マミヤ

「今あなたの目の前に立っているのは女ではない。

 この村を守るためのただの戦士、マミヤよ」


プロフィール

原作・武論尊、作画・原哲夫による漫画『北斗の拳』の登場人物。

名前の由来はヨーヨー使いという事から、『スケバン刑事』の麻宮サキ(麻宮→まみや)と言われている。
担当声優は一休さん(もちろん地蔵じゃない方)や『デジモンアドベンチャー』の八神太一などの少年役や、
『キャッツ・アイ』の来生泪、戦国卍丸の母など美女役に定評のある藤田淑子氏。
当時の基準では普通だが現在ではオバサンくさいと評判
北斗無双では『戦国無双』の立花誾千代や森蘭丸や
アニメでは『機動戦士ガンダムSEED』のカガリ・ユラ・アスハの声を担当した進藤尚美氏(ちなみにPS版では彼女の弟・コウを演じていた)。
アニメ版『DD北斗の拳』では堀江由衣氏であり、後述の要素を踏まえてかユリアと二役である。

20歳の誕生日にユダに両親を殺され、自身も彼の侍女として拉致された。
左肩に消せない「UD(ユダ)」の焼印を押されるも命からがら逃げ出し、
以来彼女は女であることを捨て、故郷の村を守るための戦いに奔走する。

ボウガンや刃を仕込んだヨーヨー、娥媚刺(がびし:中国武術の寸鉄)など様々な武器を用いて、戦士として活躍を続けた。
戦士としての実力は「名無しのモヒカンよりは強いが名前のある中隊長よりは弱い」といった所。
女を捨てる前含めてユダに二回、他にも数多くの敵キャラに負け、捕まることもしばしば。
まあユリアにアイリにリンと、北斗の女キャラは攫われるのが仕事みたいなもんだけど
実は、原作漫画においては油断しまくっている名無しのモヒカン級ザコ二人と、犬一頭にしか勝てていない。
ちなみに本編中に登場する中で 唯一まともな戦闘描写がある女性キャラ でもある。*1


+ 原作での詳細

ケンシロウやトキ曰く「ユリアに瓜二つ」らしく、アーケード版ではシン相手にも「ユリアに似ているな」という特殊イントロが発生する。
「きっとラオウがみたら驚く」ともトキは言っていたが、ラオウ本人はこのことを 完全スルー 。実はあまり似ていないのでは? との声も。
ちなみにユリアと瓜二つという設定は、当時も何かの伏線かと思われていたが別にそんなことはなかった。
(当初はそういう設定もあったのかもしれないが、結局ただのよく似た他人というまま終わってしまった。)
なお、ユリアを知らないレイは(少なくとも読者には似ているようには見えない)妹のアイリと彼女を重ねて見ていた描写があるので、見た者の大切な女性とイメージが被るタイプなのかもしれない。

+ 北斗無双では

+ DD北斗の拳では

+ CR北斗の拳においては


ゲーム中の性能

ボウガンやメットボムなど、飛び道具が豊富。ボウガンには地上での上段撃ち・下段撃ちに加え空中撃ちの3種類および、
究極奥義「バインドトリック」からの追撃専用技(ストック全てを一斉射出)があり、下段撃ちは下段判定
メットボムは地面をゆっくりと転がる飛び道具で、ボウガンを当てると高くバウンドする(浮いたメットは中段判定)。
小足などで消されやすいが、これをダウンした相手の上に置いてからの起き攻めは強烈。
通常技でも遠BやヨーヨーによるD攻撃などのリーチの長い攻撃を多く持ち、
なおかつ全体的な機動力も高いという遠距離戦重視のキャラクターになっている。

空間制圧能力が高く、立ち回りの強さは相当なもので、特に反射技の無い相手には有利に立ち回れる。
ヘヴィーストライクが全キャラ中最速でモーションも紛らわしく、これを重ねるのが起き攻めの基本。
また他のキャラと違って、サウザーハート様以外にヘヴィーストライク地上ヒットからブーストを使わずに目押し2A等が繋がるのも見逃せない。
ガードキャンセルも発生が最速、かつ直ガされても不利にならないチートガーキャンなので、ゲージがあれば切り返しは容易。
ゲージ技も安定した切り返しに使える「バイク」、バスケ一撃へ繋ぐことができる「バインドトリック」など優秀なものを揃えている。
その代償か、 投げ・掴み投げが存在しない という欠点も抱える。
+ 覇者「投げ無ぇ!このキャラ!」
なお、投げが一切無いと言うことはムテキングの解除手段が無い
決められたらほぼ負け確定である。
飛び道具が豊富で投げがない女性キャラ……どこかで聞いたような

マミヤの一撃必殺奥義は少し特殊で、まずビンを投げてそのビンにボウガンの矢を当てる。そして中身が相手に当たれば成立。
つまり矢ではなく、ビンの中身を当てなければならない。ボウガンのストックが無い場合は一発だけ増える。
だがその時はコンボに使えず、おかげで全キャラ中屈指の使いづらさを誇っている。だがそれもコツを掴めば凶悪な技に。
比較的よく見かけるのは、バインドトリックで浮かせたところに決めるパターンだろうか。ただしビンを投げるのが暗転中なので、実質発生0Fである。
そのためコンボ中に相手が適当な高さに浮いていれば、ほぼどんな状況からでも確定させる事が可能。
ビンは 空中ガード、空中オーラガード共に不可 なので、リスキーだが対空技としてもなかなか優秀。
更にボウガンの矢を撃つ際にボタン押しっぱなしで撃つタイミングを調整できるのだが、
ボタンを最大まで押し続けることでボウガンの矢がガード不能になるので外した時の悪あがきにもなる。
背景の燃える家は、原作でレイを弔った時の再現でもあるため、彼に対して放つと特殊演出として夜空に彼の顔が浮かぶが、
(本来なら燃える家の中にレイの遺体があるはずなのも加えて) 倒れているレイはそのまま のため、多少シュールな状況となる。
お前が焼き殺しといて何言ってんだ 」と言ってしまえば、それまでだが・・・
http://www.nicovideo.jp/watch/sm113381

とにかく起き攻めが強力で、先述のヘヴィーやメット重ねに始まり、相手をすり抜ける前転による裏表の撹乱、
飛び道具を重ねつつのすかし下段による二択など、非常に多彩で相手の対応を許さない。
一度ペースを握れば相手に何もさせず完封させることも可能。下位キャラとはいえ、ラオウケンシロウ相手には有利がつく*2など、
決して戦えないキャラではない。最上位キャラの一人であるユダに対しても五分程度に戦える。
喰らい判定が薄く、相手がコンボをミスしやすいという点も見逃せない。

また、鉄氏とぽち氏が発見し、今やAC北斗の代名詞とも言える「バスケ」が最もやりやすいキャラでもある。
マミヤがサウザーやシンよりもはっきりと勝る点はここであり、マミヤの生命線である。事実、バスケ発見前のマミヤはジャギより弱かったとも言われている。
究極奥義の「バインドトリック」を決めると、相手を高く浮かすことができて空中ヒット数を楽に稼げる為、
百烈・ドリブルどちらとも簡単に始動することが出来る。理論上「 ブースト1ゲージとオーラ1ゲージがあれば、ほぼどこからでも即死へご招待 」「 画面端ならばノーブースト1ゲージで即死コン可能 」となる。

……だが、そこは世紀末。そんな甘い世界ではなかった。
弱点としては、なによりまず防御力。サウザーと同じく防御力とガードランクが最低で、気絶値に至ってはサウザーよりも下で、ラオウの半分しか無い。勿論最低。
そのためとんでもない装甲で気絶もしやすく、ひとつのミスや事故が即、死に直結する。
おまけに全てのキャラクター相手にガードクラッシュしてしまうため、一度守勢に回るともうどうにもならない。
最悪なのは、このゲームで最も壊れているトキとの相性が絶望的で、本作最悪の相性であること。
それもバランスの悪さに定評のあるこのゲームにおいて唯一、未だに 9:1 とさえ言われる無理ゲーダイヤレベル
とにかく触られたら終了。 オーラゲージが無い時にトキの技をガードした瞬間に負け確定
あとはそのまま固められ続けて「ガークラ→気絶→死亡」のコンボを食らうことになる。
おまけに機動力に秀でたマミヤとはいえ、このゲーム最速の移動技を持つトキに触られるなというのは、超能力でも使わない限り無理。
更にトキは空中喰らい判定が変に小さいため、ドリブルや百烈に持っていくのも難易度が上がるという、まさに泣きっ面に蜂状態。
……しかし、そんな周知の絶望の組み合わせでも勝ってしまう人が実際にいるのだから、このゲームというのは本当に解らない。

トキと同じく最上位キャラの一人であるレイに対しても、およそ7:3の値で不利がつく。
連続攻撃からくる固めが非常に抜けづらく、火力が高い上に動きが俊敏、飛び道具はグレで反射できる……と立ち回りが辛い。
唯一の救いはレイの空中喰らい判定が大きいので、コンボミスが起こりづらいこと。
一つのチャンスが即バスケに繋がるので、相手にとってもなかなかプレッシャーのかかる戦いになる。
問題は立ち回りで不利なので先手を取れず、こちらもミスしたらほぼそのまま「さよなら」してしまうことである。

また、中堅下層とされているシンに対しても7:3の不利をつけられている。
この3人を除けば、そこまで極端に辛いダイヤというわけでもないのだが……

さらなる難点として、バスケ抜きでの火力が低く、更にゲージ管理が非常に難しいという点。
マミヤの火力は「バインドトリック」からのバスケにかなり依存しているため、オーラゲージが非常に重要なのだが、
前述したようにガードレベルが最低のためにガークラの危険性が常に付きまとうため、オーラガードを頻繁に使う必要がある。
しかも切り替えす時もガードキャンセルか「バイク」くらいしか安定した返し技がないため、とにかくオーラゲージを消費する場面が多い。
(ただしバインドトリック自体も切り返し技としてそこそこ機能するので、ぶっぱバインドからのバスケレシピも開発されてたりはするが…)
更に専用のボウガンの弾数および娥媚刺ゲージにも気を配る必要があるため、極めるには相当な修練を必要とする。
投げが存在しないため、崩しの択がその分減ってしまっているのもかなり厳しい。

上記の欠点や相性の悪さが響き、ダイヤグラム的にはサウザーやシンと並ぶ中堅下層でありながら、キャラランク的にはジャギやハート様に次ぐ弱キャラとされている。

ただ、遠DやJDを軸にした中距離からの固めで結構な勢いでゲージが溜まり、
バニシングからの壁コンなら4~5割程度は減らして起き上がりにメットを重ねた起き攻めに持っていけるので、
バスケ抜きでもやってやれないことも無い。
ちなみに壁コンに究極奥義のバイクを組み込むと7割程度減らせるがメットは重ねられない。
とにかく相手にペースを握らせないことが大事である。この辺りもサウザーとよく似ている。

このように、クセが強く扱いにくいうえ、ある程度使いこなせても弱点の多さゆえなかなか勝つのが難しいという点などから、
プレイヤーの数はこのゲームのなかでも極小で、「 日本におけるマミヤ使いは関東に3人くらいしかいない 」などと言われたりもする。
原作の「北斗の拳」にほれ込んだファンは、その漢の戦いに魅せられていることが多いため、女性キャラ人気が薄いのも原因の一つだろうか。
実際、「マミヤ出すくらいならフドウとかシュウとかジュウザのほうが……」といった声も少なくない。
だが、あくまで「それらのキャラを押しのけてまで格ゲーに出てるのはどうなの(原作準拠なら、彼女の実力では恐らくハート様にも敵わないし)」
ということであり、マミヤ自体は普通に高い人気を持つキャラであることは理解していただきたい。このゲーム上ではメンツが薄いのは否めないが。

ただその影響か、いわゆる「わからん殺し」が発生することも少なくなく、対マミヤ経験の浅い相手ならキャラ差を覆せる可能性も高い。
それに、もしもマミヤがいなければバスケは発見されなかったかもしれないのだ。*3
そうなると北斗は単なるクソゲーのまま終わっていたかもしれず、闘劇08にも選ばれることもなかったかもしれない……
そう考えれば、マミヤはまさしく世紀末救世主! ……かも。
でも結構真面目に、現在の北斗事情に貢献したキャラです。

使用人口が少ないのもあってまだまだ研究の余地を残しているキャラであり、バインド無しのローコストバスケや空対空・地対空からのバスケなど、地味ながら新しいコンボの開発が進められている。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm12912832 http://www.nicovideo.jp/watch/sm12606680
http://www.nicovideo.jp/watch/sm11661776 http://www.nicovideo.jp/watch/sm9429817
右下の動画でのマミヤのメットボムを利用した 新しいバグ が発見されたのは実に 2010年1月19日 のこと。
+ 詳細

そして2017年4月、 更に新たなバグ が発見された。曰く スタンド発現
元々止まった時の世界に入門したキャラは本作では 彼女含め 何人かいたが、ここまでやってのけたのは彼女くらいだろう。しかもご丁寧にも スタンドを視認できなくさせられるオマケつき である。
条件が実用的でないのを幸いと見るか、はたまた残念と見るか・・・
https://twitter.com/raisinsyou0108/status/855782832110583810
https://twitter.com/amedashinichi/status/856470390666706944


有名なプレイヤーはバスケ開発が進んでいなかった06闘劇に出場を果たした立ち回り全一のなっくすマミヤ、
百烈を発見し北斗をクソゲーから 神ゲー(異論は認める) へ昇華させ、08闘劇に唯一マミヤで出場したぽちマミヤ、
実況者と同じチームメイトで、餓狼MOWなどもプレイしていた万里マミヤ、
上記の三人が他のゲームへ移って引退状態の中で活躍していたグリグリマミヤ、
そして06闘劇実況を務めた『元祖実況拳』栃木(ちくりん)マミヤなど。

+ 男のロマン?
+ 参考動画

MUGENにおけるマミヤ

+ ゆ~とはる氏製
+ nameless氏製


出場大会

更新停止中

出演ストーリー


おすすめコンボ(ゆ~とはる氏のβ版マミヤの場合)

レシピ 備考
2弱K×2→2強P→(スパイクアタック→追加弱P)orバックスラッシュキック 基本コンボ。我媚刺の消耗に注意。スパイクアタックの追加入力は最速で。スパイクアタックを使えば星1。

*1
これ以前にも、カーネル戦で駆けつけてきたリンが棍棒を持って戦おうとしたり、トヨ婆さんがジャッカルにライフルで応戦するような描写はあるのだが、リンの場合はやってきただけで戦闘になっておらず、トヨ婆さんは命中前にジャッカルに殺されてしまっているので「戦闘シーン」と呼んでいいのか微妙。
これ以後だと「飛び道具などで攻撃した」程度まで含めるなら、レイの妹のアイリとサヴァの王女サラの2人がそれぞれ拳王侵攻隊一般兵と子供を襲う野獣(「獣のような野盗」という意味で一応人間)にボウガンで攻撃する描写があるが、どちらも近接戦闘はしていない。
本編以外ではアニメオリジナルの蘭山紅拳の使い手ベラ、真救世主伝説シリーズやラオウ外伝に登場する拳王親衛隊隊長のレイナ、
レイ外伝に登場する南斗水鳥拳前伝承者ロフウの妻で水鳥拳の真髄をレイに教えたリンレイなどが存在する。
なお、彼女たちのうち終了時まで死亡が確認されていないのは、一時的に戦っただけのリン・アイリ・サラと、途中で戦いから身を引いたレイナ以外はいずれもそれぞれ、ジャッカル、黒掌十字拳の使い手ターゲル(こいつもアニメオリジナル)、ロフウとの戦いの末に敗れ、命を落としている。

*2
特に、機動力が低く、反射技も持たず、飛び道具の性能も悪いラオウにはボウガンがきつい。
座高が高いため、低空ダッシュからの中下段が見えづらく(これは対マミヤに限った話ではないが)、上段ボウガンでさえガードとなってしまう。
一応ボウガンの矢は通常技で打ち消せるのだが、攻撃判定がピッタリ合わないと出来ないため、実際には空中ボウガンを小パンで消せる程度である。
加えてボウガンはジャギのショットガンと同じで、必殺技に属するのでカウンターヒットすると星を1つ奪われてしまう。
火力差・防御力差が大きいため、大きな不利はつかないが、立ち回り最低クラスのラオウには厳しい要素がある。
え、二指真空把? そんなもんこのゲームには無いですが何か…?
しかしラオウには、最強クラスの判定と飛び道具打消し効果を併せ持ち、異常なゲージ回収及びガードクラッシュ力を誇る北斗羅裂拳が在る為、ゲージが少しでも溜まったラオウに一度触られた日には一方的に殺されることもしばしば。マミヤは如何に立ち回り&起き攻め勝ちするかにかかっている顕著な例といえる。

*3
ちなみにバスケ自体を最初に発見したのはラオウ(バスケの別名が「魚住」なのも彼の見た目に由来する)。
マミヤのお陰で開発されたのはバスケに移行するためのコンボの一つ「百烈」だが、実はこれに関しても、ダウン中の相手に小技を当てまくる現象を最初に発見したのはラオウだったりする。しかし、当初は小足×7くらいでしかなく、移動ブーストまで併用して文字通り「百烈」に発展させ、ラオウ以外のキャラでもバスケ部に入部できるきっかけを作ったのがマミヤである。バスケを開発した父がラオウなら、他のキャラ達をバスケへ導き育てた母はマミヤといったところか。


「こんにちわ…花は好き?」

「ケ…ケン!! おばさん達が!!」


「ラオウ!!」

「うぬお!! な・・・何と!! 我が頭上に死兆星が!!」


「あっ…兄貴ぃ!!」 「来るな!!」

「あの男達は一体…」