた。
そんな時に別のタイムジャッカー・スウォルツから力を与えられ、アナザーフォーゼとして覚醒。
引き続き女性を襲っていた、というのが「女子高生連続失踪事件」の真相である。

また、佐久間とカリンは「555」本編にも登場した孤児院「流星塾」の出身であり、
草加がカリンを殺そうとしていたのは同じ流星塾の仲間として佐久間の暴走を止めるため、
そして無理矢理に生かされ続ける事を望んでいなかったカリンの望みを叶えるためであった。

ファイズ本編ではアークオルフェノクを守るために作られたものの、人間を守るためにアークオルフェノクを倒すために使用されたファイズの力が、
『ジオウ』では逆に大切な人を守るために人間を襲う怪人となっているというのは皮肉である
(ファイズに限らず、『ジオウ』の敵怪人であるアナザーライダーは、本編とは逆の性質を持っている)。