ジャイアント


「パワーじまんのロボじゃ。
 うごきはおそいが、てきにあたえるダメージはすごいのじゃ。」

任天堂がファミコンで発売したロボット格闘ゲーム『ジョイメカファイト』に登場するロボット。
往年の名プロレスラーではないし、「ト」が付かない方はこちら

サスケネオと同じくワルナッチ博士によってワルロボに改造され、ステージ1の8体の敵キャラクターの内の1体として登場。
倒せばリョウシンカイロを組み込まれて仲間に戻る。
「ジャイアント」の名の通り他のキャラクターに比べ一回り大きく、頭は茶色い岩のような形で、手は黒光りする鉄球
よく間違えられるが、彼のアッパーキャラはギガントではなく、ガイアンである。

プロレスなのかボクシングなのかよく分からないファイティングスタイルである。


原作での性能

投げ・飛び道具・突進技・対空と、基本が揃ったロボとなっている。
また、投げは隠しコマンドで威力が強化するというメリットがある。

必殺技

  • クエイクウェーブ(↓タメ←+A 10POW)
速い飛び道具。発動時やや後ろに小ジャンプする。
飛び道具にも拘らず最後に敵と反対方向にキーを入れるという変則コマンド(入力自体は難しくはないが)。
また、このキャラに限ったことではないが発射寸前に前後キー入力で速度調節が可能。
もちろん、発生前の小ジャンプは空中投げやかすみおとしで投げられてしまう。

  • ダッシュストレート(←タメ→A)
バイソン同様のコマンドで性能もほとんど一緒。
移動距離は調節できず、攻撃判定も手の部分だけなので飛び込まれると弱い。
ガードさせて射程範囲内の場合投げが決まるというとんでもないメリットがあり、これを使った永パも存在する。

  • ヘッドバット(AB 12POW)

対空技。少し前進しながら頭突きをかます。
多段削りがあり、地上隣接でガードさせると3~4回は削れてほぼダメージを与えたも同然になる。
また、出掛かりに少しだけ無敵時間がある。

  • パワーボム(相手に接近して→+A or ←+A 12POW)
投げ技
→↓←か←↓→を入力した後Aで強化版になり、POW量も22に増える
(通称裏ボム、この技に限らず隠し技は「裏○○」と呼称されるが、発売された年代的に考えて裏ワザの裏を取っているのだろう)
ジャンプしながらのパワーボムとなり、威力が8Pow上昇する。


MUGENにおけるジャイアント

yamabe氏によるものが存在。
Yahoo!ジオシティーズ終了によりサイトが消滅したため、現在ははいうぇい氏によって代理公開されている。
なお、非常に分かりづらい所にあるので「ジョイメカ」でサイト内を検索することをお勧めする。

AIはデフォルトで搭載済み。
近付くとパワーボムで投げられ、離れるとダッシュストレートで距離を詰めてパンチやパワーボムに繋げてくる。

出場大会



最終更新:2023年12月02日 21:28