カーネイジ

イラスト:「超絶!ヤヒくんディメンジョン」より YAHI氏 画


      「血が…」「素晴らしい血が…」

           「…ワインみたいに流れるのさ!」

スタン・リー原作、マーベルコミックの人気作品『スパイダーマン』シリーズに登場するヴィラン(悪役)。
ベノム同様スパイダーマンの能力を持った「第三のスパイダーマン」とも言える存在である。
名前のカーネイジ(carnage)とは 「大虐殺」 の意味を持つ。
血まみれになった様な真っ赤な寄生体シンビオートで全身を包み、
鮮血が迸ったように全身から触手が伸びている異形の姿をしている。
顔はベノムのそれがさらに鋭さを増したもので、より残忍さが強調された印象を受ける。

本名は クレタス・キャサディ (クリータス・キャシディとも)。
世界に対して抱いていた疎外感と復讐心から殺戮を繰り返していたサイコパスである。
幼少時に既に祖母を階段から突き落とし、母の犬を拷問死させたというエピソードを持つ。
その後、行った先の孤児院でイジメの的にされたことを恨み、デートしてくれなかった女の子を
バスの前に突き落とし、舎監を殺害し、孤児院にも放火するという凶行を繰り返す。
当然こんな危険人物が見過ごされるはずもなく、刑務所に収監されることとなった。
だが同房になったのが初代ベノムであるエディ・チャールズ・ブロックだったことから問題が発生する。
エディが脱獄した際に少しだけ残っていた寄生体シンビオートがキャサディにとりついたことによりカーネイジが誕生した。
スパイダーマンへの敵対心が強すぎる以外はなんだかんだ言ってそれほど悪人ではないベノムと違い、
ガチで人類を憎んでおり、カーネイジとなった後も凶行を繰り返し続けた。
このため、打倒カーネイジのためにスパイダーマンとベノムが手を組む事態にすらなったのである。

所有する能力も、ほとんどスパイダーマンのアッパーバージョンな上、ベノムの変形能力や、
さらにはシンビオートを介して相手の脳に細胞を植え付けるという技も使う。

デッドプールと戦った事もある何だその悪夢
が、デッドプールも相当強いはずなのに、3度戦って3度とも返り討ちにしている。
特に3度目は、カーネイジの虐殺の痕跡(血まみれになったボロボロのスパイダーマンの人形など)を見つけて珍しくシリアスしていたにも関わらず瞬殺である。
その後バラバラにされたデッドプールは、シンビオートと共生している犬と合体し、カーネイジと同じシンビオートの恩恵に与ることになり、4度目の再戦を行った。
これでもやっと互角であり、カーネイジの相棒であったシュリークを、幻覚を見せてカーネイジ自身に攻撃させるなどした。

なおスパイダーマンとベノムによって超人刑務所ラフトに収監されたが、後にエレクトロが引き起こした
大規模脱走事件の際に、その場に居合わせたデアデビル、ルーク・ケイジ、スパイダーウーマンの三人のヒーローと互角に戦うも
復活したセントリーの初陣の相手を務め、一瞬で大気圏まで連れ去られたのちに真っ二つに引き裂かれてしまった。

ここまで書いてきたことで想像がつくだろうが、 性格も最低 といってもいい。
法や秩序を軽視し、世界を混沌の渦へと叩き込もうとしている。それも彼自身の楽しみのみで。
世界征服や金銭など、通常の悪役が求めそうなものには一切の興味を示さない。
ここまで「終わっている」ヴィランはアメコミ広しといえども『バットマン』のジョーカーぐらいのものであろう。
(クロスオーバーでジョーカーと共演した際は、自身を凌駕するキ○ガイであるジョーカーに恐怖する場面もあったり)
もっともその徹底した狂気性と暴力性に惹かれるファンが多いことも事実であり、
スパイダーマンのヴィランの中ではグリーンゴブリンやベノムに次ぐ人気を誇る。
そのせいだろうか、マヴカプ1で登場したハイスピードベノム(英語版ではハイパーベノム)は一部でカーネイジの愛称で呼ばれているらしい。
もっともハイスピベノムはどっちかというとオレンジ色だし、ベノムのコンパチなので体格もマッシヴ過ぎるが。

  「俺様は歩く不可能存在なんだよ!

         ルールや論理なんてもんは、俺様には当てはまらねえんだよ!」



MUGENにおけるカーネイジ

  • Seth Zankuten氏製作
ベータ版であるが、そこそこ技もそろっている。
マブカプ仕様のキャラとしてはやや小柄だが、そのわりにリーチはそこそこ。カプコンサイズに
拡大してやってもいいかもしれない。
出の早い飛び道具や相手を引き寄せる技などあり、おそらく手数とスピードで翻弄しつつ攻撃を引っ掛けていくタイプのキャラだと思われる。



      「虐殺の始まりだ!」

  • theFuTuR3氏、T.O.P.S氏制作
様々なカプコンキャラを素体とした完成度の高いカーネイジ。
こちらはそれほど小柄でもなく、デフォルトでほどよい強さのAIも搭載されている。

出場大会


出演ストーリー