ジョナサン・ジョースター


二人の囚人が鉄格子の窓から外を眺めたとさ。
一人は を見た。一人は を見た。 *1


「信念さえあれば人間に不可能は無い! 人間は成長するのだ!
  してみせるッ!」

概要

ジョジョの奇妙な冒険』第1部「ファントムブラッド(旧題名:ジョナサン・ジョースター-その青春- )」の主人公。同作における最初のジョジョ。
ジョースター一族が辿る、奇妙な運命の発端となった人物でもある。身長195cm。
声はPS2のゲームでは少年時を中井和哉氏、青年時を田中秀幸氏が、劇場版アニメでは小西克幸氏、
TVアニメと『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』『Jスターズ ビクトリーバーサス』『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』では興津和幸氏が演じている。
第3部のOVA版にもほんの少しだけ登場しており、承太郎を演じていた小杉十郎太氏が演じている。
なお田中氏については「主人公役を充てるにはおっさんベテラン過ぎないか」という意見もあったようだが、
原作の連載時期を考えればむしろ妥当なキャスティングであろう。

ディオ・ブランドーとは、宿敵であり、義理の兄弟であり、「奇妙な友人」である。
ジョナサンが研究していた「石仮面」を使って吸血鬼となったディオに対し、
ウィル・A・ツェペリから学んだ仙道・波紋法の力を使い、その野望を打ち砕く。
主人公らしく心身共に「万人にひとりの適性」と波紋の才能を見込まれていた。
数週間ほどの修行でやっと膝下をぬらしながらも水上歩行ができる程度なのだが、
それでも、十年修行したツェペリに比べたら段違いの才能を持っており、
この波紋に関する才能は、孫のジョセフの代でも大きく開花することになる。

幼馴染みのエリナ・ペンドルトンとの間に一男(ジョージ・ジョースターII世)を設けている他、
第2部以降、ジョースター一族をサポートするSPW財団の総裁(当時はゴロツキだったが)となる
ロバート・E・O・スピードワゴンとも親友関係にある。
優等生かつ真面目で人が良い紳士な性格のために、時に他人の悪意に気付けない事があるジョナサンにとって、
ゴロツキ故に善悪に敏感なスピードワゴンは最高の相棒とも言える。
また、先ほど「奇妙な友人」と記したディオとの関係についてだが、
後述の、ジョースター邸の戦いで自分の青春を「ディオとの青春」と呼んだ事や、
ウィンドナイツ・ロットでディオを倒した時の涙、死の間際におけるモノローグなどからも、
ディオが本性を現し邪悪の化身と化した後も、彼に対して複雑な感情を抱いていた事が伺える。

性格は生真面目だが強い勇気を秘めている、主人公としてお手本のような優等生
真っ直ぐな信念をもった英国紳士で、逆境にあって爆発的な力を発揮する
戦闘スタイルも波紋を使った肉弾戦が主。どこまでも真っ当な主人公。
(それでも幼少時は学力や作法がディオと比べてなってないところがあり、隠れて一服したりとやんちゃな面もあった)
ジョナサンが真面目過ぎた反動か、その後の歴代主人公たちは個人差はあるものの、いずれもどこかクセのある性格をしている。
その為なのか作者の荒木氏は「ジョナサンはかなり、なんか今見ると本当いい子すぎるなぁみたいなね」と発言し、
また、今書くとしたらもっと心の弱い部分を書いていったんだろうとコメントしている。

ちなみに身体スペックは後の子孫と比べてかなり高く、大学時代のラグビーの試合では3人のラガーマンを引きずりながら突進したり、人間時代のディオを片手でぶん投げたり、がスタンドを使ってやっているオラオラ系のラッシュを生身でやったりしている。
(1分55~1分58のあたり)

またツェペリの波紋を受け継いで以降は肉体、波紋ともに大幅強化されており、
2m以上はある剣を叩きつけて地割れを起こし、崖崩れを起こすパワーを持つタルカスですらなかなか破壊できない首輪を力任せに破壊するなど、石仮面無しで人間をやめているとしか思えない力を発揮している。

波紋については、ツェペリの波紋を受け継ぐ前は、孫のジョセフが生まれながらに使える弱い波紋と同等程度であったが、受け継いで以降は骨折した首の骨を一瞬で治癒したり、手刀が触れただけで吸血屍生人(ゾンビ)の腕が溶けたり(普通は手から相手に波紋が流れる→溶けるの順番)、体に入った毒を血流操作で排除したりと格段に強化されている。
作中ではツェペリによって伝授された、関節を外すことでリーチを伸ばす(痛みは波紋で緩和)パンチ「ズームパンチ」や、
直接敵を攻撃する「山吹色の波紋疾走(サンライトイエローオーバードライブ)」を多用しており、各種ゲームでも彼の必殺技とされている。
しかしズームパンチに関してはどこのヨガゴム人間だと言わんばかりのものすごい伸び方をしたりする。

TVアニメ版に於いて敵を波紋、特に上述の「山吹色の波紋疾走(サンライトイエローオーバードライブ)」で撃ち下すシーンでは、BGM「決戦 ~重なり合う運命~」の後半パート部分が流れその印象から「ジョナサンのテーマ」とか「処刑用BGM」もしくは、「ジョジョ版テーレッテー」と呼ばれるくらい人気が高い。MUGENでもいつか搭載される日が来るかもしれない。

なお、名前の由来は THE BEATLES の "Get Back" (歌い出しが 「Jojo」was a man who thought he was a loner...)ではなく
当時作者が打ち合わせに使っていたファミリーレストラン「ジョナサン」である。
後でジョセフがウォークマンでGet Back聴いてたりしたけども。
…というのが定説だったがジョジョ25周年記念ムック JOJOmenonにて実はジョナサンではなくデニーズで打ち合わせをしていたことが語られた。
ただ単純に韻を踏んだ語呂の良い名前にしたかっただけで、ファミレスの件はそっちのほうが面白いから話が独り歩きしたのだろうとのこと。

+ ジョナサン・ジョースター ―その青春― (ネタバレ注意)


ちなみに第1部連載当時の少年漫画では、冒険物で外人(外国人)の主人公を出すことはタブーだった。
その上、ジャンプとしては異色の作風の為、所謂 打ち切りフラグ が立っていた。
実際、第1部連載当初はそれほど人気は高くなく、作品がヒットし始めたのは作品の独自性を打ち立てた第2部
そして漫画史に残るアイデア「スタンド」の設定を導入した第3部以降である。
荒木氏が打ち切りに備えていたのかは分からないが、ディオが石仮面をかぶった直後の戦いを最終決戦にしても話は纏まっており、
その後のウィンドナイツロッド、豪華客船での戦いで終わっても問題なく、第1部完から第2部が始まった稀有な漫画の一例だと言える。

原作では子孫の顔を誰一人見ることがなかったが、「アイズオブヘブン」では各部の登場キャラクターが入り乱れる中、子孫と邂逅し、特殊掛け合いが色々と追加されている。一応前作「オールスターバトル」でも一部のキャラにはあったのだが、ジョナサンと彼の子孫と掛け合いは全くなかった。


MUGENにおけるジョナサン

アバッキオやツェペリさんを作成したあまりもの氏によるキャラが存在する。
ボイスはPS2版のものを使用している模様。

若ジョセフをベースに作成されているようで、上記のLuck&Pluckの剣を背負っており、それを使った攻撃なども使う。
スピードワゴン(声:小野坂昌也)をストライカーとして呼ぶ他、ズームパンチ、山吹色の波紋疾走(思い出パンチ)なども実装されている。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8428121

ちなみにスーパーコンボ使用時などのカットイン(上のサムネイル)は「何をするだァーッ」(有名な誤植)と叫んだ時のものである。
+ ある意味、原作再現

おまけの人氏、鳳凰天空舞氏によって師匠共々AIパッチが作成されているが、どちらも最新版未対応。
2010年1月1日に蓬莱氏のAIも公開されたが、こちらは現在DL不可。
2014年1月16日に0011氏の本体最新版対応AIがSkyDriveで公開された。11段階にレベル調節できる。

また2016年1月6日に同氏によるリメイク版が新たに公開された。
こちらは完全手書きで、ASB版をモチーフに製作されている。
キャラ&AI製作者・あまりもの氏による紹介動画
http://www.nicovideo.jp/watch/sm27955633
またボイスはアニメ版以降の興津和幸氏になっており、
同氏による優秀なデフォルトAIが搭載されており12段階に設定可能。
こちらも旧版同様に、スピードワゴン(声:上田燿司)をストライカーとして呼べる。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm27955707

出場大会

削除済み
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出演ストーリー


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「何をするだァーッ」

*1
このフレーズは詩人・劇作家フレデリック・ラングブリッジの「不滅の詩」より引用されたもので、第1話の扉絵に書かれている。
文庫版では削除されているが、TVアニメ版では1話放送時のCMで使用された。