プロヴィデンスガンダム

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「人が数多待つ予言の日だ!」

アニメ『機動戦士ガンダムSEED』に出てきた変態仮面黒幕「ラウ・ル・クルーゼ」(声: 関俊彦 氏)の使用した最後の機体。
ラスト3話に登場し、その圧倒的な制圧力とクルーゼのインパクトから、視聴者に強い印象を与えていった。
※プロヴィデンス=providence(英)=摂理、神の意志。「天帝」という意味も持つ

フリーダムガンダムやジャスティスガンダムと同じく、ニュートロンジャマーキャンセラーによっての搭載が可能となり、
無限のエネルギーを得ることができるようになっている。
そのため、非常に重武装であり、楯付きビームサーベル「複合兵装防盾システム」や、
強力なビームライフル「ユーディキウム・ビームライフル」があり、
火力においては同作のフリーダムを上回る能力を持っている。
また、この機体の特徴的な装備として、「ドラグーンシステム」と呼ばれる宇宙世紀におけるファンネルのような武装を保有しており、
計43門ものビーム砲の弾幕により、オールレンジ攻撃を仕掛けることができる。
その上、使い終わったのちに本体に接続して充電をすることで使いまわすことができる。
しかし、超人的な空間認識能力が必要なため、当時ではほぼクルーゼ専用の機体となっていた。
正確には、元々は格闘戦が主体であったこの機体にクルーゼが乗ることが決定したため、
空間認識能力を持つクルーゼと、膨大なエネルギーの活用方法が合わさって急造されたものらしい。
なので、ケーブルなどが剥き出しである。
ただしケーブルの表面もフェイズシフト装甲で覆われているので,ケーブル部の防御力が低くなっているわけではない

ザフトによってフリーダムやジャスティスと同期に作られたのだが、
上記の機体が強奪されてしまい、試作機のドレッドノートもパーツをバラされて秘密裏に地球に送られていたため、ザフトにおける唯一の核動力搭載機となり、
第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦以降、その圧倒的な火力と世界破滅を企むクルーゼの能力によって多くの機体を葬った。
最終回ではキラの乗るミーティア装備状態のフリーダムを圧倒、ミーティアの破壊に成功するが、
フレイの乗る救難艇をも撃墜したことによりキラがSEEDを覚醒させてしまい、互角の戦いに持ち込まれる。
最後はキラによりビームサーベルをコクピットに刺され、その後ジェネシスの爆破に巻き込まれて消滅した。
デザインや性能、開発の背景やパイロットなども含めてジオングのオマージュと見られる。
しかし全体のシルエットや配色はどこと無くファーストガンダムを彷彿とさせるため、
「悪のファーストガンダム」として一時期議論の的にされたことも。
頭部のデザインは、クルーゼの仮面を思わせる意匠となっている。

+ 裏話

続編では、この機体を参考にしたとされるレジェンドガンダム」と呼ばれるガンダムが登場することになる。
『電撃ホビーマガジン』(アスキー・メディアワークス刊)連載の『VS ASTRAY』では、ライブラリアンと呼ばれる組織が
この機体の改修型である「ニクスプロヴィデンス」を作りだし、同組織の指導者プレア・レヴェリーが搭乗している。

プロヴィデンスと正式名を書くとやや長いため、一部では『埼玉』の俗称(愛称)で呼ぶ人も多い。
理由は単純、背中に背負っている物のデザインがアレに似ているから。
+ アレ

+ パイロットについて

GBAの格闘ゲーム『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』でもやはり「MAIN MODE」の最終ボスとして登場。
「MAIN MODE」を難易度HARDでノーコンティニュークリアすることで使用可能になる。
ボスらしく通常攻撃の発生とリーチに長けるなど性能も高い。
ドラグーンは常時本体の周囲に3機が待機している。コマンド入力3秒後に発動するので、設置技として使おう。
どういうわけか同じくラウ機のシグーと共に、2Pカラーは赤色である。仮面繋がりか?

+ ゲームでの活躍

「見える… 見えるぞ、世界の終焉が!

はーっはっはっははっ! はーっはっはっはっは!!」



MUGENにおけるプロヴィデンスガンダム

MUGENでも、クルーゼの乗る機体としてkat-too氏によって製作され、一時SkyDrive解約で入手不可になったが、12/03/21に別アップローダーにて再公開された。
スプライトはGBAの格闘ゲームのものを使用。
ドラグーンシステムも健在で、元ゲーム同様に試合開始直後に3機を分離させて待機させることになる。
このドラグーンは相手に合わせて設置するのだが、ビームによる射撃のため、非常に範囲が広く、
同時に撃たれると防ぐ手段が見つからないため、強力な弾幕を張ることができる。
また、このドラグーン、本体が食らい途中だろうがガード中だろうが設置することができるため、
コンボしている途中でもドラグーンによる追撃によって妨害されやすく、コンボが途切れてしまう。
そのため、フル調整で行った場合は、軽く狂キャラになってしまう。
ドラグーンの設定は調整できるため、ある程度抑えておくのがいいだろう。

最後の更新では、後継機であるレジェンドガンダムのビームジャベリンが追加された。
また、付属のテキストでは八段階でドラグーンのレベル調整の目安が書かれている。

出場大会

削除済み
更新停止中


*1
一個人としては相当なダメ人間であり、それもあってか死後、息子にあらん限りの言葉で悪し様に言われてしまった。
ただし、息子は幼い頃に彼と一緒に写った写真を大事に持っており、少なくとも親子仲の方は夫婦仲よりは
上手く行っていたたことが示唆されている。

*2
なお彼の素顔を知ろうとした、もしくは知っている者は戦死してしまうというジンクスがあるらしく、
実際、彼の素顔を知りたがっていたミゲル・アイマン及びニコル・アマルフィは戦死してしまっており、
彼の素顔を見たフレイやフラガもその直後に戦死している。 フラガは後付設定で生きていたことになったが。
また続編『SEED DESTINY』でも、彼の素顔を知っているデュランダルとレイも戦死してしまっている。
ちなみにこのジンクス、公式設定である。

*3
まぁ、イザークはプラントを核ミサイルから救ったり、その中立国の最重要人物の盾になって命を救うなどの
活躍をしていたのもあるだろうが。
イザークの名誉のために言っておくと、シャトルを撃墜した際の戦況は完全な混戦の様相を呈しており、
そんなデッド・オア・アライブな状況下で単身シャトルが地球に逃れる=相手方のエライ人が乗った脱出用シャトルと
見なされても仕方なかったのも事実である。
あんな混戦模様で中立国の難民シャトルが飛ぶなんて、事情を知らない敵側にとっては予想する方が難しいという意見も。