不破刃



「うおおおおおおおおぉぉ

      ぉぉぉぉぁぁぁぁぁ!!!」

 格闘スタイル:不破流忍術
 誕生日:9月4日
 星座: おとめ座!
 年齢:28歳
 血液型:O型
 身長:185cm
 体重:80kg
 職業:忍者
 宝物: 自らしたためた忍びの密書
 当面の目標:如月影二の抹殺

SNKの格闘ゲーム『Art of Fighting 龍虎の拳外伝』に登場する忍者。
ふは じん 」と読む。しょっちゅう間違えられるが決して「ふわ」ではない。
通称は「 師範 」、「 不破師範 」、「 すごい漢 」など。
声を演じたJAI氏は当時の生駒治美氏のマネージャーさん。*1

 唯一の出演作品である『Art of Fighting 龍虎の拳外伝』では見た目の割りに結構シリアスなキャラである。
 かつては如月影二と同門の如月流忍者だったが、次期総帥の座に自分は推薦されず影二が推薦されたことを恨み、
 打倒影二のため我流で「不破流忍術」を編み出し半裸で世界中を回り修行に明け暮れていた。

 ある時グラスヒル・バレーという街で夜な夜な行われる賭け試合の噂を聞きつけた。
 闘いを求めてさっそく街を訪れた不破師範、そこで極限流空手の使い手リョウ・サカザキがこの街に来ている事を知る。
 あの如月影二が抹殺を企てるほどの極限流、そして影二を倒した男…。
 不破師範はリョウの力を確かめるべく彼の捜索を開始する。

街のあちこちで闘いまくり、雄叫びを上げまくった不破師範はリョウと念願の対面を果たした。
いても立ってもいられない不破師範は、「お前と闘う理由などない」そう答えるリョウに対して
「問答無用、参るぞ」と暴漢さながらに襲い掛かる。
そしてリョウに勝利したかに見えた不破師範だったが、意外に鋭い不破師範はリョウが全力を出していない事に気付く。
リョウを問い詰めるが「俺はさしたる理由もなく闘いたくない」、
「お前の拳には殺意しか感じられない。お前は何故その拳を振るうんだ」と逆に問われる。
その問いに不破師範は「 忍の拳は時として人を殺める場合もある。拙は影二を倒すため。拙の全てを奪ったあやつを…
と、忍の道 と私怨丸出しの意志 をシブい雰囲気で説く。
「影二を倒した後でお前はどうする」の問いには「貴様に話すことではない」と返答。
その後に何か壮大な野望があるのか、それとも何も考えていなかったのかどうなのかは不明。
やり取りの最後に不破師範は「リョウ、一度日本に来るがいい」と誘ったが、
理由を聞いても「来れば分かること」とだけ答えており真意は師範のみぞ知る、である。

そして次の刹那、不破師範は姿を消し影二を追って闇を彷徨い続ける。
その後まともに登場している作品が無いので、今もなお闇を彷徨い続けているのかも知れない。 ・・・・すごい漢だ。

+ オレの名は不破刃! キサマを倒して影二より強いということを証明してくれる!



半裸に頭巾という威圧的な格好をしていて、叫び声も非常にうるさい
格ゲー界に忍者多しといえど、ここまで見事に忍んでいないのは彼ぐらいしかいない。
「不破忍道入門」の冒頭の文章曰く、「不破流と不破流がぶつかり会う時そこは危険な騒音空間になってしまうだろう」。
如月影二と同門だったわりに流影陣しか共通点が無いじゃないか、と当然の疑問を持たれる御仁も多いと思われるが、
「次期総帥候補の座から引き下ろされた刃は山を下りてから独自の方法で修行を積んだため、
 彼の使う技はほとんどがオリジナルのものとなっています。
 したがって、一部の技を除いて2人の技はまったく別のものとなっています」
(龍虎の拳外伝 完全攻略マニュアルより)
と、この様に開発者が答えているので、あの数々の妙技は自分で編み出したと思われる。
リョウ・サカザキとの出会いにより、彼個人に対しても何かしら思う所が出来たそうである。

 発売当初は見向きもされなかった漢。
 当時は人気があるとは言えないものの、異常な服装、雄叫びや対人戦勝利画面での敬意セリフである
 「 ・・・・すごい漢だ。 」などに魅入られた根強いマニアックなファンがいる程度であった。
 新声社のゲーム情報誌「ゲーメスト」では一部読者からマニアックな支持を得られていたが、
 芸文社のネオジオフリークでは読者層の違いからか全くと言っていいほど話題にならなかった。
 しかし編集部内では勝利台詞を真似た「・・・・すごい漢(かん)だ。」が一時期流行したそうである。

その後個人サイト「墓標」でそのキャラクター性がクローズアップされ、一躍知名度を上げる。
これだけではない。なんと同サイトの人気投票において、
見事 クイーンズゲイト参戦予想キャラNo.1 の座を獲得した。
+ 証拠
言うまでもないが、あくまで「予想」という名の願望(つーかただのネタ)であり、 1位になったからと言ってどうこうなるという話ではない

またゲーム雑誌『アルカディア』(2010年5月号)の付録のDVD『ネオジオ名・珍場面77連発』にて、
他は基本的に バグ関係の動画 (永久コンボ関連の動画が多く、一部がグラフィックがおかしくなるなどのバグ)なのに、
「不破が香澄を脱衣KO→ ・・・・すごい漢だ。 」の場面が なぜか通常の戦闘シーンにもかかわらず収録されている
現在、彼がどれだけネタキャラとして定着したか分かるデータである。
(これ以外では『風雲黙示録』OPと『龍虎の拳』EDや、『ニンジャコンバット』OPや『ニンジャコマンドー』の道中会話なども収録されている。
 龍虎はまだ「名場面」扱いかもしれないが、風雲は 存在自体がネタ という事なのだろうか…)

と、このように ネタ 人気キャラでありながらその後出演機会はなかったが、KOF2002UMでついに背景として登場、
さらにKOF XIIでは、大会解説者として出演(途中経過デモ、タイム・リザルトデモ)を果たした。
AOU09動画 (3:13~) 機会があれば、実に爽やかな笑顔を振りまくデモ画面での師範を見届けてあげよう)
これはプレイヤーキャラ以外のキャラとしては破格の好待遇と言える。
この近年の盛り上がりは、いよいよ師範復活の機運が高まったと言える…かもしれない。

また、『みんなのリズム天国』のリズムゲームの「リミックス4」には和風Verの「レスラー会見」が収録されており、
半裸でムキムキで忍者頭巾と彼を彷彿とするレスラーがいる。

その原型っぽいグレートムタも彼を(ry

…まあムタは試合中頭巾を外すのでここから直接師範を連想するという事はあまり無いと思われる。

肉体の厚みの凄さ故にイラスト等でしか知らない人にはかなりの巨漢と思われていそうだが、
実際には身長の設定は185cmであり、さほど飛びぬけた数字ではない。
同作の登場キャラではカーマンが全く同じ185cmで、実際ゲーム画面でも頭部の高さが大体同じ、
ついでに言えば179cmのリョウよりは頭部が明らかに高いが、180cmのロバートとは大差無い程度に表現されている。
そのため原作をやっていた人間なら「デカい」ではなく、「太い」ないし「丸い」という印象が強いだろう。
ボディビル的にはデカいで合ってるかもしれないが。



原作における性能

そのイロモノっぽい容姿に違わず、飛び道具や対空技を持たず、
殆どの技の隙もかなり大きいためにカウンター系のキャラクターとなっている。
こういうところが非常に忍者らしいと思っていただきたい。
中段の頭突きで垂直に浮かしてからの空中コンボ、ダウン追い討ちが基本コンボ。
通常技の中でも隙が非常に大きい空中強パンチ「鎌落とし」のモーションだが、
某熊殺しのマッスルデビルの技にやたら似ている。当ててもはずしてもなぜか勝手にダウンするのが素晴らしい。
また、同じ通常技である「屈みパンチ」のモーションもサンダー・ホークのしゃがみ中パンチに似ているが、
これは真空斬首刀の簡略版といえるため、偶然の相似、あるいは向こうがパクったと思っていいだろう。
必殺技の1つであるオトコプターこと「真空斬首刀」のモーションもザンギエフのダブルラリアットにそっくりに思われるだろうが、
しかしこちらは片足を曲げているため、やはりザンギがパクったと思っていいだろう。*4
彼の宿敵である如月影二が使う「流影陣」は彼も使えるが、エフェクトがあたかも 下敷きかセロハンテープ のように見える。
だがその見た目に反し、なんと覇王翔吼拳でさえ跳ね返すことが可能である。
(ただし外伝の覇王翔吼拳は 通常必殺技 。同様の扱いのKOF95においては影二も反射可能であった)
当身投げである「猛牛流投陣」は、相手の攻撃を受け止めて放り投げるが、相手を地面に叩きつけたあとのダメージは 無し
実際には受け止めた瞬間にダメージが入る。ここでも彼のすごい漢っぷりが分かるだろう。

そして師範の代名詞である超必殺技「闘神翔」。
「うおおおおおおおお!!」 と言う叫びと共に己の周囲に気の障壁を発生させる技で、
コマンドは「↓↓+C」と非常に簡単だが出が遅く、間合いが狭いため相手にガードさせることすら難しいという非常に漢らしい技である。
しかし、この技の真価は対極限流空手戦にある。
コマンドが簡単なため龍虎乱舞の構えを見てからでも余裕を持って出すことができ、しかも龍虎乱舞を出すと言うことは
体力が残り僅か、つまり アルティメットKOがほぼ確定する という、対乱舞系に特化した技と言える。
もしかすると影二の斬鉄蟷螂拳に対抗するために編み出した技なのかもしれない。あくまでカウンター狙いとは漢らしい。
またガードのさせ方によっては 体力を10割削る という芸当も可能だが、こちらは大道芸の域である。
詳細はこちらを参照。


ちなみに2002UMで背景出演した際には 両腕に子どもをぶら下げたまま、メリーゴーランドの如くオトコプターをやっていた
マジで何やってんだあんた。

+ 余談も余談の余談なのだが






「流影陣!流影陣!流影陣!!」


MUGENにおける不破師範

MUGENにおいても師範は人気で、雄叫び例をあげると以下のものがある。

不破刃

+ Tin氏製作 龍虎外伝仕様
+ Tin氏製作 龍虎外伝+アレンジ仕様
+ Rel氏製作 UMVC3仕様
+ Zadkiel Mugen氏製作 KOF風アレンジ仕様

Mr.師範

+ poikre氏製作 Mr.師範
+ run氏製作 Mr.師範・改
+ humi氏製作 改変パッチ

のりもの

+ いちる氏製作 不破師弟



「分からんのか?」

「このたわけが!!」

コンプゲーにおける不破師範

本家龍虎のコンプゲーがあまりなく音沙汰もない不破師範だが、『THE KING OF FIGHTERS SHINING』に参戦。
ドット絵は本家だが、操作感覚がKOF仕様となっている。
元々多かった特殊技が必殺技超必殺技に昇格されたが、流影陣が使えない。
闘神翔コマンドが変更され、3ゲージ技となっている。
+ 証拠画像

ニコMUGENにおける不破師範

動画においては○作シリーズでデビューを果たし、ジャンピエール美輪さんと並ぶ同シリーズの顔となった。
また、龍虎キャラの中でも出演しているストーリー動画が多く、彼にふさわしい役割を果たしている。
特に某ストーリー動画では主人公らしい立ち回りとなっており、第一回mugenハイスコア選手権に勝手に自主参加し、ムーブメントを起こした。
その姿はまさにすごい漢であった。
極めつけとして某トーナメントが投稿され、これらの結果見事師範は多数のファンを獲得したのであった。

+ 大会ネタバレ注意

そして遂には、テーマソングまで作られたのだった。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm15768580
・・・・すごイカんだ。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm16769831





「・・・・すごい漢だ。」


出場大会

+ 不破刃
+ Mr.師範
+ Mr.師範・改
【不破師弟】

出演ストーリー

+ 一覧



*2
ちなみにワイラーもロバートの覇王翔吼拳を股間に喰らっている。薬物による肉体強化のためダメージは殆ど無かったが。
何故か『カーマンに指令を』では、覇王翔吼拳は敵の股間にしか撃ち込まれていない。

*3
リョウは不破を一蹴した後、カーマンと分かれてロバートを探しに旅立つシーンを最後に登場しない。
流石に追跡調査にかけてはカーマンの方が上手で、リョウに先んじてロバートに追いついた模様。
なお別ルートで香澄と出会ったかは知らな超重ね当て!!

*4
餓狼・龍虎の世界の格闘技は全て帝王拳に端を発しているという設定がある。
真空斬首刀のモーションは帝王天耳拳によく似ており、由緒正しいSNK格闘世界の歴史を継いだ技と言える。
断じてダブラリのパクリではない、はず。