首領パッチ


「渋谷区大型デパートヨコセヨ!」

週刊少年ジャンプにて連載されていたギャグ漫画『ボボボーボ・ボーボボ』の登場人物。
アニメでの声優は 小野坂昌也 氏。
太陽か金平糖のような謎の生物。その正体はアルプス山脈の純粋な水にのみ棲息する(らしい)。
ただし正体を見破る真拳を受けた時、マンションや日本の城になった事もあり、ただのギャグの一環という事も有り得る。
誕生日は13月0日。年齢は不明だが、2024年に還暦を迎えるらしい(劇中の年代は30XX年だが)。
全体についているトゲは着脱可能で、本人曰く「オレのチャームポイント」
ちなみにトゲの中は「首領パッチエキス」という液体で満たされており、これを注入された者は思考が首領パッチと同じになる効果を持つ。

ハジケ組と呼ばれる組の親分で、「ヤッくん」という名の人形を愛用するハジケリスト。
ハジケ村でのボーボボとのハジケ勝負の後、毛狩り隊Hブロック(カツラ組)基地に攫われたヒロイン、ビュティをボーボボと共に救出しに行き、
その後「更にハジケ道を極めたい」という理由で仲間(3人目の戦士)として同行する事に。
極度の目立ちたがり屋で、ボーボボとビュティを一方的に妬み、いつも自分ばかり目立とうとする。
だが、ボーボボとは何だかんだで気の合う彼の漫才の相方的存在。
ビュティを蹴ったり殴ったりするが、血を吐いたりダメージを受けたりする描写がほとんど無いため、ある程度手加減はしているようである。

好物はコーラ。趣味と特技はハジケ。嫌いな物は爪が飛び散るタイプの爪切り。チャームポイントはキュートな口元。
最近腹が立った事は『NARUTO -ナルト-』の最新巻が売り切れていた事。尊敬する人は刑事(デカ)長の轟ゴロー。
自慢出来る事はケンカ。自分を芸能人に例えると一青窈。宝物は預金。旅してみたい国はモロッコ(名前の響きが面白いから)。

名前の由来は、味の素ゼネラルフーヅ(AGF)から1970年代から1980年代にかけて発売されていた、
口の中でハジケるキャンディー「ドンパッチ」とアーケード向けシューティングゲーム『首領蜂(どんぱち)』を合成したものである。
キャラクター自体よりも下記の首領パッチソードの方が圧倒的に(下手をすれば主人公以上に)知名度が高い。

潜在能力は計り知れず、自分の過去に怒る事で無敵の金色戦士「怒んパッチ」に、そして更に怒ると「怒怒んパッチ」へと変貌する
(ネーミングはどう見ても上記の「首領蜂」の続編である元祖弾幕系STG「怒首領蜂(どどんぱち)」が元ネタ)。
トランスフォーム」と叫ぶといろんな物に変形する(手裏剣、アメ玉、トゲボール、巨大テーブルなど)。
首領パッチソード()を武器として使う。これは融合戦士にも引き継がれるが、圧倒的に威力に差がある。
1回だけ、首領パッチハンマーという武器(ネギ)が登場した。こちらは普通の剣と互角の強さになる。

普段の戦いではボケ役に徹しているが、上記の通り潜在能力は凄まじく、本気で戦えば相当の強さを誇り、仲間内の中で唯一ボーボボと対等に戦える人物である。
怒んパッチに変身するようになってからはボーボボの代わりにハイドレート、ビービビなどと戦い時間を稼ぐなどボスとの戦いでもまともに戦うようになった。
しかし、『真説ボーボボ』以降は普通の状態では弱いと評されるようになった。

人気投票では4回連続1位を獲得しており、特に第一回目では票の40~50%を独占した。
(なお2位のヘッポコ丸でさえ8%前後で、主人公のボーボボはというと首領パッチよりいつも3、4位程度下の順位に入っていた。)。
『真説ボーボボ』最終回のラスト1コマは彼がトリを飾るなど、
展開や人気では「もう一人の主人公」といっても差し支えないキャラでもあった。オレが主人公だー!!!

同作者が後に別雑誌で始めた連載『ふわり!どんぱっち』ではそのタイトル通り本来の意味での主人公に昇格。パラレルやっちゃってー!
こちらはボーボボのスピンオフと言える作品だが、ゆるいタイトル通りバトル漫画ではなく日常漫画になっており、
同作ではビュティのペットである謎の生物として登場する。
画風が大きく変わったが、首領パッチだけは相変わらず。

(以上、Wikipediaより抜粋・改変)

演じた小野坂氏は首領パッチについて、
「演じるとかなく普段の素のままな自分そのもののキャラクター」
「ボーボボの子安氏に「小野ちゃんは首領パッチをやる為だけに生まれてきたんだね」と言われた」
「ボーボボアニメ続編、もっと言うとふわり!どんぱっちアニメ化待ってます。そしてまた首領パッチを演じたい」
と熱烈に語るレベルで首領パッチを「自分の担当したキャラの中でお気に入りキャラの筆頭」として挙げており、
アニメが終わって十年以上経った現在も、首領パッチをまた演じたいと度々公の場で語っている。

そして時は流れ2021年、ソーシャルゲーム『グランブルーファンタジー』四月一日のエイプリルフールイベントにて…。


ジャンプアルティメットスターズ』での性能

ダッシュで踊ったりキャラアクションでベジータのコスプレをしたりと原作通りにはっちゃけてはいるが、
挙動自体は割と素直で比較的扱いやすいキャラクター。
リーチはやや短めだが、背が少し低いため敵の攻撃が当たりにくいという利点を持つ。

通常攻撃の殆どが何らかの方向に突進するため、相手との距離を詰め、そのまま必殺技に持ち込みやすいキャラ。
とにかくゲージをつぎ込んで一回でダメージを稼いで行く方が強いこのゲームでは、システムによく合っていると言える。
必殺技を連発すればするほどダメージも上乗せされていく点も魅力。
コマ(一種のコスト)は必殺技A・B共に頼りになる5コマ、必殺技Aの性能がとにかく高い6コマが使いやすい。
7コマで【怒んパッチ】になるが、ナルト一護と異なり、特に通常攻撃が変わるという事は無い。

弱点は相手の必殺技ダメージが他のキャラよりも多く、若干体力が低い点。
デッキ構成次第で弱点を補う事も可能だが、崩し能力も非常に低いため相手のサポート次第では何も出来ない事も…。
キャラランクでは発売初期では最強と言われていたが、研究が進んだ結果、現在では中堅と言った所。
尤も研究していたのは殆どが小~高校生位だったため、信憑性は定かではないが…。


MUGENにおける首領パッチ

+ うる氏製作
  • うる氏製作
『JUS』のドット絵を使用したもの。
旧版と後述する新版の2種類が存在するが、後者はフリーティケットシアター終了によるリンク切れで現在入手不可。
一般の格ゲーキャラとも戦いやすいよう、キャラサイズの拡大や『MVS』風アレンジが施されている。
アニメのボイスを実装していたり、超必殺技としてうる氏が原作で使っていたデッキ繋がりで、
『BLACK CAT』のイヴとのクオリティの高いツープラトン技が搭載されている。

2010年12月22日の更新で簡易AIは削除されたものの、新技が多数追加され、
アシストとしてビュティや『BLACK CAT』のスヴェンを呼び出せるようになっていたり、
ボーボボと融合して真説ボボパッチになるハイパーコンボが追加されたりと格段にパワーアップした。
ただし、前述の通りこちらのバージョンは入手出来ない。

+ MikeDaBike氏製作
  • MikeDaBike氏製作
こちらはGBAソフト『爆闘ハジケ大戦』のドットを用いた『GUILTY GEAR』風の首領パッチ。
ボイスは外国語だが、いい感じにウザいので日本語版とはまた違ったハジケっぷりを見せてくれる。
必殺技・超必殺技も豊富に搭載されており、首領パッチらしい破天荒なものが多い。
中でもボーボボを呼び出してボボパッチに融合し、相手を追い回しつつガード不能の攻撃を執拗に繰り出す3ゲージ技は強力無比。
……が、肝心のボーボボが現れるまでが遅すぎるので、実戦ではほぼ確実に潰されるロマン技である。
なお、Readmeの類が付属していないため、各種コマンドはcmdファイル及び氏のMFGフォーラムにて確認されたし。

AIはデフォルトで搭載されており、本家『GG』ばりのスタイリッシュな空中コンボを繰り出してくる。
しかし小柄な体格もあって、リーチが長い相手には苦戦しがち。
紹介動画(公開先へのリンク有り)


これらの他に樹(ju)氏による首領パッチも存在していたのだが、2016年のフリーティケットシアター終了によるサイト消滅で入手不可。


「これって純情?正常?亀参上? EYAー♪」

出場大会

更新停止中
凍結

出演ストーリー



最終更新:2023年05月22日 15:33
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