夏侯淵




「ハァッ!」

  夏侯淵 (かこうえん、ピンイン: XiaHou Yuan(シア ホウ・ユェン)? - 建安二十四(219)年1月)は、後漢末の武将。
 字(あざな)は 妙才 (みょうさい、miao cai(ミャオツァイ))。
 曹操と夏侯惇の従弟に当たる。
 正妻は曹操の妻の妹(一説では丁氏とも)。

歴史上の夏侯淵

正史では、果断即決の勇将とされ、急襲・奇襲を得意としたことから、
軍中では彼を「典軍校尉の夏侯淵、三日で五百、六日で一千(単位:里、1里は約400m)」と囃したという。
特に涼州平定に功績が高く、数十年と独立状態であった馬超ら涼州の群雄を、得意の急襲で鎮圧。
漢中の張魯平定にも貢献し、蜀の劉備への押さえとして留め置かれた。
しかし曹操はその果断ぶりを褒めつつも、
「将爲れば当に怯弱の時有るべし、但だ勇を恃む可からざるなり。将は当に勇を以て本と爲すも、之を行うには智を以て計るべし」
(将たるものには臆病でなければならない時もあり、勇敢なだけではいけない。勇気を基本としつつも、行動は智で推し量らねばならぬ)
と戒めていた。
その後、夏侯淵は劉備と一進一退のにらみ合いを足かけ4年にわたって続けることになるが、
定軍山の戦いにおいて劉備の火計を受け、自ら少数の手勢と消火にあたっていたところを、
黄忠の急襲に遭い戦死する。
速攻を得意とした猛将である彼にとって、数年にわたる長期の睨み合いは向いていなかったのかもしれない。

『演義』でも活躍はだいたい同じであるが、黄忠と対比させるためか弓の名手という設定が付加されており、
銅雀台の落成式において既に四本の矢が刺さっていた的に振り向き様に射撃し、見事真ん中を射抜いた。

三國無双シリーズ』における夏侯淵

『真・三国無双』から登場。ファンからの愛称は「 淵ジェル 」。4と7では兜を被っている。
初期は柄が悪く、口調も如何にも武将な感じのキャラクターであったが、3〜4辺りからすっかり陽気でメタボなナイスガイ扱いに。
ちなみに彼の使用武器だが、モーション流用も含めて変更回数が全武将中一番多い。
2までは刀だったが、3〜4では棍棒に変わり、5でまた刀に戻ったと思いきやMULTIRAID〜6では弓に。
そして7では「鞭箭弓」という、棍棒と弓矢を組み合わせた全く新しい武器を得意武器としている。
ちなみに製作元が同じ『爆笑三國志』なる本では 「そのプライドは泰山より高く、その思慮は洛水より低く」 とかひどいことを書かれている。


格闘ゲームにおける夏侯淵

格闘ゲームとしては1993年に台湾の「熊猫軟體股扮有限公司(Panda Entertainment)」によって制作されたPCゲーム
SangoFighter(正式名『三國志 武將爭霸』)』、および1995年に発売された続編の
『SangoFighter2(『武將爭覇2』)』に登場。


MUGENにおける夏侯淵

MUGENでは、『武將爭覇2』の韓国語版を元に、General Chicken氏の製作したものが存在する。
従弟ということで夏侯惇とほぼ同キャラである。
違うのはのは顔と必殺技くらいで、実直そうな印象を受ける強面の顔をしている。
必殺技はシンプルな突進技で、夏侯惇よりも若干性能としては劣る。
しかしAIはバク転キックで相手を浮かせた後それを連続で繰り出す地獄ループしてくることがある。
君が!死ぬまで!バク転ループを止めない!
一言でいえば地味キャラだが、なかなか侮れない性能を持っているといえるだろう。
従兄との夏侯惇とタッグを組ませたときのラリアット地獄は一見の価値あり。

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