ヴォルフガング・クラウザー




“ I'll chisel your
                gravestone,
                          sleep well.”
貴君の墓石には私が名を刻んでやる。安らかに眠るがいい


職業: シュトロハイム城城主
格闘スタイル総合格闘術
誕生日: 不明(年齢不詳)
出身地
血液型: A型
身長: 200cm
体重: 145kg
趣味: 中世の骨董品集め
好きな食べ物:
   なんでも(餓狼2、SP、KOF'96)
   血のしたたるステーキ(RBS、RB2)
得意スポーツ:
   興味なし(やれば何でも出来る)
特技: ギャンブル全般 (意外とセコイ)
大切なもの: 騎士道精神
嫌いなもの: 虚栄・虚構


餓狼伝説』の登場人物。
フルネームは「ヴォルフガング・クラウザー・フォン・シュトロハイム」。
担当声優はマイケル・ビアード氏(餓狼2・餓狼SP)、B.J.LOVE氏(RBS・RB2・KOF96・KOF98UM)。
モデルは「プロレスの神様」ことカール・ゴッチ。

ギース異母兄弟
モーツァルトやゴッホなどの芸術家を崇拝しており、彼らが音楽や絵画の天才であるのと同様に自分は格闘の天才であると自負している。
邪魔する者を容赦なく抹殺する冷酷非情な性格だが、敵と認めた者には正面から戦いを挑む騎士道精神の持ち主。
ギースを子供の身でボコボコにし、ジェフ・ボガードと不知火半蔵を2対1でありながら圧倒した経歴を持つ。
更に鬼と呼ばれていた若い頃の山田十平衛とも戦い勝利している。

額の傷はその際にジェフの(地を這う技であるはずの)パワーウェイブを受けたことによるものという公式設定がある。
これはバーンナックルパワーウェイブを間違えて表記してしまったことが真相なのだが、
面白かったので修正しなかった」とのことらしい。
ちなみに漫画(MONDO.恵によるSNK公式ストーリー)などでは、止めを刺そうとして「RB餓狼」や「KOF96」のような
前傾姿勢でダッシュをした所に不意打ちでパワーウェイブを食らったという形が見られる。
再現をする際にどの漫画家も苦労しそうな部分ではありそうだ。

あのギースもクラウザーを恐れていて対決を避けていたため、餓狼シリーズにおいて最強の存在として君臨している。
だが、クラウザーもまたギースを難敵と警戒しており、ギースとの戦いに関してはかなり慎重になっていたようだ。
結局餓狼2~RB餓狼でギースが死ぬまでの間に一度も直接対決をしなかったので、壮年期に戦ったらどちらが強かったのかは不明である。
どちらにせよ共に餓狼伝説を代表する二大巨頭。ギースと比べて外部出演作は少ないものの、その魅力は今なお衰えていない。

餓狼伝説2において、ギースが死亡した(実際は死んでないが)という報を受け表社会にのし上がる為にKOFを開催。
だが最終的にテリーに敗れ、その後に自害したとされている。
その際に直属の部下の闘士の一人であるビリー・カーンはその隙に彼の持つ秘伝書を奪うのだがそれは又別の話。
SP系やRB2、ストーリー展開のあるPS版DOMINATED MINDにはパラレルということで出演している。

一方でSNK携帯サイトでギースの死後の小説が出されているが、其処では健在でボブ・ウィルソンを瞬殺する実力を見せ付けている。
これも公式の設定として出されたものなので上記の行動との矛盾が混ざるが、
こうして公式で出したならば生きていたものとして考えるのが妥当だろう。(餓狼2の頃はクラウザーの設定が完全じゃなかったし)
同作ではギースの死後のサウスタウンを支配下に置こうと乗り込んでくるが、
ギースのいないサウスタウンに魅力を感じず気が削がれた模様で結局手は出さず、もう一つの目的であるテリーとの再戦に臨んでいる。
そこの描写ではギースという異母兄に複雑な感情を抱いていたようだった。

性格は貴族その物で傲岸不遜であるが、決して見栄や虚飾の類ではなく、
王者の風格と覇気、更に最強の名を欲しいままにしている実力を兼ねての余裕からである。
クラウザーにとって自身の戦いは芸術其の物であり、完璧な勝利はもちろんその過程も大切で、
クラウザー自らが戦うという芸術を完成させる為に、戦うべき相手もまた超一流でなければならないと考えている。
その為普段から好戦的なわけではないが、自分が戦うに足ると認めた相手は容赦なく叩き伏せる。
そうして倒した相手が再び立ち向かってくるのを、一種の娯楽として楽しんでいるらしい。

デビュー作の『餓狼伝説2』では、ストーリーデモで初代『餓狼伝説』の出場キャラを倒していき、
最後に壮大な実際のクラシック音楽(モーツァルト作曲、レクイエム・ニ短調『怒りの日』)と共にプレイヤーの前に登場した。
また、この時からSNKは試合前の開始デモを強く意識した作りとなっており、
天井からのカメラアングルのダウン、そしてクラウザーの台詞と、まさに最後の闘いたる演出を施し、今なお強く印象に残るステージとしても有名となった。
格ゲーにおいてSNKの革新的な手法はこの頃から異彩を放っていたとも言えるだろう。
これ以降、様々なゲームでステージ演出にも力を入れたゲームが増えていき現在に至る。

同作では弾速が凄まじく速いブリッツボールと 必殺技 扱いでありながら巨大な飛び道具であったカイザーウェイブを持ち、
また、その巨大な体から放たれるレッグトマホークをはじめとする通常技なども強く、まさにラスボスに相応しい強さと貫禄を備えて君臨していた。

ちなみに、SFC・MD版餓狼伝説2では裏技で三闘士共々使用可能になっており(ただし、MD版は「ラスボスの影武者が反旗を翻した」という設定で実はクラウザー本人ではない。)、特にMD版では、カイザーウェイブがSPよりも先に超必殺技に格上げされ、
レッグトマホークの必殺技版とも言える『激レッグトマホーク』という必殺技が追加された。
この激レッグトマホークは、見た目は単純に足先にオーラを纏わせたレッグトマホークでMD版だけの必殺技なのだが、
KOF98UMにて通常版アンリミテッドデザイアーのフィニッシュにこれと似た炎を縫わせたレッグトマホークが使われている。

餓狼SPではプレイヤーキャラとなり、通常技だったレッグトマホークが必殺技に格上げされた事以外は弱体化が目立つ。
当て身投げ 「立ちガードできる通常技」しか取れなくなったり (餓狼2ではもっと高性能だった。SPで再登場した元祖当て身投げのギースとの差別化だろうか)、
ライン移動攻撃が 全てしゃがまれると当たらなかったり (このためライン逃げされると詰む。ガチ対戦では相手の自粛に期待するしかない)、
さらには有効な連続技がほとんど無かったりと、様々な欠点がついて前作の威厳は何処へやら。


特にカイザーウェイブは超必殺技に格上げされ発生が早くなったものの、なぜか 通常飛び道具と相殺する 仕様はそのままな上、
コマンドが←タメ↗+ACと少し奇抜なため、慣れないと ジャンプが暴発 してしまい、大きな隙を晒すことになる。
後に「カイザージャンプ」と通称ができるほど有名であり、当時は昇りジャンプ攻撃を繰り返しては相手の迎撃の的になるお茶目な皇帝の姿も散見された。
このコマンドについて、スタッフは、
「簡単なためコマンドにしました。2でCPUがガンガン使ってましたので新鮮味がなくコマンドも慎重に考えませんでした。
  防御の形から偶然に出てもいいかみたいなノリで」(ガロスぺムックより)
…ジャンプが暴発するようなコマンドで 簡単な溜めコマンド とはこれいかに。

これらの要素からかつてはガロスペ最弱説が流れていた…が、後の研究により弱Kの判定の強さやリーチの長さの優位などが評価され、
現在のダイヤグラムでは中の上あたりにまでランクがアップしたのだった。(ちなみに現在の最弱はベア)
なお、 当然ながら上記のダイヤグラムはライン移動無し縛りである

クラウザーで餓狼SP大会優勝。もちろん相手はキムばかり
なんというか、ギースといい、ルガールといい、天草といい、ミヅキといい、初期SNKボスは一度は最弱扱いになる宿命でもあるのだろうか。

RBSで復活を果たした時には、最初の頃の痩身が異常ともいえるほど体がごつくなっており、プレイヤーを驚かせた。
が、↑の餓狼2画像と←のRBS画像を見比べると、前者の方が筋肉モリモリだったり
性能もボスキャラにふさわしい強化を受け、高性能追加技も相まってまさしく完全復活といっても過言ではない強さになった。

特に潜在能力のコマンド投げであるギガティックサイクロンは格闘ゲーム史上 初の100ドット越えの吸い込みを成し遂げた技 である。
その法外な投げ間合いと文字通り相手を吸い込む演出、
そしてそれに見合った破壊力を兼ね備えた非常に人気の高い技であり、
クラウザーにキャラが吸い込まれていく様は食らったプレイヤーに「終わった…」と思わせるに十分な貫禄を見せた。

KOFでは'96でボスチームとしてギースMr.BIGと共に出場。
餓狼シリーズとは異なり、通常投げとコマンド投げがプロレスの投げ技、
超高速で飛ぶインパクト大のドロップキック等、プロレスラーのようなキャラタイプにされている。*1

KOF98UMではボスチームが復活。クラウザーはとともに強キャラとして猛威を奮った。
更に研究の結果、庵を離し1強と言われる程の圧倒的な強さを確立し、使用率もダントツであった。
ゲージ依存が若干激しいが、逆転力は強い方なので大将に向いている。
そのため最終調整版の98UMFEでは攻撃力弱体化調整を受け、地位が下がった。

96では一応、ギースが何を企んでいるのかを探るために彼の誘いに乗ったはずだが、
BIGのようにギースに利用されている事を激怒する事もなく、EDではギースを暗殺しようとしたBIGとは違い
満足してギースにいずれまた会う事を告げて帰って行った。
また、KOFといえばルガールがクラウザーのカイザーウェーブと、ギースの烈風拳を使用している事などから、
「実はルガールはギースとクラウザーの兄なのでは」とかいう噂が流れたことも。
(実際、ルガールの方にも「敵対する弟がいる」という設定が初期に存在したが、関連は不明)
ちなみに、98UMではvsSPキャラ特殊イントロがあり、餓狼2・SPの声で冒頭の台詞を言うが、
直後に鎧を脱ぎ捨てる際は96の気の抜けたかけ声のため、違和感ありまくりだったりする。

過去の勝負で付けられた傷がある、帝王という二つ名、上下に撃ち分ける飛び道具、上半身裸、高身長、続編で異様にビルドアップ等、
いろいろとストリートファイターのサガットと共通点が多々あるが、
主人公への執着が強くない ためにストーリーにいまいち絡めず、よく出演機会を逃す という点で両者の個性は大きく分かれる。
正々堂々と戦う強大な武人という括りで上手く対比できるため、カプエスで並ぶことができれば良かったのだが……。

ネオジオポケット専用ゲーム「頂上決戦最強ファイターズ」には彼本人は出演しないが、彼のステージのみ登場
餓狼2、SP時代の懐かしい演出で本編決勝戦を飾ってくれる。
また、クラウザー本人も名前だけは出てくるのだが
それが、 ギースを挑発する為にベガに殺害された (しかも事後報告)という
あんまりにもあんまりな扱いだった。

+ その慢心 当主の名においていさめてやろう

アニメ版では異様に若い姿(26歳)で登場し、これならギースの異母と言われても違和感ない姿になっている。
額の傷や口ひげがなかったり、カイザーウェイブの発動モーションが光の巨人そっくりだったりと色々と素敵な仕様だった。
圧倒的なまでの力は変わらず、それどころかスクリューアッパーで無傷だったり、波動旋風脚を初見でコピーして相殺したりとやりたい放題だった。
ちなみに声は今は亡き鈴置洋孝氏。


MUGENにおけるヴォルフガング・クラウザー

昔からかなりの数が存在していたが、AIの関係かはたまたルガールとキャラが被っているからか、
以前は余り出番が無かったが、虻蜂氏の物が公開されてからはそこら中の動画に顔を出している。
ロックの叔父扱いでトーナメントに出たりもしている。

  • 餓狼2~SP
+ laiso_7氏作(餓狼SP仕様)
+ MASA@DAS氏作(餓狼SP仕様)
  • RB餓狼SP~2
+ Duracelleur氏作(6ボタンアレンジ仕様)
+ 虻蜂氏作(RB2+DM仕様)
  • KOF96~98UM
+ J.Lee氏作(KOF'96仕様)
+ CCI氏作(KOF'96仕様)
+ or2=3氏作(KOF'98UM仕様)
+ Jin氏作(KOF'98UM+XI仕様)
+ 斑鳩氏作(KOF'98仕様)
+ OPIRUS氏作(ナイトメア・クラウザー)

出場大会

ヴォルフガング・クラウザー

シングル
タッグ
チーム
その他
削除済み
更新停止
凍結
非表示

マスタークラウザー

削除済み
凍結

出演ストーリー



*1 広くアマチュア・レスリングも含めるならば、レスリングはヨーロッパで非常に長い歴史を持つ格闘技である。
そうした伝統レスリングからプロに転向、『プロレスの神様』と呼ばれたカール・ゴッチ氏は、『カール・クラウザー』という
リングネームを用いていたことがある。
これらを考え合わせると、格闘技スタイルのベースがレスリングであってもおかしくない……か?