1999年に電力会社9社と三菱電機・日立製作所などメーカー4社が共同開発した、
氷蓄熱式エアコン「エコアイス」の東北電力のCMで使用されたキャラクター。
青いペンギン風の防寒着に
ピンク色のリボンを付けた、10歳前後の少女の姿をしている。
キャラクターデザインは漫画家の渡辺祥智氏、担当声優は
成瀬未亜
女史。
「こ」を一つ外すと
幼稚園児や
クローン人間になるので注意。
要するに「ヤン坊マー坊」と似たような
マスコットキャラクターだったのだが、
その愛らしい姿からインターネットで人気が高騰。多くの同人誌が書かれ、専門即売会まで開かれるに至った
(2000年から開催された専門即売会「エコケット」は2004年11月までに実に全10回にまで達した)。
なお、正式名称は
「アイスちゃん」であるが、誰もそう呼ばないどころか、知っている人の方が少ないレベルである。
当時には同時期に同じく人気だった作品、『デ・ジ・キャラット』の登場キャラクターと誤解されることも多かった。
というのも、雑誌の人気キャラクター特集でえここと
デ・ジ・キャラット、通称「でじこ」がワンツーフィニッシュで一緒に取り上げられていたり、
衣装のデザインが『デ・ジ・キャラット』のキャラクターと同じ「被り物タイプ」であったことなどによる。
また、「えここ」という愛称が「でじこ」に似ているというのもその要因であったが、
そもそもこの「えここ」という愛称自体が「でじこ」に引っ掛けてそう呼ばれるようになったものであると言われている。
以上のような経緯のためか、ファンによる二次創作の同人誌や同人ゲームでは『デ・ジ・キャラット』のキャラクター達と共演をしている事が非常に多い。
格闘ゲームにおけるえここ
格闘ゲームとしては、脱力研究所制作の同人格闘ゲーム『まじかるヒロインズplus!』に参戦している。
魔女っ娘じゃないけど
性能としては接近戦が強めのキャラクター。
飛び道具こそ持っていないが、武器を使わない分技の
発生が早め。
相手を眠らせたり、巨大ペンギンを呼んで踏み潰したりと、変わった技も多い。
……まあ、このゲームのキャラは全体的に癖が強いのだが。
MUGENにおけるえここ
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Noah氏製作 |
『まじかるヒロインズplus!』の ドットを用いて作られたえここ。
氏のサイトは閉鎖されてしまったが、OneDrive自体は健在なので現在も入手可能。
MUGEN1.0以降専用版とWinMUGEN用の旧バージョンが存在する。
一通り 原作ゲームを再現しているが、6Pを選択すると「ダークえここ」モードになる。
また、イントロでは冒頭の画像のように風船に掴まりながら降りてくる。
AIはデフォルトで搭載済み。
発生の早い氷塊をぶつける飛び道具やペンギン達によるアシストもあり、中々の強さを誇る。
ただし、強めのAIを搭載しているのはMUGEN1.0以降専用版のみなので注意。
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アリ氏製作 |
紫ナコルルや 羅刹丸など、サムスピキャラ製作に定評のあるアリ氏による手描きドットのえここ。
2013年5月18日にβ版として公開され、2013年12月19日に完成版となった。
アリ氏は2015年4月1日を以て引退したが、転載・改変自体は自由との事で、現在はfoxy氏によって代理公開されている。
オーソドックスな格闘ゲームをベースに、「氷ストック」やステータスを変化させる「ペンギン呼び」など独自のシステムを搭載。
突進技の「えこぱんち」、対空技の「えこアッパー」、本気でぶん殴るゲージ技「7馬力」などの技を持つ肉弾戦キャラで、
小さな体でボコボコと戦う姿がカッコ良くも可愛らしい。
当初AIは未搭載だったが、完成版でガン攻めの簡易AIがデフォルトで搭載された。
外部AIはAir氏によるものがMUGENについて語るスレ用小物ロダにて公開されている(AIセットの中の一つ)他、
2014年1月6日にはリースト氏による5段階にレベル調整可能なAIがアリ氏のサイトで代理公開された。
しかし同年2月28日、seku氏が実は上述のリースト氏と自身が同一人物である事を明かした。
大会用にAIを自作したものの、自分のAIをそのまま自分の大会に出す事に抵抗があったため、
アリ氏に協力してもらって別名義で公開していたとの事。現在はseku氏のOneDriveにて公開されている。
自由に動き回るえここを表現するため、不用意に飛び込んだり、ウロチョロしたりなどの遊びが含まれている。
コンボルートも様々で、どんなコンボを出すかは彼女の気分次第である。
また、このAIを導入すると本体のいくつかの不具合も修正される。
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出場大会
プレイヤー操作
最終更新:2023年02月28日 23:37