ミロカロス

「おおきな みずうみの そこに すんでいる。

   からだが あざやかな ピンクいろに かがやくとき

     すさんだ こころを いやす はどうを はなつ」

任天堂の育成RPG『ポケットモンスター』シリーズに登場するポケモン。初出は『ルビー・サファイア』。ヒンバスから進化する。
進化する前は全く戦力にならないが、進化したとたん超一流の能力を得るというコイキングの後継者とも言えるポケモン。
深海魚「リュウグウノツカイ」がモチーフとなっている、非常に美しいポケモンである。

種族値

HP:95
攻撃:60
防御:79
特攻:100
特防:125
素早:81

全ポケモン中で最も美しいとされており、彫刻や絵画の題材とされることも多い。
その美しさは、見たものの心を癒し、憎しみや争いを忘れさせるほどであるという。

能力としては、「HP」「とくこう」「とくぼう」が高く、「こうげき」が低い。合計値はかなり高め。
とくせい「ふしぎなうろこ」は状態異常のときに「ぼうぎょ」が上がるというものであり、
「ねむる」と「ねごと」を活用した持久タイプの技編成と相性がよい(これを利用したミロカロスはゾンビ型と呼ばれる)。
タイプは耐性に優れた「みず」単タイプであり、他の水タイプと同じく「こおり」系統の技も覚えてくれるため、
相性的には悪いはずの草やドラゴンに対しても苦戦はしない。さらに、「じこさいせい」や「アクアリング」、
さらには「どくどく」、「さいみんじゅつ」、「あやしいひかり」も使えるので、長期戦に持ち込むとめっぽう強い。
上記のようにとくぼうが高いので効果抜群のでんきやくさ技にも結構耐える上、「ミラーコート」を使えば返り撃ちにする事も可能。

これらの要素から、 みずタイプ特殊最強ポケモンの称号 を公式で与えられている。
(ちなみに、物理最強はギャラドスである。どちらも龍に縁があり進化前はとても強そうに見えない他、
 「威圧感」と「美しさ」で対になっているともいえる。
 あと総合種族値540で共通、それの振り分け値も全て共通するなど、制作側も意識してると思える)

…だが実際は、特殊寄りの水ポケモンの中では上位の実力を持つとは言いにくいのが実情だったりする(相性面だけの事ではない)。
例を挙げると…
  1. みず、こおり技以外には、「めざめるパワー」、「どくどく」にダメージを依存していること
  2. 補助技のウェイトが大きいこと
  3. 決定力を増す能力補助系のわざがないこと
  4. ぼうぎょが少し低いこと
  5. 特殊を受けるにしてもでんきに弱いこと
が挙げられる。

入手は困難を極め、まず進化前のヒンバスの入手自体が難しく、さらに「うつくしさ」を上げて進化させなくてはならない。
「うつくしさ」を上昇させるアイテムは『ルビー・サファイア』、『ダイヤモンド・パール・プラチナ』だと木の実を材料にして作る必要があり、一々ミニゲームが挟まれるため面倒(『プラチナ』のみ購入可能でぐっと楽になった)。『ハートゴールド・ソウルシルバー』に至っては特定の人物に毛づくろいしてもらうしかなく、現実で日を跨ぐ必要がある。
だが、『ブラック・ホワイト』ではコンディションが廃止されたことにより、進化条件がヒンバスに「きれいなウロコ」を持たせた状態での通信交換に変更。しかも「すごいつりざお」で進化前と共に釣り上げることも出来るため、以前よりも入手は容易。
『Ωルビー・αサファイア』ではコンディションが復活したが、ポロックづくりのミニゲームが廃止されたので
過去作よりは手早く進化させられる。

ストーリー上では、ルネジムのミクリをはじめ、チューブクイーンのアザミ、
『ダイヤモンド・パール』ではチャンピオンのシロナ、タワータイクーンのクロツグと多くの強豪が使用している。

ちなみに、 162.0kg と意外と体重が重い。
ボールから登場した際に ズシン と音を立てる様を見て驚いたプレイヤーは少なくない筈。


外部作品におけるミロカロス

漫画「ポケットモンスターspecial」では4章のメインキャラであるルビーの手持ちとして登場している。
偶然釣り上げたヒンバスが懐いてきたため、成り行きで手持ちに加わることになった。
当初ルビーはコンテスト制覇を目指していたため、ヒンバスの見た目の悪さからパーティに加えることに
難色を示していたものの、意外性を狙うために「美しさ」部門の担当となる。
一度は諸事情で精神的に余裕のなかったルビーに叱責されて彼のもとから離れるも、最終決戦時に
駆けつけ、そこでミロカロスに進化した。
その際のルビーの叫ぶシーンは作品屈指の名シーンであり、読者の好きなシーン部門人気投票で2位に
選ばれている。


MUGENにおけるミノカロス

めるふぃむ氏(旧名:メフィ夫氏)によって制作されたものが動画上で公開されていたが、
製作者引退により同氏の全ての制作キャラともども 使用禁止 となっている。

ボイスがついており、何故か白レンである。一部同じ声優のモーラも混じっている模様。
7Pカラーではボイスとカットインが巴マミになる。

近距離での尻尾の攻撃もそれなりに強いが、遠距離線で力を発揮する技が多い。
飛び道具も種類が多く、「れいとうビーム」「ふぶき」、超必殺技の「はかいこうせん」がある。
近距離でも吹き飛ばし技の「ハイドロポンプ」がある上に上記のように尻尾で戦えるので、地上戦ではスキが少ない。
だが、対空技がない上にジャンプも低いため、空中戦が得意な相手とは相性が悪い。
ただ通常火力がそこそこ高めで、ゲージ技が非常に強力であるため、一発逆転も十分に可能である。
ゲージ回収率もなかなかなので、ゲージ技ねらいの戦法が有効か。
更新で追加された新技・「なみのり」は2ゲージ威力450となかなかで、しかも技の性質上AI殺しとなっており、このわざに対してガードを失敗するAIが多い。
しかしこの技も地上付近にしか当たり判定がないため、空中戦をされるとやはり不利。
11p,12pカラーは自重しない性能で、特に12pカラーは殺人貴・七夜と互角くらいらしい。

AIはデフォで入っており、技こそ少ないもののコンボを決めてくることも多い。
上記の強力なゲージ技もあいまって1pでも強は裕に超えていると思われる。
というか凶キャラに片足つっこんでいる。(もちろん敵との相性にもよるのだが)

また同氏によって、対人戦向けとして弱体化が施された、上記のミロカロスの妹という設定の「シスターミロカロス」、
正反対に神キャラへ改変された「イツァムナー」が公開されていた。


出場大会