イカデビル


仮面ライダー』に登場する悪の組織・ショッカーの三大幹部の1人である「死神博士」の怪人態であり、その正体。
名前通り、南太平洋サモア諸島沖出身のイカの改造人間であり、仮面ライダーのキックを無効化する「キック殺し」を身に付けている。
また、隕石を自在に落とす能力も持っており、これで日本を壊滅させるという作戦を囮にライダーを誘き寄せ、戦いを挑んだ。

+ 死神博士とは

その最初の戦いではライダーキックが通用しなかったことで新1号を見事下すが、自身もダメージを受けて痛み分けに終わる。
(本郷の方はこの事が精神的にトラウマになったのか、夢枕でイカデビルの悪夢に魘されてしまっていた)
確実にライダーを倒すためにライダーのトレーナーであるおやっさんこと立花藤兵衛を誘拐し強制的に自らをトレーニングさせるが、
その時うっかり口を滑らせたことで隕石誘導装置を内蔵した頭部が弱点であることを知られてしまう。
再戦でも特訓の成果もありライダーを苦しめるが、ショッカーに囚われ怪人トレーナーをやっていたおやっさんの親友が
命と引き換えに逃がしたおやっさんによってライダーに弱点を知られ、ライダーチョップで頭にダメージを受けたところに
更にライダーきりもみシュートを喰らって倒された。

イカデビルおよび死神博士は本作に登場する怪人の中でも屈指の知名度を誇り、
演じた俳優の天本英世氏によるハマりすぎな怪演も含めて非常に人気の高いキャラクターである。*1

余談だが、拉致されて無理矢理させられているにも関わらず「そんなことでライダーに勝てると思っているのか!」と
鞭でイカデビルをしばきまくりスパルタ式に鍛えるおやっさんのトレーナー根性は語り草となっている。

また、実は死神博士の怪人体はイカデビルではない別の怪人(前話に登場したギリザメス)だったのだが、
主役の人が“失踪”していたという事情で、急遽一般怪人として登場する事になったギリザメスに代わり
新たな幹部怪人としてイカデビルが急遽製作されたというエピソードもある。
その為、ギリザメスとイカデビルには死神博士の意匠を現す「首元の襟」という外見上の類似があったり、
第68話のオープニングでは怪人名が「ギリザメス」と誤表記されるなど、細かい部分でその名残りが散見できる。

+ その他の映像作品

+ 映画版『ディケイド』での活躍

+ 映像以外の作品


MUGENにおけるイカデビル

ゾフィーガタノゾーアなどウルトラシリーズのキャラでおなじみのmuu氏が製作。
輝船氏が制作したライダー達と同様、SFCゲーム『仮面ライダー』のドットを用いている。

大量の戦闘員や配下の怪人をストライカーとして呼ぶ技を持ち、それも制限がないので呼び出し放題となっている。
一応攻撃を何度か当てれば消滅するが、戦ってみると中々そういう暇を与えてくれないので手強い。
まれにではあるがエルクゥすらフルボッコにしてしまうことも。恐るべき人間…いや怪人弾幕である。

出場大会

更新停止中

出演ストーリー

その他



*1
彼の後に登場した地獄大使についても言えることだが、死神博士は天本英世氏がキャラを考案する段階で
既にプロデューサーの平山氏より案が挙がっていた「演技者ありきのキャラクター」である。
天本氏は「ヨーロッパからきた大幹部ということで、神秘性、怪奇性を強調して演じた」と語っているが、
上述のとおり、あまりに演技がハマっていたために、「怖すぎる」とクレームがついたというエピソードが残っている。
また、晩年の天本氏が死神博士役をよく思っていなかったと言われることがあるが、これは誤解らしく、
ファンサービスは喜んでやっていたそうだ。
ただ、いい歳して子供番組に度が過ぎるほど入れ込む大人(つまりオタク)には憂いの感情を抱いていたらしい。

*2
実際、この爆発から ドクトルGは生還している
そのため一部では「実際には四幹部も生還しており、その後はV3とあまり関わらない支部に所属したか、そうでなければ何らかの理由でデストロンとV3については静観していた」とする考察・解釈もある。
もちろん『SPIRITS』のようにおそらくここで改めて死亡した扱いの作品も存在するため、正直彼らのその後についてはよくわかっていないというのが事実である。