格ゲー野郎

『格ゲー野郎 Fighting Game Creator』とは、2000年2月17日にインクリメント・ピーが発売したPS用対戦格闘ゲームクリエイター。

概要

7人のサンプルキャラクターを元に、キャラごとに用意された複数の通常技・必殺技を選んで設定し
独自のキャラクターを作ることができる格闘ゲーム作成ソフト。
作成したキャラクターを使った対戦格闘ゲームとして機能し、メモリーカードにセーブしたデータを使って
他ユーザーのキャラクターと対戦することもできる。
ただし、「格闘ツクール」と違い、 基本的にオリジナル素材を使うことはできない
(一応、スプライトの顔の上に貼り付ける形の頭部用マスクは自作できる)
システム周りでは、避けやブロッキングなど特殊な防御動作の有無も設定できる。
また、ストーリーやイントロのセリフなどテキスト要素の作成も可能で、デモ用の一枚絵が何枚か用意されている。

作成と言ってもあくまで用意された素材を再構成するのがメインであり、設定できる内容に制限が多く、
例えば1キャラクターにつき必殺技3つ、超必殺技1つしか設定できないため
気を飛ばす飛び道具を地上横方向、地上斜め上方向、空中発射の3種類設定してしまうと
他に通常必殺技を設定することができないなど、複雑な構成は作れない。
対戦システムは空中での制限が多く、地上戦がメインになっている。
また、何故かでじこがゲスト出演している。

キャラクター

オリジナルの格闘ゲームキャラクターをコンストラクションするためのサンプルキャラクターである。
どこかで見たような見ないようなキャラクターが用意されている。
ただしプロレスラーは昔の建設作業員にしか見えない。
空手家(矢都築 轍)、ライダー(カイ・ミトニック)、カンフー(シア・チェン)、女子高生A(鴫原 愛)
女子高生B(奥田 圭)、プロレスラー(バッテリー工藤)、ロボット(L・BISS/エル・ビス)

システム

PS用なのでキー+ボタン操作。基本は技1・技2・技3・特殊の4ボタンだが、すべて設定する必要はない。
通常技はボタンごとに立ち・しゃがみ・空中を1セットとした3セットを用意されたモーションから選んで設定できる。
1セットは、それぞれニュートラル状態と、6+ボタン、3+ボタン、空中2+ボタンの最大6種類まで。
野郎技(必殺技)は、3種+超必殺技1種まで設定できる。こちらもキャラごとに用意されたモーションから選ぶ。コマンドは変更できない。
サンプルキャラクターごとに攻撃力・防御力は決まっているが、攻撃or防御タイプを選択することで多少補正がかかる。
なお、連続攻撃のヒット数によるダメージ減少補正は無い。

独自仕様

  • 空中特性
空中では降下中および一定以上の高さになると空中ガード不能になる。
  • 先行入力
コマンドの先行入力が可能。一秒程度の猶予でキャンセル連続技を予約できる。
キャンセルできない攻撃の場合、硬直後最速で発動する。
  • 起き上がり時間
ダウン中に相手のいる方向にキーを入れることで素早く起き上がることができる。
逆に上方向にキーを入れると起き上がりまでの時間がゆっくりになる。

特殊行動

以下の特殊行動のあり/なしを設定できる。
  • 攻撃すかし
相手の攻撃をすかして回避することができる。要するに「避け」。
  • 攻撃さばき
相手の攻撃を受け止めて反撃することができる。要するに「ブロッキング」。
  • 前転移動
  • 低空跳躍
  • 急降下


MUGENでの格ゲー野郎について

空手家サンプルの矢都築 轍、プロレスラーサンプルのバッテリー工藤を使ったキャラクターなどが存在する。
原作ゲーム自体は置くとして、複数のモーションがあることからMUGENとの相性はいいらしく
海外ではスプライトを使ったアレンジキャラが多数作られている。以下にその例を挙げる。

空手家

  • 大和和馬(きゃぷてん氏制作)
  • Perfect storm X(The Disciple X氏制作)

ライダー

  • Edward Trusdale/エドワード・トラスダール(kamekaze氏制作)
  • Belmont Trusdale/ベルモント・トラスダール(kamekaze氏制作)
  • Eins(Dick Buckus氏製作)

カンフー

女子高生A

女子高生B

プロレスラー

  • Yamazaki Hashimoto/ヤマザキ・ハシモト(Kung Fu Man氏制作)

ロボット




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