コンボイ




                Autobots  Rollout !

  「サイバトロン戦士、出動!」


1984年(日本では1985年)に放送されたアニメ『THE TRANSFORMERS』(邦題:『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』)のメインキャラクター。

「トランスフォーマー」シリーズの歴史・背景事情


+ 玩具としてのTRANSFORMERSのはじまり

アメリカでは放送開始当初から高い人気を獲得し(もファンの一人)、
ついで放送された日本でもメインターゲットの児童を中心に人気が拡大していった。
当初はあくまで米国製作の物を日本で吹き替えという形になっていたが、
第3作『ザ・ヘッドマスターズ』の脚本が日本製となり、後にも度々日本主導の作品が作られるようになる。
米国でトランスフォーマーシリーズがヒットを飛ばしている間にタカラが日本国内向けに開発したのが「勇者シリーズ」であり、
TF第5作『V(ビクトリー)』の総司令官スターセイバーは、ファンから「0号勇者」(「勇者シリーズ」の御先祖様)とも呼ばれている。
(なお『V』の主題歌でも「正義の勇者スターセイバー」と呼ばれている)
今やマジンガーZガンダムエヴァンゲリオン等に並ぶロボットアニメ作品である。

金属でできた惑星「セイバートロン星」出身の「トランスフォーマー」と呼ばれる金属生命体(超ロボット生命体)。
平和を愛する正義の軍団「サイバトロン」の総司令官であり、宇宙征服を企む悪の軍団「デストロン」との
戦いにおいては先頭に立って勇敢に戦う戦士でもある。

日本語版では「コンボイ司令官」と呼ばれる事が多いが、実はこれは日本語版オリジナルの名称で
英語版では「Optimus Prime(オプティマス・プライム)」と呼ばれている。
Optimusはラテン語で最優秀の・一番のという意味、Primeも英語で最優秀の・一番のという意味。
(転じて、主席や総司令官に与えられる称号でもある)
日本語版では子供たちが覚えるには長い事からわかりやすい名称に変更され、
トレーラー形態への変形から「コンボイ」という名称になった(コンボイ=輸送トラックの編隊を指す)。

+ ついでに言うと

玩具的にはタカラが販売していた「ダイアクロン」シリーズの「バトルコンボイ」のほぼそのままの流用。
「バトルコンボイ」は人間が乗って操縦するタイプのロボットであり、しかも量産型である。
TFの作中で登場するコンボイの機能もこのバトルコンボイとほぼ共通している
(コンテナ型の移動基地「コンバットデッキ」、「ローラー」として登場する小型偵察ビークルなど)
ダイアクロンのテレビCMではその名の通り旅団を組んでおり、
トランスフォーマーしか知らない(そして日本語が解らない)外国人がYouTubeあたりでそれを見て
「なんでオプティマスプライムがたくさんいるんだ・・・?」という疑問を抱くことも。
TF世界で同型の別人(ただし色は違う)が複数居るなんて普通だけど。ウルトラマグナス(中身)も居るし。
当然、外国人でも濃いファンにとっては常識なので、コメント欄で解説が始まったりする。

原日本語版の声優は、原語版の声優はピーター・カレン(映画版プレデターの声とかしてるそうな)。
爆発してみたりバラバラになったりクローンを作られてみたり、敵でもなんでもない第三者に捕まってみたり、出番がなくなったり
彼女が居ることが明らかになったり、過去で自分の作ったトランスフォーマー(厳密には自作ではないが)に会ったり、敵に変装したり
死んでみたり、生き返ったりゾンビになったり日米で別人になってみたり、90年代にリメイクされてみたりなど波瀾万丈の人生、もといロボット生を送っている。
アメリカの公式ファンクラブ企画の善悪が逆転したパラレル世界『シャッタードグラス』だと「サイバトロン破壊大帝」をやっており、
子供番組の規制を受けないコミック作品だからか、 趣味が死体のコレクション だったりと表世界のメガトロンが裸足で逃げ出すほどの凶悪ぶりを見せつけている。
しかし元々正史の頃から血の気の多い人物なだけに、ファン曰く「違和感がない」ともっぱらの評判である。

誤解されがちだが初代TFは群像劇であり、 コンボイもあくまでサイバトロン総司令官であるだけで主人公ではない
作品によってはそもそも総司令官ですらない事もあるのだが、主役チームのリーダー・まとめ役としての立ち居地は共通である。
そのような都合上、コンボイ司令官が登場しないエピソードも存在する。

来歴・パーソナリティ

元々はセイバートロン星のエネルギー集積所で働く民間人「オライオン・パックス」で、
後にデストロンの破壊大帝を名乗るメガトロンの事もエリートとして尊敬を抱いていた。
しかし、900万年前のある日、突如としてメガトロンは部下を率いて武装蜂起し、エネルギー集積所を襲撃。
オライオンと恋人のエイリアルは瀕死の重傷を負ってしまう。
長老アルファートリンはこのままでは命を落とすのは時間の問題となった彼を改造し、
デストロン軍団と戦うリーダーにふさわしい姿に改造した。
改造されて以後はサイバトロン軍団のリーダーとしてデストロン軍の戦いに勇敢に挑み、
デストロン軍によって制圧された領土の回復に貢献した。

セイバートロン星では数100万年という長いサイバトロン対デストロンの戦争が続いており、
その結果両陣営ともに深刻なエネルギー不足に陥っていた。
コンボイはサイバトロン司令官として、仲間を救うべくエネルギーを求め宇宙探索へ出発するが
その動きをキャッチしていたデストロン軍による妨害を受けてしまう。
両軍は宇宙空間で交戦を始め、デストロン軍がサイバトロン軍の宇宙船「アーク」に全員乗り込み、
サイバトロン軍も全員が迎え撃ちに行って乱闘が始まるが、誰も操縦席にいなかったのが原因なのか、
宇宙船は地球の引力に引かれて制御不能になって墜落し、その衝撃でサイバトロンとデストロン両軍は全員機能停止状態になってしまう。

そのコント事故から400万年が経過した西暦1985年、人類が繁栄した地球。
火山の爆発ショックでデストロン軍のリペア装置が起動し、先にデストロン軍団だけが復活してしまう。
メガトロンはサイバトロンが目覚めぬうちに地球のエネルギーを奪うべく活動を始めるが、
自称「次期ニューリーダー」であるスタースクリームは、ボスの言うことを聞かずミサイル(見た目はビーム)で「アーク」を生き埋めにしようと攻撃。
この完全に余計な攻撃によりサイバトロン軍のリペア装置も作動し、サイバトロン軍も復活。
ずっと寝てれば平和だったのに1985年の地球に蘇ったサイバトロンとデストロン両軍はエネルギーを巡って
実に迷惑なことに戦いを繰り広げることになる。

サイバトロンのリーダーであり、先頭に立って戦う勇敢な戦士。
大らかかつ豪快な性格であり、人間や仲間達とバスケットボールに興じる事もある(この時ドリブルをトラブルと言い間違えたり、ボールを指で回す芸当を見せた)。
仲間や人間に対する思いも強く、敵であるデストロンであろうとも闇雲に命を奪うことを良しとしない…のだが、
やや短気な部分があり、「撃ちまくれ!」というざっくりした指示を出したり、
ホイルジャックたちが製作した新戦力「ダイノボット」たちが手に負えなくなった際には
「もういい!もうたくさんだ!ダイノボットを破壊する!!」と迷言を放ったりしている。
その言動とボディーカラーから、過激な言動行動で評判のサイバトロン赤組の筆頭であると言われることもある
(アイアンハイド、ワーパスなどボディカラーが赤いサイバトロン戦士が物騒な発言をすることが多いため)。

仲間や人間に危害を加えた相手に対しては怒りを露わにすることが多く、
コンボイを誘き寄せるため仲間を誘拐した上に拷問を行ったチャムリーという名の人間を追い詰めた時などは、
「我々の求めていた獲物は、こっちなんだ!」 と完全にブチギレ状態だった。
チャムリーはその彼がソ連から盗んだ最新鋭戦闘機と共に赤の広場に送り返される…という
一見鬼畜な行動に出ているが、当時はまた米ソ間では冷戦のムードが続いており下手を打てば
全面戦争に発展しかねない事態だった事を考えると妥当な処理ではある(そんな事件を起こした彼の運命は・・・お察し下さい
また、『ザ・ムービー』で仲間達がデストロンによって大量に殺害された際には
復讐の怒りをぶつけるかのごとく、並み居るデストロンを容赦なく轢き、撃ち、なぎ倒し、メガトロンまでも追い詰めた。
命乞いに対しても聴く耳を持たず、それまでどんなことをしても命だけは助けていたコンボイが、その時ばかりは本当に殺す気満々だった。

「私にいい考えがある」 と言っておいて失敗するほか、運に頼ったり力任せに解決するなど
やや作戦立案能力に疑問がある…というか、かなりの天然ボケであるシーンがしばしば見受けられる。
(ライバルであるメガトロンがエリートであり、冷酷で計算高い面を見せるのとは対照的である)
反面、戦闘能力は非常に高く先陣を切って突っ込んでいって敵を蹴散らしてみせたり、
味方の危機に危険を顧みず飛び込み助け出すというリーダーにふさわしい解決も見せるため仲間たちからの信頼は厚い。

また、人事に関しては非常に優れた手腕を有しており、折り合いの悪い部下をあえて組ませることで
お互いの長所を認めさせて関係を修復させる、トラウマを克服させる、部下の失敗も水に流して復帰させるなどしている。
デストロン軍では慢性的に(主にスタースクリームが中心で)クーデターが起きていたのに対し、
サイバトロン軍はコンボイを中心に、周囲の部下たちがサポートしてうまく回すという格好で
終始団結を保っていた。

+ サイバトロン軍とデストロン軍の相違点

愛用の武器はレーザーライフル「コンボイガン」。威力・精度ともに非常に高く、
一撃でターゲットを破壊したり、逆に威力を絞った狙撃ではスイッチを押したり生身の人間を傷つけずに
拘束具の留め金だけを超遠距離から外してみせるなど凄まじい精度の射撃が可能。
その他、トランスフォーマーにはよくある事だが唐突に登場した新武装として
右腕の手首から先を変形させるエナジーアックス、コンテナ部からの対空砲、目からビーム、
ビークルモードフロントグリル部左右からのビーム砲、ヘッドライト部分からのビームなどを装備している。
コンテナ部分には元になった玩具と同じく他のサイバトロン戦士を収納できる他、
小型自立ビークルのローラーを発進させ偵察・撹乱を行う事もできる。

多数の武装を備えているが、格闘戦を好み敵に肉薄することが多い。
特に多数の敵を相手にする際は凄まじい戦闘力を発揮する。
通常のトランスフォーマーよりも大きなボディを活かし、ビークルモードでの体当たりで
多数の敵を蹴散らすこともあり、両軍中でもトップクラスのメガトロンに匹敵する戦闘力を持つ。

しかし、司令官と言えば崖が弱点と言われる程に何故かよく崖から落ちてしまう、
あっさりと落とし穴のような罠にかかってやられてしまう事があるなどここでも天然っぷりを遺憾なく発揮している。
特に崖から落ちる際のリアクション芸は非常に有名である。
コンボイと言えば 「いい考え」と「崖から落ちる」 というイメージを抱くファンも少なくない…というか、
OPにて毎回崖から転がりながら転落するシーンが放送されていたため、印象に残らないわけがないのである。


大気圏から墜落しても無事、バラバラにされても生きているなど生命力に定評があるものの、
『トランスフォーマー ザ・ムービー』の劇中ではメガトロンとの一騎打ちによって双方手傷を負い、
コンボイはその傷が元で死亡してしまう。コンボイが持っていたリーダーの証マトリクスは
ウルトラマグナスに受け継がれることとなった。

+ コンボイが死んだキャンペーン

トランスフォーマーシリーズでも屈指の人気キャラクターであり、
以後のシリーズでも「コンボイ」の名を冠したキャラや外見がそっくりなキャラがほぼ確実に登場している。
そのため、新旧トランスフォーマーが集合する作品などでは、
他のコンボイと区別するため「G1コンボイ」(Generation 1 の略で、第一世代(初代)と言う意味)と呼ばれているが、同一人物でも姿が違う(G2・キスぷれ等)や似た姿でも別人(実写版とプライム)というケースもあるのでなかなかややこしい。

挙句の果てにはオルタニティ版(次元を超えた全ての「コンボイ・オプティマスプライム(プライマル)の意識の集合体」の一部分が使う端末ボディ・色違いで別人格の宿る数人がトイとして発売されている)までいる始末。もうヤダこの人達…

昨今だとやはり『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』の主役であるゴリラの姿をしたコンボイ(原語版ではOptimus Primal(オプティマス・プライマル))が有名か。
+ しまった!バナナを忘れた!

+ 私の名前を言って見ろ!

+ 合体だぼーい

2007年、2009年、2011年に公開された実写(TF達は全てCGだが)版映画でももちろん登場。
アニメ版の声優を担当したピーター・カレンおよび玄田哲章が起用され、ファンを喜ばせた。
最新技術で描かれた実写映画での司令官の勇姿がこちら。
+ 劇的ビフォーアフター
この他にも飢えた狼モンゴリドリルの兄貴むせる
闘いの中に答えはあるなどニコニコやMUGENで有名な方々が各シリーズのコンボイの声優を担当している。


MUGENにおけるコンボイ

MUGENにおいては海外名のOptimus Prime名義で現状2キャラクター存在。

+ Omega Supreme氏のOptimus Prime

+ Kain the Supreme氏製作のOptimus Prime

この他、ですからー氏が製作したライオコンボイも存在する(詳細は当該記事参照)。

出場大会

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出演ストーリー




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