木之本桜

「絶対、大丈夫だよ!」

CLAMPの少女漫画『カードキャプターさくら』の登場人物。
後にNHKによってアニメ化され、大好評を博した。
アニメ版でのCVは丹下桜女史。 花小路クララに触れてはいけない。

同作品の主人公であり、私立友枝小学校に通う小学校四年生(ストーリー開始時点)。
ある日、父の書斎にあった魔法の本をさくらが開いてしまった為、本で眠っていた封印の獣であるケルベロス(ケロちゃん)が目覚め、本に封印されていた、過去の大魔術師であるクロウ・リードが作ったカード「クロウカード」が解き放たれた事を知る(アニメ版ではさくらが本を開けた事により解き放たれてしまった)。
そして、クロウカードによって発生する災いを鎮めるため、さくらはカードを回収・封印する者、「カードキャプター」となった…。
…というか、半ば無理矢理ならされたのであった。
全て回収した後は、ある事件群を切欠に「クロウカード」が「さくらカード」に変化し、名実共に一人前の魔法使いとなった。

性格は明るく素直で前向き。口癖は上記のセリフや 「ほえ~」「はにゃ~ん
若干天然の気があり、デタラメばかり言っている同級生の言動を簡単に信じてしまうことも。
運動が好きな上に得意であり、外出時はよくローラーブレードを履いている。
時々寝坊などで遅刻をし、ローラーブレードで校門から校舎の玄関まで猛スピードで突っ走る彼女の姿は、半ば彼女の学校の見慣れた光景となっているらしい。所要時間を計っていた同級生もいた。

チアリーディング部に所属しており、バトン捌きが得意。
昔は頭でバトンを受けていたそうだが、今ではたまに失敗する事はあれど立派に演技をやっている。
反面、勉強は出来ない訳ではないが、算数が少し苦手。でも観察力はあり機転は利く方。
父、兄、自分の三人家族のためか家事も得意であり、中でも料理の腕に長けている。
ただし、ちょくちょく兄には「怪獣が作ったにしては」などと嫌味(ちょっとした嫌がらせ)を言われる。
一方で、裁縫の腕前は出来ない訳ではないが良いとは言えず、自作の筆箱を小狼に箸箱と勘違いされたり、小狼に浴衣を縫った時には日増しに手の怪我が増えて行っていた。
でも、やると決めたらやり通す性格のようだ。

母を亡くして間もない頃に怪談話を兄から散々聞かされたせいか、怖がりで「正体のわからないもの」が苦手だが、クロウカードが変化した怪物相手に「カードだって判っているから平気」と突っ込んでいくあたり、肝の据わった面も見せる。

デフォルトの能力としてはクロウカードの封印能力しか持っていないが、そのカードを発動させる事で様々な能力が使用できる。
格闘飛行防御など、カードを回収するにつれて、できることがどんどん増えていった

また、 魔法少女であるにもかかわらず変身しない 稀有な存在。
回収の時に着ている服は、同級生の大道寺知世が「魔法少女はかわいい服を着て魔法を使うもの」と主張して(半ば無理矢理)着せているものである。
この服は全て知世のお手製で、高級素材をふんだんに使用しているものの至って現実的な材質で出来ている。
そのため、防水加工や帯電対策など一部の例外を除いて防御効果などは全くない。正真正銘のコスプレ衣装である。
ついでに知世の母親が社長をしている玩具会社が売っている通信機器を持たされる事も。
ちなみに、封印の鍵を杖に戻したりカード使用の際に取るポーズや動きも知世(とケロちゃん)の指導の下練習した自己演出で、ポーズはおろかカードを使う時に口にする詠唱風のものですら本来必要ない

なお、この大道寺知世であるが、一般人にもかかわらずいつもビデオカメラ片手に桜についてきたり、「さくらちゃんの『好き』は、私の『好き』とはちょっと違うと思いますけど」などの発言でわかるように、相当にアレな性格をしている。
ただ、この作品は近親相姦などアブノーマルな恋愛模様が特盛りの作品なため、幸いにも同性愛ですら埋もれている。

+よく分かるこの作品のヤバさ
あくまでこれらは一例でしかなく、他にもヤバイのはてんこ盛り。知世の母親もさくらの母親(従姉妹同士)に片想いしていた、など。
一般に三大禁忌といわれるのが近親愛・同性愛・小児愛であるが、この作品は全て回収している。
しかも天下のNHKで。なんなんだこの作品

+言い訳(ネタバレ注意)
なお、ちゃんとした理由もある。
雪兎の正体はカードの持ち主を試す役目を持つ裁定者「月(ユエ)」で、人の形をした人外
奈久留も同族で、奈久留曰く「人間じゃないので性別は関係ない」だとか。
そして歌帆の相手の小学生柊沢エリオルの正体は、推定数百年は生きている魔導師クロウ・リードの生まれ変わり。
クロウが死ぬ際に魂を分けた片割れの一つ(もう片方は桜の父親の藤隆)で、意図的に成長を止め小学生のまま生きてきたのである。
エリオルはクロウの・記憶を引き継いでいる。つまり、見た目は小学生だが精神は立派な大人である。

ついでに言っとくと、これらのヤバイ要素でさえ CLAMP作品の中ではかなり大人しい部類 とされている。
他の作品では
「権力欲と見栄のために夫と子供を裏切りクーデターを起こした悪役に嫁ぎ子を儲けた末、
 最後はお約束通り前夫との子供に殺された超ロクデナシの悪女」
(しかも、その前夫との子供(男の子だがヒロイン役)の方も予言で破壊神と呼ばれた通りに
 母(別に恨みに思っていない)だろうが自分を助けてくれた仲間だろうが微笑みを浮かべたまま殺す性格)だの、
一人の女性に世界の全てを背負わせて存在を維持し、維持を出来なくなったら自害させる世界」だの、
相当にヘビーな展開や設定・キャラクターがゴロゴロしており、しかも前面に思いっきり出ている。

なおNHKで放映されていたアニメ版では、比較的安全なもの以外はしっかりと削除or思いっきり当たり障りのないものに変更されており、海外版に至っては丸々カットされた部分もある。

+歴史的な意義
いわゆる「魔法少女もの」において、一大転換となったキャラクター。
それまでは『魔法使いサリー』に代表されるように、「日常で魔法を巡って発生するドタバタ」「悩みを魔法で解決する」
というストーリーパターンがほとんどで、魔法も基本的にはかなり万能の存在であった。
だが『カードキャプターさくら』は、
「ストーリーが進むにつれて使える魔法が増える」「カードにない魔法は使用できない」「カード一枚での能力は限定的」
など、明らかにカードの効果を戦略として盛り込んだ能力バトルの要素が入っており、
人間ドラマとしての要素と同時に「戦闘」を要素の一つとして盛り込んだものになっていた。
セーラームーン』のように魔法を使って戦う作品もあるにはあったが、そちらは力業で押していく展開がほとんどであった。

これらの要素は後続に非常に大きな影響を与え、「戦う魔法少女」が大量に生み出されることになった。
『大魔法峠』のようにギャグでやっているパターンもあるが、真面目にバトルを書いた作品も多く見られた。
拳で敵を殴り殺すプリキュアや、もはや説明不要となった歩く不沈要塞高町なのはなどもこの系譜と考えられる。
ただしプリキュアの通常攻撃→特定の決め技・奥義的攻撃という流れは完全にセーラームーンのそれであり、
なのはもその流れに近い。この点でCCさくらの戦闘は後述のようにジョジョ的頭脳バトルの血が濃く、未だ他作の踏襲は少ない。
もっとも『カードキャプターさくら』という作品が人気を博した大きな理由は、メインが戦闘かというとそういうわけでもなく、
少女漫画らしい恋愛要素や、人間ドラマの面白さも含まれていることにあるだろう。

…実際のところ、本当の意味で真面目なバトルを本腰を挙げて描いているような作品は女の子向け作品では実質皆無。
『カードキャプターさくら』も「ヒロインが敵に殺されない」「敵役の女の子キャラクターは後で改心する」
といった様々な制約・いわゆる『お約束』に縛られている…。
(原作では)本気で殺し合いをしていた『セーラームーン』でさえ死んだ味方メンバーは直ぐに生き返ったし
現代では『なのは』どころかこんなのも現れたが、両方とも最初から大きなお友達向けの深夜アニメなのでノーカン。
(『なのは』は 18禁作品(18歳未満で遊んでいる奴も居るが)のスピンオフなので 18歳以上の男性がメイン視聴者である)
とは言え、実はTVアニメ化されないだけであって、少女漫画でも正真正銘のバトル物は少なからずあり、
CLAMP作品の『魔法騎士レイアース』(TVアニメ化はされている)は正真正銘バトル物の少女漫画である。
プリキュアの対象年齢が「4-9才女性及び19-30歳男性」とされている事から考えれば、、
ここで言う女の子向け作品は9歳以下向けであり、お約束に縛られないバトル物の少女漫画は10歳以上向けのなのかもしれない。
前述の「ロクデナシの悪女とサイコキラーなヒロイン(男)」が出る作品もお約束に縛られないバトル物だが、
中高生以上が対象の 腐女子向け雑誌 (ただし腐としては薄めの雑誌)に連載されたものであり、
もしTVアニメ化されたとしても(OVA化はされている)、深夜枠になるか本作の様に改変されたかだろう。

ちなみに作者グループのCLAMPは4人とも『ジョジョの奇妙な冒険』の大ファン 空条丞太とか) であることが知られており、
『カードキャプターさくら』に能力バトル要素が多いことに少なからず影響があったと思われる。
例えばカードをキャプチャーする(捕える)事は物語の本旨の一つだが、相手を力で撃破し服従させる事は少ない。
カードを魔法ではなく戦いの場になった建物を応用して封じるシーンが原作・アニメ版で何度か見られ、
魔法での攻撃自体もカードに傷を負わせるのが主目的ではない場面が複数ある。(具体的には「水」や「影」のカードなど)
ジョジョにおいてもスタンドをスタンドでブン殴ってブチのめす訳ではない戦いが数度ある。
(こちらは格ゲーには登場しない某スタンドなど。そもそも戦闘すらしていないスタンドさえいるが)
どちらの場合も「ある一つの能力を持った敵の、長所や弱点を分析し特定の能力で対応する」という能力バトルの基本的システムが見られ、
戦う魔法少女モノには見受けにくい特徴である。

ちなみにCLAMP自ら描いたクロスオーバー作品『ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-』にもヒロインとして登場しているが、
こちらはスターシステム的な登場であるため、CCさくらの桜と同一人物というわけではない。だが…?

「さくら怪獣じゃないもん!」


格闘ゲームでの桜

DKソフトウェア開発室の同人格闘ゲーム『カードハンターさくら』に、制服姿と魔法少女姿の両方として出演。先述の通りの設定なので姿による性能変化はなし。
主人公としてスタンダードな性能になっており、わりと使いやすい。
クロウカードを駆使して戦うため、「封印の杖」や「ソード」「ストロング」による近接戦闘と、「ウォータリィ」「サンダー」「ファイアリィ」などの魔法攻撃による遠距離攻撃の両方で活躍できる。

また、脱力研究所製作の同人格闘ゲーム『まじかるヒロインズplus!』にもえここコメットさんらと共に出演。
ウォータリィ、サンダー、ウィンディ、ファイアリィ、アーシィ、 ライト、ソード、シールド、ジャンプの計9種類のクロウカードを使用して戦う他、パッチによってボイスも追加される。
残念ながら続編にあたる『まじかる★チェイサー』には出演していないようだ。


MUGENでの桜

海外産のキャラが複数存在するが、AIが無かったり、強力なAIを搭載したSeravy氏製のキャラが現在新mugen専用といった問題があるためか、動画への出演は少ない。…お前は今、泣いていい。
カードキャプターみやこ』という原作をモチーフにしたストーリー動画もあるのだが、タイトル通り主役は有間都古であり、桜本人は出演していない。

  • CCI氏製作 『カードハンターさくら』仕様
CCI(David Demianoff)氏によって製作された『カードハンターさくら』のドットを使用した制服姿の桜。ディスプレイネームはもちろん「CCI Sakura」である。
現在「M.U.G.E.N CHINA」で代理公開中。

きちんとシールドなどの原作要素が搭載されている他、ゲージ溜めやどこかで見たような乱舞技も追加されている。
このページで紹介しているキャラの中では 最も普通に格ゲーしてくれている のだが、AIがないため残念ながら動画での出番は殆ど無い。
氏が製作した女性キャラのご多聞に漏れず、 豪快な脱衣KOも搭載 されているのだが、これでは宝の持ち腐れである。
…しかし小学生相手にも脱衣KOを仕込むとはさすがはCCI氏と言うか何と言うか、…歪みのないお人である。

プレイヤー操作での活躍を収めた貴重な動画。7:00頃~

2016年2/11、hatya氏によってAIが作成、公開された。デフォで強ランク、
2種の強化スイッチで凶中位~狂下位あたりまで強さが変化する。

  • Noah氏製作 『まじかるヒロインズplus!』仕様
えここも製作しているNoah氏製作の『まじかるヒロインズplus!』のドットを使用した桜。
原作で使えた9種のクロウカードは全て使用可能だが、ボイスは搭載されていない。
クロウカードは全てゲージ技になっているのだが、その割にゲージ効率が良くなく、ゲージ溜めの類も無い。
そのため、ゲジマユなどの特殊ルールでもない限り ステッキを使用した肉弾戦 に終始しがち。

デフォルトでAIを搭載しているのだが、氏本人が「level-easy」と評している通り、あまり強くない。
一応持っている技は振るようだし、AIの無いCCI氏製桜に勝つぐらいは出来るが、動画で使用出来るレベルではなさそう。

2013年1月にMUGEN1.0版もリリース。
作者によるAIも新規に搭載され、こちらのAIは一転してめちゃくちゃ強くなっている。

  • Seravy氏製作 アレンジ仕様
CCI氏製と同じくドットの元は『カードハンターさくら』だが、こちらは制服姿、ネコミミドレス、道化師服の3種類の衣装がある。
現在公開されている最新版は、SFFv2が用いられた新MUGEN専用キャラになっている。
また、桜自身が衣装ごとに3種類のsffを別個に持つ他、同じシステムを使用している柊沢エリオル、「無」のカード、ユエ、李小狼と一つのファイルに同梱して公開されているためファイル容量が約230Mという膨大なものになっている点も注意(DL時の圧縮されたファイルは30Mほど)。

東方緋想天を意識したアレンジが大幅に施されており、魔法が全体的に強化されているのに加え、ランダムにカードをドローするシステムも採用している(当然、デッキを構成するのはクロウカード)。
その種類たるやすさまじいものがありなんと53種類
要するに原作だけではなくアニメの裏設定にある物まで全て網羅している。
デフォルトでAIを搭載しており、弾幕で固める合い間に ガード不能 の飛び込み技である「ソード」を混ぜてくるなど、中々エグい戦法を取ってくる。

ちなみに、後ろで知世がビデオを片手にうろちょろするが、ただそれだけで何もしない
少しは働け」と言いたいところだが、これが原作再現だからしょうがない
氏のサイトは有害サイトとしてブロックされる場合もあるため、ダウンロードする際は十分注意しよう。

13:55頃から登場。21:00頃からキャラ解説あり。

…にしても海外でこれだけキャラが製作されるということは、海外でも原作の人気が高いということだろうか?
誇っていいことなのかどうか分からんな…。


出場大会

削除済み

プレーヤー対戦