棘皮動物門ナマコ綱に属する海生の動物で、漢字で書くと「海鼠」。世界に約1,500種、日本にはそのうち200種ほどが分布している。
その外見から敬遠されがちだが、味の方は中々美味であり、また、その独特の歯応えはたまらないものがある。
ぶつ切りにして酢醤油や
大根おろしとポン酢で食べるのも良し、煮付けて食べるも良し。
内蔵を塩辛にした「このわた」は
ウニ・からすみ(ボラの卵の塩漬け)と並んで日本三大珍味の一つである。
棘皮動物の例に漏れず再生能力が高く、キュビエ器官(捕食者に吐き出して行動を阻害する触手)を持たない種類(マナマコ等)は、
自ら腸管を吐き出して囮にする事がある
(失った腸は1~3ヶ月程で再生する。逆に言えばそれだけ絶食してもある程度は平気という意味でもある)。
特に再生能力の高い種類など、真っ二つに切られてもそれぞれが失った部分を再生し生きていく事が可能である。
ただしその方法で増えると死滅しやすいらしく、無限に増やす事は難しいらしい。
詳しくはWikipedia等を参照。
その姿形からネタにされる事も多く、アニメの海水浴回では定番で、中でも
大阪こと春日歩や
野原しんのすけとの絡みは有名である。
特にしんちゃんに至ってはナマコ型浮き袋でサーフィンしたり、
グアムの海で拾ったナマコに
「マイケル」と
「スーザン」と名付けて飼おうとしたりした。
しかし
ひろしに
「埼玉は海が無いからナマコは住めない」(もちろんそれ以前の問題だが)と説得され、
海に還す事にしたが、その時には何故か
「トム」と
「ジャッキー」に名前が変わっていた。
MUGENにおけるナマコ
ウォターンや
ニャッキ等の意外なキャラクターに定評のある、こぜに氏製作のオリジナルキャラクターが
何故か存在する。
種族としてはマナマコらしい。
腔腸動物に属する割には動きが俊敏で、這ったり跳ねたりしながら襲いかかってくる。
頭突きや粘液吐き出しで戦う他、自分の同族を呼び出して攻撃したりも出来る。
超必殺技「たっぷりナマコ」は画面全体にナマコの大群を降らせる大技。
攻撃範囲の割にダメージも大きく、うっかりガードを忘れると痛い目を見るハメになる。
外部
AIはカサイ氏によるものが公開中。
遠距離ではひたすら仲間を呼び、近距離では粘液で応戦するという地味に嫌らしい
立ち回りを得意とする。
出場大会
出演ストーリー
プレイヤー操作
最終更新:2024年04月06日 23:24