フォルテ







「邪魔者は消えてしまえ!」
カプコンのアクションゲーム『ロックマン』シリーズに登場するキャラクター。海外名は「Bass」。
型式番号はS.W.N.001(スペシャルワイリーナンバーズ)。ちなみに相棒のゴスペルはS.W.N.002。
「フォルテ」は音楽用語(=イタリア語)で「強い」という意味。
ちなみに、フォルテをより強くしたものが「フォルテシモ」であり、『pop'n music』の収録曲fffff(フォルテシシシシモ)など更に強くする程「シ」が増える。

同じカプコンのコック兼ルチャドールエンジェル隊メンバーとは無関係である。
CVはジョー東などでお馴染みの
なお、氏はレースゲーム『ロックマン バトル&チェイス』ではクイックマンも演じているが、
フォルテとキャラが被らないための配慮なのか一人称が「私」だったり紳士的で落ち着いた口調になっている。
『ロックマン ザ・パワーバトル』及び『ロックマン2 ザ・パワーファイターズ』では、
ストIII』(2ndまで)でケンユンを演じていたとべこーじ(現・戸部公爾)氏。

初出は『ロックマン7』。当初は中ボスとして登場した。
ライバルキャラ故か人気が出て、『ロックマン&フォルテ』では主人公(の片割れ)に抜擢されている。

Dr.ワイリーによって製作された、打倒ロックマンを目的とした
ロックマンのデータを参考に、(偶然発明した)世界最強のエネルギー「フォルテニウム」を組み込み作り出されたロボットであり、
これまで制作されたワイリーナンバーズが単一技能特化型だったのに対し、
ICチップを装備する事でロックマン同様に数多の特殊武器を使用出来る。
また、手に装着したバスターで攻撃したり、狼型のサポートロボット「ゴスペル」と合体したりするなど、
他の武装もロックマンに似た特徴を持つ。作品によっては烏型のサポートロボット「レゲエ」も登場してくる。

性格はかなり自己中心的でライバル意識が強く、Dr.ワイリーの言う事もろくに聞かない。
一言で言うなら、ベジータ(中の人的には飛影と言えば近いかも)である。
『ロックマン&フォルテ』でも、「気に入らないから」という理由で実は黒幕だったワイリーに対して攻撃した。
ただし初登場の『7』では、正義のロボットを装い負傷した振りをしてライト研究所に入り込んだり、
瓦礫の下敷きになったワイリーを救ったり等、知的で忠誠心もそれなりにあるように描写されていた。
……が、その半年後に稼働した『パワーバトル』では既に現在のような性格になっていた。 何があった
まぁ、ワイリーロボ同士で戦わなければならないゲーム的都合上、こういう性格にせざるを得なかったのだろう。
とはいえ、『10』ではロボットエンザ*1にかかった際に「ただじゃおかねぇ…!」とか言ってた癖に、
ラストで風邪をひいてしまったワイリーを「まさかじじい、ロボットだったのか!?しゃあねぇな」と言いながらも、
病院に連れて行ってやったりしている。制作者だけあって、一応の情はあるようだ。サーゲスとアイゾックの事を考えるとガチでロボット化してるんじゃ…。

なお、その完成度とデザインから、「ゼロのプロトタイプになったのではないか」とファンの間では噂されている。
公式でも一応繋がりがあり、『ロックマン2 ザ・パワーファイターズ』のフォルテエンディングでは、作成途中のゼロを眺めている。
ワイリー曰くゼロはフォルテをも遥かに上回る存在らしいが、フォルテには「女みたいに髪の長いロボットが最強?」と不評であった。
露骨なまでの敵視から、ファンからは「最終的にゼロに挑んでぶっ壊されるんじゃないか」と不安がられる声も。
余談だが、ゴスペルと合体した「スーパーフォルテ」と『ロックマンXコマンドミッション』に登場するゼロのハイパーモード「アブソリュートゼロ」は、
これでもかというくらい酷似している。もはや兄弟そのものである。
それでなくともアーマーや足の造形など、普段の姿にゼロとの類似性が見られる。

『7』ではワイリーステージ1、2の中ボスとして戦う事になる。どちらも高い機動力を活かした戦い方をしてくる強敵。
ステージ1ではジャンプしながらの素早いバスター攻撃が結構避けづらく、体力が減っている場合は厳しい戦いを強いられる。
ステージ2ではゴスペルと合体してスーパーフォルテとなって挑み、初登場作品でありながら高い機動性をこれでもかと見せつけてくる。
実はステージ2のスーパーフォルテの方は、スーパーロックマンに変身しないで戦う方が楽なのは内緒
ただし、どちらも行動パターンが決まりきっているので、落ち着いて対処すれば意外と楽なボスだったりする。
『8』では悪のエネルギーを取りこんだ上でスーパーフォルテに変身してロックマンに挑む。
…が、慣れない力に手を出してしまったせいかかなり弱くなっている。『8』の難易度が全体的に低いのもあるが。
ちなみにこれ以降はナンバリングタイトルを含めてもロックマンとフォルテが敵として対決する事は無くなっている。

初登場時は殆どロックマンのコンパチキャラ的であったが、
『ロックマン&フォルテ』ではプレイヤーキャラとして操作出来るようになり、性能面で大きく差別化された。
ロックマンがチャージショットとスライディングを使うのに対し、
こちらは ボタンを押している限り連射し(三連射を延々)真下以外の7方向に撃ち分けられる フォルテバスター、
移動面ではダッシュ、二段ジャンプを使用する事が出来る。
ダッシュなので当然ダッシュジャンプが可能で、その上ダッシュジャンプ中にさらに二段ジャンプ出来るため機動力が非常に高い。
このように機動力ではロックマンより圧倒的に上だが、バスター単発の威力が低く、
その上地上移動しながら撃つ事が出来ない(ジャンプ中は流石に撃てる)というデメリットもあるため、意外とバランスは取れている。
そんな感じで、道中は楽だがボス戦になると少々辛い、と言うのが基本特性。
まぁ、特殊武器を使えばデメリットは殆ど無くなるのだが。
こうした特性は、後のXシリーズに登場するアクセルに引き継がれている。

+黒歴史アタック
黒歴史と名高いワンダースワン版『ロックマン&フォルテ 未来からの挑戦者』にも、プレイヤーキャラの一人として登場。
ダッシュや二段ジャンプ、7方向フォルテバスターなどの基本性能はSFC版と同様だが、
ボスから取得出来る特殊武器は全てロックマンと別の物になっている。
その中の一つ、コムソウマンから取得出来る武器「ドップラーアタック」はロックマン史上に残る (残ってないけど) バランス崩壊武器となっている。
簡単に言えば「ボタンを押している間四体に分裂して体当たりする」というものなのだが、まず 発動中完全無敵
そして 壁や障害物すら無視して 縦横無尽に移動可能。
ただし壁にめり込んだ状態で解除すると即死するが、その一点さえ気を付ければ殆どデメリットは無し。
論より証拠である。下の動画を見れば如何ほどのモノかはすぐに分かるであろう。

※参考動画(武器エネルギーの消費を半減させるアイテム装着)

……一応念のために補足するが、普通に戦えばそれなりの強さはある相手である。ラスボスとしては控え目ではあるが。

『ロックマン10 宇宙からの​脅威!!』では最初は選択出来ないが、
ダウンロードコンテンツで購入する事でプレイヤーとして使用可能になる(タイトル画面にも出る)。
7方向に撃ち分けられるフォルテバスターやゴスペルと合体して宙を飛び回るゴスペルブーストなど、
基本システムはお馴染みの『ロクフォル』仕様だが、二段ジャンプは無し。流石に強すぎると判断されたのだろうか。
例によってゴスペルはラッシュより遥かに有能。

+意味なぞ知るか!!オレは最強の存在として生まれてきた!!
有賀ヒトシ氏の漫画『ロックマンメガミックス』及び『ギガミックス』においてもゴスペルと共に勿論登場しており、
「戦士の休日」「戦士の宿命」「史上最大の敵」など多くの作品で強大な敵としてロックマンの前に立ち塞がっている。
ただし、初登場した「戦士の休日」は、本家でフォルテが初登場した『7』ではなく『5』の後日談となっており、本家よりも早い段階で製造されている。
そのためか未だ未完成な部分があるらしく、よく見ると細部のデザインが本家と若干違う。
本家同様にロックマンを敵として付け狙うが、その目的は自分が最強の存在である事を証明する事であり、
現時点ではロックマンが世界中のロボットの中で最強だと思っているから付け狙うのである。
そのため、遂にロックマンを倒したと勘違いした時はあっさりブルースに標的を変え、ロックマン以外の強敵にも目を輝かせて挑んでいる。
また、製造者のDr.ワイリーの言う事を聞かないのも原作通りではあるが、それはプライドの高さというよりは 単に粗暴なだけ という面もあり、
「ロックマンに本気を出させるために人間や街を襲う」
「ダークマン達に誘拐されたロールを「ヘドが出るやり方」と言って救出しておきながら、人質自体は良い案だと思ったため自分が代わりにロールを誘拐する」など、
本家から見ると下衆というかアレな行動も沢山とっている。
また、いついかなる時でも空気を読まずに自分が最強である事に拘るために、ロールやライトットはおろか、味方のワイリーナンバーズからすら
バカ扱いされており
「史上最大の敵」では、重要な作戦の際にチューニングマシンに入れられて事実上隔離されてしまった。
しかもこの後結局脱出し、ロックマンの元へ飛び出し作戦を完全に台無しにしてしまうし…。
戦闘力自体は非常に高く、ライトナンバーズや他のワイリーナンバーズは当然の事、オリジナルより数段性能の高いコピーロックマンすら圧倒している。
だが、当然ながら本物のロックマンとはいつも死闘になりながらも最終的には勝てていないし、ブルースにも基本的に手玉に取られている。
メガミックス世界で最強の存在であるクイックマンとどちらが強いのか、非常に気になる所ではある。

バトル&チェイス編である『バーニングホイール』では、ロックマンと戦うためにブラック4ローダースのローダース2に化け、
ワイリーと共にレースに参加していたが、いつまで経ってもロックマンと戦えない上に自分が2番目と言う事が我慢出来なかったため、
ゴスペルを愛機に改造した『ゴスペルダークスター』を駆使し、レースコースを逆走してまでロックマンの元へ向かった。
…のだが、当然普通にコースを走っていたロックマンとはすれ違ってしまい、しかも直後にコース上で大破していたシシトラック&VAN・プーキンに激突してしまう。
しかしゴスペルが大破してなおコースをそのまま自分の足で走ったり、ライトットの「ライトットンハーフトラック改」をジャックしてまで、
ロックマンを追いかけ続けたりした。この話や「マニアックス」など、声優が同じであるライトットと漫才のような掛け合いを見せる事が非常に多い。
また、道中で大破したギリアムナイトの大群を見てその太刀筋に驚愕しているが、それをやったのは彼の同僚である。

『白い悪夢』から連なる『スペースルーラーズ編』においては、ワイリーシティに「謎の白いロボット」が飛来した時に真っ先に出撃し、
得意満面に全力攻撃→無傷だった敵から拳の一撃を喰らって全ワイリーナンバーズでも真っ先に敗退、ともはや確信犯のようなお約束展開を見せた。
その後、終盤で他のワイリーナンバーズが修復される中、彼もライトットの手によって復活(ゴスペルに修理するように脅されたのが原因だが)し、
7本しか無い上に1本でも暴走の危険性がある超エネルギー元素のクリスタルの内4本をも強奪して単独でスペースルーラーズの元へ向かってしまう。
この際、ジャイロマンからは 「誰だあのバカまで修理したのは!!」 メタルマンからも 「あのバカ!!」 味方にすら完全にバカ扱いされていた
オマケに宇宙では案の定暴走を起こしてピンチを招いており、ルーラーズの一人であるサターンにやられそうになるが、
謎の声の導きやかつてブルースに言われた事を思い出し、4本のクリスタルを自ら引きぬいて敵に投げつけ、バスターで引火させて撃破した。
その後は半壊状態になりながら一応スターマンによって回収されたようであり、エピローグでは原作通り『8』のボス達に並んで登場している。

「うるせぇんだ!!クソったれがあ!!オレが最強だあ!!」

ヘルメットの下がどうなっているのか不明だが、創刊号では『2』のタイトル画面の如く黒髪をなびかせるフォルテが描かれている(作者不明)。


MUGENにおけるフォルテ

ロックマンを改変して作られた、Chaotic氏によるMVC風仕様のフォルテが存在。
海外サイト「Infinity Mugen Team」にて代理公開されている。
海外製のためフォルダ名は「Bass」だが、ディスプレイネームは日本名の「FORTE」となっている。
そのせいかどうかは不明だが、他のキャラは英語で喋るのにフォルテだけが日本語で喋る。
海外での檜山氏の人気の高さが窺える。

ロックマンと技の傾向も似ているが、連射ショットなどのオリジナル要素も搭載している。
原作通りゴスペルと合体し、空中を自由に飛ぶ事も可能だが、やはり原作通り ショットを当てるのがとても難しくなっている (急角度の前方三方向ショット)。
やや簡易的ながらAIも搭載済み。

出場大会

更新停止中


フォルテ.EXE







「力こそ全て!
 破壊こそ俺の生きる証!!」
『ロックマンエグゼ』シリーズでのフォルテ。
こちらのフォルテはクリア後おまけシナリオの最終ボスとしてシリーズ皆勤出演(ライバルポジションはブルース)。
製作者が本家と違いコサック博士となっているが、ワイリーとは『3』にて一時的に手を組んだ事はある(それぞれの利の為であって信頼などした訳では無い)。
ストーリーに密接に関与しているのは『3』のみだが、『X』シリーズのシグマの様なクドさもなく、
漫画や映画でも圧倒的な強さで大活躍しているので下手すりゃロックマン.EXEや無印のフォルテより人気者。
実際に公式の「好きなナビ」アンケートでも堂々の1位である。
アニメや『トランスミッション』でのCVは根本圭子女史。

+マントを取るとこうなる

キャラクター設定

+原作ゲーム

生い立ち

コサック博士が製作した、 「ゲットアビリティプログラム」 を持つ初の完全自立型ネットナビ。
その名はコサック博士の「より強く」という願いから付けられた。
「ゲットアビリティプログラム」、その能力はチップデータや敵の攻撃データを吸収、自身のものとして何時でも使用出来るというもの。
だが、この力が後の厳しい運命を決定付ける原因となってしまった。
当時彼と同時期に科学省で研究・開発が進められていた初期型インターネット「プロト」が密かに溜まっていたバグにより暴走し、
多方面に悪影響を及ぼした時、その優秀さと強さからフォルテは第一に疑われ、濡れ衣の罪にも関わらず科学省ナビ精鋭部隊にデリートされかけた。
以降フォルテは二重の意味で胸に傷を負って人間不信に陥り、自身を生み出した人間を激しく憎むようになる
開発者であるコサックは彼の無実を信じ、最後まで科学省のフォルテ攻撃案に反対するもその願いは聞き入れられず、
科学省に身柄を拘束されてしまい、後に科学省を去ってしまう。
その後は通常のインターネットとは隔離されたエリア「裏インターネット」に身を潜め、
自身が持つ「ゲットアビリティプログラム」の恩恵により様々なデータの残骸やウイルス、時には他のナビの残骸すら喰らい生き延びた。
それにより元から優秀であった性能は飛躍的に上昇、通常のナビとは一線を画す力を手に入れ、誰よりも強くなっていった。
そして着々と人間に復讐する機会を待ち続け、遂に『3』の作中に全容を現す。
他人の能力を自分のものにする……奇しくもそれは『ロックマン』シリーズではお馴染みの能力であった。
元々は平和と正義の象徴だったものが、ここでは偏見と悲劇をもたらしたのは皮肉と言う他ない。

現代、すなわちEXE1~3の本編において

ワイリーが自身のロボット技術ではなく、ライバルである光正(主人公「光熱斗」の祖父)のインターネット技術により発展した現代社会を憎み、
社会を“デリート”する犯罪組織「WWW(ワールドスリー)」を結成。
『1』にて究極のウイルス「ドリームウイルス」を使った計画を光熱斗&ロックマンに打ち破られる
(フォルテはこの時「WWW」から流出したデータ「ドリームオーラ」を取得する)。

だがこれで諦めなかったワイリーは、
かつて度重なったバグによりアメーバ程度の知能を持つに至り、本能のままに電脳世界を喰らい尽くし、
その後厳重に封印(凍結)された「プロト」に目を付ける。
しかしプロトには光正により最高峰のプロテクト「ガーディアン」が仕込まれていた。
そのため『2』にて、様々な不運により社会を憎むようになった少年「帯広シュン」を唆し結成させたネットマフィア「ゴスペル」を影で操り、
膨大なバグを集積させてガーディアンの防御力に勝る力を持った存在を生み出そうとするも(この時はフォルテを複製しようとした)、
結果生まれたのは出来損ないのバグ集合体「ゴスペル」。それも熱斗&ロックマンに倒されネットマフィア「ゴスペル」は解散する。
「ゴスペル」崩壊後もコピーされたフォルテの出来損ないは各地にばら撒かれ、それを始末し始める事を切っ掛けに動き出し、物語に姿を見せ始める。
なお、この時のフォルテの台詞から既にワイリーとは通じていたらしい。
「WWW」復興の為に裏インターネットに隠されていた拠点「WWWエリア」にてロックマンと接触。
この時は「強者の波動」を持つ者としてロックマンとの戦いを楽しむ。ロックマンはフォルテに手傷を負わせる程度には善戦するも、
フォルテの方は本気で戦ってはいなかった。しかし、久々に実力を出せそうな相手が現れた事を喜び、再戦を示唆して姿を消す。

その後、ワイリーは本物のフォルテとコネを持った事により「WWW」を再結成。
プロトを奪取・解凍し、世界中の軍事兵器の電脳にプロトをばら撒き、
自分の脳波を電脳上に送り人間が電脳世界での活動を実現出来る「パルストランスミッションシステム」を使い、
自らがプロトの頭脳となって再度終末戦争を起こす計画を立てる。
『3』の終盤に生みの親であるコサックがワイリーのアジトに乗り込み、
封鎖されたエレベーターを開くため「パルストランスミッションシステム」で電脳世界に入った際に、フォルテは彼の前に姿を現す。
コサックは説得をするが、フォルテには通じなかった。
コサックは必ずや人類の脅威となる存在であるフォルテを生み出してしまった責任を取るべく、
自爆による玉砕を試みるもフォルテに重症を負わされ失敗に終わった。

「……私はフォルテに何を求めていたんだろうか…
 世界初の自動プログラムナビ…
 ただ自分の力を「誇示」したかっただけなのかもしれない…
 過去に戻れるならば…人間のパートナーとして……フォルテを…」

フォルテはワイリーの計画には興味を示さなかったが、新たな力を得て人間に復讐する力を得るためにガーディアンを破壊、吸収する。
そして計画を阻止する為に来た熱斗&ロックマンと戦うも、敗北。直後蘇ったプロトに飲み込まれ行方不明となる(ついでにワイリーも飲み込まれる)。
だがプロト崩壊後ゴスペルにより助け出され、更にゴスペルと融合し新たな力を得る。
しかし、ゴスペルの持つ大量のバグの影響でそれまでの記憶を喪失してしまい、人間への復讐を忘れた代わりにひたすら強さを追い求める存在になった。
自分の名前すら忘れていたが、ロックマンに諭され嘗て自分が信頼し必要としていたコサックの存在を思い出しかけるも、
信じる事を認められず、再び行方をくらますのだった。

その後

『4』以降は闇の力*2を手に入れ、ゴスペルの力で会得した技、「シューティングクロー」や「バニシングワールド」等の代わりに、
「ヘルズローリング」、「ダークネスオーバーロード」、「カオスナイトメア」など圧倒的な物量の技が増え、さらに強くなった。
多くを語らず強者を求め現れる隠しラスボスっぷりも含めほぼ豪鬼と考えて差し支えない
(実際にエグゼシリーズの番外編と言えるバトルチップGPでは、チャンピオンのナビを瞬殺して乱入するという演出で登場する)。
『3』でのクリア後シナリオの設定が残っているのか、『4』以降はかつて自身を倒したロックマンの事を覚えていない。
最終作の『6』ではナビの墓場であるグレイブヤードで出会い、かつて電脳獣が封印されていたアンダーグラウンドで再戦する。
電脳獣の力すら取り込み圧倒的な力で迫るが、熱斗とロックマンの前に敗北。最後は爆発して消滅したが、データがグレイブヤードを漂っている…。
『4』『5』では特定条件下で「フォルテXX」に強化される。その強さはエグゼ中最高と言ってもいい。*3

なお、『5』ではロックマンとクロス(『6』にある相手の力をアーマーの様に装備するクロスシステムと呼ばれるもの)した、
「フォルテクロスロックマン」なるものも存在する。え?なんで『5』に『6』と酷似したシステムがあるかって?気にするな。
ビジュアルや強化内容はバージョンでやや差異があるが、共通してバスターが3列に広がるのは本家ロックマンでのフォルテバスターを意識している。

ストーリー上本格的に関わりがあるのは『3』だが、上述通り隠しボスとしては『1』から登場している。
ちなみに『1』の地点ではマントから手しか出さない。この時はまだマントの中のビジュアルが決まってなかったとの事。
『2』ではストーリークリア後に戦え掛け合いもあるが、ロックマンとフォルテが面識を持った時間軸としては、外伝の『トランスミッション』の方が先。
戦う事もあるが、この時のHPは何と 5000を超える 。ただし600ダメージほど与えると余裕を残したままどこかへ去っていく。

その他には、『4.5』にて自身の持ちナビとして使用が可能。ただし別売りの周辺機器が必要。
ただし、操作と言っても本作はオペレーションバトルで、自動で動くナビにある程度の行動選択とチップを使用するタイミングを決定するだけ。
つまり普段主人公である光熱斗がやっている事をリアルタイムで体験するような内容になっている。
このゲームではナビとの会話がそれぞれ数種類用意されているのだが、その内容がプレイヤーの入力した好物、苦手な勉強の教科などが反映されるため、
場合によってはフォルテが本来言いいそうもない台詞を喋らせる事も出来る。


+その他の媒体の作品でのフォルテ
鷹岬諒氏によりコロコロコミックにて連載されていた漫画版では、逆にブルースを差し置いてライバル的な位置におり、
初登場時は冷酷かつ無慈悲と原作通りの性格であったが、ロックマンとの出会い、戦いにより自分とは違った強さを持つロックマンを倒す事が第一の目的となる。
そして次第にロックマンをライバルとして見るようになり、必要とあらば共闘し、
ロックマンが窮地に陥った時は、一時的にロックマンごとソウルユニゾンのデータを吸収して融合し、ロックマンを助け、
やがて1人のナビを倒す事だけを目的としていた自分の器の小ささ、そして心の弱さを知り、
最期にはロックマンの強さを認め、全てをロックマンに託す……。
あれ?
また、公式エピソードとしてフォルテの過去が詳細に描かれた短編がコミックス第6巻に収録されている。

テレビアニメ版では第2期『セカンドエリア』から登場。
作成者がワイリーで、ファラオマンの持つ2つの究極プログラムの片割れから誕生したと、ゲーム版と出自が全く異なる。
人間への恨みは持たないが、ひたすら強さを求めるキャラとなっている。誕生後間もないため精神的に幼く、本家シリーズのフォルテに近いかもしれない。
最終話では暴走したゴスペルに取り込まれて消滅したかに見えたが、ロックマンにゴスペルが倒された後に復活。
ワイリーがゴスペル首領として用意していたロボットに入り込み、制止を意に介さず姿を消した。

第3期『アクセス』終盤と第4期『ストリーム』にも登場。第4期序盤ではデューオに挑もうとするも、配下のスラーに一蹴されあっさり退場。
その後劇場版で再登場し、ロックマンと融合した事で前述のフォルテクロスロックマンとなり、黒幕の撃破に成功した後、また退場。
最終話でスラーへのリベンジを果たした後、完全に行方をくらましたため、続編の『ビースト』以降は登場しない。
劇場版公開時に『デュエルマスターズ』とのコラボがあり、カード化もされている。性能は当時から見ても残念だけど



MUGENにおけるフォルテ.EXE

+製作者不明
  • 製作者不明
海外の製作者により原作ドットを用いて製作されたフォルテ。
無敵オーラを張ったりゴスペルの爪を出したりと、持ち技も多い。
1ゲージ消費のバスター連射は5割ほど奪い去る破壊力。
だが、スクリュー系の投げを食らうと消滅するバグがある。

+Est氏製作
  • Est氏製作
こちらも原作ドットで製作されたフォルテ。
おまけとして「裏インターネット」ステージも同梱されている。
通常技と殆どの必殺技・超必殺技が飛び道具という中~遠距離戦主体のキャラ。
とはいえ射撃一辺倒という訳でもなく、2段目が三連殺よろしくガード方向を惑わす追加入力式の「ダークアームブレード」や、
発生が速くコンボにも組み込める1ゲージ消費の運送技「ダークネスオーバーロード」など、優秀な近距離技も所持している。
相手に接近されたらこれらの技や緊急回避を駆使して上手く立ち回りたい所。
なお、「WinMUGEN plus」以外のWinMUGEN本体で使用すると、
2ゲージ超必の「カオスナイトメア」使用時にフリーズする事があるので要注意。

デフォルトAIは搭載されていないが、IX氏によって外部AIが公開されている。
5段階にレベル調整が可能だが、AI戦では最大レベル推奨との事。
立ち回りはやはり遠距離メインだが、油断していると牽制からの「ダークアームブレード」でガードを崩され、
そこから「ダークネスオーバーロード」を叩き込まれてしまう。
また、タッグ戦では持ち前の射撃能力を活かし、相方の援護に徹する砲台モードと化す。

+じゅんたさ氏製作 フォルテエグゼミックス
  • じゅんたさ氏製作 フォルテエグゼミックス
赤屍などを製作した氏により作られた、全シリーズ+漫画版やアニメ版の要素を詰め合わせたフォルテ。現在ver0.1beta。
デフォルトでゲジマシのほか、7P以上でライフも自動回復する。
また特殊カラーとして、6Pで覚醒技のサイトスタイル化が使用可能、
10Pで何故か大量の分身召喚(分身用のAI起動記述がないため記述を弄らない限り基本的に分身は棒立ち)、
11P以上でダークネスオーラ展開(一定以下のダメージ無効ではなく被弾回数制)+ライフ管理+被ダメージ1固定となっている。
ステータスが高い上にシューティングバスター以外のゲージ技が全て即死級ダメージで、完全に狂クラスに入っている。
ただしデフォルトAIは9P未満だとサイトスタイル中以外ではゲージ技を使わない。


出場大会



*1
宇宙から飛来した、ロボットのみが感染するウイルス。ワイリーが開発したワクチンが戦いのキー。詳しい事はワイリーの項目にて。

*2
闇の力は、『4』以降で登場するダークチップの源泉である。
ダークチップは通常のチップより明らかにスペックが高いが、
普通に単体使用すると「最大HPが1減る(しかも戦闘後も戻らない)」という、ゲーム上における凄まじいリスクが待っている。
『5』ではカオスユニゾンという形で、ロックマンもノーリスクでの力の使用に成功しているが、
フォルテの力は最終的に『6』ラスボスの電脳獣を超えた(少なくともロックマンと熱斗の主観では)ため、
限定的な制御に留まったロックマンとは格が違うのだろう。

なお、闇の力自体は、本家8に出てくる「悪のエネルギー」のオマージュの可能性がある。
その場合、フォルテのキャラ付けの方向性や、『4』以降では必ず「ウラインターネット」およびその深層部で登場する事を踏まえ、
「悪」から「闇」に変更されたのだろう。

*3
周辺機器である「カードeリーダー」を使用し、「改造カード」を使ってロックマンを強化すると、同時にフォルテのSPバージョンがXXになる。
特定チップを使わない限り何度剥がしても3秒で復活するバリア を纏い、移動速度や攻撃力が強化されている。
最低でも攻撃力300、最高だとなんと 900 (無強化ならロックマンの最大HPは1000)という最高クラスの攻撃力である。
改造カードの使用が闘う条件なので、きっちりロックマンを強化して挑みたい所。