剛拳





「人では居れず、鬼には成れず…

  豪鬼よ、お主は甘い男じゃ」

     初出作品: ストリートファイターIV
     出身地: 日本
     生年月日: 不明
     身長: 185cm
     体重: 90kg
     スリーサイズ: B125 W95 H90
     血液型: 不明
     好きなもの: 団子
     嫌いなもの:
     特技: 釣り
     ファイティングスタイル: 暗殺拳をルーツとした格闘術
     キャッチコピー: 師父 巌の如く
     担当声優: 大川透(日本語)、Doug Lee(IV・英語)、Keith Silverstein(V・英語)

『ストリートファイターIV』シリーズに登場するキャラクター。
背中に「無」の文字を背負った胴着を着、首から巨大な数珠を提げ、足は雪駄履き。頭髪は後頭部を残して禿げ上がり、顔中にヒゲを生やしている。
剛の拳とは直接的な関係はないが、モチーフにしたと思われる部分はある(後述)。


キャラクター設定

リュウケンダンに格闘術を教えた師匠その人。
また豪鬼の実兄であり、轟鉄(ゴウテツ)を同じく師とする兄弟弟子でもある(その辺は北斗の長男次男と似ている)。
師から受け継いだ暗殺拳を独自に洗練し、新しい拳法として編み出した格闘家。
拳法を弟子達に伝授した後、既に強者との死合いを求めるようになっていた豪鬼の手によって殺害されたと思われていたが(後述)、
『ストリートファイターIV』でまさかの登場を果たした。
厳しいながらも心優しい好々爺であり、弟子達の成長を何よりの楽しみとしている。

上述したように嘗てはダンも弟子としていたが、父親を殺したサガットへの復讐心を捨て切れていない事を拳から感じ取り、破門にしている。
しかし「(これまで身に付いた格闘術を悪用されない為に)破門者の拳を破壊し、格闘家として再起不能にする」という鉄の掟をダンに施すことはなかった。
それは剛拳の優しさ故である。豪鬼が思うように格闘家としては甘いかもしれないが、そんな彼だからこそリュウとケンも尊敬し慕っていたのもまた事実であろう。
ダンはリュウとケンが弟弟子であると意識しているが、二人が同門であることを意識しているかどうかは不明である。
またダンが剛拳のことを今でも師と思っているのかどうかは、『ストIV』シリーズでは詳しく語られてはいない。

リュウとケンの師匠という設定のキャラクターは初代『ストリートファイター』から存在したが、当時はまだ姿はおろか名前すらなかった。
このときはかつてサガットと戦って殺され、波動拳を盗まれて後のタイガーショット(泰式波動拳)となった
……事になっていたが、見事に無かった事にされた

ストリートファイターII』の漫画化作品『ストリートファイターII -RYU』に登場したのが初出であり、
単行本1巻に収録された設定資料には、カプコンによるラフスケッチが見られる。
豪鬼同様、背中に「」の文字を背負った胴着を着用し、首から巨大な数珠を提げ、足は雪駄履きである。
頭髪は後頭部を残して禿げ上がり顔中にヒゲを生やしている。
『ストリートファイターII -RYU』への登場時は、その当時の最終ボスであるベガによって殺害され、
リュウが師の仇を追ってベガと戦う筋書きになっていた。

ZERO1』の豪鬼のエンディングでは、回想に轟鉄とともに現れ、
このときから左眉の上に大きな十字の傷が描かれるようになった。
『ALL ABOUT ストリートファイターZERO』に載せられたバックストーリーでは ベガと豪鬼のどちらにも敗れており
この時までは「ベガに殺された」設定が生きていたものと考えられる。
続く『ZERO2 ALPHA』では殺意の波動に目覚めたリュウが豪鬼を「師の仇」と呼んでおり、
ここから剛拳を殺害したのが 豪鬼に変更 された模様。結局生きてたわけだが。

初出となった『ストリートファイターII -RYU』以外では、中平正彦氏による漫画化作品においても剛拳が多く描かれている。
『ストリートファイターZERO』の同名の漫画化作品では、少年時代のリュウとケンとともに回想シーンに登場する。
同作の設定では、暗殺拳を格闘技へ昇華させたのは轟鉄とされている。
また「昇龍拳」を禁じ手とする設定も登場しており、そうと知らずに「昇龍拳」を放ったリュウを剛拳が厳しく叱責する場面も描かれた。
(この設定もゲームの方に逆輸入されている。)

ストリートファイターIII』の漫画化作品『RYU FINAL』では、
剛拳と豪鬼の一騎打ちで山野が崩れ、森がなぎ払われる激しい戦いが描かれている。このとき豪鬼は勝利した後、剛拳の数珠を持ち去っている。
またこの戦いの中では、本来殺意の波動を持たない剛拳は使えないはずの瞬獄殺を放った事も(その結果は同項目を見られたし)。

『ストリートファイターIV』ではまさかの隠しボスとしての登場。
誰もが「豪鬼に殺されてたんじゃ?」と思ったが、
あまりにも長い間気絶していたので死んだと思われていただけで無事だったらしい。本当にありがとうございました
しもうた
意識を戻すのに こんなにも時間が掛かるとは
リュウもケンもワシが死んだと誤解して…

まあ よいか

……これなら超科学で蘇生させたり悪夢にでもしておいた方がナンボかマシな様な気がするのは気の所為だろうか。
リュウとケンは勿論、元凶の豪鬼ですらも生存に気が付かず、
更にはCIAのエージェントであるC.ヴァイパーも「貴方は死んだ筈だと資料にあった」と発言している辺り、
倒された時にはCIAですら死亡したと思う程にヤバい状況だったのではないかと思われる。
色々な意味で体が心配である。仮死状態と解釈すれば問題無いとも思われるが……
また家庭用では剛拳の称号に「死んだフリ」なんてのがある。まさか演技だったのか……
もしかしてプロフィールにある特技の「 釣り 」ってそういう……

簡易まとめ :サガットに殺された→ではなくベガに殺された→ではなく豪鬼に殺された→と思ったら死んでなかった

スタッフのこぼれ話では、
ストーリー的には豪鬼に倒されたことになっていますが、伝説をよみがえらせるために登場させました。
実は『ストリートファイターII』の「昇龍拳を破らぬ限りお前に勝ち目は無い」というリュウの勝ちゼリフが、
海外版では「シェンロン(神龍)を越えなければ勝ち目はない」と誤訳されてるんです。
海外版の剛拳の名前は「シェンロン」ということもあって*1、正にリュウやケンにとって越えるべき偉大な先人という存在にしています。
ストリートファイターシリーズのEDはあってないようなものなのです(笑)無理矢理辻褄を合わせても仕方ない……とは思いつつ
(中略)最終的には皺を沢山刻んだ顔にしてみました。

どうやらサガットやベガの件は本気で無かったことになったようだが、なかなか面白いエピソードである。
(もっとも最終的には結局生きていた訳で、実は三人全員から殺されかけた可能性も否定はできない…か?)
ただ『ストIV』シリーズは、パラレルワールドとされている『ZERO』シリーズの設定や、昔なかったことになった設定を復活させてうまくブレンドしている。
その結果としてシリーズの全作品とそれぞれに矛盾しているが、今後は最新作の設定を準拠としていくのかもしれない。
なお後にスタッフが、本作はお祭り的性格もあり、物語の整合性はガン無視しているという旨の発言をしている。

+『ストIV』『スパIV』における自身のストーリー内容 ネタバレ注意
『ストIV』のエンディングでは、リュウが豪鬼と闘うことで殺意の波動に目覚めてしまう事を危惧し、
事前に「無の拳」で封印した後、殺意の波動を嗅ぎ付けた豪鬼と対峙する内容になっている。

+「無の拳」とは
リュウのストーリーでは「全てを無に返す「無の拳」」と説明されている。
スタッフによるとリュウが目指す拳とされており、豪鬼が体得している拳と対極にあるとされ、殺意の波動を無効化する効果がある。
豪鬼のエンディングでは、リュウを倒した剛拳に「封じたか?」と確認している辺り、豪鬼もその存在を知っていたようである。

なお、剛拳とリュウが共通して発言している「倒すのではなく、勝つ事が出来る」云々と「無の拳」は同一ではない。
前者は中平正彦氏の漫画作品『RYU FINAL』が初出の「風の拳」であるとされ、
後に公式にそのときの動きをセービングアタックに取り入れたり、称号の一つとして逆輸入されている。
おい其処、挙動が猛虎無頼岩とか言わない!


『スパIV』では二人の弟子を一人前の格闘家と認めた上で雲隠れしようとするも、あっさりと弟子達に見つかってしまう。
何も言わずに自分達の前から去る剛拳を咎めるケンに対しのんきな発言をするリュウのやりとりを見ている内に、
雲隠れするのが馬鹿らしくなったのか、最後は大笑している。

『ストV』ではプレイアブルとしては参戦していないが、
チュートリアルにて若き日のリュウとケンを鍛えている様子が描かれている他、ストーリーモードにも登場している。
なお、本作では英語音声が『ワンパンマン』で深海王の吹き替えを担当したKeith Silverstein氏に変更された。


「誰も自分からは逃れられぬ 最後には己と向き合うことになる・・・」

「思い直すがいい どこへ行こうと 自身から逃げられるものはおらぬ」


キャラクター性能

『ストリートファイターIV』では隠しボス、及び家庭用キャラクターとして登場。
豪鬼の兄と言うだけあって「剛波動拳」「竜巻剛螺旋」「百鬼襲」と同じ技を多く持つが、
「波動拳」を片手で撃つ、「百鬼襲」の派生が違う、等の細かい所が異なっている。

+細かい違いの例
+波動拳
「剛波動拳」
発生が遅く、地上では中攻撃以上のカウンターヒットか近中P,大Pからでないと連続技にならない。
代わりに硬直が(タイガーショットよりも少ないと)非常に短い。
弱以外は仰角で撃つため、先読み対空やジャンプ防止として使える。
近距離戦は避けたいキャラなので必然と使いがちになる。というか主な牽制はこれ。あと浮いた後の追撃もおまかせ。
ちなみに溜めで2ヒットになるが、完了までが非常に長い為に使い道は殆ど無い。タイミングずらしが主用途。
EX版は弱、中と二連発する。牽制・端で浮かせた後の追撃にとっても便利。
その硬直の短さを生かし、また後述のEX竜巻剛螺旋の性能もあり、飛ばして落とすという戦術が非常に強力。
その分、キャミィアドンといった優秀な弾抜けを持つ相手はとても苦手。

+竜巻
「竜巻剛螺旋」
地上版は豪鬼が『3rd STRIKE』で使ってたスーパーアーツ「滅殺豪螺旋」そのまんま。
ただしSA→必殺技のグレードダウンのため性能がガタ落ち。
追撃としての威力は高く、ダウンもするが硬直が長い為に状況が五分にしかならない。攻めを継続したい剛拳としては微妙な所。
EX版(隠しボス版は通常も)には無敵が付くが、判定が微妙な為に使い勝手も微妙。対空として使うなら遠間の飛び込みに限定した方が…。
ちなみにガードされると-200Fという脅威の不利フレームを背負う恐ろしい技。ダメージは200と高いがリスクに見合うか。
ver2012からEX竜巻の初段ヒット時にロックするようになった。
その為、これまでの対空に使ったはいい物のカス当たりしておじいちゃんだけがそら高く舞い上がるという事態が起きなくなった。
ダメージは非常に高くリーチも最高レベルな為、『スパIV』最強の対空技の一角となった。
また、発生7Fに対して無敵は8Fと非常に長い。
しゃがみ状態の敵に当たらないという致命的な弱点はあるものの、起き攻めに対する拒否としても使用できる。
空中版は『ストII'ターボ』時代や『CVS2』の殺意リュウ(特殊入力)のように真横に移動する…が、硬直がとんでもなく長い為に逃げには使えない。
EX版はその場に停滞し、レバー入力で若干左右に移動できるようになる。やっぱりこっちも(ry
一応多段ヒットする為、相手の起き上がりに重ねるなどして全てガードさせるとヒット時と同等のダメージを削る事ができる。
それで殺しきれないと膨大な着地硬直から(ry

+百鬼襲
「百鬼襲」
「百鬼豪衝」と入れ代わりに空中でセービング状態になる「百鬼剛壁」が追加されている。
本作中唯一の空中における防御手段。
これ自体は微妙に心許ない代物なのだが、
リュウでおなじみの早出し弱昇竜対空から滅波動拳というような対空に対して絶大なリターンを得る事が出来る。
アーマーブレイク属性を持っている対空技(ガイルやヴァイパー)、多段ヒットする対空技(サガットのEXアパカやリュウの引きつけ中昇竜)、
通常技対空キャンセル必殺技(胴衣のしゃがみアッパーキャンセル竜巻など)には弱いものの、
通常の剛刃と使い分ける事で相手の対空を揺さぶる事も出来る。
尤も、立ち回りで百鬼襲を使うのは非常にリスクが高い為にそうそう使う事は無いのだが。
また、剛刃と違い発生しても着地タイミングがずれる事無く、着地硬直が6Fと比較的短いためスカし投げに使えなくも無い。
その為に豪鬼でお馴染み「浮かして通常技で追撃キャンセル百鬼着地重ね」の連携択一を用いる事もできなくはない。
ただでさえ高火力な剛拳が「百鬼剛刃」表裏二択でダブルアップ、さらに天蓋(後述)からの追撃もある為にプレッシャーが倍率ドン二倍。
EX版は出掛かりに全身無敵が付くため拒否に便利。
遠くに逃げる事ができないため対策されていると辛いものの、対策されていなければ好き放題できる。困った時は試してみよう。

また、その他にも作中唯一の当て身技等独自の技も持つ。

+独自技の例
+「金剛身」
「金剛身」
Pで上半身、Kで下半身、EXで全身にアーマーを纏い、相手の投げ以外の攻撃に反撃する。
従来における当身技で、剛拳の発生させるアーマー判定に相手の攻撃判定が重なれば自動カウンターが発動する。
中段や下段と言ったガード方向は関係がない。
ただしセビ扱いのためクラッシュには無力・ダメージが一定時間蓄積されるが、
反撃部分は完全無敵の為に単純な多段技(一部スパコン・ウルコン含む)なら潰したり、飛び道具を抜けたりも出来る。
ちなみに反撃は全身に攻撃判定を纏う為めくりにも対応。
剛拳にとって最後の生命線であるが、その分頼ると投げられがちになるという欠点が。
『スパIV AE』では上・中・下・EXの4種類になった。
同じジャンプ攻撃でも高めでは上のみ、低めなら中のみでしか取れないといったケースが発生する等、
おおよそ凡人には使いこなせない素敵な仕様になっている。
2013年11月、新たにガードモーションキャンセルというテクニックが発見された。より一層の出番が期待される。

+「閃空剛衝破」
「閃空剛衝波」
移動中のみ無敵の突進技。「阿修羅閃空」もどき。
ただし移動前、停止後攻撃判定発生前が割と長いく、ガードされて-4~-6の不利フレームを背負うというぶっぱすると死ぬ類の技。
主に撃ち合い中飛び道具を抜けて反撃したり、浮いたは良いが遠くて他に追撃出来ない場合に使う。
だが、剛拳はセービングに対して有効な対抗手段が少ない。
ぎりぎり先端ガードになる間合いを把握し、反撃されにくい間合いでぶっぱして相手のセービングにプレッシャーをかけていくのも重要である。
EX版はかなり高く浮く為に追撃し放題。画面端での火力は特筆すべきものがあり、火力キャラといわれている理由の最大の理由。
この技を絡めると、高火力・高スタン値な上に百鬼剛刃での表裏択などのセットプレイもついてくる為、
一度この技を決めれば、そのまま相手が何もできずに死ぬ事もしばしば。
ver2012から、閃空剛衝波の弱派生が移動せずその場で攻撃する、というものに変更になった。
中・強と違い移動中の無敵は無いものの、小パンチからキャンセルで繋げる事が可能になった為、
隙が少なく非常にリーチの長い小足やガードされて五分のしゃがみ中Pに仕込んでセービングを牽制できるようになった。


禁じ手としている「昇龍拳」はスーパーコンボ「禁じ手・昇龍拳」、ウルトラコンボ「真・昇龍拳」として使用する。
『スパIV』からはウルトラコンボIIとして「電刃波動拳」が追加された。
『3rd』の電刃波動拳と違いガード可能である。
ブロッキングが無くガード不能攻撃は避ける以外に対処法が無いので、システム的には致し方ない

ダメージ0で発生が遅い(5F)代わりに無補正かつウルコン含め何でも追撃可能な「天颪(あまおろし 通常投げ)」や、
通常技から繋がる上にまたまた追撃し放題の突進技「EX閃空剛衝破」等、一発刺さった後の火力だけは高いキャラクター。
代わりに通常技が全体的に使いにくく、必殺技にも無敵技が乏しい(信頼できるのは「EX百鬼」の逃げのみ)、
頼みの綱の当身もアーマーブレイク技で割られる等、どうにも接近戦(特に牽制合戦や投げ)や受ける戦いに厳しい性能。
接近戦が苦手な分、「波動拳」の硬直が道着連中で一番短い、飛び道具を抜ける突進技を持つ等の長所があり、
総じて遠~中距離牽制をしつつ、落ち着いて対処する冷静さが必要な上級者向けのキャラクターと言える。
ちなみに図体は本田並に大きい割に、体力はリュウと同じ。体感は結構柔らかめ。
家庭用のキャラランクでは中堅のうち真ん中から微妙に下(ケンや本田と同じくらい)に入る。

ver2012から、天颪に補正がかかるようになった。
その代わり近中Pをガードさせて大幅有利、ヒットさせてコンボにいけるようになったり、
スーパーコンボ「禁じ手・昇龍拳」の発生が3Fになるなど、立ち回り面での大幅な強化が来た。
近距離が辛いのは変わらないが、近距離でのワンチャンスの機会が増え、以前よりは闘えるようになったといえるだろう。
非常に扱いが難しいキャラクターで、人によっての評価が大幅に変わる。
海外のプロゲーマー達が作ったダイヤグラムでは中堅上位に位置するのが多いが、日本のプロゲーマー達のダイヤグラムでは中堅下位~下位とされる事が多い。


上記の通り、ウルトラコンボは『ストIII』シリーズのリュウで御馴染の「真・昇龍拳」と「電刃波動拳」。
後者は通常の波動と殺意の波動の融合・反発を用いた技で、
殺意の波動を完全に禁じる剛拳の意図とは根本的に相容れない技のはずなのだが……
ストーリー的には、「師匠の残した必殺技をリュウがより高めた」と考える事もできる。
もしかしたらリュウのものは殺意の波動があるからガード不能になったのかもしれない。


MUGENにおける剛拳

前述通り公式の使用キャラクターとしては『ストリートファイターIV』が初出だが、
MUGENでは『ストIV』以前から、『ストIII』や『SVC』の別キャラクターのドットを改変した剛拳が複数公開されている。
後に『ストIV』がリリースされ、ようやく原作再現キャラが製作されたという珍しい経緯を持つ。
登場作は少ないながら、旧作系ドットによるアレンジからキャプチャ画像による原作再現まで、幅広く制作されている。
  • 再現系
+Orbinaut氏製作 原作キャプチャ画像+Ver.2012仕様
  • Orbinaut氏製作 原作キャプチャ画像+Ver.2012仕様
セスジュリと同じく原作のグラフィックを使用したもの。
技やシステムも一通り再現されているが、新MUGEN専用。
またファイルサイズが重い(解凍時には約130MB)ため、導入の際は注意が必要。
AIは未搭載の模様。

+nejitumin氏製作 手描きドット+ストIV仕様
  • nejitumin氏製作 手描きドット+ストIV仕様
手描きで『ストIII』に近い仕上がりのドットだが、服装など再現度が高い。
ボイスも『ストIV』のものを使用。
スーパーコンボ・ウルトラコンボも搭載。
AIレベル(3段階)とブロッキング率が調整可能なcafe氏のAIが公開されている。

+blood riot iori氏製作 ストIII風ドット+ストIV仕様
  • blood riot iori氏製作 ストIII風ドット+ストIV仕様
ストIII豪鬼の改変スプライトで作られている。
波動拳やヒットスパークなど、エフェクトの鮮やかさが特徴的。
『ストIV』のシステム、セービングアタック・ウルトラコンボを搭載し、技も一通り揃っている。リベンジゲージもしっかり再現されている。
デフォルトでAIが搭載されている。

  • アレンジ系
+Guile_N_Roll氏制作 ストII風ドット+アレンジ仕様
  • Guile_N_Roll氏制作 ストII風ドット+アレンジ仕様
『ストIV』のモーションを多く再現した『ストII』風ドット、自作エフェクトと素晴らしい出来栄え。
サブシステムは前後ダッシュとガードキャンセル(「金剛身」)。
さらに昇龍拳を禁じていないので守りは固い。
AIは搭載されていない。

+SLAYER and KHARDGAR氏製作 ストZERO風ドット+アレンジ仕様
  • SLAYER and KHARDGAR氏製作 ストZERO風ドット+アレンジ仕様
DOS版の時代から存在する狂キャラ。
もちろん『ストIV』で剛拳が登場する以前に製作されたキャラであり、
MUGENで剛拳と言えばこのキャラの事だったという時期がある。 なのに長いことwikiに載っていなかった
ドットは『ストZERO』時代の豪鬼のものを改変しており、勝利ポーズでリュウとケンが現れる。
一見ブロッキングに見える絵面の喰らい抜けを得意とし、同キャラ対戦をさせるとハマる。

+alexlexus氏製作 ストIII風ドット+アレンジ仕様
  • alexlexus氏製作 ストIII風ドット+アレンジ仕様
ストIII豪鬼の改変スプライトで作られている。
特殊システムはブロッキング(赤ブロも可)とパワー溜め。セービングアタックは搭載されていない。
昇龍拳が通常必殺技として使用できる(『ストIV』ではスパコン)他、『ストIV』に無い技が一部搭載されている。
また、真・昇龍拳のズームや、パワーゲージの溜り具合に応じてスパークを纏うなどの演出がなされている。
デフォルトでAIが搭載されている。

+T.F氏制作 頂上決戦最強ファイターズ風ドット+アレンジ仕様
  • T.F氏制作 頂上決戦最強ファイターズ風ドット+アレンジ仕様
レバー+6ボタンの操作系だが、ボタンの割り振りが
  1. 通常攻撃 ジャンプ 必殺技 避け スーパーコンボ2つ
  2. 通常攻撃と必殺技は、レバー入れで技が変わる
というユニークな設計になっている。
サブシステムはラン、バックステップ、ゲージ溜め、避けといったところ。
必殺技の構成は三種の神器+斬空とスタンダード寄り。
AIは搭載されていない。

+Infinite氏 CVS風ドット+アレンジ仕様
  • Infinite氏 CVS風ドット+アレンジ仕様
原作からのキャプチャ画像をベースに作成された、『CVS』風スプライトを使用した力作。
原作にない『CVS』のサブシステムも再現し、豊富に盛り込んでいる。
その他カットイン演出やヒットスパーク等、POTS氏キャラに準拠した造りになっている。
技構成は基本的に『スパIV』を踏襲しているが、
セービングアタックのオミットにあたり上段足刀蹴りが必殺技として搭載されたり、オリジナルのスーパーコンボが多数搭載されている。
いずれの通常技も必殺技キャンセル可能でチェーンコンボ(コンフィグでOFFにできる)も可能。
原作とは対照的に、気楽かつアグレッシブに動かせるだろう。
新MUGEN、winmugenの両方に対応している(winmugenはパッチにて対応)。
デフォルトAIも搭載されている。
ちなみにヒット数補正を実装し忘れている模様で、オリコン強K連打で相手は死ぬ。
修正を待つか、知識があれば記述を加えてみよう。

+ARAGAN氏製作 SVC風ドット+アレンジ仕様
  • ARAGAN氏製作 SVC風ドット+アレンジ仕様
豪鬼をはじめ、リュウ・ケンのSVC版スプライトを元に作られている。
ボイスは豪鬼のものを中心に様々な胴着キャラの声が使われており、やたらとカオスである。
攻撃面のシステム周りは、通常技のチェーンに必殺技キャンセル・スーパーキャンセルとかなり強力。
その上、守ってはガーキャンステップ・ふっとばし以外に、アドバンシングガードにブロッキングと盛りだくさん。
技のレパートリーは豪鬼に近いものとなっており、安定した強さを誇る。
デフォルトでAIが搭載されている。

+119way氏製作 SVC風ドット+KOFアレンジ仕様
  • 119way氏製作 SVC風ドット+KOFアレンジ仕様
SVC系の改変ドットだが、操作感覚はKOFに近い。
ビーム状の波動拳からのエフェクトが出てくるなどのアレンジが施されている。

「不確かな影に怯えるな お主自身の力を信じるのじゃ」

出場大会

+一覧
シングル
タッグ
チーム
その他
削除済み
更新停止中
凍結
非表示

出演ストーリー



*1 :
+「シェンロン」について
実際には、海外版『ストIV』でも「Gouken」のままで、豪鬼→「Akuma」のような変化はない。
だが、それ以前には英語圏のファンの間では「リュウの師匠=Sheng Long」という認識があった。
これは元を辿れば、海外版『ストII』が最初に出た際、リュウの勝利メッセージの
しょうりゅうけん を やぶらぬかぎり おまえに かちめはない!!」
(昇龍拳を破らぬ限り、お前に勝ち目はない!!)
を英訳する際に、
「YOU MUST DEFEAT SHENG LONG TO STAND A CHANCE.」
(シェンロンを破らぬ限り、お前に勝ち目はない)
と誤訳されてしまったのがきっかけである。
このため、海外のゲーマーの間では「シェンロンという名の隠しキャラクターが存在するらしいぞ!」と噂になり、
1992年にはアメリカのゲーム雑誌『Electronic Gaming Monthly (EGM)』にて
エイプリルフールのジョークで「隠しキャラ・シェンロンが登場する」という嘘の記事(所謂ウソテク)も作られたりと、
海外ファンの間では「誤訳から生まれた幻のキャラクター」として有名になっていた。
参考(英語サイト)

その後、海外SNES版『ストII』では「YOU MUST DEFEAT MY DRAGON PUNCH TO STAND A CHANCE!」と修正されたのだが、
そのSNES版の説明書に「マスター・シェンロンの弟子リュウは~」と書かれたり、
『ストリートファイター ザ・ムービー』のアクマ(豪鬼)EDでアクマの兄を「シェンロン」と言ってたりなど、
一時期は「剛拳=Sheng Long」であるかのように扱われていた。
上記インタビューの「(当時)海外版の剛拳の名前がシェンロン」というのもここから来ている。
また、『ザ・ムービー』では実際にシェンロンを登場させようとする企画も動いていたようで、
当時の企画案では「アメリカ軍人風の格好で、中国拳法を使い、目隠しをして闘うキャラクター」とされていたらしい。
だが開発の混乱もあり、期間的な制約によりあえなく没となったようだ。
1997年に再びEGMが載せた「『ストIII』で条件を満たすとシェンロンが登場する」エイプリルフール記事では「別名:剛拳」と記載されている。

そして時を経て2008年4月1日、『ストIV』の公式ブログで隠しキャラクター「シェンロン」が登場することが発表。
だが、もちろんその翌日にエイプリルフールにちなんだ嘘であることが明らかになった。
その後、同年9月26日に「剛拳」が出現することが正式発表(上記シェンロンの画像は剛拳を元にしたコラであった)。
これにより、海外でも「シェンロン」ではなく「剛拳」が正式名称として統一されることになった。
だが剛拳が元に戻っても豪鬼は「アクマ」のままであり、このため海外版では名前の対比が消滅してしまっている。
むしろシェンロン(神龍)のままの方がアクマ(悪魔)との対比で良かったのではないかという気もするが……

更に2017年のエイプリルフールには、『ストV』の公式サイト内『シャドルー格闘家研究所』にマスター・シェンロンが1日限定で記載された( アーカイブ )。
上を向いた髭に白いモヒカンという外見で誕生日は四月一日、身長185cm、体重70kg、血液型は不明、
好きなものは今日(つまり公開日であるエイプリルフール)、嫌いなものは改造基盤。
(基板ではなく「基」になっているのはよく見る定番の誤植ネタである)
必殺技は波動拳・昇竜拳・竜巻旋風脚の他に、上記EGMの嘘記事の登場シーン由来の「地獄巴投げ」、
そしてなぜかシェンロンと直接関係ないスラング由来の「連弧院(れんこいん)」「堕伊般(だいぱん)」や改造基板由来の「零印棒(れいんぼう)」が設定され、
挙句の果てにゲーメストの誤植ネタまで取り入れられるやりたい放題の内容となっていた。


なお、シェンロンもMUGENでキャラが確認されている。
ベースはEGMの嘘記事で、『ストII』ドットと『ストIII』ドットの2体いるようだが、いずれも現在は入手できないらしい。
youtubeでは動画が複数見つかる。



添付ファイル