仮面ライダーカブト




    『俺が正義』

 ■スペック(ライダーフォーム / マスクドフォーム)
 身長:195cm / 190cm
 体重:95kg / 132kg
 パンチ力:3t / 8t
 キック力:7t / 10t
 ジャンプ力:一跳び37m / 一跳び20m
 走力:100mを5.8秒 / 100mを8.9秒
 必殺技:ライダーキック(19t)
+ 他形態はこちら


「俺は天の道を往き、総てを司る男」

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概要

仮面ライダー生誕35周年記念「最強の仮面ライダー」という触れ込みで放映された、
平成仮面ライダーシリーズ第7作『仮面ライダーカブト』の主人公。
仮面ライダーディケイド』にも登場している(後述)。

地球外生命体「ワーム」と戦うために、対ワーム組織「ZECT」に開発された「マスクドライダーシステム」の一つ。
装着者は天道総司(てんどう そうじ)。役者は水嶋ヒロ。
料理・スポーツ・戦闘などあらゆる分野において一流の技術を持ち、特に料理の腕は天下一品。ただし運は人並みのようである。
毎回様々な料理を作っているため、「カブトは料理番組」とまで視聴者に言われてしまうほど。*1
実際に、超一流の料理人に擬態して料理で社会の上層部に取り入り支配しようとしたワームと、
世界の命運を賭けて料理対決をしたことがある
。これなんてミスター味っ子?

上述の台詞の通り、自分のことを「天の道を往き、総てを司る男」と呼び、
「世界は自分を中心に回っている。そう思った方が楽しい」と発言するなど、かなりの自信家で天上天下唯我独尊、
非常に傲岸不遜な性格をしている。*2
しかし、人を見下したような言動は多いものの全く思いやりがない訳ではなく、義理の妹の樹花には優しく接しており、
彼女が危ない目に遭うと取り乱したりしている。早い話が重度のシスコン
と言うか、彼の場合は人類のために戦っていると言うより二人の妹のために戦っていると言った方がよい。
誤解のない様に言うと、「子供は未来の宝」、「人のものを盗む者はもっと大事なものを無くす」
など高圧的ながらも正義感の強さを伺わせる言動も多い。

自信家かつそれに見合った実力を持っているため何事も一人で解決しようとすることが多く、協調性は最悪。
加えて秘密主義なところがあり、例えワームの脅威を知っていても誰に言わないなど問題行動も数知れない。
そのため、対ワーム組織であるZECTとも折り合いが悪い(途中でZECTに加わったがそれも目的を達成するための手段でしかない)。
その自信故に冗談でも自らを貶めるようなことを言うことはしないが、一人でも多くの戦力が必要になり協力を要請した
地獄兄弟が自らを鎖で縛り上げて拒んだ際には、呆れた余り「あいつらを頼りにしようとした俺が馬鹿だった」と言っている。

天道にとって自分の祖母は彼が純粋に尊敬していた数少ない人物の一人であり、
何かにつけて「おばあちゃんは言っていた…」と祖母の語録を披露するあたり、
その万能さも傲岸不遜な性格も件のおばあちゃんの教育の影響ではないかと思われる。
おばあちゃんの姿は劇中では一切登場しなかったためどのような人物かは不明だが、
作中での描写を見る限りとりあえず健在ではある模様。
2012年に発売された小説版の後日談(セルDVD付属小説『世界の果てで君と出会う』の再録)においては
消息を絶ったひよりや天道を追う加賀美の前に現れ、彼が行くべき道筋を示している。

なお、カブトとして戦うために物語開始の何年も前から準備をしてきたため定職には就いていないらしいが、
本編では天道兄妹が金銭面で苦労しているような描写は全く無かった。むしろ普通の人よりも豪華な暮らしをしている。
ちなみに上記の事、そして放送当時ニートが話題となっていた為か、
ファンや視聴者から仮面ライダーニートと呼ばれていた。
(しかし、真相に迫る為に警察に潜入した時は、持前の能力で次々と上官に自分を売り込んで気に入られている辺り、
 その気になれば、どの職に就いてもトップクラスには昇り詰めることができると思われる)
尤も、ライダーシリーズの主人公は職業ライダーを除くと、定職についている方が珍しいのだが。
また、天道以外にも定職に付いてないライダーが金に困っている描写などほ殆どない。
職業ライダーのはずのブレイドが一番金に困っていたりするが。
漫画『仮面ライダーSPIRITS』ではV3/風見志郎が情報屋に「金は言うだけ出す」と大金をポンっと渡すシーンがあるのだが、
彼らは一体何処でどうやってそんなに稼ぐのだろうか(風見の場合、親の遺産から捻出した可能性もあるけど)。
天の道を往く人の為の動画

本作のもう一人の主人公である加賀美新(かがみ あらた)に最初は
「退屈しない面白い男」という認識しかなく、そりが合わずに対立する事も多かったが
物語を経るうちに加賀美の天道とは対照的な熱くまっすぐな人柄に影響を受けたのか、
自分の生い立ちなどの物語の鍵となる話を彼にだけ明かすようになり、最終的には無二の親友と認めている。
彼もやがて仮面ライダーガタックに変身できるようになり、カブトと共闘する。

+ ちなみに

他、仮面ライダードレイクに変身するメイクアップアーティストの風間大介、
仮面ライダーサソードに変身する没落イギリス貴族の家系の神代剣、
仮面ライダーザビーの資格者(加賀美も一度はそうだったことがある)だったが資格を失い
別のライダーシステムで変身する地獄兄弟など、本作のライダーは濃いキャラクターが揃っていた。
その濃さは時に天道がツッコミに回るほどであった。

カブトには、カブトムシ型のバックル「カブトゼクター」をベルトに装着することによって変身する。
カブトゼクターをはじめとするライダーゼクター達は独自の意思を持っており、適格者として認めた者の手にしか収まらない。
しかしゼクターを強引に捕らえて変身することも可能であり、ZECT幹部の三島正人は
宙を飛ぶザビーゼクターを3m超のハイジャンプで捕まえ、ザビーに変身した。
ちなみに、この場合は適格者は本来の人物のまま変わらないようである。
逆に適格者と認めた者のためには、あらゆる障害を排除して駆けつける。
全てのゼクターが所謂「ワープ能力」を持っており、
(ただし飛行能力は持ってないゼクターもある。また、ワープ能力は一応は現在の科学の延長線上の技術と言う事になっている)
この能力で(おそらくZECTの基地か保管庫から)適格者の近くまですっ飛んでくるわけである。
ワームが天道をカブトに変身できないように地下室にまで誘き寄せた時には、ドリルのように高速回転しながら地面を掘って駆けつけた。
作中では装着者の変身の前にゼクター同士がぶつかり合ってバトルをすることも多く、後述のゲーム版でもミニゲームとして再現されている。
また、肉体的に完全に死亡した加賀美をガタックゼクターが蘇生させたこともある。現在の科学ってレベルじゃねーぞ!
その他、ワームが出現した際に窓ガラスをコツコツ叩いて天道を呼んだり、
天道がラーメンを作った際には、角を使って超高速で麺を切ったりと中々私生活でも優秀なサポートを行なっていたりする。
ちっちゃくて可愛い!という理由で放映当時には特撮!板に単独の萌えスレが立っていたこともある。

+ キャストオフ&クロックアップについて

必殺技は、波動に変換したタキオン粒子を脚に集中して放つ「ライダーキック」。
蹴った相手を原子レベルで崩壊させ、消滅させる。
カブトゼクター上部の脚3本それぞれに内蔵されたスイッチ・フルスロットルを「1, 2, 3」の順に押した後、
ゼクターホーンを一旦マスクドフォーム時の位置に戻し、再び倒すことで「Rider Kick」の発声とともに発動する。
至近距離から叩き込む上段廻し蹴り、エクステンダーを利用した飛び回し蹴り、従来の飛び蹴りなどを使い分ける。
特に回し蹴りはライダーシリーズで初めて飛び蹴りでないキック必殺技で視聴者を驚かせた。

また、銃・短剣・手斧の三種の使い方ができる便利な補助武器「カブトクナイガン」や、
カブト同様キャストオフすることでエクスモードに変形しクロックアップ中も走行可能なバイク「カブトエクステンダー」、
自立飛行破片手榴弾のマイザーボマーを撃ち出す「ゼクトマイザー」、
剣や銃として使えるだけでなくザビー・ドレイク・サソードの三つのゼクターを合体させることで
強力な必殺技を放てる「パーフェクトゼクター」など、その他の周辺装備も充実している。
主役とは率先して玩具を売らねばならぬ立場ゆえ致し方なし
ちなみにこのパーフェクトゼクターが各ゼクターを召喚すると、どんな状態であろうと強引に呼び出すようになっている。
たとえ各ゼクターの適格者が変身して戦闘中であっても、である。
実際、戦闘中の神代剣がサソードゼクターを強制的に奪われて変身解除してしまい呆然とする描写があった。
この他人の事情なんて考えもしない超俺様傲慢仕様、ある意味天道らしいというかなんというか……
+ 番組の評価

2013年には仮面ライダーカブトはニコニコ動画の「 東映特撮ニコニコおふぃしゃる 」にて毎週日曜朝から3日間無料配信されていた。
現在は無料配信は終了したが、有料での視聴は可能。
興味のある方はお金を払って見てみるのもいいかもしれない。

おばあちゃんが言っていた、この動画を見てカブトをもっと知ってほしいと。
PS2のゲームは、龍騎以降の平成ライダーゲーで御馴染みのデジフロイドが製作。
これまで製作されたライダーゲー(とデジフロが制作した宇宙刑事のクソゲー)と比較して余りにも出来が良過ぎた為に、「デジフロの奇跡」
「スタッフはワームに擬態されたのでは?」と賞賛され、仕舞いには「神ゲーならぬ天ゲー」とまで言われた。
当然ユーザーからはすごぶる好評だったが、その為に現在はプレミアが付いてしまっている。
(しかも後年発売された無印クライマックスヒーローズの低評価が重なって、さらにプレミアに箔が付いた)
特にオンライン店では品切れだったり、中古が定価より高い場合もある。
あ、一作目こそアレだったけどクライマックスヒーローズも毎年改良されてるのよ? そこのところ誤解しないように。

+ PS2ゲームにおけるカブト

+ ガンバライドにおけるカブト

+ バトライド・ウォーにおけるカブト

+ 『仮面ライダーディケイド』以降のカブト

(以上、一部Wikipediaの記述より抜粋)

「自分のために世界を変えるんじゃない。
  自分が変われば世界が変わる……それが、天の道」


MUGENにおける仮面ライダーカブト

仮面ライダーの手描きキャラは数多存在するが、同じキャラに複数別作者の作品が存在するのは非常に稀有である。


+ qzak氏作
+ alf氏作

また、『戦国BASARA』のザビーには名前繋がりで仮面ライダーザビーが出る技が存在する。

出場大会

削除済み
凍結

出演ストーリー


プレイヤー操作



*1
おまけに、テレ朝の公式ホームページには劇中に登場した料理のレシピを公開しているコーナーまである。なんなんだこの作品

*2
なんでも、平成ライダーシリーズに何度も参加している脚本家の井上敏樹氏がこの性格のモデルになっているという。
そのせいなのか、同じく井上敏樹氏をモデルにした部分のある『ディケイド』の主人公・門矢士もまた
料理にうるさく、妹がいる(劇場版に登場)など、天道とオーバーラップする部分が散見され、
『ディケイド』カブトの世界ではソウジの妹・マユに「お兄ちゃんに似てる」とまで言われ、
止めにソウジとマユにおばあちゃんの考えを代弁すると言う形で「おばあちゃんが言っていた…」の決め台詞までやってしまっている。

*3
「キャストオフ」は現在では美少女フィギュアなどの脱衣ギミックとしてホビー業界で使われているが、
これは『カブト』の放送時期に脱衣ギミックが流行ったため広まったと言われる。
キャストオフ自体はそのまま英語で「脱皮」「脱ぎ捨てる」と言う意味があるためか東映は商標化しなかった(出来なかった)ようだ。
一時期「脱げれば売れる」という風潮が起こったが現在は沈静化(それがメインなシリーズも続いているが)。
また「チラリズムこそ至高」という意見も多い。

*4
作中で出てきたクロックアップ対抗策としては、前述の「超感覚で動きを掴む」方法の他、
「こちらの姿を見えなくして攻撃できなくする」、「自分も他の方法で超加速する」、「クロックアップそのものを無効化する」、
「場所をある程度特定し避け切れない弾幕を張って動きを止める」、「分身して相手がいそうな場所をメッタ切り」など。
一部の対策については『カブト』劇中で失敗しているが、天道の鏡で乱反射云々は通じた事を考えると、
「クロックアップ対策として使えない」のではなく「対策にはなるが、敵の能力次第でその上を行かれる」と考えた方が良いだろう。

ちなみに、ライダー最強の特殊能力では、と言われるクロックアップだが、主に昭和ライダーに関しては
「光速による対応がデフォルトで備わっている」レベルだったりするので、対策される可能性は存外に高かったりする。

*5
この際、 自分がボーカルのED(挿入歌)がかかる中で死んでしまったこと (通称:ウンメイノー)、
オマケに彼を殺したのがワームの幹部とか強力なライダーとかでもなく、 名前の無い雑魚キャラだったこと から、
ガタックの評判を一気に地の底に落とした事件としてファンからはネタにされている。
初登場時はカブト以上のスペックを持つ 闘いの神 という大層な設定だったのだが……。
また、加賀美はこれ以外にも、ガタックに選ばれる直前にも一回死亡していたり、
劇場版でも、満身創痍で脱出ポッドに乗ったところを仮面ライダーコーカサスに窓ガラスを叩き割られ、
宇宙空間の真空状態で静かに死亡した……。まあ、その後ハイパークロックアップでその死は無かったことになったが、
前述の通り結局最終的にはこの世界ごと彼は消滅することになってしまった。
少なくとも一つの作品の中でこれだけ死んだライダーも珍しいと言えるかもしれない。

*6
ただし、実質的に時間を止めてしまうほど速いクロックアップ「フリーズ」にはスピードで敵わなかった。
ある意味ドラゴンボールばりの能力インフレであるが、
フリーズ自体はハイパークロックアップより速いだけで、時間移動は出来ない。
ちなみに天道は、フリーズを有するカッシスワームに対してその鼻っ柱をへし折るためなのか、
「時間移動して、フリーズ発動前に戻って不意打ちで撃破」と言う楽な方法ではなく、
わざわざ「パーフェクトゼクターで、相手がフリーズを発動する前にあらかじめホーミング弾を発射。
相手がフリーズを解除した直後にホーミング弾でぶっ飛ばす。そしてダメージでよろけた相手を悠々と
マキシマムハイパーサイクロンで抹殺」
という、フリーズのチート振りを思いっ切り逆手に取った、
かなりえげつない方法で勝利している。

*7
ハイパーライダーキックが収録されていないのを残念に思ったファンは多いらしく、これがこのゲーム一番の問題点という声も一部にある。

ちなみに、ガンバライドとライダージェネレーションでは(超)必殺技にマキシマムハイパーサイクロンが採用されたため、
ハイパーキック(ハイパーライダーキック)を見られるゲーム作品はクライマックスヒーローズシリーズくらいとなっている。
バトライド・ウォーでも超必殺技はマキシマムハイパーサイクロンだが、こちらはハイパーフォームの必殺技にハイパーキックらしき技がある。

*8
ちなみにガンバライドでのカードのレアリティは5段階(ノーマル<レア<スペシャル<スーパーレア<レジェンドレア)。
現在稼働中のシャバドゥビ1弾以降はスペシャルカードが削除され、4段階(ノーマル<レア<スーパーレア<レジェンドレア)になった。
さらに補足するとレジェンドレアは100分の1の確率。一万円使ってやっと1枚出るか出ないかである。
にも関わらず、とある理由で4弾は流通が多くなったため、レジェンドレアが投げ売りされる程カードの価値が暴落ありえん(笑)
……そしてカブトの初登場も4弾である。勿論スーパーレアであった彼も投げ売りの対象。彼が何をした。


「同じ道を行くのは、ただの仲間に過ぎない…
          別々の道を共に立っていけるのは―――」

「“友達だ“ …それは、おばあちゃんの言葉か?」

「…いや、俺の言葉だ」