ブラックサレナ


「君の知っているテンカワ・アキトは……死んだ。

         彼の生きた証、受け取ってほしい」

劇場用アニメ『機動戦艦ナデシコ-The prince of darkness-』でTV版の主人公、テンカワ・アキト(声:上田祐司)が乗る機体。
名前の由来は「恋」「呪い」「復讐」などの花言葉を持つ黒百合から。
…とはいえ実のところ、黒百合の英名として扱われるのは、Black Sarana(ブラックサナ)である。
更に言うとBlack Saranaよりも、Chocolate Lily(チョコレートリリー)やKamchatka Lily(カムチャッカリリー)の方が黒百合の英名としては一般的。 春ですよー
サラナとはモンゴル語では百合全体を、ロシア語ではマルタゴンリリーを意味する。
まあ、別作品だがホオズキを意味するPhysalis(フィサリス)サイサリスと誤読するケースもあるし些細なことではある。

全高約8m。
機動戦士ガンダムΖΖ』のフルアーマー・ΖΖガンダム等を担当した明貴美加氏によるデザインである。

+なぜなにナデシコ「ブラックサレナができるまで」
劇場版の物語はTVシリーズの3年後が舞台になっており、この機体に至る変遷はそれより少し遡る。

エステバリス

元々『機動戦艦ナデシコ』シリーズには、「エステバリス」という人型ロボットが存在する。
名前の由来は夏咲き福寿草、その学名から。花言葉は「優しくも悲しい思い出」。
エステバリスは、母艦である相転移炉艦、開発当時におけるナデシコ級戦艦の支援を目的として、
ネルガル重工により開発された汎用人型機動兵器である。
操縦システムにIFS(Image Feedback System)を採用(とはいえ当時の地球側の機動兵器は大抵IFSだが)し、
オーバーテクノロジーであるディストーションフィールドを標準装備する等、
最新の技術がふんだんに使われており、様々な武装と、地形にあわせた各種フレームの換装により高い汎用性を誇る。
また、後述する動力部の撤廃から軽量、小型化に成功しており、全高6メートルのエステバリスは
他作品のロボットと比べてもかなり小さい部類に入る(最小という訳ではないが)。

兵器体系では戦艦装備の延長線上に位置し、戦艦装備の一形態、言うなれば付属物であるため、
それ単体での運用は基本的に不可能。
というのもこのエステバリス、機体内に通常の内燃機関のような動力源を持たない。
動力は母艦である相転移炉艦からの重力波ビームによって供給され、その照射範囲内ならば
(母艦が落とされない限り)半永久的に活動が可能。
この動力源を外部に依存することによって、小型で大出力のジェネレーターを搭載を可能にした。
その反面、ビームの照射範囲外では僅かなバッテリーに頼ることになり、活動時間は非常に短い。
ただし、専用のバッテリーパックを搭載することである程度活動可能時間を延ばすことは出来る。
例外は月面フレームのみで、こちらは相転移エンジンを搭載しているのだが、当然ながら他のフレームと比べてデカい。
なんせ木連のジンシリーズと殴り合えるくらいである。

姿こそ人型をしているが、要するに汎用性が極めて高い戦艦砲塔のようなものと考えれば良い。
事実、エステバリスが搭載されたナデシコ級戦艦は、対空、対鑑攻撃をエステバリスに一任しているため、
一様にして艦載武装の数が少ない。
劇中における戦闘では、エステバリスの支援による敵陣突貫から主砲グラビティブラストをぶっぱするというのが
ナデシコの基本戦術かつ必勝パターンであった。

ちなみに、主人公機であるアキトのエステバリスはショッキングピンクという独特のカラーリングをしているのだが
これはおそらく撫子の英名である Pink にちなんだものと思われる。

派生機として重力波の変換効率の上昇によりグラビティブラストを撃てるようにした
Xエステバリス(ただし、機体がパワーに耐えられない失敗作)、
出力・武装が強化されたスーパーエステバリス、
量産型の重力波アンテナを2倍に増やして出力を増加させたエステバリスカスタム、
単独ボソンジャンプを可能にしたアルストロメリアなどが存在する。

余談だがエステバリスなど地球の機体に使われているIFSだが体内にナノマシンを入れるという関係上、地球では忌避する人も多い。
しかし火星ではテラフォーミングにナノマシンが使われた関係で重機にIFSが使われるほど普及していたため、
一般人のアキトもIFSを持っており、結果、地球にボソンジャンプしてからはパイロット崩れだと勘違いされていた。
劇場版でネルガルのライバル企業、クリムゾングループのステルンクーゲルが統合軍の主力機として採用されているのも
エステバリスより高性能だからというのもあるが、非IFS機だからという面も大きい。
木連では人体改造すらあったためあまり抵抗はない、どころか自分の思ったとおりに動かせるというロマンが
一部の木連出身者を惹きつけるようだ。
そのため、木連(若手将校を中心とした反クリムゾン派)との共同開発のゲキガンフレームなんて代物もある。

ブラックサレナ

ネルガル重工の協力の元、アキトはかつての愛機エステバリスに実験機としての改修を施す。
そして完成した「エステバリス・テンカワSpl」に乗り、劇中の敵である「火星の後継者」に単身戦いを挑むが
所詮は旧式量産型のカスタム機。
「火星の後継者」が使用していた当時の新鋭人型機動兵器「夜天光」・「六連(むづら)」を前に敗北。
ちなみにテンカワSplは一次フレームそのものが蓄電池となっているため重量、バランスを変えることなく大容量エネルギーの確保に成功、
また、その素材がCCによく似た組成でできているために単独ボソンジャンプが可能と後のアルストロメリアのひな形といえる。

機体が大破しつつも奇跡的に生還したアキトは、敵が常に複数で行動している点から、
対多数戦闘をコンセプトにエステバリス・テンカワSplをメインユニットとして更なる改造を開始。
以後、戦闘を重ねる度に修復、同時に大規模な改造を重ねるうち、次第にエステバリスは
本来のそれとは大きく掛け離れた機動兵器「ブラックサレナ」へと変貌を遂げる事となる。

以上の事から分かるように、ブラックサレナとはひとつの機動兵器の名称ではなく、
エステバリス・テンカワSplに改造を重ねた状態その総称を指す。
よって単にブラックサレナと言っても改造の段階によって様々な形態が存在する。
ただし小説でエリナがサレナタイプのテストパイロットにとリョーコをスカウトしているので
元となる構想そのものはあったと思われる。

最初に完成したブラックサレナはS型(ストライカータイプ)と呼ばれ、大型ミサイル・130mmカノン砲を装備している。
さらに対弾性能の向上と単機での長期運用を可能にするため、エステバリスの外部にジェネレータ内蔵の
重装甲が取り付けられた。
火力に重点を置いた改造、それも急造であった為、結果機動力が損なわれる事になった。
このタイプは拠点侵攻において多大な成果をあげたものの、機動力重視の白兵戦仕様であった夜天光に再び敗北。
強大な火力だけでは夜天光には勝てない事が分かり、以後は機動力を重視した改造が施されることになる。

再度改装されたブラックサレナはA型(アーマードタイプ)と呼ばれ、耐弾性と機動力の両立という
ブラックサレナの改造コンセプトはこの段階で固まったといえるだろう。
全身への増加装甲により耐弾性、機体剛性を高めており、S型の脚部スラスターを肩部装甲に取り付けるという変更がなされている。
武装は火力重視のS型から一転し、試作型の小型ビームガン2挺のみ。
また腕部がビームガンで使用できなくなる為、手の代用として尻尾であるテールバインダーに
アンカークローとマジックアームが搭載された。

その後は更にスラスターを追加し、A型の装甲を更に厚くしたA2型(アーマード2タイプ)へとその身を変貌させる。
漆黒のカラーリングと、頭部、肩部に刻まれた赤いエンブレム。
機動時の抵抗を減らすためか、全体像は曲線の目立つ有機的なシルエットに変わっており、
その偉容から元のエステバリスを想像することは不可能。
このA2型こそ劇場版でブラックサレナとして登場しているものであり、
改造の限界に達したとされるブラックサレナ事実上の最終形態である。
限界まで機体剛性を高めた結果、脚部、及び腕部の関節稼働域は極端に狭くなっており、武装もハンドカノン2挺のみ。
本来、エステバリス最大の長所であった汎用性を捨てた分、強襲、対多数戦闘の2点に完全に特化されており、
その性能は艦隊の集中砲火を受けつつその防衛ラインを単機で突破し切る程。
ちなみに両腕部に装備しているハンドガン、試作兵器ということもあり、やや連射性に難があるもののその威力は高く、
光学兵器でありながら機動兵器サイズのディストーションフィールド程度なら容易に貫通できる程の威力がある。

なお、A2型で改造の限界に達したブラックサレナに汎用性を付加する為、
外付けの高機動ユニットが劇中で使われた1種のほか、3種ほど作られている。
その中の一つにはドリルがついたモノもある。

余談だがこのブラックサレナ、劇中でその名を明かされないため、映画を見ただけでは機体の名前は分からない。
スパロボや、他ゲームなどで初めてその名を知ったという人もいるのではないだろうか。

単独でのボソンジャンプ*1が可能な8m級機動兵器という、当時としては前代未聞の上に
「公式には存在しない機体」故、「幽霊ロボット」として都市伝説のように噂される機体となっていった。
(敵の夜天光・六連もまた同様の仕様を持った秘匿機体の為、各地で暗闘を繰り広げる双方を差して「幽霊ロボット」と呼んでいた可能性もあるらしい)

劇場版最終幕……火星極冠遺跡での最終決戦において、ブラックサレナの増加装甲という性質を利用した捨て身の一撃によって夜天光との一騎打ちを征し、その本懐を遂げたが、
アキト自身は元クルー達に姿を見せることなく、その場を去ってしまった。

+黒衣の王子 ※劇場版ネタバレ注意
TV版後、木連内部のクーデターでタカ派が追放され、地球と木連は和平し戦争は終わった。
しかしタカ派は『ボソンジャンプ演算ユニット』の入手に成功して「火星の後継者」を結成し、
ポソンジャンプ解明の為に『A級ジャンパー』を拉致していった。
テンカワ・アキトもまた『A級ジャンパー』であったため、同じく『A級ジャンパー』であった前作ヒロインにして
彼の妻ユリカと共に「火星の後継者」に拉致されてしまう(表向きは飛行機事故による死亡に見せかけられた)。
ポソンジャンプ解明の為の過酷な人体実験は彼の神経系を痛め、五感へのダメージが後遺症として残った。
特に味覚へのダメージは深刻であり、夢であったコックの道は絶望的となってしまう。
かろうじて廃人になる前にネルガルのエージェントに救出された彼は、ユリカの救出と復讐の為に
かつての敵・月臣の指導のもと機動兵器操縦技術や様々な体術を身につけ、
単独で「火星の後継者」と戦う「黒衣の復讐鬼」に変わっていった。
失った五感については、ラピス・ラズリという遺伝子操作で生まれた少女がサポートしているが、
彼女も「火星の後継者」の被害者であり、アキトが研究所から救出した。
かつての愛機がブラックサレナへと変わっていったように、彼もまた己の傷を復讐のための力で
覆い隠していかざるを得なかったのである。
感情が昂ぶると過剰注入されたナノマシンの光跡が全身にぼうっと浮かび上がる姿は
彼がかつて憧れた漫画のヒーローを思わせるあたりがなんとも皮肉なものがある。

前作も所々で従来ヒーローものに対する皮肉が込められていた*2
全体的にメンバーが明るいノリ(作風もほぼギャグである)だった為それほど悲愴感は感じさせなかった。
実際そうしたノリに誤魔化されがちだが、そもそも前作からしてアキトの両親がネルガルに謀殺された上
アキト自身も単独ボソンジャンプの実質実験台にされたり、救出できる筈であった生存者を艦とクルーの
安全のためにぺしゃんこにせざるを得なかったりと、えげつない話盛りだくさんではあったのだが、
しかし劇場版ではそういったフィルターの大部分が取り払われた結果、ナデシコ世界の裏側にあった
暗くドロドロとした部分が露呈し、語られる部分の少ない難解な内容も合わせ、大変暗い物語となっている。

+スパロボでの扱い
『スーパーロボット大戦』シリーズにも何度か登場。基本的にスポット参戦が多く
本格的に仲間になるのはほぼ毎回最終盤という扱いなのだ、
原作と違いアキト自身への救済が用意されていたり、武装数が少数ながらどれもこれも演出に異様に力を入れた物だったり、
さらには本来いろんな意味で存在などありえない、捏造に捏造が捏造のように捏造を重ねられたファン感涙必至の合体技まで……
それにしてもこのナデシコ、バンプレから愛され過ぎである。

ちなみに、当初はファンから版権や設定等の問題から参戦が難しいと言われており、
参戦が決まった時にちょっとした話題になったのも(様々な「難しい」作品の参戦が実現した)今となっては昔の話である
特に2011年以降はもっと参戦が困難と言われてた作品が次々と参戦決定してるし

+スパロボでの救われぶり ※スパロボネタバレ注意
劇場版での初登場の『R』では主人公達のタイムスリップから技術の前倒しが発生し、
(復讐鬼ではなく、TV版のままのテンカワ・アキトがブラックサレナに搭乗する)
木連の部隊に北辰らも参入、一時は木連タカ派がポソンジャンプ演算ユニットを入手したかと思われたが、そのまま別の惑星へ持ち逃げされてしまい、そのため火星の後継者が活動できなかったので後の悲劇は防がれる。
ルートによってはEDでは、ユリカのお腹の中に彼女との間の子供まで出来ており、別ルートではラピスまでもが幸せそうにしていた。
(ただし同作ではナデシコキャラの性格が原作より悪い方面に乖離してるとの指摘があり、批判される事も多いが……)
MX』ではEDで身体を治療して ルリと入れ違いで ユリカの元に帰ってくる。
『W』ではEDでリハビリを兼ねて雪谷食堂にて夫婦でバイト、更に友人のヤマダ・ジロウ(魂の名前はダイゴウジ・ガイ)が劇場版時点まで生存している(原作では全26話中4話/実質3話で死ぬ)等々
実に救いのある展開になっている。
何より、原作で3年のブランクがあったのが僅か半年と改変された為*3、同じく恋人を連れさらわれた元仲間
親身になるなどアキト自身が過去と決別しきれておらず、復讐を終えた後もちょくちょく支援に現れ、
最後は元仲間を救助しつつ、戦線に復帰した嫁のピンチを救って合流する。
この状態のアキトは真の意味でヒーローとして覚醒したと言っても過言ではない。
『V』では今までの不満「参戦が遅い」「経験値泥棒」の汚名を払拭するかの如く、数度のスポット参戦を経て20話という歴代最速での加入となった。
更に今回はかなり早い時期にユリカが救出された事もあって、アキト自身も自ら黒衣を脱ぐ努力をしているため、今まで以上にTV版っぽい言動が多い。
まさにアニメの世界のヒーローそのものと言える『勇者特急マイトガイン』の旋風寺舞人をはじめとしたマイトガイン勢や無敵ロボ組との絡みが多い。
代わりと言ってはなんだが、高機動型とエステバリス・カステムはマップアイコンや演出のみの登場となっている。

TV版のみの参戦の場合は劇場版に繋がらない(or繋がり辛い)結末に変更されており、
J』ではクーデターで追放された木連のタカ派代表で後の火星の後継者の指導者でもある草壁春樹を
機動戦士ガンダムSEED』のラウ・ル・クルーゼが抹殺する。
『BX』では草壁が逮捕されたうえで、演算ユニットを『マクロスF』のバジュラ達が銀河の彼方へ持って行ってしまう。
逆に『Card Chronicle』では北辰らしき者の手引きで草壁が行方をくらます…と見事に劇場版参戦フラグを立てていたが、その前に 『CC』自体が展開終了した。

「悪の帝国との最終決戦…。
「おのれ、地球人め!そのような結末を勝手に決めるな!」
「決めたのは俺じゃない。悪が滅びるのは不滅のお約束だ」

いずれにせよ「火星の後継者を追い詰めるためとはいえ、後継者達が隠れ蓑にしていた住居コロニーを
幾つも破壊してしまった」という設定がスパロボでは無い事が彼を救っているのは確かである。
一部作品においてNPCとして暴れ回るせいで資金・経験値泥棒扱いされている事には不問で。

問題の捏造合体技シーン(5:33より)
「ったく、しけた顔してんじゃねえ、アキト!」
「やるのか…ガイ!」

余談ながら劇場版ナデシコ初出演の『スパロボR』では何故かアルストロメリア共々、相転移エンジンを搭載していることになっていた。
これが二次創作による誤解なのか、ただのスパロボオリジナル設定だったのかは当時のスタッフのみぞ知ることである。
実際にそんなものを積んでるエステバリスは月面フレームだけで、そっちは18mと通常のエステバリスの3倍の大きさになっている。
また、シリーズ通して他のエステバリスと違い要重力波ビームが無く代わりにEN回復(小)がついている。
(前述のように動力源は他のエステバリスと同様に重力波ビームとバッテリー)
こちらはNPC時代に母艦のユーチャリスの出番がほとんどなく、単体で出現するための処置と思われる。
要重力波ビームがついてると重力波ビーム供給圏外で行動するごとにENが減るという仕様なので仕方ないね。
この辺も『V』では是正され、EN回復(小)がなくなった代わりにある程度機体を改造すると貰えるカスタムボーナスで
ナデシコから重力波ビームが受けられる(=毎ターンENが全回復する)ようになった。
その上で、初期段階でもハンドカノンが遠距離・近距離の二種類に分けられ かつ弾数が別個 となったため、
スポット参戦の間でも経戦能力に不自由せず、かつ加入後はナデシコからENが貰えると
本来の設定を踏まえつつ従来よりもENに困らないという良改変を受けている。

他にもスパロボでは中身のエステバリスがテンカワSplという名前は出ず、エステバリス・カスタムとなっている(ハンドカノンを持っていたりと中身はきっちりテンカワspl)。
とは言ってもカスタム前のベースが違うだけで(他のエステカスタムのベースは量産型のエステバリスII)、こっちもカスタムであると言えないことはないが。


MUGENにおけるブラックサレナ

SSSS氏の作が宿敵・夜天光と共に某所で代理公開されている。画像は『スーパーロボット大戦MX』のもの。
高機動型ブラックサレナ、ブラックサレナ、エステバリスの形態を使い分けることが可能(素体はエステバリス)。
AIも標準搭載されている。
比較的小さな体格に加え、ブラックサレナ、エステバリス状態では豊富な射撃武器を有する。
空中を飛び回り、ボソンジャンプでワープする、母艦に戻って体力とゲージを回復するなど中々の鬼畜性能。
ストライカーとしてバッタ(原作に登場する無人機動兵器。某改造人間ではない)や、
アルストロメリア(同じく原作登場の人型機動兵器。有人式)を呼ぶことが出来る。
超必殺技の一つはファン感涙モノの、 抜き撃ち 。劇中で夜天光を倒したシーンの再現である。
技後は強制的に装甲をパージしてエステバリスになる。

出場大会

出演ストーリー

夜風物語(テンカワ・アキトとして登場)
勇者王ガオガイガー∞


*1
ナデシコ世界でのいわゆる空間跳躍。大型のゲート艦「チューリップ」、
あるいはその組成を模倣したチューリップクリスタル(以下CC)と呼ばれるものを媒介にする。
火星圏、及び木星圏で発見された古代火星文明のオーバーテクノロジーを利用したシステムであり、
劇中でも完全に解明されないまま使用されている。
チューリップ間の跳躍は高出力の「ディストーションフィールド」(要はバリア)があれば問題ないのだが、
CCを使用しての単独ジャンプには特殊な才能が必要であり、なぜか火星圏に多いそうした人間のことを『A級ジャンパー』と呼ぶ。
これは、火星のテラフォーミングに使用されたナノマシンが火星文明の遺跡の影響で変性したことが原因と言われている。
このボソンジャンプ技術は物語上でも非常に重要な位置を占めており、TVシリーズ・劇場版ともに
火星で発見されたオーパーツ『ボソンジャンプ演算ユニット』と、それを制御できる『A級ジャンパー』を巡る暗闘が主軸となっている。

*2
TV版の『ナデシコ』でいたるところにこうした演出が挟まれるのは、当時の時代背景に強く影響されたものである。
これは当時、アニメや特撮、ゲームと言ったサブカルチャーが子供だけに留まらず大人にも広まりはじめた時期であり、
「オタク」というものがしばしばメディアでも取り上げられるようになっていた。
それに伴う世間でのいわゆるサブカルチャー・バッシングが起きていたことに起因し、
「アニメや漫画や特撮にマジになるのは大人として変」という論調に対して答えを出してみようと考え出された演出であった。
実際に、『ナデシコ』放送時の1990年代後半から2000年代前半は
ウルトラマンティガ』や 『仮面ライダークウガ』などヒーロー物のシリアス化やリアル化が著しく進行し、
「大人も楽しめる特撮」「大人が楽しめるアニメ」といった売り文句も生まれていた頃である。
テレビ版『ナデシコ』の最終回が「別に大人がアニメや特撮に夢中になったっていいじゃん」という結論で終わるのであり、
『ナデシコ』の特撮パロディや所謂「お約束」の否定は、単純な特撮批判やアニメ批判というわけでもない。

*3
『スーパーロボット大戦W』ではTV版から劇場版までの期間が半年に短縮された都合上、
サブヒロインの「ホシノ・ルリ」が僅か半年で劇場版までの3年分の成長をしている
これを当人は「成長期ですから」の一言で流した。 スパロボではよくあること
またユリカの「老けたね」発言に対して、「心労でナデシコクルーだけ年をとった」と返している。