アルル・ナジャ


「なるほど!!じゃあ、さっそく ぷよぷよ勝負だね」

 身長:158cm
 体重:53kg(ぷよぷよ通~ぷよぷよSUN)/46kg(セガサターン版魔導物語)
 年齢:16歳
 誕生日:7月22日
 スリーサイズ:B86、W60、H85(ぷよ通)/B80、W60、H85(ぷよSUN)/B80、W58、H80(SS魔導)

かつてコンパイルから発売されていたゲーム『魔導物語』及び『ぷよぷよ』シリーズに登場するキャラクター。
+ 『ぷよぷよ』と格ゲーの関係

+ 『ぷよぷよ』は知っているけど『魔導物語』って何?って人へ

初出のMSX2版『魔導』当時は名前が無く、開発者から便宜上「らっこ」「A子」「魔導の女の子」などと呼ばれていた。
しかし雑誌などで紹介する場合に名無しでは困るということで、PC98版以降「アルル・ナジャ」と命名された。
名前の綴りは「Arle Nadja」。由来はクラシック音楽の「アルルの女」と、フランスの作家アンドレ・ブルトンの同名小説の実在の女性主人公「ナジャ」だとされる。
ちなみにナジャの綴りはナージャ・アップルフィールドのそれと同じで、希望を意味するロシア系の女性の名前ナスターシャの愛称である。
年齢は幼年期を描いた作品でない限り16歳であるが、それ以外の性格・容姿・人物関係・戦闘力作品によって異なる事が多い。
これは公式設定そのものが、作品を追うごとに変更・修正を加えられていたためである。
彼女に限らず他の登場人物、ひいては作品の設定そのものも同様である。
一部の登場人物と作品毎に初対面になっている、つまり毎回パラレルワールドになっていることも珍しくない。
元々詳細と言えるほどの設定が無く、かつ作品に携わったスタッフが初期の段階で退社したこともあり、
残ったスタッフや後から入社したスタッフが作品を作っていくことになったからである。
その為、「その時々のスタッフが好き勝手に作っている」、「公式が二次創作」などと言われることもあるようだ。
一人称や口調に統一した設定を作ろうとした動きもあったが、担当者の退社などにより流れた。
この統一設定(没)は、担当者が執筆したライトノベル『真・魔導物語』のタイトルから、真魔導設定などと呼ばれる。
なお、セガサターン版魔導物語も同一担当者による作品であり、真魔導設定に則っている。

+ 『真・魔導物語』とその設定について

幼少の頃から魔導師の為の教育を受けており、6歳のときに(はなまる大幼稚園児のみ5歳)魔導幼稚園の卒園試験を見事合格している。
ちなみにこの卒園試験、オープニングで幼稚園の先生が「今年は試験を受けることができる優秀な生徒はアルルだけ」と発言している。
ここから、アルルが幼少の頃から優れた才能を持っていたことがわかる他、幼稚園を卒園できない園児も少なくないのではと思われる。

その後16歳になったとき古代魔導学校入学への旅に出る。入学の条件は、乗り物などを使わずに自分の力だけで魔導学校に辿り着くこと。
ところが旅を初めて3日目、他人の魔導力を吸収することで自分の魔導力を高めている変態闇の魔導師シェゾ・ウィグィィに捕まってしまう。
アルルは見張りの魔物を色仕掛けでだまして脱出する。その後も旅の過程でアルルは『ぷよぷよ』シリーズでお馴染みの面々と出会い、
そして物語はパズルゲーム『ぷよぷよ』へと続く。
ちなみに、『ぷよぷよ』は同じ色のぷよを4匹繋げて消していくというルールだが、
これは彼女が旅の途中で(あるいは旅が終わってから)「同じ色をした魔物を4匹揃えると、それらを時空の彼方へ飛ばしてしまう魔法」である「オワニモ」という禁呪の封印を解いた事によるものである。
なお、この禁呪オワニモの設定は元々の魔導物語には無かった 全くの後付 である。後にこの設定をベースにした『魔導物語 道草異聞』も作られた。
そもそもオワニモの設定自体が、ぷよぷよが4つ揃えると消えることの理由付けなので、ゲーム中にオワニモの名前が出てくること自体が滅多に無い。
『ぷよ通』では2個消しや6個消しなどオワニモの設定を覆すようなルールまで出てきてしまっていた。

基本的に一人称は7月22日生まれの16歳の女の子で魔導師の卵。
性格は明るくさばさばしており、また魔物と戦いながら一人旅をしていることもあって気も強い。
初期作品では、苛められて泣いている魔物の子供やカーバンクルには優しく接するが、敵対する相手には結構きついことを言う。
上述の通り設定・シナリオを担当したオリジナルスタッフらが早い時期に退社したため、
その後は別のスタッフたちがそれぞれの解釈でキャラクターを捉えて描き、
「相手に優しく接する」、「相手にきついことを言う」という2つの面をそれぞれ発展させていった結果なのか、
  • 天真爛漫、明朗活発、とにかく元気で正義感が強いお子ちゃまアルル
  • きつい言葉で相手の心を刺す、天然毒吐きアルル*1
という二種類の性格に分裂してしまった。
最終的に定着したのが前者である。

戦闘力に関しても上述のとおり資料によってバラバラだが、作品が進むごとに幼児化している。
え?バストが80もある幼児なんていない!?
でも作中では身長158cm(日本の成人女性の平均身長とほぼ等しい)ありながら幼児体形と呼ばれていますし、もっと大きな人がごろごろいる世界なんでしょう、たぶん。
セガサターン版魔導物語では、アルルがしばらく一緒に旅をしていたラグナス・ビシャシに向かって「ボク 16さーいっ!」と語ったら、
「ウ…ウソだろ…っ!?」 とものすごく驚かれていた。
この頃になると、外見だけでなく内面も幼くなっていたのである。
また、彼女を恋敵としてライバル視しているルルーの体型が良すぎるため(T168cm B90 W61 H87。不知火舞と同じくらい)、
その対比として幼児体型扱いになっている可能性も考えられる。
ただし魔導物語2では「牢屋に閉じ込められたものの、見張り(怪物)たちを色気で騙して鍵を奪う」と言う事もやってのけているので、
初期設定ではそれ相応の色気とそれを使いこなす術を持っていたはずである。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1738027
+ 体型比較

また、はなまるのアルルはバストサイズ48と、全MUGEN女性キャラの中で最も小さい。
もっとも、はなまるのアルルは5歳児なので至極当然のことである。
5歳児にスリーサイズの設定があることがおかしい気もするが。ちなみに次点は7歳児の春日小糸でバスト53。

また「カーくん」ことカーバンクルという、額に宝石が付いている不思議な生物と行動を共にしている。
元々カーバンクルはサタンのペット(あるいは親友)だったが、女の子の方が良いという理由でアルルに付いてきてしまった。

好物はカレーであると解釈されていることが多い。
理由は簡単で、この2つが『魔導物語』でのHP回復アイテムとMP回復アイテムだからである。
(ただし初代魔導では酒は登場せず、回復アイテムはらっきょうと福神漬け。カレーはHPMP両方が回復した)
カレーの方は『ぷよぷよ』でも難易度選択が甘口、中辛、辛口となっており、カレーの為に材料を集めるというストーリーもある。
一方の酒の方は、 アルルが(日本の法律では)未成年なので 家庭用ゲーム機で描かれることは殆ど無い。
『魔導物語』が家庭用ゲーム機に移植された際に、アイテムがアイコンで表示されるようになったのだが、
ゲームギアやメガドライブ版では酒類がお猪口や徳利、瓢箪のアイコンだったのに対し、スーパーファミコン版ではフラスコになっていた。
ちなみにセガサターン版魔導物語の説明書には「アルルは未成年なので酒場でお酒は売ってくれません」と書いてある。
でも酒場への出入りは自由だし、MP回復アイテムはいつもどおり酒である。薬用酒なのだろうか。
あと念のため言っておくと、幼少期のアルルも酒でMP回復を行っている。最年少で4歳。
ただし、薬用酒と言ってもアルコールを含んでいるので…。
へべれけに酔っ払うアルル http://www.nicovideo.jp/watch/sm23464836

多くの作品で主人公であることが多いが、『SUN』のシェゾ編や『ルルーのルー』のルルー編ではライバル役。
『す~ぱ~なぞぷよ通 ルルーの鉄腕繁盛記』では単なるチョイ役であった(ちなみに黒幕はこの人)。


+  セガに権利が移行してからのアルル


魔導・ぷよのキャラクターの声は多くの場合コンパイル社員が当て、それも毎回担当者が変わっていることが多いが、
彼女は主人公だけあって、担当声優がある程度固定されている(以下敬称略)。
  • 最初の担当者がRCC(中国放送)の女性アナウンサー、
  • PCエンジン版で初めてプロの声優が声を当てた際は、ボア・ハンコック花小路クララ蒼崎青子でおなじみの三石琴乃
  • ゲームギア版『魔導物語III』から『ぷよぷよ通』を挟みメガドライブ版『魔導物語I』が井上麻美(当時のアイドル)、
  • プレイステーション版『ぷよぷよ通決定盤』からコンパイルが経営破綻するまでの作品が、一般オーディションで選んだ小沢ミナコ、
  • 『ぷよぷよ~ん』が本井えみ(恋姫†無双のなど)、
  • 『ぷよぷよフィーバー』以降のセガぷよが園崎未恵(長谷部彩ストIVのC.ヴァイパーなど)である。
特にPCエンジン版が発売された頃はセーラームーンが放映していた頃だったこともあり、セーラームーンネタが多々見受けられた。
例1)サントラCDに収録されたドラマパート http://www.nicovideo.jp/watch/sm2411945 例2)PCエンジン版オリジナルデモ http://www.nicovideo.jp/watch/sm4178777

また、『ぷよぷよ!! 20th』ではショップでの購入をすることで声違いのキャラである りりしいこえのアルル が解禁されるようになる。
担当声優は同じだが、その名の通りボイスがはつらつとしたものから少し落ち着いた感じとなっており、大人びた印象を受ける。
古参プレイヤーならば、こちらの声のほうがしっくり来るかもしれないだろう。
特に 色気が使えた頃のアルル を知るような魔導物語時代からのプレイヤーは、一度聞いてみる価値あり。
絵柄がフィーバーとは変わらないのがとてもシュールであるが・・・
続く『ぷよぷよテトリス』の方でもボイスチェンジがあるのだが、こちらはやや大人しめで丁寧語である。
りりしいこえのアルルは1:36から http://www.nicovideo.jp/watch/sm15246946 おとなしいアルルは28:29から http://www.nicovideo.jp/watch/sm22954130

ニコニコ動画ではPC版『ぷよぷよフィーバー』のキャラの外見や音声を別のキャラに変更したり、フィーバーに登場しないキャラを追加するMODを用いたりして対戦する動画「ぷよぷよ差し替え」が人気で、
作品やメーカーの枠を超えた組み合わせで対戦ができることから、パズルゲームのMUGENともいえる。
アルルの場合は絵柄と声を別作品のものにするパッチが多く公開されている。

他にも、漫画『ゆるゆり』では『ぷよぷよ』をパロディしたゲーム「ゆるぷよ」が第7話(アニメでは第5話)に登場しており、ぷよの代わりに登場人物達の顔が降ってきてそれを4つそろえて消していくのだが…。
mugenではsagi氏が制作している。


MUGENにおけるアルル

MUGENでは2種類のアルルが確認されているが、現在も公開されているのは『ぷよぷよフィーバー』版のみ。
+ M3氏製作 『ぷよぷよフィーバー』版
+ SUGIO氏製作 『魔導物語はなまる大幼稚園児』版
尚、どちらのアルルもファイル名やディスプレーネームが「Aruru」になっているが、前述のとおりアルルの正確なスペルは「Arle」である。
また、この表記のせいで、あおひげ氏のエルルゥが妹(アルルゥ)と勘違いして特殊イントロ暴発していたが、現在はエルルゥ側の対応で暴発はしなくなった。


「じゃあ泣くのはおしまい 楽しいほうがいいでしょ?」
「楽しくなるように自分の手で変えていかなくっちゃ」

出場大会

Wikiにページなし
更新停止中

出演ストーリー



*1
この極端な例が、会報誌「コンパイルクラブ地下版」にて連載されていたコンパイル社員による漫画「アルルちん」である。
この作品はブラックユーモア満載となっており、
  • アルルちんの趣味は人間を生きたまま埋めること。
  • 友人と道に迷って夜が更けてしまうと、寒いからと友人の服を奪い取る。
  • 夜盗に遭遇すると、自分が逃げるために夜盗に友人を明け渡す。
ブラックユーモアってレベルじゃねーぞ!
そんなアルルちんだが、作者は「私はアルルとアルルちんを分けて描いているつもりはないのですが、皆は納得してくれません。アルルってこういう性格でしょ」
と発言している。本気だったのかジョークだったのかは今となっては誰にも分からない。
ちなみにその作者は現在でも名義を変えて活動中。某シリーズの公式本やら某オンラインアケゲーのイラストやらは見覚えある人もいる筈。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9169688