ブラウン


「ヨイショ、ヨイショ。」

エニックス(現スクウェア・エニックス)のRPG『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』に登場するキャラクター。
モンスターである「ブラウニー」*1が仲間になった時の1匹目の名前である。
なお2匹目は「ボコボコ」、3匹目は「しげまる」、4匹目は「トントン」。
なお、PS2版では3匹目が「うまる」に、DS版では3匹目が「ゆういち」、4匹目が「ぶつお」に変わっている。

名前通り全体的に茶色の配色で、丸い体に毛の生えた三角の頭、そして大きな木槌が特徴的。
上下逆さにした「衣かつぎ」に見えないこともない。
モンスターを仲間にすることができるようになる青年期前半によく登場するため、スライムと並んで仲間になることの多いモンスターである。
敵として出現した際の攻撃は打撃一辺倒だが、時々出してくる「痛恨の一撃」が地味に怖い。
ゲームの仕様により3体グループで行動した場合、1体は確実に痛恨を出すようになっている(ただし2体以上が痛恨を出すことは無い)。
仲間になってからは、「ちから」と「最大HP」が高いため、打撃で押していくことができる。
「マヌーサ」「ラリホー」の強耐性持ちで、同エリアで現れるおばけキノコとガスミンク相手に有効。
ただ、特技を一切覚えてくれない上(何故か敵の時に使っていた「ちからため」は忘れている)、
装備も数が少なく、初期では同じ装備タイプがいない打撃武器しかない。
加えて「すばやさ」と「みのまもり」も低く、呪文などに対する耐性も壊滅的なため、後半に行くと使いづらくなる。
そのため、武器の融通が利いて特技も覚えてくれるゴーレムなどに取って代わられることが多い。
とはいえ、攻撃力は十分にあるし防御させれば結構耐えてくれてレベルも99まで上がるため、最後まで使い回してもそれほど足を引っ張るわけではない。
愛着があるなら一線で戦わせ続けることも十分に可能なスペックである。

実際、ホロライブのバーチャルYouTuberである兎田ぺこらの『DQ5(リメイク)』実況では、はぐれメタルを立て続けに倒すなど、
パーティの中核として活躍し、ぺこらおよび視聴者から同動画のマスコットとして扱われた。
その割には仲間入り序盤から扱いが中々酷いのは仕様です。彼女こういう芸風なので…
なお、『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』においてもブラウンと共に駆け抜けたほか、公式側でもこれを受けてか、
『ドラゴンクエストけしケシ!』においてホロライブとコラボした際、ブラウニーぺこーらが登場した。
始まり
結果

VIII』でも同名でスカウトモンスターとして登場している。
テンションを上げる傾向が強く、高火力を見込めるものの、いかんせん能力値が低いのが致命的。
また、攻撃を空振ることも少なくないので、やはり一線級として使うのは厳しいと言わざるを得ない


MUGENにおけるブラウン

ran氏が製作した手描きキャラが存在している。
+ 簡単なプロフィール
格闘スタイル:木槌や鉄兜を使う
身長:100cmくらい
体重:20kgくらい
出身地:オラクルベリー付近、今はグランバニア在住
趣味:クックルの背中に乗って散歩
好きな食べ物:メダル型チョコ

道具袋の中身
E 大木槌
E 戦士のパジャマ
E 大きなメダル
E 鉄兜
石の斧
魔神のかなづち
メダル型チョコ
メダル型チョコ
メダル型チョコ
メダル型チョコ
メダル型チョコ
メダル型チョコ

原作では技がなかったが、こちらでは上記のような装備を駆使して戦うスタイルになっている。
鉄兜で頭突きをする投げ技「鉄兜でこんにちは」、飛び道具「石の斧投げ」、当て身技「戦士のパジャマでうとうと」など、
見た目に反して持っている技のバランスは良い。

また、「ちからため」という独自のシステムを採用している。
4段階まで力をため、特定の技のみ1~4段階で「力を込める」ことで性能をアップさせるというもの。
特に顕著なのが超必殺技「魔神の金槌」であり、力を4段階込めてレベル3で発動した場合、
ガード不可の一撃必殺技と化す。痛恨の一撃の恐怖が甦る人も多いだろう。
更新で「破壊の鉄球」を会得。
範囲も広く、ダメージ・削りともに頼りになる…のだが、タッグでは味方殺し属性のため使いづらい。
AIはタッグ時でも多用するため、組んだ相手諸共殴殺で鏖殺という事態になる…あれ?

出場大会

+ 一覧
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
削除済み


*1
名前の由来は、イギリスの民間伝承に登場する、人の家に住み着くとされる妖精の一種。
いたずらを好む面があるものの、家事の手伝いを積極的に行うなど、基本的には善良な存在であるとされている。


最終更新:2024年02月24日 03:55