ジェネシックガオガイガー


「見せてやる…本当の勇気の力を!」


サンライズ製作のSFロボットアニメ作品『勇者王ガオガイガー』の続編OVA『勇者王ガオガイガーFINAL』に登場した主役ロボット。
パイロットはTV版から引き続いて主人公である「獅子王(声:檜山修之)」。技名などを熱く叫びまくるが勇者だからしょうがない

+これは命の限りに燃えた、勇者王最後の物語である…
メインターゲット層である幼年児のウケがイマイチだったせいで商業的には失敗してはいるが、一方でマニア層や熱血王道展開を好む層からは絶大な支持を得た『勇者王ガオガイガー』。
TV本編終了後も熱気は冷めやらず、単独でゲームが発売されたり、小説、コミックなどの外伝作品(とはいえ出てくる設定は全て公式設定であり、それらは本編及びFINALにも反映されている)といったメディアミックス展開が行われた。
そして続編希望の声に後押しされ、OVAで作られた続編が『勇者王ガオガイガーFINAL』である。
2000年初頭からリリースが開始、途中1年近く間が空いてしまったものの、2003年には最終巻である8巻が無事発売されて完結した。

その評価はというと…、結構賛否両論。
というのも「完全に『大きなお友達』向けにシフトしたため、全裸・乳揺れなどのエロ・萌え描写が過激に」「尺の都合もあり後方支援の描写が薄く、さらに勇気勇気とうるさいため『勇気でなんとかしてしまう』ように見えてしまう」「話の結末が人によってはバッドエンドとも取れないこともない」などの要因から、TV本編程の高い評価は受けていない。勇者シリーズのスポンサーであるタカラによる縛りが無くなり、さらに販売形式もOVAとなったのも遠因かもしれない。
ただし、だからと言って駄作・凡作ではなく、「『サンライズの本気』を垣間見れる合体シーンなどの演出」「作画も全編に渡って高クオリティ」「外伝作品の設定・登場キャラもきっちり反映(特に『獅子の女王』組はCVも付いてガッツリ絡んでいるなど優遇)」といったFINALのみの見どころも多々存在するので、「(いい意味でぶっ飛んでいた)TV本編と比較するとどうしても見劣りしてしまう」と言った方が正しいだろう。

なお、同じ米たに監督が手掛けたアニメ『ベターマン』とは世界観が共通しているという裏設定があったため、2005年には尺稼ぎのためにベターマンの映像と組み合わせた再編集版『勇者王ガオガイガーFINAL GRAND GLORIOUS GATHERING』が地上波でも放映された。

+我が名は「ジェネシック」
本来の力を取り戻したギャレオンが変形する「ジェネシックガイガー」と5体のジェネシックマシンがファイナルフュージョン(合体)して誕生するメカノイドであり、作中では「最強の破壊神にして勇気の究極なる姿」「人類が辿り着いた大いなる遺産」と称されている。
ただし、「ジェネシックガオガイガー」の名称で呼ばれるのは映像中ではファイナルフュージョン成功後のナレーションのみで、合体時の凱のシャウトも「ガオッ、ガイッ、ガー!」と以前のままである。
ちなみに正式名称は「ジェネシック・ガオガイガー」となっている。

ガオガイガー、ガオファイガーのガオーマシンが乗り物をモチーフにしているのに対して、ジェネシックマシンは動物がモチーフとなっており、ブロークンガオー(右肩~右腕)が鮫、プロテクトガオー(左肩~左腕)がシャチ、スパイラル&ストレイトガオー(両足)がモグラ、ガジェットガオー(背中)が鳥を模している。
また裏設定ではあるが、(スター)ガオガイガー、ガオファイガー、ジェネシックガオガイガーのガオーマシンは互換性があり、お互いのガオーマシンを使用可能。ガイガー(もしくはその代替品のガオファー)を中心とした合体機構自体はすべて同規格で構成されているのだから当然とも言える。もっとも再調整前のギャレオンや地球製のガオーマシンがジェネシックオーラに耐えられるかどうかは未知数であるが。
そのためなのか、FINAL2話にて旧ガオーマシンを残しておいたせいで敵の操るガイガーの複製品「レプリガイガー」が旧ガオーマシンとファイナルフュージョン。「レプリスターガオガイガー」が誕生し、京都のど真ん中で「勇者王対勇者王の悪夢の対決」という事態に発展してしまった。

ただし、幾らガオーマシンに互換性があるとは言え、地球製のガオガイガー用外付け武器とジェネシックガオガイガーが互換している訳ではないので、基本的にはジェネシックガオガイガーは地球製の外付け武器は使用できない(なんで「基本的に」かは後述)。
ちなみにゾンダーも一度ガオガイガーのデータを元にしたゾンダーロボを生み出しているが、所詮劣化コピーにすぎず互換性のありそうな形状をしていない。

+これが絶対勝利の力だ!
後述する設定との関連もあり、名称はガオガイガー時のものに戻っている武装が多い。
しかし、「ジェネシック(=起源の)」という言葉が冠せられていることからもわかるように、ジェネシックガオガイガーこそが本来の構想に基づいたオリジナルのガオガイガーであり、緑の星のテクノロジーが十全に発揮されているため各種能力も段違いに高い。
(ガオガイガーはギャレオン以外は模造品・劣化コピーでしかないうえに、激しい戦いを経た結果ギャレオンの内部メモリーが激しく損傷しているためその性能をフルに発揮できていない。ガオファイガーにいたっては性能こそガオガイガーを上回っているが100%模造品なのである)。

余談だが、後述する経緯があるためギャレオンを除くジェネシックマシンにはゾンダーへの対策が施されていない(とファンの間では言われていた)。
そのため、「ジェネシックガオガイガーのゾンダーに対する抵抗力はガオガイガー以下しかないので、もしゾンダーとの接触を許そうものなら、瞬く間にジェネシックマシンをゾンダー化され乗っ取られてしまうのでは?」という疑問もある。
一時期は公式設定と思われていたのだが、脚本の竹田氏は「何時から公式設定になったんだろうと監督と首を傾げた」という旨の発言をし、
ファンからの質問に「実際はどうなのかわからないが、そのような設定は聞いたことがない」という旨の返答をしている。
一方でジェネシックのヘル・アンド・ヘブンでは核までも破壊してしまうため、それを防ぐためのデチューンだったのではないか、という推測も存在する。
もっとも操縦者であるエヴォリュダー・凱がもう「Gストーンそのもの」みたいな存在に進化しているため、全く手も足も出ないということはないだろうし、(機界新種のような特異個体が残っている可能性はあるが)FINALの時点でゾンダーは全て消滅している。
乗っ取られそうになっても勇気でなんとかしてしまいそうではある、GGGだし

ブロウクンマグナム
右手を射出するロケットパンチライクの技。
ブロウクンファントム以上の攻撃力、貫通力に加え、何度でも敵を追いかける追尾性を併せ持つ。
因みにガオガイガー/ガオファイガーが使用する場合は肘~手にかけての部位が飛んでいたが、ジェネシック~の場合飛んでいくのは拳のみ。

プロテクトシェード
左腕に搭載されている空間歪曲バリアシステム。やはりプロテクトウォールから格段に防御性能が上がっている。
ジェネシックオーラも同時に放出されるのか、展開しただけで遊星主のパーツキューブを跡形も無く分解した。
ただし、「左腕が展開して実体盾を形成してから発生するため、実体盾を破壊されるとプロテクトシェードを発生させられなくなる」という、ガオガイガーには無い欠点も存在する。

ジェネシックオーラ
ジェネシックマシンの動力源である無限波動にして、対遊星主戦における切り札。
というのも「遊星主達の動力源たる『ラウドGストーン』の出力を大きく減衰させる」という特性を有しているからである。

ジェネシックアーマー
ジェネシックオーラを機体の隅々にまで張り巡らせ、保護バリアとして活用している。
強度はキングジェイダーが自身に張っている保護バリア「ジェネレーティングアーマー」と同等かそれ以上で、半端な兵装では傷一つつけられない。
しかし、「ヘルアンドヘヴン使用時に一時的に消失する」という弱点があり、これを突かれて凱は重傷を負ってしまった。

ゴルディオンネイル
グラビティ・ショックウェーブを放出し、触れた物を光に変換してしまう黄金の爪。「ゴルディオンハンマー」の原型となった武装。
ゴルディオンハンマーと比較すると、小型で出力調整が容易である代わりに破壊力では劣る。

ストレイトドリル
左膝に装備された、貫通力に優れる錘状構造のドリル。

スパイラルドリル
右膝に装備された、破砕力に優れる螺旋構造のドリル。ストレイトドリルからのコンボでパルパレーパ・プラスを容易に粉砕してみせた。

ガジェットツール
節ごとに分離して様々なツールに変形する機能を持つ尻尾。ガジェットガオー単体時には首から頭部にあたる。
ボルティングドライバーやウィルナイフ等に変形する他、ヘルアンドヘブン時には両手に装着されて拳が肥大化する。
GGGのハイパーツールの多くはコレを参考にしたものである。

ヘルアンドヘヴン・アンリミテッド/ウィータ
ガオガイガー/ファイガーと同様の技。
ガオガイガー/ファイガーのこれが「ギャレオンの解析が不完全であったために攻撃力が低下している(そればかりでなく凱の身体にダメージを蓄積させてしまう)」のに対し、こちらは100%、いやエヴォリュダーとなった凱の力を合わせればそれ以上の性能を発揮、さらに搭乗者の勇気の心が高まれば高まるほど威力が増してゆく。
最終決戦の最後に使われたのが「真のヘルアンドヘヴン」である「ヘルアンドヘヴン・ウィータ」、それ以外の時に使われたのは「アンリミテッド」である。
ただし、ガオガイガー、ガオファイガーは「ゾンダリアンとなった人を救うためにゾンダーロボから核を抜き取る」事が目的となっているのに対し、それを考慮していないジェネシックガオガイガーは「相手を完全に破壊する」ために使用する。

なお、レプリスターガオガイガーもこの「ウィータ」を使用したが、本来ならばガオファイガー以下の能力の機体(パスキューマシンで性能が底上げされているとはいえ)で使用したにも関わらず、ハンマーヘル時だったとはいえゴルディオンハンマーを一方的に砕き、イレイザーヘッドXLでも消し切れずそのまま超竜神を大破させる威力を見せている。

ゴルディオンクラッシャー
地球が開発した「人類最後の切り札」。
ゴルディオンハンマーの強化版、といえる存在なのだが、恐ろしいのは この武器のハンマー部分の直径が1㎞、エネルギー波の部分に至っては少なくとも20kmはある ということ。
ただしこれは元々ガオファイガー専用の武装であり、元々はマーグハンドを通じて保持する予定だったのだが、ゴルディマーグ(=マーグハンド)がレプリスターガオガイガーに破壊されてしまったため、ゴルディオンクラッシャー自体にゴルディのAIユニットが組み込まれた。
そのためジェネシックガオガイガーが使用した際は接続部分のサイズが合っていなかったのだが、かなり切羽詰った状況だったこともあり破損承知で無理矢理接続(クラッシャーコネクト。通称、ガッツで補う)して使った。
因みに勘違いされがちだがクラッシャーにコネクトするから「クラッシャーコネクト」であって、決して破損してでもコネクトするからではない
(特に作中で説明はされてはいないが、クラッシャーコネクトした際に凱がエヴォリュダー能力でゴルディオンクラッシャーをハッキング。無理矢理ジェネシックガオガイガーでも使えるようにしている)。
なおこの武器の仮想敵はZマスターなど惑星サイズだったが、作中では恒星サイズのピサ・ソールに使われている。

当然の如くセキュリティはファイナルフュージョンやゴルディオンハンマーの比ではなく、起動のキーにはGストーンとJジュエルを使い、無限情報サーキットである二つの石に大量に情報を読み込ませるためキーの複製は到底不可能いう徹底ぶりである。

こんなものが作られたのはTVシリーズ後半の敵「機界31原種」が
というとんでもない奴らだったせいで、地球がこういった脅威への対抗手段を持たざるを得なくなってしまったためである。

しかし機界31原種のスケールがデカすぎたせいで、続編の新たな敵である「ソール11遊星主」はスペック的には前作の敵よりも弱いという珍しい事が起きた。
それでも遊星主達は戦力を上手い具合に封じたり、ピサ・ソールによる無限復活&無限増殖によりGGGを苦しめることに成功している。パルパレーパやピア・デケム、ポルタン辺りは復活&増殖抜きでも勇者ロボとのタイマンで互角以上に戦っている。

ギャレオリアロード
本編未使用のツール。後に覇界王で使用された。
次元ゲートをジェネシック単機で開くことができ、かつて護を地球に送ったときに使われた模様。
そのシステムが高度すぎて他のハイパーツールと違い、GGGではディメンジョンプライヤーとして一部しか再現できなかった。
地球と三重連太陽系を結ぶ次元ゲートである「ギャレオリア彗星」と同じ名前を持つ。

+遥かなる神話
そもそもガオガイガーは何のために作られたのか?
それにはギャレオンの故郷である「三重連太陽系」がたどった歴史について語る必要がある。

「三重連太陽系」(実際は恒星は一つで、残りの二つ分は「燃える惑星」とのこと)という恒星系があった。
そこには「緑の星」「赤の星」「紫の星」などの惑星が存在し、それぞれが地球とは大きく異なる文化や高度な科学技術を持っていたが、長い歴史を持っていた三重連太陽系にも滅びの時が迫っていた。
三重連太陽系の中心である恒星、もしくは三重連太陽系が存在する宇宙そのものに寿命が訪れようとしていた為らしい。
滅亡を前に、三重連太陽系の科学者達は空間を超越するゲートを開く技術「ESウィンドウ」のさらなる研究を進め、その結果新たな太陽系への転移ゲートである「ギャレオリア・ゲート」の開発に成功した。

しかし、ここで指導者たちの主張に食い違いが生じ、三重連太陽系は冷戦状態となってしまう。
緑の星の指導者カインは「ギャレオリア・ゲートをくぐって三重連太陽系から新天地へと旅立ち、そちらの生命と共存の道を探すべきだ」と訴えたのに対し、
赤の星の指導者アベルは「新たに誕生した太陽系から資源を回収し、三重連太陽系を再生させるべきだ」と主張したのである。

そしてアベルは自身の複製をリーダーとする三重連太陽系再生プログラム「ソール11遊星主」を作成。
一方、カインは遊星主の暴走を危惧し、彼らに対抗するセーフティプログラムとしてガオガイガーを建造、いざという時にはカイン自身がファイナルフュージョンして遊星主に立ち向かうつもりであった。

しかし、そうしているうちに今度は紫の星で事件が起こり、これにより三重連太陽系は寿命を待つまでもなく滅亡の危機に瀕する事になる。
重度の社会的問題を抱えていた紫の星は、その根源とされたマイナスエネルギー、すなわち怒りや憎しみなどの負の感情を浄化するための装置「ゾンダーメタル」を作り出していた。
ところが、そのシステムを管理していたマスタープログラム(後の機界31原種およびZマスター)が「マイナスエネルギーを完全に浄化するには、その発生源の感情を持つ生物を全て機械生命体に変えてコントロールするべきだ」と考え出し暴走。
システムに頼り切っていた紫の星の生物を生機融合体「ゾンダリアン(TVシリーズ前半の敵)」に変えただけでなく、紫の星を「機界昇華」して消し去ってしまった。
さらにマスタープログラムは三重連太陽系の他の星々にも侵攻を開始したのである。

ゾンダーに対抗するため、緑の星と赤の星は共同戦線を張った。
丁度その頃誕生したカインの息子ラティオがゾンダーに対抗できる能力を持っていた事が大きな転機となり、その能力とGクリスタルを元に無限情報サーキット「Gストーン」を完成、さらにガオガイガーを対遊星主用からゾンダー用へと改修する作業を開始する。
赤の星にもGストーンの技術が供与され、それを元にアベルは「Jジュエル」及び対機界31原種への切り札となる「ソルダート師団」を完成させた。
しかし、ゾンダーの攻勢を前にそれらの対抗策は間に合わなかった。
機界31原種の猛攻を受けていた赤の星は、ソルダート師団のシステム起動を目前にして機界昇華、緑の星もギャレオンのみ改修が終わった時点で機界昇華されてしまった。

もはやこれまで、と覚悟を決めたカインは、ジェネシックマシンをGクリスタル内に封印し秘匿。ギャレオンに自身の人格をコピーし、ラティオと共にギャレオリア・ロードの先の新天地に送り込んだ。その後カインがどうなったのかは語られていない。
そしてギャレオンは青の星「地球」にたどり着き、そこで出会った天海夫妻にラティオを託したところからTVシリーズ本編が始まる。
ラティオは天海夫妻に「護(まもる)」と名付けられ、実の子と変わらぬ慈しみを受けてすくすくと成長。
ギャレオンはその後しばらく宇宙を放浪していたが、スペースシャトルの事故により瀕死の重傷を負った凱を救出した際、地球防衛勇者隊こと「GGG(スリージー)」に収容された。そして同時に緑の星のテクノロジーの解析が開始され、サイボーグ・凱及び地球製ガオーマシンや勇者ロボ軍団、各種ハイパーツールが誕生していくことになる。

しかし、三重連太陽系の遺産は「カインの遺産」だけではなかった。そう、ソール11遊星主である。
遊星主の多くは機界昇華されて消滅したものの、無限再生能力を持つ「ピサ・ソール」だけは生き残っていた。そして原種大戦が終結してゾンダーが消滅した後ピサ・ソールの手により残りの遊星主が復活、三重連太陽系再生のために動き出すのである…。

+再生の力を止めるもの、それは破壊の力…
機界新種との最終決戦後、ギャレオンと共に三重連太陽系へと旅立っていった天海護。
護はそこでソール11遊星主と出会い、「三重連太陽系再生のために力を貸してほしい」と懇願され、一旦は了承する。
しかし、機界昇華を免れていたGクリスタルの残留思念「マザー」から真実を聞いたこと、また再生のための資源はギャレオリアゲートの先の太陽系から調達し、その結果そちらの宇宙は滅んでしまうこと(にもかかわらず遊星主達はそれを気にも留めていない)等を知り、遊星主達に立ち向かう決心をする。
始めこそ孤軍奮闘であったが、程なくして生存していたソルダートJ-002と戒道幾己と再会、戒道を地球に送ってGGGに救援を要請しつつ、護はGクリスタルを拠点に遊星主の足止めとギャレオンの対遊星主仕様への改修作業を急いでいた。

紆余曲折を経て、ついにGクリスタル内にて凱とギャレオンは再会。ジェネシックガイガーに変形して立ち向かうが、総力を結集した遊星主達の攻撃により絶体絶命のピンチに陥ってしまう。
その時、命にマザーが語りかけ、ジェネシックマシンとのファイナルフュージョンを制御する「ジェネシック・ドライブ」のコンソールを指し示す
(その時彼女の脳裏に赤子を抱きかかえるカインと女性のイメージが浮かび上がったことから、命はマザーの正体がラティオの母親であることを悟る)。
宇宙空間に生身のまま飛び出せば、いかなセミ・エヴォリュダーの命といえども無事では済まないが、命は迷うことなくコンソールに向けて跳躍し、ジェネシック・ドライブを起動。ついに「究極の破壊神」であるジェネシックガオガイガーが誕生するのであった。

+勇者王新生!
TV版の最終回で「機界新種・ゾヌーダ」によって物質昇華されかけた凱。しかし、護の力を借りて機界新種を浄解した際に、自身も生機融合体として生まれ変わった。
その結果、一見通常の生身の肉体だが身体能力は以前のサイボーグ・凱と同等、かつてのように機械と生身の軋轢による不調に悩まされたりすることもなくなり、疲労や消耗も食事や休息で回復する事ができる、直接ハイパーコンピューターと精神や肉体を接続したり、真空の宇宙で活動したりするなど人知を超えた能力を持つに至った。
当初は凱自身も「自分がいつかゾンダリアンのような存在になってしまうのではないか?」「この力を恐れた人々から差別を受けるのが怖い」と思い悩んでいた時期もあったが、周囲の人々は差別することなくこれまで同様に彼に接し、さらに「エヴォリュダー」という中二病テイストに希望に満ちた名前を贈った。その結果、かつての自信と誇りを取り戻すことに成功している。

なお、命も機界新種から浄解された際に超能力に目覚め、「セミ・エヴォリュダー」となっている。ただしこちらは神経系のみで凱ほどの超人的な力は持っていない。
FINAL終盤ではジェネシック・ドライブの際に生身で宇宙空間に飛び出したせいで眉ひとつ動かせない程の重傷を負い、「マニージマシン」と呼ばれる集中治療マシンに繋ぎ止められた痛々しい姿になってしまった。


+そして…
FINAL完結から時が経ち、2016年にまさかの続編『覇界王~ガオガイガー対ベターマン』がweb小説という形で連載が始まった。
ちなみに原作ではifルートであったシルバリオンハンマーが組み込まれていたりと、微妙にTV版の歴史が違う模様。


+外部作品での扱い
その他、ゲーム『ブレイブサーガ』『サンライズ英雄譚』シリーズにも登場している。
『ブレイブサーガ』では自分と外見年齢が大差ない(ただし宇宙人なので実年齢は凱の数十倍。精神年齢的には外見相応だが)人物に「おじさん」と言われ続けた精神的ダメージからGストーンの出力低下を招いて死に掛けるというかなりアレな事態を起こした事もあった。

スパロボシリーズでは『第三次スーパーロボット大戦α』『スーパーロボット大戦W』に登場している。
特徴はガオガイガー同様、「固い・強い・燃費悪い」の清く正しいスーパー系。
ガオガイガーの次点ですでに凱の勇者技能と底力のおかげでただでさえ硬いのに、ジェネシックガオガイガーになるとさらにダメージ軽減バリア「ジェネシックアーマー」と一定値以下のダメージを無効化するバリア「プロテクトシェード」が備わるという隙の無さ。
火力面でも一級。最強武器であるゴルディオンクラッシャーが1MAPにつき1回しか使えないものの、2番目に高威力のヘルアンドヘブンの時点で十分強力である。
欠点は必殺技のEN消費が激しいこと。設定上Gストーンは無限にエネルギーを生み出すはずだが、ジェネシックを含めガオガイガー系にEN自動回復がついたことはない。とは言えこれでEN自動回復なんぞ備わった日にはバランスブレイカー間違いなしである。
その代わりというわけではないが、「補助GSライド」という最大EN上昇&EN自動回復を付与する稀少かつ強力な強化パーツも存在する。

+『スーパーロボット大戦W』での活躍。ある意味『勝利の鍵』。
ガオガイガーの仲間達「最強勇者ロボ軍団」は、ドラマCDネタと掛けて「最低勇者ロボ軍団」と呼ばれることがある。
というのもガオガイガーを除いた全てのロボが「移動力半減」や「攻撃力半減」、「バリア無効化」等といった特殊効果を持った武装を持ち、これらを駆使すればどれだけ運動性の高いリアル系ボスやバリアで耐えてくるボスでもその強みを突き崩すことが出来るのである。
もちろんそれらの弱体も立派な戦術の一つで、「力押しだけでなく、知恵を持って打開するとも言えるのだが、相手がよっぽど強くないとこのイメージは保ちにくく、スパロボは基本的に自軍無双が多いため、相手をまともに動けなくして袋叩きにすると言うイメージが先行してしまった。
その為「(ジェネシック、ガオファイガーは別として)一番役にたたないのはガオガイガー」という言葉も飛び出したりする。
ちなみに初期状態のガオガイガーはファイナル・フュージョン前のガイガーと同じくらいのサイズしかないビッグボルフォッグよりもだったりする。
プロテクトシェードも無効化タイプのバリアなのに上限が大して多くないので無改造ではパリンパリン破られる有様。まあ3回も強化される機体の最初のバージョンなので仕方ない…のか?
バリアが2種類に増えた上に素の装甲もマジンガー並み&勇者技能で更に伸びるジェネシックが硬すぎるだけの気もするが
そしてガオガイガーが久々に参戦した『BX』でもこの傾向は相変わらず……むしろより磨きがかかることに。

また「最強勇者ロボ軍団」ではないものの勇者の一体「キングジェイダー」も「最低勇者ロボ軍団」に含まれている。
キングジェイダーは簡単に言えば「戦艦が変形したロボット」であるのだが、特殊回避(ES爆雷)があるため「スーパー系(回避が低い代わりに重装甲、高火力)の割に回避をする」というこれまた酷い機体だからである。
(似たようなユニットとしては第2次αのマザー・バンガードや第3次αにおけるマックス搭乗時のマクロス7がこれに当たる。特殊回避は無いものの、パイロット技能「ニュータイプ」や「天才」によって避ける。物凄く避ける)
「勇者“王”って“キング”ジェイダーじゃね?」という声もあるとかないとか
そしてZマスターとの決戦ステージでは、原作再現により終始能力上昇+毎ターンHPとENが全快という状態になり、イベント発生まで何度も復活する女性の敵キャラ・アリアを勇者ロボ軍団で囲って延々と倒し続けるという外道な場面を見られる事が大きな理由だろう。
幸運と祝福がッ!なくなるまで!資金稼ぎをやめないッ!!…なくなってもやめないッ!

さて肝心のジェネシックであるが、実は第二部終盤での 6話 しか使えない。『第3次α』ではガオファイガーの使える話数が少なかった反動か…
しかもゴルディオンクラッシャーに至っては実質最後の2話のみ。
おかげで乗り換え直後はガオファイガーから最大火力が上がっておらず、下手するとサイズ補正の関係で落ちたりする。まあそれも勇気で補えなくはない。

余談だが、『W』に登場する三人の「ガイ」の一人「ヤマダ・ジロウ(魂の名前はダイゴウジ・ガイ)」の復帰ステージで、
「なんだこの気持ち…勇気とは違う…これが熱血か!」等と言っているが、つまり普段の戦闘中にかなり熱く技名を叫んでるのは「勇気(または勇者)」であって「熱血」ではないようである。
…勇気ってなんなんだろう…。なお、このせいか不明だが『BX』では「熱血」を失った。まあ「勇気」で補えるけど。

またライオン繋がりで『百獣王ゴライオン』の敵兵ガルラにゴライオンと勘違いされる事も。 戦隊モノでも6番目の戦士専用ロボに乗るのがお約束だもんね!
ちなみにゴライオンは「頭と両手足がメスライオン」であるためガオガイガーとはライオンの合体ロボという点以外では似ていない。 むしろアンソロでハーレム状態などと言われたりして。ちなみにガオライオンネタをやった作者はいた



MUGENにおけるジェネシックガオガイガー

gen氏がブラックサレナと共に製作。
ニコニコ動画アップローダーで公開されていたが、現在は閉鎖によりDL不可。
『スーパーロボット大戦W』のドットを適当につなぎ合わせたらしい。つまりSD等身
その割に完成度が高く、スパロボWには無かったウィルナイフを作るほど。流石gen氏…すごい作者だ。
勝利の二文字が点灯すると、一撃必殺技「ゴルディオンクラッシャー」が使える(タッグ戦では不具合が起こるので使用不可)。全画面長時間ド迫力の演出は見る者を放心させる。
⇓貴重な実戦での発動例(2:46より)

リュウセイ氏による外部AIも作成されており、現在はブログで本体と共に公開中。
また、AILvを最大にすると超反応を解禁するほか、隙あらばノーゲージでも約5割、ゲージが絡めば7~9割をあっさりと奪い取るスーパーロボットにふさわしい火力を見せてくれる。
また、条件さえ揃えば一撃必殺も問答無用で叩き込んでくれる(ボルティングドライバーとヘルアンドヘブンにゲージを回す事が多いので中々見れないが)。
これら含め「これぞまさに勇者だ」と言うにふさわしい活躍を見せてくれるだろう。
ただし強~凶キャラとの対戦を念頭に置いてバランス調整をしているらしく、並キャラ程度では殆ど圧倒的に瞬殺するほど強い。そのため動画出演の際は注意。

2013年の更新では超必殺発動確率の削除、AIレベルの最大値変更、専用対策スイッチの追加など中身が大幅に変更され、ウィルナイフループの追加や積極的に零距離マグナムを使うようになる、ボルティングドライバーから追撃するようになるなど高レベルの動きが更に強化された。
また本体が同梱されるようになり、中身も分身バグが起きにくくなるなどいくらか調整されている模様。


出演大会

更新停止中
凍結

出演ストーリー


「うおぉぉぉぉぉっ!!光にぃ、なぁれえぇぇぇぇぇっ!!」




添付ファイル