クイックマン







長所:早寝、早起き
短所:落ち着きがない
好き:カーレース
嫌い:カメ

「私の優勝に決まっています!」


ロックマンシリーズ第2作目『ロックマン2 Dr.ワイリーの謎』に登場する8大ボスの1体で、
ニコニコ動画でも特に有名なエアーマンの弟で、ウッドマンの兄貴にあたる。

前作のエレキマンをベースにしており、「自らが光速に近づく」というテーマのもとに製作された、
高速で移動する素早さと高いジャンプ力が自慢のスピードタイプの戦闘用ロボット。
原案ハガキでの名前は「ブーメランマン」。
自信満々すぎて弱そうだったり、落ち着きが無かったりと、作品毎に性格は異なるが、
基本的に一対一で正々堂々と戦う事を好む直球タイプ。

戦闘スタイルは自慢の素早さを活かした突進と追尾機能の付いた特殊武器、クイックブーメラン
一定距離分ロックマンを追尾し、止まったあと再びロックマンを目指し今度は止まらずに画面外に消えていく。
ロックマンが使うと普通にブーメランである。消費エネルギーは1/8(8発撃つと1目盛り)であり、
2の全特殊武器中最も燃費が良く、威力も比較的強い。ボタンを押しっぱなしにするとロックマンがクイックブーメランを連射する。
射程が短く、撃つ方向を変えられないのが欠点。メタルブレードさえ無ければもっと輝けたのに…。
また、メカドラゴンやガッツタンクなどワイリーステージのボスには無敵時間が無いため、クイックブーメランが連続ヒットし大ダメージとなる。
攻略としては、動きを見切るのはほぼ不可能に近いため長期決戦を避け、弱点武器でゴリ押しするのが一番である。
幸いなことに弱点武器は多いため、タイムストッパーやクラッシュボムをフルに使えばどうにかなるかもしれない。
タイムストッパーを使っても一撃で倒せるわけではなく、しかも道中で使ってると悲惨なことになる。ある程度削った後のトドメに使うのが確実か。
バスターのみだとE缶があってもキツく、上手くこちらにこないことを願うしか無い。 実は段差の都合上、画面中央をキープすれば比較的安全
この為、オワタ式では非常に優秀な花火職人(ロックマン虐殺的な意味で)としてユーザーから恐れられている。
その一方、TAS動画では逆にTASさんに瞬殺されてしまうため、「(死ぬのが)クイックマン」などとおちょくられることもある。

また、次作『3』でも他の2ボス衆と同様に「ドクロボットK-176」という機体にデータを移植され、擬似的に再登場した。
こちらはオリジナルのクイックマンより本体がやや大きく、ステージに段差も無いため体当たりが避けにくく、その上ダメージが8と非常に大きい。
避けにくいのはブーメランも同じだが、こちらはたった2ダメージなので遥かにマシ。
そのためユーザーの間では「クイックマンに当たるな、クイックブーメランに当たれ」と言われている。
2では体当たりもブーメランもダメージは同じなので、この威力はドクロボット本体の特性だと思われる。
何故か2でもそうだと広く信じられているが、これは戦ってる最中に真偽を確かめる余裕が無い為だと思われる。
他の全ボスを倒し弱点武器とE缶(全快アイテム)を持って挑んでも返り討ちに遭いかねないぐらい強いのだ。

また、道中も大量に配置された当たると即死のレーザーを潜り抜けていくと言う初見難易度の高いもの。
ロックマンシリーズのトラウマステージの一つとして名高い。
一応、「タイムストッパー」という救済措置があるため完全な無理ゲーとまではいかないが、それでも難易度はかなりのもの。
後に『ロックマンX5』のシグマステージ序盤にこの即死レーザー地獄が登場、あの頃のトラウマが甦ったプレイヤーも多い。
こちらはさらに壁に触れると張り付いてしまうというゲーム自体の仕様ため、体感難易度は元祖をも上回る。(慣れたプレイヤーには壁に当たらなければいいだけの話なので、ダッシュがある分元祖より楽に感じる者もいるが)
一刻も早く下に落ちなければならないのに、急ぎすぎると壁に引っ掛かって逆にタイムロスしてしまうという寸法。
幸い、こちらにも時止め系救済武器はあるが。
その上ボスは、シャドーデビルというイエローデビル系(ロックマンシリーズのトラウマボス)のボスだった。

納涼!夏の花火大会 1:11から、本家以上の鬼畜性能で復活したドクロボットクイックマン
即死レーザーにピンク玉が挑むようです 12年の時を経て復活した即死レーザー
TASさんに逆に瞬殺されるクイックマン こんなのオレじゃない!!

ヘルメットには伊達政宗彷彿させる前立て(多分ブーメラン)が付けられている。
これがステージ選択で一人だけ枠から角がはみ出ていたり、登場シーンで光ったり等…
製作サイドに優遇だか何だか分からない特別扱いを受けている。

だが、真の姿はマグロなので止まるとティウン(死ぬ)してしまう。
タイムストッパーが弱点なのもそのため。*1しかしこれを駆使しても体力を半分奪う程度である。
シリーズで唯一、効かない武器で攻撃するとガードの姿勢をするのも特徴。
因みに、タイムストッパー以外にもクラッシュボムアトミックファイヤー(GB版のみ)、エアーシューター(パワーファイターズ)が苦手。「2」でもこの4つはガードしない。
「3」のドクロボット戦では、ジェミニレーザーとサーチスネークが弱点武器となっている。嫌いな物にヘビでも追加されたのだろうか?
というか冷静に考えて、地を這うように移動するサーチスネークを高速ジャンプを繰り返すクイックマンに当てられる気がしないのだが。何の嫌がらせ?
因みに、弱点武器を持つフラッシュマンとスネークマンは相手をじわじわと嬲り殺すというかなり陰湿な性格で、
真剣勝負を好むクイックマンとは反りが合わない。反対に両者は姿もかなり似ているので、後継機説もあったりする。

「2」のキャラクターでは最も多くの作品に登場し、
シリーズで唯一のレースゲーム『ロックマン バトル&チェイス』でもスピードを重視した強敵である。
自分自身が車なため、レースに参加しなかったロックマン7の8大ボスのターボマンを(なかば一方的に)ライバル視しており、
エンディングではターボマンのいないレースで優勝しても満足していない様子が見られる。
その作品での担当声優はフォルテと同じ檜山修之氏であるが、檜山氏おなじみのではなく紳士的でナルシストという珍しいタイプのキャラ。
一人称は「私」で、冒頭と下の台詞はそれぞれ登場時と敗北時の台詞。

「私のプライドが・・・」


また、「エレキマンをベースに製作された」と上記でも書かれているように、
「このクイックマンは『ロックマンロックマン』のエレキマン(通称変態)がベースに違いない」と言われている。
因みに、この作品でのみタイツが白い

クイックたん! (正しくは「クイックターボ」)



他にも『スーパーアドベンチャーロックマン』でのCVはヒートマンと同じ森久保祥太郎氏。ヒートマンと違ってだみ声でも名古屋弁ではない。
ロックマン的には(X5~X7)におけるエックスの中の人と言った方がが分かり易いかもしれない。
右腕にはクイックブーメランの発射口があるにも関わらず、何故かバスターに変形する。

この作品でも正々堂々戦うことを美学と語っており、作中で唯一不意打ちを仕掛けてこない。
そればかりか、ロックマンの必死の説得にトドメを躊躇したり、援護に駆け付けたシャドーマンの攻撃からロックマンを庇い、最期には「地球を救えるのはお前しか居ない!」
と全てを託して息を引き取る…のだが実は生きており、
ワイリーがロックマンを手にかけようとした際に止めに入る等、またしても製作サイドからよく分からない待遇を受けている。

「待ちくたびれたぜロックマン!」


+────クイックマンだ。あの時は半分しか完成していなかったが今は違うぞ
有賀ヒトシ氏(かつてカプコン公認でナンバーワンロックマンフリークに認定された漫画家)が書いた漫画作品
『ロックマンメガミックス』及び続編の『ギガミックス』においても登場しており、
公式作品でのキザでナルシストなスピード狂な要素は一切無い、クールな一匹狼の戦士として描かれている。
やはりというか何というか、しょっちゅう角がコマの外にはみ出している
登場自体は『1』を再現した『ロックマン誕生』のラストからであり、この時は未完成ながらもロックマンの片腕を切り落としている。
『2』を再現した『R破壊指令』ではベースとなっているエレキマンを圧倒するスピードで瞬殺。
また、一対一の決闘を邪魔したとして弱点武器を持つはずのフラッシュマンすら 何故か乗ってきたメカドラゴンと一緒に 一撃で倒している。
冷酷な雰囲気ではあるが、必要以上の追撃はしなかったり、フェアな勝負を好むなど正々堂々した性格であることは公式作品と変わりない。
前述の原作での突進のダメージのでかさを再現したためか、本作ではブーメラン型サーベルによる高機動戦闘を得意としている。
(一応設定としてクイックブーメラン発射口は存在する)
ちなみにそのスピードは「光速に近いスピード」だけあって、ロックマンやシャドーマンですら殆ど見切ることが出来なかったり、
『ギガミックス』では自らのスピードによって発生したGにボディが耐えきれず悲鳴をあげる描写まであったりする。
後に『6』を再現した『史上最強の敵』にもモブとして再登場している。
バトル&チェイス編である『バーニングホイール』ではプライドの高さゆえか専用マシンを与えられたのにもかかわらず作戦への 参加命令をガン無視
原作ゲームに登場するレーサーのうち唯一登場しなかった(厳密にはもう一人いるのだが)。
(余談だが、この話は『7』のエピソードも兼ねているため、原作では出場しなかったターボマンが逆にレースに出場している)
また、『3』に相当する『アステロイドブルース』にはドクロボットの方も登場しており、
ドクロボットウッドマンと共に超エネルギー元素を強奪する役割を負っていた。ドクロボットの中でも最強を争う二体を選ぶ辺りは流石である。

そして、「白い悪夢」から連なる「スペースルーラーズ編」においては、
ワイリーシティを突如として強襲した「謎の白いロボット」にサードナンバーズやセブンスナンバーズ、そして他のセカンドナンバーズが敗北する中、
ワイリー及びシャドーマンやシェードマンの脱出の時間を稼ぐために単身白いロボットに挑み、
白いロボットのレーザーを断ち斬ったり、残像を生み出しレーザーを避けるなど一人だけ別次元の強さを見せつけた。
残念ながらサーベルは白いロボットの装甲を打ち砕けず逆に砕けてしまい、直後に白いロボットによる爆発攻撃に巻き込まれ行方不明となるが、
(ちなみにこの時砕けた右腕を、彼はクイックブーメラン発射口ごと躊躇無く切り落としているが、
すぐに白いロボットの爆発攻撃が発生するとはいえ、武器を失って彼はこの後どうやって戦うつもりだったのだろうか…。
やっぱり、光速に近いスピードで体当たりするつもりだったのか?)
この時他のワイリーロボが傷一つつけられなかった白いロボットの装甲に僅かに亀裂を入れており、それが後にロックマン達の勝利に貢献することになる。

そして終盤に 当然の如く 再登場し、メカドラゴンを使って大気圏に突入していたシャドーマンを救出した。
オマケにこの時、ジェル状に体を変化させあらゆる攻撃を無効化させるスペースルーラーズの一人であるマーキュリーを
再生する暇すら与えないほどの超高速の斬撃で一撃で真っ二つに(加筆修正された新装版では更に連撃で細切れに)してしまった。
ロックマン含む他のロボット達は、超エネルギー元素のクリスタルを持たなければ他のルーラーズに対抗出来無かったというのに、
クイックマンはクリスタルを一切持たずにこの結果である。クイックマン強すぎ。
だが、全国のプレイヤーのロックマンは数えきれないぐらいこいつに虐殺されているので、むしろ仕方ないね!
調子に乗ってクリスタルを4つも所持し、勝手に敵に突っ込んだ挙句暴走してピンチになった誰かさんも見習って欲しいものである。

出番自体は決して多くはないが、他のセカンズと比べてもあまりの優遇っぷりから
シャドーマンと並んで「有賀先生の お気に入りのキャラ」と言われることが多い。

「そして完全体になったオレの獲物は・・・お前だロックマン!!」



MUGENにおけるクイックマン

死門氏がパワーファイターズ仕様のクイックマンを公開していた。


喋るけど誰の声なのかは不明
氏の制作した他のワイリーナンバーズ同様、原作再現で特殊なステートを組まれており、
一度攻撃を食らうと数フレーム(60フレーム=1秒)の間無敵になるため、GUILTY GEARMELTY BLOOD等のコンボゲームのキャラには天敵となる。投げ技も効かない。
詳しくはヒートマンの項を参照。

また、移動時は常にダッシュ状態のため、一部の弾幕グレイズすることもできる。キャラにとっても厄介な相手。
しかも、体力が一定量減ると撃ってくるクイックブーメランの数も増える。(最大6発)
これらの鬼畜性能から『第2回遊撃祭』において「鬼畜イックマン」(鬼畜+クイックマンであり、キチ○イに非ず)というタグまで誕生した。

だが、相手側のステートのせいかなのかクイックブーメランを無効化してしまう敵も居る。
クイックブーメラン以外の攻撃手段を持たないため、それらのキャラクターと当たると詰む。
例→(マスターハンドKiller Whaleメトロイド等)


海外では原作の『ロックマン2 Dr.ワイリーの謎』を意識して作られたコンプゲーム専用のものが存在する。
他にもスロットマシンの絵柄の一つだったり、時間内に彼を倒すボーナスゲームもある。
カプコンから最も愛されてる8大ボスは国外でも人気なようだ。

出場大会




クイックマン.EXE

「笑わせる!オレのスピードについて来れるわけない!じゃあもういくぜ!」

エグゼのクイックマンはエグゼ2の2番目のボスとして登場。
おくデンだにの奥部にあるおくデンダムに仕掛けられた爆弾を管理しており、ロックマンを起爆装置の電脳で待ち受ける。
実はクイックマンそのものが起爆プログラムとなっており
デリートされれば自動的に爆弾が爆発し、ダムが決壊するはずだったが
既にブルースが爆弾を処理していたため死に損となってしまった。
セリフからは、 身体のスピードに頭が追いついていないのか 単純思考でせっかちな性格と取れる。
一人称はオレになっているが、性格なども含めて無印からデザインがほぼ変わっていないナビと言える。

通常の状態では全く動かず、こちらの攻撃を全て腕のブーメランで弾いてしまう。攻撃を当てるチャンスはクイックマンがブーメランを投げる前後しかない。
慣れればそれほど難しくはないが、このゲームの対象年齢や彼がわずか2番目のボスであること や1ボスのエアーマンの雑魚っぷり などから
結構な初見殺しポイントとして機能していた。 3番目のボスのカットマンが弱いもんだからよけいに印象に残るのもあるけど
ちなみに彼はどの辺がクイックかというと、ブーメランを投げる直前にちょこまかと瞬間移動を繰り返すところ。
また、何を考えたか角のVを取って剣として使いもする。その名もVソード。

他には、アクションゲーム「トランスミッション」でも登場。こちらではクイックマンは黒幕に操られているため本来、望んだ戦いではない。
クイックマンのステージといえば即死レーザーだが、まさかの ステージ中の連続即死レーザー再来 。トラウマを持つ古参ファンは涙したという。
一定時間透明になり攻撃を回避できる「インビジブル」がある分本家よりかは楽。自信のある方はインビジブルを使わずに挑戦されたし。
また、こちらでも移動中は射撃系の攻撃ははじいてくる。しかし攻撃時の動きは他のシリーズよりややゆっくりなので狙いやすい。

『トランスミッション』は時系列的に『1』『2』の間のため、実はシャドーマンとクイックマンはナンバリングシリーズ以前で戦っていることになる。
トランスミッションにてクイックマンを撃破した後にはオペレーターから感謝のメールが届くが、理由があって顔は明かせないと言われる。
また、クイックマンを倒してもデリートではなく、正気に戻ってプラグアウトすることになる。
一連の事からロックマンとは面識があるはずだが、『2』は初対面になっている。理由は『トランスミッション』が『2』より後に発売された作品だからである。

「さあもうすぐだ…ダムが爆発すればボク達も

 そして川下にあるデンサンシティも…

  そう、全てが水に沈むんだ!」


オペレーターは犯罪組織ゴスペル所属の速水ダイスケ。自称「IQ170、ゴスペル幹部候補」。やや自信過剰な性格。
自然を愛する大学生で、おくデン谷をゴミで汚されることに憤りを感じていた。
どうしてこんな性格になってしまったやら。
アニメではまともになってた上に同じ自然愛好家のサロマとラブラブだった。


MUGENにおけるクイックマン.EXE

日暮野郎氏が作成している。名前の割にスピードは普通。
ブーメランは1画面で2つまで出せる。
4ボタン式で、唯一のゲージ技クイックファストは3000消費で通常の相手なら全体力を奪う。
余談だが、氏はその名のとおり日暮さんまで作成している。

出場大会

  • 「[大会] [クイックマン.EXE]」をタグに含むページは1つもありません。

*1
実際の所は、本来は他のボス同様タイムストッパー対策装置を装備しているのだが、これと加速装置の同時搭載に問題があり、
時間を止められながらその中を動き、さらに光速に加速しようとすることで自身の質量が無限大に増大してしまい内部構造にダメージを与えるためとされる。
ソースは不明ながら、観測者が光速に到達すると観測者から見れば周囲の時間が停止すること、光速に近づくたびに物質の質量が無限大に増大することは相対性理論で説明されているため、
「光速に近づこうとする、起こす現象の異なる二つの装置の同時搭載による不具合」と言う話には一定の信憑性があると言える。