ホーマー・シンプソン


"You So Give Me On?"

+ 日本語吹替声優
大平透
作品全般
所ジョージ
『MOVIE』(劇場公開版)
浦山迅
『ロキとバートたちの大乱闘』

大平氏はハクション大魔王役、『笑ゥせぇるすまん』の喪黒福造役等で知られている。
『おそ松くん』のデカパンを演じられた事もあるので、ひょっとしたらその影響で起用されたのかも……理由は後述。

アメリカの超有名アニメ『The Simpsons(ザ・シンプソンズ)』の主人公。
シンプソンズ家の大黒柱であり、アメリカのすごい漢と言われている。
「カートゥーンといえばこいつとグリフィン氏」と言われるくらいの人気キャラである。
現在は製作の20世紀FOX買収によってディズニーが版権を所有しており、配信サービス「ディズニープラス」で視聴することが可能である。
日本でも「C・CレモンのCMに出ていたキャラ」としてご存知の人も多いだろう。

フルネームはホーマー・ジェイ・シンプソン(Homer Jay Simpson)。
家族に対する愛情はとても強く、それを示す行動に出るがほとんど空回りに終わる。
息子のバートの首を絞めて「おまえってヤツは~っ!」(Why you little!)と叫ぶのが恒例。
いい加減な性格で将来の夢がコロッと変わってしまう。また、よく自分の脳みそと会話をする。
何かに気付いたり失敗したりした時に「ドオッ!」(D'oh!と綴る)と言う癖がある。
「D'oh!」は公式単語としてオックスフォード英和辞典2001年度版に追加された
原子力発電所で安全管理官として働いているが、着任後に事故の発生回数が飛躍的に増加した。
また発電所の社長のモントゴメリー・バーンズに名前を覚えてもらえない。ちなみに部署はセクター7G。
ドーナツとダフビールとテレビが好きな太った頭の薄い中年で、社会的秩序に欠け、
いつもモーの店でレニーやカール、バーニーらと酒をあおり、飲酒運転して帰宅するのが日課となっている。
意外な事にピアノが弾け、作曲の才能がある。
子供の頃は声楽の才能を認められ、聖歌隊でかなり長い独唱パート部分を任されるなど、
その道での前途有望な将来性を父親に嘱望されていた事もある(教会のミサで斉唱の最中に突然声変わりして、断念)。
マージとは高校時代に一目惚れして付き合う事になったが、バートが出来たために結婚する事になった。
以降、リサやマギーも意図して作ったわけではない。
過去に辛く当たられた事もあってか、父親のエイブラハムを煙たがっており、すぐ老人ホームに連れて行ったり、話の最中でも有耶無耶にしてしまう。
また、母親のモナはヒッピーで指名手配中のため、滅多に連絡が取れず、父に男手1人で育ててもらっていたが、その父よりも母の事を強く慕っている。

下着は主にブリーフを着用。これは製作者側がウケを狙った設定らしく、作中でホーマーはよくブリーフ一丁になる。なるほどデカパン
政治的にはおおむね保守寄りではあるが、あまり政治に関心は無い。
エコロジストや同性愛者を嫌悪する銃所持派であるが、全米ライフル協会からは会員権を剥奪されている。
一方で医療用マリファナにはまってマリファナ解禁運動に身を投じたり、母親への憧憬からヒッピーにかぶれる事もある。
他の大多数の住民同様、毎週教会に通いながらも真面目には信仰していない。
隣人の勤勉で善人だが熱心なカトリックであるフランダース一家、特にフランダース家の主人であるネッドの事が大嫌いで
(MUGENキャラのホーマーが勝利時にセルフフェイタリティで持ってくる生首の人である)、
出会い初日から折り合いが悪く、よく嫌がらせをする。*1
何か不幸な出来事が起こると「(災いの矛先が)ネッド・フランダースでありますよ~に」と祈るほど。

現在では原子力発電所に勤めているが、まだ独身の頃はスプリングフィールドに有る娯楽施設で風車を回す仕事をしていたり、
バートが生まれる前は、バートを養うために色々な仕事に就いたりしていた。
しかし、それらの職業で失敗をしてクビになってしまい、原子力発電所の面接に行くが失敗してしまい不採用となった。
その後、バーンズ社長に直接会い「人権を放棄した社員を雇いたいなら俺を雇え」などの事を言って、原子力発電所で働く事になった。
マギーが生まれる前は自分の夢を叶えたいと言う事で、一時期バーニーの伯父がオーナーをするボウリング場で勤務していた。
しかし、生まれてくるマギーを養うために再び原子力発電所に戻り、永久に原子力工場に勤めさせられる事になった。

耳の上にある髪の毛はアルファベットのMのように見え、耳はGを横に向けたように見える。
これは原作者のマット・グレイニングが自分のイニシャルをアレンジしたものである。
作品初期は家族の中で1番の常識人で、やんちゃな子供達に手を焼いたり、
お互いに関心を持たない家族に心を痛めるなど、現在とは違ったキャラクターであった。
愛車であるピンクの車はアメリカ製ではなく、クロアチア製。しかも旧ソビエトの戦車のパーツを使っている。
最も影響力のあるフィクションのキャラクターの一人になり、イギリス紙「ザ・サンデー・タイムズ」は近代で最も偉大なコメディの登場人物に挙げている。

(以上、Wikipediaより引用)

人気作品だけあってゲーム化も何度かされているが、ほとんどが海外製の上、息子のバートが主役でホーマーの出番は無い。
出来の方もAVGN氏に取り上げられている時点でお察しである。
コナミが1991年に制作したアーケードゲームが、数少ない日本製かつホーマーが使用可能キャラクターとして登場している作品になる。
所謂ベルトスクロールアクションで、当時流行していた最大四人同時プレイ筐体向けのゲームであった。
なお、妻や子供達が掃除機、スケボー、縄跳びなどの武器?を持って参戦している中、ホーマーのみ漢らしくステゴロである。
コナミ版プレイ動画


MUGENにおけるホーマー・シンプソン

Warner氏製作のホーマーとその改変版が存在する他、
同じくWarner氏により派生キャラ(?)の「Evil Homer」(エビルホーマー)も作られている。

+ Warner氏製作
  • Warner氏製作
ファイル名やディスプレイネームがスペイン語圏仕様の「Homero」になっており、ボイスもスペイン語である。
最新版はMUGEN1.0以降専用だが、WinMUGENで動作する旧バージョンも「Infinity Mugen Team」にて代理公開されている。

操作方法は6ボタン式。
どこで身に付けたのか八神庵必殺技及び超必殺技を体得しており、「屑風」や「百弐拾七式・葵花」、「禁千弐百拾壱式・八稚女」などを使いこなす。
……流石に炎は出せないようだが
また、ブリス技や感電・燃焼・凍結といった特殊やられに加え、庵や同氏製作のグリフィン氏との特殊イントロも用意されているので必見。
ただし、Warner氏製キャラのフェイタリティにも対応しているので苦手な人は要注意。
この他にライフを半分消費して「modo ebrio」(「酔いどれモード」の意。イメージ的にはレオナの覚醒)になる事が可能で、
発動中は能力がアップする他、技やボイスも一部変更される。
そして2010年の更新によりかめはめ波まで使えるようになった。
なおReadmeの類が付属していないので、詳しい操作方法は各自cmdを開いて確認されたし。

AIは搭載されていない。
2009年6月25日には、牛鬼氏による大平透氏ボイスになる日本語化パッチがニコロダにて公開された。
こちらのボイスの方が馴染みがあるという人も多いと思われるが、同所の閉鎖により現在は入手不可。
現行バージョン紹介動画(若干グロ注意)
公開先へはこちらの動画から

+ JudgeSpear氏製作
  • JudgeSpear氏製作
こちらはWinMUGENでも動作可能。
JudgeSpear氏をはじめとする「Team S.M.R.T」によって改変されたアレンジ版で、主に大会で見かけるのはこちら。
ファイル名が「jshomer2.2」となっている他、ディスプレイネームは「Homer Simpson」でボイスも英語。
この他にも大ポトレの変更や、ズボンの色が若干薄い(ほぼ水色)などの差異がある。
現在は公開サイトが消滅しているため、海外サイト「MUGEN Database」にて代理公開されている。

こちらは『CVS』風の4ボタン式で、エフェクトやシステムも『CVS』風仕様となっている他、
改変元には無かったドーナツを投げる飛び道具などが追加されている。
ゲージ溜めも可能だが、動作はサンドイッチを頬張るというコミカルなものだったりする。
また、こちらも酔いどれモードになる事ができ、能力アップや技・ボイスの一部変更に加え、
豪鬼瞬獄殺を繰り出したり、DIOの如くロードローラーで相手を潰してボコボコにしたりと、より凶悪な技を使う事が可能。
この他、超神氏製『ドラゴンボール』キャラとのブロリーを彷彿とさせる特殊イントロも搭載されている。
グリフィン氏との特殊イントロも当然健在だが、庵とのものは何故か削除されてしまっているのでちょっと寂しいかも。

2種類のcmdファイルを切り替える事でAIの有無が選択可能。
ドーナツを駆使しての牽制や、八稚女での切り返しなど中々よく動くAIで、酔いどれモードを発動出来ればかなりの強さを発揮する。
…が、昨今の優秀なAIを相手にするには少々力心許なく、発動前にボコボコにされてしまう事も多い。
また、こちらのホーマーに対応した日本語化パッチがニコロダにて公開されていたが、現在はWarner氏用のものと同様入手不可。

+ Warner氏製作 Evil Homer
  • Warner氏製作 Evil Homer
原作のとあるエピソードに登場する悪魔の扮装をしたホーマー(厳密には妄想上の存在だが)。WinMUGENでも動作可能。
Evil繋がりという事なのかこちらはEvil Kenをベースとしているが、何故か波動拳のみ口から火球を吐く演出になっている。
それはどっちかと言うとダルシムじゃないのか
なお、「Infinity Mugen Team」で代理公開されているものは古いバージョンなので注意。
AIは搭載されていない。
元ネタ




ニコニコ動画ではゲジマユトナメに初出場。
Youtubeでは彼のポジションが主にサンドバック扱いになっているので、各キャラの超必殺技にやられる動画が多い。
また、同じアメリカの超有名アニメである『ファミリーガイ』の主人公で彼のライバルでもあるグリフィン氏や、
(何故か)プレデター・ウォリアーとタッグを組んだり、逆にグリフィン氏と激突する事も多い。

ちなみにニコニコでは「問題児」というあだ名で呼ばれていた。
ニコニコよりも海外Youtubeでの登場・活躍が圧倒的に多いので、気になる人は探してみよう。

出場大会

削除済み


*1
ただしネッドが経営する左利き用グッズ専門店が潰れそうになった際には、自分の左利きの知り合いにネッドの店を紹介し助けていたりもする。
…それなんてツンd(おまえってヤツは~っ!)


最終更新:2023年12月15日 21:51