剛拳





「人では居れず、鬼には成れず…

  豪鬼よ、お主は甘い男じゃ」

     初出作品: ストリートファイターIV
     出身地: 日本
     生年月日: 不明
     身長: 185cm
     体重: 90kg
     スリーサイズ: B125 W95 H90
     血液型: 不明
     好きなもの: 団子
     嫌いなもの:
     特技: 釣り
     ファイティングスタイル: 暗殺拳をルーツとした格闘術
     キャッチコピー: 師父 巌の如く
     CV: 大川透

『ストリートファイターIV』シリーズに登場するキャラクター。
背中に「無」の文字を背負った胴着を着、首から巨大な数珠を提げ、足は雪駄履き。頭髪は後頭部を残して禿げ上がり、顔中にヒゲを生やしている。
剛の拳とは直接的な関係はないが、モチーフにしたと思われる部分はある(後述)。


キャラクター設定

リュウケンダンに格闘術を教えた師匠その人。
また豪鬼の実兄であり、轟鉄(ゴウテツ)を同じく師とする兄弟弟子でもある(その辺は北斗の長男次男と似ている)。
師から受け継いだ暗殺拳を独自に洗練し、新しい拳法として編み出した格闘家。
拳法を弟子達に伝授した後、既に強者との死合いを求めるようになっていた豪鬼の手によって殺害されたと思われていたが(後述)、
『ストリートファイターIV』でまさかの登場を果たした。
厳しいながらも心優しい好々爺であり、弟子達の成長を何よりの楽しみとしている。

上述したように嘗てはダンも弟子としていたが、父親を殺したサガットへの復讐心を捨て切れていない事を拳から感じ取り、破門にしている。
しかし「(これまで身に付いた格闘術を悪用されない為に)破門者の拳を破壊し、格闘家として再起不能にする」という鉄の掟をダンに施すことはなかった。
それは剛拳の優しさ故である。豪鬼が思うように格闘家としては甘いかもしれないが、そんな彼だからこそリュウとケンも尊敬し慕っていたのもまた事実であろう。
ダンはリュウとケンが弟弟子であると意識しているが、二人が同門であることを意識しているかどうかは不明である。
またダンが剛拳のことを今でも師と思っているのかどうかは、『ストIV』シリーズでは詳しく語られてはいない。

リュウとケンの師匠という設定のキャラクターは初代『ストリートファイター』から存在したが、当時はまだ姿はおろか名前すらなかった。
このときはかつてサガットと戦って殺され、波動拳を盗まれて後のタイガーショット(泰式波動拳)となった
……事になっていたが、見事に無かった事にされた

ストリートファイターII』の漫画化作品『ストリートファイターII -RYU』に登場したのが初出であり、
単行本1巻に収録された設定資料には、カプコンによるラフスケッチが見られる。
豪鬼同様、背中に「」の文字を背負った胴着を着用し、首から巨大な数珠を提げ、足は雪駄履きである。
頭髪は後頭部を残して禿げ上がり顔中にヒゲを生やしている。
『ストリートファイターII -RYU』への登場時は、その当時の最終ボスであるベガによって殺害され、
リュウが師の仇を追ってベガと戦う筋書きになっていた。

ZERO1』の豪鬼のエンディングでは、回想に轟鉄とともに現れ、
このときから左眉の上に大きな十字の傷が描かれるようになった。
『ALL ABOUT ストリートファイターZERO』に載せられたバックストーリーでは ベガと豪鬼のどちらにも敗れており
この時までは「ベガに殺された」設定が生きていたものと考えられる。
続く『ZERO2 ALPHA』では殺意の波動に目覚めたリュウが豪鬼を「師の仇」と呼んでおり、
ここから剛拳を殺害したのが 豪鬼に変更 された模様。結局生きてたわけだが。

初出となった『ストリートファイターII -RYU』以外では、中平正彦氏による漫画化作品においても剛拳が多く描かれている。
『ストリートファイターZERO』の同名の漫画化作品では、少年時代のリュウとケンとともに回想シーンに登場する。
同作の設定では、暗殺拳を格闘技へ昇華させたのは轟鉄とされている。
また「昇龍拳」を禁じ手とする設定も登場しており、そうと知らずに「昇龍拳」を放ったリュウを剛拳が厳しく叱責する場面も描かれた。
(この設定もゲームの方に逆輸入されている。)

ストリートファイターIII』の漫画化作品『RYU FINAL』では、
剛拳と豪鬼の一騎打ちで山野が崩れ、森がなぎ払われる激しい戦いが描かれている。このとき豪鬼は勝利した後、剛拳の数珠を持ち去っている。
またこの戦いの中では、本来殺意の波動を持たない剛拳は使えないはずの瞬獄殺を放った事も(その結果は同項目を見られたし)。

『ストリートファイターIV』ではまさかの隠しボスとしての登場。
誰もが「豪鬼に殺されてたんじゃ?」と思ったが、
あまりにも長い間気絶していたので死んだと思われていただけで無事だったらしい。本当にありがとうございました
しもうた
意識を戻すのに こんなにも時間が掛かるとは
リュウもケンもワシが死んだと誤解して…

まあ よいか

……これなら超科学で蘇生させたり悪夢にでもしておいた方がナンボかマシな様な気がするのは気の所為だろうか。
リュウとケンは勿論、元凶の豪鬼ですらも生存に気が付かず、
更にはCIAのエージェントであるC.ヴァイパーも「貴方は死んだ筈だと資料にあった」と発言している辺り、
倒された時には CIAですら死亡したと思う程にヤバい状況 だったのではないかと思われる。
色々な意味で体が心配である。仮死状態と解釈すれば問題無いとも思われるが……
また家庭用では剛拳の称号に「死んだフリ」なんてのがある。まさか演技だったのか……
もしかしてプロフィールにある特技の「 釣り 」ってそういう……

簡易まとめ :サガットに殺された→ではなくベガに殺された→ではなく豪鬼に殺された→と思ったら死んでなかった

スタッフのこぼれ話では、
ストーリー的には豪鬼に倒されたことになっていますが、伝説をよみがえらせるために登場させました。
実は『ストリートファイターII』の「昇龍拳を破らぬ限りお前に勝ち目は無い」というリュウの勝ちゼリフが、
海外版では「シェンロン(神龍)を越えなければ勝ち目はない」と誤訳されてるんです。
海外版の剛拳の名前は「シェンロン」ということもあって*1、正にリュウやケンにとって越えるべき偉大な先人という存在にしています。
ストリートファイターシリーズのEDはあってないようなものなのです(笑)無理矢理辻褄を合わせても仕方ない……とは思いつつ
(中略)最終的には皺を沢山刻んだ顔にしてみました。

どうやらサガットやベガの件は本気で無かったことになったようだが、なかなか面白いエピソードである。
(もっとも最終的には結局生きていた訳で、実は三人全員から殺されかけた可能性も否定はできない…か?)
ただ『ストIV』シリーズは、パラレルワールドとされている『ZERO』シリーズの設定や、昔なかったことになった設定を復活させてうまくブレンドしている。
その結果としてシリーズの全作品とそれぞれに矛盾しているが、今後は最新作の設定を準拠としていくのかもしれない。
なお後にスタッフが、本作はお祭り的性格もあり、物語の整合性はガン無視しているという旨の発言をしている。

+ 『ストIV』『スパIV』における自身のストーリー内容 ネタバレ注意


「誰も自分からは逃れられぬ 最後には己と向き合うことになる・・・」

「思い直すがいい どこへ行こうと 自身から逃げられるものはおらぬ」


キャラクター性能

『ストリートファイターIV』では隠しボス、及び家庭用キャラクターとして登場。
豪鬼の兄と言うだけあって「剛波動拳」「竜巻剛螺旋」「百鬼襲」と同じ技を多く持つが、
「波動拳」を片手で撃つ、「百鬼襲」の派生が違う、等の細かい所が異なっている。

+ 細かい違いの例

また、その他にも作中唯一の当て身技等独自の技も持つ。

+ 独自技の例

禁じ手としている「昇龍拳」はスーパーコンボ「禁じ手・昇龍拳」、ウルトラコンボ「真・昇龍拳」として使用する。
ダメージ0で発生が遅い(5F)代わりに無補正かつウルコン含め何でも追撃可能な「天颪(あまおろし 通常投げ)」や、
通常技から繋がる上にまたまた追撃し放題の突進技「EX閃空剛衝破」等、一発刺さった後の火力だけは高いキャラクター。
代わりに通常技が全体的に使いにくく、必殺技にも無敵技が乏しい(信頼できるのは「EX百鬼」の逃げのみ)、
頼みの綱の当身もアーマーブレイク技で割られる等、どうにも接近戦(特に牽制合戦や投げ)や受ける戦いに厳しい性能。
接近戦が苦手な分、「波動拳」の硬直が道着連中で一番短い、飛び道具を抜ける突進技を持つ等の長所があり、
総じて遠~中距離牽制をしつつ、落ち着いて対処する冷静さが必要な上級者向けのキャラクターと言える。
ちなみに図体は本田並に大きい割に、体力はリュウと同じ。体感は結構柔らかめ。
家庭用のキャラランクでは中堅のうち真ん中から微妙に下(ケンや本田と同じくらい)に入る。
ver2012から、天颪に補正がかかるようになった。その代わり近中Pをガードさせて大幅有利、ヒットさせてコンボにいけるようになったり、スーパーコンボ「禁じ手・昇龍拳」の発生が3Fになるなど、立ち回り面での大幅な強化が来た。
近距離が辛いのは変わらないが、近距離でのワンチャンスの機会が増え、以前よりは闘えるようになったといえるだろう。
非常に扱いが難しいキャラクターで、人によっての評価が大幅に変わる。
海外のプロゲーマー達が作ったダイヤグラムでは中堅上位に位置するのが多いが、日本のプロゲーマー達のダイヤグラムでは中堅下位~下位とされる事が多い。

ウルトラコンボは『ストIII』シリーズのリュウで御馴染の「真・昇龍拳」と「電刃波動拳」。
後者は通常の波動と殺意の波動の融合・反発を用いた技で、殺意の波動を完全に禁じる剛拳の意図とは根本的に相容れない技のはずなのだが……如何なるものか判明するまで続編を待つしかない。
ちなみに、3rdの電刃波動拳と違いガード可能である。
ブロッキングが無くガード不能攻撃は避ける以外に対処法が無いので、システム的には致し方ない。
ストーリー的には、師匠の残した必殺技をリュウがより高めた……と考える事もできる。もしかしたら殺意の波動があるからガード不能になったのかもしれない。


MUGENにおける剛拳

前述通り公式の使用キャラクターとしては『ストリートファイターIV』が初出だが、
MUGENではストIV以前から、ストIIIやSVCの別キャラクターのドットを改変した剛拳が複数公開されている。
後にストIVがリリースされ、ようやく原作再現キャラが製作されたという珍しい経緯を持つ。
登場作は少ないながら、旧作系ドットによるアレンジからキャプチャ画像による原作再現まで、幅広く制作されている。
  • 再現系
+ Orbinaut氏製作 原作キャプチャ画像+Ver.2012仕様

+ nejitumin氏製作 手描きドット+ストIV仕様

+ blood riot iori氏製作 ストIII風ドット+ストIV仕様

  • アレンジ系
+ Guile_N_Roll氏制作 ストII風ドット+アレンジ仕様

+ SLAYER and KHARDGAR氏製作 ストZERO風ドット+アレンジ仕様

+ alexlexus氏製作 ストIII風ドット+アレンジ仕様

+ T.F氏制作 頂上決戦最強ファイターズ風ドット+アレンジ仕様

+ Infinite氏 CVS風ドット+アレンジ仕様

+ ARAGAN氏製作 SVC風ドット+アレンジ仕様

+ 119way氏製作 SVC風ドット+KOFアレンジ仕様


「不確かな影に怯えるな お主自身の力を信じるのじゃ」

出場大会

+ 一覧

出演ストーリー



*1 :
+ 「シェンロン」について


添付ファイル