機巧おちゃ麻呂

「ほっほっほ。ささやかな余興でおちゃる。
                                   まろが相手をしてしんぜよう~」

           流派 裏 式 神 楽 雅( う ら し き か ぐ ら み や び )
           武器銘 切 鉄 翁( き り が ね お き な )裏 鉄 嫗( う ら が ね お う な )
                          黒 鉄 鋳 造 刃 金 焼 入 白 銀 歯 車(く ろ が ね ち ゅ う ぞ う は が ね や き い れ は く ぎ ん の は ぐ る ま)
           生年月日 : 製造年月日不明
           出身地 : 土御門大路よりは北、西洞院大路よりは東
           血液型 : 筑波山名産四六蝦蟇油( し ろ く の が ま の あ ぶ ら )
+
身長 : 六尺七寸(約202cm)
体重 : 三十九貫目(約148kg)
好きなもの : 王服茶
嫌いなもの : 埃、塵(動きが鈍るから)
コンプレックス : ない
尊敬する人 : 師父様
剣の道について : 舞踏は優雅に、退魔は優美に
特技 : 舞踊
平和を感じるとき : 分解整備
好みのタイプ : 平安美人

サムライスピリッツ』のキャラクター。『剣サム』に登場。「からくり おちゃまろ」と読む。
とある高名な陰陽師が退魔のために平安時代に生み出した魂を宿すからくり戦士。
担当声優は同作でいろはシャルロットを、『アルカナハート』で犬若あかねなどを演じている新堂真弓氏。

設定

平安時代、陸奥・恐山にて力を蓄えている羅将神ミヅキや、大陸に現れた闇キ皇(くらきすめらぎ)と契約を交わした劉雲飛
さらにこれらを封じた弟子の内、魔界の力に魅せられ自ら人外に堕ちた炎邪水邪といった、
後の世に災いをなすであろう魔の者達の脅威に備えるため、
師父様」 と呼ばれる陰陽師がその生涯をかけて生み出したのが、彼ら機巧戦士である。
700年以上昔の産物であるが、驚くべきことにただの機械ではなく、意思や感情を持っている(ただし表情はない)。
機巧兵には攻撃特化型、防御特化型など様々なタイプがいるが、おちゃ麻呂は全ての能力を兼ね備えたバランス型。
所謂公家言葉っぽい喋り方をするが、「おじゃる」となるべき部分が全て「おちゃる」となっている。

普段は京都「天閣座」に奉納されており、年に一度だけ「機巧人形舞台」として平安の舞を披露しているが、
ひとたび世に魔が溢れると目覚め、魔を調伏し終えると再び眠りにつく
この活躍は全く公にされておらず、人々は彼らのことをただのからくり人形としか思っていない。
しかし機巧兵達の構造はあまりに精緻なため、複製はおろか修理さえ満足にできず、
時が経るにつれ徐々にその数を減らしている。

サムスピの時代から百数十年前 (江戸時代初期)、闇の力が減衰期を迎えていた羅将神ミヅキを封印するべく、
彼ら機巧兵達は全国から選りすぐった法力僧数十人と共に恐山に赴く。
その中には花諷院和狆の先祖にあたる枯華院の僧達も含まれていたという。
壮絶な戦いの末に封印には成功するも、実際はミヅキが自ら眠りについたため本体の力を削ぐことはできず、
法力僧数十人の命と共におちゃ麻呂以外の機巧兵達は全て破壊されてしまった。
一人眠りについたおちゃ麻呂だったが、再び高まったミヅキの気配によって目覚め、最後の戦いに挑むのだった。

+以下、ストーリーネタバレ注意
御前試合を経て師父より伝え聞いていた炎邪・水邪を次々に調伏したおちゃ麻呂は、
遂に宿敵・ミヅキも封印することに成功。
EDではかつての戦友の子孫・和狆と対面するも、仲間達と喜びを分かち合えないことに寂しさを感じていた。
しかしそこへ、

    |┃三
    |┃             ____________
    |┃ ≡ г∈三三  /
____.|ミ\__「 `д´)  <  話は聞かせてもらった!
    |┃=__    \  \____________
    |┃ ≡ )  人 \
   ガラッ

ということで、幕府お抱え・柳生一族の中でもカラクリに精通した者(恐らく『ポリサム』の柳生磐馬のこと)
の手によって天閣座に保存されていた部品があっさりと蘇り、無数のおちゃ麻呂が現れた
徳川家の技術力は世界一ィィィィイイイイ!!!

名前はいちゃ麻呂、ろちゃ麻呂、はちゃ麻呂、にちゃ麻呂…以下略と続き(中にはるちゃ麻呂なんてのも…)、
その後本来の役目から解き放たれた彼らは農夫となる者、平安京に帰る者、柳生新陰流を極める者、
旅に出る者、茶店で働く者、慶寅に仕える者、寝てから考える者…と様々な道を歩み、
おちゃ麻呂は平安時代の舞を江戸に蘇らせ、あらゆる人々を魅了し続けたという…。

ちなみに機功兵士が全部で何体いるかは不明だが、EDの「茶店で働くでひちゃる!」というセリフから考えると、
途中に欠番が無いとするなら最低でも44体はいると思われる。

見ての通りの色物キャラではあるが、往年のサムスピを思わせるチャレンジ精神に満ちた(悪く言えば変な)性能により、一部の通な人々に愛されている。
なお、好きなものの「王服茶」は関西で正月に飲まれる、濃茶に梅干、山椒、昆布などを入れる縁起物のお茶。
出身地の「土御門よりは北、西の洞院よりは東」というのは『今昔物語集』で安部晴明の住所となっている場所である。
黒子と対戦すると、舞台の雑用が喧嘩を売ってきたと勘違いして怒ったりする。


性能

からくり箱の前にちょこんと人形がついているという外見通り、かなりクセのあるキャラ。
人形は顔と腕だけではなく一応足もあるのだが、「こんなものは飾りです」と言わんばかりに、
ぷらぷらと垂れ下がっているだけで全然地には着いていない。

牽制や対空能力が低いため立ち回りで押さえ込まれやすく、体がでかいので食らい判定も大きいが、
強力な崩しと起き攻めを持っている接近戦型。
当たれば大きいが相性差が激しいため下位に甘んじているものの、腕による伸びしろの多いキャラではある。
変わっているのがジャンプで、軌道が高くスピードの遅い、所謂ティッシュなのだが、
このキャラの場合本体は跳ぶが、台座部分は地上に残ったまま。言わば常時ファラオスプリット状態なのだ。
つまり足はジャンプしていないことになり、空中から地上攻撃を仕掛けるという芸当が可能

しかし通常技が弱く、中~遠距離戦は非常に厳しい。
持続の長い遠立ち中斬りは牽制に向いているものの、隙も大きいためあまり気軽には振れないので、
相手の牽制を特殊行動などで捌いて我慢しつつ、なんとか相手の懐に潜り込みたい所。
二段ジャンプしながら地上攻撃を出す「天羽舞」が通常技キャンセルで出せることを利用し、
「ジャンプ中斬り→「天羽舞」→ジャンプ中斬り」などで隙を消しながら接近するのが有効だが、
知っている相手には簡単に落とされるのが辛い。
そこで役立つのが、一般的には弱スピリッツと言われている斬スピの空中ガード。
対空を防ぎつつ距離を縮めることができ、追い詰められると強力な武器飛ばし技を使い放題、
遠距離で睨み合いになったら怒り溜め…と、接近戦特化の起き攻めキャラである麻呂とは非常に相性が良い。
接近して足払いや投げ、中段の6Bなどで転ばせたらおちゃ麻呂の本領発揮で、コマンド投げ「傀儡回し」や、
非常に派生が多く揺さぶりに使える連続入力技「都古舞」で一気に攻め立てることが可能。
受け身狩りにダッシュから「傀儡回し」を入れられるようになると攻めの幅が広がる。

「傀儡回し」はヒットすると人形劇のような小舞台に相手を引き摺り込み、追加入力によってダメージを与えていく…
という、「グルーミー・パペットショウ」と「デッドリーレイブ」を足して2で割ったような技。
最後まで繋げば3~4割減らせる、おちゃ麻呂の主力技である。
ちなみに技中は相手が強制的にぬいぐるみ姿になり魔界を統べし我旺のぬいぐるみ姿を見ることもできたりする。
当て身技「泰山舞」は、相手の投げ技のみ取ることができるという変わった技。
狙い所は難しいが決まればダメージが大きく、追撃から武器飛ばし技にも繋がるのは魅力。
武器飛ばし(破壊)技「獅子舞 鬼遣」は、その名の通り獅子舞のからくりが口を空けて相手を飲み込み、
噛み砕いてダメージを与えるという打撃投げ。 その見た目からよく「たむけん」と呼ばれる。
追加入力で「獅子舞 鬼紋封」に派生し、失敗しても追撃確定、発生・突進速度が速く、削りも大きい、
と中々高性能な技なので、出せる状態であれば積極的に狙いたい所。
秘奥義「都古舞 秘奥 団扇楓」は「都古舞」の上位版のような乱舞技で威力はそこそこだが、
まあ忘れてもいい技だろう(斬スピでは使えないし)。


MUGENにおける機巧おちゃ麻呂

べぇ氏による『天下一剣客伝』仕様のおちゃ麻呂が存在していた。
infoseek無料HPサービスの終了によりサイトが削除されたため、現在は正規入手不可。
キャンセルがかかるポイントなどに多少の違いはあるが、非常に原作に近い操作感覚を再現した良キャラ。
当然のようにスピリッツは全搭載、様々な項目をコンフィグで簡単設定可能な親切設計である。
AIもデフォルトで搭載されているが、対人戦想定なので強さは控えめ。
大会系動画に出すとすれば、超斬りの一発が入る可能性がある怒スピリッツが良いだろうか。

出場大会

出演ストーリー

機巧デスマーチ(主役)
無限旅行(「獅子舞 鬼遣」のカットインで何故か水戸黄門の一条三位(「画像も貼らずにスレ立てとな」の人)の顔が出てくる)
MUGEN STORIES INFINITY







「よきかなよきかな。
     存分に舞い踊りて、勝利の花道より
          舞台を下りるは、いとうれし~」