ルパン三世

MUGENルパンのデフォカラーは赤ジャケット+薄ピンクのネクタイ(新ルパン三世版、所謂2nd)。1st(緑)、PartIII(ピンク)、PartⅣ(青)カラーも存在

「あ~ばよぉ~ ! とっつあ~ん!!」

ご存知、モンキー・パンチ原作の有名漫画及びアニメ『ルパン三世』の主人公。
初代声優は山田康雄氏、OVA『風魔一族の陰謀』のみ古川登志夫*1。山田氏亡き後はモノマネ芸人のクリカンこと栗田貫一氏が務める。
また『GREEN vs RED』では赤ジャケットのルパンを栗田貫一氏が、そして緑ジャケットのルパンをラーメンズの片桐仁氏が演じた。

モーリス・ルブランの連作小説『怪盗ルパン』の主人公にして大怪盗、アルセーヌ・ルパンの孫にあたる天才泥棒。
III」でも「3世」でもなく、漢数字で「三世」である。お間違えなきよう。
例のテーマソングの女性コーラスも「ルパンルパーン」じゃなくて“LUPIN THE THIRD ♪” (=ルパン三世)と歌っているのだ。
「ルパンルパーン」とか「ルパンでさぁ~」は空耳である。
ルパンはフランス人(日系フランス人とも)なのに「ザ・サード」って英語?細かいことは気にしっこなしだぜ次元
「まま、ミュージックでも聴きながら読んでチョーダイ」 ルパンザサー…コブラじゃねーか!

キャラクターの詳細

卓越した技量を持った大泥棒で、宝をコレクションにすることよりも、鮮やかな手口で盗み出すこと自体に生き甲斐を感じている。
その為、例えどんなに高価なお宝だろうと、事情によっては簡単に明け渡したり、寄付等をしている。
また、派生作品での発言ではあるが「(貴重なお宝である)王冠を自分の家の 下駄箱の上 に飾っている」と発言しており、手元に残しているお宝についても(他に事情がなければ)そこまでこだわってはいないようだ。
車のA級ライセンスを持ちドライビングテクニックはかなりのもので、射撃能力バイク航空機、船舶などの操縦も非常に優秀。
変装の名人で、よく知られている顔と声も漫画版では変装によるものと銭形警部が断言しており、本当の素顔を知るものは居ない。
(一方アニメ版2ndシーズンでは銭形警部が「生まれついてのモンキー顔」と言っており、
 ルパンが老衰間近の富豪と心を入れ替えられてしまった時も、自分に変装するのは慣れてないと言ってた。
 まぁアニメ版は斬鉄剣の設定を見る限り、設定がコロコロ変わる作品なので…)
また博学で発明能力も高く、自前の発明品で数々の盗みを成功させている。
相棒である凄腕のガンマン『次元大介』、斬鉄剣の使い手『十三代目石川五ェ門』と組んだ通称「ルパンファミリー」は無敵の盗賊団である。
しかしインターポールの銭形警部(漫画版)はルパンを凌ぐ頭脳、前を見て車を運転しながら背後の次元の銃把を掌ごと撃ち抜く銃技、正面から斬りかかってきた五ェ門を投げ飛ばす体術などいずれも一味を上回るバケモノであり、
遭遇した場合は決してまともにやりあわず逃げの一手を取る。
…のだがアニメ版銭形警部は根性以外はルパン一味より劣る扱いにされ、この改変は作者を一番怒らせたとか。

アニメ版は弱い立場にいる人間の金には手をつけず、不必要な暴力及び殺人を避けるのがポリシーの、 体型通り スマートな男。
対して、原作漫画では全編に渡りハードボイルドな雰囲気が漂い性描写も頻出、
特に前半ではジョークやギャグもあまり見られず、あってもブラックなものが多い。
何故なら原作ルパンは「ダークヒーロー」という位置づけで作られており、アニメなどでのイメージとは全く逆の、ダーティな人物であった。
人を殺すのに躊躇いは無く、警官と女子供、自分の命を狙う者以外は殺さないというポリシーは持っているものの相手が非道を行ってきたときは容赦なく殺害する。*2
計画を遂行する為ならあらゆる犠牲も厭わない、まさに怪盗としての「ダーク」さに充ち満ちたキャラクターなのである。

アニメ版も当初は大人向けの作品を意向していたが、視聴者の関心を集めることができず第一期は打ち切られ
対象年齢を下げるという路線変更がされた経緯がある。
それが俗に言われる、このページの上記画像でお馴染みの「赤ジャケルパン」と呼ばれる第二期シリーズである。
(第一期は「緑ジャケルパン」で、一般世間では宮崎監督の『カリオストロの城』でのイメージが強いだろう。*3

この路線変更は見事成功。
全155話の長期放送となる人気シリーズとなり、日本、はたや世界中に「ルパン三世」というキャラクターを浸透させるに至った。
性的な意味でも大人向けの原作漫画を少年向けのアニメに変える、という点では『クレヨンしんちゃん』と似ている。
元々、ルパン三世もクレヨンしんちゃんも「漫画アクション」からの出身であり、似た流れで路線変更になっていったのも
何かの縁かも知れない。

+ 映画『カリオストロの城』『ルパンVSコナン』

+ OVA『GREEN vs RED』

+ アルセーヌ幸一

なお、アルセーヌ・ルパンは怪盗紳士の異名を持つ義賊で、
ヒロインの首を絞めたり、捕まった部下を射殺したり、子持ち人妻に手を出して振られるなど、
怪盗らしいことは一通りしているものの、心の中には祖国フランスへの愛がある愛国者であり
三世と違って盗むという行為自体が目的だったり、トランクス一丁でベッドにダイブしたりなどはしない。
まあそもそもモンキー・パンチ氏の最初のプロットでは、あまりの怪盗ぶり故愛称として世間で「ルパン三世」と
呼ばれるようになったという設定だったが、担当編集者から 「そんな面倒臭い設定にするな」 と言われ、
分かり易くアルセーヌ・ルパンの孫という設定になったわけである。
本家ルパンとキャラが違うのは、その初期案の名残……といえるのかもしれない。

「ふ~~じ子ちゃぁ~ん♡」

夢の競演 http://www.nicovideo.jp/watch/sm21606743


MUGENにおけるルパン三世

+ Basara-kun氏製作
+ Kain The Supreme氏製作
+ Kain The Supreme氏製作 リアル頭身

出場大会



*1
この作品だけ、実は製作期間も予算もかなり限られた制約の中で作られた作品であり、
声優に至ってもルパンを始め、他のレギュラー陣もが担当している。
しかし、山田康雄氏はルパンというキャラクターに非常に高いポリシーを持っており、
何の断りもなく他の人にルパンをやらせた制作スタッフ及びモンキー・パンチ氏に激しい嫌悪感を抱いた、
一つの「事件」にまで発展した(氏は事前に山田氏に知らせるようスタッフに伝えたらしい)。
結局、山田氏は亡くなられるまでこの件に関しては根に持っていたらしく、
ある程度の周囲との和解は成立はしていたものの、モンキー・パンチ氏とは最期まで微妙な関係になったままだったという。
とはいえ、それでもこの作品のトータルな出来は非常に高く、低予算ながらも『カリオストロの城』の主力スタッフが集結し、
内容も充実しており、また変更となった声優も、元の声優を尊重した力のある演技により、
かつては「ルパンシリーズの汚点」として扱われていたが、昨今ではその丁寧な作りで正当な評価を得られている。
『天外魔境』シリーズの絵師辻野芳輝氏が初めて原画を担当した作品でもあり、
天外魔境ZIRIA』OVAにはアニメルパンのオマージュのような場面もある。そういや出演者も一部共通

ちなみにこの作品は、元々は『カリオストロの城』の後に続く 劇場作品 だったのだが、
上記の騒動によりOVA媒体となり、その穴埋めとして作られたのが『バビロンの黄金伝説』である。

*2
尤もアニメ2期でも悪人を数人殺してはいるのだが。
念のため書いておくとカリオストロ伯爵みたいな事故などではなく、明確に殺意を持っての殺害である。
改造したダムダム弾であの不二子が死体を見た途端悲鳴を上げて卒倒したほどのグロい有様にしたことも。

*3
ちなみに原作の路線を踏まえつつも独自色の強い『PartIII』では「ピンクジャケルパン」、
(元は白にする予定だったが前作のイメージも残す為に白+赤でピンクになったとか)
イタリアで先行放送もされた2015年版(イタリア版)ではイタリアの視聴者にアンケートを取った結果
「青ジャケルパン」になっている。
しかし何色着ちゃっても似合うんだから参るぜこりゃ。

*4
銭形警部のフルネームは「銭形幸一」(一部原作で「幸太郎」と名乗ったシーンもある)。
ルパン三世はアメリカで発売された英語版DVDでは「Arsène Lupin III」が本名となっている。
ただし、日本では一切「アルセーヌ・ルパン三世」と言及されたことは無い。
(ただし『カリオストロの城』等で「アルセーヌ・ルパンの三代目」と呼ばれた事はある)
ちなみにフランス語版では本家ルパンとの著作権問題を避ける為に「エドガー」と名前が変更され、
タイトルも『探偵泥棒エドガー』となっている。探偵なのか泥棒なのかはっきりしろ。
ちなみに本家ルパンの著作権は2011年に失効とのこと。そのうちフランスでも「ルパン三世」としてデビューできるのかもしれない。

しかし、今では著名なアニメキャラクターの一人として有名となり、そういったしがらみも消える程の人気を、世界中で獲得している。