マジンガーZ


「マジーン、ゴー !!!」


1972年に放送した日本TVアニメの記念碑的作品『マジンガーZ』に登場する、
「鉄の城」(くろがねのしろ)の二つ名を持つスーパーロボット。

それまで、古来のギリシャ神話における青銅の巨人タロスやユダヤ伝承におけるゴーレムのように
「主人による外部からの命令で、人間が出来ないような危険な用事などを代わりにやらされる人工の召使い
という程度のイメージが定着していた「ロボット」を
「主人公が乗り込んで操縦する 巨大な人型兵器 」と描写した日本初の作品として非常に有名*1
ちなみに世界初の方は『やぶにらみの暴君』という1950年のフランスのアニメーション映画である。

このマジンガー直前に、ナックの『アストロガンガー』があるが、こちらは自らの意思を持つので
(しかも永井豪の漫画版『マジンガーZ』の方が二日早い)、
マジンガーZは「主人公が乗り込む巨大ロボット」の元祖という何ら色褪せない偉大さを持っているのである。
こいつがいなけりゃガンダムエヴァンゲリオンも生まれなかったかも知れないくらいの、偉大なアイディアの賜物なのだ。

2014年からは週刊漫画ゴラクにて永井豪氏の回顧録である『激マン!マジンガーの章』が連載。
興味のある人は『デビルマンの章』が描かれたコミックス既刊分と合わせて読もう。

リアルタイムで見たことの無い世代の人たちでも、リメイク作のOVA『マジンカイザー』や『真マジンガー 衝撃!Z編』、
ゲーム『スーパーロボット大戦』シリーズ等でもお馴染みの人もいるであろう。
代名詞ともいえる必殺技「ロケットパンチ」は、時代を超えて様々な作品のロボットに使用される程のインパクトを誇る。
所謂「超合金」の玩具のネーミングもこの作品に由来する。
『東映まんがまつり』の映画や続編の『グレートマジンガー』にも登場している。

設定

+スペック
  • 完成日:1972年10月10日
  • 全高:18m
  • 重量:20t
  • 首周り:5.6m
  • 胸囲:13.6m
  • 腕周り:5.3m
  • 足周り:6.2m
  • 腕の長さ:7m
  • 足の長さ:9m
  • 歩行速度:50km/h
  • 歩幅:5m
  • 走行速度:360km/h
  • 水中移動速度:20ノット
  • ジャンプ力:20m
  • 握力:150t
  • 最高出力:50万馬力(『マジンガーZ』本編中では2度の改造を経て95万馬力まで強化される)
  • ジェットスクランダー装備時の飛行能力:速度はマッハ3(後にマッハ4.5)、限界高度は3万m

同作の主人公・兜甲児(かぶと こうじ)の祖父、兜十蔵博士がDr.ヘルの世界征服の野望を阻止するために開発した。
超合金Z製の装甲による鉄壁の防御力や驚異的なパワーを持つ光子力エンジン、約20種類の武装により高い戦闘力を誇る。
その戦闘能力は米国海軍第七艦隊に匹敵し、漫画版にてあしゅら男爵は「超兵器のかたまり」と呼称している。
なお、超合金Z及び動力源の光子力エネルギーは十蔵博士と弟子の弓教授が研究していた鉱物ジャパニウムから生成される。
兜甲児の乗るホバーパイルダーが頭部に合体(パイルダー・オン)することでコントロール可能となる。
+ジャパニウムとは
ジャパニウムは富士火山帯でしか産出されない、極めて希少な鉱物である。
Dr.ヘルが光子力研究所を襲撃するのはマジンガーZの撃破以外にジャパニウムの入手という目的もある。
実際にジャパニウムが奪われたエピソードもあり、その次の回には超合金Z製の装甲を持つ機械獣が出現した。

…ところで、『グレートマジンガー』の兜剣造博士は、富士火山帯でしか産出されないジャパニウムを
如何に光子力研究所の目を掻い潜って調達し、グレートマジンガーを造ったのだろうか…?
Dr.ヘル涙目なのは言うまでもない。
+超合金Zについて
マジンガーZの最大の特徴とも言えるこの超合金Zだが強度はさることながら、非常に軽いのも特徴である。
例を挙げると全長が同じガンダムが約40tなのに対してこちらはたったの20t、半分以下である。
自動車などのスクラップで出来ているボスボロットが全長12mで約100tということを
考慮するとガンダムも十分軽いのだが、いずれにしてもこの超合金Z……すごい素材だ。

更に余談になるが、この超合金Z、如何にも非常に硬い無敵の装甲のようなイメージが非常に強いが、
本編では機械獣の何気ない攻撃で あっさりと砕かれたり貫かれたりする。
なんと、序盤も序盤の第5話において、機械獣の剣で右肘を切断され、
以降も槍でロケットパンチを貫かれたり(第14話)ムチでロケットパンチを爆破されたり(第15話)、
ついには第17話にてマジンガーZ本体が敵のドリルで貫かれてボディに風穴を開けられてしまう…。
ここまで来ると柔いの領域である。

ただ、これらのZの破砕描写は本来脚本には書いていないのに実際のアニメで追加されているという事が非常に多い。
つまり、マジンガーZの苦戦描写が欲しい演出家が 暴走 することによって、勝手に超合金Zは砕かれているのである。
ちなみにそうじゃなくても、マジンガーZのファイトスタイルは軽快なフットワークで敵の攻撃を回避しつつ戦う場面が多く、
後述のスパロボでのスーパーロボットの「鈍重だが強固な装甲を持つ」イメージとは元祖なのに大きく違っている。
(そもそも敵である機械獣も「獣のごとくしなやかで素早い動きをするロボット≒機械の獣」から名づけられたものである)
更に、リアルロボットの元祖であるガンダムは、本編では第16話まで攻撃を受けても盾以外の外傷を全く受けずに戦っている。
(120mmザクマシンガンの直撃に傷一つつかないガンダムの装甲は、自衛隊の戦車隊の集中砲火をくらいながら暴れ回る事が出来る計算になる。
 後付けで「宇宙での使用を考慮して反動の少ない弱装弾を使用していた」となったが…第一話では現実の120mm砲弾より大きい薬莢を使ってたんですけど)
その後の連中はともかく、それぞれの陣営の元祖の二人に限ってはお互いの立場を交換した方が
原作再現にはなってしまうのである。なんだかなあ。
まあ実際のゲーム中では回避しやすさに影響するサイズが下から数えた方が早いMサイズだったりして、
意外に避けたりすることもままあるのだが。
また派生作品のマジンカイザーSKLに至ってはガン=カタ使いな事もあり、明確に 避けるマジンガー になっている。
(そのせいでスパロボ初参戦の『UX』では運用を間違えて撃墜されるプレイヤーが続出した)

今の若い世代の人々の中には知らない人もいるかもしれないが、マジンガーZとパイロットの甲児は所謂成長型の主人公である。
先述のとおり、マジンガーZはその防御力と攻撃力によってデータ上のスペックではDr.ヘルの機械獣を圧倒する性能を持つが、
空が飛べない、水中戦が苦手などの欠点により、空や海での戦いに特化した機械獣には苦戦を強いられていた。
また、パイロットの甲児にしても乗り始めた頃はZをまともに歩かせることさえできず、
その場でグルグル回ったり、屈伸しながら前進したりするような歩き方だった。永井豪の漫画では市街地にまで被害が及んでいた)
第3話では敵幹部のあしゅら男爵が「操縦者の兜甲児はまだ操縦未熟。今なら倒せる」と発言して
Zと機械獣の性能差にショックを受けて自暴自棄になっていたDr.ヘルをやる気にさせたほどである。
また、『グレートマジンガー』にも登場するミケーネ帝国がDr.ヘルに送りつけた妖機械獣との戦いでは出撃不能に陥ったこともある。
だが、Z本体の欠点やスペック不足をジェットスクランダー・光子力ロケットなどの新装備や機体・武装の強化、
そして甲児自身が戦いを経て経験を積むことで補い、幾つものピンチを乗り越えてきたのである。
シリーズ終盤ではこれらの成長を経て、基から運動神経抜群だったのに加え頭脳明晰という
スーパーコーディネーター顔負けの万能超人な姿も見せている。

長く苦しい戦いの末、甲児たちは遂にDr.ヘルと機械獣軍団を撃破した。
しかし、新たな敵ミケーネ帝国の刺客・戦闘獣の前には手も足も出ず、窮地に立たされてしまう。
そこに現れたのは、マジンガーZとよく似た姿をしたロボット、偉大な勇者グレートマジンガーであった。
グレートは戦闘獣を容易く蹴散らし、甲児はグレートの操縦者、剣鉄也に後を託して渡米するのだった。
『マジンガーZ』の最終回はこのような形で終幕し、戦いは続編『グレートマジンガー』へと受け継がれる事となる。

なお、マジンガーZといえばOPにもある光子力研究所敷地内のプール状の施設の水を割って発進する、
俗に言う「パイルダー・オン!」のシーンが有名だが、実はあの施設はプールではなく汚水処理場らしい。
つまりマジンガーは発進の度に汚水を被らされていると言う事に。ワックス掛けに気を払うギャリソン時田(無敵鋼人ダイターン3)が聞いたら怒りそうである。
元ネタは名作SF『サンダーバード』だろう(ウルトラ警備隊も多大な影響を受けている)。ただしこちらはプールは割れずに丸ごと横移動する。

+漫画版『マジンガーZ』
上記の設定の殆どはTV版のものであり、製造理由から「正義の味方」という明確なポジションがあらかじめ決まっていたが、
永井豪の漫画版ではそういう訳ではない。

「きみがもし、ある日とつぜん人間以上の力をもったとしたら…
  きみはその力をどうつかう?」

この甲児の独白から永井豪の漫画版は始まる。他にもTV版との違いは有るが、印象に残るのはこの言葉だろう。

マジンガーZは媒体によって製作理由が異なり、「Dr.ヘルの世界征服の野望を阻止するため作られた」というのは後日できたもので、
永井豪の漫画版では「研究中の事故によって両親を亡くした甲児のために、償いとして力を与えるために作られた」というもの。
Dr.ヘルの存在もマジンガーZに甲児が搭乗後暫くしてから発覚し、作られた理由と共に地震で瀕死になった十蔵博士に告げられた言葉が

「お前は無敵の力を得た。神にも悪魔にもなれる」

と、最初のページと同様に「得た力をいかに使うか」の選択肢を迫るものとなっている。
その選ぶ前の段階で、甲児は運転ミスにより、街で破壊の限りを尽くす「悪魔」という一面を最初に見ることになった。
操縦が可能になっても「悪魔には決してならない」という決意と共に、現れた殺人ロボットを迎え撃つ、
「神」でも「悪魔」でもなく「人類の味方」となることを選んだ。
これは「悪魔」となることを選んだ、敵であるDr.ヘルとの対比ともとれる。
正に白黒アニメ版(及び今川版)『鉄人28号』の主題歌の有名な一節「良いも悪いもリモコン(操縦者)次第」だろう。

「無敵の力」を持ちながら「人間の肉体の脆さ」もあるヒーローの表現もされており、
ヘル側は「人間が乗っていることが弱点」ということを突き、マジンガーZが無事でもパイロットが無事では
済まない攻撃や、マジンガーZと甲児が離れているところで甲児を強襲するなどしている。

なお、「神にも悪魔にもなれる」だけで物騒だというのに、マジンカイザーは「神をも超え悪魔を凌駕した」マシンである。
孫が扱いに困るものを嬉々として遺さないでください十蔵博士

+『マジンガーZ』終了後のTV版マジンガーZの活躍
日本の守りをグレートマジンガーに任せて弓さやかと共に渡米した兜甲児だったが、
『グレートマジンガー』終盤、遂に愛機のマジンガーZと共に帰国する。
装甲を超合金ニューZに換装し、出力も6倍にパワーアップしたためか、前作最終回での鬱憤を晴らす活躍を見せ、
特に最終話では実質たった一機でミケーネ七大将軍の殆どを倒している。 おかげでグレートが完全に主人公(笑)状態に…。
しかも、甲児が幼少期に死んだ物と思い込んでいた父の兜剣造博士と再会したために、
孤児からグレートマジンガーのパイロットに選ばれ、同じように剣造を父のように慕っていた剣鉄也の嫉妬は完全に爆発し、
鉄也の独断専行の結果、剣造は彼をかばって敵に特攻して還らぬ人となってしまうという悲劇を産んでしまった。
尤も、鉄也も直前に甲児の人となりを見て態度を改めようとしていたし、甲児も父の遺言で鉄也への遺恨を一切残さず、
そして何より剣造の死を悼むようにグレートは獅子奮迅の活躍を見せ、ミケーネ帝国に対して勝利している。
後述の小説『スーパーロボット大戦』では鉄也は甲児の事を「弟の様に思っている」とさやかが言っており、2人の仲は修復されたようだ。
尤も、後述のスパロボシリーズでは甲児と剣造が最初から面識があったり、鉄也との仲もそこまで悪くなかったりすることが多いのだが。

続く『UFOロボ グレンダイザー』には、兜甲児がレギュラーとして登場するのだが…… マジンガーZは一切登場しない。
甲児自身は自作のUFOである「TFO」やグレンダイザーのサポートメカである「ダブルスペイザー」に搭乗して戦っており、
劇場版においても、ロボット博物館に保管されていたグレートマジンガーに乗っていたり、
グレートやゲッターロボG、グレンダイザーが揃う中、一人だけダブルスペイザーに搭乗して戦っていたりと執拗にZは出てこない。
これは前作でマジンガーZが出過ぎたために主役機を完全に食っていたことからの反省だと言われている。
ただし、永井豪・石川賢の漫画版『UFOロボ グレンダイザー』ではZに乗って戦うシーンがある他、
フリード星の王族しか乗れないはずのグレンダイザーを 説明なしで操縦する 場面も…。
ちなみにこの漫画版、スパロボ及びコンパチシリーズ以前にトリプルマジンガーが揃った唯一の作品である。
結果的にマジンガーZが活躍する劇場版作品は、グレートとのバトンタッチが描かれた
最終回の先行上映である『対暗黒大将軍』と、デビルマンと共演した『対デビルマン』だけである。
後者では本編に先駆けてジェットスクランダーが登場した。

+『マジンガーZ』以外の映像作品において
『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』の映像特典である『ダイナミックスーパーロボット総進撃!!』では、
設定が『暗黒大将軍』準拠なので、第1話で敵の軍団にボロボロにされてしまう。
そして第3話ラストでマジンカイザーが出撃するシーンがあるのだが、
よく見ると戦場でボロボロになっているZからパイルダーが無くなっている。
とはいえ、その直前のシーンの時点ではまだパイルダーがあるため、「お前はいつ脱出したんだ」と突っ込まれることも。
…ゲッターGと真ゲッター?真ゲの方は號、翔、凱の三人が乗っていると思え。
ちなみにこの作品、マジンカイザーとグレンダイザーの初共演作にして現時点で唯一共演した作品でもある。

ゲーム『スーパーロボット大戦』から生まれたオリジナル機体であるマジンカイザーの活躍を描く
OVA作品『マジンカイザー』にも、マジンカイザーの前座機体として兜甲児が搭乗している。 …1話だけ。
本作のZは原作漫画版に準拠したカラーリングとなっているのだが、ジェットスクランダーが登場せず、
第1話において無数の機械獣軍団にパイルダーを引き剥がされ、あしゅら男爵に鹵獲されてしまう。
続く第2話では全身を禍々しく改造された 「あしゅらマジンガー」 として逆に光子力研究所を襲撃する。
しかし、マジンガーZの危機を感知して覚醒、暴走を起こしたマジンカイザーによって為す術も無く破壊され……。
以上、出番終了*2

その他、OVAに先駆けて発表されたラジオドラマ『マジンカイザー傳』も存在する。こちらの搭乗者は真野晶という少年。
晶の声を担当するのは、本作が放送されていたラジオ番組「ラジオ・スーパーロボット魂」において
番組のメインパーソナリティを担当していた鈴木真仁氏である。

2009年に公開された『真マジンガー 衝撃! Z編』においてもその名の通り、主人公機体として登場している。
身長24m、重量32t。これまでと同じ武装を持つが、腹にミサイルパンチ発射口が無く、アイアンカッターも搭載されていない。
(尤も、アイアンカッターは旧作でも追加武装であるため、不思議ではない)
本作のZは、遥か古代にミケーネ帝国と戦った機械神・Zマジンガーゼウス)の姿を模して作られ、
太古の戦いで切り落とされた腕が変異したジャパニウム鉱石から作られた、まさに神の分身としての姿となっている。
(そのため、古代ミケーネ人の生き残りであるあしゅら男爵は、かつてミケーネ人を滅ぼしたゼウスに似たZを嫌悪している)
そのためかこれまで以上に神や悪魔のような強さを持つのだが、同時に 監督がアレなので、
何故か生身でも巨大ロボットと普通に渡り合える強さを持った人間達に、殴られて倒されるなど散々なことになったことも。
もちろん相手は普通の人間ではなく、人間サイズでありながら超常の力でロボと渡り合う幹部というのは決して珍しくないのだが、
マジンガーZが人間のように殴られる様は(監督はロボを人間のように描写するのが特徴でもある)かなりのインパクトがあった。
また、光子力エネルギーのメルトダウンにより悪魔(というより魔王ダンテ)のような姿に変貌したこともある。

そして、中盤には たった1話で破壊されたジェットスクランダーに代わり、
同じくゼウスの腕から作られた「ゴッドスクランダー」が登場するが、このゴッドスクランダーと合体することによって
初めて使用可能になるZ最強の武器「ビッグバンパンチ」が色々とぶっ飛んでいる。
なんと、Z自身が変形して一つの巨大な黄金の握り拳となって敵に突っ込み、全てを原子へと還す技である。
何を言ってるかわからない?ごもっとも。
第1話や後期OPで散々見せたこれを視聴者はファイナルフォームライドなどと呼んだが、作画監督的にはTFである。
しかし、この必殺技を以てしても最終話で復活した暗黒大将軍には効かずにZは大破してしまう。
尤も、本作の暗黒大将軍は剣の一振りで 富士山を横にぶった斬り 、こんな奴にどう戦うんだよ…と
登場人物が絶望したところで 番組が終わる など、これまで以上に恐ろしい強さを持った存在として描かれているため仕方ない。
グレート編はいつになったらやるのやら
更に、本作ではマジンガーZの兄弟機として『エネルガーZ』*3が登場しており、回想で剣鉄也が搭乗した他、
現代ではDr.ヘルの切り札として、後期OPや第20話では遂にマジンガーZとの夢の対決が描かれた。

2011年にはZでは無いが、OVA『マジンカイザーSKL』が全3巻で展開された。
こちらのカイザーの操縦者は海動剣、真上遼という二人の人物。この二人、自ら地獄の使いならぬ地獄を名乗る*4凄まじい奴らである。
というかぶっちゃけ漫画版の竜馬と隼人っぽい。武蔵?知らん
同OVAの外伝漫画『マジンカイザーSKLヴァーサス』と併せて触れればより作品を楽しめるだろう。

+『マジンガーZ』以外の漫画作品において
永井豪の漫画『バイオレンスジャック』は、永井作品のキャラクター達がスターシステムで総出演している事で有名だが、
マジンガーZも例外にもれず、少年・兜甲児と共に闘う盲目の黒人空手家「ジム・マジンガ」として登場している。
ちなみに『真マジンガー 衝撃!Z編』では、敵幹部のピグマン子爵のデザインにこのジムの外見が流用されている。

漫画『マジンサーガ』では、大学生の兜甲児が「マジンガーマスク」というアイテムで変身する巨人Z」として登場。
初変身の際には力を制御できずに暴走。地球壊滅の引き金を引いてしまった。
その後、近未来の火星に出現。謎の敵に脅かされる火星移民に協力することになる。

漫画『Zマジンガー』では、機械神・Z神ゼウス)が高校生の兜甲児にその力を託した「Zマジンガー」として登場。
こちらは近年コンビニコミックでも復刊したので、読んだ方も少なくないかと思われる。
このゼウスは『真マジンガー 衝撃! Z編』においても登場し、神話世界でマジンガーZと共闘を果たした。
その際、Zのロケットパンチを見て、「人間、面白い技を使うな! ならば私も」と 敵に切り落とされた腕をロケットパンチと称して投げつける
神にしてはノリのいい面を見せている(尤も機械神は異星人の巨大サイボーグが勝手に神を名乗っているだけだが)。
とはいえ、この時切り落とされた腕が後にジャパニウム鉱石の塊になってそこからZが生まれるのだから、なんとも……。

石川賢の漫画『スーパーロボット烈伝』では、グレートマジンガー、グレンダイザー、
ゲッターロボ(後にゲッターロボGに乗り換え)、鋼鉄ジーグと共に、宇宙の破壊神を名乗る宇宙生命体バロンと戦った。
この作品の前半は、「バロンが送り込む隕石獣に立ち向かったロボが窮地に陥ったところに、別のロボが来て敵を倒す」という
パターンになっているが、中盤から登場するグレンダイザーを除くとマジンガーZのみ救援する側としては登場していない。
代わりにゲッターロボが鋼鉄ジーグとグレートマジンガーを救援に向かっている。
また月面での最終決戦では月面基地が変形したロボット、ダイナミックサーガが登場するのだが、
なんとこのロボットはマジンガーZやゲッターロボが操縦桿を握っている
甲児君やリョウは各々のロボットにちゃんと乗っているので、人間が巨大ロボットを操作して
超巨大ロボットを操縦するというシュールなシーンになっている。
+ダイナミックサーガの御姿(推定1km以上)

永井豪の短編『思い出のK君』では、ハリボテを付けた滑車という形で登場。
フラッシュの目晦ましや洗剤攻撃で、Dr.ヘルの繰り出した ショボイ 機械獣軍団と戦った。

2009年から2012年にかけてはチャンピオンREDにおいて『真マジンガーZERO』(原作:田畑由秋、作画:余湖裕輝)が連載されていた。
本作でのZは最終的に 暴走して世界を滅ぼす存在 とされており、その破壊がループする世界を舞台としている。
完全に暴走した状態である 「真マジンガー」 は頭脳に似たAIシステムによって制御されているのだが、
敵である機械獣はおろか、守るべき人類や地球すらも容赦無く破壊し尽くす悪魔の存在となっており、
ダイナミックロボではお馴染みのが現れたり、口部スリットがパックリと開いたかと思えば
機械獣をそこからムシャムシャと捕食し、その機械獣の力を取り込んだりする。 どこのエヴァンゲリオンだよ。
そして、超合金Zもダメージを受けた傍らから再生してしまう、とまさに神にも悪魔にもなる存在となっている。
この状態を阻止する鍵の一つに「兜甲児がZに乗り込むこと」があるのだが、一部の世界では甲児を乗せたそばから
自己に吸収、同化してしまい、散々暴れまわった後に用済みになった甲児を宇宙に捨ててしまった。
+そして…
物語の語り部、ミネルバXがようやくたどり着いたマジンガーZが魔神とならず正義として存在する次元。
しかしそこは全人類の殆どが死滅し、光子力バリアに覆われた日本以外すべてがDr.ヘルに占領された世界だった。
全長数十キロの超巨大機械獣ゴードンヘルという強大な敵を前に、7つの魔神パワーが徐々に解放され魔神化が進むマジンガーZ。
敗北による破滅か魔神化による終焉が迫る中、正義の自我に目覚めたマジンガーZは魔神化を否定し、甲児と共に戦う道を選ぶ。
魔神化という勝利の可能性を捨て、ボロボロになりながらも勝率0%の戦いに立ち向かい続ける2人に届く
世界中の命の声、散っていった全ての平行世界の力、そして仲間達の熱き魂の叫び。
それは0であった勝利の可能性を覆し、最終的にZと甲児はDr.ヘルを打ち破り、完全勝利で物語は幕を閉じた。

……そして、新たに始まった物語の名前は『真マジンガーZERO対暗黒大将軍』。
Dr.ヘル相手ですらここまで追い詰められたのに、続いてミケーネが相手とかもうダメだあ…おしまいだぁ…
ミケーネの圧倒的な力によってマジンガーZはやはりボロボロになりボスを初めとする味方達が次々と死んで逝ったその時、
「偉大なる勇者」とそれを駆る「戦闘のプロ」が現れた…。
と、ここまでならTV版の最終回に近いのだが……
普段のマジンガーは甲児と共に悪と戦うというスタンスをとっているのだが、その根底には「自分こそが宇宙最強である」という意志が眠っており、
ミケーネも暗黒大将軍もその「最強」の地位を脅かすような強敵ではないという認識であったらしい。
しかし、自分の前にミケーネ相手に無双を行うグレートマジンガーが現れた事により、グレートマジンガーを敵として認識。
甲児を取り込んで暴走、 タイトルにいたはずの暗黒大将軍を一蹴して グレートマジンガーとの戦いを開始してしまう。
恐るべき7つの魔神パワーを解放したマジンガーZEROにグレートは追い込まれてゆく……
…これもう、『真マジンガーZERO対暗黒大将軍』じゃなくて『真マジンガーZERO対グレートマジンガー』だよな

また、放送当時に雑誌『冒険王』に掲載されていた桜多吾作氏による漫画版も存在している。
序盤は『マジンガーZ対デビルマン』などの展開を織り込みつつも、それなりにTV版に忠実な内容だったが
原作で堅物または真面目な人物にもコメディアン的な明るさなど人間臭い一面が追加されるなど、
回が進むごとにTV版との明確な相違が描かれるようになっている。
物語もアカバン国へ災害救助の為に派遣された甲児が反政府ゲリラとの戦いに巻き込まれる『マジンガーZ解放戦線』、
パラレルワールドからの侵略者撃退の為に兜甲児とあしゅら男爵が手を組む『チップカモイ』、
Dr.ヘルがなぜ世界征服を狙うのか、その壮絶な半生(殆ど嫉妬だが)を描いた『戦え!Dr.ヘル』など、
中盤からアニメ版とは違う独自のエピソードが増えている。
そしてアニメ版同様戦闘獣との戦いで重傷を負った甲児は、サイボーグに改造されて一命を取り留める。
ちなみに『グレート』以降は甲児がサイボーグと言う設定はどう考えても忘れられている。
まぁサイボーグ化したのは全身では無いと考えれば。

同作者のコミカライズは『グレートマジンガー』、『UFOロボ グレンダイザー』と続き、Zをさらに上回る
1970年代の作品とは思えないようなハードな物語を描いているので、興味があれば是非触れてみてほしい。
ってか、この作者、絶対にバッドエンド症候群を患ってるだろ…

+小説『スーパーロボット大戦』
団龍彦による小説作品『スーパーロボット大戦』(全3巻。後述する同名ゲームとは無関係)においては
Dr.ヘルの脳髄が組み込まれた、マジンガーZのプロトタイプ「デビルマジンガー」に対抗する為、
最強のマジンガー「ゴッドマジンガー」へと改造され、見事勝利を手にした。
なお、この二体のマジンガーのデザインを担当したの石川賢である。
まぁ、ぶっちゃけゴッドの方はマジンカイザーと考えてもらっても良いのだが。実際、後書きでカイザーの事に触れている。
'80年代に製作された同名アニメとは全く別物(一応これもダイナミック企画が関わっているが)。

この小説は現在は絶版だが、昭和のマジンガー&ゲッターシリーズの後日談的な内容となっており、
原作では未決着で終わったミケーネ闇の帝王が登場したり、ゲッター號や真ゲッターがゲッターロボGと激突したり、
グレンダイザーが意外な形で登場したりと、ファンにとっても必見な内容となっている。あと、真・ジーグ
また、ゲームの方のスパロボもこの小説と似たような展開になる作品がある。
現在はダイナミックアークで電子書籍として再販しているので、興味があれば触れてみても損は無いだろう。

+ゲーム『スーパーロボット大戦』シリーズにおける扱い
スパロボシリーズにも元祖スーパーロボットとして初代から皆勤しており、
ガンダムゲッターロボと並んで、スパロボの御三家と呼ばれる。
他にも原作の仲間であるグレートマジンガーやボスボロットらを始め、エヴァンゲリオンレイズナーゴッドマーズ
飛影ブラックサレナガオガイガーアーバレストファフナースコープドッグランスロットガウェイン
ダンガイオーダン・オブ・サーズデイ騎士ガンダムテムジン747Jゴッドケロンカンタムロボ ゴジラ
ゲシュペンストアルトアイゼンR-1……等々、数多くのロボット物の主人公達と共演を果たしている。
一部ロボットじゃないのはおいといて

「硬くて強いが遅い」というゲーム中の「スーパーロボット」の典型的な性能に設定されており、特に防御面が優れていることが多い。
過去作ではパワーアップを表現するために、登場時にはジェットスクランダー未装備状態が多かったが、
その場合移動力が低く、「前線についた頃には戦闘が終わっている」と言う事が多々ありよくネタにされた。*5
また原作同様、強化されない限りは後半での一線の活躍が難しく、型落ち機となってしまう作品も有り、
場合によっては量産型兵器であるモビルスーツと互角という「神にも悪魔にもなれる」という設定が台無しなほどの扱いを受ける事も。
何故かグレートマジンガーが甲児の後継機として登場した事も。
前回、鉄也さんが出てこないせいで、オレにもんくいうやつが、いっぱいいたんだぜ。
オレだって一度はグレートにのったことあるのによ!!
*6
逆に、獲得資金が増加する「幸運」を持つさやかさんにマジンガーのコクピットを奪われる事も多々あった。
(現行のシリーズでは幸運の効果を他ユニットに与える「祝福」があるのでこんな目にも遭いにくくなってきたが)

スパロボの顔であるにも関わらずこれはマズイと言う事で、『F完結編』ではスパロボオリジナルのマジンガーZの強化型の
「マジンカイザー」に変化させるか強化型マジンガーZとなるかを選べるようになり、どちらも一線級。
(ただし、強化型は当時の攻略本だと「さほど使えるユニットではない」とバッサリ切り捨てられている)
さらにシリーズが増えるに連れて最初からスクランダーを装備している事も多くなっていき、性能も格段に増した。
また、特殊能力マジンパワー(攻撃力が1.25倍になる扱いのマジンガーのブースト装置)が搭載され、
序盤の機体にも関わらずヘタな終盤の機体よりもよほどダメージを叩き出す事も。 お蔭で結構長い間、「マジンガー」ではないグレンダイザーが泣く事になったが
ロケットパンチやスクランダーカッターといった低燃費もしくはエネルギー無消費の武器を持つことも多く継戦能力も安定して高い。
さらにグレート・グレンダイザーらマジンガー系主役機とゲッターロボと共に繰り出す合体攻撃
「ファイナルダイナミックスペシャル」は最強クラスの攻撃力を誇り、
シリーズにもよるが前述のマジンパワーとの相乗効果もあり火力でこれに並ぶものはほぼ皆無である。
ちなみに上記のネーミングはダイナミックプロ公認である。

『マジンガーZ』は原作終了後設定で参戦することが多く、
兜甲児もシナリオ上、歴戦の勇士として非常に多くの作品のキャラと絡み、ボケもツッコミもこなし、
決めるとこは決めるという便利屋扱いされている感がある。

なお、マジンカイザーは以降の作品では何度か設定を変えた結果マジンガーZから独立した機体となり、
前述したように単独OVAも作られている。同時に登場する場合、マジンガーZを純粋に強化した後継機である場合と、
燃費で差別化してどちらも互角の性能になる場合がある。

余談だが『W』では『機動戦艦ナデシコ』の白鳥九十九が「マジーン、ゴー!」と言う為だけに
本来は自分のではなく親友の月臣元一朗の機体「マジン」を借りてきて水中から登場するイベントがある。
しかもわざわざ本家本元の本人にそれをアピール。おいおい。

+マジンカイザー版
原作OVAでは第1話で退場したが、スパロボ参戦時にはカイザー=Zの後継機という特徴を生かすためか、
序盤にZに乗った甲児が自軍に参戦し、結構長い期間をZと共に戦える。
そして『L』に至っては、なんとカイザー(と真グレート)の加入が 30話近くと終盤もいいとこ であり、
その間はずっとZ(と旧グレート)のままで戦わなくてはいけない。原作じゃ1話しか出てこないのに…。
また、『W』で条件を満たせば自軍に加入したり、『L』でも無条件で自軍に残ったりと、
カイザーと共闘することも出来るようになったのだが、前述の通り本作のZにはスクランダーが無いため、
ずっとスクランダーがある状態が基本だった今までのZに慣れたプレイヤーからすると、
遥か昔の飛べなくて遅いZの再来である。まあ、『L』ではZの状態でもグレートとの合体攻撃があって火力は充分なのだが……。
しかし、『L』のZ(と旧グレート)の最大の欠点は改造がカイザー&真グレートに引き継がれない事である。

なお、Zと旧グレートの時点で装甲に関しては既に右に出るスーパーロボットがいないため、
原作1話でこいつらを追いつめたDr.ヘルの機械獣軍団はこの世界ではどれだけバケモノなのかと突っ込まれることもある。

+真マジンガー版
『第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇』にて、前述した『真マジンガー 衝撃! Z編』も初参戦を果たした。
本作は二部構成の前半部分のエピソードであるため、『真マジンガー』のエピソードも途中までの再現となっている。
その結果、前述のように本編ではたった1話で壊されたジェットスクランダーが最終話まで健在となっている。
ちなみにスクランダーが初登場する35話では三博士が 「すぐに壊したりするんじゃないぞ!」 とある種メタな台詞を言っている。
あと、この話で『ゴッドシグマ』の吉良謙作と『バルディオス』の北斗雷太が「その名も…!?」「その名も…!?」と続ける台詞があるが、
これは『真マジンガー』のナレーションがこの二人を担当する玄田哲章であることのパロディである。
そして、この時点ではまだスクランダーの発射台が完成していなかったため、ダイグレン スクランダーを投げて スクランダークロスした。
正確に投げられるダイグレンも凄ければ、一発で合体する甲児もアレである。

つばさ「叫びな、甲児!その名も…」
雷太「その名も…!」
キラケン「その名も…!」

性能的にはある種これまでのZとは大きく違うものとなっており、真マジンガーの原作再現の結果、最強武器が長射程の光子力ビームとなっている。
これまでのZの光子力ビームはやや弱い武装であることが基本であったため、戦闘アニメにおいてド迫力の演出と共にぶっ放されるビームに、
真マジンガーを見たことがないファンは 「俺の知ってる光子力ビームと違う」 と素直な感想を漏らした。*7
この結果、Zの性能は 砲台型スーパーロボット とでも言うべきものになっており、長射程からのルストハリケーンや、
光子力ビームによって戦場の広域をカヴァーしながら戦えるようになっている。無論ブレストファイヤーがあるため近距離戦も可能。
更に、移動せずに攻撃すれば攻撃後に移動できるスキル「ヒット&アウェイ」をつければ、遠距離の敵に攻撃しつつ移動可能になり、
ジェットスクランダーと合わせて低い移動力も改善が出来る。オマケに甲児は全ての武器を移動後に使用可能になる「突撃」も覚える。
『再世篇』では忘れるけどな!まあビッグバンパンチとかが移動後撃てるから別にいいけど
そして「光子力は超合金Zから生み出される」という原作設定に基づき、
デフォルトでEN回復・小(カスタムボーナスで中にパワーアップ)がついており、
この手のスーパー系にありがちなガス欠の心配も少なく燃費も非常に良く、不安ならENや装甲を更に改造でいける。
(この結果、歴代作品でもお馴染みの装甲とHPを補強する強化パーツ「超合金Z」にもEN回復10%の要素が追加された。
 その代わりルート限定だったり、隠し要素になっていたりと従来作品以上に手に入りにくくなっているが)
ちなみにこの設定は漫画版名義の『K』や、『マジンカイザーSKL』(ムック収録の前日談が初出)でも使われている。

パイロットの甲児はエースボーナスで「気力130以上で与ダメージ1.2倍」と従来のマジンパワーに相当する能力を持ち、
更にデフォルトで戦意高揚(出撃2ターン目から毎ターン気力+3)と
気力+ダメージ(ダメージを受けると気力+2)を持つため気力が上がりやすい。
ガンガン前線に出て反撃で敵を薙ぎ払うという教科書通りの戦法が非常に有効であり、間違いなく本作でも最強クラスのユニットである。

どうだ!これが光子力の力だ! 高く!早く!強く!完全無欠のスーパーロボットとなる!

『第3次Z時獄編』ではゴッドスクランダー装備状態から始まるが、度重なる戦いで光子力が減っている為、中盤までビッグバンパンチは無し。百連発もなし。
ついでにキラケンと雷太もシリーズからフェードアウト。一応舞台裏で戦ってるらしいが
中盤でミケーネの神々があしゅら男爵の命懸けの策略により復活、圧倒的な力の差で自軍が追い詰められるもゼウスが助け舟を出して難を逃れる。
…ちなみにゲーム中の名前の無いミケーネの神々は、全員移動後に使える武器が無いものの精神耐性を持ち「2回行動」を技能として所持している。
結構厄介だが、初登場のマップでも下準備さえ整えていれば経験値も落とす金額も多いため可能な限り撃破したい所。
終盤では大混戦の末にミケーネの神々とその首領であるハーデス神を撃退する。ちなみにルートによってはスポット参戦のゼウスが離脱せずに自軍に参入してくれる。
そのゼウス、 とんでもなく強い 。味方でも数少ない極・味方唯一の気力+ボーナス持ち。武装こそ2種類しか無いが フル改造攻撃力7100(気力制限なし)の通常武器(しかもEN回復持ちなのでガス欠することが稀) と全てが狂っている。ALL兵器とアシスト武器を持たないと言う欠点はあるが それで制限がかかっている と言える程。
続く『天獄篇』にも、物語が佳境に差し掛かる辺りで登場。前作で数少ない欠点の一つであった「アシスト攻撃を持たない」が解消され、これによりサブに回しても働けるように。

DL専用ソフト『Operation Extend』では原作終了後設定で単独参戦。どうやらDr.ヘルを倒した時点でハッピーエンドで終わったようだ。
…もっとも今回はアクシズを真正面から破壊しちゃうようなシナリオなので、ミケーネは出てこなくて正解だったかもしれない。
原作終了後のため最初からゴッドスクランダー装備である(ただしビッグバンパンチは暫く封印)。ロケットパンチ百連発?そんなもの、今回はないよ…
初期こそパッとしない性能だったもののアップデートで被ダメージ減少の能力「頑強」を手に入れ、武装面も上方修正を受けた。
レベルで気力の最大値が上昇するシステムのためか光子力ビームやビッグバンパンチの必要気力がかなり高いのが難点。
幸い、闘争心(初期気力にプラス)・戦意高揚に加えて今度のエースボーナスは「初期気力+5&最大気力+10」と
気力関係のボーナスは充実しているが。精神コマンド「気合」だけはないけど
また「必中」などの命中率を補正する精神コマンドも今回は覚えない。後でビューナスやボロットとグループ組んで使えるようになるかと思ったけどそんなこともなかったぜ
この辺も強化パーツや指揮系スキル・精神コマンド支援などフォロー手段は豊富にあり、うまく補えば使っていける。

『BX』では聖戦士コウムインマジンカイザーSKL』と共演する形で参戦。
性能としてはSKLに合わせる形でブレストファイヤーが射撃になったため序盤の火力が若干落ち、やはり本番はゴッドスクランダー登場後。
ロケットパンチ100連発は弾数1だが甲児が「正義」(1ターンの間全武器を 無消費 にする精神コマンド)を習得するため、反撃で100連発を連発する事も可能。
そしてロケットパンチが100発以上飛んでいる事も突っ込まれた
今回は本編開始前の時点で既にジェットスクランダーを破壊された後から始まる。それでも登場は2話と非常に早い。
『SKL』の原作が娯楽性を重視した作風故に設定が大雑把(例えばカイザーの製作者が不明など)なため、
『真マジンガー』の設定にかなり深く絡むクロスオーバーが組まれた。
またくろがね五人衆のクロスが主人公の師匠の一人になるためそれなりに出番が多い。
そしてSKL側の設定とクロスする形で暗黒大将軍のみ復活し、圧倒的な力を見せるが、
甲児、海動、真上の3人の マジン、カイザー により引導を渡される事になった。
なおこの時「マジン、カイザー」と発言するのはなんと甲児である。
よって甲児は「神にも悪魔にもなれる機体」に乗って 地獄 となった。

甲児「俺たちがっ!」
「「「地獄だっ!」」」

とりあえず合体攻撃だけ見たい場合は http://www.nicovideo.jp/watch/sm27015516 本編はこちら http://www.nicovideo.jp/watch/sm28312003

『V』ではまさかの『真マジンガーZEROvs暗黒大将軍』から マジンガーZEROが甲児の搭乗機 として登場し、
さらに真マジンガー仕様の剣鉄也とグレートマジンガー、新たな偉大な魔神皇帝「マジンエンペラーG」の登場とまさに衝撃!な参戦を果たしている。
なお剣鉄也の参戦というある意味ZERO以上のサプライズのためか、鉄也が5話で加入という早さに対して甲児は26話と歴代最遅。
Z自体の性能は最初からビッグバンパンチが解禁済みで、第3次Zと大差ないものの、
魔神パワー「変態」の力でアイアンカッターとドリルミサイルが実装されるなど、
アニメのゴッドスクランダーにマジンガーZEROの設定を混ぜこんだ性能となっている。


+『スパロボCC』では……
2012年から2015年にかけて展開されたソーシャルゲーム『スーパーロボット大戦Card Chronicle』において、
遂に『マジンカイザー』版の兜甲児&マジンカイザーと、『真マジンガー』の兜甲児&マジンガーZ
平行世界の垣根を越えて自軍部隊で共闘するという展開が実現する事となった。
なお、同作には『BX』に先立って『マジンカイザーSKL』も参戦している為、『カイザー』版のグレートも含めて
主役級のマジンガーが自軍に4体という凄まじい事となっている。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm23252281 http://www.nicovideo.jp/watch/sm23344675

なお、ニンテンドー3DSで発売された『スーパーロボット大戦UX』ではマジンガーZが登場する作品群は不参戦となった為、
今まで初代ガンダムやゲッターが非参戦だった時にも皆勤していたマジンガーZと兜甲児が始めて欠席した。
ただし、同じダイナミックプロ系列の『マジンカイザーSKL』が初参戦する形で、マジンガーシリーズ自体は継続出演を果たしている。

またスーパーロボット大戦シリーズではないが、その前身となったコンパチヒーローシリーズでも一部タイトルにて参戦しており、
『バトルドッジボール』ではグレートマジンガー、ゲッター1ボスボロットと共にダイナミックマジンガーズを結成。
そしてその続編2ではデビルマン、シレーヌ、ボスボロットと共にダイナミックウォーズを結成し参戦しており、
ウルトラマン仮面ライダーといった特撮出身のヒーローとの共演や、『スパロボBX』に20年以上先駆けての騎士ガンダムとの共演を果たしている。
『グレイトバトルフルブラスト』限定版の特典ソフト『バトルドッジボール3』には版権の都合か残念ながら未参戦。

+美少女100人フルボッコ!
「無敵の力はアタシのために! 正義の心は二の次、三の次! パイルダー・オン!」
そんな長い作品史の末マジンガーZも2014年、ついに萌え擬人化された。 東映公式で 。その名も『ロボットガールズZ』。
元々は『大空魔竜ガイキング』『マグネロボ ガ・キーン』『超人戦隊バラタック』『惑星ロボ ダンガードA』の
DVDの宣伝の為に作られた萌え擬人化キャラグループである『東映ロボットガールズ』が存在し
それのマジンガーバージョンである「チームZ」を主役とした作品である(チームZの誕生により、ガイちゃんたちは「チームT」と呼ばれる様に)。
更にはダイナミックプロの他のロボット作品の主役機達(チームG)や敵の機械獣少女も加わり
彼女達が練馬区大泉学園光子力町を舞台に暴れまわる(東京都練馬区大泉学園は東映撮影所の所在地)。
キャッチコピー兼マジンガーZことゼットちゃんの決め台詞である上記が示す通り、
正義?神にも悪魔にもなれる大いなる力の責任?そんなもん女の子のワガママの前には投げ捨てるもの!な、
敵も味方も好き勝手やってるスラップスティックコメディである。
私達に大義名分などないのさ!
http://www.nicovideo.jp/watch/1375062315

メインキャラクターであるチームZ三人娘のリーダーがマジンガーZのゼットちゃん。声優は本多真梨子氏。
熱血タイプで姉御肌的性格。一人称は「アタシ」。ちなみに名前の「ゼット」は本名である(所謂DQNネーム)。
ノリが典型的な体育会系で、グレートマジンガーことグレちゃんからは「ガキ」「(体育会の)ノリが苦手なんだけど」と評される。
(グレちゃんはグレちゃんでニート系のキャラだが。そしてグレンダイザーことグレンダさんは腹黒キャラ)
頭にホバーパイルダー型のアイテムを「パイルダーオン」させることにより、「超合繊維Z」で作られた戦闘スーツに変身する。
本家と同等の武装を持つが、ロケットパンチは握り拳型に変形した手袋だけが飛んでいく。
その他、目から放つ「光子力ビーム」や相手の攻撃を防ぐ「光子力バリア」、「ブレストファイヤー」。
研究所から発射される「ジェットスクランダー」と合体することで空も飛べる。
ブラウザゲーム『ロボットガールズZ ONLINE』では更に「デビルスクランダー」と合体した「デビルスクランダーZちゃん」にパワーアップする。
カイザースクランダーやゴッドスクランダーじゃないのは大人の事情

髪型は『マジンガーZ』における光子力研究所のメンバー、弓さやかがモデル。
他のロボットガールズの面々も、同じく原典におけるヒロイン格のキャラクターを踏襲した髪型となっている。
ただし髪型だけで性格は別物である(さやかさんは所謂委員長系)。
わりと暴力的なため、性格だけマジンカイザーSKLとか言われる


MUGENにおけるマジンガーZ

+にゃん☆鬼龍氏製 SFXVI移植版
  • にゃん☆鬼龍氏製 SFXVI移植版
墓石ギースなどを作ったにゃん☆鬼龍氏が製作したもので、古くからMUGENに存在するキャラ。
readmeによるととあるフリーソフト(X68000のフリー対戦格闘ツール「SFXVI」)からの移植キャラとのこと。
当然ながら移植許可は下りている。
氏のサイトがトクトクのサーバー障害復帰後に消滅したため、現在入手不可。

ボタン押しっぱなし+方向キーで誘導できるロケットパンチや相手との距離でダメージが変わるブレストファイヤーなど、
原作やスパロボでおなじみの武装を独特のシステムを搭載しながらもきっちり装備している。
β版らしいが、一応、波動昇龍コマンドはある。
他にも、このマジンガーZには「マジンアイコン」というアイコンが搭載されているが、このアイコンの元ネタは某皇帝である。
スーパーアーマー状態になれる技「マジンパワー」を使うと、ネタがきっちり再現されているのがわかる。
あと、このマジンガーZはホバーパイルダーを分離させる(パイルダー・オフ)ことができる。
分離中はZ本体は動かなくなる代わりに無敵になり、当たり判定はパイルダーに移る。
パイルダーは火力こそかなり低いが当たり判定もかなり小さく、逃げに徹されると結構てこずるかもしれない。
だが、パイルダーは動ける範囲に制限がある上、一発でも攻撃が当たると負ける
また、上記のジェットスクランダーがらみのネタも技として入っている。
画面端からスクランダーを召喚し、Zをスクランダーと重なるようにジャンプさせればスクランダーカッターで攻撃できる。
スクランダークロス直後に方向キーを押せば飛行ルートへを変更することもできる。
だが、欠点も多い。それは歩行や技の出が遅いことと実装されている技が非常に少ないこと。
特に下段攻撃やジャンプ中の攻撃手段などは無いに等しい。
ジェットスクランダーを召喚した直後にKOされるなんてことになった場合、聞く相手がいないのに通信を続ける弓教授や
ドッキング相手を失って通り過ぎていくスクランダーなど、どこか哀しさを覚える光景を拝める…なんてことになりかねない。
幸い、前述の誘導ロケットパンチや画面端まで届く光子力ビームなど、飛び道具のリーチは長いので、
それを生かしてタッグ戦で後方支援に回れば何とかやっていける……かもしれない。たぶん。
また、ヴァニラさんとタッグを組むと……

パイルダー・オフ状態は人操作だとこのような強敵ですら倒すことが出来る。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7851741

+製作者不明 にゃん☆鬼龍氏製改変版
  • 製作者不明 にゃん☆鬼龍氏製改変版
にゃん☆鬼龍氏のマジンガーZを大幅強化した作者不明の改変キャラも公開されている。
緩慢だった動作が機敏になり、AIが導入されたこともあって強キャラの範疇となった。

+バルバトス氏製 スパロボドット版
  • バルバトス氏製 スパロボドット版
スパロボのスプライトを使ったもの。
ダッシュ中は飛び道具無敵、またロケットパンチが飛んでいる間は完全に無敵。
必殺技は冷凍光線や光子力ビーム、アイアンカッターやドリルミサイル等飛び道具が多い。
超必殺技は高出力光子力ビームに対空のブレストファイヤー、3ゲージガード不能飛び道具の大車輪ロケットパンチ。
リーチは短めだが有利フレームは多めで耐久力も高め、全体的に凶ランク並の強さはある。
AIは搭載されていないようだ。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm24108722

更新により性能が強化されt……!?
http://www.nicovideo.jp/watch/sm31160519 http://www.nicovideo.jp/watch/sm31439258

+Usys222氏製 マジンサーガ版
  • Usys222氏製 マジンサーガ版
MUGEN COLLECTIONで代理公開されていたUsys222氏製作のマジンガーZも存在する。
こちらは週刊ヤングジャンプで連載されていた『マジンサーガ』版のマジンガーZ( Z )。
ロケットパンチ、ブレストファイヤー、サンダーブレークなどが使える。
残念ながらこちらは同サイト閉鎖のため既にダウンロードできなくなっている。

出場大会

削除済み

出演ストーリー



*1
なお現実世界のロボット工学において「無人で動く事」はいまだ定義の一つであり、
アニメ等で言うロボットとは一線が引かれている。日本ではアニメロボの方が一般的用法になっているが
(本来「ロボット」とは戯曲『R.U.R.』内で「労働用人造人間」(人造人間(有機)であって機械人形では無い)用に
 チェコ語の「ロボタ(働く)」から作られた造語のため)
つまり厳密にはマジンガーはロボットに当てはまらない。
(「そもそもロボットではない。ロボットを超える存在だからこその スーパーロボット 」と言う意見もある)
一方、人間が操縦していても遠隔操作なら(破壊されても操縦者が無事と言う意味で)OKなので
鉄人28号』も正しい意味でロボットに含まれる。当然、自律型の『鉄腕アトム』は文句なしにロボットである。

遠隔操作のはずなのに態々ロボの顔に付いた梯子に操縦者がしがみついている今川版『ジャイアントロボ』や、
意思を持ち自律行動も可能だが真価を発揮するためにパイロットが必要なマジンカイザーあたりはどういう扱いなのか謎。
まぁ現実のロボット工学に 精神コマンド とかを考慮しろと言われても困るが。

*2
「スーパーロボットマガジン」にて連載された、津島直人氏による漫画版『マジンカイザー』では
「一度敵に鹵獲された機体だから」と修理を兼ねた封印をされ、最終話で復活した様子が描かれている。
…その代わり、主役機のマジンカイザーは大破して日本海溝に沈んだままという結末を迎えているが。
尤も、これはバードス島の崩壊に瀕した際、カイザーが甲児のパイルダーを自動的に切り離して
脱出させたという流れであり、決してカイザーの扱いが悪い訳では無い。

*3
元ネタはマジンガーZの原案デザインで、エネルガーZの名称もそのまま。
Zの原案には他にも『アイアンZ』と呼ばれる物が存在し、こちらも漫画『マジンガーエンジェルZ』にて
原案デザインそのままで登場している。こちらの搭乗者は男装の女学生・悪馬尻菊ノ助。
また『SKL』でも アイアンカイザー なるマシンが作中のカイザーの兄弟機として登場。
元々別漫画『手天童子』『バイオレンスジャック』に登場した同名キャラが元ながら
スマッシャーパンチ・アイアントルネード・ショルダーブラスターと中身は完全にマジンガーと化しており
(ショルダーブラスターは電撃を放つ武装であるなど、若干グレートやグレンダイザー的な成分も入っている)
少なからずその名前からこの設定に結びついた可能性が見受けられる。

*4
『SKL』の代名詞とも言うべき「俺たちが、地獄だ!」のフレーズだが、実はDr.ヘルのリスペクトになっている。
『マジンガーZ』の漫画版でヘルは「(ヘルの名の由来は)姿を見た者が必ず地獄へ落ちるから」と語っている。
「地獄へ落そうとしても無駄だ」「「俺たちが、地獄だ!」」
マジンカイザーSKLのデザイン自体も『デビルマン』がモチーフとされるが、「ドクロの意匠」「二人の操縦者=二つの頭脳」と
マジンガーZ初戦の相手であるガラダK7とダブラスM2を連想させる要素を伺うことができる。

*5
設定ではスペック欄の通りマジンガーZは走行速度360km/hを誇り、同身長で130km/hのガンダムと比べると3倍近く速い。
設定通りだと作品間のバランスが取れないためしかたがないが(光の速度を突破する奴さえ居る)。
実はマジンガーZの速さは1km10秒フラット(人間サイズに換算すると100m10秒フラット)から来ていると思われるので、
マラソン相当の195km/hさえ出ないガンダムの方が遅すぎるのだが。
え?ガンダムはバーニアジャンプで移動するから足が遅くても別に問題ないって?そうですね。
ホバー移動のドムも240km/hしか出ないんだけどね。

*6
スーファミの『第3次スーパーロボット大戦』ゲーム中における甲児君の発言原文ママ。実にメタい
具体的には劇場版の『UFOロボグレンダイザー対グレートマジンガー』においてのことである。
(ちなみに同劇場版はグレートマジンガー側の人物が一切登場しない
このため、ゲームボーイの『第2次スーパーロボット大戦G』では鉄也が登場した際に、
「すまない。ほんとうはでるつもりはなかったんだが…」
というこれまたメタい発言をした。

*7
ただしTVアニメ版『マジンガーZ』でも、実は光子力ビームはブレストファイヤーに次いで
敵の止めに使われた回数が第二位であるなど決して弱い武装ではない。
そもそもマジンガーZは「全身超兵器の凄く強いロボット」であり、強いて言えば「全ての武器が必殺技」である。
全ての武装が平均して強力であるため、
今までのスパロボでの扱いはある意味ゲーム的なバランスによるものだとも言える。
そして、『真マジンガー』では光子力エネルギーをより強力な超エネルギーであるとしているため、
これまで以上に光子力関係の武装が強力であるという風に描写されているのである。
ただし実際には常にバ火力というわけでもなく、威力を絞って小刻みにも使えるという仕様であり、
劇中でもそのような撃ち方も披露されているのだが、スパロボでは再現に至っていない。
やはり初使用のシーンのインパクトが強すぎるがゆえ、だろうか。