ラスボス

そのゲーム中に最後に登場する敵。最終ボス。「ラストボス」を略してラスボスと呼ばれている。
大抵のゲームは、そのラスボスを倒せばエンディングに移行するのが最も一般的だが、
ある条件を満たすことでラスボス戦後に出現する「隠しボス」や、通常のラスボスの代わりに出現する「真ボス」が存在していることもある。
また、最近ではストーリー性を出すために「使用キャラによってラスボスが替わる」というゲームが増えてきていて、時には主人公がラスボスになるというパターンも存在する。
この場合はプレイヤーの使えるものと性能が異なるボス仕様になっていることが多い。
基本的にラスボスは他の敵よりも強いのであるが、たまにキャラクター性能の関係などであまり強くないこともある。
一般に強キャラと弱キャラの差は小さいほうがよいとされる格ゲーにおいても、 意図的、例外的に理不尽なまでに高性能になっている ことが多く、
火力ハメ即死永久全画面超必無制限弾幕システム有利などの凄まじい特性を持つキャラクターが多い。
作品によってはやたらでかいというケースもある。

当然、ラスボスとしての性能そのままでプレイヤーキャラクターにすると大変なことになるため普通はCPU専用なのだが、
凄まじい技性能はそのままに大幅に攻撃力・防御力が下がったり(例:神人豪鬼ゴッドルガール)、
プレイヤー用にいくらか弱化調整されたバージョン(例:白レン)になることが多い。
プレイヤー仕様に特殊なシステムするなどの調整がされることもある。
ゲームによっては隠しコマンドでそのままの性能のラスボスが使用可能になることもあるが、アーケードではバランス崩壊の危険がある。
(例:『KOF95』のオメガルガール、『ワールドヒーローズパーフェクト』のNEO-DIOなど)
こういった狂キャラがアーケードで使えるとバランス崩壊からプレイヤー離れに繋がり、結果的に稼動寿命を縮めてしまいやすくなるという欠点を持つ。
そのためアーケードでは使用不可能とし、ローカルである家庭用のオマケ要素としてラスボス性能のキャラクターを使えるようにしてあることも多い。
また、続編が出ると前作のラスボスが使用可能になることもあるが、大抵の場合大幅な弱体化が行われている。

元ゲーでは超性能を持ちながらもAIのアルゴリズムの関係などで大した脅威ではないキャラクターもいたが、
MUGENにおいてはそういうキャラクターが全く自重しないAIを作られて猛威を振るっている場合もある。
ラスボスはそもそもが人による使用が前提でないため、無界のようなハメでもないのに楽々永久ができてしまうキャラクターもいるが、
流石にAIも自重する場合が多い(『KOF2001』のイグニスなど、一部例外もある)。

+ 格闘ゲームのラスボスリスト

参考動画


付録:MUGENでラスボス格付けを行う設定方法


MUGENでは、設定に応じてキャラクターをランク付けし、ラスボス級のキャラクターを意図的にラストに出すことが可能である。
キャラクターを登録するファイル「select.def」の末尾にある下記の文が、通常プレイ時でのキャラクターを登場させる順番を決める設定である。

(例その1)
arcade.maxmatches = 6,1,2,1,0,0,0,0,0,0
team.maxmatches = 6,1,2,1,0,0,0,0,0,0

<数字の並びと、orderとの関係(例その1より)>
  6,       1,       2,       1,       0,       0,       ……
order=1  order=2  order=3  order=4  order=5  order=6   ……

一列に並ぶ数字の列は、コンマごとにキャラクターを区別する「order」をそれぞれ現しており、左がorder=1(デフォルト)となり、
右に行くとそのorderのナンバーが上がる(上の場合、一番右はorder=10となる)。
コンマで区切られている数字は、order別に登場する回数を設定するもので、上の場合だとorder=1の設定キャラと6回対戦した後、
order=2の設定キャラと1回対戦、その後にorder=3の設定キャラと2回対戦し、最後のorder=4の設定キャラと対戦して終了、という流れとなる。

実際のプレイで示すと、

序盤は適当なキャラクターとランダムで6回戦う。
↓
order=2の設定キャラは「途中乱入キャラクター」もしくは「ボーナスステージ」として設定し、1回対戦する。
↓
order=3の設定キャラは「中ボスクラスの強さのキャラクター」として設定して、2回対戦する。
↓
order=4の設定キャラは「ラストを締めくくるラスボスキャラクター」として設定して、1回対戦する。
↓
オールクリアで終了。

といった流れを組んでプレイすることができる。

キャラクターのorderを区別するには、登録してあるキャラリストの後ろに、orderを加えることにより区別することが可能となる。

(例その2)
cvsgeese, stages/GEESE.def

cvsgeese, stages/GEESE.def, order=4

こう書き足すことにより、キャラクターのorderランクは4と設定され、例その1で設定されている左から4番目の回数だけ、ランダム選出で登場するということになる。
無記入だと自動的にorder=1となる。
orderの上限は10。また、order=0とした場合は一切選出されなくなる模様。

ラスボスキャラクターをラストに持って行きたい場合にはこのような設定で出すことができるので、試してみてはいかがだろうか。

MUGENでCPU専用キャラクターを設定する方法

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◇ 選択可能キャラクター
☆ CPU専用にしたいキャラクター

☆の方はキャラ選択画面で見えないようにするとよい。
単に「カーソルが届かない位置に配置している」「画面外にまで場所を離して隠している」というだけなので、
ランダムセレクトを使うと普通に出てくる可能性がある。

なお、アーケードモードとチームマッチモードでそれぞれ、設定が反映されるようになっているので、
アーケードモードならこのような出現方法、チームマッチモードならこういった出現方法を、といった設定も可能である。
ただし、残念ながら「ラスボス以外は3人1組のチームだがラスボスは1人」とか、「ラスボスがチームで出てきて、先鋒~大将までの順番は固定」という設定はできない。
一応本命のボス以外にdummy3人を配置しておけばプレイヤー4人vsボス1人という構図にはできるが、dummy相手の不戦勝を3回繰り返すという儀式が行われるので間違いなく興が削がれるうえに、その設定のまま4人チームでなく3人チームでプレイしたときにラスボスがdummy3体になってしまって不戦勝でゲームクリアという可能性まで起きる。
また、チームモードの設定はタッグ(sumul)とチーム(turns)で共通なので、「タッグ戦でのラスボスはある強豪キャラ一名とdummy、チーム戦でのラスボスはdummyを含まずにラスボス候補の強豪キャラクターたちの中からランダムで最大4人」と分けて設定することはできない。

+ 余談 MUGENトナメにおける「ラスボス化」