ボルトガンダム


「来い、鳥野郎!!

  フライドチキンにしてやるぜ!!!」


『機動武闘伝Gガンダム』に登場するMF(モビルファイター)。
登録番号はGF13-013NR。全高17.3m。重量8.9t。

ネオロシア所属のMFで、搭乗者はネオロシア代表のアルゴ・ガルスキー。
CVは宇垣秀成氏。某OVAでは格ゲー界で最も有名なロシア人・ザンギエフも演じているが、多分ただの偶然。
サイ・サイシーにおっさん呼ばわりされているが 26歳 である。
元々は宇宙に悪名を轟かせた宇宙海賊の頭目だったがコロニー警察に捕まり、部下達の釈放の条件としてガンダムファイトへの参加を強いられている。
そのために自身も常に手錠をはめられており、もしものために胸には小型爆弾をつけられている
この手錠はガンダムファイトのときのみに外され、ガンダムファイトの時間のみが自由になる時である。
それゆえに以前より戦いを求めており、ネオロシアでドモンが投獄された時はドモンの強さを見出し、脱獄の手助け(無論ファイトするため)をした事もある。
逆に戦うに値しないと見たら相手にさえしない。
その後東方不敗マスター・アジアの罠にはまり、DG細胞に侵されるが『シャッフル同盟』が命を賭けて彼を救出。
その際に「ブラック・ジョーカー」の称号を受け継ぎ、シャッフル同盟の一員となる。
ネオロシアのスタッフである女性士官ナスターシャ・ザビコフとは、当初「囚人と看守」と言うべき関係だったが、
共にガンダムファイトを戦う中、互いに「パートナー」としての絆が育って行き、最終的には相思相愛の仲となった。
ロシア人女性なのに「~コフ」という男性の名字になっているのはおかしい? そんなことはどうでもいい!

宇宙海賊といっても無益な殺生はせず、どちらかと言うと強いやつと戦うことが目的だったらしい。
事実、とある事故である夫婦の妻を助けられなかった事に涙を流し「自分が殺したようなものだ」と語っている。
また精神的にも強く、他のシャッフル同盟達がデビルガンダムの幻影に脅えながらも彼だけは脅らなかった。
目標のためなら拘束された自分の腕(といってもガンダムのだが)を引き千切ることさえする。
ギアナ高地の修行を経て決勝大会に進みドモンと戦うも、新必殺技によって蓄積された膝への負担が仇となり、あと一歩のところで敗北してしまう。
その後、ランタオ島でドラゴンガンダムと共に鳥野郎ガンダムヘブンズソードを撃破し、デビルコロニー災害でも対デビルガンダムに大きな貢献をしている。

搭乗機のボルトガンダムは、第13回ガンダムファイトにおいて屈指の重装甲大パワーの機体。
この機体は非公式に鹵獲した他国の機体の技術を流用しており、「ビクトルエンジン」と呼ばれる独立駆動機関を体の各部に保有している。
これにより一般的なモビルファイターの2倍の出力を誇るようになっている。
他のガンダム同様お国柄を意識したデザインで、無骨でズッシリとした体型に頭部はコサックキャップを模している。
他所の国と比べると地味な外見だが、日本人のロシアに対するイメージというと「コサックダンス」「ウォッカ」もしくは「カリンカ」ぐらいしかないので止むを得なしか。
マトリョーシカよろしく「中に一回り小さなガンダムの中に更に一回り小さなガンダムの中に……」とかやられても、既にそんなロボットが主役のアニメが2本もあるし。
そして後にほんとにそんなガンダムが出てきた。逆を言えば70年代80年代00年代はあるのに…。
なお、どの辺りが「ボルト」なのかは不明。

戦い方も非常にパワータイプであり、初登場した第5話ではいきなりシャイニングガンダムの左腕をへし折り、頭部を破損させている。
(これが「頭部を破壊された時点で失格」のガンダムファイトに於いて致命的なダメージである事は言うまでもない)
なおシャイニングガンダム・ゴッドガンダムを通してドモン機の頭部に損害が出たのは、 後にも先にもこの戦いのみ である。

……が、当のドモンの方はすっかりこれを忘れている節があり、
対サイ・サイシー戦では「ただ一人、俺に相打ちを仕掛けた男、サイ・サイシー!」と言い出す始末である。
アルゴ。お前は今、泣いていい
……ドモン的には、「奇策で引き分けに持ち込んだ」と「両者力尽きて引き分け」は別勘定なのだろう。

武装は頭部バルカンと肩に装備された「グラビトンハンマー」。
グラビトンハンマーは、左肩に収納されている鉄球にビームチェーンを接続して振り回す戦法をとる。
このグラビトンハンマーは純粋な質量兵器のため、防ぐことは難しいとされている。
また、決勝大会においては、ギアナ高地での修行によって会得した必殺技「炸裂・ガイアクラッシャー」を披露した。
全パワーを集中した拳を大地に叩きつけることによって、地割れを起こしたり激しく隆起させたりする、アルゴに相応しい豪快な技。
劇中ではこの技で相手の動きを封じてグラビトンハンマーでとどめを刺したり、無理矢理仕組まれたタッグマッチで余計な邪魔が入らないように
バトルフィールドを作り替えたりと、その用途は多岐に渡る。力任せの技なのに意外と小器用に使っていた。
国の代表といえる選手になる程の海賊なので、力以外に知恵も優れているのは不思議ではないのかも知れない。
(カマセ的な悪役ファイターの国は粗暴だったりするが)
また、ゴッドガンダムドラゴンガンダムとの合体技として、三体で同時に放つ「トリプルガイアクラッシャー」も披露した。
攻撃技ではなく、 「ここは俺たちに任せて先に行け!」 をやるためにトンネルを作る技なのだが。
ゴッドガンダムとの対決では、相手が頭部を掴みに来たところでその腕を挟み、ガイアクラッシャーの膨大なエネルギーを直接叩き込もうとした。
結果的に敗れはしたものの、シャッフル同盟の内では一番ドモンを追い詰めたと言っても良いだろう。

ただ、はっきり言って 非常に環境に優しくない技 であるため、最終章であるデビルコロニー編では使用されなかった。
……まぁ、コロニー内で使っていい技じゃないからね。仕方ないね。

島本和彦氏による漫画『超級!機動武闘伝Gガンダム』では自ら片腕になりながらも相手をスーパーパワーで吹き飛ばす「パイレーツモード」がTV版のスーパーモードのポジションで新登場した。
また、後継機として「ガンダムボルトクラッシュ」が登場している。

+ 外部出演では

「炸裂ッ!ガイアクラッシャァァーッ!!」



MUGENでのボルトガンダム

MUGENでは、SFCで発売された対戦格闘ゲーム『機動武闘伝Gガンダム』のドット絵を使用したものをPullo氏が製作している。
現在は公開元のサーバー障害により入手不可。
Pullo氏が製作した他のシャッフル同盟の機体同様、カットインや音声、技の追加などのアレンジがされており、エフェクトがマブカプ仕様になっている。
ディスプレイネームは「ブラック・ジョーカー」。
原作通りのパワータイプで、高威力の投げ技等によるパワフルな戦いぶりを見せてくれる。
また、その機体重量ゆえに非常に浮きづらく、空コンを決められにくいという強みも持つ。
その代わりに機動力が無く、特に移動スピードは半端なく遅い。
常時擦り足のようなスピードでしか歩けず、ステージ端から端まで移動するのにも一苦労というレベルであるため「遅ロシア」とか呼ばれることも。

出場大会

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「俺もあの日の事を忘れはしない。事実はどうあれ、あんたの奥さんを死なせた事に変わりはない。
そう…、仇を討ちたければ来い!
俺もこのファイトで優勝して、囚われている仲間を救うまで、闘い続ける。
それまで俺は、逃げも隠れもせん!それまで俺は逃げも隠れもせんっ!!」