朝倉音夢






 誕生日:12月28日
 血液型:O型
 身長:155cm
 体重:37kg
 スリーサイズ:B79 W53 H82
 好きなもの:アクセサリー、かわいい靴、キューカンバーサンドイッチ
 嫌いなもの:ぐうたらな人、ハンバーガー、和菓子(実は嫌いではない。後述)
 趣味:テレビを見ること。特にテレビドラマ。

「宿題を見せて欲しいの?
 う~ん、じゃあね。今度の日曜に買い物付き合ってね♪」

Circusの18禁ゲーム『D.C. ~ダ・カーポ~』及びその派生作品のヒロインの一人で、うち幾つかの作品ではメインヒロインを務める。
あさくら ねむ」と読む。浅倉ではない。
担当声優は鳥居花音女史(PCとコンシューマorigin)、 安玖深音 女史(鳥居女史引退以降のPC作品)、
野川さくら 女史(origin以外のコンシューマおよびアニメ)。
ファンからの愛称は「おんむ」など(ただしこの読みを(特に後述のアニメ版音夢を指す)蔑称として用いる人もいるので気を付けよう)。


主人公である朝倉純一の義理の妹であり、「島」で共に二人で生活している。
成績優秀で性格も良く、風紀委員を務めるなど学校では人気者である。
だが、これらはかなりの部分が猫かぶりであり、本質は自分の感情に忠実なタイプ。
純一に対してはやたらと甘えたがりであり、他の女性に対する嫉妬心も強い。
一歩間違えばヤンデレである少々困った妹。
同じ名字でもこいつと違って、正しくヤンデレである(ただし一歩手前程度)。
+ 彼女の行動の一例
  • 海外へ行った友人(女性)から純一へのエアメールを勝手に読んで処分する
  • パジャマは純一の着古したワイシャツ。時々まだ使っているものをすり替えて入手する
  • 本当は和菓子が好きなのに、「純一が友人にいつもあげているから」嫌いということにしている

料理の腕前はかなりヤバい。どれくらいヤバいかと言うと、調理に洗濯用の柔軟剤を使おうとするほど。
そして病弱。いつも熱っぽい。そのせいもあってか体重軽すぎ(BMI換算だと15.40)。
あと、兄に貧乳よばわりされることが多いが、実際は中々な戦闘力である(なにせウエストが細すぎる)。
ただ孫娘の音姫は本当に貧乳だが…(彼女は158cm 73/53/82のAカップ。バストだけ6cm小さい)。

また、幾つも出ている続編では純一と結ばれていたり、死んだかのように扱われていたり、
メインヒロインではないが重要な役どころを務めたりと、作品ごとに設定が微妙に異なっている。
多くの作品でメイン扱いであるため人気も高いが、その嫉妬深さから来るちょっと痛い言動や、
アニメ版にて純一が他のヒロインに立てたフラグを全て力尽くで叩き折って強引に結ばれたことなどから、
同じくらい嫌われてもいる可哀想なキャラである。

+ 彼女の抱えているもの
この作品世界だが、初音島に生えているとある桜の影響で、不思議な力を持つ者が普通にいる。
主人公もそういった超能力を持っており、「他人の夢を強制的に覗いてしまう」というのはまだまともだが、
祖母から教わった「手のひらの上に和菓子を出せる」という前代未聞の魔法を使える
(ただし、出す際にはそれ以上のカロリーを消費するので、自分で食べた所でカロリー的には赤字である)。
こちらの能力は主人公の先祖の遺伝の様なものなので、桜の影響によるものではない。
一見役に立たず、基本的な利用法は音夢の弁当の口直し。
しかしこの魔法は「人を幸せにできる本物の魔法」でもあるため、ストーリーによってはキーになっていたりもする。

そして音夢の場合、幼い頃に交通事故で両親と死別し朝倉家へ引き取られ、いつも泣きじゃくっていた所を「俺がお前の兄になってやる」と主人公が宣言。
以来徹底して彼が兄として振る舞い、自分を妹として扱ってくれた事で救われ、
常に兄である主人公と一緒にいたいと願うようになった事で「常に主人公と気持ちを共有する」という魔法を手に入れている。
しかし『D.C.』の他ヒロインの中には魔法で存在を維持しているようなキャラクターもいるが、やはり負担が大きいようで、
つまり常時魔法を使っているため音夢の体にかかる負荷は極めて大きいものであり、彼女が病弱なのもその影響である。
加えて「兄の気を引きたい」という願いをも初音島の桜が汲み取ってしまった事で、その負荷はさらに増大してしまい、
音夢ルートでは記憶障害を発症し、咳き込むと桜の花弁を吐き出すという奇病にまで陥ってしまう
(FDでは完全に「兄の気を引く」という魔法に切り替わった結果、文字通り原因不明の重大疾患にまで状況は悪化する)。

大切な女の子である音夢を救うため、主人公は魔法に頼らず幸せになる事を決意し、
幸せをもたらす桜と対峙する……というのが、音夢ルートのストーリーとなっている。

ネタ的にヤンデレ扱いされる事も多いものの、朝倉家の両親は音夢を引き取ったものの多忙で長期出張する事が多く、
幼い頃一瞬にして家族すべてを失った音夢にとって、たった一人だけずっと傍にいてくれたのが主人公だった……。
と、そう考えればその思いの重さも分からないではないだろう。

+ ちょっとした裏話
というのも、このゲームを製作しているCircusが新作をあまり出さず、
人気の高い『D.C.』のIFストーリーや続編ばかり作っているため、このような様々な展開になっていると思われる。
それに加えて、CD版とDVD版、初回版と通常版などの別パッケージも多数存在しており、
このような制作手法は俗に「曲芸商法」または「断腸商法」と呼ばれ、呆れられたり嫌われたりしている。感心しませんな
(曲芸は言うまでもなくCircusの和訳、断腸商法とも呼ぶのはCircusの社長tororoのあだ名「団長」=「断腸」から)。

ニコニコ大百科によると、「D.C.」の冠名が付いた物だけで45パッケージ
「ダ・カーポII」でさらに26パッケージ。これだけでまず71パッケージ
更にファンディスクなどをひっくるめると現地点で85パッケージ
恐ろしいのはこれだけ出してもまだまだ増え続けるのだろうと容易に推測できる点であろう

ニトロ+ロワイヤル』の石馬戒厳(声優が『D.C.』のヒロインの一人と同じ)のEDでもネタにされている。

+ その他、どうでもいい話
主人公と音夢の誕生日が同じなので、双子の兄妹と勘違いされることがある。
というか友人以外の殆どはそう思っている(学校では似てない双子で通している)。
そもそも自主規制により実の妹をエロゲヒロインにするのは基本的に禁止だったので、当時のエロゲ業界では義妹が人気だった
一方で、精神を移植したアンドロイド電脳アバターだからOKみたいな大喜利も流行っていたが


MUGENにおける朝倉音夢



 「真ヒロインはやっぱり私だったね♪ あれぇ? さくらちゃん泣いてるの?」

高町なのはでお馴染みのノナシウス氏(旧・フィニール氏)が製作した手描きの音夢が存在する。
まだ未完成とのことだが、技は十分に搭載されている。
ちなみにフルボイスだが、声を当てているのは蒼月水樹女史である。
彼女の「地」をさらに極端にした言動であり、上記のように原作ですら言わないような黒い発言をかます。
当然ながら原作では戦闘経験など無いので、格闘しているのもあくまでも格ゲー補正である。

原作で「桜」がキー要素になっているためか、「桜流拳」「桜流裂波」などの技を持つ。
どこかで見た技であるが、気のせいであろう。
これらの対空の他にも、飛び道具の「辞書投げ」や突進技の「桜吹雪」があり、比較的オーソドックス。

また、超必殺技の「闇音夢」は、攻撃力と防御力を大幅に上げ、さらに時間を止める。
時止め中は1ゲージしか溜まらないものの、攻撃力が上がっているため問題は無い。
……ただ、この技、時間を止めても 相手も動ける のである。
このため、「相手が優勢でタイムアップ寸前」ならありがたいのだが、それ以外だと単純に攻撃力と防御力が上がるだけである。
まあ、それでも使い勝手はそれほど悪くないのだが。
参考動画

また、音夢のコンパチキャラとして、
第2作『D.C.II 〜ダ・カーポII〜』のキャラである「月島小恋」もnipa3008によって作られていたが、現在は入手不可。

出場大会

更新停止中


最終更新:2023年11月25日 10:40
添付ファイル