タツノコファイト

本物の必殺技をうけてみろ!元祖、必殺技ヒーロー達、ここに集結!

『タツノコファイト』(Tatsunoko Fight)とは、2000年10月5日にタカラから発売されたプレイステーション用2D対戦格闘ゲーム。

概要

老舗のアニメ制作会社タツノコプロが1970年代に制作した人気アニメ4作品をクロスオーバーさせた格闘ゲーム。
作品は『科学忍者隊ガッチャマン』『新造人間キャシャーン』『破裏拳ポリマー』『宇宙の騎士テッカマン』、
そして全体を繋ぐ役割としてゲーム用に新規に作られたヒーロー『電光石火ヴォルター』が登場する。
各アニメ作品の詳細は該当キャラクターの項目やwikipediaを参照。

  • 電光石火ヴォルターストーリー
若き科学者バッテリングは次元移動装置を発明するが
実験で繋がったパラレルワールドを支配するジャレイザー帝国の魔王ドクサイバーに装置を奪われてしまう。
ドクサイバーは他のパラレルワールドに侵攻し、それぞれの世界の悪人と手を組み「ダークインフェルノ作戦」を計画する。
バッテリングは計画を食い止めドクサイバーたちを倒すため
自ら開発した戦闘強化服で電光石火ヴォルターに変身しパラレルワールドに身を投じたのだった。

声優はほぼ全員が昔のアニメそのまま、ストーリーモードでは放送時のOP・EDのノンテロップ版が流れるなど
タツノコファンにはたまらないサービスが盛り込まれている・・・が、
ゲーム自体はキャラのモーションが少なく、システムも微妙でゲームバランスも悪いなど非常に ガッカリな出来 である。
なお、新キャラのヴォルターの造詣、ゲーム主題歌や電光石火ヴォルターOPでのささきいさお、水木一郎、堀江美都子の起用、
タツノコテイストに溢れたTVアニメ風のOPアニメなど ゲーム以外の部分は評価されている

後の『月刊ヒーローズ』連載の漫画『Infini-T Force』は本作同様タツノコ4大ヒーローの共演作品となっているが、本作の影響があるのかは不明。

キャラクター

基本的に各アニメ作品からヒーロー1人、ヒロイン1人、敵1人が参戦。
それ以外のキャラは必殺技の演出などでゲスト出演する。
敵側キャラはストーリーモードをクリアすることで使用可能になる。
  • 科学忍者隊ガッチャマン
大鷲の健白鳥のジュン
敵側:ベルクカッツェ
  • 新造人間キャシャーン
キャシャーン、上月ルナ
敵側:ブライキングボス
※上月ルナは一部の必殺技以外は連れているロボット犬フレンダーが攻撃し、食らい判定もフレンダーにしかない
  • 破裏拳ポリマー
破裏拳ポリマー(鎧武士)、南波テル
敵側:アストラルカメレオン
※元々明確な敵組織のない作品のため、アストラルカメレオンはゲームオリジナル(一応ポリマーに倒された悪者たちの怨念集合体設定)
  • 宇宙の騎士テッカマン
テッカマン(南城二)、アンドロー梅田
敵側:宇宙皇帝ドブライ
※アンドロー梅田はヒロインではなくテッカマンの相棒(男)。 また宇宙皇帝ドブライはゲームオリジナルのテッカマン姿で登場
  • 電光石火ヴォルター
電光石火ヴォルター(バッテリング)、煌きのネオン
敵側:カローチ
最終ボス:ロースライセン

+ キャラクターニュートラル集

システム

操作系は8方向キー+4ボタン。弱パンチ、強パンチ、弱キック、強キックの4種に割り当てられている。

タツノコファイティングゲージ
いわゆるパワーゲージ。攻撃を当てることで蓄積し、ゲージが最大値になるとランク(ストック数)が上昇する。
ランク1以上あれば超必殺技に相当する特殊必殺技が使用できる。
ゲージは最大でランク3まで溜められ、ランク数に応じて特殊必殺技の威力は増加する。
ただし、ゲージをすべて消費するため使用後はゼロになってしまう。
コンフィグにより常時MAXに設定することができる。

MUGENでの扱い

2008年にカプコンからのクロスオーバータイトル『タツノコ vs. CAPCOM』が登場したことで、
タツノコキャラのMUGEN移植として、本作をベースとする物が出てくるようになった。
ちなみに『タツノコ vs. CAPCOM』の開発元であるエイティングは、『ブラッディ・ロア』、『Fate/unlimited codes』、『NARUTO~激闘忍者大戦』シリーズを製作しており、
往年の名作STG『バトルガレッガ』『蒼穹紅蓮隊』などをリリースしたライジングも現エイティングに吸収合併されている。
『タツノコ vs. CAPCOM』が3D対戦格闘ゲーム(実質は2.5Dだが)な為、2Dからの移植として今後もこのゲームを
ベースとしたタツノコキャラがMUGENに参戦してくるかも知れない。