マービン・ザ・マーシャン


“You make me so angry.Very angly indeed.”


+ 日本語吹替声優
島田敏
『ダフィー・ウォーズ』旧吹替版、『バッグス・バニーのぶっちぎりステージ』
中多和宏(現・中田和宏)
『ダフィー・ウォーズ』新吹替版『スペース・ジャム』、『バック・イン・アクション』、『ダック・ドジャース』
『ルーニー・テューンズ・ショー』シーズン1
小形満
『ルーニー・テューンズ・ショー』シーズン2
保村真
幼少期

ちなみに旧吹き替え版では自らを「ミー」と言い、語尾に「ザンス」を付けて喋るイヤミ高貴な振る舞いのキャラだった
(例:ミーを本気で怒らせたザンスね!もう許さないザンス!)。

アメリカのワーナー・ブラザーズ製作アニメ『ルーニー・テューンズ』に登場するキャラクター。
バッグス・バニーダフィー・ダックのアニメと言えば、今の二十代から上の人の記憶にあるだろうか。
日本では60年代~80年代に『バッグス・バニー・ショー』『マンガ大作戦』『バックスバニーとゆかいな仲間たち』等の番組名で放送され、
また1989年10月4日から1992年3月25日にかけて『バッグス・バニーのぶっちぎりステージ』という番組名でテレビ東京で放送された。
現在は声優が一新され、カートゥーンネットワーク内で『バッグス・バニー・ショー』が放送中。

名称を直訳すると「火星出身のマービン」。つまりは火星人。劇中で地球を征服、或いは破壊しようとしている事が多い。
分解光線ピストルや拘束服バズーカなどといった高度な兵器を所持している。でも水鉄砲と間違えたり抜けている所も。
何故か古代ローマの兵士を思わせる(黄色いデッキブラシの様な装飾の付いた)緑のコリント式兜と腰当を付けている。
これはMars(火星)を語源であるローマ神話の戦と農耕の神マルス(英語読みでマーズ=Mars)にかけた洒落らしい。
赤い全身タイツ(何も着てなくて体色そのままかも?)にスニーカーの様なゴツくて白い靴を履く。
兜の奥の表情は暗闇に目が二つ浮かんでいるだけで謎。というか普通に隠れてなさそうで真っ黒い顔にしか見えないような…
攻撃を受けそうになったり爆発に巻き込まれたりすると兜に足が生えているだけの防御形態になる事も。
部下にはインスタントで作り出せる火星人や火星の犬K-9(ケーナイン)がいる。
科学が得意分野で、地球を丸ごと破壊可能な爆弾を二千年もの歳月を掛けて製作した事もある(そこ、どんだけ時間掛かってるんだとか言うな)。

1948年製作『Haredevil Hare』内でキャラクターデビューを果たした。
しかしそのキャラクター設定上、SF的な話の回でしか登場の機会が無いため、ルーニーキャラクターの中でも影が薄い。
主役級に出番のあるバッグス・バニーやダフィー・ダック、トゥイーティーシルベスター・キャット位なら、
広告やTV等で見かけて若い人でも知っているかもしれないし、ロードランナーワイリー・コヨーテなどは出番も多く、
リアルタイムで見ていたなら覚えている人も多いかもしれない。
しかし彼の名前は特に劇中でも呼ばれず、キャラは覚えているけど名前が出てこないという人も多いのではないだろうか。
ちなみに、映画『レディ・プレイヤー1』にもちょっとだけ出演している。
キャラソン「僕はカセージン」


MUGENにおけるマービン・ザ・マーシャン

海外製作者のDerrick D. Rowell氏(DDR氏)によるものが存在する。
氏の製作したカートゥーンキャラ勢揃いコンプゲー『Saturday Mornin Mayhem』の一員で、当然ながら台詞は英語である。
けたたましいバウンド音や爆発音を立てる爆弾を投げたり、全画面判定超必殺技や眩い点滅の光線銃を乱射したり、
時間停止をやってのけたりとアメリカンセンス満載の騒々しさである。
UFOに搭乗し空中を自在に移動できるモードになると技が変化し、シューティングゲーム感が増す。
飛び道具以外にどこかで見たような赤い毛むくじゃらの怪獣「ゴッサマー」を召還して代わりに戦わせる技も。

MVC』仕様をイメージしたのか高性能な技ばかりでコンボも強力。
軌道を変えられるビームから,極太ビームの超必殺技へと繋げるコンボはまるでどこかの近未来病人である。
その分一撃一撃の火力は良心的だが、搭載されているAIはかなりの強さである。
プレイヤー操作(2:09~)

専らYoutubeで活躍しており、ニコニコで見かける機会は少ない。
なお、ゲージMAXタッグトーナメント【ゲジマユ2】にはノーマル版と「teleohu(?)」の2体が出場していたが、
後者がなんなのかイマイチ不明。

出場大会

削除済み

プレイヤー操作



最終更新:2024年04月06日 22:15