ゴッドガンダム



 「俺のこの手が真っ赤に燃える!

  勝利を掴めと轟き叫ぶ!!」

  • 型式番号:GF13-017NJⅡ
  • 頭頂高:16.6m
  • 本体重量:7.5t
  • 装甲材質:ガンダリウム合金、スーパーセラミック複合材、レアメタル・ハイブリッド多層材
  • 所属:ネオジャパン
  • 武装/技:頭部バルカン砲、胸部マシンキャノン、ビームソード(ゴッドスラッシュ)
                   爆熱ゴッドフィンガー、石破天驚拳
(HGFC 1/144 ゴッドガンダム 説明書より引用)


『機動武闘伝Gガンダム』に登場するMF(モビルファイター)。番組後半の主役ロボである。
もちろん搭乗者は主人公のドモン・カッシュ。詳しくは当該項目参照。
なおタイトルの「Gガンダム」をゴッドガンダムの略だと勘違いする人も多いが、
正しくはガンダムファイト優勝者へ与えられる称号「ガンダム・ザ・ガンダム」もしくは「ガンダム・オブ・ガンダム」の略である
(直訳すると「ガンダムの中のガンダム」。と言っても「ヴァーチェの中からナドレが!」みたいな話ではなく、
 「男の中の男」の様に「幾多のガンダム(MFは全部ガンダムである)の中で最もガンダムと呼ぶに相応しい存在」≒「最強のガンダム」と言う意味)。
そしてゴッドガンダムの頭文字はそれにあやかったものとされている。

ゴッドガンダムは本作のヒロインであるレイン・ミカムラの父、ミカムラ博士が開発し、
それまでの戦いでボロボロになった初代主人公機シャイニングガンダムから、
「頭部を破壊されていなければデータを移植する事により一度だけ乗り換え可能」と言うルールを利用し、
第13回ガンダムファイト決勝戦に参加。
Gガンダム中盤の名シーン

予選リーグ及びランタオ島での決勝バトルロイヤルを勝ち抜き、復活したデビルガンダム東方不敗の乗るマスターガンダムを破り、優勝を果たす。
大会後の二度目のデビルガンダム復活によるネオジャパンコロニーの騒動でもガンダム連合の友軍と協力し、デビルガンダムの地球侵攻を食い止めた。
後日談としては、デビルガンダム事件の責任を取る形でネオジャパンは優勝を辞退(4年分の世界の主導権を放棄)した模様。
逆に言えば、ドモンが優勝していなかったらネオジャパンは各国からフルボッコになっていたであろう。

本機のスペックは通常時でもシャイニングガンダムのスーパーモード並みで、
ドモンが習得した明鏡止水の心に反応してより強力なハイパーモードになる事もできる。
シャイニングガンダムのスーパーモードと同じく、ゴッドガンダムのハイパーモードも機体が金色に輝き、機体性能が大幅に上昇する。
また、シャイニングガンダムを基に造られたため、飛び道具以外のシャイニングの技はゴッドでも使えるはずであり、
実際に使われた技も、ゴッド登場後に編み出した「分身殺法・ゴッドシャドー」や東方不敗に伝授された「石破天驚拳」などの技を除けば、
シャイニングの技とコンセプトは同じである(というか、基本的にMFは搭乗者の修得した技を再現できるように造ってあるので当然ではある)。
ただし「ゴッドフィンガーソード」に限っては理論上は使用できるものの機体が熱に耐えられないため使用不可との事。
なお、ゴッドシャドーは所謂高速移動による分身なのであるが、使われた場面が相手の分身するパンチを全部受け止めるため」という、
何かを間違っている言わざるを得ない使い方だった。
そのためゲーム化された際も作品によって用途がコロコロ変わり、『スーパーロボット大戦』シリーズでは回避系の能力、
『ガンダム無双2』では分身が本体同じ攻撃を繰り出す事で敵を蹂躙する技となっていた。
一応、『機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダム』シリーズでは原作再現の防御技になっている。

必殺技はご存知「爆熱・ゴッドフィンガー」と「流派東方不敗最終奥義・石破天驚拳」。
前者はエネルギーを掌に集め、敵機に直接接触し高熱で装甲を融解させる、火球を打ち出す等のバリエーションがある。
発動時は前腕カバーが手甲の様に展開し、エネルギーロスを最小限に抑えつつ確実に攻撃対象を破壊する。
敵機に直接接触している時は、掴んだまま敵機を斜め上に持ち上げ、「ヒィィィト・エンド!」の決め台詞と共に相手機体を爆破して〆。
ちなみにガンダムファイターはとっても頑丈なので爆発ぐらいでは死なない。

後者は師匠である東方不敗から、ガンダムシュピーゲル戦の前に伝授されたもので、両手にゴッドフィンガーのエネルギーを圧縮し撃ち出す技。
師匠との最終決戦では、「石破天驚ゴッドフィンガー」というアレンジ技を編み出し、師匠に涙ながらに止めを刺した。

なお、海外ではゴッド(神)という言葉はおいそれと使える言葉ではないため、
名称は「バーニングガンダム」となっている。むしろこっちの方が似合ってる?Bガンダム』になっちゃうけど。
ただし、題名は前述の通り「ガンダム・オブ・ガンダム」の略なので、海外でも『G-GUNDAM』のままである
(英語にも「King of Kings」と言う言葉がある)。

漫画『超級!機動武闘伝Gガンダム』では、登場の経緯はアニメ版とほぼ同じだが、
ゴッドガンダムはドモンの父、ライゾウ・カッシュ博士が開発したもので、
シャイニングガンダムはゴッドガンダムを模してミカムラ博士が造ったデッドコピーという設定になっている。

余談だが、ドモンが明鏡止水モードになった時に流れるBGM「我が心 明鏡止水~されどこの掌は烈火の如く~」は、
『Gガンダム』を代表する熱い名曲の1つとして有名であり、MUGEN動画でも大会、ストーリー問わず戦闘BGMとして多用されている。

+ 『スパロボ』シリーズでは…
シャイニングと同じく『第2次G』より参戦。以後原作終了後の場合は、シャイニング不在でゴッドのみ出るパターンもある。
射撃攻撃がシャイニングガンダムよりもパワーダウンするものの、格闘攻撃はかなりバリエーションが増え、ハイパーモードになってからが本番。
『F完結編』では武器改造が個別であったため、ハイパーモードになると増える武装は通常の改造でなく、
レベルに対応して攻撃力上昇という特別措置が取られた。
防御面も強力となり、分身殺法ゴッドシャドーは流石に受け止めるためには使われないが、確率での完全回避である分身として使えるようになる。
飛行できるかどうかは作品によってマチマチ。
『MX』では飛べるが移動適応がBになり移動力激減、『J』ではデフォルトで飛行状態なのに空適応Bなので、
MF勢を使いづらく感じる原因の一端となってしまっている。

武装の方は近距離はゴッドフィンガー、遠距離は石破天驚拳と、強力な必殺技が揃っている。
合体攻撃の実装後は、原作通りのアレンビーとの「ダブルゴッドフィンガー」、シャッフル同盟で行った「シャッフル同盟拳」が可能になる他、
レインの乗るライジングガンダム(もしくはシャイニングガンダム)と行う「石破ラブラブ天驚拳」「ダブルシャイニングフィンガー」
そして原作では撃ちたくても撃てなかった師匠との合体技「究極石破天驚拳」もしくは「石破究極天驚拳」、「ダブルダークネスフィンガー」と、
ゲームオリジナルの様々な合体攻撃が可能になった。

作品によっては「モビルホース風雲再起」と合体して更に強化される。
特に『MX』では空の移動適応がAになるため、ゴッドガンダムの使い勝手が更に良くなる。

また、『J』のストーリーではガンダムファイトが開催されていないのか、
ストーリーはデビルガンダムのみにフォーカスされている。大体合っているから仕方ない。
さらにガンダムファイト自体が一般にはあまり浸透していない
(例:『機動戦艦ナデシコ』のユリカのガンダムファイトの掛け声に対してルリが「…何ですかそれ?」と返している。
   そして当のドモン達も一回もこの掛け声を発していない)。
ちなみにライジングガンダム登場のシナリオから「石破ラブラブ天驚拳」が撃てるのだが、
レインがデビルガンダムに取り込まれていない上に例の告白シーンも無いのに撃てるようになっているので、
お前らいつの間にそんな仲になったんだと首を傾げたくなる。

『J』に限らずガンダムファイトの原作再現は難しいのか、他の作品でも格闘大会程度の扱いの事が多く、シャッフル同盟の面々も出てこない事が多い。
『NEO』に至ってはドモンとデビルガンダム関連だけの参戦と寂しい事になっていた
(その代わりデビルガンダム…というよりDG細胞の扱いは相変わらず良い意味でやりたい放題ではある)。
『IMPACT』では優勝コロニーには地球連邦政府から4年間自治権が与えられ、『NEO』では世界中に知られる人気スポーツとなっており、
この二作品では比較的ガンダムファイトの扱いが良い。
『OE』では代理戦争としてのガンダムファイトが初めて再現され、『T』に至っては世界観の根幹の一つとなるなど、
シリーズを重ねるごとにガンダムファイトの扱いが徐々に良くなっている。

+ 戦闘デモまとめ
『J』版
『IMPACT』版
『MX』版
『NEO』版
『T』版

+ 『Gジェネ』シリーズでは…
『Gジェネレーション』シリーズでは当然と言うかなんと言うか、超格闘戦特化機体。
武装が「格闘」「ゴッドスラッシュ」「ゴッドフィンガー」「バルカンorマシンキャノン」の4種しかなく、最大射程はたったの 3
普通の雑魚MS(ついでにシャイニングマスターまでも)でも最低は4の射程があるので、大半の機体はこいつの射程外から攻撃できる。
更にマシンキャノンは他作品ガンダムの頭部バルカンよりは強いとは言え、流石にビームライフル以下の火力しかない。
ゴッドフィンガーは強力であるものの、使う度にMP(MUGENで言うならゲージ)を大量に消費してしまう。
MPが少なくなるとテンションというものが下がり、攻撃力が低下してしまうのでおいそれとは使えない。
ついでに言うならば『F』では仕様上の問題で必殺技がかなり弱いのでますますリスクに見合わない。
必然的に、格闘で戦う事になってしまう。
しかし、ゴッドガンダムにはある利点がある。それは燃費が凄まじく優れているという事。
作品にもよるが、格闘で20回以上の戦闘を熟せる機体はゴッドとマスターぐらいなものである。SFSである風雲再起に乗せればそれが特に顕著になる。
オマケにMPが最大値に到達し「超強気」状態になると武装が変化、射程こそ変わらないが軒並み威力が高くなる。
この状態だと高い攻撃力補正+必ずクリティカルになり、敵を撃破する度にもう一度行動可能となる「チャンスステップシステム」と相まって、
超強気になったそのターンに、ゴッドが敵の半数を殲滅していた等という事は、決して珍しい事ではない。
さらに、『WARS』ではハイパーモード時に待望の射程5の「石破天驚・ゴッドフィンガー」が使えるようになり、
『WORLD』では通常モードにも射程4の「爆熱ゴッドフィンガー(遠)」が追加され「石破天驚・ゴッドフィンガー」も射程6に改善。
中距離戦にも対応できるようになった。

…………石破天驚はMPの消費が激しすぎて一発撃ったらノーマルモード行きだし、フィンガーは使い勝手悪すぎるけどな!

おまけに、マスターガンダムに追加された石破天驚拳は攻撃力こそ石破天驚・ゴッドフィンガーより若干劣るが、
射程6だしハイパーモード時にはノーリスクで使える「十二王方牌大車併」を持っている。
『WORLD』では空中適性がBからCに低下(マスターも空中適性Cに低下したけど)、マスターの下位互換機体的な立ち位置は当分変わりそうにない。
師匠より優れた弟子など存在しねぇ!って事なんだろうか……。
また、『WARS』ではサイコミュ兵器を無効化する「ゴッドスラッシュタイフーン」が追加され、防御面でも中々の性能を持つようになった。
プレイヤー同士の対戦がない上に、多くのガンダムをシナリオ化したこのゲームでサイコミュ兵器と戦う機会は多くはないだろ、というのは禁句。
唯一マスターに無い良い所だったけど、例によって『WORLD』で削除されたし。

『OVERWORLD』では超強気でのハイパーモードが無くなってしまい、弱体化…と思われたが風雲再起がマシンキャノンと入れ替えで武装として復活。
これが割と射程や燃費が良く、さらにMP消費無しの特殊格闘であるためかなり使い易いので今までよりは強化されている。
まぁゴッドフィンガー(遠)が無くなった上にマスターガンダムはハイパーモードの武装が素で使えるようになった挙句、DG細胞まで付いたので結局劣化(ry

またパイロットの乗り換えが可能な『Gジェネ』シリーズでは、必殺技でパイロットも熱くなるのがお約束。
『スパロボ』のゲシュペンストキックと同じノリである。

+ 『ガンダムVS』シリーズでは…
初出は、ある意味「ガンダム・ザ・ガンダム」と言えなくもない『ガンダムVS.ガンダム』。コストは最高の3000。
原作通り機動性に優れたインファイターで、ゴッドフィンガーは勿論、超級覇王電影弾やゴッドスラッシュやゴッドスラッシュタイフーン、
石破天驚拳、石破天驚ゴッドフィンガー、ゴッドシャドーなど、数々の原作再現技を網羅している他、MFらしく格闘の性能が非常に高い。
さらに、体力が一定値を切ると原作通り「明鏡止水」状態となり、専用の根性補正がかかる。
明鏡止水は他機の一般的な根性補正に比べて攻撃力に対する補正値が高く、
最低コスト帯である1000コストの機体群は下手するとごく低難度の火力重視コンボ”1セット”で即死する危険性がある。
ゴッドフィンガーは二段で避け辛い+前方の攻撃に無敵、さらに恐ろしいダメージ量と言った凄まじい性能。
アシストは何故かネーデルガンダムで、ローリスクハイリターンで汎用性が高く優秀。
しかも格闘機故に耐久も高い。
流石に存在がバグ(公式チート)と言われたフリーダムガンダムには及ばないものの、これらの性能から七強の内の一機に数えられている
(しかしフリーダムと同じ最大コストな所為で「最大の欠点はフリーダムと組めない(コストオーバーを起こす)事」
 と言われており、実はあまり使われていなかったりもする)。

続編の『NEXT』にも登場。
前作のチート性能がかなり抑えられた他、新システムの「NEXTダッシュ(ND)」によってどの機体も射撃の手数が圧倒的に増加したため、
ゲーム全体で格闘機そのものが不遇気味な環境故に強機体の地位は失ったが、機動力や格闘性能の高さ、明鏡止水時の爆発力は健在であり、
NDを使う事で、前作以上に幅広くコンボを発展させる事ができるようになった。
総じて少々扱い辛いが使いこなせば強いやや玄人向けの機体に仕上がっている。
アシストはガンダムマックスターに変更。さすがにゴッドのアシストが風車ガンダムかよ!という批判があったのか、
誘導と銃口補正は悪いが発生と弾速に優れ、補正率が優秀なのでゴッドの生命線の1つとなっている。 また使用回数が7回と全機体最多だったりする。
チボデーのバーニングパンチは今日も何処かでゴッド使い達を救っている事だろう。
最終的には3000コスト帯では下位ランクの評価に収まったが、
その軽快な機動力とコンボ能力の高さから、カジュアルな対戦の場では人気のある機体であった。

モデルチェンジした次回作『EXTREAM VS.』にも継続参戦。コストは500下がって2500枠に。
メイン射撃をはじめとし武装がかなり差し替えられたが、高性能格闘機という基本は変わらない。
しかしアシストが削除されたので牽制手段が減った上、バルカンとマシンキャノンを使い分ける事ができたサブ射が弱体化し、
バルカンが消滅した上に残ったマシンキャノンも何故か全くの産廃になってしまった。
石破天驚拳のチャージ時間が1Lvにつき2秒に短縮されたなど嬉しい変更点もあるが、
射撃牽制面では大きく弱体化したと言わざるを得ない。特にアシストの消滅は大きい。
格闘も前作そのままと言うにはやや苦しく、威力や初段性能こそ顕在だが、
前作で強みの一つであった豊富な派生がほとんど削除されてしまった上に判定が弱くなってしまった。
しかも、よりによって特格のゴッドフィンガーの各種派生技(ぶん投げ、格闘カウンター、二段追尾)も消滅してしまった。
そのせいでカット耐性コンボの幅は大きく狭まり、前作の変幻自在なコンボは見る影も無い。
つまり、格闘機なのに格闘でガンガン攻めれない性能になってしまったのである。

しかしその一方で新たなメリットも獲得している。
差し替えられたメインの照射ゴッドフィンガーは有効射程こそ短いものの弾速が凄まじく速く、
命中すればスタンと格闘機のメインとしては最高の性能を持っている事に加え、リロード・発生速度に優れており、
逆に反撃に出た相手の格闘もこれ一本で黙らせる事ができる。
補正率もフルヒットして一般的なBRと同程度と緩く、ヒット後早めにキャンセルしてヒット数を抑える事で更に緩くする事もでき、
格闘で追撃すればそこそこのダメージを叩き出せる。
さらに、前作エピオンのホーミングダッシュに似た移動技「ゴッドフィールドダッシュ」を獲得し、
射撃の劣化で空いた穴を埋め合わせている。
このメインの獲得と格闘の弱体化から、稼働から日が経つと新たな基本戦術として、
「格闘生当てに固執せず優秀な機動力で張り付いてメインを押し付け、格闘で丁寧に拾ってダメージを稼ぐ」という戦術が確立された。
また上記の通り格闘の判定は弱いのだが、発生は非常に速くモーションも相手に直ぐ突き出すため、
格闘の振り合いになると相手が武器を振り下ろす前にゴッドの拳が刺さるので、判定の狭さをものともせず一方的に相手を殴り付ける事が出来る。
この事もあってゴッドは格闘機体かと思いきや、格闘メタ特化の機体という原作や過去作品のイメージが足を引っ張る機体調整となっていた。

明鏡止水発動のトリガーは体力減少から覚醒発動に変更。時間制限はあるものの、任意に発動できる上に爆発力は以前以上なのは嬉しい所。
この状態ではゴッドフィンガーのモーション全てにスーパーアーマーが付与され、強引に相手に格闘をねじ込んでいく事が可能となる。
ヒートエンド派生は覚醒状態限定のフィンガーから自動で出る技に変更された。
ヒートエンドでの爆発後最速キャンセルでゴッドフィンガーがもう1度繋がり、総ダメージは軽く300オーバー。3000コストにも負けない破壊力である。
覚醒技(所謂超必殺技的なもの)は石破ラブラブ天驚拳。
原作通り初代キング・オブ・ハートのおっさんが飛んで行く。そして当たるとハート型の爆風が出る。
仮にもデビルガンダムにトドメを刺した技なのでダメージは凄まじいのだが、
モーションまで原作並なので発生が非常に遅い。覚醒中は格闘の爆発力が飛躍的に上がるゴッドだけにこれは痛い。
現状、有効な使い道は高飛び逃げした相手を撃墜する程度で、基本的には封印安定。

と、稼働末期の性能であれば格闘メタ機としてそれなりの闘いを出来る性能にまとまっては来ていたのだが、
稼働初期にはコンセプトから始まりあらゆる性能がちぐはぐ、キャンセルルートの劣悪性から何か当てに行けば確実にオーバーヒートから硬直を狩られるならまだ良し、
そもそも始動択が無さ過ぎて始動を当てに行くこと自体が困難なのでただ戦場を走ってるだけの置物にしかなれていなかった。
そんなゴッドガンダムの強化項目の中でも歴代唯一かつ現代でも最大の異常な調整内容が「メイン射撃に銃口補正を付けました。」である。
『VSシリーズ』のゲーム性を考えるとメイン射撃にそもそも銃口補正が無いという事自体がゲームとして成立しない次元の問題であり、
他の強化内容は痒い所に手がとどく様にという中これに至ってはバグ修正レベルのミスだが、確りと調整された仕様として稼働開始した事が当時の恐ろしさ。
しかしながらゲームとして根本から間違っている本機でありながらも、常識レベルのダッシュ速度がある、横格闘の虹ステっプ合戦性能だけはどこに出しても恥ずかしくない性能を持つ。
という二点のおかげで産廃機体止まりで、∀ガンダムやアストレイレッドフレームやラゴゥ等の利敵行為・100円を捨てる作業と言われた組よりはまだ恵まれていた方であった。

『FULLBOOST』では、照射ゴッドフィンガーの銃口補正が弱まり多少当てづらくなったものの、追加武装を引っさげて続投。
産廃だったサブ射は風雲再起の突撃に変わり、格闘、特殊射撃のゴッドフィールドダッシュから出せる派生が増加。
全体的に嬉しい強化を受けている。
また、格闘派生に過去作のゴッドスラッシュ切り抜けが戻ってきたおかげでコンボ選択の幅が増え、
メインは弱くなったが全般的に強化された良機体となった。……かに思われた。
しかしメインの弱体化は思ったより響いており、新技のGFDゴッドスラッシュ派生も全くの産廃と、強くなったようで実は弱くなっていた事が発覚。
前作の位置から一転、最弱に近いポジションまで転がり落ちてしまったのである。

だが、後の修正で弱体化部分に修正が入り、ゴッドスラッシュ派生が強化されると評価は一転。前作同様の射撃メインの格闘機として復権を遂げた。
このゴッドスラッシュが「ゴッド第二のメイン射撃」と言われるほどの高性能であり、
GFDを経由する必要こそあるものの判定・弾速・銃口補正に優れ、発射後格闘にキャンセルできるのでBD・ステップ無しで追撃可能、
しかもブースト0でも出せるという大層な性能を持つ。
これとGFDが格闘キャンセルで出せる事を利用した「GFD→スラッシュ→格闘→GFD→スラッシュ~」
というブースト0でも途切れないキャンセルルートが強力であり、おかげで相手を追い殺す性能は非常に高かった。
ただし、普通のキャンセル同様誘導を切られると以降の技が明後日の方向に行くので、ブースト0で適当に撃つとあっさり対処される。
大半の相手にとって脅威ではあるが、高機動、迎撃が強い相手だと注意がいる。

このゴッドスラッシュと、以前同様の地走からメイン押し付けが強力な機体であり、
そんな戦闘スタイルからかプレイヤーからはランニングファイヤーガンダムだのエアリアルスラッシュガンダムだのと好き勝手に呼ばれている。
やっぱりもうバーニングガンダムでいいんじゃないかな。
酷い時には「ランニングファイヤーモードとエアリアルスラッシュモードを換装できる格闘寄り換装機体」「射撃寄り格闘機」
とまで呼ばれる事も。格闘機とは一体…

覚醒技にはノーベルガンダムを召喚して二人で乱舞技を決める「ノーベルガンダム 呼出」が追加されている。
攻撃時間が長い上カット耐性皆無なので基本ロマン技なのだが、コンボに組み込める上初段性能が高く、
生当てもできない事はないので、少なくともラブラブ天驚拳より使い所はあると評価されている。
…ただ、ゴッドは覚醒時には火力コンボパーツとしてゴッドフィンガー(と、そこからのヒートエンド派生)が使える上、
GFとヒートエンドを絡めたコンボと覚醒技直当て、及び覚醒技〆コンボのダメージの差はせいぜい10程度しかなく、
モーションも長くカット耐性もなく、出てしまえばキャンセルもできず、覚醒時間も使ってしまう覚醒技を使う意義はほとんど無い。
一応、「アーマーが付いているので勝負を決める時のゴリ押しに使う」などの用途はない事もないが、基本封印安定。

最終調整後は低コストを機動力と起き攻めで狩り殺せる近距離の強さやコンスタントに火力を叩き出せる事から、
2500コスト帯ではバンシィには一歩劣るもののジ・Oと並ぶ上位評価を得ている事が多いのだが、
実はゴッドは最上位の機体陣が相手だとほぼ全てに不利が付いており、
更に2500というコスト自体も不遇な調整環境であったために、その高評価とは裏腹に固定での実践ではあまり見る事が無い。

『マキシブースト』ではコストが上昇し、再びコスト3000に。
これにより、VSシリーズ史上初めてマスターガンダムとコストで並ぶ事になった。
コストが上昇した分各種性能も上昇し、特にブースト量の上昇は顕著。
武装の追加もあり、『NEXT』からは左手ゴッドフィンガーが復活、サブ射撃で風雲再起に乗るといった追加武装もある。

『マキシブーストON』では、全体的に「射撃の性能を落とした代わりに、格闘の性能を上昇」という調整がなされ、
『EXVS』から続いてきた「何らかの射撃を刺し込み、そこからコンボを決めてダメージを稼ぐ」というコンセプトにメスが入った。
このため、格闘を生で当てるという選択肢がより現実的になった反面、
『ON』以前のような堅実に射撃で詰めていく戦法は取りにくくなった。
また格闘モーションは全て一新され、全体に段数が増えた代わりに火力が増加している。
ブーストダッシュ格闘のモーションが、格闘ゲーマーならお馴染みの某回転キックにそっくりな事はちょっとした話題になった。

今までのコンセプトを捨て格闘機らしい調整を受けたゴッドガンダムだが、その立ち位置はシリーズ始まって以来の最下位クラス
理由は様々あるが、大きなものとしては、
  • MF系共通の地走+ジャンプ挙動の仕様のせいで、短い硬直で攻撃の誘導を切る全機体共通のテクニック「ステキャン」「フワステ」が不可能。
    これは『EXVS』からそうだったのだが、様々な機体に高い誘導を持つ武器や面を一瞬で制圧するような武器が実装された事で弱点として顕在化
  • 上記のような高誘導武器・面制圧系の武器が増えたので、3次元的な回避の難しい地走系の機体そのものが環境的に不遇
  • 本作でも機動力はあるのだが、ゴッドと同等の足回りを持ちつつもゴッドより質も量も強い射撃を持つ機体が2500~3000に増加したため、
    ゴッドの間合いに近付いて試合をさせてもらえない
  • 格闘中心に再デザインされた割には、他の格闘機体が持つような「距離を詰める一助になる、中距離で機能するような武装」
    「射撃からキャンセルできる利便性のある格闘」「相手の迎撃を避けながら接近できる、ジャンプしながら相手に向かうような格闘(ピョン格)」など、
    環境にマッチした武器を持っていない
  • 格闘は初段性能は高いがカット耐性は皆無、これ以前にカット耐性を担っていた前派生の斬り抜けはモーション一新で改悪され、使用価値の無い死に派生
  • 「ダメージ・ダウン値の高い単発の攻撃」を一切持たないため「相手をダウンさせつつ、コンボを短時間で切り上げる」事が難しく、
    大ダメージを狙うにはリスク覚悟で長時間足を止める各種ダメージ重視派生orゴッドフィンガーしかない
など。

環境上位の機体が「中~近距離で機能する強力な射撃を持つ」「決定的な格闘拒否能力を持つ」事もゴッドにとっては強い向かい風。
このため初心者はともかく中~上級者の戦いともなると格闘を決めさせてもらえず射撃でじわじわやられて敗北、という試合展開も多く、
1試合で最低2回はある覚醒時のチャンスにしっかりダメージを奪えないと厳しい、かなりの弱機体になってしまっている事は否めない。

ちなみに、全作共通でドモンが挙動の一つ一つでよく叫ぶので、騒がしいゲーセンの中でもゴッドガンダムが使われている事が分かるという。

+ 『ガンダムトライエイジ』では…
トレーディングカードアーケードゲーム『ガンダムトライエイジ』では「ビルドMS 6弾」で参戦。
本弾がGガンダム本格参戦になっており、パーフェクトレアと「デビルガンダムファイト!キャンペーン」のキャンペーンカード2枚の高レア3枚が収録された。
Pレア版はアタック重視のステータスと、先攻時に相手の防御効果を無視した攻撃を行い、
さらに1対1だとダメージが増加する新登場アビリティ「闘気」を持つ。
CP版はどちらも必殺技使用時に発動し、追加入力に成功すれば威力の向上した変身必殺技を放つアビリティ「変身」を持つ。

必殺技は「ゴッドスラッシュ」と「爆熱ゴッドフィンガー(照射)」。
「ゴッドスラッシュ」はゴッドフィールドを展開し超高速で接近しての一閃、「爆熱ゴッドフィンガー(照射)」は右手にエネルギーを集中させて放出と、
非常に気合の入った演出になっているのだがいずれも通常攻撃の使い回しであり、残念ながら上位演出技を持たない。
変身アビリティを持つ関係だと思われるが、変身アビリティを持たないカードでも上位技を見られないのは寂しい。
とはいえ、Gガンダム組は通常攻撃にも気合が入っているのが通例(事実、本機体にも気合が入っている)なのに加え、
特定条件下で発動すると「我が心 明鏡止水」が流れるので実は大した欠点でもなかったりするが、
過去に参戦したFAユニコーンガンダム(ユニコーンモード)のように上位技と変身技を両方作る事はできなかったのだろうか。
師匠はこのゲームでも例によって石破天驚拳使うんだし(師匠は師匠でダークネスフィンガーが未実装だが)。
ちなみに開発スタッフとしても主人公機がこの有様なのはいくらなんでも…と思ったのか、
後にこいつが参戦した時はM.E.P.E(『トライエイジ』では事実上変身と同じアビリティ)用か、
それ以外用かのどちらかの上位技しか排出されなかった。

アビリティ「変身」の成功時には全身金色のハイパーモードに変身、右手で抱え上げ爆砕する。
技名は設定されていないが、シャイニングに合わせて「爆熱!ゴッドフィンガー!!」と命名するプレイヤーもいる。

「ビルドMS 7弾」では「変身」持ちのカードがマスターレアとして排出されたが、必殺技は「ゴッドスラッシュ」のままだった。

パイロットはもちろんドモン・カッシュ。
B6弾ではパーフェクトレアで登場。アタック上昇値が極めて高く、高レベルスピードバーストを持つため先攻も取りやすい。
ラウンドが進む度にアタックと必殺技が+1000される強力なパイロットスキルを持ち、
さらに今弾から「覚醒(明鏡止水)」が登場。HPが半分程度になると覚醒可能で、覚醒するとステータスとバーストが向上する。
そのため、アタックはスキルと覚醒で最大+3000になる大器晩成型のパイロットといえる。

「鉄血の6弾」では再びパーフェクトレアで収録。
アタックとスピードが高いステータスと、先攻になりボタン入力に成功すれば追加ダメージを与えるアビリティ「フルドライブ」を持つ。
新必殺技「最終奥義!石破!天驚拳!!」が追加され、上位技無しから脱した。
名前は石破天驚拳だが、発射演出や初代キング・オブ・ハートが登場する点など、演出は最終回の「石破ラブラブ天驚拳」がモデルになっている。

同弾では専用機パイロットとして「ドモン・カッシュ&レイン・ミカムラ」もパーフェクトレアで参戦。
スピードが高くアタックも比較的高めのステータスと高レベルアタックバースト、
「ラウンド1のみ仲間全員のアタックを20%増加」「必殺技で攻撃するとクリティカル」のスキルを持つ。
残念ながらゴッド以外に乗せても専用機補正は付かない。原作では二人でシャイニングに乗っているシーンもあったのに。
……だったのだが、何時の間にか変更されており、現在はシャイニングに乗せても専用機補正が付く。

「VS IGNITION 05」ではシャッフル同盟全員参戦に合わせて3度目のパーフェクトレアで登場した。

「EVOL BOOST!! 03」では風雲再起に騎乗した状態で「ゴッドガンダム&風雲再起」としてパーフェクトレアで登場。
必殺技は「風雲!超級覇王電影弾!!」。超級覇王電影弾で攻撃するのだが、
風雲再起は登場時とトドメ演出時にゴッドガンダムが乗るのみで技には参加しない。
同弾では専用機パイロットとして「ドモン・カッシュ&レイン・ミカムラ&風雲再起」のトリプルパイロットがパーフェクトレアで登場した。

更に、「ビルドMS 6弾」ではオリジナル機体としてガンダムゴッドマスターが参戦。
ビルドファイターズモードの最終ボスとして登場。撃破する事でビルドモビルスーツとして使用可能になる。
+ 機体設定
みなさんお待ちかねっ! デビルガンダムの『DG細胞』に侵されてしまった我らのゴッドガンダム!
だがしかし! ガンダムファイターの精神力は、悪魔の力を完全に押さえ込み……
『神の右手』と『悪魔の左手』を併せ持つ究極の新ガンダムへとパワーアップしたのです!
その名も御存知! さあみなさんもご一緒にぃ! 『ガンダムゴッドマスター』だぁ!

(『ガンダムトライエイジ』公式HPより引用)
機体デザインは以前の弾で登場したガンダムトライゼータ(これ魔改造大改造したMS。ぶっちゃけコイツとかをガンダムにアレンジした機体)に引き続き、
大河原邦夫氏が担当している。同氏はゴッドガンダムのデザインも担当されたので妥当な人選だろう。
DG細胞の浸食による影響かゴッドフィールドの色が禍々しく変色しており、
角にもマスターガンダムと同じ意匠が取り入れられるなど全体的に刺々しさが増している。
機体カラーも黒を基調に相反する力が同居している事を示すかのようなツートンカラーになっている。
また、デビルガンダムを一撃で葬る専用の登場演出も用意されている。格ゲーブームを受けて制作された作品だったからね

最終ボスとして登場した時の性能だが、強い。とにかく強い。
ただでさえHPが5万を越すというのにアタック上昇値が輪をかけて高い。
というのもこちらを攻撃する度に+1000、HPが半分以下になると30%増加、と上昇しない要素が無く、
スピードバーストで先攻を狙ってくるため素の状態でも対策無しなら出オチは確実。
下手に手を出そうものなら大惨事としか言いようがない超絶ダメージを叩き出されてしまう。
これで「闘気」まで発動していたら……説明するまでもありませんよね?
そして、実はゴッドマスター以上に厄介なのがお供のデスアーミー。
アビリティ、スキル共に嫌らしいものが揃っており、倒しても倒してもワラワラ出てくる。
アシストカットも狙ってくるため後一歩が届かず撃墜される……なんて事もザラ。
流石に開発スタッフも強すぎたと感じたのか、ニンテンドー3DS移植版の『ガンダムトライエイジSP』では弱体化されている。
最終ボス版の必殺技は「暴裂!デビルフィンガー!!」。
『悪魔の左手』を解放し禍々しい色に変色したハイパーモードに変身、左手で抱え上げ爆砕する。

ビルドモビルスーツ版のアビリティは最終ボス版同様「闘気」。
チューンアップを重ねる事で自分のHPが減っているとダメージがアップする「逆襲」、HPが0になると一度だけ撃墜を回避する「不沈」も選択できる。
ビルドモビルスーツ版の必殺技は「双極!ゴッドデビルフィンガー!!」。
「悪魔の左手」を開放し禍々しい色に変色、悶えながらも「神の右手」を開放し両腕を組むと同時に真のハイパーモードに変身。
両手にエネルギーを纏い、左手で相手を掴んだ後で右手を重ねエネルギー波を放出する。
こちらも専用機パイロットにはドモンが設定されている。

「ビルドMS 8弾」ではカード化され、パーフェクトレアで登場。
高HP&アタックのステータスと「闘気」のアビリティを持つが、先攻時に発動する闘気と低スピードステの相性が悪いのが難点。
必殺技「双極!ゴッドデビルフィンガー!!」はコスト10、威力7800と数値はSECのブルーディスティニー1号機以上である。
そしてカード裏の証言(要はフレーバーテキスト。そのマニアックっぷりから『トライエイジ』最大の魅力とも)では、
登場人物の夢オチという形ではあるが、遂に「双極!ゴッドデビルフィンガー!」の口上が明かされた。
+ 証言内容。
「『俺の両手が揃って吼えるッ!限界超えろとォォ!烈烈叫ぶッッ!!双ゥゥゥ極ッ!ゴッドォ!デビル・・・フィンガァァァァッ!!!』ってね、
 ドモン・カッシュ選手がすごい新ガンダムで、すごい必殺技を放つ夢を見たんですよ。
 いやはや、わたしの想像力も捨てたモノではありませんなぁ!」
(ストーカー)

もちろん、ドモン役の関智一氏が実際に叫ぶ予定があるかは不明である。

3DS版にもギリギリ参戦できたので、おうちでドモンの如く叫んでみるのもいいかもしれない。ただしアケ版では駄目だぞ!

+ その他の外部作品では…
サンライズのロボットアニメやヒーローアニメが集合したゲーム『サンライズ英雄譚』シリーズでは『2』に参戦。
シャッフル同盟全員とレイン、東方不敗が参戦しているのに、何故か機体はゴッドガンダムしか参戦しなかった。
機体としては優秀な部類に入り、気力が上がると撃てる必殺技を唯一2つ持つ機体でもある。
通常では爆熱ゴッドフィンガーだが、気力とENがMAXの場合のみ石破天驚拳に変化する。
2周目以降はドモン以外も乗れるようになるが、その結果誰でも石破天驚拳が撃てるという恐ろしい事態になってしまった。

『超機動大将軍編』では「武者號斗丸」、その続編『武神機羅鋼編』では「新號斗丸」として登場。
さらに『武者○伝(これで「むしゃまるでん」と読む)』にも登場し、終盤にて「爆王頑駄無」へとパワーアップを遂げる。
一式まさと氏の漫画版では小学生女児に一世一代のプロポーズをした漢である。
Twitterにて実施されたBB戦士人気投票では第1位に輝くほどの人気キャラ・キットであり、
海外でも展開して大ヒットした『SD三国伝』の劉備ガンダムが出るまでは最も売れたBB戦士だった。
これを受けてかLEGEND BBでは第4弾としての発売が決定される。騎士、武者、コマンドの三大主人公に次ぐ、
ある意味LEGEN BBのシリーズとしての本当のスタートラインとなる名誉ある立ち位置を得た。

プラモシミュレーターを使って自作プラモで戦う漫画『プラモウォーズ』では、
上記の武者號斗丸をモデルに複数のキットを組み合わせて作られた「リアル號斗丸」が登場。主人公が搭乗して戦った。
この機体に使われているプラモは全て実在するものなので、実際に作ってみた人も多い。

黄金神話』では騎士シャイン、武道家ドラゴン、剣士ローズ、闘士マックス、重戦士ボルトが融合(ユナイト)し、太陽騎士ゴッドガンダムとして登場。
さらに黄金神スペリオルカイザーとカイザーユナイトする事で太陽神ゴッドカイザーへと神化した。
名前に偽りなしの神、ゴッドガンダムである。

『SDガンダムフォース』では爆熱丸や爆心丸として登場し、前述の號斗丸とは演者、二刀流と共通点がある。

『SDガンダム三国伝』では孟獲として登場し、演者と比べても違和感が無いデザインとなっている。
光と闇の力を併せ持つ「天の刃」の一人。コミックワールドではその力を狙って南蛮に来た龐統を倒すために孔明と協力する。
何故か公式サイトの紹介ページでは、『マシンロボ クロノスの大逆襲』のパロディや嫁の祝融を「融こりん」と呼ぶなどかなりフリーダム
(彼に限った事ではないが)。

余談だが、ページ冒頭の台詞「俺の拳が~」は、『KOF』シリーズに登場するストライカー霧島翔がそのまま使い、
更に『2002UM』にてKUSANAGIに流用されていたりする。なお中の人は関氏ではなく岩田光央氏である。


MUGENにおけるゴッドガンダム

+ hyuga氏製作 携帯機版『スパロボ』ドット
  • hyuga氏製作 携帯機版スパロボドット
フリーダムガンダムウイングガンダムゼロカスタムなども手掛けたhyuga氏によるもの。
携帯機版『スパロボ』のドットを使用したSDキャラ。恐らくよく見るのはこれだろう。
性能としてはバリバリのコンボキャラであり、火力が低い代わりに、非常に多彩な攻撃で攻める事ができる。
また、回避技の「ゴッドシャドー」で背面を取る事ができ、それを始点としての攻撃が強力である。
遠距離に離れると、バルカンを熱く撃ってくれる。
1ゲージ技の「超級覇王電影弾」は地上を薙ぎ払う広範囲で、威力もそこそこ。
発生保障もあり、駆け抜けるように移動するので、際からの脱出にもよく使用される。
2ゲージ技の「爆熱ゴッドフィンガー」は打撃投げ。判定は強力だがゲージが溜まり難いので、AIは中々使ってくれない。
更新によって、火力の見直しと待望の3ゲージ技「石破天驚拳」が追加された。

外部AIはちゃんこ氏によるものが存在する。
かつてはリュウセイ氏も外部AIを製作していたが、現在は公開停止。
MUGENで再現された師匠との熱き戦い(5:00あたりから)
師弟の夢のダブルフィンガー(13:22あたりから)

+ gen氏製作 『スパロボMX』ドット
  • gen氏製作 『スパロボMX』ドット
かつてニコロダで公開されていた、『スーパーロボット大戦MX』ドットのゴッドガンダム。
現在は同所の閉鎖により入手不可。
北斗の拳』のシステムを搭載しており、ブーストゲージを用いた壁コンや、専用ゲージ(明鏡止水の文字)が光った時には一撃必殺技も使用可能。
飛び道具は一応バルカンがあるが性能はいまひとつなので、豊富な突進技を駆使した近距離戦が得意である。
ゲージ技の「爆熱ゴッドフィンガー」、一撃必殺技の「石破天驚ゴッドフィンガー」の演出は必見。
10Pカラーは明鏡止水カラーとなっており、各種性能が強化される。

ちぃたま氏による外部AIも公開されており、
コンフィグで「行動Lv」「精度Lv」「石破天驚拳使用条件」などを自由に設定できる親切設計になっている。

+ にゃん☆鬼龍氏製作 SFC版ドット
  • にゃん☆鬼龍氏製作 SFC版ドット
現在は氏のサイトがトクトクのサーバー障害復帰後に消滅したため、hamer氏が許可を得た上で代理公開している。
SFCで発売された対戦格闘ゲーム『機動武闘伝Gガンダム』のドットを使用したもの。
非常に凝った演出が搭載されている他、原作の&s{変な}操作性も改善されている。
なお、氏曰く「キャラのクオリティとしては同じ仕様のシャイニングガンダムの方が高い」との事。

また、ikuiku氏が改変パッチを公開している。
適用するとエフェクトボイス等の演出強化や石破天驚拳の追加などが行われる。
AIも変更した技や追加技に対応したものが搭載済み。

出場大会

+ 一覧
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
非表示

出演ストーリー

MUGEN STORIES INFINITY(劇中劇的な扱い)
百鬼運送業
リュウといっしょ(アーティスト部副部長<学生>)

プレイヤー操作

単発!良キャラ発掘絵巻(part90、gen氏製)


最終更新:2024年04月20日 09:16