暁絶


「諦めろ、俺の刃は全てを切り裂く…」

ザウスのシミュレーションRPG『永遠神剣』シリーズの登場人物。
あかつき ぜつ」と読む。
『聖なるかな』(PC)『聖なるかなスペシャルファンディスク』(PC)『聖なるかな ―オリハルコンの名の下に―』(PSP)に登場している。
その他、『聖なるかな』の外伝にあたる『精霊天翔 ~Crystal Friends~』(PC)にも顔見せ程度だが出演。
CVは 中田純 氏。


原作でのキャラクター

永遠神剣第五位「暁天(ぎょうてん)」を所持している「枯れた世界」出身の神剣使い。属性は黒。
物語の開始時点では主人公世刻望の親友として物部学園に在籍している。
しかし、その目的は滅びを宣告された出身世界の復讐のために望を殺して力を奪う事であり、望が神剣の力に覚醒した後は敵対する事になる。
非常に強い力を持った神剣使いだが、その反動として徐々に身体が滅んでいくという運命を背負っており、
自らの故郷で望との一騎打ちに臨んだ時には余命幾許もない状態だった。
その後、望によって自分の能力に内包されていた滅びの運命が消滅した事、倒すべき敵の一致などの理由により仲間に加入する。

性格はシリアスな場面においては冷静そのもの。
復讐に囚われつつもそれによる暴走などは見られず物事を客観的に見る事が出来る。
中二病全開な見た目や設定に反して平時は常識的でほどよくノリもよい世渡り上手。
序盤や正式に仲間として加入した後の日常パートではよく主人公をからかっている。
男装した美女に見えるほどの超美形で女子生徒にも人気…らしいが、
作中のヒロイン勢は主人公に夢中であり、絶が後述のナナシ以外の女性からモテている描写は特にない。エロゲ親友枠の宿命。
ただしのヒロインからは望やスバルとの関係に需要があるようだ。
前世は復讐の神ルツルジ・ソゾア。ゲームのプロローグでは主人公、望の前世である破壊神ジルオルと対峙する。
永遠神剣「暁天」は刀型の神剣で非常に切れ味に優れており、絶の巧みな技術により鋼鉄をも容易く切断する事が出来る。
また主人公、世刻望の神剣「黎明」とは対となる存在(暁天、黎明は共に夜明けの意)で叢雲の力の一部である。

「暁天」の神獣であるナナシと共に行動している。ナナシは普段は妖精サイズだが、
下記の能力で自分を縮めているため力を失うと大きくなり、人間と同程度になる。
能力は非常に高いレベルの空間制御で、空間を操る事で気配を消したり敵を潰したり出来る(絶が単独で分枝世界を行き来出来るのはこの能力のため)。
常に絶を支え続け、遂にファンディスクにおいて恋人同士となった。ロリコン?神獣には年齢など無いので問題無し。……多分。
なお、絶は「もっとちゃんとした名前を考えてやればよかった」などと言っているが、ナナシ本人はこの名前を気に入っているようだ。


原作中の性能

ゲーム内での性能は回復以外は過不足無く揃っており、全難易度を通して常に第一線で戦える。
『聖なるかな』は黒ゲーと言われる事もあるほど黒属性そのものが強いゲームである。
黒の特色としてアタックに敵のHPに比例して攻撃力が上がる%攻撃スキルを持っているため、難易度が上がれば上がるほど攻撃力が増加する。
最高難易度では真ラスボスを1コストの攻撃一発で沈めるほど。
また、サポートでは戦闘後すぐに行動可能になるというターン制の根本を揺るがすスキル「ファイナルベロシティ」を所持しており、
ミッションクリア時の評価はクリアターン数で決まるため、半ば必須スキルとなっている。
黒のディフェンススキルの特徴は受けたダメージを一定量返すというカウンター効果だが、
『永遠神剣』シリーズ自体が基本的にやられる前にやるゲーム性のため、反射ダメージが生かされる場面は少ない。
他の黒属性キャラ2人(ソルラスカカティマ)と異なり、%攻撃スキルの必要マナが1であり攻撃とベロシティとの間にラグが存在しない、
唯一ベロシティを3回連続行動が可能な「III」まで覚える(他2人は「I」だけ)ため、
最大20回連続行動可能でずっと俺のターン!など、サポートに関してはトップクラスの性能を持っている。
後述のようにMUGEN内ではファイナルベロシティは凶悪技として知られているが、バランスの投げ捨て具合はぶっちゃけ原作の方がよほどヤバい。

また、防御スキルも味方全体を物理魔法両面でガードしつつダメージを反射するもの、
相手のマナ(スキルを使用する際に支払うコスト)を削るものなど高性能。
その代わり他の黒2人に比べて基本となる速さの数値が低かったり(行動IP=素早さの最大値が他2人が31と27に対して終始23)、
高レベル帯での物理攻撃力の伸びが低めなため他2人に対して若干火力に劣る、やや器用貧乏寄りのキャラ。
敵として登場したときにのみ所持しているアタックスキル「無常の太刀」は、
原作最強スキルであるナーヤの必殺技の25%を超える35%ものHP効果を誇る壊れ性能。
しかし、代償として絶自身の寿命を削っていた能力であるからか仲間になったときには忘れている。
その代わりとして覚える「無名の太刀」は、原作では高コストの割に微妙な性能でカットインかっこいいだけが取り柄のスキルであるため、余計に残念。
参考動画


MUGENにおける暁絶

+ IF氏製作
  • IF氏製作
二段ジャンプ、空中ダッシュなどを所持。歩き速度は遅く、前ダッシュは一瞬姿が消えた後一定距離を進むステップタイプのものである。
通常技はXとYが範囲が広く制圧力が高く、地上版Zはガード不能となっている。チェーンで繋ぐ事が出来るため、通常攻撃のみで崩す事が可能。
また、Yの納刀モーションは攻撃判定を持っているものの全体フレームがかなり長いため、下手すると当てて反確の時もある。
他のIF氏製作『聖なるかな』キャラと同じくゲージの自動増加を持ち、挑発によりゲージを0.3回収する事が可能。
必殺技は3つ存在しており、突進技、遠距離攻撃、ガード不可突進が揃っている。
特に発生一桁で一瞬で画面端まで届く飛び道具が非常に強力である。

ゲージ技では1ゲージ技の種類がかなり多く、7種類持っている他、2ゲージ技と3ゲージ技を2つずつ持っている。
その中でも1ゲージ技のファイナルベロシティは「自分以外の動きを遅くする」技として搭載されており、
攻撃がヒットしたところで発動すればそのまま効果が切れるまで追撃し放題の上に先述のガー不攻撃や飛び道具から普通にキャンセルでき、
さらに発動中でもゲージ回収出来るため効果時間中に1ゲージ稼いで無限ループになるという、ある意味原作通りの恐ろしい技になっている。
コンボだけでなく、立ち回りで使った際でも相手からすればこちらの動作が全て3倍速になるのと同義のため行動抑制力が非常に高く、
特に対AI相手だとMUGENの仕様上AIはpauseなどによって時間が停止している間は一切ガードが出来ない
(停止前にガードモーションに移行していても貫通して攻撃を食らう)ため、2/3の確率でこちらの攻撃がガード不能になるというおまけ付き。
また、発動モーション中(というか暗転終了まで)は無敵であり、おまけに暗転が全体動作よりも長いため、
ファイナルベロシティ発動モーションが実質1Fで完了し、さらにその後暗転中に自分だけ動ける時間がある。
具体的に言うと、ファイナルベロシティ→終了後すぐに発生14F以下の攻撃技と繋ぐと、実質発生1Fの無敵技(+対AIの場合ガー不)として機能する。
ただし、当然と言えば当然だが時間鈍化中に無敵時間が付与されるなどといった事は無いため、
飛び道具や設置などには普通に引っかかってしまうし、場合によっては無敵技でも切り返される。
また、界王拳と異なり効果時間中に自分が攻撃を食らうと食らいモーション中は自分の動きまで遅くなってしまうため、
被弾後の相手のコンボを抑制出来たりはしない。
とはいえ相手の全技の発生が実質3倍遅くなるため、注意していればそうそう相手の攻撃にひっかかる事はないのだが。
ファイナルベロシティ連発での開幕10割量産のインパクトと、その際高らかに技名を叫んでいる事から、絶の代名詞的な技となっており、
コメントではよく「ベロシティさん」と呼ばれている。…むしろ名前で呼ばれる事の方が少ないかもしれない。
また、『なるかな』キャラがMUGEN内で認知されだしてから現在に至るまで、同ゲーム出身キャラで最も大会での出番が多く、
知名度の高いキャラであるため、『なるかな』キャラがまとめて「ベロシティ勢」と呼ばれる事すらある。

ちなみに、よく「ファイナルベロシティを使わないと永久が出来ない」と思われがちであるが、前ジャンプJ中J強を繰り返すだけでも永久になる
(ジャンプ攻撃を用いた永久については他のベロシティ持ちについても大抵同じ事が出来る)。

その他にも相手のガード姿勢に反応して相手位置サーチのガー不飛び道具を出す設置技の「アイアンメイデン」や
動作中完全無敵で時間差で相手の足元に衝撃波を発生させるため切り返しに使える「ダークインパクト」など高性能なゲージ技が揃っており、
自動ゲージ回収のお陰で攻め込まれていても勝手にゲージが溜まるため、窮地に追いやられても逆転性が高い。
また3ゲージ技の無限回廊使用の際にのみ、ナナシの姿を確認する事が出来る(声自体はアイアンメイデンなどでも聞ける)。
カラー差は存在しない。

2012年2月25日にはIF氏のサイトで修正パッチが公開された。
このパッチを当てるとファイナルベロシティの効果時間が約半分になる(IIIからIIになる?)他、
一部のバグが修正され、Z.A.I.氏の製作したルプトナとの特殊イントロが追加される。
また、暗転補正が強化されるためファイナルベロシティによる永久の火力が低下する。
現在はキャラ本体に組み込まれている模様。

AIはデフォルトで搭載されている他、○○うめぇ氏及びTry氏による外部AIも存在する。
○○うめぇ氏のAIは現在入手不可。
ゲージがあるとファイナルベロシティを多用し、連続技から体力を一気に奪い去っていく。
全開にすると狂に足を踏み入れるらしいが、作者によって自重しているため凶中位程度の強さであろう。
ファイナルベロシティコンボの〆に再度ファイナルベロシティでコンボを継続してくる場合があるが、これを常に狙うAIレベルは存在せず、乱数次第である。
ただし、ベロシティ発動からのジャンプ攻撃が空ぶる場合はほぼファイナルベロシティで追撃してくる。
上記の修正パッチには非対応。

Try氏のAIは2012年5月29日公開。
会者定離の太刀を積極的に使う他、AIレベルを最大まで上げると積極的に永久を狙ってくる。
が、暗転で補正がかかる関係で他の黒属性の2人より永パの瞬間火力が低く、
硬い相手だと倒しきるのに時間が掛かったり時間切れになったりする。ある意味原作再現かもしれない
ちなみにマスギ相手の場合、HIT数は少ない時で1300前後、多い時だと大体2000前後。
上記の修正パッチを当てている事が前提のため、導入の際は注意が必要。
更新によりAIレベルを最大にした際のループ回数を設定出来るようになった他、AIレベル4以上でファイナルベロシティを積極的に使うか、
ファイナルベロシティの使用率を減らす代わりに他のゲージ技を使うかを選択出来る「ファイナルベロシティ脳」スイッチが搭載された。
なお、動画に出す際はファイナルベロシティ脳スイッチのON・OFFを表示して欲しいとの事。
更新により新AIと旧AIに分けられた。新AIでは積極的に永久するモードが削除されたため、永久したい場合は旧AIを使用するようにとの事。
ただし現在旧AIは公開停止。
また新AIは動画使用時の注意点として「ループ回数が3以上の場合はどこでもいいのでループ回数を記載する事」と、
「ループ回数が3以上かつループが始まってから100Hit以上しても倒せそうにない場合なるべく動画ではカットして欲しい」が追加された。

+ 大会ネタバレ
  刀  トーナメントには○○うめぇ氏のAIを搭載して出場。
『永遠神剣勢』として初の優勝を果たしていたりする。

ライバル求めて剣劇トーナメント!ⅡにはTry氏のAIで参戦。7回戦において剣子と対戦し、
タッグを結成(タッグ名は「絶剣」)するがこれがある意味全ての始まりであった。
その後、大会で誕生したタッグが集結した第一回剣劇名タッグ決定戦において、大会終盤までボス2組を粉砕するなど無双状態をやらかした。
そしてその強さのまま圧倒的勝率で優勝してしまった。

+ 十字星Nkz氏製作 暁絶N
  • 十字星Nkz氏製作 暁絶N
上記のものの強化改変版。2012年10月7日公開。
こちらは前述の修正パッチを当てた状態で改変されている。
Ver1.15からはそれまでのVerとファイル構成が変わっているので注意。
基本性能としてステータスが上昇している他攻撃後の隙が大幅に減っており、いくつか新技も搭載された。
特殊ゲージとして「暁天」が搭載されており、1発被弾ごとに上昇するほか下記の対狂モード起動時には上昇率がアップする。
現在追加されている技は、ガードキャンセルリコイルガードと出が早い弱攻撃、
当身技の「夢想太刀」と「待の先」に加えて5ゲージ消費の一撃必殺技「無常の太刀」。
その他にもデフォルトで特定の動作中にアーマーが付加されるようになっている(ただし、2Pカラー選択時はアーマーがOFFになる)。

また、性能変化スイッチが搭載され、ゲージの自動増加や黒ガード、ファイナルベロシティの設定などを変更出来るようになった。
中でもファイナルベロシティはI~IIIから選べ、ある意味かゆい所に手が届く仕様となっている。
この他、2013年10月の更新で特殊やられとしてブリス謎ジャム猫耳モード学園に対応、
6Pと9P選択時に常時1ゲージ化(溜まる事も減る事も無い状態)するようになった。
またVer1.20からは暁天ゲージを消費して発動する食らい抜け「滅びの解放」が搭載され、
3P選択時に攻撃力・防御力低下、一部のガード不能効果削除などが付く弱体化モードが起動するようになった。

更新で対狂モードとして7P~9P選択で攻撃力1.6倍・被ダメージ80%に、10P~12P選択で攻撃力2倍・被ダメージ60%に上昇するようになり、
さらに攻撃力の上昇とは別に会者定離の太刀を始めとした一部技の火力が大幅に増加し、食らい抜け発動時に相手ゲージを破壊するようになる。
また、10P~12P用の強化として「威霊の錬成具」と「真夜の錬成具」が追加された(元はどちらもカティマの防御スキル)。
ただし処理が特殊なためか錬成具起動時に特定の技を食らうと増殖するらしく、増殖防止として一部技のスーパーアーマーをON・OFF可能。
「威霊」は10PでレベルIが、12PでレベルIIが発動する。
レベルIは地上判定の投げと飛び道具を無効化し、レベルIIはそれに加え空中でも投げと飛び道具を無効化するようになる。
「真夜」は11Pで発動し、地上・空中問わず飛び道具以外の攻撃を無効化する。
なお「威霊」発動中は絶が若干薄くなり、「真夜」発動中は絶が若干黒くなる(Readmeの通りに記述を弄れば外見の変化を無くす事も可能)。
先述の性能変化スイッチでこれらのカラーによる強化要素を入れるかどうかを選択可能(デフォルトでは全てOFF)。

Ver1.10からファイナルベロシティがほぼ永続するようになる「ふぁいなるべろしてぃ☆」モードが削除され、対狂モードにレベルIIが追加された。
この対狂IIを選択した場合、対狂Iの仕様に加えてファイナルベロシティIIが発動から270F、IIIなら発動から320Fの間無敵が付与されるようになる。
また一部の技が即死級の威力に上昇する(例として雲散霧消の太刀が1発1000前後、会者定離の太刀がフルヒットで3000以上)。

+ 追加技の説明
弱攻撃
発生3Fの上キャンセルも可能なため技の出が遅めな絶にはありがたい技だが、空中では使えずリーチが短いため使用する状況には注意。
ガードキャンセル
ガードモーション中に(攻撃を食らう前に)コマンドを入力する事でアーマー付きの突進を繰り出す技になっており、
ノーゲージで発動出来る代わりに、ダメージは極めて低い(およそ20ダメージ)。
また更新により0.3ゲージを消費してガード硬直中でも発動出来るようになり、
Ver1.15からはゲージ消費版のガードキャンセルの硬直が減るようになった(対狂モードではゲージを消費せず使える)。
絶妙の太刀受
一種のリコイルガードで、ガード時の黒カウンタースイッチを変更する事で使えるようになる。
猶予は1Fだが、成立すれば反射ダメージを与えつつ相手のゲージを0.5本(対狂Iで0.75本、対狂IIで1本)減らし、更に相手より先に行動可能になる。
元ネタは絶の単体防御技で、敵の絶が持つ最大防御。敵の攻撃を全く同じ速度で受け流す事で集中力を乱す(猶予1Fも恐らくここから)。
防御性能自体は夢想太刀のほぼ下位互換、かつカウンター効果も無いが発動時に相手のマナを減らす効果を持つ。
夢想太刀
地上・空中問わず投げを含む飛び道具以外の攻撃に対して発動し、
全体動作54Fの内発生から当身判定が48F持続(残り6Fは無防備)する高性能技だが、
ステートは奪わないため無敵付き攻撃にはあまり効かない。与えるダメージは100前後。
元ネタは味方全体防御とカウンター効果を併せ持つ絶の最大防御技。
待の先
月華の剣士弾きのようなもので、全体動作20Fの内発生から9Fまでが当身の受付時間。
こちらは夢想太刀と違いコンボに繋ぐ事が可能だが、飛び道具や投げを弾く事は不可能で本家と違い空中からの攻撃も弾けない。
また当身判定が絶の前方にあるため、背後からの攻撃は普通に食らう。
元ネタは絶の防御技で最もダメージ反射率の高い技。「先の先」と名前が似ているが、名称の元ネタなのかは不明。
無常の太刀
夢想太刀と同じく飛び道具以外のあらゆる攻撃に対して発動、
大ダメージの斬撃により相手を即死させ、さらに相手のゲージを0にする。
更新により当身に関する性能変化スイッチが廃止、攻撃時には通常の大ダメージとオーバーフローのどちらかがランダムで発生するようになった。
対狂II起動時には体力3割以下で即死当身化するが、作者曰く「うまくいかないことが多いのであってないようなもの」との事。
Ver1.16からは無名の太刀を含めてカットイン回数がカウントされ、
カットインが3回出ても倒せなかったラウンドではカットインが省略されるようになった。
元ネタは敵の絶のみが使えるゲーム中最大の威力を持つ技。
原作では使用可能回数が1回しかないものの、
35%もの%ダメージを持っているために、SuperHardでまともに受ければ即死という文字通りの必殺技だった。
重ね重ね味方になっても使えていれば…まあ実際に使えてもオーバーフローでまともに使えない気もするが

IF氏の絶同様、Try氏による外部AIが存在する。
こちらも永久用のAI(旧版)と通常のAI(新版)が分けられており、新版を使用する場合の使用条件も同じ。
ただしこちらも旧版は公開停止、本体も更新されているため非対応。
また新AIは設定で無常の太刀を使用するかどうかが選択可能(更新でレベル制になった)。
ONにしてもゲージ消費が激しいキャラなためデフォルトだと中々見れないが、ゲージ自動上昇スイッチを2以上にすると容赦なく狙ってくるようになる。
2016年8月の更新で対狂モードAIスイッチが追加された。名前通り対狂モード用のAI設定で、ONにするとゲージ技のぶっぱ頻度が跳ね上がる。
ただしその分ゲージ自動上昇が0~1だと必要な時にゲージが足りずかなり厳しくなるので注意。

2017年9月にbus氏による絶N用強化パッチが公開された。Try氏AIに追加して使用するものなので本体のみでは動作しない。
全攻撃がモーション中無敵かつ一部を除く当身を無効、オートでナナシが無限回廊発動&落下即死化、
無常の太刀が常時即死当身化&アンダーフローパターンの代わりに落下即死パターン追加、
投げや一部当身でステートを奪わないと被弾時即暁天ゲージ無視で当身付き滅びの解放発動&体力減少量の6割回復&ゲージ最大化などが施され、
最弱設定でも狂上位クラス、最強設定で狂最上位になる。
コンセプトはもっと上のランクで戦う絶Nを見たいというものらしく、
常時監視ステートがAI側に入っている事もあってか常時監視改変無し、かつ永続ターゲットや超即死、ステ抜けなどを使用せずに製作されている。

+ 大会ネタバレ
新章・希望vs絶望 無理ゲー挑戦大会 殺戮の祭に参戦。
大会最終盤まで0勝2敗と活躍出来なかったが、最終パートにて希望軍残り2体、絶望軍残り3体という正に絶望的な状況の中、SMHの撃破に成功。
最終的に希望側キャラ最後の1人となり、同じく絶望側最後の1人となったゴッドワルドとの一騎打ちに臨み、見事勝利を納める。
結果唯一の勝ち残りキャラとなり、希望側を劇的逆転勝利に導いた。
余談だがゴッドワルドとの最終決戦の際、絶の台詞が
  1. 1R目開始時に「外の掃除は終わった(他のメンバーが脱落して絶とゴッドワルドのみになった)ようだな」
  2. ゲージ技で「力を借りるぞ」「終わらせないためにも、そして…誰かの為に戦うのも、悪くないよな!」
  3. 1R目の勝利台詞で「決着をつけよう」
  4. 2R目の勝利台詞で「終わりだ」と、
最終決戦という状況に悉くマッチングしたものであった事も最終決戦が盛り上がる理由となった。


この他、Z.A.I.氏によるIF氏のものの改変版も存在していたが、現在は公開されていない模様。

出場大会

+ 一覧
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
非表示

出演ストーリー



最終更新:2023年05月20日 00:05