空条承太郎


「『悪』とはてめー自身のためだけに、弱者を利用しふみつけるやつのことだ!!」

「おめーの『スタンド』は被害者自身にも
               法律にも見えねえし、わからねえ…だから… おれが裁く!」

ジョジョの奇妙な冒険』第三部『スターダスト・クルセイダース』における主人公。「くうじょう じょうたろう」。
血縁上は、第二部主人公ジョセフ・ジョースターの孫にあたり、ジョジョ史上3代目にして初の日本人主人公。
また、主人公の任を終えた第三部以降も各部の冒頭部に必ず登場し、
新たな物語の紡ぎ手のような役割を担い、関わりが薄い第五部以外では要所で主役級の活躍も見せている。
当初は先代や先々代と同じく「 ジョジョ 」(空条承太郎→条承→じょうじょう→ジョジョ)と呼ばれていたが、
ホル・ホース&J・ガイル戦以降辺りから全く呼ばれなくなり、普通に承太郎と呼ばれるようになっていった*1やはり無理があったか
そのクールなキャラクターに第三部の知名度も手伝ってか、歴代主人公中でも随一の人気を誇る。

声はゲーム版では『悪魔城ドラキュラ月下の夜想曲』のリヒター・ベルモンドや『サイバーボッツ』のサンタナ・ローレンス役を担当した梁田清之(やなだ きよゆき)氏。
実は以前に作られたCDブック(ドラマCDのこと。DIOが若本規夫氏の作品)でも梁田氏が演じているのだが、まるで 別人のような声色 である。
+ 詳細
OVA版では『MELTY BLOOD』の軋間紅摩役で知られる小杉十郎太氏。
TVアニメ版及び『オールスターバトル』、『アイズオブヘブン』では小野大輔氏。
ただし回想の小学生の頃の声のみモバマスのみくにゃんにしてプロデュンヌでもある高森奈津美氏で、TVアニメ版でアレッシーに子供にされた時も同じ配役だった。
子供にされた状態でアレッシーをボコるときのオラオラにやたらドスがきいていて、とてもみくにゃんと中の人が同じとは思えないともっぱらの評判のようだ。
またこの描写がTVアニメ版第1部第6話でジョナサンがブラフォードに「山吹色の波紋疾走(サンライト・イエロー・オーバードライブ)」を決めたときの場面と完全にデジャヴしている。
『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の旋風』では稲田徹氏(レオーネ・アバッキオとの兼役、TVアニメ版第1部でタルカスを演じた)の演技で登場する予定だったが、最終的には出番がなくなってしまった。
収録済みの音声はサウンドトラックにボーナスとして入っている。

TVアニメ版に於いて敵を再起不能(=リタイヤ)に追い込むシーンでは、BGM「スターダストクルセイダース」が流れその印象から「オラオラのテーマ」とか「処刑用BGM」もしくは、「ジョジョ版テーレッテー」と呼ばれるくらい人気が高い。MUGENでもいつか搭載される日が来るかもしれない。
なおTVアニメ版は各部(Part)毎に作風が完全区分されており、同じ状況下で流れるBGMはそれぞれ区分されている。
ジョナサンのBGM、ジョセフ(若=Part2時代)のBGM(前者は松尾早人氏、後者は岩崎琢氏)と異なっている。まぁ作曲者が全て異なるので作風が異なるのはある意味必然というべきではある。なお承太郎と仗助のテーマ曲はどちらも同一者(菅野祐悟氏)が担当している。そのためPart4では承太郎の登場時のBGMはアレンジ版もしくは原曲版が使われる事がある。

ってゆうかこのBGMが流れたらその時点で『 勝利が確定 』される。Part4終盤で流れた時にも視聴者から、『勝確』とか『勝った、 第4部完 』など言われる位凄まじくインパクトがある。

ストーリー

1985年、大西洋アフリカ沖カナリア諸島。
ある日一艘のクルーザーが波間に漂っているのが発見された。
中は無人。船に故障は無く、乗組員達の争ったような形跡も無かった。
洋上の船の中、3人の乗組員達はまるで煙のように消えてしまったのだ。
…甲板に「DIO」と彫られた巨大な鉄の箱を残して。
人々はその謎の箱から宝の発見を想像したが、この奇妙な事件も数ヶ月もすると、やがて忘れられた。

4年後の1989年。
突如悪霊に取り憑かれた高校生、空条承太郎。
その力をコントロールできない彼は、周囲に危害を及ぼすのを防ぐため自ら牢屋に入り、悪霊の正体を調べ始める。
そこへ事情を知った祖父ジョセフ・ジョースターと占い師モハメド・アヴドゥルが来訪した。
なんとジョセフやアヴドゥルも悪霊を持っており、承太郎に悪霊の正体を教えに来たという。
「悪霊だと思っていたのはおまえの生命エネルギーが作り出すパワーある像(ヴィジョン)なのじゃ!
傍に現れ立つというところからその像を名づけて……『スタンド』!」
アヴドゥルに一杯食わされ、しぶしぶ牢屋を出る承太郎。
ここから、彼と「DIO」との時と世代を超えた因縁の戦いが幕を開けることとなった…。

+ キャラ設定
+ スタンド 「星の白金(スター・プラチナ)」
+ 余談

「裁くのは…おれの『スタンド』だーッ!」

ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険』での承太郎

主人公には珍しく波動昇龍キャラではなく、近距離を得意とする火力重視のインファイター。まさに近距離パワー型を体現したキャラと言える。

とにかく攻撃面が優秀でスタンドと本体の連携攻撃と起き攻め能力が非常に高く基本コンボで4割、タンデムを含めば 6割以上 もっていけるうえ、
起き攻めが決まればもっかいコンボで乙となり、 最短2コンボでKOが確定する。
特にダウンした相手にスターフィンガーをタメつつ本体の攻撃(立ち下段か昇り中段)を重ねて2択を迫る通称フィンガー2択が強烈。
リバーサルのないこのゲームでは安全に起き攻めができるので、承太郎の強さに拍車をかけている。
スタンドon状態の相手に攻撃がヒットすればどこからでもスタンドクラッシュさせられるのも強み。

防御面でもGCがそこそこ強く、GC苦手でも近距離なら判定の強めの通常技で暴れたり、
スパコンの切り返し性能が非常に高いので攻められても落ち着いて対応できる。
高い火力にチェーンコンボも搭載してるので初心者でもそこそこダメージが稼げるので安心して使用できる。
…というか強気でブッパしてると経験者にすら事故ってそのまま勝ってしまうことがあるぐらい高性能なキャラである。

弱点は通常技のリーチのなさから中距離~遠距離での牽制合戦で負けやすく、飛び込みが通じないキャラだと起点力が不足する。
また必殺技、スパコンともにスタンドが前にでる性質上飛び道具に巻き込まれやすく、したがって飛び道具持ちや飛び込みを見切れる人が操作するアヴドゥルには苦戦しやすい。
さらにコンボ始動技も限られているのでアヌビス系キャラに重要な技を覚えられると崩すことが難しくなり劣勢を強いられる。
結果として苦戦する相手が原作と同じ傾向にあるのでそういう意味では原作再現というべきだろうか。
+ 技解説等


圧倒的なラッシュ力により原作内ではペットショップ花京院ヴァニラ・アイスポルナレフに次ぐ上位キャラである。
性能的にはDIOより上…というか性能が似通っているDIOと比較すると火力や機動力では劣るものの、起き上がりが全キャラで1番遅いDIOに対してはフィンガー2択し放題なので、
ダイヤ的には圧倒的に有利である。

総合的に見て、原作キャラコンセプトとゲーム内の性能が一致した完成度の高い格ゲーキャラと言えるであろう。

ちなみに別カラーでは四部の衣装をモチーフにしたと思われる白コートのカラーで戦える。

+ 参考動画集

「…やかましいッ!うっおとしいぜッ!おまえらッ!」
(註:有名な誤植

アイズオブヘブンでは

ストーリーモードに於ける中心人物で歴代主人公勢の中で代表主人公を努める。流れとしては原作第3部完結場面でポルナレフと空港で別れを告げたその直後から本物語が始まるという流れである。
このストーリーモードではあくまで第3部時代の承太郎で第4部以降の登場キャラに対しては面識が全く無い状態である。一方の第4部以降の人物から「若返った?」「何で学ラン?」などと色々突っ込まれ放題となっている。
ただし同作に於いて隠しキャラとして第4部基準の承太郎が登場しており、そちらでは第4部以降の人物に対して相応の対応を示している。


MUGENにおける空条承太郎

MUGEN内にはy.y氏が製作したニコニコでよく見る承太郎と、ANMC氏作のポートレイトがアニメの承太郎、
悪咲3号氏が製作した承太郎、41氏が製作した承太郎、そしてセト神の能力で子供にされた承太郎の5体が存在している。
+ y.y氏製作
+ AMNC氏製作
なお、y.y氏、ANMC氏の双方ともにPS版のスプライト(画像)が使用されている。
(上の画像はDC版のものであり、PS版では容量不足のためスタンドが単色グラデである)
+ 悪咲3号氏製作
+ 41氏製作 アレンジ
+ Heal The World氏製作
+ Duracelleur氏制作 スタープラチナ

なお、前述のスターフィンガー起き攻めだが、
MUGENでは置き上がりまでの時間(liedown.time)は各キャラごとに好きに設定でき、
さらに起き上がりという行動自体の仕様が原作と違うので、起き攻めフィンガーはその暇が無いor通用しない

という不都合がある。
北斗キャラのバスケの再現の様に「全ての攻撃で相手の処理をこちらのCNSに引き込む」様な処理を組めば
出来ない事も無いのだろうが、自分の都合で相手側の特徴を殺してしまう(例えば『ヴァンパイア』等の
移動起き上がりのある作品のキャラでもそれが全く使えなくなる)事にもなる為か、
そういう仕様の承太郎というのはあまり見かけないようだ。

おすすめコンボ

yy氏承太郎(初期状態)
コマンド 備考
J強→立弱→6中→弱マッハ→D弱→屈弱→6中→タンデム入力(弱中強or屈弱屈中×n)→(スタンドと反対方向に回り込み)6中×n→(タンデム発動終了)→J強→立ち弱→6中→弱マッハ→D弱→立ち弱(×2)→6中→スタンド出現攻撃→マッハオラ→追加 本体モード限定基本かつ超高火力コンボ。D弱は膝先をかするように相手にヒットさせるのがコツ。壁際の際はタンデム辺りのレシピの変更が必要。
弱×2→中→オラオラ→初撃キャンセルマッハオラ→追加 スタンドモード基本コンボ。JOJOキャラ相手にはほぼ確実にスタンドクラッシュさせることができる。
屈弱→弱マッハ→ちょい前進→屈弱×3~ 本体壁際限定超初心者向けお手軽ループコンボ。カンフーマンで約22ヒットHP半分ぐらい削ることができる。承太郎のコンボ入門にいいかも。
悪咲3号氏承太郎
コマンド 備考
(D強→D弱→orJ強→)立弱or屈弱→6中→弱マッハ→前小J強~ 本体モード基本パーツ。J強は気持ち遅めに。
端ではループできるが永久補正があるので1~2回で止める。
6中から出現攻撃やタンデム、ブレイカーへ。
(D弱orJ強)→立弱×2→中→強オラオラ→弱マッハ→追加 スタンドモード基本。対悪咲氏キャラの場合確定クラッシュ。
スタンド出現攻撃→マッハ→追加 出現攻撃コンボ。本体コンボからの〆に。
弱フィンガー溜め→登りJ強or6中→フィンガー離し~ コンボではないが所謂フィンガー二択。AI相手には効果薄。
立強→出現攻撃 隙の少ない牽制。ゲージも溜まる。
~屈中→強オラオラ→J強~ 本体端用パーツ。
(立弱→6中→弱マッハ→J強)×n→立弱→6中→出現攻撃→マッハ→追加 ノーゲージ基本コンボ一式。3.5~4割。自分残体力ドットなら5割。
J強→立弱→6中→弱マッハ→J強→立弱→6中→タンデム(弱中強or屈弱屈中×n)→
(スタンドと反対方向に回り込み)弱×n→(タンデム発動終了)→
J強→立弱→6中→出現攻撃→マッハ→追加
基本コンボ延長のタンデム入り高火力コンボ。
yy氏の承太郎とマッハオラ後の繋ぎ以外特に変わらない。
ただし画面端でもタンデムのヒット数が減るという事はない。
~画面端タンデム(立弱プッツン×n)→(タンデム発動中プッツンオラ終了後)立弱×n~ SQの奇妙なコンボ。
画面端限定で火力とネタ臭・・・ではなくカッコ良さ誇る。
基礎コンボは移動距離が短くないので狙う機会も少なくないと思われる。
本体D強→ちょい前進S近強→J中→空プッツン→立弱×2→中→オラオラ→マッハ→追加 端限定ネタ。
~タンデム(プッツン×6)→裏回り→(立弱×n→プッツン終わり際にタイミング良く立弱)×6 7ゲージ消費。相手は死ぬ。


『ニコMUGEN』での承太郎

原作からの因縁でDIOと戦うまたはタッグを組むことが多い。
コメントは当然「原作でやれ」「エジプトでやれ」「原作でやれ・・・ハッ!」
また第六部の因縁からゲーニッツと戦うときに教職者絡みで「第六部でやれ」というコメントがつくことも(正確にいうならプッチは神父、ゲーニッツは牧師)。

原作の人気あってか、ストーリー動画参加率が非常に高い。
DIOとは原作での関係からよく共演するため、DIOがいるなら承太郎もいる(逆もまた然り)と考えて良いかもしれない。
また、寡黙でクールという原作でのキャラ設定そのままだと扱いづらいので、原作とは少し性格が変わっている。
とはいえ、やはりストーリー内での常識人・最後の良心といった立ち位置にいることが多く、結果的に周りにのまれて出番が少なくなったりしている。
しかしやるときはやる性格である事が多く、ピンチの時には非常に頼れる主人公の良き親友という役割が多い。
まただったり、そんな感じのレッテルを貼られてたりする。
結構多くのストーリーに出演しているが、主役なのは3作品と意外に少なかったり……さぁ承太郎主人公のストーリーを作る作業に(ry

「承り(うけたまわり)」または「太郎」などと呼ばれ、他にも一部のAIが「プッツンオラ」中に膝蹴りを多用することから、「膝太郎」や「主人公(膝)」などのあだ名で知られている。
+ 膝太郎
また、某AIは勝利直後に「やれやれだぜ」と勝ち挑発をしその後さらに勝利台詞として「やれやれだぜ」というため、
「大事な事なので2回言いました」コメントがつく事がある。
(さらに戦闘前イントロにも使われているため計3回になってしまうことも)


「やれやれだぜ」

出場大会

+ 一覧

出演ストーリー

+ 一覧

*1
第四部の東方仗助(仗助→じょうじょ→ジョジョ。こっちに至ってはガラの悪い不良らに
たった一回そう呼ばれただけである。しかも明らかに「変なあだ名つけてやったぜ、グヘヘっ」的ニュアンス)といい、
日本人でこの呼び名は無理がありすぎたのかもしれない。
また、第五部のジョルノ・ジョバァーナは、本編で一度もジョジョと呼ばれていない上、イタリア語でJOJOという表記は
おかしい(ヨォヨォと読まれてしまう)という理由で表記が GIOGIO になってしまった
(ちなみに当のイタリアで出版されているジョジョ関係の本では「ジョジョという発音が大事」という認識は特に無いので
普通にJOJOの表記が使用されているそうな)。
流石に一旦連載終了後から仕切り直しとなった第六部の空条徐倫(くうじょう・じょりーん:条徐→じょうじょ→ジョジョ)は
最初だけ「ジョジョ」と呼ばれていた場面があった(ただし本人は母親以外にそう呼ばれるのを嫌がっている)。
ちなみにジョナサンの父・ジョージ一世は片仮名で書いてると分かりづらいが
綴りが "George" で "JOJO" にはならないのだった。逆に考えるんだ、ならなくってもいいさと
なお、ジョセフの父・ジョージ二世は、普通に考えると「二世」とつくからには「一世」と同じ綴りの筈なのだが
舞城王太郎の小説「JORGE JOESTAR」で " Jo rge" (Georgeと同じ起源を持つラテン語圏の人名)である事になった。
+ ちなみに(第四部微ネタばれ)
+ ちなみに(小説「JORGE JOESTAR」微ネタばれ)

*2
+ 第六部クライマックスネタバレ注意

*3
基本的に「追い詰められた他人を庇って重傷」というケースばかりだが、
スタンド使いのネズミとの戦いに限っては弾丸を掴み取る動体視力が仇となって自分の手を溶かされている。
その後は仗助がなんだかんだで頼りになる男だったお陰で勝利しており、タイマンなら確実に負けていた。……ネズミすげえ。


「てめーの敗因は… たったひとつだぜ…
                                                            ………DIO…

              たったひとつの単純な答えだ………

                          『てめーはおれを怒らせた』」