花諷院和狆


           流派 : 戸隠流陰陽術
           武器銘 : 無名 (錫杖)
           生年月日 : 享保六(1721)年
                               一月九日
           出身地 : 飛騨
           身長 : 4尺5寸 (約135cm)
           体重 : 11貫目 (41kg)
           血ノ型 : A
           好きなもの : かすてら
           嫌いなもの : ぎっくり腰
+
コンプレックス
     ない (さとりを開いているため)
尊敬する人 : ない
剣の道について : 精神修行の一環
特技 : 早起き
趣向 : 庭掃除
宝物 : 黄金の入れ歯
家族構成 独身
好みのタイプ
     若い娘(40〜50歳くらいの)
平和を感じるとき
     早寝をしているとき
現代社会での彼らは…?
     お医者さん

「このおいぼれに負けるとは!
     いやいや、老人思いなことだて」

サムライスピリッツ』 のキャラクター。 真サムと剣サムに登場。 「かふういん にこちん」 と読む。
覇王丸幻十郎の剣術の師匠で、花諷院骸羅の育ての親。
通称「ニコチンの爺さん」。 花院でも花 調 院でも、和でも和でもない(正直ややこしいが)。
当然花京院でもない。
担当声優は真では紅丸ラルフ狂死郎紫鏡チョイなどを演じている前塚厚志 (モンスター前塚、現・前塚あつし) 氏、
剣サムでは徳川慶寅と兼役で矢薙直樹氏。
電撃CD文庫版では目玉おやじでお馴染み田の中勇氏。

設定

小柄な好々爺だが、戸隠流陰陽術の使い手で、様々な霊符と錫杖を自在に操る。
その名の通り煙草が好物で、よく煙管を出してふかしている。
見た目のモデルは真サム稼動一年前の1993年に公開された川尻善昭監督の劇場用アニメ『獣兵衛忍風帖』に登場する、
雲水姿の老忍者"濁庵"だと思われる。
かつては魔の者を狩ることを生業とする凄腕の退魔士にして名の知れた剣客だったが、
親友の黒子とともに羅将神ミヅキに挑むも完敗を喫する。
尚、この時点で既に僧形なので敗北してから仏門に入ったわけではないし、
敗北後に修行を積んで様々な技を身につけているので隠居したわけでもない。
+退魔士時代の姿
以来飛騨の山奥にある寺、枯華院の住職として自分が滅ぼした魔物の魂を供養しながら
覇王丸と幻十郎に剣術を教えたり、問題児として持て余されていた骸羅を引き取って教育に手を焼いていた。
(骸羅は斬サムでは実の孫という設定だったが、天サムで血の繋がりはなかったことになっている)
結局幻十郎はその魂が暗黒に満ちていることを見抜いて破門、骸羅は家出をしたきり音信不通となったが、
覇王丸だけは修行を終えた後もしばしば和狆のもとを訪れている(骸羅も後に枯華院に戻ってきている)。
幻十郎は和狆のことも逆恨みしているが、覇王丸に対してほど露骨な殺意は持っていないようだ。

あるとき、枯華院を訪ねていた覇王丸は、最近何者かに魂を狙われていると和狆に話す。
背後にミヅキの影があることを察した和狆は覇王丸にこれ以上深入りはするなと忠告するが、
もちろんそんなことを聞くような覇王丸ではなかった。
再び旅に出る覇王丸に手土産を渡して見送った後、和狆はふらりと魔物討伐の旅に出たのだった。

+以下、ストーリーネタバレ注意
EDでは黒子の立ち会いのもとでミヅキの魂を封印することに成功する。
ついに長年の借りを返し、祝杯でも上げようと話していた二人だが、
あろうことかくしゃみをした拍子に魂を封印した壷を割ってしまい、
たちどころにミヅキの魂は逃げ去ってしまった。
全ての苦労が無に帰してしまった訳だが、「また最初からじゃな」 とあっさり切り替える和狆も和狆なら
「あーあ」で済ませる黒子も黒子である。
また不知火幻庵に生まれた子、へどらの名付け親にもなっている。

その後はプレイヤーキャラとしての出演はなかったが、骸羅やポリサム絡みのストーリーに登場。
『斬魔伝』 の記録 「乙亥回顧談」、アスラの武器のことを記した 「阿須羅斬魔伝」 を著し、
覇王丸や骸羅とともに反面のアスラととの間に生まれた娘、( みこと )を育てている。
ネオジオフリークに掲載された 『斬魔伝』 の後日談では、
骸羅が6歳の命に酒を飲まそうとしていたところを激怒する様子も描かれている。
また斬紅郎の墓も枯華院に建てられている。
『蒼紅』 では命と覇王丸の会話の中で登場しており、89歳となったがまだまだ健在のようだ。

剣サムのEDは骸羅の悪ふざけで皆に死んだと思われるという、ジジイキャラのお約束的な展開。
機巧おちゃ麻呂のEDでは、和狆の先祖がかつてお茶麻呂たちとともに戦った戦友だったことが明かされている。

RPGサムでは残念ながら主人公として選ぶことも仲間にすることもできない。
『妖花慟哭之章』では、冒頭出雲へ主人公たちを手紙で呼び寄せた後、ミヅキの尖兵として現れた
強力なあやかし「阿号」に柳生十兵衛が敗退した際に阿号を己ともども石化させて封印し、主人公たちに
あとを託すという役どころとなっている。
ミヅキとの決戦前に阿号の封印がその相棒の吽号によって解かれるも、それによって誕生した合体妖怪を
主人公が倒したためようやく晴れて自由の身となる。
しかし、ラスボス手前の四天王的存在を決戦間近まで封印し続けることに成功するとはすごい爺様である。
十兵衛は犠牲になったというのに…

なお、「花諷院」 の由来は 「カフェイン」、「和狆」 は文字通り 「ニコチン」 …と、ここまでは有名だが、
「枯華院」 もそのまんま 「コカイン」、さらに退魔士時代の愛刀の銘、「對魔」 に至っては「大麻」
ここまでやるとお笑いとして受け取れるが、後半は明らかに違法な薬物である
よく何処かしらからクレームが付かなかったな…と思うべきなのか、圧力がかかったから続編でリストラされたのか… あるいは単純に人気が…
今後新キャラで 「鞠花」 あたりが出て来ないかどうか心配である。それ以前にシリーズの続きが出ない?言うな


性能

ひたすら受けに徹してコツコツと削り、あわよくば一発を狙う、という見た目通りの玄人向けキャラ。
基本的に一撃必殺のバッサリ感や連続技の爽快感などとは無縁なので、かなり人を選ぶキャラである。

真では中の下~下位といったところだが、作中最強の地対空技を持っている。
通常は斜め上に大きく判定が伸びる遠屈み強斬り、
めくりや近距離でのすかしに対してはなぜか全身無敵の近立ち中斬りでほぼ完璧に落とせる。
2種類の飛び道具で跳ばせ、これらで落とすという戦法が基本になるが、青い鳥状の 「式神霊符・雷」 は
打点が高いためしゃがむだけでかわされたり、キャラによってはダッシュで抜けられるので、
地を這う炎を纏った神将の 「式神霊符・炎」 をメインに使っていくことになる。
ただし硬直が長く、近距離でガードされたり読んで跳び込まれると一瞬で死ねるため、
立ちor屈み弱斬り、屈み中斬りなど性能の高い牽制技で地道にダメージを稼いでおくことも重要である。
飛び道具と開始モーションが同じ 「心乱呪符」 を置き対空気味にフェイントとして使うのも面白いが、
これも結構博打になるので頻繁には狙えない。
また 「支丈螺旋脚」 を412369と入力することで、登り低空で発動してジャンプの隙を消すテクニックがある。
「縛鎖丈撃」はヒットさせると相手を気絶させることが出来るが、これはレバガチャですぐに回復されてしまう。
しかし、CPU戦では気絶を回復されることは無いので、「遠立ち強斬り→縛鎖丈撃」の連続技で
ハメてしまうことが出来るので、難易度の高い真のCPU戦を比較的楽に勝ち進むことが出来る。
自分から攻めるとなるとJ強斬りからの連続技ぐらいしか狙い目がなく、
武器破壊技も削りぐらいにしか使えない (そもそも怒りにくく、怒り持続時間も短いため使える状況があまりない)
ので、常に自分と相手の体力差と残り時間を意識し、したたかに戦う必要がある。

剣サムでは分身を出して上・中・下段のn択を仕掛けられる 「式神霊符・命」 が加わり、
強力な起き攻めが可能になった。 ただしかなりのなので注意。
対空や牽制は逆にこれといった技がなくなったが、「式神霊符・雷」 が浮き上がる軌道を描くようになったため
遠距離ではこれと 「式神霊符・炎」 や 「縛鎖杖撃」 を織り交ぜた牽制が有効。
中間距離は苦手なので、間合を詰められかけたら思い切ってダッシュからの連続技を狙うか、
素直に下がって距離を維持したいところ。
新武器飛ばし技 「封魔真言」 は若い頃の姿に変身し、突進しながら居合を放つというもので、
発生が速く威力もそこそこ、ぶっぱしても反撃をもらいにくい、と非常に使いやすい。挙句、遠距離立ち強斬りからノーキャンでも繋がってしまう。
スピリッツはこの武器飛ばし技を有効に使える剣スピ一択になるだろう。






「雑念に煩悩に妄執に俗情……
          それでは悟りに至れまいて」

MUGENにおける花諷院和狆

  • Yaten Kou氏製作 真サム仕様+アレンジ
現在は正規DL出来ない模様。
アレンジに定評のある氏による、適度に原作再現・適度に遊びの効いた面白いキャラ。
弱中同時押しで強攻撃の4ボタン+ZでKOF風の緊急回避が使える。
基本的には原作の技を踏襲しているが、全体的にダメージが抑えられ、どころどころ技の性能が剣サム風になっていたり、
ヒットエフェクトが月華の剣士、暗転がKOFなど、演出にもアレンジが入っている。
裏モードも搭載しており、こちらはなかなかカオスな構成になっている。
よく動くAIを標準装備。

同梱のコマンドリストが割と適当 (というか一部間違っている) ため、ここで一通り紹介しておく。
+コマンドリスト&解説
  • 修羅 (表モード)
    • 式神霊符・雷 : ↓↘→+XorYorXY
    • 式神霊符・炎 : ↓↘→+AorBorAB
    • 心乱呪符 : ←↙←+AorBorAB
      • 本来は一定時間レバー入力を反転させる技だが、MUGENではほぼ再現不可能なため、
        相手が必殺技を出した直後に強制的にニュートラルに戻す仕様になっている。
    • 縛鎖杖撃 : →↘↓↙←+XorYorXY
    • 支杖螺旋脚 : 空中で←↙↓↘→+AorBorAB
      • 若干出しにくいが、ヒットしない限りは発動しないためリスクが激減している。
    • 仁王符霊殺 : ↓↘→↓↘→+AorB (要1.5ゲージ)
      • ゲージが1.5本あれば発動できるが、なぜかそれ以上持っていた場合2.5本まで消費する。
    • 封魔真言 : ↓↘→↓↘→+AB (要2ゲージ)
      • 性質自体は剣サムと同じだが、なぜか変身後の姿がどう見ても忍者。(確かに似てるが)
        出は遅くなったが、ガード不能で単発6割という恐るべき威力を秘める。
        こちらも最大2.5ゲージ消費。

  • 羅刹 (裏モード)
    • 式神・天空(仮) : ↓↘→+XorYorXY
      • 打点の高い鬼の顔状の飛び道具。 式神違いその1。
        「杏仁時計」 とか 「逝っとけー!」 とは言わない。
    • 死霊刃(仮) : ↓↘→+AorBorAB
      • 打点の低い頭蓋骨状の飛び道具を出すフゥーの人のアレ。 ヒットするとやたらと吹っ飛ぶ。
        ボイスが中の人繋がりで 「あ、跳尾獅子」 というよく分からないことになっている。
    • 我神変裂魂(仮) : ←↙←+AorBorAB
      • ヒットした相手を豚の姿に変え、好きなように追撃できるラキラキの人のアレ。
        たまに鶏の姿に変わる。
    • 劾鬼・清姫(仮) : 接近して→↘↓↙←+AorBorAB
    • 式神霊符・命 : ←↙←+XorYorXY
      • ようやく彼本来の技。 最大9ヒットするようになった代わりに自由に追撃ができず
        ダメージも小さいが、SC対応なので使用価値は高い。
    • 雷神の息吹(仮) : ↓↘→↓↘→+AorB (要1.5ゲージ)
      • 錫杖繋がりの人が信仰する神が現れ、口から大量にちっちゃい頭蓋骨を出すという
        夢のコラボレーション…というにはアレな技。 これも最大2.5ゲージ消費。
    • 封魔真言 : ↓↘→↓↘→+AB (要2ゲージ)
      • 表と同じ。 記述をいじらないと実戦では不可能だが、「雷神の息吹(仮)」 からDCで繋ぐと
        スローで吹っ飛ぶ相手を追いかけ、一閃! という図になり、超・爽快。

なおトレーニングモードなどでは1.5ゲージ技から2ゲージ技へのDCも可能で、専用演出も出るが、
実際はゲージ最大ストック数が3本なので不可能。
1.5ゲージ技と2ゲージ技が実質同コストというのはやや釣り合いが悪いので、
気になる人は暗転ステートのpoweraddを消すなどするといいかもしれない…が、ご利用は自己責任で。


  • KGenjuro氏 真サムベース
こちらも現在入手不可能なようだ。
スプライトは真サムのもので大ポトレがYaten Kou氏のものと同じ。
AIが入っているような記述はあるが、デフォルトのカンフーマンといい勝負をしてしまう程度のもの。
ゲージ技で骸羅を呼び出すことがある。
雷符でダメージを与えた時に、なぜか覇王丸のダメージボイスが流れる。

出場大会